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文在寅について:姦臣再臨

韓国で文在寅政権の組閣や政府新人事が徐々に形作られて来ている。これまで話題になった例としては憲法裁判所所長に金二洙(キム・イス 김이수 憲法裁判事としては唯一統合進歩党解散に反対票を投じた)、ソウル地検検事長に尹錫悅(ユン・ソギョル 윤석열 朴槿恵を当選させる為に国情院が大統領選挙に介入したと言われる不正選挙疑惑捜査を担当した検事だったが、あまりにも真面目に捜査をしてしまった為に朴槿恵の機嫌を損ねて左遷させられた)といった例があり、それらについてはまあ理解出来よう。が、一方で極めてロクでもない人間達まで要職に起用されている事も指摘しておかねばならない。

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002327309
安保室長・鄭義溶 初の女性外交長官候補・康京和
文大統領が人選案直接発表…統一外交安保特別補佐官は文正仁・洪錫炫
17.05.21 12:53l 最終アップデート 17.05.21 20:29

鄭義溶室長と共に有力な安保室長候補に挙げられた延世大学の文正仁名誉特認教授は洪錫炫元中央日報・JTBC会長と共に大統領統一外交安保特別補佐官を務める事になった。

文正仁(ムン・ジョンイン 문정인)、このインチキ学者がまたしても新政権で要職に入り込んだのである。新大統領の名が「ムン・ジェイン 문재인」でその特別補佐官になった人物の名が「ムン・ジョンイン 문정인」と少々ややこしいが、このインチキ学者が大統領の特別補佐官、それも「統一外交安保」分野を担当するというのは全く冗談にならない深刻さを秘めていよう。これまで筆者は文正仁というインチキ学者について何度も批判をしてきたが、金正日・金大中・盧武鉉の南北頂上会談三首脳の死後(2012年以降)は急速にそれまでの平和統一論から南主導の吸収統一論に転身して南北関係の悪化を助長させた事は極めて許し難い。おまけにこの男はあるインタビューで竹中平蔵(!)を「日本の大戦略家」「立派な業績を上げた」とベタ褒めしてたんだぜ。竹中をこんだけヨイショしてるって事は、当然新自由主義にも親和的って事だよね…。こんなのが大統領補佐官として権勢を振るうとか、これからの韓国の労働者達の運命って一体…。
とりわけ文正仁はかつて金大中・盧武鉉政権で政府要職に就いて南北首脳会談や太陽政策の実現に働いたくせに、その後は朴槿恵にもゴマをすって政府審議会の要職に潜り込むのに成功するなど、その無節操ぶりは筆舌に尽くし難いものがある。かつて日本にはどんなに政権が変わっても御用学者の地位を絶対的に死守して天寿を全うした加藤寛とかいうインチキ学者がいた。さらに言えば15世紀の朝鮮には「朝鮮王朝最大の姦臣」と言われた柳子光(リュ・ジャグヮン 류자광)という大臣がいて、やはりどんなに国王が変わってもゴマすりと政敵の追い落としで長年その地位を保ち続けた。文正仁はこれらと本当にそっくりだと思う。

金大中だろうが盧武鉉だろうが李明博だろうが朴槿恵だろうが文在寅だろうが関係ないッッッッッ! 
思想や哲学の一貫性だとか学問の真理を求道するだとか、ましてや民族とか民衆の利益ごときは全く関係ないッッッッッ!
俺様のナンバーワン御用学者としての地位さえ保全出来ればそれでいいのだッッッッッ!

………文正仁という奴はまさに「現代韓国の柳子光」そのものといって良いであろう。いや、もっと酷い。
さらに言えば、
文正仁は韓国において朴裕河の熱烈な擁護者であったという事実を決して忘れてはならない。
文正仁は日韓軍事情報保護協定の熱心な推進派であったという事実を決して忘れてはならない。

これまで大きな後ろ盾になってくれた「パパ」が新政権の要職に取り立てられ、今頃朴裕河はうれしさの余り狂喜乱舞している事であろう。文正仁特別補佐官就任のニュースを伝え聞いた際に朴裕河が発した「魂の叫び」(推測)を文章化したものが以下になります。

「俺様の「パパ」の一人は今や大統領特別補佐官なんやでえええええッ! これからわしは裁判でも何でも天下無敵じゃあああああッ!」

………従軍慰安婦被害者が「帝国の慰安婦」を名誉毀損で訴えた際、これに反対する知識人声明や反対集会へ真っ先に名乗りを上げたのが文正仁であった。繰り返すが、そんな人間が「統一外交安保分野を担当する大統領特別補佐官」なのである。朴裕河の熱烈な擁護者が果たして日韓慰安婦合意を覆すような真似をするであろうか。

日韓軍事情報保護協定を日本側の木宮正史と示し合わせるような形で推進の旗振りをしたのも文正仁であった。こんな大統領特別補佐官であれば情報保護協定を破棄するどころか、日本との軍事安保協力を今以上に強化させようとするのは三尺童子でも簡単に分かる話だ。

今は多くの人々にとって手触りの良い「キャンドル革命が生んだ(?)大統領」と「その斬新な人事」がもてはやされている。だがその中には文正仁のような極めてロクでもない「姦臣・佞臣」の類も実際には少なからず含まれており、それらがどれだけ恐ろしい厄災をもたらすか分かったものではない。文在寅政権が韓国社会をより良く改革出来るならそれに越した事はないだろうし、筆者もそれを望む。だが、その行く末を不安にさせる要素も山のようにあり、それに多くの者が気付いていないのは恐ろしいと思う。
ましてや今の韓国は民族自決の理念だとか自主的平和統一勢力が史上最も衰退した状況にある。先の大統領選挙において、国会に議席を持つ国政政党候補者5人の最大の共通点は「親米」であった。全員が全員「韓米同盟強化」を訴えており、旧セヌリ系の極右2党はもちろん、「進歩政党」という事になっている正義党に至っては「駐韓米軍に朝鮮半島の平和維持軍になってもらおう」とまで言っていたのだから、まさに「信じらんねえ」の一言だ。この正義党というのは日本で言えば日米安保や自衛隊や天皇制を容認した「転び社会党」「転び共産党」に該当する政党だが、実際にはもっと酷い。今の日本の社民党や共産党でさえ「駐日米軍に日本の平和維持軍になってもらおう」とまでは言わないであろう(ただしそれも時間の問題ではあろうが)。韓国では全ての国政政党が「親米」で完璧に意思統一されて翼賛化がすでに完成しているのだ。この「親米親日共和国」に果たして未来はあるのか。いかなる形であれ、遠からず朝鮮半島情勢が激変を迎える事は間違いない。それは朝鮮共和国がいずれ米本土を打撃出来る長距離核ミサイルの確保に成功し、アメリカの「核の支配」にヒビを入れる事から始まる。そうした渦の中で今の韓国のように「キャンドル革命」「日韓はアジアでただ二つの民主国家」「韓米(日)同盟をより一層強化」「南主導の吸収統一」「THAADについて中国とロシアに理解を求める」「原子力潜水艦が欲しいよおおおおおッ! その為に韓米原子力協定を改訂して核燃料をもっと欲しいよおおおおおッ! by文在寅」「北が核放棄したら経済協力してやらん事もない」といった愚かでセンス遅れの考え方が絶対に通用しない事だけは確かであろう。今の朝鮮半島で戦争が起こっていない(韓米日が朝鮮共和国に戦争を仕掛けられない)最大の原因は共和国が核を持っているからであり、さもなければかなりの確率でイラクやリビアのようになっていた。皮肉にも「北の核放棄」を訴えれば訴えるほど実際には戦争に近付くという状況に気付かないのではどうしようもない。

文在寅とフィリピンのドゥテルテ(曰く:米軍は出て行ってくれ)をトレードして欲しいと思った朝鮮人・韓国人は筆者だけであろうか。
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間違い探しクイズ

以下の記事抜粋文には間違いがありますが、それはどこでしょう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-00000029-jij-int
「太陽政策」に回帰=革新系の文在寅政権船出-韓国〔深層探訪〕
時事通信 5/13(土) 8:29配信

「韓国大統領選で圧倒的な勝利を収めた文在寅氏が10日、大統領に就任し、2代続いた保守政権から9年ぶりに革新政権に交代した。」


答は以下、画面を下へ少しスクロールしてみて下さい。




























【誤】
「韓国大統領選で圧倒的な勝利を収めた文在寅氏が10日、大統領に就任し、2代続いた保守政権から9年ぶりに革新政権に交代した。」

【正】
「韓国大統領選で圧倒的な勝利を収めた文在寅氏が10日、大統領に就任し、2代続いた極右政権から9年ぶりに保守政権に交代した。」


前政権(旧セヌリ党と李明博・朴槿恵)が「保守」で新政権(民主党と文在寅)が「革新」とか、それ絶対あり得ない話だから。少なくとも韓国の政治や社会をある程度まともに知ってる人間だったら絶対こんな間違いあり得ない。

旧セヌリ党(現在は自由韓国党と正しい政党に分裂)は堂々たる極右、それも日本の自民党と同じくらいの右曲がりぶりです。
(共に)民主党は堂々たる保守政党、日本で言えば民進党(例:新自由主義、辺野古基地推進)と同じくらいの右派政党です。どう屁理屈こねたってここが「革新」とか「親北左派」とか絶対的に間違ってます。

ここ数年間、筆者が日本の朝鮮半島報道で特に腹立たしく思ってきた事の一つが「韓国の政府や政治家を極度に左寄りに書き換えて捏造報道する」という傾向です。思い出してもらえば分かりますが、日本のほぼ全てのマスコミはあの朴槿恵をも「反日」扱いしていた訳ですから(そのくせ弾劾されて失脚したら慌てて擁護論めいた事を言い始めた)。植民地時代や親日派を美化する国定教科書をゴリ押しし、日韓慰安婦合意を強行した朴槿恵が「反日」だとか、どう考えたってあり得ない。つまり韓国という国の正しい姿なんかはどうでもよく、ひたすら「韓国は反日だ、親北左派の国だ、ようするに敵だ」という敵愾心や差別感情を扇動する事こそが日本の報道界にとっては重要な至上命題だという事です。日本の報道界は言わば「総嫌韓流時代」にあるといっても過言ではありません。

日本において今度の文在寅新政権(に限らず朝鮮半島情勢全般も)を論ずるにあたって、絶対的に心しておかねばならない事が一つあります。日本における韓国政治報道には常にどれもこうした極度の偏向バイアスが掛かっており、それを批判し打破する作業も伴わねばならないという事です。今の日本でそれを欠いたまま韓国政治を論じたり報道するなど有害無益以外の何者でもありません。逆に言えば、文在寅とその政権を「革新系」「親北左派」「反日」呼ばわりする報道や論評は全て眉に唾して読むべきだという事です。それを基礎中の基礎として弁えておきましょう。これは文在寅新政権に対して好意的な立場であるか否かを問わず、皆が心しておかねばならない「常識的作法」です。

次期韓国大統領選の馬鹿馬鹿しさ

知っての通り朴槿恵は国会で弾劾されて今は職務停止状態に追い込まれたが、これが完全に失職するには憲法裁判所の裁定を待たねばならない。で、今の韓国憲法裁の判事どもというのは全員が全員、民衆運動を弾圧してきた公安検事出身者か極右思想の持ち主ばっかりという凄まじい構成で、これらが朴槿恵を本当に失職させられるのかは何とも言えない。報道など見ていると憲法裁が朴槿恵を弾劾するのは確実みたいな事を言っているが、それはあまりに早計過ぎると思う。裁判長が1月一杯で退任して今の判事は8人、その中の3人が反対するだけで弾劾否決なのだから。今朴槿恵の弾劾を審理している判事達は2014年末に統合進歩党を強制解散させた、あの連中だという事をもう忘れたのか? 憲法裁判事のくせに自ら率先して憲法を踏みにじって破壊した張本人どもだぜ? 
おまけにその職務停止中の朴槿恵に代わって権限代行になっているのが総理の黄教安ときている。前にも少し話したが、この黄教安という男もまた民主化運動を弾圧したバリバリの極右公安検事出身政治家であり、付いた仇名が「ミスター国家保安法」だよ。はっきり言わしてもらうなら、黄教安は朴槿恵よりももっと資質が極悪な政治家である。これは断言してもいい。と言うか、セヌリ党とそこから最近分派した「正しい政党 바른정당」(日本で言うなら維新の党みたいな連中)にはこんなのばっかりである。朴槿恵と大差のない連中の巣窟だ。

「朴槿恵の弾劾が通るのは確実だから大統領選挙も近い」みたいな事がしきりに言われているが、それはあまりに気が早い判断というものであろう。否決される可能性も十分にある。仮にそうだとしても、じゃあまともな候補がいるの?という話なのだ。
当初有力候補と言われていた元国連事務総長の潘基文がスキャンダルまみれで自爆・候補辞退したものの、この男は色々な面で問題があり過ぎて、とても一回の記事では書ききれないほど酷いものだった。そもそも国連事務総長退任して間もない人間が母国(と言うか国籍保有国)の高官になっちゃいけないという国連憲章にも違反しているし、こいつ何考えてんだというレベルの話であろう。その潘基文に代わって保守・極右層の有力候補に浮上したのが「ミスター国家保安法」黄教安なのだから救いようがない。

じゃあ野党は? はっきり言わしてもらうが、野党も酷い。とても支持出来るような候補はいないというのが率直な感想である。文在寅、安哲秀、劉承旼、南景弼…やめてくれよと言いたくなるような顔ぶればかり。こいつらは一様に「親米親日・反共反北」という点が共通していて、本当にどうしようもない。日本や韓国の極右マスコミではよく「文在寅は北の手先」みたいな誹謗中傷が言われているが、これほど酷いデマはない。文在寅はTHAADの配備にも「中国とロシアを説得する」と言って賛成しているし、朝鮮共和国に対してもやけに勇ましいタカ派発言を何度もしている。と言うか、時と場合に応じて発言を使い分けているだけの極端な機会主義者というのが本性であろう。これほど信用出来ない政治家もいないと思う。他の候補、例えば安哲秀は前にも指摘したように日韓慰安婦合意に賛成していた人間であるし、劉承旼はアメリカ軍需産業の手先と言われている韓国きっての防衛族議員南景弼にいたっては「韓国核武装ッッッッ!」が持論の核武装バカ一代で、こいつら全員朴槿恵&安倍晋三ともども一刻も早くまとめて地獄へ落ちてくれという感想しかない。

今の韓国大統領選候補どもを見ていて筆者が頭が痛くなったのは、

「国家保安法撤廃」
「朴槿恵政権によって投獄・拘束された良心囚(統合進歩党の李石基議員や民主労総のハン・サンギュン委員長など)の即時釈放ならびに統合進歩党解散の取り消し」
「平昌冬季五輪中止」
「韓米共同軍事訓練廃止、ひいては韓米同盟解体と駐韓米軍撤収」

を訴える候補が誰もいないという点だ。先述の候補どもとは大分違って左派民族主義的な候補とされている李在明(城南市長)でさえここまでは言っていないのだから。

特に平昌冬季五輪は日本の東京五輪にも劣らない愚劣なイベントと言って良い。これの為に会場となる山で樹齢数百年という貴重な樹木が大量に切り倒されてとてつもない自然破壊を起こしており、さらにこの五輪で最大の利益を得るのが三星(サムスン)財閥と朴槿恵のファミリー企業と言われている。かつて日本の長野冬季五輪は「西武五輪または堤(義明)五輪」と言われたが、平昌五輪は「三星五輪」と言っても良いほどに徹底して三星財閥が経済的・政治的に食い物にしてきた。朴槿恵や崔順実や三星財閥の悪事を清算するというなら、当然平昌五輪にもメスが入り、五輪自体も中止にして然るべきではないのか。一部の平和統一運動家の間では「平昌五輪を南北関係改善の契機にしよう」と主張する者がいるが、とんでもない話であろう。南北問題と腐った中止すべきオリンピックを無理矢理結び付ける必要は全くない。南北関係改善の手段や機会は他にいくらでもある。「李明博と朴槿恵と崔順実と三星財閥らによる悪事と利権漁りの象徴たる平昌五輪は中止。その上で南北関係改善」が正解だ。先の日本の都知事選でも東京五輪中止を掲げた候補がほとんどいなかったが、今の韓国大統領選候補達も似たような状況にある。

朴槿恵、崔順実、金淇春(元大統領秘書室長)らの悪事を裁いて清算するにあたって、連中から酷い迫害を受けた人々を救済して現状復帰させたり補償せねばならないのは当然のことだ。それなのに李石基、ハン・サンギュン、統合進歩党、民主労総といった被害者達に対する救済の声が上がらないのはどうした事なのか。民主労総に対する弾圧や組合員への不当逮捕などは、朴槿恵が国会で弾劾されて職務停止中の今でさえ現在進行形で頻発しているのだから。デモの最中に警察に虐殺された農民ペッ・ナムギ氏に対して、韓国警察は依然として真相究明や遺族への補償はおろか一言の謝罪すらしていない。李石基議員は「内乱陰謀だ」といって長期刑にされたが、その決め手というのが「講演会で政府転覆の不穏な発言をした」からだという(その証拠とされた録音も大量の恣意的な改変やカットがあった)。日本に在住する者ならば気付くであろう。これはまさに「共謀罪」の論理であると。犯罪などしておらず、それについてしゃべっただけで罪になる。日本で安倍政権がしつこく成立させようとしている共謀罪、韓国では日帝時代の治安維持法から現在に至る国家保安法という名で100年近くも存在し続けているのだ。「民主化」されたという事になっている今でさえ! かつて金大中への内乱陰謀罪適用に抵抗した者達(韓勝憲や白楽晴など)までもが、李石基や統合進歩党への弾圧には反対するどころか朴槿恵政権に擦り寄るような態度をとり、この者達は今もこうした朴槿恵政権による良心囚の事を無視し続けて空しい「時局宣言」のごときものを機会主義的に発表して悦に入っている。「共謀罪」が大手を振ってまかり通る社会で、何が「民主社会の元老」かと思う。大統領選候補にしても同じ事であり、国家保安法を廃止せずに、朴槿恵政権の弾圧犠牲者を省みずに、どうしてキャンドルデモの民衆に応えるなどと言えるのか。繰り返すが、韓国には日帝植民地時代から「共謀罪」が存在し続けているのだ。そして、それを韓国に植えつけた日本でも今また本家「共謀罪」が甦ろうとしている。「共謀罪」を共有する(しようとしている)東アジアでただ二つの国、韓国と日本! 
「韓国と日本は経済発展と民主化を同時に達成したアジアでただ二つの国であり、この二カ国が今後のアジアを取り仕切るリーダーなのですッッッッ!」
…誰だよこんなアホな世迷い言を自慢げに吹聴してた馬鹿は。

韓米軍事訓練の廃止や中止を訴える候補がいない、というのはいずれの候補が当選しても南北関係の改善は望めないという事でもある。李明博・朴槿恵の「失われた10年」が「15年」に延長されるのだ。一見ソフトに見える文在寅から一番タカ派に見える南景弼まで、いずれも対北政策は前政権の敵対政策を継続する事になるであろう。強固な「南主導の吸収統一」論者。これが先述候補どものもう一つの共通点なのだから、誰がなっても李明博・朴槿恵よりも目立って対北政策が改善される事は望めない。

これほど馬鹿馬鹿しくて投票する(と言っても、筆者には投票権はないのだが)気のなくなる低劣な選挙もない。トランプとヒラリーが激突した先のアメリカ大統領選以下のシラケ度と思う。これが果たして本当に100万人、連日の延べ人数で言えばこれまで1000万人が参加した反政府デモ直後の大統領選候補なのかと我が目を疑う。「キャンドル民衆」の声はすでに踏みにじられ、歪められ、逆方向へと悪用されているのだ。

ところがこの下らない大統領選へ「在日は積極的に関わるべき」と必死に扇動している者がいるのだから呆れかえる。

http://oklos-che.blogspot.jp/2017/01/fb.html
2017年1月13日金曜日
FBメッセージの公開ー韓国大統領選挙に、在日は主体的に参加するように呼び掛ける運動提起と、日本の植民地主義に関する所感です

この崔勝久という人は日立闘争の支援や反原発運動をしてきた人で、それには敬意をはらうが、半面で言っている事にどうもピンボケで勘違いしている部分も少なくないと前々から思っていた。そうしたら案の定馬脚を現したというか、韓国の揺れ動く政局を見てそれに便乗した政治的野欲が湧き上がってきたという所かもしれない。崔勝久のブログを読んでみると100万人キャンドルデモを無闇やたらと美化・礼賛するばかりで、それが孕む諸問題点(これとかこれとかこれとかこれなど)や、デモ民衆の行動を上記大統領候補どもが簒奪するような形で悪用している(日本で3.11後に反原連がやった事とよく似ている!)実情などに全く触れないまま「韓国大統領選挙に、在日は主体的に参加するように」などと言っているのだから呆れかえる。いや、別に向こうの大統領選挙に在日が参加しようとするのは一向に構うまい。だがその場合、向こうの社会の現状や候補達の政策といった予備知識を十分に弁えておく必要がある。韓国社会と大統領選挙の現状をロクに知らせもせず(と言うか、崔勝久自身が向こうの政治や社会や大統領選候補達の実情をロクに知らない可能性も高い)に「民衆が決起した100万人デモ」で「韓国社会は根本的に変わろうとしている」「ムード」だけで在日の参加を煽ろうとするのは詐欺ではないのか。このような事をしていては向こうの実情をよく知らない同胞がおかしな政治勢力に利用されるだけで終わるという、最悪の結果になりかねない。おまけに組む相手が金明秀だのぱぎやん(趙博)だのといったしばき隊リンチ事件関係者とか、アホとしか言いようがないではないか。崔勝久がやろうとしている事は、このまま行けば間違いなく「第2のしばき隊」になる。こうした深い知識も考えも情勢認識もなしに、近々行われる(予定の)「史上最低の韓国大統領選挙」へ在日が深く関わっていく事はかえって危険であるという事は警告しておきたい。在日の人権や民族的権利や生活、さらには祖国の平和統一という観点からである!
この崔勝久という人物の言っている他のおかしな点についても後日まとめて指摘したいと思う。


崔順実事件が起こって朴槿恵が弾劾される前にはこんな嘆きの声がよく聞かれたものである。
「李明博が素晴らしい大統領に思えてくる」
朴槿恵の弾劾が通って失職するかどうかに関わらず、また次の大統領が誰になるかに関わらず、次期政権ではまたしても次のような嘆きの声が聞かれる事になるであろう。
「朴槿恵が素晴らしい大統領に思えてくる」

金甲洙氏のフェイスブックより「11.26 闘争正常化の為の緊急提案15項」

韓国では本日11月26日にも大規模デモが予定されています。それについて金甲洙氏のフェイスブックに掲載された提言を翻訳して御紹介します。

# 11.26 闘争正常化の為の緊急提案15項

1.これ以上「下野」「退陣」とは言わず「処罰」「拘束」「処断」にスローガンを変えよう。
2.「加担者処罰処断」も一緒に入れよう。
3.トラクター青瓦台進撃闘争団を熱く歓迎して激励しよう。
4.不法・暴力が嫌いな人間は、警察の不法・暴力から指摘しよう。
5.街や広場の掃除はソウル市に任せよう。

6.弾劾を望む人間達は野党政治家達と一緒に汝矣島国会議事堂に行ってデモをすれば良い。
7.弾劾してみた所で黄教安(現総理。民主化運動を弾圧した公安検事出身政治家で、朴槿恵政権では統合進歩党解散などの悪名高い数々の公安弾圧事件に辣腕を振るった。朴槿恵が仮に退陣しても、現行法では総理であるこいつが自動的に権限代行になる。訳注)に入れ替わるだけ。「内閣総辞職」を新しいスローガンに入れよう。
8.改憲しようとは言わずに「まずは国家保安法を廃棄しよう」と叫ぼう。
9.「統合進歩党復元」「李石基、ハン・サンギュン即時釈放」を叫ばねばならない。
(李石基は統合進歩党議員。「内乱陰謀罪」デッチ上げで9年の刑をうたれた。ハン・サンギュンは民主労総の委員長で、2015年の民衆総決起デモが「違法集会」であるとして一審で5年の刑を宣告され控訴中。いずれも朴槿恵政権下における政治弾圧最大の犠牲者達。訳注)
10.愛国歌のようなものを歌うのはやめよう。光化門は「国際市場」(愛国歌が流れると、夫婦喧嘩の最中でもそれをやめて敬礼をするというシーンのある映画の事。訳注)ではない。

11.芸能人公演のようなものはやらず、見るのもやめよう。
12.座ってキャンドルを振るよりもスローガンと合唱・行進を主にしよう。
13.レ・ミゼラブル合唱公演を見るからには、民衆の歌を一緒に歌おう。
14.なるべく子供や老弱者を連れて来るのはやめよう。
15.家族外出や恋人のデートは他の場所を利用しよう。

訳:ZED

原文記事URL
https://www.facebook.com/kimcapsu/posts/728857857265161


デモは闘争的であるべし。先日筆者も100万人デモの問題点を述べましたが、上記も的確な指摘であると思います。日本の社会運動においても当てはまる部分が結構あるのではないでしょうか。

現在韓国では全国の農民が「全琫準闘争団」(上記の2にあるトラクター青瓦台進撃闘争団の事)の名称を掲げ、大規模トラクターデモでソウルに向かっている最中ですが、これがまた警察からひどい弾圧を受けています。こういう闘争的な運動に対しては徹底した暴力を振るうという、まさに「警察からの伝言」を地で行く風景。

【警察からの伝言】
「おまわりさんありがとう」「警察も我々と同じ国民同僚」などの「良い」言葉をかけると逮捕されない。「警察帰れ」「イヌ」などの「悪い」言葉をかけると逮捕・暴行される。

先日のソウル警察庁長の「成熟した市民意識しゅごい」発言がいかに欺瞞的なものであるかがよく分かるでしょう。「非暴力」ばかり訴えて従順な参加者に対しては「成熟した市民のみなさんに感謝」と持ち上げ、そうでない全琫準闘争団や民主労総委員長のように反骨精神のある闘争的な参加者には「違法デモ」のレッテルを貼って弾圧する。

念の為に言っておかねばなりませんが、「闘争的」というのは必ずしも「暴力的」を意味するものではありません。日本の反天皇制デモや高江の闘争のように非暴力でも大変闘争的な運動というのはいくらでもあり、社会運動が「闘争的」であるかどうかというのは戦う相手や運動の目的・方針による所が大です。逆に暴力的だが全然闘争的じゃない運動集団の例としては男組だのしばき隊だの憂国我道会だのが大変分かり易いでしょう。だからこの手の連中が沖縄に来ても全くの逆効果であり、暗害分子にしかならないという事です!

朴槿恵が「やらねばならない事」

あれこれ言われてはいるが、朴槿恵はどれだけ支持率が落ちようがデモに民衆が何100万人集まろうが国会で弾劾されようが、それが原因で下野する事はないであろう。あの女には「やらねばならない事」があるからだ。朴槿恵が「やらねばならない事」というのは、任期の間に可能な限りの悪事(韓日軍事情報保護協定、日韓慰安婦合意の事業強行、サード配備など)を完遂する事である。それらに一通りケリをつけたら、任期切れ(より早い可能性もあるが)と同時に訴追を逃れるべく国外逃亡というのが思い描いているパターンなのではないか。要するにペルーのフジモリに近いパターンだ。
朴槿恵退陣を求める側もその辺りを考えに入れて行動する必要がある。集会に歌手を呼んで祝祭みたいにしたり、警察と一緒になって「非暴力」を叫ぶのは完全にずれているとしか言いようがない。ましてや金済東や朴裕河のように「不義に抵抗する事を知らない北の連中と違って、デモに集まったみなさんは目覚めた市民です」「日帝時代をそのまま踏襲した北の指導者にそっくりな世襲指導者を大統領に仰ぐ必要はない」みたいな事を言って、100万人デモすらも反北扇動と従北狩りに悪用したがる連中は最悪である。金済東や朴裕河のような輩こそ、朴槿恵支持派である極右団体のデモに参加してしかるべきだ。対北対決政策や日韓慰安婦合意など、金済東や朴裕河の求めてきた事は全て朴槿恵が叶えてくれたのだから当然の話ではないか。金済東にいたっては12日のデモで「警察はみなさんと同じ民主共和国の市民同僚ですから、彼らに拍手を送りましょう」というSEALDsか反原連のような事まで真顔で訴えていた。この金済東という韓国のお笑い芸人、日本で例えれば野間易通と爆笑問題の太田光をチャンポンしたような存在だと言えば分かり易いであろうか。それだけでこの輩がどれだけ下らない人間かお分かりであろうし、それをヨイショする韓国の報道機関の終わってるぶりも分かろうというもの。韓国にもようやく進歩媒体が安心して起用出来る「野間易通的存在」が本格的に登場した訳であり、今後この「韓国の野間」が及ぼす悪影響は甚大なものになろう。
100万人ものデモ参加者がいれば、中にはこういうおかしな連中も紛れ込む。それらに対する革命的警戒心を怠ってはならないのだが、ハンギョレやオーマイニュースや参与連帯(ソウル市長・朴元淳の出身母体だが、今では西欧リベラルにかぶれてかなりネオコン化した団体になっており、リビア・シリアへの侵略戦争にも事実上賛成していた)のような進歩派マスコミ・市民団体がむしろそれらを擁護・助長するのは本当に終わっていると思う。そうした社会運動に変な連中が紛れ込んでくるというのは、日本においても全く他人事でない。男組だの引き取り運動だの…。

あるいは

「潘基文に説得(国連事務総長の任期は今年一杯。その直前のクリマス休暇に韓国へ一事帰って来るらしいので…)される形で朴槿恵は勇退の花道を歩み、それで「朴槿恵を退陣させた英雄」のポジションを得た潘基文がそのまま大統領選挙で勝利。それとバーターする形で朴槿恵の身の安全(国外逃亡?)を保障」

万が一だが、こんなシナリオもあるのではないかという考えがよぎった。もちろん単なる筆者の空想だが、その場合は「朴槿恵がやり残した事」を潘基文が引き継いで完遂する事になる。潘基文は日韓慰安婦合意に賛成していたし、ベタベタの親米派で、朝鮮共和国の事も大嫌いだから、これほど朴槿恵の後任に相応しい人間はおるまい。あの男が韓国の大統領になれば慰安婦合意の「宣撫事業」も軍事情報保護協定もサード配備も成果年俸制も全教祖への弾圧も歴史教科書の国定化も対北圧迫・制裁も、何もかも朴槿恵の政策を忠実に引き継ぐだろう。いずれにせよロクなものではない。

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