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韓国の100万人デモについてとりあえず

11月12日に韓国で「民衆総決起」という朴槿恵退陣を求める大規模デモが行われた。これは全国各都市でも同日に行われたが、とりわけ首都ソウルでは主催者発表で100万人参加したとされており、映像など見てもそれぐらいは集まっておかしくない規模である。このまま行けば朴槿恵政権の余命は長くあるまい。が、しかし…。

今は時間がないので簡単に論評するが、あの100万人デモってちょっとヤバくね? という不安も筆者は感じた。要するに最近日本の社会運動やデモなどでよく見られる「警察に感謝」「過剰なまでに非暴力を強調」「国家主義的ナルシズムの発露」「祝祭イベント化」といった現象がずいぶん見られたからである。一部のデモ参加者が警察の車壁を乗り越えて大統領官邸へ進もうとすると、他の参加者に「降りろ、降りろ」と引きずり下ろされるとか、これが本当に韓国の反政府デモなのかと我が目を疑った。農民が一人虐殺された1年前のデモとは比較にならぬほど参加者が激増した反面、打って変わって牙を抜かれてしまったのではないか。すなわち韓国民衆運動の「反原連化・SEALDs化」現象である。数年前から嫌な予感はしてたのだが、まさか…。

さらにここへ来て民主党が朴槿恵と単独会談に出て、野合するのではないかという疑いが濃厚だ。民主党だって12日のデモには参加していたにも関わらずこれである。考えてみれば民主党が12日のデモ参加時に掲げていたスローガンは「大統領は国政から手を引け」だった。他の市民達が「朴槿恵退陣・下野」を叫んでいた最中に、なぜか民主党だけそれよりも後退したスローガンを掲げていたのはこういう事だったのかと疑いたくなる。


共に民主党の参加議員達。手にしたスローガンは「大統領は国政から手を引け」で非常に微温的だ。


一般のデモ参加者達。こちらは「朴槿恵退陣」を掲げている。

まとまった記事は後で書くが、今回の100万人デモは問題点も非常に少なくなく、日本から参加した人々もその点は留意すべきだろう。民主党の裏切りで朴槿恵が延命する可能性も出て来ている今、状況は依然厳しいか、さらに悪化する危険性もある。

とりあえず韓国の作家・金甲洙氏が今回のデモについてそうした問題点を指摘しているので、以下リンク先を朝鮮語の読める方は目を通しておくと良いだろう。これはまた後で翻訳して当ブログでも公開する。

https://www.facebook.com/kimcapsu/posts/722240621260218
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慰安婦被害者殺し 韓国では保守派メディアと進歩派メディアが「共同戦線」

http://www.sankei.com/world/news/160914/wor1609140040-n1.html
2016.9.14 21:14更新
「慰安婦像は移転すべきだ」 韓国・東亜日報論説主幹が異例の主張 対北で日本との協力訴え

ソウルの日本大使館の前で開いた「水曜集会」に参加した元慰安婦の女性と少女像=7日(共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国紙、東亜日報は14日付で、「北朝鮮の核に対して日本と協力していくために、ソウルの日本大使館前に設置された少女像(慰安婦像)を移転させるべきだ」とする論説主幹のコラムを掲載した。韓国メディアが慰安婦像移転を主張するのは極めて異例。

 コラムは、昨年12月の日韓合意に、慰安婦像の問題の「適切な解決に向けた韓国政府の努力」が盛り込まれ、像設置がウィーン条約に抵触していると指摘。 その上で、「韓日合意の精神と国際社会の基準に従い、少女像を日本大使館前から移転させ、韓米日の軍事協力を強化する必要がある」と訴えている。

 日韓合意についてコラムは、「韓国政府が日本と合意したのは、経済や安保など韓日の懸案をよそに、葛藤を続けるわけにはいかないと認識したためだ」と断じた。「沈黙する国民の中には、国家存亡の危機に、少女像で韓日関係がきしみ続けてはいけないという懸念は多い」としている。

 さらにコラムは、北朝鮮の情報収集で韓国は人的情報に強く、日本は海上や上空での偵察能力に優れているとし、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結を訴えた。

 「軍事大国の中国がアジアで中華覇権主義で疾走するなか、核兵器もない日本の再武装を憂慮するのは、過去にだけとらわれた見方だ」とも述べ、韓国内の“日本軍事脅威論”をも戒める内容になっている。


産経が大喜びで取り上げていた東亜日報の記事とは以下のものである。書いたのは同紙論説主幹の黄鎬澤(황호택 ファン・ホテッ)。ただしこの記事は東亜日報日本版では翻訳配信されていない。内容は産経の記事に取り上げられたほぼそのままである。

http://news.donga.com/3/all/20160914/80290803/1
黄鎬澤コラム 北核危機と「少女像移転」

他ならぬ韓国の新聞が「北の脅威に立ち向かう為に日韓軍事協力強化を! その為に少女像を撤去せよ!」と言うのだから、日本の右翼にしてみれば涙が出るほど喜んじゃうだろう。今も昔も「テンノーヘーカバンザーイ!」報道を続けてきた東亜日報らしい記事と言える。

一方でハンギョレには、上記とほぼ同じ12日付でこんなコラムが載っていた。書いたのはソウル大学準教授の南基正(남기정 ナム・ギジョン)。

http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/25165.html
[寄稿]「慰安婦」合意の強行、このままではいけない

こちらはハンギョレ日本版でも翻訳配信されている。内容はお読みになれば分かるように、


そのために、政府と和解・癒やし財団には合意の実行を「強行」する代わりに一時的に「中止」することを提案する。このような状態で10億円の事業が実施されれば、慰安婦問題の破局を自ら招き、取り返しのつかない歴史的な過ちを残す結果になることを自覚すべきだ。政府は今からでも時間をかけて国民的合意を引き出すために、誠意を尽くして努力しなければならない。支援団体には条件付きで合意を受け入れる姿勢への転換を提案する。条件は三つある。第一に、日本の首相が謝罪を表明すること。第二に、「事実上」の賠償と解釈できる日本政府の予算措置、つまり財源を明確化すること。第三に、「少女像」に対する言及を中断することだ。以上の内容は、政府が断固たる姿勢で日本に要求すれば、合意の基本精神の中で解決が可能なものだ。

このように、政府と支援団体が互いに向き合う姿勢で、合意を「受け入れる」前提条件が整えば、和解・癒やし財団が慰安婦被害者に対する説明会を実施することを提案する。

これと同時に「和解・癒やし財団」と「正義記憶財団」の関係者を互いの団体に派遣し、活動を共有することを提案する。

合意に対する反対がこのように強硬な状況でこれを強行するのは、永久に続く問題の種を新たに撒くような愚行になりかねない。だからといって、破棄というのも、容易く選択できるようなものではない。東アジア国際政治の渦巻きの中で、外交の力だけで生存と繁栄、平和と統一を築き上げていかなければならない韓国にとって、合意の「破棄」という履歴は大きな負担にならざるを得ない。


早い話が慰安婦被害者や挺対協といった「支援団体」に、政府との「和解」を押し付けようとしている訳だ。日本に対する条件云々と言っているが、要は日韓合意を最終的に受け入れろと言っているに過ぎない。韓国政府が断固たる姿勢で日本に要求すればこれら条件が通るというのも全く意味・根拠不明である。朴槿恵政権が本当にそんな事すると思う? 万が一韓国政府が強気に出た所で、日本はこの程度の要求すら飲みはしないだろう。2015日韓合意がいかに被害者を無視した一方的で非人道的なものであったかが問われているのに、この南基正という準教授は条件付でもいいからとにかくそれを国益の為に受け入れろというのだ。正気の沙汰ではない。この男は庚戌国恥(いわゆる「韓国併合」)に対しても同じ事を言うのではないか。
「合意に対する反対がこのように強硬な状況でこれを強行するのは、永久に続く問題の種を新たに撒くような愚行になりかねない。だからといって、破棄というのも、容易く選択できるようなものではない」
だから朝鮮が日本の植民地になったのは仕方がないし、それに反対するなんてとんでもない、と。この男が日帝時代に生きていたらそのように植民地統治を正当化したのではないか。
加えて「東アジア国際政治の渦巻きの中で、外交の力だけで生存と繁栄、平和と統一を築き上げていかなければならない韓国にとって、合意の「破棄」という履歴は大きな負担にならざるを得ない」と言っている事からも分かるように、「北の脅威」に対抗して統一する為に日本の助けが必要だと言っている(その為にも韓国は日本に譲歩しろ)訳で、これは先の東亜日報の記事と全く違わない。
この南基正という男は前からおかしな主張を繰り返していた学者であり、日本で言えば山口二郎とか五野井郁夫とも共通するキモさが感じられた。この輩が紙面に登場したら要注意である。

明仁を「平和の神」のごとく礼賛し、慰安婦問題では日本に妥協しろと迫る点で、今韓国の報道界は右も左も完全に足並みを揃えている。東亜日報からハンギョレまで、この連中こそ慰安婦被害者を先を争って殺そうとしているのだから。

南には強く出られるが北には弱腰な中国

杭州での韓中首脳会談で見られたこのシーンはどういう意味を持っているのだろうか。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/25101.html
韓中首脳会談、「飲水思源」成語を使った習主席の本音は…

 続いて習主席は首脳会談の冒頭発言で、杭州大韓民国臨時政府時代に中国国民が金九(キムグ)を保護した点に触れ、「金九先生の息子の金信(キムシン)将軍が、1996年に杭州近くの海燕を訪れ「飲水思源 韓中友誼」という書を残した」と紹介した。飲水思源とは「水を飲む時、その水がどこから出たのか根源を考える」という意味であり、習主席が朴大統領に抗日の歴史を強調し「中国の恩」に言及したものだ。これは最近、韓日政府が「未来」を強調して関係改善に乗り出し、THAAD配備を媒介に韓米日3カ国協力が強化される動きに対する不満を遠回しに表現したものと解釈される。


平たく言えば「侮辱と脅し」である。習近平は朴槿恵に対して面と向かって「おまえんとこが今日あるのは、うちが抗日戦争期に臨時政府の面倒見てやったからなんだぞ。それを忘れるな」と言い放った訳だ。実際それを言われるとグウの音も出ないのが「大韓臨時政府の正統を受け継ぐ(実に信じられないが、そういう事に一応なっている)大韓民国」という国である。臨時政府の業績を過小評価する訳ではないが、臨政が当時中国で世話になって大きな借りを作った事は否定出来ない歴史的事実であろう。中国がそうした「歴史問題」を切り出してまで朴槿恵を面罵したのは、THAAD配備がどれだけ中国を怒らせた致命的な事かをよく表している。
とは言え、最近韓国では「建国節制定問題」というのが起こっており、これは臨時政府結成の1919年4月13日ではなく、1948年8月15日の南朝鮮単独政府樹立日を「大韓民国建国節」にしようというものだ。これは今の韓国政府と臨時政府を完全に切断するものであり、今の大韓民国憲法にも違反する疑いが強い。ただしそうなれば、今の韓国と臨政は歴史的に断絶したという事になり、習近平から「金九先生の面倒を見たのは誰だと思ってんだ」と脅されても、胸を張って「知るか、ボケ!」の一言で堂々と反論出来るようになるという逆理も生じるが。朴槿恵ら韓国のニューライト勢力がしきりに単独政府樹立日を「建国節」にしたがっているのは、ひょっとして中国がウザいのでその影響を一掃する為なのではないかと思える時がある。「今日の自由大韓があるのは間違っても中国のおかげなどでなく、何もかもアメリカ様のおかげです! アメリカ様に感謝しましょう!」というのが新旧世代問わぬ韓国(日本もだが)右翼の共通認識だから、中国との縁が深かった臨時政府の痕跡を消したくて仕方がないのは確かであろう。何よりも朴槿恵大統領は間違っても大韓臨時政府の嫡流などではなく、その独立運動を弾圧するのを生業としてきた満州軍・高木正雄中尉の正統を受け継ぐ誇り高き血筋のお方なのですから! 今の分断体制を作り出した元凶である李承晩を「国父」とし、南朝鮮単独政府樹立日を「建国節」とする事ほど今の腐り切った韓国にお似合いなものはない。
そのくせ、中国との貿易がなければ経済が成り立たないのが今の韓国(日本もだが)の現実でもある。よく韓国(日本もだが)の「北朝鮮専門家」には「北の最大の貿易相手は中国。だから中国なしに北の経済は成り立たず、中国は北朝鮮に最も大きな影響力を行使している」などとしたり顔で言う者が腐るほどいる(上記ハンギョレの記事もだが)が、それは誤りである。朝鮮共和国の場合はある程度自立経済の体制が確立しているので中国との交易が絶たれても何とかやっていけるが、南が中国との交易を絶たれでもしたら致命傷だろう。実際には中国なしに経済が成り立たないのは北ではなく南の方である。日本もだが。

このように南に対しては「かつて大韓臨時政府を世話してやった」という大きな貸しがある中国だが、では北に対してはどうなのか? 習近平はそれをネタに朴槿恵を面と向かって侮辱したが、同じような態度を中国は金正恩に対しても出来るだろうか? 

出来ない! 

南とは逆に北は中国に大きな貸しがあるからである。中国共産党は金日成の助けなしには天下を取れなかった。それほど国共内戦で決定的な助けを与えたのが8.15光複後の北朝鮮だったからである。
1945年8月15日の日本敗戦のその瞬間から共産党と国民党の戦いはすでに始まっていた。一応8月末から10月にかけて重慶会談というのもあったが、これで結ばれた両者の合意が文字通り紙切れに過ぎなかった事は多くの人が知る通りである。毛沢東と蒋介石の間で10月10日に合意が結ばれたとは言っても、すでに両者は自軍を満州に派遣したばかりだったのだから。

毛「いつ始めますか」
蒋「もう始まっておる」

重慶会談というのはどこぞの実戦格闘家の野試合みたいなものだったと言って良いだろう。

1945.8.15日本敗戦直後の中国情勢とは「東北(満州)を制する者が全中国を制する」というものだった。東北はソ連・モンゴル・朝鮮半島と接する要衝の地であり、さらに旧満州国時代に日本が植民地統治の為に近代化させた都市など「日帝の遺産」も多い。加えてここを国民党が制すれば中原の北側に勢力を張る共産党を挟み撃ち出来るし、共産党が制すれば江南の国民党を後顧の憂いなく攻める事が出来る。国共内戦の前哨戦である東北の奪い合いは「東北戦争」と呼ばれるが、これが国共内戦の趨勢を8割方決める天下分け目の合戦だったと言っても過言ではない。ウィキペディアなど見ているとこの東北戦争の記述は恐ろしく簡潔で、「共産党が国民党をあっさり下した」程度の事しか書かれていないが実際はそんな楽勝なものではなく、東北戦線で当初共産党は連戦連敗だったのである。それが逆転出来たのは植民地光複後の北朝鮮が中国共産党を全面的に支援したからだった。国民党にやられっぱなしで焦った毛沢東は急ぎ平壌の金日成のもとへ特使を派遣し、軍事支援と共産党軍(八路軍・新四軍)の朝鮮領内通過を認めて欲しいと要請する。金日成はそれを一切拒絶せず快諾してやった。当時の北朝鮮地域には日本軍が撤退した後に残していった武器弾薬がかなりあり、それは本来新しい朝鮮人民軍を結成するのに欠かせないものだったが、金日成は周囲の反対をも押し切ってそれを満州の共産党軍に与えてやったのだから、これは大変な決断と言って良いであろう。このおかげで共産党軍はヤバくなったらいつでも鴨緑江と豆満江を越えて朝鮮領内に逃れては、安全地帯を移動しつつ国民党軍の虚を突く。あるいは負傷兵を安全な朝鮮領内で治療を受けさせられるようになるなど、極めて有利な「後方基地」を得て、戦況が俄然有利に流れ始めるのである。また、当時満州にはびこっていたのが土匪と呼ばれる山賊まがいの武装集団で、中国共産党はこれを鎮圧する事で東北の人心を得た。しかしながらこの土匪の鎮圧や帰順工作も朝鮮側の協力なしには極めて難しい事だった。東北戦争中に満州の土匪勢力の多くを壊滅または帰順させたのは抗日パルチザン時代からの金日成の腹心である姜健(後に朝鮮戦争で戦死)だったのだから。金日成にとっての姜健とは、毛沢東にとっての林彪のような存在だと言えば分かり易いかもしれない。それほどの戦略家であったという。
この他にも東北戦争で当時の北朝鮮すなわち後の朝鮮民主主義人民共和国が中国共産党に与えた物質的・人的援助は数知れず、それなしに共産党が満州を制する事はほぼ不可能であった。満州を制する事なく全中国を制する事もない。したがって北朝鮮と金日成の助力なしに中華人民共和国の成立もあり得なかった。「五星紅旗には朝鮮の同志達の血が染み込んでいる」という毛沢東の言葉は決して抽象的なものではなく、歴史的事実なのである。
抗日戦争期には朝鮮と中国の革命家は同志の関係にあり、それが東北戦争における中国共産党の支援という形につながった。中国が後に朝鮮戦争へ「抗米援朝」の大軍を派遣する事になったり、今でもこっそり統計にない原油支援しているのではないかと言われるのも当然の事である。もちろんその間の朝中血盟関係も単純なものでなく、朝鮮が中ソ対立を利用して二股をかけたり、文革期に中国との関係が悪化するなどの紆余曲折は多い。それでも互いの利害が一致する中で全体的には友好関係が保たれてきた。「張成沢処刑や核実験に端を発する「北朝鮮の後見国中国」の怒り」などというのはあまりにものを知らない人間の言う事であり、似たような事は過去に何度もあった。それでも朝中関係は切れないし、中国は世間で言われているほど朝鮮に大きな影響力を行使出来ない。韓国(日本もだが)がアメリカの言う事を召使いのように何でも聞いてくれるのとは根本的に次元が違う。
今やアメリカと張り合う世界の大国となった中国。その建国に朝鮮共和国は多大な「債権」を持っており、中国は今でもそれを完全には無視出来ない。

「我が共産党が国民党を下して新中国を建設するのに、あんな吹けば飛ぶような小国・朝鮮から決定的な恩義を受ける事になろうとは!」

しかしながら中国の高位人士達はこうしたかつての朝鮮の多大な助力を内心では体面悪く感じており、これを諸外国や自国民に知られるのを極度に嫌った。これは現在の習近平も例外ではない。革命第一世代の中国共産党元老らの回顧録など読んでみると、東北戦争期の北朝鮮と金日成による支援などを出来る限り小さく扱ったり無視したりする例が多いのはこの為である。中国が最近建てた抗日戦争記念館で、そこの朝鮮人革命家の展示で金日成の実名を挙げなかった事から「朝中関係の悪化」「金日成はやはり偽者だった」などと鬼の首を取ったかのようにはしゃぐ韓国(日本もだが)マスコミがあったが、そんな事を言う者は「自分は朝中関係史を何一つ知りません」と白状しているようなものだ。いかにも石丸次郎並みの低レベルと告白しているように聞こえる。中国の革命家達は朝鮮に対してあまりに大きな借りを作った事から都合が悪く、それを外部に極力話したがらないだけで、今に始まった話ではないのだ。だがそれでも金日成親子や崔庸健といった朝鮮の首脳達が中国を訪問した際には最上級の歓待を行った。さすがに当人達に直接会う際にはかつての恩義を決しておろそかにしなかった(出来なかった)のである。件の抗日戦争記念館で臨政系の独立運動家がやたらに大きく取り上げたのは、中国は彼らを世話してやった恩義がある、彼らの手柄は中国あってのものだ、と恩着せがましくアピールする側面が強く、南の人間にとっても決して手放しで喜べるものではない。
臨政系つまり南の連中にはたっぷり貸しがあるから、大きく取り上げてやっても構やしない。あいつらは中国の助けがなければ大した事は出来なかったのだから、その事を存分にアピールせよ。
けど、抗日パルチザン系の北には多大な借りがあるから、体面悪すぎてそれをあんまり知られたくない。俺らは朝鮮の助けがなければ東北で大した事が出来なかったのだから、その事は極力外部にアピールするな。

要するに韓国はアメリカや日本だけでなく、中国からも徹頭徹尾ナメられているのである! 

中国は南に対しては「われんとこが今日あるんは誰のおかげか分かっとんのか! 臨時政府を面倒見たわしらのおかげやぞ!」と凄む。
だが北からは逆に「われんとこが今日あるんは誰のおかげか分かっとんのか! 国共内戦を勝たせたったわしらのおかげやぞ!」と凄まれる。

国家間の外交関係というのは実に面白いものだ。
国共内戦で共産党が勝てたのは朝鮮共和国と金日成のおかげであるという史実は日本においてもあまり知られていない。だがその事を知らずに朝中関係を理解する事は出来ない。先日朝鮮共和国は5度目の核実験を行った。これまで朝鮮の核実験に対してとってきた中国の態度はもちろん、今回の核実験に対して今後中国がどのような対応をとるのかについても、こうした朝中関係史を知らずに中身を理解する事は不可能である。

国連決議を自ら破ろうとしている国連事務総長 潘基文

いよいよ次期韓国大統領選挙への野欲をむき出しにしてきた潘基文。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/24239.html
国連の潘事務総長が大統領選出馬示唆、与野党で反応分かれる
登録 : 2016.05.26 01:00 修正 : 2016.05.26 07:02

この男について筆者はこれまで何度も批判してきたし、これほど酷い奴もいないという考えは今も変わらない。潘基文が大統領になったら、おそらく李明博や朴槿恵よりも悪い事をするだろう。この男の問題点というか悪行をざっと以下に列挙する。

・全斗煥のスパイとして、当時アメリカ亡命中だった金大中の動静を探って報告していた。意外と知られていないが、実は全斗煥軍事独裁政権(もちろん日本との癒着・共犯関係は誰もが知る所である!)の「若手秘蔵っ子外交官」としてキャリアを積み始めたのが潘基文である。

・盧武鉉時代に外交通商部長官だったが、アメリカの意向を汲んで脱北者の入国情報を公開して南北関係の悪化を策動した。

・国連事務総長になり、大地震でメチャクチャになったハイチへ多国籍企業を進出させる。ハイチの経済植民地化の旗振り役を務めた。

・シリア内戦でアメリカの空爆を容認した。

・事務総長就任前は「南北関係改善」ぽい事も言っていたが、実際には朝鮮共和国への制裁と圧力一辺倒に狂奔して、南北関係のさらなる悪化を煽った。

・2015年「日韓慰安婦合意」を大歓迎。後に韓国内の反発世論があまりに大きい上に当の慰安婦被害者達から抗議の面談を求められて「誤解だ」と極めて見苦しい言い訳(もちろん大統領選に出るつもりがあるからだが)に終始。だが潘基文は当初「朴大統領と安倍総理に感謝する」とまで言っており、どうあがいても言い訳出来るようなレベルではない。



「アメリカの無能な飼い犬」
「日帝時代だったらこいつは『潘完用(李完用になぞらえた皮肉)』になっていただろう」

これが潘基文という男の国際的な評価である。それがここ数年韓国では次期大統領最有力候補とされているのだからお寒い話だ。潘基文が韓国内では尊敬、国際的には軽蔑されているという現状に多くの韓国人が気付いていない。
が、ここへ来てもう一つの重大な問題が提起され始めている。それは、潘基文の次期大統領選挙立候補がそもそも国連総会決議違反にあたるのではないかという疑惑だ。この事は現時点でなぜか日本のマスコミでは見かけないが、今韓国では大きな話題になっている。詳しくは次回で述べるが、取り急ぎ潘基文という男が個人的な権力欲の為に国連事務総長自ら国連決議を踏みにじろうとしているという事を前口上として述べておきたい。

従軍慰安婦被害者を踏み台にして実現したオバマの広島訪問

http://www.ytn.co.kr/_ln/0104_201605121943543406
「米オバマ広島行き、韓日慰安婦合意でより容易くなった」(朝鮮語記事)
オバマ広島行き、韓日慰安婦合意でより容易くなった
日本全体が被害国であるかのように言うのは偏った意見
・日本が戦犯国という事は変らないが、核の残忍さを観察する時代が来た

[YTNラジオ「崔英日のニュース 正面勝負」]
■放送:FM 94.5(18:10~20:00)
■放送日:2016年5月12日(木曜日)
■対談:保坂祐二 世宗大学教授


このインタビューで保坂の言っている事はかなり支離滅裂で意味不明な部分も多いのだが、一つだけ見逃せない重要な部分がある。なので、そこを翻訳して以下に抜粋しておきたい。


◇崔英日:そうですか。教授が今指摘された話を聞いてみると、2010年からこつこつと準備してきた、こういう考えがします。今少し言及してくれましたが、韓国と日本が昨年12月に日本軍慰安婦問題に合意した為にオバマ大統領の今回の広島行き決定がよりやり易くなった、こんな分析も明らかに影響があったと見られますか?

◆保坂祐二:はい、それで米国内にオバマが広島へ行くのを反対する意見の中で、韓国と中国が「むしろ日本という戦犯国家が被害国に変身するのではないか?」とたくさん批判するだろう、だから少し慎重に考えねばならないという意見が大変多かったといいます。ですが韓日合意がまとまった為にもう少し容易くなったと言えるようです。


保坂の言い分によれば「2015日韓慰安婦合意」のおかげで、今回のオバマ広島訪問がやり易くなったという事になる。それは間違いあるまい。早く言えば日本の法的責任を免罪して従軍慰安婦被害者を踏みにじったあの談合のおかげで、だ。あたかも「核なき世界」の第一歩だの歴史的機会だのといった美辞麗句に包装された今回のセレモニーが、本当はどれだけ汚いものであるかがよく分かるであろう。「慰安婦合意」は元より「韓日は歴史問題よりも安保協力を優先させろ」というアメリカの圧力によって行われたものであり、これによって日帝植民地被害者という目障りな「歴史のトゲ」を取り除いた。そのおかげで「韓米日軍事同盟体制」というバリバリの軍事体制とその醜悪な本質をごまかすセレモニーとしてオバマの広島訪問のセットを何の遠慮もなくやれるようになったという事である。
「核なき世界」ならぬ「慰安婦合意なきオバマ広島訪問」がそう簡単に実現出来たであろうか。この事は十分に考える必要がある。
ホームレスを公園から力ずくで追い出すという酷い人権侵害をしておきながら、それをごまかす為に「同性パートナーシップ条例」をわざとらしく制定した地方自治体が日本にはあったが、それをさらに凶悪・邪悪・極悪にしたものが此度のオバマ広島訪問だ。

オバマの広島訪問は被爆者だけではなく、従軍慰安婦被害者をも踏みにじって食い物にした国際的詐欺・セカンドレイプであるという事。真の核廃絶とは何の関係もない、それどころか韓米日軍事同盟体制という危険極まりない戦争体制の幕開け宣言であるという事を改めて強調しておきたい。

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