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文在寅政権について 序

最近仕事が忙しい上に時間がないので記事がなかなか書けないが、とりあえず今回の韓国大統領選挙の結果について何か言っておかねばなるまい。

今回の選挙における文在寅の勝利がどういう意味を持っているのか。簡単に言うと「バスに乗り遅れるなあああああッ!」「勝ち馬に絶対乗ったれやあああああッ!」という層が大挙して集中したという事に尽きると筆者は考える。そうでなければあそこまでの票差による勝利は考えられない。選挙が行われる前、つまり朴槿恵の弾劾が憲法裁判所で認定されて失職する事が決まる前から、世論調査で次期大統領候補には文在寅という結果がほぼ不動であり、それは選挙期間も変わらなかった。そこに浮動票や、本来なら民主党よりももっと左寄りな層(民主労総や民権連帯や民衆連合党の一部)が途中で自分達の信条や推す候補を見限って(私欲に走って)「大勢」に心変わりしたという結果であったと思う。

詳しくはまた次回に述べたいと思うが、正直文在寅という人物は大統領の器ではない。この男が大統領になる事で韓国の様々な問題が一挙に解決する(逆説的に言えば日本の脅威となる「反日大統領」)かのような幻想が日本と韓国の報道にはあふれているが、決してそのような結果にはならないであろう。文在寅に投票した純真な人々(身も蓋もない別の言い方をするなら「アホ」)のささやかな希望は遅かれ早かれ確実に絶望に変わる。
同時に韓国の進歩派だの市民社会だの民主勢力だのと言われる層は、文在寅時代になってもっと急速に変節と堕落・俗物化の道を歩むと思う。例えるなら日本の新9条や引き取り運動のように、極めて好戦的な道を歩み始めるという事だ。その傾向は今回の選挙の至る所で散見された。

労働問題、4大河川、原発、南北関係、慰安婦合意などの対日問題、THAADはじめとする対米関係、その他諸々の問題が文在寅政権下で何一つまともに解決される事はないという事を、今のうちに覚悟しておいた方が良い。

続く
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「噂の真相系文化人」の現在 【追記あり】

■元編集長・岡留安則
今やただの小沢一郎信者。あんたも相当な食わせ物のジャーナリストだけどね。


■田中康夫
今やただの右翼在特会といい勝負


■佐高信
佐藤優現象を蔓延させたA級戦犯の一人。一応その後に佐藤と喧嘩別れしたようだが、この男はいつもロクでもない奴をヨイショしては大惨事を招き、あわててその問題人物と「決別」するという事を繰り返してきた。そしてその結果に対して一切の反省もしなければ責任も取らず、我関せずである。中坊やオリックスの宮内の時からそうではないか。


■本多勝一
【昔】
「天皇こそ日本最大のニセモノ。日の丸・君が代は日本の恥だ」
「北方領土は元々アイヌの土地。それを日本に返還した所で乱開発による自然破壊が行われるだけだから、北方領土は返還されない方が良い」

【今】
オヤジの裕仁と違うて明仁ヘーカは平和主義者なんやあああああッ! そんなヘーカを侮辱したりプライベートを攻撃するのは許さへんどおおおおおッ! 恐れ多くもテンノーヘーカを侮辱するような漫画はボツじゃあああああッ!
おいコラ、ロシアッッッッッ! 侵略した北方領土を早よ返したらんかあああああッ! 北方領土はアイヌから分捕って以来、我が日本の領土なんやでえええええッ! 尖閣も北方領土も全部日本領なんやあああああッ!

…この爺さんが今言ってる事って「韓国は即刻竹島を返せ」とかわめいてるそこらのネット右翼と全然違いがない。この爺さんも(かつて自分が批判していた)大宅壮一と同じ末路をたどったな。駿馬も老いては駄馬にも劣る。時の流れって残酷だわ。今なら仲良く明仁礼賛をテーマに小林よしのりともよりを戻して仲良く対談出来るんじゃなかろうか。
ちなみに本多は週刊金曜日を創刊する少し前に韓国のハンギョレについて「韓国の気骨ある記者達が結集して作った驚くべき新聞」とか何とか言ってベタ褒めしていた。本多が金曜日を立ち上げるにあたって、ハンギョレから大なり小なり影響を受けたというか憧れのようなものを感じていたのは間違いないであろう。で、その結果…。
今や本多は明仁バンザイ、ハンギョレも韓国報道界で1.2を争う「明仁激ラブ新聞」になりましたとさ。めでたし、めでたし。
本多とハンギョレの関係から我々は「日韓仲良くしようぜ」の最も愚劣で醜悪で最低最悪なサンプルケースを垣間見る事が出来るであろう。


■姜尚中
近年のこいつも倭王・明仁を褒めそやすようになったが、それに加えて去年辺りからテレビで朝鮮共和国との戦争を煽るような事まで言うようになった。マレーシアで朝鮮の外交官パスポートを持っていた人物が急死した例の事件でも真っ先に「殺されたのは金正男で、北朝鮮の仕業」扱いしてはしゃいでいたのだから、本当に救いようがねえ。
でもこの人、昔は自衛隊の海外派兵に反対する集会(当然ギャラも交通費と食事代ぐらいが精一杯な、手弁当の貧乏な市民団体の集会)にまめに出て講演したり、「在日一世を記録する記念館のようなものを作らねばならない」とか言ってたんだぜ。今ではとても信じらんねえ。


■加納実紀代
今やただの朴裕河応援団員


■鎌田慧
今やただの朴裕河応援団員にして、細川・小泉応援団員。まさに鎌田慧絶望工場。


■大槻義彦
この爺さんの言ってる事を追い掛けてるとこっちの方が頭おかしくなりそうである。とにかく言ってる事が二転三転するのだ。代表的なのが原発に対するスタンスであろう。90年代だったと思うが、当時大槻は原子力の事を人類の役に立たない邪悪な「ブードゥー科学」だと言って批判的だった。それが2010年代になると原発も放射能も安全だと言い出すようになる。福島原発事故の時にもこうした大槻の妄言が槍玉に挙げられていたのを覚えている方も多い事だろう。それが当人のブログなど見てみると、ここ何年かで急激に原発に批判的な事を言い出すようになった。訳が分からない。恐らく当人には原子力に対する定見というものなど何もなく、ただ時流に媚びて発言しているだけなのであろう。「反オカルト」を気取っているが、大槻自身がオカルト的トンデモとしか言いようがない。あるいはただただボケているか。
それにしても「メルトダウンじゃないだす」の菊池誠といい、「キロ辺り3000ベクレルの松茸、俺なら食うッッッッ!」の安斎育郎といい、どうして「反オカルト」「ニセ科学批判」を看板に掲げてる連中というのはどいつもこいつも晩年に原発翼賛や放射能安全論へ走るのやら。安斎育郎は原発そのものには批判的らしいのだが、それが放射能安全論まがいの事を言ってしまっては何の意味もないどころか、かえって有害極まりない。その高濃度汚染松茸を喜んで食うという安斎が、韓国の進歩派メディアや市民運動界隈では大江健三郎や和田春樹と並んで「日本を代表する良心的知識人の一人」として崇め奉られているという事実は、トンデモどころかホラーの境地であろう。


と、まあこんな感じで、ここに筒井康隆の例の妄言が加わって一丁上がりという所か。かつて噂の真相に連載を持っていた文化人やライター達(後に喧嘩別れした者も含む)の「その後」を追うと、このようにあまりにも無残な光景が浮かび上がって来る。

筒井は例の発言の後も

「あんなものは昔から書いています。ぼくの小説を読んでいない連中が言っているんでしょう。本当はちょっと『炎上』狙いというところもあったんです」
「ぼくは戦争前から生きている人間だから、韓国の人たちをどれだけ日本人がひどいめに遭わせたかよく知っています。韓国の人たちにどうこういう気持ちは何もない」

と言って居直り続けている。だったら同じセリフを明仁のカミさんやセガレの嫁や孫娘に、あるいは安倍のおふくろ(安倍の場合はカミさんではなく、飽くまでおふくろである所がポイントである!)に対して言ってみろよという話だろう。仮にそれをやって風流夢譚事件や他ならぬ噂の真相の皇室ポルノ事件みたいな目に遭う、あるいは出版社に圧力が掛かって仕事を干されるような事になってもなお
「あんなものは昔から書いています。ぼくの小説を読んでいない連中が言っているんでしょう。本当はちょっと『炎上』狙いというところもあったんです」
「ぼくは戦争前から生きている人間だから、韓国の人たちをどれだけ天皇がひどいめに遭わせたかよく知っています」
「社会的なタブーをあえて破る」
と居直っていられるなら、筆者も脱帽するよ。しかしながら断言するが、筒井にはそのような事をする度胸も反骨精神も発想もありはしない。SFはアホである。差別大好きの弱い者いじめである。

ただしここで注意しておきたいが、筒井は先述した他の「旧噂真系執筆陣」とは一つだけ違う点がある。それは先述の執筆陣達がかつてそれなりにまともな事を言っていた時期があったのに対し、筒井は昔からまともだった事がないという点だ。この男は1960-70年代からお仲間のSF作家どもとつるんで差別主義者のセクハラ親父丸出しな妄言・暴言をさんざん垂れ流していた。繰り返すが、やはりSFはアホだったのだ。そういう点では変わりなく一貫しているとも言えるが、だからと言ってそれが良い訳では全くない。後から堕落したか、最初から堕落していたかの違いだけであろう。今現在ではいずれも有害な存在でしかないのだから。


かつて噂真が「反権力メディア」として果たした功績を全否定はしないが、それでもそこで書いていた執筆陣の現況は無残極まりない。噂真がこれまで批判してきたはずのナベツネや西部邁や藤岡信勝や糸井重里ら転向左翼文化人と全く同じような変節と堕落の道を、この人達もたどった訳だ。旧噂真系の執筆陣で今でもある程度まともな事を言ってるのは斉藤美奈子ぐらいではないのか。他は元編集長含めてほぼ壊滅状態である(か、筒井のように今も昔も変わりなく腐ってた)。やはりあの雑誌はあの時に休刊して良かったのだ。それだけは間違いない。もし噂真が2004年以降も続いていたとしても、日本の右傾化や軍事大国化に抗う役には全く立たず、むしろ岩波や週刊金曜日同様に佐藤優現象や朴裕河現象や新9条やオール沖縄や野党共闘といった邪悪な風潮ばかりを助長させていたと筆者は思う。


【追記】
斎藤美奈子については佐藤優とつるんで何か色々と「シノギ」をしているという御指摘をいただいた。

https://twitter.com/yanaiyuko/status/482485112760573952

http://blog.lv99.com/?eid=1081750


斎藤は他の旧噂真メンバーに比べるとまだ気の利いた発言をしていると思っていたのだが、どうもこちらの認識不足であったようだ。実際にはこの女も他の連中と大差がなく、やっぱり旧噂真系文化人に「生き残り」はいなかった、100%全滅という事で改めて訂正し、結論付けさせていただく。
反戦平和や反差別、9条護憲、米軍基地反対、天皇制反対、日帝の植民地支配や戦争犯罪清算といった事を追及する人間にとって、越えてはならないラインというものがあるだろう。少なくとも佐藤優だの朴裕河だの野間易通だの小林よしのりだのといった連中を擁護したり親しくする事は絶対に許されないはずだ。この手の連中とは擁護しただけでアウト、意気投合して仲良く一緒に仕事しただけでアウト、発言を好意的にリツイートしただけでアウトというレベルだろう。斎藤も佐高や鎌田や加納らと同じで、完全に一線を越えたと断定せざるを得ない。何の疑問も抱かず佐藤と仲良く一緒にシノギをしているようでは、いくら新9条に批判的な事を言っても説得力はないであろう。
最近小林よしのりが共謀罪に批判的な事を言ったからといってそれをヨイショする「リベラル」がいるようだが、その手の人達が小沢一郎や桜井よしこや佐藤優の時から何も学ばず一歩も進化してない事をよく表している。


韓国関係の情報屋でまた新たな詐欺師登場

徐台教とかいう人間がいる。「韓国大統領選2017」とかいうサイトを運営しているのだが、見てみるとその中身のなさと恣意的な情報の上げ方に呆れてしまった。例えば安哲秀の項目では「日本との関わり」にこんな事が書かれている。

http://kankoku2017.jp/archives/45
予備候補者紹介:安哲秀(アン・チョルス)
公開日 : 2016年10月17日 / 更新日 : 2017年2月7日

日本との関わり
2015年12月28日の従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意について無効だと朴槿恵政権を強く批判している。


え、何これ? たったそれだけで終わり? 安哲秀は当初日韓慰安婦合意について高く評価してたんだよ。その後合意に対する世論の反発があまりに強かったので慌てて日和見的に態度を変えるそぶりを見せたが、日韓慰安婦合意に対する安哲秀の本質的なスタンスは
「(日韓慰安婦合意について)評価する。これを土台に政府と民間をひっくるめてより成熟した論議が進展する事を望む」(ただしこの発言を載せた日記は現在削除されたようだ)
つまり「この合意を前提に今後の日韓関係を発展させよう」という肯定的なものだ。今後の世論の変化次第でいくらでもこうした地金を表に出すだろう。少なくともそうした安哲秀の無節操な日和見ぶりに触れてない時点で情報サイトとしては使い物にならない。
また、安哲秀はTHAADに対しても反対からあっさり賛成に転じているし、開城工団の再会にも当初賛成だったのが後に「国連の制裁があるからすぐには無理」とケツをまくって逃げるなど、軍事政策や対北政策でも基本的にはタカ派だ。筆者は安哲秀が対北政策について「北は核を放棄しろ」以外の事を言っているのを見た事がない。とにかく「制裁で対話の場に引きずり出せ」一辺倒で、制裁解除して対話をしたり民族の和解と統一に進もうという発想はゼロである。それでいて中国に対しては「中国は(THAADに対する経済報復で)一線を越えた」と文在寅と同じ身勝手な逆ギレをしているのだから、こいつの国際感覚のなさには呆れ果てる。おまえらだって北に対してさんざん一方的な制裁ばっかりやってるくせに、いざ自分が制裁される番になると逆ギレかい? 馬鹿じゃねーの? だったらTHAADやめりゃ済むことだろうが。そればかりか安は「中国の人権問題」にも積極的に攻勢をかけると宣言しており、こいつが大統領になったらますます韓中関係は悪化して、軍事的緊張を高める事になるであろう。基本的に安哲秀は極めて親米・親日傾向が強く、アメリカの国際軍事戦略の駒の一つとしてしか「韓国の安保」を考えていない。挙げ句の果てには「国民の要求があれば朴槿恵の赦免もあり得る(要旨)」という事まで言ってるのだから、「キャンドルデモの民心」とやらを一番裏切っているのは安哲秀自身ではないのか。
ちなみにこうした問題点の大部分は対抗馬の文在寅にも共通しているという事は指摘しておきたい。文・安の両者は政策的にいずれも差異点を見つけるのが難しいぐらいそっくりで、これほど「どっちがなっても同じ」な空しいしらける選挙はないと思う。何で2017年にもなって「張勉と尹潽善の主導権争い」をまたしても目にしなければならないのか! 本当に今度の選挙の本質は「張勉と尹潽善の主導権争い」の一言に尽きる。1960年代のレベルだよ。そこには民意も民主主義も社会正義も存在しない。しかもこうした実態が日本では全く知られずに「どの候補が親日か反日か」「韓国ではキャンドル革命後の歴史的第一歩となる素晴らしい選挙」といういずれも全く実態と掛け離れた妄想と幻想ばかりがはびこっている。もちろん言うまでもなく、旧セヌリ党系の2党(自由韓国党と正しい政党の事ね)の候補は元より論外中の論外だが。
こうした事実や現実がこのサイトには何も書かれていないのだから、こんなものを参考にして韓国情勢の判断材料にしたり、在日が向こうの大統領選挙に投票しようとするのは極めて危険である。

一部の在日が韓国の大統領選挙を奇貨とばかりに自身の政治的私欲の為に悪用する動きを先日も批判した事があるが、この徐台教の「韓国大統領選2017」は最悪のケースではなかろうか。一見純粋な情報サイトのように装いながら重要な情報や各候補の細かい政策についてほとんど何も書いていないという時点で、十分に世論の操作や誤導あるいは邪な利益を目的とした怪しい集団(個人?)である事は明らかだ。何よりもあの石丸次郎が徐台教をしょっちゅう好意的にリツイートしてる事実が、徐台教と「韓国大統領選2017」が完全なインチキである事の何よりの証明であろう!(笑) 老婆心ながら注意を喚起しておきたい。

韓国の桜ってさぁ

モロに日本鬼的軍国主義の象徴なんだよね。本来ならば。それを何トチ狂ったのか、聯合ニュースがたわけた記事を載せている。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2017/04/03/0400000000AJP20170403001800882.HTML
韓国人も愛する桜 否定的なイメージから春の代名詞に
2017/04/03 11:48

これを書いた記者が何者か知らないが、「韓国人も愛する桜」とかあまりにふざけているしクソたわけた発言であろう。一方で今の韓国で「花見が文化的楽しみの一つとして受け入れられ、わだかまりなく楽しまれている」「単純に美しい花というだけでなく、舞い散るイメージ、ときめき、愛のイメージを呼び起こすため」「日本の桜を見るために旅行する韓国人が多い」というのは、桜と日帝植民地統治の歴史的関連性を多くの現代韓国人達が忘れ去っている事を意味する。朝鮮半島本国でありながら、南朝鮮の日本への同化ぶりは恐ろしい水準に達していて嘆かわしい限りだ。何しろ保守派の朝鮮・中央・東亜日報から進歩派のハンギョレに至るまで「テンノーヘーカ激ラブ」なお国ですから。大韓民国って。そんな報道機関が教育勅語を批判しても何の説得力もないし、何の考えもなしに平然と桜の花見に嬉々として行ける者どもが自国の腐れ役人から「犬や豚のごとき愚民」と見下されても何の反論も出来まい。

日帝に限らずどこの帝国主義国家もそうだが、侵略先の国の文化や自然環境・生態系を平気でぶち壊す。ビクトリア湖のナイルパーチは有名であるし、商業作物を大量に植えて地元民が伝統的に食べて来た作物を絶滅に追いやる例は数え切れない。日帝も朝鮮半島で虎をほぼ絶滅させ、犬の中にも毛皮を取る為に絶滅させられた朝鮮固有種がいくつもいる。当然日帝時代には朝鮮半島の様々な場所に桜が植えられた。朝鮮半島に従来あった花や樹木を駆逐して文化を破壊し、「テンノーヘーカの為に桜のように散れ」という皇民化教育の為に。このように植民地統治において文化・自然環境破壊が行われるのは、経済的収奪と政治的目的の為に必ず付随すると言って良い。植民地朝鮮における桜はまさにその象徴であり、多くの民衆から目障りに思われてきた。結果、1945年8.15解放後に朝鮮半島の桜は怒った民衆の手によってほぼ全てが切り倒されて消滅したのである。

ではなぜそんな桜が今の韓国には大量にあるのか? ある人間の手によって再度大量に植樹されたからである。南朝鮮に再び大量の桜を植えた者、その者に名前を尋ねると元日本軍将校・高木正雄こと朴正熙と答えた…。

そう、今の中央日報やハンギョレなど(笑)よりもはるかに金筋入りの親日派だった朴正熙は1961年の5.16クーデターで政権を強奪するや、日本軍時代の郷愁丸出しで全土に桜を植え始めたのである。怒った民衆がせっかく根絶した日本鬼的軍国主義の象徴を、この親日独裁者が復活させた。日本からわざわざ苗木まで取り寄せて。全く何という事をしてくれたのか! 
言わば韓国において桜は日本鬼的軍国主義の象徴であると同時に「朴正熙の花」でもあるのだ。朴正熙は側近の部下に撃たれて非命横死し、その娘も大統領職を剥奪されて今や惨めな刑事被告人へと転落した。今の韓国ほど朴正熙・朴槿恵の弊害を清算する事が求められている時間と空間はない。そのような時期に上記聯合ニュースのような記事が載るというのはどれだけとんでもない事か! 単なる歴史的無知では済まされない暴論である。

民衆が切り倒して薪にしてしまった桜が親日独裁者によって復活し、時が過ぎて植民地時代も独裁時代も忘れ去った今の民衆がそれを何の考えもなしに花見をして楽しむ。
これが南朝鮮のお寒い現状である。これが果たして日帝から解放された国なのか、どこら辺が「反日国家」なのか、2代目独裁者を本当に民衆の手で倒した(?)ばかりの国なのかと疑わしくなるではないか。

では北の朝鮮民主主義人民共和国の「桜事情」はどうなのか。
もちろん8.15解放後に朝鮮半島全域で桜は消滅した。で、朝鮮共和国では桜を切り倒したり引き抜いた跡に別の木、杏や桃や梨の木を植えたという(杏が一番多い)。なので朝鮮共和国でも春になると公園や街路樹に花が満開するが、それらはみな杏・桃・梨などである。たまに外国人観光客がそれらを桜だと言う事があるが、それは似ているので間違えたのであろう。朝鮮共和国の人々に南で桜を意味する「벛꽃 ポッコッ」という単語を聞いてもほとんどの人は知らない。逆に日本語で「サクラ」と言うと「ああ、ウェノム(왜놈 日本鬼子の意)どもの花か」と言われる。南のように桜を「単純に美しい花というだけでなく、舞い散るイメージ、ときめき、愛のイメージを呼び起こすため」などと考えるなど、朝鮮共和国では考えられない事だ。

8.15後に北では親日清算が行われた反面、南では親日派がほぼ無罪放免されたという歴史が、桜の木をめぐるエピソードにも表れている。韓国で「花と木の親日・独裁清算」が再び行われる日はいつになる事やら。

花見と朴槿恵逮捕のシーズンに、聯合ニュースの愚劣極まりない記事を読んでそんな事を思った。

曲学阿世・日和見のどこが「他者感覚」か?

朴露子(韓国籍のロシア系ユダヤ人学者)がハンギョレ紙上で一見するともっともそうな事を言っていた。

http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/26863.html

[寄稿]北朝鮮の目で韓国を一度見てみよう!

朝鮮語原文記事はこちら
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/787427.html

で、浅井基文氏までもがこれを好意的に取り上げているのを見て、ああまた朴露子の「本性」を知らない人間が引っ掛かったか、というのが正直な所である。もちろん浅井氏は中国の専門家であり、韓国の個別知識人については専門外なのであまり良く分からないというのもあるだろうが…。

朴露子は上記記事で


北朝鮮の目で韓国を一度見てみよう!

私たちも井の中の蛙の境遇を免れるために、我々自身を私たちにとって最も重要な他者である北朝鮮の目で眺める試みを一度してみてはどうだろうか?

この文を読んで、私を“親北派”と見る人がいるかも知れないが、私は“親南”することも“親北”することも、一生ないと思う。私が望むのは、朝鮮半島の平和と民衆の幸福だけだ。私は韓国の「井の中の蛙」的な偏狭なアメリカ中心世界観に批判的であると同様に、ある意味では18~19世紀の衛正斥邪思想家たちの小中華論を彷彿させる北朝鮮の行き過ぎた自国中心的な見解にも批判的だ。いかなる偏狭も平和作りに役立つどころか害になるのみだろう。


と、一見すると御説ごもっともな言辞を並べ立てているが、筆者はこれを読んで開いた口が塞がらなかった。この男はどの口でこんなキレイ言(世迷い言)を並べ立てているんだ? 朴露子が過去に朝鮮共和国に対してどんな事を言っていたのか、朝鮮・韓国人の民族主義に対してどれだけ偏見に満ちた暴言を吐いていたか、そうした「本性」を知っておく必要があろう。以下にそうした「朴露子語録」を翻訳抜粋して列挙しておく。これらはいずれも日本語で翻訳されていない記事なので、知らない人が見たらいささか驚くかもしれない。強調部分は訳者による。


http://blog.hani.co.kr/gategateparagate/1094
北朝鮮は果たして「ならず者国家」なのか?
2006/02/03 22:19

しかし、収容所問題やほぼアメリカや中国と同じ水準の死刑濫用問題などは明らかに良心に引っ掛かります。実際、確認出来る証拠だけをもっても「(朝鮮共和国が:訳注)犯罪政権」という言葉が大変酷い表現には見えない事は事実のようです。


http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0000082025
朴露子は批判対象を混同している
朴露子の「あなた達の大韓民国」
02.07.22 15:33 最終アップデート 02.07.24 15:29

朴露子はこの本(「あなた達の大韓民国」訳注)で、我々の民族主義とは独裁者によって洗脳された「一つに固まって他民族に勝利する」精神に過ぎないと主張した。そして彼はためらわずに、光化門前に立っている李舜臣銅像と靖国神社前に立っている日本の大村益次郎銅像が「どうせ中身は同じ物」だと片付けてしまう。


日付を見て分かるようにこれらはいずれもかなり前の記事だが、朴露子の朝鮮共和国観や民族主義観は基本的にこの頃から変わっていない。とりわけ「あなた達の大韓民国 당신들의 대한민국」という本は朴露子が韓国籍を取得した年(2001年)に出た本で、これによって「元の韓国人よりも韓国をよく知る」という評価を受ける事になった代表作として今でも通っているのだから。
しかしながら「元の韓国人よりも韓国をよく知る」という事になっている学者センセイのこの言い草はどうであろう。
「北朝鮮は犯罪政権」
近代的合理性は能力が検証された人間が統治する事。北朝鮮はそれすら出来ない国
と朝鮮共和国に対してボロクソである。石丸次郎や高英起辺りと何が違うんだ? これが「他者感覚」とは笑止である。朝鮮を一番「夷狄」扱いしているのは朴露子自身ではないのか。

さらに凄いのは
「李舜臣の銅像も靖国神社の大村益次郎銅像もおんなじだああああッ!」
というクソもミソも一緒くたの妄言であろう。侵略被害者と加害者の区別も付かないとか、学者としてどうとかいう以前に人間としての基本的常識が欠如してるんじゃないのか。日帝の帝国主義侵略に立ち向かった民族主義、すなわち民族自決の精神すら否定し、それを欧米日の帝国主義・国家主義と同列に見なす。これはヨーロッパでも日本でも緑の党や第4インターに代表される「ネオコン転向左翼(韓国では民主労働党から分裂した正義党や労働党がこれに該当する。もちろん朴露子も労働党員であり、2008年に民主労働党の指導部を従北だと誹謗中傷して党を分裂させた件に少なからず関わっている。つまり韓国の進歩運動を分裂して破壊し、「従北狩り」の社会的旋風を巻き起こすのに朴露子は大なり小なり責任があるという事だ)」達が好んで使う詭弁だが、朴露子が言っている事もそれと全く同じ侵略者・帝国主義目線そのもの。「他者感覚」の欠如どころの話ではなく、朴露子には「自己感覚」すらもないのではないか。

この男の言動を見ていると、とにかく信用の出来ないインチキ学者としか思えない。前にも述べたが、この男は当初「帝国の慰安婦」の朴裕河を(脱民族だからという理由で)わざわざ「先生」とまで呼び、「刮目に値する」とまで言って高く評価していた。それが後に文昌克問題などで日帝植民地支配への反発世論が高くなるや、急に態度を変えて朴裕河を批判し始めたではないか。
李舜臣と大村益次郎の銅像が同じだという発言もかなり猛反発を受けたのだが、その後弁明のつもりなのか朴露子は「李舜臣の像がある場所に全泰壱の銅像を建てるべきという主張」などという訳の分からない世迷い言を言い出すようになる。い、意味が分からない…。
朴露子のやる事は一事が万事で、当初過激な発言で耳目を集め、それで強い反発を受けたり社会的に大きな事件(文昌克問題、朴裕河現象、朴槿恵弾劾など)が起きたりすると、それまでの主張と全く矛盾するような言を平気で言って弁明したり時流に迎合する。要するに単なる曲学阿世・日和見主義でしかない。今回のハンギョレ記事のように「北朝鮮の目で韓国を一度見てみよう」などと一見殊勝に見える事を言い出したのも、朴槿恵が失職して今後の南北関係にも変化が起こりそうな雰囲気(実際にどうなるかはまだまだ分からないが)が韓国社会に漂い始めた事だけは逸早く察知し、それに便乗しただけの話だと思う。だって以前は「北朝鮮は犯罪政権」「近代的合理性は能力が検証された人間が統治する事。北朝鮮はそれすら出来ない国」とか石丸次郎と変わらないような事を平然と主張してた男だよ、朴露子ことウラジミール・ティホノフって奴ぁ。風見鶏にしたって限度がある。

ただそんな朴露子にも一貫している部分があるとしたら、それは「他者感覚」の決定的な欠如ではあるまいか。帝国主義侵略の被害者と加害者の区別もつかないというボンクラ(だからこの男は当初朴裕河を支持した!)ぶり。この「他者感覚」の欠如こそ帝国主義そのものであろう。そしてこんな人間にだけは「朝鮮半島の平和と民衆の幸福」などをうんぬんする資格はないという事だ。はっきり言って迷惑。朴露子のごとき輩の言う事をありがたがっていては、韓国には永遠に平和も幸福も訪れない。

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