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慰安婦被害者殺し 韓国では保守派メディアと進歩派メディアが「共同戦線」

http://www.sankei.com/world/news/160914/wor1609140040-n1.html
2016.9.14 21:14更新
「慰安婦像は移転すべきだ」 韓国・東亜日報論説主幹が異例の主張 対北で日本との協力訴え

ソウルの日本大使館の前で開いた「水曜集会」に参加した元慰安婦の女性と少女像=7日(共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国紙、東亜日報は14日付で、「北朝鮮の核に対して日本と協力していくために、ソウルの日本大使館前に設置された少女像(慰安婦像)を移転させるべきだ」とする論説主幹のコラムを掲載した。韓国メディアが慰安婦像移転を主張するのは極めて異例。

 コラムは、昨年12月の日韓合意に、慰安婦像の問題の「適切な解決に向けた韓国政府の努力」が盛り込まれ、像設置がウィーン条約に抵触していると指摘。 その上で、「韓日合意の精神と国際社会の基準に従い、少女像を日本大使館前から移転させ、韓米日の軍事協力を強化する必要がある」と訴えている。

 日韓合意についてコラムは、「韓国政府が日本と合意したのは、経済や安保など韓日の懸案をよそに、葛藤を続けるわけにはいかないと認識したためだ」と断じた。「沈黙する国民の中には、国家存亡の危機に、少女像で韓日関係がきしみ続けてはいけないという懸念は多い」としている。

 さらにコラムは、北朝鮮の情報収集で韓国は人的情報に強く、日本は海上や上空での偵察能力に優れているとし、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結を訴えた。

 「軍事大国の中国がアジアで中華覇権主義で疾走するなか、核兵器もない日本の再武装を憂慮するのは、過去にだけとらわれた見方だ」とも述べ、韓国内の“日本軍事脅威論”をも戒める内容になっている。


産経が大喜びで取り上げていた東亜日報の記事とは以下のものである。書いたのは同紙論説主幹の黄鎬澤(황호택 ファン・ホテッ)。ただしこの記事は東亜日報日本版では翻訳配信されていない。内容は産経の記事に取り上げられたほぼそのままである。

http://news.donga.com/3/all/20160914/80290803/1
黄鎬澤コラム 北核危機と「少女像移転」

他ならぬ韓国の新聞が「北の脅威に立ち向かう為に日韓軍事協力強化を! その為に少女像を撤去せよ!」と言うのだから、日本の右翼にしてみれば涙が出るほど喜んじゃうだろう。今も昔も「テンノーヘーカバンザーイ!」報道を続けてきた東亜日報らしい記事と言える。

一方でハンギョレには、上記とほぼ同じ12日付でこんなコラムが載っていた。書いたのはソウル大学準教授の南基正(남기정 ナム・ギジョン)。

http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/25165.html
[寄稿]「慰安婦」合意の強行、このままではいけない

こちらはハンギョレ日本版でも翻訳配信されている。内容はお読みになれば分かるように、


そのために、政府と和解・癒やし財団には合意の実行を「強行」する代わりに一時的に「中止」することを提案する。このような状態で10億円の事業が実施されれば、慰安婦問題の破局を自ら招き、取り返しのつかない歴史的な過ちを残す結果になることを自覚すべきだ。政府は今からでも時間をかけて国民的合意を引き出すために、誠意を尽くして努力しなければならない。支援団体には条件付きで合意を受け入れる姿勢への転換を提案する。条件は三つある。第一に、日本の首相が謝罪を表明すること。第二に、「事実上」の賠償と解釈できる日本政府の予算措置、つまり財源を明確化すること。第三に、「少女像」に対する言及を中断することだ。以上の内容は、政府が断固たる姿勢で日本に要求すれば、合意の基本精神の中で解決が可能なものだ。

このように、政府と支援団体が互いに向き合う姿勢で、合意を「受け入れる」前提条件が整えば、和解・癒やし財団が慰安婦被害者に対する説明会を実施することを提案する。

これと同時に「和解・癒やし財団」と「正義記憶財団」の関係者を互いの団体に派遣し、活動を共有することを提案する。

合意に対する反対がこのように強硬な状況でこれを強行するのは、永久に続く問題の種を新たに撒くような愚行になりかねない。だからといって、破棄というのも、容易く選択できるようなものではない。東アジア国際政治の渦巻きの中で、外交の力だけで生存と繁栄、平和と統一を築き上げていかなければならない韓国にとって、合意の「破棄」という履歴は大きな負担にならざるを得ない。


早い話が慰安婦被害者や挺対協といった「支援団体」に、政府との「和解」を押し付けようとしている訳だ。日本に対する条件云々と言っているが、要は日韓合意を最終的に受け入れろと言っているに過ぎない。韓国政府が断固たる姿勢で日本に要求すればこれら条件が通るというのも全く意味・根拠不明である。朴槿恵政権が本当にそんな事すると思う? 万が一韓国政府が強気に出た所で、日本はこの程度の要求すら飲みはしないだろう。2015日韓合意がいかに被害者を無視した一方的で非人道的なものであったかが問われているのに、この南基正という準教授は条件付でもいいからとにかくそれを国益の為に受け入れろというのだ。正気の沙汰ではない。この男は庚戌国恥(いわゆる「韓国併合」)に対しても同じ事を言うのではないか。
「合意に対する反対がこのように強硬な状況でこれを強行するのは、永久に続く問題の種を新たに撒くような愚行になりかねない。だからといって、破棄というのも、容易く選択できるようなものではない」
だから朝鮮が日本の植民地になったのは仕方がないし、それに反対するなんてとんでもない、と。この男が日帝時代に生きていたらそのように植民地統治を正当化したのではないか。
加えて「東アジア国際政治の渦巻きの中で、外交の力だけで生存と繁栄、平和と統一を築き上げていかなければならない韓国にとって、合意の「破棄」という履歴は大きな負担にならざるを得ない」と言っている事からも分かるように、「北の脅威」に対抗して統一する為に日本の助けが必要だと言っている(その為にも韓国は日本に譲歩しろ)訳で、これは先の東亜日報の記事と全く違わない。
この南基正という男は前からおかしな主張を繰り返していた学者であり、日本で言えば山口二郎とか五野井郁夫とも共通するキモさが感じられた。この輩が紙面に登場したら要注意である。

明仁を「平和の神」のごとく礼賛し、慰安婦問題では日本に妥協しろと迫る点で、今韓国の報道界は右も左も完全に足並みを揃えている。東亜日報からハンギョレまで、この連中こそ慰安婦被害者を先を争って殺そうとしているのだから。
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南には強く出られるが北には弱腰な中国

杭州での韓中首脳会談で見られたこのシーンはどういう意味を持っているのだろうか。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/25101.html
韓中首脳会談、「飲水思源」成語を使った習主席の本音は…

 続いて習主席は首脳会談の冒頭発言で、杭州大韓民国臨時政府時代に中国国民が金九(キムグ)を保護した点に触れ、「金九先生の息子の金信(キムシン)将軍が、1996年に杭州近くの海燕を訪れ「飲水思源 韓中友誼」という書を残した」と紹介した。飲水思源とは「水を飲む時、その水がどこから出たのか根源を考える」という意味であり、習主席が朴大統領に抗日の歴史を強調し「中国の恩」に言及したものだ。これは最近、韓日政府が「未来」を強調して関係改善に乗り出し、THAAD配備を媒介に韓米日3カ国協力が強化される動きに対する不満を遠回しに表現したものと解釈される。


平たく言えば「侮辱と脅し」である。習近平は朴槿恵に対して面と向かって「おまえんとこが今日あるのは、うちが抗日戦争期に臨時政府の面倒見てやったからなんだぞ。それを忘れるな」と言い放った訳だ。実際それを言われるとグウの音も出ないのが「大韓臨時政府の正統を受け継ぐ(実に信じられないが、そういう事に一応なっている)大韓民国」という国である。臨時政府の業績を過小評価する訳ではないが、臨政が当時中国で世話になって大きな借りを作った事は否定出来ない歴史的事実であろう。中国がそうした「歴史問題」を切り出してまで朴槿恵を面罵したのは、THAAD配備がどれだけ中国を怒らせた致命的な事かをよく表している。
とは言え、最近韓国では「建国節制定問題」というのが起こっており、これは臨時政府結成の1919年4月13日ではなく、1948年8月15日の南朝鮮単独政府樹立日を「大韓民国建国節」にしようというものだ。これは今の韓国政府と臨時政府を完全に切断するものであり、今の大韓民国憲法にも違反する疑いが強い。ただしそうなれば、今の韓国と臨政は歴史的に断絶したという事になり、習近平から「金九先生の面倒を見たのは誰だと思ってんだ」と脅されても、胸を張って「知るか、ボケ!」の一言で堂々と反論出来るようになるという逆理も生じるが。朴槿恵ら韓国のニューライト勢力がしきりに単独政府樹立日を「建国節」にしたがっているのは、ひょっとして中国がウザいのでその影響を一掃する為なのではないかと思える時がある。「今日の自由大韓があるのは間違っても中国のおかげなどでなく、何もかもアメリカ様のおかげです! アメリカ様に感謝しましょう!」というのが新旧世代問わぬ韓国(日本もだが)右翼の共通認識だから、中国との縁が深かった臨時政府の痕跡を消したくて仕方がないのは確かであろう。何よりも朴槿恵大統領は間違っても大韓臨時政府の嫡流などではなく、その独立運動を弾圧するのを生業としてきた満州軍・高木正雄中尉の正統を受け継ぐ誇り高き血筋のお方なのですから! 今の分断体制を作り出した元凶である李承晩を「国父」とし、南朝鮮単独政府樹立日を「建国節」とする事ほど今の腐り切った韓国にお似合いなものはない。
そのくせ、中国との貿易がなければ経済が成り立たないのが今の韓国(日本もだが)の現実でもある。よく韓国(日本もだが)の「北朝鮮専門家」には「北の最大の貿易相手は中国。だから中国なしに北の経済は成り立たず、中国は北朝鮮に最も大きな影響力を行使している」などとしたり顔で言う者が腐るほどいる(上記ハンギョレの記事もだが)が、それは誤りである。朝鮮共和国の場合はある程度自立経済の体制が確立しているので中国との交易が絶たれても何とかやっていけるが、南が中国との交易を絶たれでもしたら致命傷だろう。実際には中国なしに経済が成り立たないのは北ではなく南の方である。日本もだが。

このように南に対しては「かつて大韓臨時政府を世話してやった」という大きな貸しがある中国だが、では北に対してはどうなのか? 習近平はそれをネタに朴槿恵を面と向かって侮辱したが、同じような態度を中国は金正恩に対しても出来るだろうか? 

出来ない! 

南とは逆に北は中国に大きな貸しがあるからである。中国共産党は金日成の助けなしには天下を取れなかった。それほど国共内戦で決定的な助けを与えたのが8.15光複後の北朝鮮だったからである。
1945年8月15日の日本敗戦のその瞬間から共産党と国民党の戦いはすでに始まっていた。一応8月末から10月にかけて重慶会談というのもあったが、これで結ばれた両者の合意が文字通り紙切れに過ぎなかった事は多くの人が知る通りである。毛沢東と蒋介石の間で10月10日に合意が結ばれたとは言っても、すでに両者は自軍を満州に派遣したばかりだったのだから。

毛「いつ始めますか」
蒋「もう始まっておる」

重慶会談というのはどこぞの実戦格闘家の野試合みたいなものだったと言って良いだろう。

1945.8.15日本敗戦直後の中国情勢とは「東北(満州)を制する者が全中国を制する」というものだった。東北はソ連・モンゴル・朝鮮半島と接する要衝の地であり、さらに旧満州国時代に日本が植民地統治の為に近代化させた都市など「日帝の遺産」も多い。加えてここを国民党が制すれば中原の北側に勢力を張る共産党を挟み撃ち出来るし、共産党が制すれば江南の国民党を後顧の憂いなく攻める事が出来る。国共内戦の前哨戦である東北の奪い合いは「東北戦争」と呼ばれるが、これが国共内戦の趨勢を8割方決める天下分け目の合戦だったと言っても過言ではない。ウィキペディアなど見ているとこの東北戦争の記述は恐ろしく簡潔で、「共産党が国民党をあっさり下した」程度の事しか書かれていないが実際はそんな楽勝なものではなく、東北戦線で当初共産党は連戦連敗だったのである。それが逆転出来たのは植民地光複後の北朝鮮が中国共産党を全面的に支援したからだった。国民党にやられっぱなしで焦った毛沢東は急ぎ平壌の金日成のもとへ特使を派遣し、軍事支援と共産党軍(八路軍・新四軍)の朝鮮領内通過を認めて欲しいと要請する。金日成はそれを一切拒絶せず快諾してやった。当時の北朝鮮地域には日本軍が撤退した後に残していった武器弾薬がかなりあり、それは本来新しい朝鮮人民軍を結成するのに欠かせないものだったが、金日成は周囲の反対をも押し切ってそれを満州の共産党軍に与えてやったのだから、これは大変な決断と言って良いであろう。このおかげで共産党軍はヤバくなったらいつでも鴨緑江と豆満江を越えて朝鮮領内に逃れては、安全地帯を移動しつつ国民党軍の虚を突く。あるいは負傷兵を安全な朝鮮領内で治療を受けさせられるようになるなど、極めて有利な「後方基地」を得て、戦況が俄然有利に流れ始めるのである。また、当時満州にはびこっていたのが土匪と呼ばれる山賊まがいの武装集団で、中国共産党はこれを鎮圧する事で東北の人心を得た。しかしながらこの土匪の鎮圧や帰順工作も朝鮮側の協力なしには極めて難しい事だった。東北戦争中に満州の土匪勢力の多くを壊滅または帰順させたのは抗日パルチザン時代からの金日成の腹心である姜健(後に朝鮮戦争で戦死)だったのだから。金日成にとっての姜健とは、毛沢東にとっての林彪のような存在だと言えば分かり易いかもしれない。それほどの戦略家であったという。
この他にも東北戦争で当時の北朝鮮すなわち後の朝鮮民主主義人民共和国が中国共産党に与えた物質的・人的援助は数知れず、それなしに共産党が満州を制する事はほぼ不可能であった。満州を制する事なく全中国を制する事もない。したがって北朝鮮と金日成の助力なしに中華人民共和国の成立もあり得なかった。「五星紅旗には朝鮮の同志達の血が染み込んでいる」という毛沢東の言葉は決して抽象的なものではなく、歴史的事実なのである。
抗日戦争期には朝鮮と中国の革命家は同志の関係にあり、それが東北戦争における中国共産党の支援という形につながった。中国が後に朝鮮戦争へ「抗米援朝」の大軍を派遣する事になったり、今でもこっそり統計にない原油支援しているのではないかと言われるのも当然の事である。もちろんその間の朝中血盟関係も単純なものでなく、朝鮮が中ソ対立を利用して二股をかけたり、文革期に中国との関係が悪化するなどの紆余曲折は多い。それでも互いの利害が一致する中で全体的には友好関係が保たれてきた。「張成沢処刑や核実験に端を発する「北朝鮮の後見国中国」の怒り」などというのはあまりにものを知らない人間の言う事であり、似たような事は過去に何度もあった。それでも朝中関係は切れないし、中国は世間で言われているほど朝鮮に大きな影響力を行使出来ない。韓国(日本もだが)がアメリカの言う事を召使いのように何でも聞いてくれるのとは根本的に次元が違う。
今やアメリカと張り合う世界の大国となった中国。その建国に朝鮮共和国は多大な「債権」を持っており、中国は今でもそれを完全には無視出来ない。

「我が共産党が国民党を下して新中国を建設するのに、あんな吹けば飛ぶような小国・朝鮮から決定的な恩義を受ける事になろうとは!」

しかしながら中国の高位人士達はこうしたかつての朝鮮の多大な助力を内心では体面悪く感じており、これを諸外国や自国民に知られるのを極度に嫌った。これは現在の習近平も例外ではない。革命第一世代の中国共産党元老らの回顧録など読んでみると、東北戦争期の北朝鮮と金日成による支援などを出来る限り小さく扱ったり無視したりする例が多いのはこの為である。中国が最近建てた抗日戦争記念館で、そこの朝鮮人革命家の展示で金日成の実名を挙げなかった事から「朝中関係の悪化」「金日成はやはり偽者だった」などと鬼の首を取ったかのようにはしゃぐ韓国(日本もだが)マスコミがあったが、そんな事を言う者は「自分は朝中関係史を何一つ知りません」と白状しているようなものだ。いかにも石丸次郎並みの低レベルと告白しているように聞こえる。中国の革命家達は朝鮮に対してあまりに大きな借りを作った事から都合が悪く、それを外部に極力話したがらないだけで、今に始まった話ではないのだ。だがそれでも金日成親子や崔庸健といった朝鮮の首脳達が中国を訪問した際には最上級の歓待を行った。さすがに当人達に直接会う際にはかつての恩義を決しておろそかにしなかった(出来なかった)のである。件の抗日戦争記念館で臨政系の独立運動家がやたらに大きく取り上げたのは、中国は彼らを世話してやった恩義がある、彼らの手柄は中国あってのものだ、と恩着せがましくアピールする側面が強く、南の人間にとっても決して手放しで喜べるものではない。
臨政系つまり南の連中にはたっぷり貸しがあるから、大きく取り上げてやっても構やしない。あいつらは中国の助けがなければ大した事は出来なかったのだから、その事を存分にアピールせよ。
けど、抗日パルチザン系の北には多大な借りがあるから、体面悪すぎてそれをあんまり知られたくない。俺らは朝鮮の助けがなければ東北で大した事が出来なかったのだから、その事は極力外部にアピールするな。

要するに韓国はアメリカや日本だけでなく、中国からも徹頭徹尾ナメられているのである! 

中国は南に対しては「われんとこが今日あるんは誰のおかげか分かっとんのか! 臨時政府を面倒見たわしらのおかげやぞ!」と凄む。
だが北からは逆に「われんとこが今日あるんは誰のおかげか分かっとんのか! 国共内戦を勝たせたったわしらのおかげやぞ!」と凄まれる。

国家間の外交関係というのは実に面白いものだ。
国共内戦で共産党が勝てたのは朝鮮共和国と金日成のおかげであるという史実は日本においてもあまり知られていない。だがその事を知らずに朝中関係を理解する事は出来ない。先日朝鮮共和国は5度目の核実験を行った。これまで朝鮮の核実験に対してとってきた中国の態度はもちろん、今回の核実験に対して今後中国がどのような対応をとるのかについても、こうした朝中関係史を知らずに中身を理解する事は不可能である。

シリーズ:間違い探しクイズ その1

まずは以下に掲げる詐欺師のツイートを御覧下さい。

Ishimaru Jiro @ishimarujiro 2013年4月11日 - 8:40
開城工団問題に対する国内のある協力者の見方「撤収・閉鎖ちらつかせて揺さぶり、工団自体を取り上げてしまおうという魂胆のように思える。金剛山もそうやったし」
https://twitter.com/ishimarujiro/status/322132033449119744



ではここで問題です。このツイートには間違いがあります。それはどの部分でしょうか? もっとも全部間違いだと言えなくもありませんが。それ以前に石丸次郎という人間の存在自体が何かの間違いだと言えなくもありませんが…。(制限時間1分)





正解は…以下の韓国SBSで報道された番組の翻訳記事を御覧下さい。

http://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1003776421
以下ユーチューブでも視聴可
https://www.youtube.com/watch?v=HWAIIhxsjaA

閉鎖7ヶ月 開城工団に行ってみると…原資材そのまま
記事入力 2016.09.08 20:19 最終修正 2016.09.08 21:15

〈アンカー〉
今度は朝鮮の内部事情がどのように動いているのか推測出来る報道を一つお見せします。我が取材チームが開城工団の最近の姿を何とか撮影しましたが、稼動中断7ヶ月が過ぎようとしている今でさえも原資材に出勤バスまでもがそのまま残っているのが確認されました。

これが何を意味するのか、安正埴(アン・ジョンシッ)記者が説明します。

〈記者〉

去る27日の開城工団の姿です。

閉鎖されて7ヶ月が過ぎましたが、外観上損傷した痕跡はありません。



ある工場の屋上に何かが詰まった白い袋が見えます。

開城工団企業協会を通じ、該当業者を訪ねて確認してみました。



金西鎭(キム・ソジン) 開城工団企業協会常務:該当業者関係者達に聞いてみましたが、生地だそうです。ロールになっていて、前からいつも屋上に置いて使い、今の写真を見せたら「そのままだ」と。

工団閉鎖前に保管しておいた原資材がそのまま残っていたのです。

去る3月に北側が開城工団資産の清算を宣言してから、原副資材や完成品を処分するだろうとの観測がたくさんありました。

一ヶ所だけ確認されたものですが、他の工場資産も保存されている可能性が高いです。

出退勤バス達も観察されました。



二つの区域に分けられているバス達を見当つけて数えてみた所、250台から310台ほど、本来使用していた出退勤バスが291台ですからバスもほぼそのまま保管されている訳です。





曺奉鉉(チョ・ボンヒョン) IBK企業銀行経済研究所副所長:原副資材とバスを北側が使用出来るにも関わらず引き続きそのまま管理しているというのは、開城工団が一日も早く再開したら良いという(北側の)期待感が(反映しているようだ)。

政府はしかし、北側が核開発を続けている状況で開城工団再稼動を論議する状況ではないという立場です。

(訳 ZED)


御覧の通り、開城工団に残された南側企業の原資材は、閉鎖から7ヶ月が過ぎた今もほとんど手付かずでそのままで残っているという事が明らかになりました。それ以前にこんな映像よくヘリで飛んで行って撮って来れたなと驚くばかりですが、閉鎖後の開城工団がどんな状態かを知る事の出来る貴重な映像であり、スクープだと言えるでしょう。朴槿恵政権の一方的な中断措置で開城工団が閉鎖される事になり、北側もこれまで工団資産の清算やら軍事統制区域にすると表向き強硬姿勢をとってはいましたが、それでも実際には南側企業の資産類には手を付けず、いつでも再開出来るよう保存していたというのが本当でした。一方で南の朴槿恵政権は開城工団を一方的に潰して入居企業達に致命的な損害を与えておきながら、彼らに一銭の補償もしていません。
南北の和解と平和統一に真剣なのは果たしてどちらなのか? 開城工団が今の朝鮮民族にとって持つ意味とは何なのか? それを今一度考えねばなりません。
さらに言えば、開城工団をはじめとする南北協力事業に対して、これ以上ないほどのデマと誹謗中傷を浴びせて妨害してきた日本人が誰であったかも! その最たる存在がアジアプレスの石丸次郎に他なりません!
あんた3年前何て言ってたよ? 

※間違い探しの答


「工団自体を取り上げてしまおうという魂胆」だって? どこらへんがだ! 原資材もバスも全部手付かずそのまま残してあるじゃねえか! 大嘘つきめ! 

石丸次郎は金剛山観光に対しても「金正日の資金源だ」という何の裏付け取材もない口から出まかせをサンデー毎日の連載などで散々書き立ててきましたが、開城工団に対してもこの男はあらん限りの無根拠な攻撃を繰り返してきました。先述のツイートは2013年の「第1次危機」の時のものですが、またしても何の根拠もないデタラメであった事が実証された訳です。「撤収・閉鎖ちらつかせて揺さぶり、工団自体を取り上げ」るどころか、原資材がほとんど手付かずでそのままじゃないですか。「人道支援物資が軍に横取りされている」とか、「北朝鮮でシャブが蔓延」といったデマの時もそうですが、この男はどれだけ恥知らずで鬼畜外道な詐欺師なのでしょう。日頃から「北朝鮮に内部協力者を植え込んで独自の取材をしている」などと豪言壮談(호언장담 朝鮮語で大言壮語の意)してきたくせに、言ってる事は間違いや嘘ばかり。アジアプレスと石丸次郎はまともに取材をしていないという事がまた一つ証明されました。ヘリを飛ばして開城工団の様子を撮って来る。これがどれだけ危険な取材か言うまでもないでしょう。アジアプレスと石丸がやってる「朝中接境地帯の取材」など何の危険もなく、取材のうちにも入らないオママゴトです。こいつよく恥ずかしくねえな、の一言でしょう。今回の取材をしたSBSの安正埴という記者もそのスタンスには結構問題があって筆者としてはあまり好きではないのですが、それでもこういう本当に危険な取材までしてちゃんとスクープを取っており、日韓でよく見られるデタラメな「北朝鮮報道」とは一線を引く哲学がある分、アジアプレス&石丸ごときとは比較になりません。石丸は以前自分のツイッターで「ハンギョレなどの韓国進歩派メディアはロクに取材をしていない」などとエラソ-に言ってた事がありましたが、それこそおまえが言うなの極致です。ハンギョレなどが酷いのは確かですが、それでもアジアプレスのようなモノホンの詐欺集団にだけは言われる筋合いはないでしょう。

石丸はこのツイートが飽くまでも「(朝鮮)国内のある協力者の見方」だとしている(だから自分に責任はないという意)訳ですが、そんな逃げは通用しません。「第1次危機」の緊迫した状況で仮にも「専門家」の発言、しかも御丁寧に自分と同じ関西弁にアレンジした発言を載せている訳ですから、この「協力者(限りなく非実在協力者である可能性が高いが)の見方」とやらが石丸自身の見解(と言うか願望)とほぼ同一とみなされて当然です。南北朝鮮のあらゆる交流事業を口を極めて罵ってきた人間の言う「工団を取り上げるのが魂胆、という協力者の見方」が、当人の見解そのものとほぼ同一である事を疑う方がおかしいでしょう。

「撤収・閉鎖ちらつかせて揺さぶり、工団自体を取り上げてしまおうという魂胆のように思える。金剛山もそうやったし」

というのは石丸次郎本人の見解と同一と考えてしかるべきであり、それに石丸は反論出来る立場ではないのです! しかしそれが全く根拠のないものである事が判明しました。石丸が朝鮮民主主義人民共和国内部を本当はまともに取材していない事もいつも通りの「平常運転」です。
この男は一事が万事で、いつもこのように正体不明の「北朝鮮内部の協力者」の口を借りて民族差別や朝鮮共和国に対する敵愾心を煽る「問題発言」を垂れ流すという手口を好んで使ってきました。これほど卑劣な手はありません。この類の手口を得意とする人間に我々はもう一人心当たりがあります。「帝国の慰安婦」の朴裕河に何とそっくりなのでしょうか! 石丸と朴は今まで何度も互いのツイートを好意的にリツイートしている事から分かるように、実際にも大変仲が良いようです。仲良し! まさに日韓癒着、双方の最も悪い奴ら同士仲良くしようぜ!

一部の在日はいつまでこのような悪質極まりない詐欺師とつるんでいるつもりなのでしょうか。総連組織の一部も同様で、雑誌の「イオ」は即刻アジアプレス関係者(綿井健陽など)を切るべきですし、それと関係の深い在日(李信恵など)も一切登場させるべきではありません。あのような輩どもは戦う相手でしかないという事にいい加減気付くべきです。まだ民族的良心というものが残っているならの話ですが…。
石丸やアジアプレスとつながっているかどうかというのは、その在日がどれだけまともかを推し量る計測器だと言っても過言ではないでしょう。



[追記]
尹健次(石丸を自分の雑誌に起用した)批判の続きについてはもう少し先になります。最近ちょっと忙しいもので。尹健次の決定的と言って良い酷い発言を発見しているので、それは必ず御覧いただきたいと思います。すげーよな尹健次って…何せ「自存自衛」だもんね…。

尹健次ってひょっとして馬鹿? その1

と言っても、このような事は分かってる人間にはとうに分かっている事実だから、今さら筆者がこんな事を言っても何の驚きもないかもしれないが。まあ、馬鹿というか単なるボケた老害というか、金石範や梁石日や金時鐘(金時鐘という名の在日朝鮮人の著名人には詩人と民団系反共ファシストの同名異人が二人いるのだが、この場合はどちらでも可 笑)などと同じで、在日の一般大衆の人権や生活あるいは祖国の自主的平和統一などとはもはや何の関係もない(むしろ有害)粗大ゴミ知識人の一人というのがいい所であろう。それでも昔はもうちょっとマシな事を言っていたような気がしたのだが、今は…。

まず最近の尹健次について言うなら例の「抗路」とかいう雑誌の創刊だろう。これは執筆陣を見ただけで「救いようがねえ」の一言しか出て来ない。第1号からして辛淑玉とぱぎやんこと趙博(両人とも例のしばき隊内ゲバリンチ事件の隠蔽に加担して醜態を晒した!)の対談が載っており、早くも創刊第1号で終了のおしらせ確定と言っても良い凄絶なものであった。当の李信恵はもちろん梁英姫まで出てたよね…。おまけにぱぎやんは編集委員にもなってる訳だからなおさら救いようがない。2015年にもなってこんなクソとしか言いようのないメンバーでクソ拭き紙にもなりゃしない雑誌作って、今の尹健次というのは本当に限度を超した老害馬鹿に成り果てたのだなという事だけははっきりと分かった。
さらによく考えてみると辛淑玉、ぱぎやん、李信恵、梁英姫と来てこの連中の共通項とは? しばき隊野間一派のシンパであると同時に、アジアプレス&石丸次郎とも非常に近しい連中であるという事だ。実際に「抗路」第2号には石丸次郎の記事が載っているではないか! すでに何度も述べてきた通り、今まで北朝鮮報道で嘘ばかり垂れ流して、在日への差別や日朝関係の悪化と軍事的緊張を煽るだけ煽ってきた、日本の反北朝鮮勢力でも最悪のデマゴーグこそ石丸次郎という男である。そんなのを堂々と起用するとか、尹健次って馬鹿なの? 死ぬの? 創刊第1号で終了確定だったのが、第2号でさらにとどめを刺すような形になっている。第3号が果たして出るかどうか知らないが、出たらその誌面には間違いなく高英起や朴斗鎮やリ・ハナや朴裕河や野間易通や土井香苗達が登場している事でしょう。ま、アジアプレスやデイリーNKやしばき隊といった日韓の反北朝鮮勢力やエセ社会運動の御用誌としてのカラーがより濃厚に表れるだろうという事だ。もちろん雑誌が続けばの話だが…。尹健次も昔は朴裕河を批判していたが、今は果たしてどうなのかという気がする。まあ石丸次郎(言うまでもなく朴裕河を好意的に数え切れないほどリツイートするなど両者はベタベタの関係)を平然と起用するような現状ならたぶん…。

もう一つ、これは筆者から尹健次達への提案というか要望なのだが、もしこの雑誌が3号以降続くというならぜひ誌名を変えて欲しい。「抗路 ハンロ 항로」ではなく「媚路 ミロ 미로」というのはどうだ? 韓米日軍事帝国主義体制に媚びてその忠良な臣民として生きる、そんな21世紀の素敵な在日のライフスタイルを示していくのにこれほどぴったりの題名はないであろう。日帝時代の極悪親日派・玄永燮が著した「朝鮮人の進むべき道」21世紀版だ! 雑誌の誌名が「抗路」とか言ってるが、実際の中身は石丸次郎やしばき隊のシンパが乱舞して何にも「抗(あらが)」っていないばかりか、日本と韓国の反共帝国主義国家体制に「媚」びるようなメンツばっかりではないか! せめて名と体ぐらいは一致させろという事だ。ぜひそうして欲しい。

もっとも尹健次という男、石丸次郎一派の起用はもちろん、自著でも朝鮮共和国や総連組織に対してだけは「抗」するポーズを見せているので、そういう意味でだけは「抗路」と言えなくもないかもしれないが…。
在日が日本の論壇で売り込もうと思ったら最低限必ずやっておかねばならない「通過儀礼」がある。それは「反北朝鮮」を満天下にショーザフラッグしてみせなければならないという事だ!(笑) 尹健次はもちろんそれを自ら進んで喜んでやってみせている!

(続く)

またキモい物件を一つ発見してしまった

もう恒例と化した感じのある韓国マスコミの「テンノーヘーカバンザイ!」「明仁ヘーカは安倍を牽制してくださっている平和主義者」報道だが、ハンギョレがまたしても一発どでかいのをぶちかましてくれた。しかも文章記事ではなく、ドキュメント映像にまでしているというのが凄い。


http://www.hanitv.com/231296?_fr=mt4
ハンギョレTV または
https://www.youtube.com/watch?v=L3ehRsvxJeE&feature=youtu.be
YOUTUBE いずれでも視聴可。

明仁vs安倍:象徴天皇と超国家主義
スペシャル ハンギョレドキュメント 2016.08.19 20:05

去る8月8日明仁日王が映像メッセージを通じて生前退位の意思を直接明らかにした。82歳の日王は身体の衰弱を考慮した時「象徴としての責務」を遂行するのが難しくなるだろうと語った。過去の侵略戦争の求心点であった父の裕仁日王とは違って「平和主義者」として一生を生きてきたと評価される明仁日王。彼の退位意思表明は安倍晋三総理の平和憲法改正の動きにどのような影響を及ぼすか? 日本の政治思想家・丸山真男が第2次世界大戦敗戦から1年後に発表した論文「超国家主義の論理と心理」の内容を確かめて日本の軍国主義、天皇制、そして平和憲法改憲論争などに対してもう一度考えてみる。


注:上記リンク先の映像記事は、視聴者の精神を著しく毒する危険性がありますので、閲覧はくれぐれも「自己責任」でお願いします! 超A級閲覧注意物件! キモいです! ゲスいです! グロいです! 吐きます!

先日御紹介した東亜日報の「明仁アルバム(笑)」も凄まじかったが、今回のハンギョレも破壊力では決して負けてない。何しろタイトルが「明仁vs安倍」だぜ? 凄すぎ。筆者はこれを見た時、悪しき歴史の一頁を後世への戒めとして記録するという意味で、思わず日本語の字幕を付けてやりたくなっちゃいましたよ。めんどくさいからやらないけど。それよりもハンギョレ日本こそこの記事を翻訳して公開しろよという話だろう。朝鮮共和国の「高位脱北者(公金横領犯)」の亡命ニュースをトップに載せてる暇があるなら、この映像ニュースに日本語字幕付けてトップに載せた方がずっとハンギョレ韓国本社の鄭泳武代表(韓国ハフィントンポスト代表理事も兼務)も、何よりも明仁ヘーカも「お喜び」になるはずだ。臣民たる者、そのくらい自ら率先して忖度し、行動せよ(笑)。
上記動画を公開してるのは「ハンギョレTV」というのだが、もう「明仁ちゃんねる イン コリア」とでも改名したら良いのではないか。

いずれにせよ多言を要すまい。これを言うのは何度目になるかもう分からないが、本当にハンギョレ終わってる。ちなみにこの映像ニュースの内容自体は特筆すべきものでなく、もはや日本でも韓国でもすっかりおなじみの明仁ヨイショだ。映像の前半では日本の軍国主義と侵略戦争、先代裕仁の事について述べ、そこまでは一応歴史的事実を坦々と述べているだけなのだが、続く後半部からは「明仁ヘーカは即位後一貫して憲法を守って来た」「平和主義者明仁ヘーカバンザーイ」「明仁ヘーカが安倍を牽制してくださっている」のオンパレードになる。裕仁や敗戦前の日本の悪行と対照させる形で「平和主義者・象徴天皇:明仁ヘーカの歩み」を持ち上げるという臭い展開だ。それ以前に明仁が他ならぬ戦犯でアジア侵略者である親父の事を「平和主義者」として持ち上げていた事を、この動画製作者は知っているのかと言いたくなる。朴槿恵も残虐な独裁者で親日派だった親父(倭王に忠誠を誓う血書まで書いた!)の事を今でも「救国の英雄」と褒め称えているが、それと何が違うのかという話だろう。こんなのにだまされると言うか、だまされたがってる奴が日本にも韓国にも山ほどおり、「明仁天皇は平和主義者教」という最悪のカルトに多くの日韓のマスコミ民衆入り乱れて折伏されている様は、社会病理として実に興味深い。日本と韓国は「東アジアの双子の極右」というだけでなく、「東アジアの双子の天皇カルト国家」という事でもあろう。そのくせ、アメリカもまた「明仁天皇は平和主義者」というしょーもない虚構・虚名に最大の「勅許」を与えて利用しているという一つの側面に、日韓の報道界や知識人社会は全く気付いていない(か知ってても隠蔽している)。

保守派の朝鮮・中央・東亜から進歩派のハンギョレや民衆の声に至るまで韓国のマスコミが現在熱中している「天皇報道」の基調(ガイドライン?)とは以下の通りである。

・先代の裕仁は現人神としてアジアを侵略した軍国主義者で、戦後も謝罪しなかった。
・でもその後を継いだ明仁ヘーカは「人間」で「象徴天皇」で平和主義者で、アジアにも謝罪された
・そのまた後継者の徳仁コータイシも平和主義者であらせられる
・だけど秋篠宮は右翼ベッタリのタカ派。
・明仁ヘーカは日の丸・君が代の強制にも反対あそばされた
・明仁ヘーカはタカ派の安倍を牽制してくださっており、改憲の最後の砦。
・明仁ヘーカはタカ派の安倍と違って靖国神社にも御参拝されなかった
・明仁ヘーカは即位に際して憲法を守る事を宣言され在位28年間始終一貫して日本国憲法をお守りあそばされた
・明仁ヘーカはみずから「百済王の子孫」を自称され、韓国にも並々ならぬ御興味をお持ちであらせられる
・明仁ヘーカ退位のあかつきには、ぜひとも韓国へお越し下さいませ。韓国の臣民どもは明仁ヘーカの訪韓を心より歓迎いたします。


何とも馬鹿馬鹿しい限りだが、冗談でなく本当に今韓国のほぼ全てのマスコミが上記のような「天皇報道」をしている。右も左も関係なく! しかも一連の東亜日報とハンギョレのように、あたかも「明仁翼賛」を競い合うかのように! 自分こそが明仁ヘーカを最も平和主義者としてお慕い申し上げている「忠良なる臣民・テンノーヘーカの赤子」である、と言わんばかりに! 本当に何かの「マニュアル」があって、それに忠実に従って報じているとしか思えないくらいだ。最終的な狙いはやはり明仁の訪韓で、これによってあらゆる歴史問題をチャラにしたいという事なのであろう。

とりわけ明仁の発言でいわゆる「韓国とのゆかり発言」、これは韓国で明仁萌え(笑)な臣民連中が必ずと言って良いほど好んで絶賛したがる。だがこれの何が素晴らしいのか? ただの「日鮮同祖論」ではないか。ましてや日韓共催の2001年ワールドカップについて言った言葉である。今後とも歴史問題を伏せて付き合い(癒着)を続けるという宣言に等しい。加えて今の朝鮮半島は南北共に王政を廃した政治体制である。そこへかつての侵略国の「王様」が「俺はおまえんとこの昔の王様の子孫だぞ」などと公に言うほど傲慢で腹立つセリフはない。明仁の「ゆかり発言」などというもの、「俺は日本だけでなく、韓国の王様でもあるんだぞ(少なくとも「万世一系」でその血を受け継いでいるんだから、いくらかの「権利」はあるんだぞ)」と言っているようにしか聞こえない。ロシア(ソ連)でもアフガニスタンでも旧体制が崩壊するや、かつての亡命した王様や貴族連中といった「旧旧体制」の特権層が舞い戻って来て自分らの「持ち分」を要求するという醜悪極まりない出来事があったが、明仁も口調はソフトだがそれと何ら違わない。今の日本政府は集団的自衛権の行使について「自衛隊は南(韓国)には許可なく上陸しない(ほとんど有名無実だが)が、北(朝鮮共和国)に対しては別」と言っており、「北朝鮮急変事態または体制崩壊」のあかつきには朝鮮半島の北半分を軍事的に占領する気マンマンである。仮にそうなった時、日本にとって「古代朝鮮王の『万世一系』子孫」を王として擁する事はこの上なくオイシイ大義名分ではないか! 本当に明仁が自分の親父の仕出かした事を反省しているというなら、口が裂けてもあのような事を言ってはならなかった。それを何のためらいもなく平然と言った明仁という男、どれだけ「現人神」だった親父に負けないくらい狡猾でしたたかな「人間」である事か! 
何よりも明仁が「一貫して憲法を守って来た」という話からして全く事実に反する。今回の「退位表明」自体が違憲そのものとしか思えないし、それ以外にも明仁が即位前から頻繁に違憲な言動を繰り返してきた事は公然の秘である。それこそ違憲行為の頻度で言えば、明仁は親父に決して負けてはおるまい。明仁は決して「護憲」ではなかった! この部分からして韓国の報道界や知識人社会は何も分かっていない。
日本には明仁の「退位表明」を「安倍の改憲策動を阻止する為の抵抗」などと解説する者がおり、韓国マスコミのほとんどもこの珍説を受け売りで垂れ流しているが、実際には全く逆の方向に進んでいる。

http://www.news24.jp/articles/2016/08/22/04338752.html
“生前退位”内閣法制局「憲法改正が必要」
2016年8月22日 19:44

天皇の生前退位をめぐり、内閣法制局などが、将来にわたって生前退位を可能にするためには「憲法改正が必要」と指摘していることが新たに分かった。

 天皇陛下のお言葉を、安倍首相は「重く受け止めている」と述べたが、憲法との整合性をいかに保つか、難題にぶつかっている。

 政権幹部によると、憲法と法律との整合性をチェックする内閣法制局などは、生前退位を将来にわたって可能にするためには「憲法改正が必要」と指摘しているという。これは憲法の第1条で「天皇の地位は国民の総意に基づく」と定めていて、天皇の意思で退位することはこれに抵触するという理由。

 一方、生前退位を今の天皇陛下だけに認めるのであれば、特例法の制定で対応可能だと説明しているという。

 政府は来月にも有識者会議を設置して、特例法を軸に議論を進める考え。

 菅官房長官「有識者会議の設置も含めて、どのように対応していくかということを、現在考えているところであります」

 一方、8月に行ったNNN世論調査では、「将来にわたって生前退位を認めた方が良い」との答えが77.0%に達している。政府はこうした世論の動向も見ながら、生前退位の制度化についても長期的な課題とすることを検討している。


安倍政権はむしろ「退位表明」を奇貨とばかりに改憲促進に役立てようとしているではないか。世論調査で「生前退位(=改憲)」を支持するのが77%にもなった事から分かるように、明仁の発言は明らかに改憲への流れを加速させるものだ。これは「ヘーカの御心を『奸臣』の安倍が悪用した」などという性質の話ではない。完全な予定調和の進行である。明仁にとって大事なのは飽くまでも天皇の地位と皇室の安泰・強化(だからいざという時の為に生前退位して「上皇」になったり、位を簡単に譲れるようにするのは、天皇制や皇室の安泰・安定につながる)という保身だけであり、安倍にとって大事なのは日本の軍事大国化。いずれも達成するには憲法改正というプロセスが遅かれ早かれ不可欠という点で両者の方向性は一致しているではないか。当初「憲法を守る」とか言ってたくせに、今になって「生前退位したい。生きてるうちにセガレに跡を継がせたい」とか憲法変えなきゃ出来ないような駄々をこねるなど笑止であり、そんな保身しか頭にない醜悪な老人を美化・礼賛しているのが日本と韓国である。日本はまだしも、かつてその植民地として酷い目にあわされたはずの韓国が今の倭王を必死に褒め称えるというのは恥ずべき事であり、日本以上に罪深い。

同じセリフでも安倍が言ったら嫌で、明仁が言ったら全然オッケーというのが今の韓国マスコミの現状であろう。安倍が「従軍慰安婦問題はこれで不可逆的に最終解決だ」と言っても受け入れられないが、明仁が言ったら「さすがは平和主義者の明仁ヘーカ!」と絶賛するに違いない。なにしろ「百済王の万世一系子孫」の「勅命」なのだから! 明仁が韓国に高い関心を持っているだの「韓国とのゆかり発言」だのというのは全く喜ばしい事ではなく、極めて鼻持ちならない傲岸不遜な言行であり、朝鮮半島の人々にとって危険極まりないものである。

光複と日本敗戦から71年過ぎても、朝鮮民族が倭王と日本に対してとるべき態度ははっきりしている。植民地支配の清算と天皇制の廃止だ。


※おまけ
ハンギョレについてはツッコミを入れておきたい別のネタがもう一発あるので追記。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/24966.html
ジブチで現実化する中国初の海外軍事基地
登録 : 2016.08.21 22:38 修正 : 2016.08.22 07:20   

海外に軍事基地を運用している国は、米国、ロシア、英国、フランスに限定されている。米国は42カ国に軍事基地を持っていて、英国、フランス、ロシアは約10前後の国家に軍事基地を運用中だ。中国も今やその隊列に合流したと言える。

「海外に軍事基地を運用している国は、米国、ロシア、英国、フランスに限定」だって? 嘘こげッ、コラッ! そんなん初めて聞いたわ! 日本はどうした? 他ならぬ日本は? 当のジプチにはすでに自衛隊の基地あるじゃねえか! それとも何か? 「自衛隊は軍隊じゃない」とかいう日本政府の(昔の?)公式発表に則ったとでも言うのか? 中国の基地は針小棒大に脅威だ何だと騒ぎ立てるくせに、「平和主義者の明仁ヘーカ」がおわす日本の海外軍事基地は無視か? ハンギョレが中国と日本のどちらを「軍事的脅威」として今後煽りたがっているかがよく分かるのではないか。加えてこれは今後吹き荒れるであろう「韓国の嫌中ブーム」の前兆ではあるまいかと思う。


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