忍者ブログ

Super Games Work Shop Entertainment

旧「スーパーゲームズワークショップエンターテイメント」のアカウントがさる「言論封殺魔」の圧力で凍結された為、新たに作り直した後継ブログです。過去記事はおいおい復活させていきます。

ふてえ奴だ! この石丸次郎のニセモノめ!

石丸次郎という男は仮にもジャーナリストの端くれとして恥を知るべきです。他者からの批判に言論で反論する事をせず、いきなり法的措置をちらつかせた言論妨害行為で対するなど、報道を仕事とする人間のする行為ではありません。「論争を歓迎」するというなら、まずは自身のツイッターなどで当方の誤りを指摘するなどまずするべきでしょう。
石丸の卑劣な言論封殺行為を知ってもらう為にこの記事はしばらくの間当ブログのトップに載るようにしました。
なお、問題の記事については、以下にある石丸からのメールを転載及び、当該記事に訂正文を追記する形で訂正とさせていただきます。



少し前に筆者の所へ以下のようなメールが届きました。すごく面白い内容なので、筆者一人だけ読むにはあまりにもったいと感じた事から、以下に全文を掲載します。(強調部分は筆者による)

 

PR

【翻訳記事】「文在寅の「戦略的曖昧性」を看破した朝鮮(北)」

今回は韓国の作家・金甲洙氏のフェイスブックより、ちょった時間が経ってしまいましたが先の朝鮮共和国によるICBM発射試験成功を受けての記事を翻訳してお届けします。


7月4日 16:49
文在寅の「戦略的曖昧性」を看破した朝鮮(北)
-燕山君に続き光海君とは?

労働新聞(7.4付)は「南朝鮮の現執権勢力は過去のいかなる政権よりも対話について多くまくし立てているが、一方ではアメリカなどの外勢と結託して共和国に反対する制裁と軍事的圧迫騒ぎに狂奔している」として「対話なのか対決なのかを明らかにせよ」と要求した。

文在寅はいつも南北対話を口にして生きてきた。だが彼の対話提議には誠意がないように見えた。文在寅がしばしば口にした言葉として「戦略的曖昧性」というのがある。彼は賛否両論が明確に分かれる敏感な問題には、大部分曖昧模糊な態度を執った。

それでいて訪米を前にした6月8日、「朝鮮がミサイル挑発を通じて得られるのは国際的孤立と経済的難関だけだ。国家安保、国民安否に関連しては一歩も譲歩出来ない。最大の友邦国であるアメリカを訪問してドナルド・トランプ大統領と確固たる韓米同盟を再確認する予定だ」と言った。ところが1ヵ月後に文在寅が自分の言葉通り「確固たる韓米同盟」を確認して来るやいなや朝鮮はICBMを打ち上げてしまった。

これは何を意味するのか? 朝鮮は文在寅の「対話提議」に込められた意図を看破したという事ではないか? 敏感な事案ほど、いつも矛盾する二つの主張の間でこれも良ければあれも良い、またはこれも違えばあれも違うという文在寅、良く言えばこれは黄喜(1)丞相の手法である。同時にこれはコウモリの手法でもある。

コウモリは最初は野の動物と飛ぶ動物両者にいずれも歓迎された。だが結局後で野の動物と飛ぶ動物両者いずれからもそっぽを向かれた。保守と進歩、二兎をどちらも得ようとした文在寅の手法は国内では相当に通じた。だが朝鮮当局は文在寅が野の動物でもなければ飛ぶ動物でもない「コウモリ」に過ぎないと最終判断を下したようである。

朝鮮国王27人のうち放伐された君主として燕山君(2)と光海君(3)がいる。だが前任者の朴槿恵はすでに燕山君のザマをさらけ出してしまった。不吉な事に今度は文在寅に光海君の体面が感じられる。

光海君は明・清交代期に始終一貫して明と清の間で機会主義的な外交形態を見せた。問題は彼の外交が国家の実利の為のものではなく、自分の実利の為のものであったという所にある。その上名分を打ち捨てた光海君の怪しい実利追求は毎回明と清に見透かされた。

光海君退位後4年目である1627年に朝鮮は丁卯胡乱(清の第1次侵攻)を味わい、1636年には丙子胡乱(第2次侵攻)を迎えた。結果論ではあるものの、彼が外交をうまくやっていたらこのような事が起こり得ただろうか? 彼の中立外交は清と明の両国から絶え間ない疑いと不信を招いて損害ばかり受けた。名前は中立外交であっても、それは「二股」であった。

我々は3人の暴君、李承晩と朴正熙と全斗煥を体験した。その上に燕山君(朴槿恵)まで体験したのに、さらに光海君の番だというのか? 実に運もなさ過ぎる民どもだ。もっとも民の水準が政治指導者を決定するという言葉もありはする。我々は文在寅が光海君のようになる事を放置しておいてはならない。

【参考】
光海君を良く思う人達が多い。時代劇映画またはドラマの為だ。だがこれらの背後にはほぼ全て植民史観が潜伏している事を知らねばならない。驚いた事に光海君に対する「朝鮮王朝実録」の否定的な評価が好意的に覆り始めたのは日帝植民地時代であった。

植民史学者として朝鮮史編修会幹事であった日本人・稲葉岩吉(4)がいる。彼が最初に光海君を「実用主義外交で民衆に恩恵を与えた君主」と解釈しながら、ガラッと変わり始めたのだ。また別の植民史学者・鳥山喜一らもこれに積極的に同調した。このように暗君・光海君を良き君主に歪曲したのは植民史観である。この背景には満州侵略を正当化する為の「満鮮史観」があった。

訳:ZED

原文記事URL
https://www.facebook.com/kimcapsu/posts/858507074300238

訳注

1)黄喜:ファン・ヒ 황희 1363-1452 高麗末から朝鮮王朝初期の大臣。円満な性格の人物であったと伝えられる。

2)燕山君:本名・李「忄隆」(正しくはりっしん偏に隆の字だが、パソコンにない字なので) 리륭 リ・リュン 1476-1506 朝鮮王国第10代国王。朝鮮王国史上最悪の暴君と言われ、在位中にクーデターで廃位された。

3)光海君:本名・李琿 리혼 リ・ホン 1575-1641 朝鮮王国第15代国王。日本の豊臣秀吉の侵略が終わって間もない国が荒廃した時代状況にも関わらず、巨大な王宮の新築工事を行う為に民衆から重税を取り立てるなどの暴政を行った。燕山君と並ぶ暴君(または昏君)と評価され、やはりクーデターで廃位される。最近韓国でも日本でも「隠れた名君」と再評価される事が多いが…その真相は本文記事の通り。

4)稲葉岩吉:1876-1940 朝鮮半島の史書破壊と歴史歪曲に邁進した、日帝御用学者の典型みたいなインチキ学者。この植民史学者の名は「いなばいわきち」と読むが、なぜか現代韓国の書物やマスコミでは大部分が「いばないわきち」と誤読されている。今回の原文記事でも同様。

訳者解説はまた次回にて述べます。

劉暁波について

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00000024-asahi-int
「中国政府に重い責任」 劉暁波氏の死去、各国から反応

「中国の人権活動家」という事になっている劉暁波が死んだそうだ。重い肝臓ガンなのに中国当局が出国を許さないのどうのと日本でも韓国でもやかましい報道がここのところ相次いでいた。そして本当に死んでしまうや「市民の権利と表現の自由のための勇気ある闘士だった劉暁波氏」の大合唱である。予想はしてたけど。
だが本当に劉暁波という御仁はそんなに素晴らしい「人権活動家」だったのであろうか? 中国の台頭を面白く思わない国からすれば利用価値のある人間だったかもしれないが、そうでない側からすれば「劉暁波? 誰なのそいつ?」の一言であろう。ダライ・ラマと同じである。西欧型民主主義以外の政治体制を認めたくない、あわよくばそうした国々の体制を転覆して自分らの都合の良い国に変えてしまいたい、という邪悪な帝国主義的野欲を持った国々は依然として多い。アメリカはもちろんそうだし、西欧のほとんどの国はそうだ。要するにNATO加盟国の事である。日本と韓国がアジアの中でもそうした動きに無条件で盲従する、最も自主性のない国である事は言うまでもない。劉暁波をアジアで最も礼賛している国が日本と韓国なのだから。こうした国々からすれば劉は実に使い道のある存在であった。
実際に当人の発言を見るのが一番であろう。

【ありがたい劉暁波語録】

「香港は100年間植民地になってこれだけ発展したが、中国はあれだけ広いのだから300年くらい植民地になってこそ発展する」

ひいいいいいッ! い、意味が分からねえええええッ! 

…このセリフを沖縄でも朝鮮半島でも中南米各国でも、とにかく帝国主義国家の植民地や被支配国にされた国々にあてはめて言ってみな。そうすりゃこの男の本性ってもんが分かるだろう。
「朝鮮半島は300年くらい植民地になってこそ発展する」
「キューバは300年くらいアメリカやスペインの統治下にあった方が発展する」
「ベトナムは300年くらい植民地になってこそ発展する」
「沖縄とアイヌは永遠にヤマトの統治下にあった方が発展する」
欧米や日本の支配層なら涙を流して喜んじゃうのではないか。これのどこらへんが「人権活動家」なんだ? 中国の悪口言ってりゃメシが食えて、おまけにノーベル賞までもらえるとか気楽な商売ではないか! 劉暁波の言ってるセリフ、筆者には国を日帝に売り飛ばした李完用のそれと同じものに聞こえる。1860年の第2次アヘン戦争に敗れて以来、欧米列強と日帝の侵略に晒されながらも約90年にわたる革命闘争でそれをはねのけて新国家を建設した中国人民の歴史を、他ならぬ中国人である劉暁波自身が知らないか無視してるとは恐れ入るではないか。歴史に対する無知(無視)ここに極まれり。まあこの手の輩、在日の社会でもデイリーNKやコリア国際研究所辺りにゴロゴロしてはいるが…。

中国は卑下するがインドは美化する。チベット問題は大騒ぎするがカシミール紛争の虐殺はほとんど言及すらしない。中国は共産党体制だがインドは西欧式民主主義体制に倣っているのが最大の理由であろう。だからこそ劉暁波のようなしょうもない人間が西欧(とその追従国)でもてはやされるのである。日本における劉暁波の存在意義とは「嫌中右翼のアイドル」以外の何者でもない。

「成功的に進行」

特別重大報道、すでに日本のみならず世界中の人間が知る所であるが、これは一言で言って先の韓米首脳会談で話し合われた対朝鮮政策が早くもNOを突きつけられて破綻した事を意味する。「韓国の主導権」もへったくれもない。朝鮮半島の統一問題について元より南に主導権などあるはずもなく、アメリカに媚びへつらって聞こえのいいお褒めの言葉をリップサービスされただけの話だ。それがとてつもないカウンターパンチで3日も経たずに吹き飛んだのだから、このような屈辱外交をうれしそうにやっていた文在寅という大統領がどれだけ惨めな存在か分かるというものだろう。

【ありがたい文在寅語録】

「北が(抑留されている)アメリカ人3人を釈放したら対話に応じてやる」
「北の核は不法、我々の韓米軍事訓練は合法。だからこの二つを交換する事は出来ない」

「韓米同盟、平和と繁栄の為の偉大なる旅程!」

ひいいいいいッ! い、意味が分からねえええええッ! 
何でアメリカ人を釈放したら南北対話に応じる訳? 抑留されてるアメリカ人と韓国が一体何の関係がある訳よ? 普通は抑留されてる韓国人を釈放しろって言うんじゃないの? それが何でアメリカ人よ? 文在寅は引き渡されたアメリカ人が死んだ時もわざわざ大袈裟に哀悼の意を表してたけど、この人は一体どこの国の大統領なんだ? アメリカ人の安全と人権ばかり大事にしてそこまで平身低頭媚びへつらうザマ、韓国大統領というより駐韓アメリカ大使のセリフかと思ったよ。さすがの安倍だってここまでは言わなかったぜ。安倍の場合「拉致被害者を帰さなければ対話に応じない」ぐらいは言う(言った)かもしれないが、さすがに「アメリカ人を帰さなければ対話に応じない」とまでは言わなかっただろう。それでふと思ったんだが、もし今韓国で駐韓米軍兵士による凶悪犯罪(性犯罪や殺人など)が起こったら、文在寅と康京和はどういう反応を示すんだろうね? それでもなお「韓米同盟強化」「韓米同盟は偉大なる同盟」「THAADは今まで通り配備」とか言えるのだろうか? どうせなら米軍犯罪の被害者遺族の前でそのセリフを言って欲しいものだ。どのみち米軍がどんなに酷い犯罪をしでかしても、文在寅がそのような「不法」に対して「断固たる対応」をする可能性はゼロだろうから。

それともう一つ見逃せないのは文在寅が「韓米合同軍事訓練は合法」とまで言っている事だろう。

韓米合同軍事訓練が合法だって? 
嘘こげッ、コラ! そんなん初めて聞いたわ! 

朝鮮戦争の停戦協定では何と書かれているか? 

停戦協定第2条13項
「韓国国境外部から増員する軍事人員と作戦飛行機、装甲車両、武器及び弾薬を持ち込む事を中止する」

韓米合同軍事訓練は明らかに「韓国国境外部」から大量の米軍兵士・空母・戦闘機などの兵器を持ち込んで行われている。どう見ても停戦協定違反ではないか。むしろ停戦協定第2条13項という「法」に従って考えれば、自力で開発された朝鮮共和国の核とICBMこそ「合法」であり、国外から大量に軍事人員と兵器を持ち込んで行われる韓米軍事訓練こそ「違法」という解釈すら成り立つのである。韓米合同訓練が今に始まったものではないにしても、こんな停戦協定違反を堂々と自慢する文在寅という大統領が朝鮮半島の平和など全く考えていない事はこの事だけでも歴然としているではないか。文在寅の頭にあるのは「アメリカや日本などの外勢の力にすがって北の政権を転覆し、南主導の吸収統一」という身勝手な野望と欲望だけであり、その点では李明博や朴槿恵と何らの違いもないという事だ。訪米後にベルリンへ行った文在寅はあたかもコール首相にでもなったような気分だったのではないか。「統一の英雄」という…。コールが「ドイツ統一の英雄」という幼稚で身勝手な個人的欲望の為にどれだけ多くの人々を犠牲にしたかをよく考えるべきであろう。

筆者はとうに腹をくくっているが、韓国や日本の米軍基地に反対する者達は腹をくくるべきであろう。文在寅に対する幻想はさっさと打ち捨てねばならない。

・韓国の文在寅政権はしょせんアメリカの犬である。米軍に反対する者にとっても打倒対象でしかない。

・韓国では革命など何も起こっておらず、朴槿恵政権と文在寅政権にさしたる違いはない。文政権は断じて「革命政権」などではなく、李明博・朴槿恵政権の政策を継承する「反動政権」である。文在寅と民主党は「権力」をキャンドルデモのドサクサに紛れて奪取したが、「政策と路線」は前政権のを基本的にそのまま受け継いだ(か、中にはもっと酷いものも…)。日本で言えば自民党と民進党の政権交代、あるいは自民党内の派閥抗争による政権たらい回し程度の権力交代に過ぎない。

・文政権は今まで何一つ北側と対話などしておらず、その為の真面目で有効なシグナルも何一つ送ってはいない。むしろ制裁や圧迫ばかり前面に押し出していた。この間に文在寅が朝鮮共和国に対して口にしてきたのは、アメリカという大国をバックにしての「降伏勧告」めいた挑発や恫喝ばかり。まさに호가호위狐假虎威そのもの。そのような状態で「対話の努力を北側がぶち壊した」などというのは全く事実に反する。

・文政権の対北政策「圧迫と対話の並行」とは、米トランプ政権の対朝鮮政策「最大限の圧迫と関与」と基本的に同じものであり(実際に韓国側もそのように公言している)、徹底してアメリカのそれを追従するものである。要するに徹底した経済制裁と軍事的圧迫によって追い詰め、朝鮮側が音を上げて白旗掲げて降伏してきたら対話に応じてやらない事もない、というだけの話だ。これを「対北融和政策」と言っている連中がおかしいのである。

・文在寅は2015年日韓慰安婦合意について「国民が情緒的に受け入れられない」と言っているが、その一方でベトナム戦争に派兵された韓国軍兵士を「英雄」「愛国」として顕彰している。これでどうして日帝の蛮行を批判出来るのか? 慰安婦被害者の無念を晴らす事が出来るのか? 文在寅のこうした言動に対してベトナム政府も強く反発しているという事実も指摘しておきたい。朴槿恵はベトナムへ行っても韓国軍の蛮行について一言も謝罪せずだんまりを決め込んだ。それに取って代わった文在寅はむしろその韓国軍を英雄として顕彰した。こいつら何が違うの? むしろ文の方が朴より酷いんじゃ…。

・安倍晋三政権と文在寅政権はどちらも東アジアの平和を脅かす、極めて好戦的な政権である。

こういう事を言うのは大変心苦しいのですが

浅井基文氏が先日の都議選について語っていました。

http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2017/923.html
問われているのは私たちの政治意識
2017.7.03.

都議選の結果(自民党惨敗)は一服の清涼剤ではありました。しかし、私は小池都知事率いる「都民ファーストの会」及びその系列(公明党を含む)の「大勝」には正直苦々しい思いです。かつての総選挙での民主党勝利と同じく、しょせんは「コップの中の嵐」にすぎないからです。安倍・自民党のおごり・腐敗が都民のうんざり感を引き起こして「お灸を据える」行動に駆り立てたとしても、国民(都民)の政治意識そのものが変革した上での「政治の地殻変動」というわけではないのです。


これはその通りだと思います。しょせん都民ファーストなど自民と何も変わらない集団であり、今回の選挙における都民ファーストの勝利も「コップの中の嵐」すなわち自民内部の内ゲバに過ぎない訳ですから。豊洲問題だって結局は移転が決まった訳ですし。まさに現実は「白竜(漫画ゴラク)」より奇なり。小池知事にしてみれば自民時代からの最大の政敵である「都議会のドン」を見事に追い落とせたのですから、これ以上の「大戦果」はないでしょう。かつての民主党勝利とも重なる部分が山ほどあります。
が、浅井氏の記事はその後が良くない。こんな事を書いているのを見て筆者はずっこけちゃいましたよ。


お隣の韓国では文在寅政権が登場した。朴槿恵大統領を罷免に追い込んだ「ろうそく革命」に結集し、文在寅を大統領に押し上げる原動力となった韓国国民の政治意識は高い評価に値する。韓国国民と日本国民を隔てるもっとも根本的な違いは、デモクラシーを真にデモクラシーたらしめる「主権者としての政治意識」の有無だ。


…もう何をか言わんやで、だから何でそこで韓国の「キャンドル革命」と文在寅政権を比較対象に持って来る訳ですか? もう何度も書いて来た事ですが、韓国で起こった「キャンドル革命」にせよ文政権にせよ、これらこそまさに日本で言えば2009年の民主党政権や今回の都民ファーストの都議選勝利に相当する「コップの中の嵐」現象そのものです。文在寅が訪米してトランプと何を話し合ったかはすでに既報の通りでしょう。朝鮮共和国に対するさらなる圧迫政策を、それも韓米日3国で推し進める事を確認しただけです。THAADの配備は既成事実化されましたし、その一方で当選前に公約してた「全教組を再び合法労組に戻す」というのは依然として実行されていません。文在寅が大統領になって脱原発だの聞こえのいいセリフを連発してますが、それらのうち国会の批准だとか新しい法の制定などで裏打ちされたものは何もないんですから。文在寅はTHAADや日韓慰安婦合意などについては事ある毎に「民主主義的な手続きが必要だ」「国会での批准がなければならない」と言うくせに、全教祖や非正規職労働者の問題や脱原発の問題についてはそういう事を一切言わないんです。こうした切実な社会問題を本当に解決する気があるのか、単なる人気取りリップサービスの域を出ないのではないのかという疑いが晴れません。小泉純一郎だって首相になったばかりの時はハンセン病裁判の控訴を取り下げたし、小池百合子も当初は豊洲移転問題にメスを入れる振りをした訳です。いずれも人気取りの為に! 就任間もない文在寅が聞こえのいい言葉を乱発するのもこれらと同じではないのか。人気取りポピュリズム手法の達人という点で、文在寅・小池百合子・小泉純一郎・橋下徹の4者は本当にそっくりだと思います。
こういう人間を大統領に当選させちゃった訳ですから、生憎と「韓国国民の政治意識」とやらは都民ファーストを大勝させた東京都の有権者とそんなに違いありません。文在寅政権誕生というのは、本当に日本で言えば小泉政権や民主党政権、あるいは「小池百合子&都民ファースト現象」と同じような現象であり、「国民(都民)の政治意識そのものが変革した上での「政治の地殻変動」というわけでは」全くないんです。「キャンドル革命」とよく言われますが、あれは本来「革命」とは到底言えません。韓国の民衆抗争というのはどんなに大勢の人間が集まって政権に打撃を与えても所詮烏合の衆なので、結局しょうもない保守野党(民主党)政治家やそれの腰巾着であるインチキ学者に政治の主導権を与える結果しか生めなかった。これは4.19からこのかた、ずっとそうでした。そして2017年のキャンドルデモというのは参加人数はおそらく史上最多でしたが、遺憾な事にその意義や民衆の意識水準という点では韓国の歴代民衆抗争の中では最低のものだったと思います。4.19、6月抗争、釜馬抗争、光州抗争…これらと比べても本当に2017年キャンドルデモは低質な運動であったでしょう。言わば「史上最多の烏合の衆」です。もちろん日本も他人の事言えないけどね。特に3.11以降。

浅井氏(に限らず日本の多くの知識人が依然としてそうですが)に申しあげたいのですが「韓国では昔から独裁政権に抗った民主化闘争の歴史があり、そのせいで日本よりも民衆の政治意識が高い」という「逆の偏見」はもう捨てるべきです。現実に起こっているのは「韓国も日本も市民社会が恐ろしく俗物化し、一緒に仲良く反動化の地獄を直進行中」という事に過ぎないのですから。「韓国の民衆はこんなにがんばっているのに」論法は韓国が軍事独裁だった1980年代までならともかく、今となっては有害無益の極みです。
実は韓国でも2010年代初頭(のみならず今でも現在進行中)に「日本の民衆はこんなにがんばっているのに」論法というのが流行りました。これは要するに3.11後に日本で反原発運動が盛り上がった、日本は世界の脱原発をリードしてるんだ、だから韓国でも…という論法で、これが向こうの市民運動の世界やハンギョレなどの進歩派メディアで大いにもてはやされた訳です。でもその間日本で実際に起こっていた事は何だったでしょうか? 反原発デモに日の丸や右翼を引き込むという「反原連現象」でした。これに既存の運動体(原子力資料情報室やたんぽぽ舎など)までもが迎合して、日本の反原発運動がどれだけ腐敗堕落したか計り知れません。挙げ句が都知事選における細川&小泉応援団です。その間に原発はどんどん再稼動していきました。こんなものに憧れてお手本にしようとした韓国の民衆運動も悪影響を受けて駄目になり、中身のないキャンドルデモによって文在寅政権のような超親米・超ポピュリズム政権を生み出してしまったのは、当然の帰結であったかもしれません。

日本側
「韓国の民衆は政治意識高い。民衆が決起した「キャンドル革命」で文在寅政権を誕生させた。韓国の民衆はこんなにがんばっている」

韓国側
「日本の民衆は政治意識高い。民衆が決起した「官邸前行動」や国会前の安保法反対デモが政権を追い詰めている。日本の民衆はこんなにがんばっている」

でも日韓双方で現実に起こっているのは市民社会のどうしようもないほどの堕落であり、ポピュリズム政権・都政の誕生や戦争法・共謀罪の成立(韓国側にはとっくの昔から国家保安法という弾圧法が存続中であり、文政権でもこれを撤廃する見込みは全くない)、原発再稼動、韓米日同盟のさらなる強化、反基地運動に対する凄まじいまでの弾圧といった事でしかない訳です。それともう一つ、倭王・明仁を「安倍を牽制して下さる平和の神」として崇拝するのも日本韓国双方の主流マスコミと市民社会で同時に大流行中ではありませんか! 

現実を全く無視して、日韓双方で互いの市民社会を「がんばっている」と褒め合う気持ち悪い行為はいい加減やめるべきです。
「日本も韓国も政権だけでなく市民社会までもが駄目になり、似たような恐るべき現象が同時進行している。仏作って魂入れずなのは、日本の民主主義も韓国の民主主義も違わない」
という前提から出発しなければなりません。

日本の民主主義が「仏作って魂入れず」な実例としては、明仁の神格化や日の丸を振りながらの「安倍辞めろ」コールを見れば一目瞭然でしょう。

韓国の民主主義が「仏作って魂入れず」な実例としては、遺憾な事にTHAADの反対運動の一部にも見る事が出来ます。運動家の中には「サード問題は危機にしてチャンスだ。これをカードに中国やアメリカや北に対して有利に交渉しろ」という無茶な「国益論」を展開したり、「国民が文在寅大統領のバックになろう」という根本的に物事を取り違えた話をしている者がいて、それがマスコミに出たりしているのですから。危機は危機でしかないというのに。文在寅政権はもの凄い親米政権で、訪米前からすでにTHAAD配備を既成事実化しているのですよ? それを「国民がバックになってやるから、アメリカにはっきりものを言え」とか、どこまでものを知らないお人よしなのか! 文在寅もまた自分達民衆を代弁してくれる大統領などでは全くないという事に気づいてない点が愚かしい。文在寅を「国民の大統領」と言うのは壮大な勘違いであり、日本人が小池百合子&都民ファーストに熱狂したり「俺達の麻生(山田太郎でも可)」とか言ってはしゃぐのと全く同じ倒錯現象でしかありません。上記のおかしな一部THAAD反対派の言動、日本の運動圏でも(特に3.11後)よく見かける光景ではありませんか。

プロフィール

HN:
ZED
性別:
非公開

ブログ内検索

カレンダー

06 2017/07 08
S M T W T F S
1
2 3 5 6 7 8
9 10 11 12 15
16 17 18 19 20 21
23 24 25 26 27 28 29
30 31

フリーエリア