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ハンギョレ日本版はこういう事していいの?

ハンギョレに載った件の徐京植・和田春樹公開書簡だが、その後徐京植が再び和田を問い詰める記事を寄せて「第2ラウンド」が始まる形となった。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/24137.html
[寄稿]再び和田春樹先生に問う 既成事実による被害者の分断
登録 : 2016.05.13 22:03 修正 : 2016.05.15 06:56

http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/743805.html
기정사실화해 피해자를 분단하는 레토릭일 뿐
등록 :2016-05-13 21:33수정 :2016-05-15 14:48

一連の公開書簡で和田が言ってる事はほとんど猟奇的ストーカーの論理一歩手前であり、自分が勝手に横恋慕した少女をさらって自宅に監禁するような変質者とほとんど違いがない。


http://bylines.news.yahoo.co.jp/usuimafumi/20160327-00055903/
朝霞市の女子中学生無事保護のニュースの見方:監禁事件被害者の二次被害を防ぐために

長期監禁は、営利誘拐や人質などの短期の監禁事件とは質が異なります。外国の例では、被害者にかなりひどいことをする犯人もいます。しかし、日本の長期監禁事件の事例を見ると、犯人は少なくとも主観的には被害者を大切に扱うケースが多く見られます。

もちろん凶悪な犯罪であり、誘拐時の行為や監禁中に指示に従わなかった時の罰はひどいのですが、それでも犯人の気持ちとしては、被害者と仲良くなりたいと考える場合も多くあります。

長期監禁事件の典型的な犯人は、歪んだ幻想を持っています。女性(少女)と素晴らしい人間関係を持って、本人が思い描く理想の生活をしたいと感じます。通常、そのような思いは、空想や小説ビデオで満足するのですが、稀に実行してしまう人がいるわけです。


この手の誘拐・監禁事件を専門家に言わせるとこういう事だそうだが、和田の従軍慰安婦問題に対するスタンスもまさにこれと一緒だ。和田は下記の公開書簡で実際にはっきりと

アジア女性基金に関わった者の気持ちからすれば、被害者のために何事かをしたい、不十分であれ、日本国家国民の責任を果たしたいと思ったのであって、自分の良心を満足させることだけを考えていたということはありえない。人間の小さな努力に対して超越的な高みから判定を下すようなことはやめてもらいたい。

と言っちゃってる訳だから。

「犯人は少なくとも主観的には被害者を大切に扱うケースが多く見られます」
「指示(女性基金や日韓合意)に従わなかった時の罰はひどいのですが、それでも犯人の気持ちとしては、被害者と仲良くなりたいと考える」
「典型的な犯人は、歪んだ幻想を持っています。女性(慰安婦被害者)と素晴らしい人間関係を持って、本人が思い描く理想の生活(東アジア共同体)をしたいと感じます。通常、そのような思いは、空想や小説ビデオで満足するのですが、稀に実行してしまう人(和田とか大沼とか)がいるわけです」

…キモいんですけど。鳥肌が立つんですけど。筆舌に尽くし難い植民地支配の暴力にさらされて人生を破壊された被害者に対して、ストーカー的視点から判定を下すようなことはやめてもらいたい。
にも関わらず和田は、己を省みる事もなく意気軒昂である

http://japan.hani.co.kr/arti/international/23709.html
和田春樹教授、徐京植教授の公開書簡に答える(下)
登録 : 2016.03.26 22:08 修正 : 2016.03.27 07:46

「このたびの合意を受け入れる被害者ハルモニが出てきたとき、その行動を認めず、その人を非難することになる」
「被害当事者全体の声を確認しないで、「白紙に戻してもう一度やり直さなければならない」と断定する権利が吉見義明氏にあるのだろうか」

要するに和田は「一人でも今回の合意を受け入れる被害者さえ獲得出来れば(日韓合意賛同派の)勝ち!」と言ってるようにしか聞こえない。「国民基金」の時の「経験」を和田は和田なりに「活用」してこういう詭弁を弄しているわけだ。ふざけるのもいい加減にしろ。こういう詐術はまさに朴裕河が「帝国の慰安婦」でさんざん使い古した屁理屈ではないか。「慰安婦ハルモニの中には日本軍兵士を心から慰めた人もいた。これも自分の運命と諦観したハルモニもいた」という例を、資料を恣意的に曲解してでも特筆大書するという例のアレ、和田もそっくり同じ事をやっている。曰く「(女性基金を受け止めて)心の安らぎをえた被害者がいる」。そのくせ徐京植が「女性基金」の受け取りを拒絶したオランダ人被害者の例を挙げてもそれの意味を認めないどころか、「その人の事を強調したのは俺だ」という全く答にならない言い草で逃げているのだから。和田の言わんとする所は「女性基金や今回の日韓合意で安らぎを得た被害者が一人でもいた(いる)。だから反対派は文句を言うな。女性基金や日韓合意を認めないなど許さん!」というだけの話でしかない。これこそ植民地主義そのものであるという自家撞着に和田は気付いていないというか、もはや本人の脳内では何の矛盾もなくなってしまっているのであろう。本当に和田春樹は終わってる。手遅れ。

ところがその徐京植・和田春樹公開書簡に対して実に珍妙な「乱入者」が現れた。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/24138.html
[寄稿]徐京植氏と和田春樹氏の文章を読んで

この記事を寄せた李順愛とかいうのは堂々と「朴裕河擁護」を表看板に掲げているような輩であり、上記記事も何度読んでもさっぱり意味が理解出来ない。徐京植をボロクソに誹謗中傷しつつ和田を必死になって擁護しているらしいという事は何となく分かるのだが、文章が根本的にヘタクソな上に支離滅裂(それこそ朴裕河並みに!)で正視に耐えない。全くもって李順愛と金時鐘(統一日報でなく詩人の方ね)某「北朝鮮は3年で崩壊する」詐欺師(笑)は、在日の朴裕河支持者三大馬鹿であろう。こんな「それ以前のレベル」でしかない駄文をよくハンギョレは載せたなと寒心する事しきりだったが、ここで筆者は一つおかしな事に気が付いた。この記事には韓国語原文記事のURLが載っていないのである。ハンギョレ日本版はどの記事にも原文記事のアドレスが書かれているものなのだが、この記事にはそれがない。一応比較の為に韓国版原文記事の内容を確かめてみたかったのだが…。おかしいと思って筆者はハンギョレ韓国本家のサイトを検索してみたのだが、この李順愛の記事はそもそも存在しなかった。つまりこの記事は日本版にのみ掲載された記事という事になる。おそらく徐京植・和田春樹公開書簡に対して「義憤(笑)」に駆られた李順愛が送った文章を、ハンギョレ日本版が独自に載せたというのが真相ではあるまいか。だが、こういう事ってやっていいの? 別に韓国本家にない独自の記事を日本版が載せるのが悪いというのではない。そんな事はどの新聞の他国版でもやっている事だ。問題はこの記事の内容があからさまに徐京植を攻撃して和田を絶賛する偏った内容であり、それを日本版でのみわざわざ載せたという事だ。つまりこれはハンギョレ日本版編集陣のスタンスもまた李順愛と同じで和田の肩を持って(つまり国民基金や先の日韓合意を支持・擁護している)、徐京植が気に入らないという事ではないのか。
ハンギョレ日本は以前にも同じように徐京植・和田春樹公開書簡に対して、韓国本家にない独自の記事をわざわざ載せた事がある。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/23827.html
[寄稿]徐京植論その(1)ーダブルスタンダードについて

原発メーカー訴訟をやっている崔勝久の寄稿なのだが、ここで書かれているのはやはり徐京植を「民族原理主義者」「ダブルスタンダード」「分裂を生む」としてこき下ろし、そんな徐が上野千鶴子や和田を「相手の立場性を問うような一方的な決めつけ方、問い方」をするのはけしからんという論法だった。それでいて「徐・和田論争には今回は触れません」といって肝心の論争内容には踏み込まないのだから、何が言いたいのか、と言うより徐京植を「民族原理主義者」として貶めたいだけとしか思えない。だからこそわざわざハンギョレ日本版にだけ取り上げられたのではないか。

韓国本家と歩調を外してでも和田春樹を持ち上げて徐京植を攻撃する(結果的に国民基金や日韓合意を肯定する方向につながる)。しかもその採用された記事が二つとも在日の手によるものというのはあまりに出来過ぎで恣意的ではないか。在日を利用して在日を攻撃するという使い古された以夷制夷的手法や、朴裕河&和田春樹の著述はもちろん国民基金や今回の日韓合意で作られる予定の財団においても見られる「いくつかの人が賛成して、いくつかの人が反対する」手法で分裂と分断を誘い込む手に引っ掛かっているのは誰なのかをよく考える必要がある。崔勝久はどの口で徐京植に対して「分裂を生む」などと偉そうに言えるのか、実に寒心する現象だ。

もちろん一番悪いのはこういう悪どい紙面作りをしているハンギョレ日本版だ。ハンギョレ日本版の偏向報道ぶりは今に始まった話ではないが、今や韓国本家の手をも離れて勝手に暴走している感があり、もはや限度を超している。
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朴裕河と「同志的関係」なのはハンギョレのような韓国進歩勢力(2)

前回述べた朴裕河を支持・擁護する韓国の知識人声明、その賛同者のメンツを見ていると世の中の何もかもが信じられなくなってくると述べた。つまりこれまで朴裕河的な歴史観や思考や行動とはほど遠い、社会的弱者の味方であるとか民主主義・社会正義を追求するような活動をしてきたはずの人間達が何人もこの賛同者に加わっているからだ。これが例えば文昌克(문창극 ムン・チャングッ 2014年に朴槿恵によって総理候補に取り立てられた中央日報元主筆。「植民地支配は神の意思」という妄言で候補を辞退)のような軍事独裁政権の流れを汲むバリバリの植民地近代化論者で極右ニューライトが朴裕河支持声明に入ったというなら、その事自体の良し悪しはともかく一応筋は通っている。ところがその手の明確にニューライトや旧軍事独裁政権支持派の看板を掲げた極右系の者はこの賛同者名簿ではまず見当たらない(飽くまで筆者がざっと見た範囲では)。むしろいわゆる「民主化勢力」の流れを汲む連中がこの声明賛同者の中には非常に目立つのだ。例えば金大中・盧武鉉政権時代に要職を務めた大学教授の文正仁(문정인 ムン・ジョンイン)。性暴力被害者や妊娠中絶の問題を取り上げたドキュメント映画で2014年に韓国の「女性映画人賞」の部門賞を受賞した事もあるチョ・セヨン(조세영)。全泰一の母親や双龍自動車解雇労働者の籠城闘争を取り上げた社会派ドキュメント映画で名を上げた太竣軾(태준식 テ・ジュンシッ)などがこぞって朴裕河を支持しているとはどういう事か。韓国の民主主義とやらはこの程度のものに過ぎなかったという事を、この者達が実にはっきりと逆説的に説明してくれている。とりわけチョ・セヨンはこれまで女性のジェンダー問題を扱った映画を撮ってきたくせに、最たる性暴力被害者である日本軍「従軍慰安婦」をセカンドレイプするような真似をしているのだから、そのおかしなポスターデザインと重ね合わせて考えるに、この女はまさに「韓国のろくでなし子」に過ぎなかったという事だろう。民主主義や社会正義や表現の自由の仮面を被って、実際には自分の商売と売名しか頭にない人間というのはどこの国にもいるものだ。

そしてこの韓国側声明賛同者に何人かハンギョレ関係者がいるのだ。かつてハンギョレに在籍歴があった(今も?)者はもちろん、紙面に記事や連載を持った「岩波書店の著者」ならぬ「ハンギョレの著者」どもである。代表例が洪世和(ホン・セファ 홍세화)・蔣正一(チャン・ジョンイル 장정일)・琴泰燮(クム・テソプ 금태섭)の3人だろう。もちろん韓国での知名度とは違って日本ではそれほど知られていないであろうから、この3人がどんな輩なのかを以下に述べておきたい。

一人目の洪世和は韓国の民主化運動ではそれなりに伝説的な人物で、朴正熙の維新政権末期にはフランスへの亡命を余儀なくされ、そこでタクシー運転手をしながら執筆活動をした事は有名な話だ。2002年、つまり金大中政権になってからようやく韓国に戻れるようになり、同年にハンギョレの企画委員になった。今はどうか分からないが、洪世和が少なくとも2009年頃までハンギョレの企画委員として同社に在籍していたのは確実であり、その頃にはすでに同紙はじめとする韓国進歩言論社達は「和解のために」など朴裕河の著書をヨイショしていたのである。洪世和は一時期進歩新党(現・労働党。旧民主労働党から出て行った通称「PD派」と呼ばれる分派セクトで、ヨーロッパ式社会主義や福祉国家ばかりを無条件に盲信崇拝する傾向が強い。左派ながら反民族主義・反北主義・反朝鮮労働党を標榜し、今やすっかり極右用語となった「従北」という民族主義者や平和統一運動への罵倒語はこのセクトが最初に使い始めた。日本の反北朝鮮勢力との関係ではアジアプレスの石丸次郎と近しい。現在の正義党もこのPD運動の分派であり、いずれも思想的にはドイツ緑の党のような「第三世界諸国への人道的介入」「戦争賛成左翼」的色彩が濃い。進歩新党は実際にNATOによるリビア侵略の際には「独裁者カダフィ打倒」を叫んで、NATOの肩を持つようなデモまでやっていた。ちなみに朴露子や「重重」の安世鴻もPD運動の系統である。安世鴻がアジアプレスとベッタリな理由は…もう分かるよね?)の代表を務めた事から分かるように(昔はともかく今は)民族主義に否定的で、そこが朴裕河の「韓国の民族主義が悪いおかげで日本の右派が強くなった」という戯言と意気投合したのだろう。結果、日帝の植民地支配を免責する結果になるとも考えずに…。ハンギョレの記者が朴裕河問題を云々するなら、まずは真っ先に大先輩である洪世和をどうにかしろよという話になるだろう。禹範善がどうのこうのではなく、自分の身内である洪世和をである!
ちなみに洪世和の公式サイトの名は「美しい国 아름다운 나라」という…。日本にいる我々には超聞き覚えのある名だ。それもものすごく嫌な! 某犯罪組織幹部と激似の某国総理(笑)の「美しい国」と、朴裕河を支持する韓国人作家の「美しい国」…。
結論:どっちの「美しい国」も目指す所はおんなじ(日帝免罪・日韓和解)だ! 日韓仲良くし過ぎだぜ!

二人目の蔣正一は小説家というふれこみで今までハンギョレの常連執筆者であったばかりか、「帝国の慰安婦」が出版されて物議をかもした時には真っ先に朴裕河擁護の論陣を張った男でもある。蔣正一の朴裕河擁護記事は当時ハンギョレの紙面にデカデカと掲載され、蔣正一個人のみならず同紙もどれだけ朴裕河を持ち上げていたかが分かろうというもの。朴裕河・蔣正一・ハンギョレの三者は同志的関係どころかあからさまな共犯関係だったのだ。はっきり言って蔣正一の朴裕河擁護(崇拝)は韓国でもかなり狂信的な部類に入り、ほとんどカルト宗教がかっている。蔣正一の目には朴裕河が教祖様か、下手したら「神様」に見えるのではなかろうか。蔣正一は講演や記事で「朴裕河教授の言ってる事は何もかも正しい。(問題になった)本のこの部分について、朴教授はこれこれこういう意図で書いたのですッッッッ!」という、まさに教祖様の教義を目一杯拡大解釈・好意的解釈して忖度するのに躍起になっているのだから、まさにミスター忖度マンそのもの。それこそ傍から見ていて哀れに思えるほど必死にだ。韓国にはこうした「朴裕河教」「Cult of 朴裕河」としか言いようのない狂信者グループがフェイスブックを媒介して一部に存在する。蔣正一はさしずめ「Cult of 朴裕河」の門徒筆頭か布教長といった所か。こうした「朴裕河を神と崇める邪教集団 박유하를 하느님으로 모시는 사교집단」がそのうち信仰に狂った余り、KKKやイスラム国やオウムや至尊派(90年代前半に殺人・強盗・強姦などを繰り返した韓国の狂信的犯罪集団)などのような殺人テロ集団になるのではないかと、他人事ながら心配になってくる。ハンギョレはこういう狂信者をさんざん重用しといて、今さら何を言っているのかという話なのだ。

最後の琴泰燮は弁護士で、元検事のいわゆるヤメ検弁護士である。が、この男が韓国で有名になったのは検事時代の2006年にハンギョレで持った連載がきっかけだった。そのタイトルは「捜査を思い通りに受ける方法」と言い「取調べを受ける事になっても黙秘して、いい弁護士を見つけるのに専念しろ」などの「テクニック」を現役検事が指南するというもので、それが良くも悪くも大きな反響を呼んだ。ただ連載の余波があまりに大きかった為、2007年に琴泰燮は検事を辞めて弁護士に転身する事になる。好意的に解釈するなら、当時の琴泰燮の連載はハンギョレのような進歩派メディアに載った事で、取調べにおける人権問題などに一石を投じる意義はあっただろう。日本でもどこでも検察というのは悪い奴らの巣窟だが、韓国の検察はとりわけ長い独裁政権時代に民主化運動や労働運動を弾圧する尖兵としての「公安検察」の色彩が今でも濃厚(韓国検察は警察と同じで、人脈的にはもちろん独立運動を弾圧した日帝時代の親日派検事の流れをそのまま受け継いでいる)で、その金銭問題や収賄問題、取調べの際の人権問題の深刻さは度を越している。韓国の検察OBが日本の検察や検事を見ると「日本の検察は何て素晴らしいクリーンな法の番人なんだ!」と大感動してしまうほどだ。日本に住む我々にはとても信じられないが、これは冗談ではなく本当の話である。韓国人が日本という国に対して「美しい誤解」を非常に抱き易い社会環境にあり、これは非常に問題であろう。逆に日本の立場から考えれば、経済・文化侵略をしたり歴史問題をチャラにするのに、北の朝鮮民主主義人民共和国と違って南の韓国ほどチョロい相手はいないという事でもある。最近韓国で出た日韓請求権協定の裁判結果や、それを「韓国側からの関係改善シグナル」とみなしての外相会談決定を見ても分かる通りで、早く言えば韓国という国は完全に日本からナメられているのだ。
いずれにせよ琴泰燮がこの連載で名を上げ、ハンギョレにも貢献した、立派な「ハンギョレの著者」であった事は間違いない。ちなみに琴泰燮はその後2012年大統領選挙で安哲秀に取り入って側近となった。韓国政界で琴泰燮は「安哲秀派」筆頭格のようにも言われている。
こうした、進歩派新聞紙上で一見反権力っぽい検察取調べ対抗策指南をやっていたヤメ検弁護士が、今や朴裕河を支持しているのだという。「日韓和解」とやらは朴槿恵政権(になって急に決まったのではなく、実際には民主化以前の昔から)の規定路線であったのだから、琴泰燮は「反権力」どころかまさに韓国の国策国益に忠実な「愛国弁護士」だったという事である。この弁護士がやってきた反権力や民主主義とやらがただのポーズに過ぎなかった事を、当人自身が取調べを受けるまでもなく「自白」してしまったというオチであった。当然琴泰燮が書き広めた取調べ対抗マニュアルは、朴裕河自身も取調べの際に大いに活用したであろう。いや、琴泰燮自身が朴裕河の擁護に名乗りを上げているのだからそれ以上だ。日本でも橋下徹や臓器売買もオッケーな某表現規制反対派弁護士(この弁護士については筆者も個人的に会った事があり、別の機会に論じたい)、さらには一部で爆笑・哄笑・酒の肴にされている「強姦に強い弁護士」に至るまで人権感覚の欠片もないどーしよーもない不良弁護士が山のようにいるが、韓国も決して負けてはいない。

「従軍慰安婦」被害者に侮辱の限りを尽くしている「セカンドレイプ犯」朴裕河。
その「セカンドレイプ犯」を必死になって擁護している弁護士・琴泰燮。

この件が我々に与えてくれる教訓とは、ハンギョレと縁の深い弁護士・琴泰燮こそまさに「韓国版・強姦に強い弁護士」に他ならなかったという事だ! ちなみに琴泰燮のいる法律事務所の名前は「法務法人 共存 법무법인 '공존' 」と言うのだそうな…。おまえは何と「共存」するというんだ、何と!

さらに琴泰燮は朴裕河の件で非常に無茶苦茶な擁護記事をオーマイニュースに載せていた。はっきり言って凄絶としか言いようのない内容で、まさに「帝国の慰安婦」の内容並みに非論理と恣意的曲解のオンパレードだろう。朴裕河のごとき者を妄信してそれを支持・擁護するような人間はこういう堕落の仕方をするのが必然だという、典型的サンプルではないか。あまりに噴飯物の内容なので、くれぐれも閲覧は「自己責任」でお願いします!

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002170669
「帝国の慰安婦」読めずに日本と討論したら(朝鮮語記事)
「主張」朴裕河教授事件で見逃すべきでない一つの側面
2015.12.24 15:29 最終アップデート2015.12.24 15:29
文:琴泰燮

上記記事を読んで筆者は、そもそもこの弁護士大丈夫なのか、何かあった時にこいつに弁護を頼んで大丈夫なのかと思った。そんだけ酷過ぎる記事である。「言論の自由」を大義名分に朴裕河と「帝国の慰安婦」を擁護しているのも、日本の表現規制反対派と酷似しているだろう。おまけに琴泰燮はこの記事で「『帝国の慰安婦』が禁書になったら、同書を読んだ日本人と論争出来なくなる」みたいな事を言って擁護しておきながら、「自分は歴史学者じゃないから一次資料を探して事実を確認したり、朴教授の解釈に対して評価を下す能力がない」などと言って本の内容が正しいかどうかについては逃げ回っているのだから話にならない。同書の誤った部分については鄭栄桓氏らが今まで何度も詳しく述べて来たし、それらは朝鮮語にも訳されている。歴史学者でなくても「帝国の慰安婦」の問題点は十分に知る事が出来るではないか。そんな事すら怠ってる奴が「『帝国の慰安婦』が禁書になったら、同書を読んだ日本人と論争出来なくなる」とか馬鹿じゃねーの、の一言である。

韓国では今、こうした人間達が大挙194人も集まって「言論の自由を守れ」「日韓和解」を口走っているのだ。外相会談を前にして、日本の安倍にしてみれば実に大喜びではないのか。「韓国にはまだ『一進会』が存在してたのかよ」と。しかも19世紀末から20世紀初頭にかけての朝鮮侵略の時には、日本は砲艦外交で王朝政府を脅迫したり抵抗する民衆を大虐殺するなどそれなりに「手間」をかけて植民地化したものだが、21世紀の韓国では政権レベルで和解推進なのはもちろん、進歩派知識人達までもが自発的に今回のような「親日団体」を結成して「朴裕河教授の言論の自由を守れ! 日韓和解バンザイ!」の大合唱なのだから、今の日本は何と仕事がやり易い事か!
(続く)

朴裕河と「同志的関係」なのはハンギョレのような韓国進歩勢力

「最近問題になっている朴裕河(パク・ユハ)世宗(大教授が『帝国の慰安婦』で言及した「同志的関係」という表現は、日本軍と朝鮮人慰安婦ではなく、乙未事変を黙認した日本と禹範善の関係を指す時に使われるべきだ。」
「歴史の評価は冷静だ。一人の人間が生まれ、話し、文を書き、行動するためには多くのことを考えなければならない。佐野で暮らしていた禹範善にも、帝国の慰安婦を書いた朴裕河教授にも、この記事を書く私にも当てはまる言葉だ。」

何を他人事みたいな顔して勝手な事言っとんじゃ、ボケッッッッ! 
上記に引用した記事を読んで、筆者は真っ先にそう思った。何の事かと言うと、数日前ハンギョレに載ったコラムの事である。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/22759.html
[コラム] 親日派・禹範善の墓で思う“同志的関係”
登録 : 2015.12.11 08:05 修正 : 2015.12.12 07:19

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/721285.html
同原文記事

この吉倫亨(キル・ユンヒョン)というハンギョレ日本特派員は本当にどーしょーもない記者だとは前々から思っていたが、今回のコラムはまた輪をかけて酷いだろう。上の引用文で挙げられている禹範善(ウ・ボムソン)というのは日帝の朝鮮侵略に加担した凶悪な親日派であり、とりわけ乙未事変(明成皇后:閔妃の暗殺事件)で日本側に内通した実行犯の一人として悪名高い。確かに禹範善が日本と「同志的関係」であったのは間違いのない歴史的事実である。だがそれを言うなら、あんたの勤め先はどうなのよという話だろう。ハンギョレ(に限らず韓国の代表的進歩派メディアである京郷、オーマイニュース、プレシアンも同様だが)ほどこれまで朴裕河を持ち上げる記事を何度も載せてきた新聞はないし、その関係者にはどれだけ朴裕河シンパが多い事か! ハンギョレはじめとする韓国進歩派メディアが朴裕河をヨイショしてきたのは「帝国の慰安婦」に始まった話ではなく、それ以前の「和解のために」や「反日ナショナリズムを超えて」の頃からだったのだから、まさに筋金入りなのである。

日本で大江健三郎や若宮啓文、小森陽一、上野千鶴子、木宮正史、「お飾り体制は3年で崩壊詐欺師」(笑)といった連中が、朴裕河を擁護してその在宅起訴を抗議する声明を出したのに呼応(?)し、韓国でも朴裕河擁護派の知識人達が同様の声明を出した事は周知の通り。この韓国側知識人190人の名簿はプレシアンの記事に載っているので興味のある方は読んでみるといい。もちろん朝鮮語記事なので読める人限定になるが。

http://www.pressian.com/news/article.html?no=131532
"박유하 <제국의 위안부> 검찰 기소, 과하다"
지식인 190명 성명 발표…박유하 "위안부 폄훼 의도 없었다"
2015.12.02 14:35:54

朴裕河「帝国の慰安婦」検察起訴はやり過ぎだ
知識人190人生命発表…朴裕河「慰安婦を卑下する意図はなかった」
2015.12.02 14:35:54

その後、賛同者の総数が194人に訂正されたので更新された名簿は以下参照。

http://m.khan.co.kr/view.html?artid=201512031631051&code=940100&med_id=khan

この知識人連中の言ってる事は日本側とほとんど同じで、「公権力の弾圧」「学問・言論の自由を脅かす」という馬鹿の一つ覚えだ。そもそもはナヌムの家の「慰安婦」被害者が「帝国の慰安婦」の酷過ぎる記述によって侮辱の限りを尽くされたのが事の発端だという事を、この者どもは徹底して黙殺している。まさに被害者と加害者を完全に逆転させる酷い詭弁だが、これと似たような事は2012年韓国総選挙直後の「統合進歩党事態」でも見られた。本当は加害者である柳時敏(今回の韓国側声明に入ってる!)や沈相奵(こいつも村山をわざわざ韓国に呼んだりした「日韓和解派」だった)といった当時進歩党の非主流派が、知らない間に被害者にして党内改革派であるかのように180度逆の事が報じられたとんでもない事件だったが、日韓で出された朴裕河と「帝国の慰安婦」の擁護声明も同じ様相と言うか、それを狙っているのは明白であろう。

で、この韓国側声明の賛同者メンツについて、筆者もまだこれら全員の素性を調べた訳ではないものの、パッと見ただけでさもありなんという者から「え? 何でこいつが?」という者もいて、腹立たしいやら呆れるやらといった所である。

例えば延世大学の文正仁などは結構前から朴裕河を応援してきた人間であり、何の不思議もなかった。知らない人の為に付け加えると、文正仁は金大中・盧武鉉政権時代に政府審議会委員や準閣僚級の高位職に取り立てられた学者であり、朝鮮共和国に対する太陽政策の立案や南北首脳会談の実現にも大きな影響を及ぼした。そういう人間が現代の親日派そのものである朴裕河を応援してきたのである。この背景には盧武鉉政権の「二枚舌外交」に起因する部分が大きく、詳しく論じると長くなるので別の機会に述べたい。知らない人は意外に思うだろうが旧金大中・盧武鉉政権の要人達には何人も朴裕河シンパやそれと同じような歴史観の持ち主がおり、旧金大中・盧武鉉派と朴裕河は「同志的関係」そのもので、そうした関係と構造を生み出した金・盧政権の外交政策の本質と問題点はもっと研究されてしかるべきと筆者は考える。早い話、日本では反日のイメージが強い盧武鉉も、本心では日本との「和解」を志向していた可能性が高かった。盧武鉉を単純に「歴史や独島の問題で奮闘した民族派」とみなすのは日本人だけでなく、朝鮮人・韓国人にとっても弊害が大きいと思う。この文正仁と羅鍾一(盧武鉉時代の駐日大使。ただし不思議な事に、羅は今回の声明には加わっていない。和田春樹と似たような魂胆か?)の二人が金・盧派の代表的朴裕河支援者と言って良いだろう。文正仁と羅鍾一は「日韓和解」という政治目的の為に、朴裕河の言ってる事がおかしいと百も承知で利用している、代表的確信犯でもある。そう、日本野鳥の会や反原連や米軍基地本土引取り運動を見ても分かるように、邪悪な社会運動とは基本的に「99%の狂信者&アホ組と、1%のずる賢い確信犯」で構成されるものだから…。

こうした腹黒い確信犯とは違うのが、これまで朴裕河的な言動とは程遠い活動をしてきたはずの人間が声明に加わっている事だ。この「何でこいつらが朴裕河を支持・擁護するのか信じらんない組」の中には、全泰一(韓国労働運動のシンボル的人物。朴正熙時代に抗議の焼身自殺をした)の母親の人生を追ったドキュメント映画だの、性暴力被害に遭った女性のドキュメントだの、一応は優れた社会派映画で評価された独立系監督達が何人もおり、こういうのを見ていると本当に世の中の全てが信じられなくなってくる。双龍自動車解雇労働者達の籠城闘争は韓国以外の労働運動の世界でもかなり有名な話だが、そのドキュメント映画の監督が朴裕河を支持・擁護とか、人間の想像力の限界をはるかに超越した物語としか言いようがない。性暴力被害者の社会派ドキュメント監督が朴裕河を支持・擁護だって? 「従軍慰安婦」は性暴力被害者ではないとでも言いたいのか? 朴裕河にせよこの監督にせよ、「だったらてめえが同じ目に遭ってみろ!」としか言いようがない。この手の人間達の本性とは結局の所、解雇労働者や性暴力被害者を己の売名や飯の種にしか思っていなかったという事だろう。だから従軍慰安婦などの日帝植民地支配の問題にもまともな考えや見識がない。そう考えれば連中がこの声明に加担したのも理解出来る。朴裕河と連中は「同志的関係」、いや、「同じ穴のムジナ関係」だったのだから。

韓国で朴裕河支持派知識人が194人、それも旧金大中・盧武鉉政権の要人、民主化運動出身者、労働運動関係者、性暴力被害者を取り上げた映画監督、ハンギョレなど進歩派マスコミ関係者、人権派(?)弁護士といった所から出て来たというのは、実に惨憺たる光景である。韓国の知識人の世界が日本以上に腐っている事と、仮に朴裕河という人間個人が「帝国の慰安婦」問題で失墜して社会的影響力を失うような事があっても、その後釜はいくらでもいるという事を示している。この194人の中には、朴裕河が失墜した後で入れ替わるように自分がそのポジションに座りたいと思っている者もかなりいるのではないか。日帝植民地支配責任を棚上げして「日韓和解」の口利き役になり、己の立身出世と金儲けをしたい連中の集団と見るべきだろう。つまり今回の朴裕河支持声明賛同者軍団というのは「21世紀の一進会」なのである。かつて日本の朝鮮侵略を助けた一進会と同じように、そのうちこいつらも「和解」すら飛び越えて「日韓合邦を要求する声明書」みたいなものを発表するのではないか。
和田春樹のように最近少し朴裕河と距離をおき始めた(?)者にしてみれば、もっと使えそうな手駒候補はいくらでもいるという事だ。朴裕河の命運はますます金玉均に似てきたような。クーデターが三日天下に終わって、福沢諭吉らからも見捨てられたという例のアレ…。

上記声明にはハンギョレ関係者も何人かいるが、それについてはまた項を改めて詳しく述べたいと思う。そうした犯罪的な身内の事を棚上げして偉そうな事を言っているあの日本特派員こそ偽善の帝王ではないか。
また、この声明騒動には日本でほとんど報じられていないその後の経過もあり、それも改めて報告したいと思う。ハンギョレまでもが最近朴裕河にやや距離をおくような言動をしているのは、そうした状況を見ての日和見である可能性が高い。

安倍は寿司、朴は広告:【翻訳記事】国定化教科書政府広告を堂々と載せたハンギョレ

ハンギョレという新聞は一体どこまで転落すれば気が済むのか。この新聞をウォッチングし続けて、その駄目な部分を批判してきた筆者にももはや理解不能というのが正直な所だ。
例の韓国歴史教科書国定化問題で、それでも「国定化反対」を主張して来たはずのハンギョレが19日、1面に政府(教育部)の国定化教科書推進広告を載せた(web版ではなく紙媒体)のである。凄すぎ。この件はまだ日本ではほとんど知られていないが、初めて聞いた者はさすがに衝撃を受けるのではないか。前回取り上げた大学生の低劣な大字報をあたかも快挙のごとく持ち上げて、国定化問題すら北を攻撃するネタにしたのも酷過ぎる話だが、普段の主張と180度逆の政府広告を金はちゃっかりもらってトップに掲載するのはそれをはるかに凌駕する凄絶さだろう。おまえは佐高信が昔編集長やってた雑誌(笑)か、と言いたくなるような「総会屋新聞」ぶりである。

以下にその件を取り上げた記事の一つを翻訳して紹介しておく。

http://www.mediaus.co.kr/news/articleView.html?idxno=50780
京郷新聞「国定教科書推進教育部広告は紙面に載せない」
教育部5億5千万ウォン投入…京郷除く22媒体、「国定化批判」のハンギョレも広告掲載
朴チャンジュン記者
入力 2015.10.19 13:47:45

歴史学会と市民社会の反対にあっても韓国史教科書国定化を強行中である教育部(長官:黄祐呂)が、主要マスコミに意見広告を掲載している。教育部は韓国言論振興財団(理事長:金秉浩)に23の媒体へ韓国史教科書国定化意見広告を提議し、この結果京郷新聞を除く22の媒体が紙面に広告を掲載した。

言論振興財団によれば、教育部は全国単位の総合日刊紙と経済新聞23社に「正しい歴史観確立の為の教科書を作ります」という題名の意見広告を載せることにし、5億5千万ウォンを投入した。この広告は教科書国定化の為の世論戦の一環として「正しい」「歴史観確立」「教科書」のような文句を強調している。「我々の子供達が歴史と社会に対する洞察力とバランスを育てられる歴史教科書、客観的事実を根拠に大韓民国の憲法価値に忠実に作ります」という文句も共に載っている。

▲ハンギョレ2015年10月19日付1面

言論財団によれば、上記23媒体のうち15-19日付紙面基準で京郷新聞を除く全ての媒体が教育部広告を載せた。中央日報、韓国日報などは15日1面に教育部広告を掲載し、東亜日報とハンギョレなどは19日紙面に広告を載せた。特にハンギョレ19日付新聞には1面で教科書国定化批判記事と教育部広告、そして国定化に批判的な社説が同時に載るという珍風景が繰り広げられた。言論財団の手数料と付加税を除けば、マスコミが教育部の広告を載せて得る売り上げは2千万ウォン程と推定される。

唯一教育部広告を紙面に載せなかった京郷新聞の場合、李東炫社長が広告掲載を拒否したものと伝えられた。広告局関係者はメディオスとの通話で「教育部広告を紙面に掲載しないのが社の方針」とし「今後も載せない事にした」と伝えた。編集局もまた「国定化に批判的な立場である京郷新聞が賛成意見広告を掲載するのは適切でない」という趣旨の意見を広告局に伝達したものと伝えられた。

訳 ZED


問題のハンギョレ2015.10.19トップの拡大版。赤い枠は「日本の市民団体「安倍政権の教科書国定化を勢いづかせる」と韓国の国定化に反対声明」という国定化批判記事。下段の青枠が件の政府広告。


一つ付け加えるなら、今回の広告を拒否した京郷新聞とて実際にはそんなに褒められた立場ではない。京郷は4大河川工事(韓国の四つの大型河川を浚渫してダムを多数建設した李明博時代の巨大土木工事で、当時から大変な自然破壊と批判された。実際にこれが出来てから水質汚染による猛毒アオコの異常発生などが毎年続いている)を批判する論調だったのに、2010年にこれに賛成する政府広告を載せて大顰蹙を買った前科がある。まあ、そうした経験からさすがに今回は掲載を見送ったとも言えるが、だからと言って前回述べたように国定化問題で「従北狩り」のネタにして南北対立を煽りたがる京郷新聞も、事の本質に基づいて国定化反対の論陣を張ってない点でハンギョレと同じ穴の狢である。

そもそもハンギョレはこうした問題広告をこれまで平気で何度も載せてきた。2014年12月には右派キリスト教団体の出した「同性愛を助長する光州人権憲章に反対する」という広告を載せており、2007年には韓米FTA妥結広告を最初は拒否していたが後に載せるという事までしている。いずれも普段の主張と矛盾する内容の広告だ。三星(サムスン)財閥を批判する記事を載せた所、即座に広告引き上げの「兵糧攻め」にあってあっさり白旗を掲げた事もあった。広告費に弱いという点ではハンギョレも京郷も似た者同士の実にいい勝負である。

今回の広告掲載についてハンギョレ労組は声明でこれを「反民主的・反憲法的暴挙」として経営陣の説明を求めているが、21日現在それらしき経営陣の弁明は紙面に見当たらない(web版を見る限りでは)。会社側は「広告と記事は別」という詭弁で逃げる方針とも伝えられる。
そもそも歴史教科書が国定化したら日帝植民地支配と独裁政権を美化する教科書になると言われて危惧されているのだが、それの推進広告を載せる事のどこらへんが6月抗争の精神なのか。ハンギョレ日本版スタッフのネオコン転向左翼どもは性根を据えて返答してみろ! また、事ある毎にSEALDs(リーダー格の者達が「自衛隊合憲」「9条改憲」を主張している!)の提灯記事を載せて「大勢の民衆が立ち上がって安倍に反対しており、日本の市民運動はこんなに素晴らしい」みたいな大嘘を垂れ流してきた日本特派員・吉倫亨(キル・ユンヒョン)からもぜひこの広告掲載に関する「御高説」を賜りたいものだ。まあ、韓国本家がこの問題をスルーする方針である以上、日本語版でこの件が取り上げられる事はないだろう。万一本家で何か釈明記事を載せたとしても、日本語版は訳さないはずだ。そんな広告が載ったという事実自体を日本に知られたくないだろう。この者達は「韓国で信頼度ナンバー1な革新系新聞の雄」というブランドイメージの虚像だけが大事な連中でしかないのだから。

さらに前回の記事に追加情報を載せると、ハンギョレは教科書国定化問題でまたしても「従北狩り」を煽る記事を載せている。ネット上で「教科書が国定化されたら北みたいになる」と揶揄するポスターが拡散され、それを素晴らしいかのように大々的に取り上げているのだから。こういう下劣で風刺にも皮肉にも何にもなってないポンチ絵を大喜びで描いては広める韓国の状況はまさに地獄絵図だ。こうしたポスターや大字報を産み出す精神構造には「韓国は民主主義と経済発展を成し遂げた良い国エライ国。北みたいに惨めで貧乏な独裁国家とは違う。それと同じレベルになるのが我慢出来ない」という国家主義ナルシズムと北への徹底した蔑視感情が根底にある。今や韓国の歴史教科書国定化反対運動は単なる「反北運動」「韓国国粋主義運動」の域に達しつつあるのではないか。親日・独裁美化の教科書に反対するよりも、それにかこつけて北を馬鹿にして優越感に浸るのが大事なのだから、完全に本質を見失っている。
教科書国定化で大騒ぎしているが、今金剛山で離散家族の面会が行われている事も忘れたのか。戦争一歩手前の状態からようやくここまでこぎつけた状況にも関わらず、南北対立を自ら煽り立てる愚かな南の連中はどこまで腐り切っているのか。

朴槿恵政権の言い分
「韓国の教育を北のようにしない為に歴史教科書国定化だッッッッ!」
ハンギョレや京郷新聞的な国定化反対派の言い分
「韓国の教育を北のようにしない為に歴史教科書国定化反対だッッッッ!」

い、意味が分からない…。

この手のポスターを描き、見て喜ぶ連中の姿は日本にいる我々にも見覚えがある。「在特会に対抗する」と称してそれと同等の差別発言を撒き散らした野間一派しばき隊に何とそっくりなのかと思う。

ハンギョレの惨状は岩波書店の有様ともそっくりだが、同時に週刊金曜日とも同水準な腐敗振りだと思う。金曜日は先日、憂国我道会の山口祐二郎とかいうチンピラ右翼に賞をやり、自らが「左のアパホテル」であるという事を天下に知らしめた。アパホテルの懸賞論文が田母神への「事実上の利益供与」であったように、金曜日の懸賞ルポもまた山口とかいうチンピラ右翼への「事実上の利益供与」としか思えないお手盛り受賞である。もっとも田母神への賞金が300万円だったのに対して、山口への賞金は10万円としみったれている点は悲哀を誘うが。
いずれにせよ日本も韓国も進歩派(だけでなく保守派ももちろん)マスコミは総崩れで腐り切っている。安倍晋三が大手マスコミの幹部や記者達を高級寿司店や料亭で接待して懐柔してるのは有名な話だが、朴槿恵もまたこうした広告代(日韓共にもちろん税金から出ている!)でマスコミを手懐けるのが好きだ。親の代・祖父の代から家族ぐるみで親交の深い安倍(岸)家と朴家、政治的手法までそっくりである。♡仲良し♡

国定化に反対するという本来の目的を忘れて北への攻撃や侮蔑にばかりうつつを抜かして悦に入る姿。口先ではエラソーに反対論をぶっておきながら、裏では金と引き換えに国定化PRの政府広告を平気で載せる総会屋的振る舞い。こうした言動こそ朴槿恵政権の国定化を利する行為であり、この問題を「コップの中の嵐」たらしめているのだという事に韓国人達は一刻も早く気付かねばならない。本当に親日・独裁美化の歴史教科書国定化を止めたいというならば、である。

SEALDsと韓国マスコミ

詳しくはまた改めて書くつもりなので今回は簡潔にさわりだけ記すが、韓国マスコミではSEALDs(とその関連団体というか界隈団体)の事を虫唾が走るぐらい美化・礼賛した記事があふれている。安保法案が成立するや韓国マスコミの圧倒的大多数が「北に対する抑止力になるから安保法案は歓迎出来る部分もある」と一斉に右へならえ報道したのとそっくりと言うか、間違いなく軌を一にする現象であろう。
歴史的常識を踏まえて考えれば、日帝被害国である韓国が安保法を例え一定たりとも「歓迎・肯定」する事など絶対にあってはならず、100%全否定・反対しなければならないはずなのだが、現実にはそうなっていない。朝鮮民主主義人民共和国の反応とはあまりに違い過ぎる。

前回の記事では面倒なので引用やリンクをしなかったが、それだとやはり言わんとする所がちゃんと伝わらないと思ったので、そうした「日本安保法案は対北抑止力になるからいいとこもある」と主張している韓国マスコミの記事を以下に二つ、保守派(右翼)と進歩派(左翼)の代表格として朝鮮日報とハンギョレを翻訳抜粋して例示しておきたい。いずれも現代韓国の驚くべき歴史的健忘症と崇日事大主義根性と反北主義が克明に表れた最低な記事である。

・韓国保守派メディアの雄・朝鮮日報

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/09/21/2015092100169.html?related_all
中国との対立大きくなり韓国に負担…対北抑止力には助け
2015.09.21

日本はこれ(集団的自衛権)を土台に世界平和に寄与すると主張しているが、退行的歴史認識を持っている安倍晋三政権がこれを軍国主義復活の手段にし得るという憂慮も大きくなっている
(中略)
だが別の一方では日本の集団的自衛権確保が「対北抑止力拡大」など韓国の安保に寄与する部分もあるというのが専門家の診断だ。北韓が核・ミサイル挑発の威嚇をやめない状況で、日本自衛隊の機動力強化と役割拡大は韓米日次元の対北共助をより強化するのに助けになるという話だ。韓半島有事の際に日本が駐韓米軍後方基地の役割をよりしっかり遂行出来るかもしれない。


・「自分とこは韓国マスコミ信頼度ナンバー1」という自画自賛が三度のメシより大好きな、韓国進歩派メディアの雄(笑)・ハンギョレ新聞

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/709576.html
[社説]「危険な刀」日本の安保法案、知恵ある対応を(日本語版未訳記事)
2015.09.19

日本の安倍晋三政権が18日参議院で集団的自衛権行使を骨子とする安保関連11法案を強行処理した。議事堂内で与野議員達が乱闘を繰り広げる非常に稀な光景を甘受しながらも、安倍政権は時間を定めておいて力ずくで法案を押し付けた。これによって第2次大戦敗戦以後70年間守られて来た日本の専守防衛政策は形骸化し、日本自衛隊が世界のあらゆる場所で起こる武力紛争にも介入出来る道が開かれた。

今回の法案通過は安倍総理になって以後、昨年4月に中国の浮上を対象にした日米新ガイドライン改正と、昨年7月に内閣の解釈改憲による集団的自衛権行使容認決定へと続く一連の安保政策の大転換作業にピリオドを打つ意味を持つ。集団的自衛権行使を禁じる根拠となっていた憲法9条(いわゆる「平和憲法」)を改正する問題がまだ残ってはいるが、今回の法案通過で憲法9条は憲法改正いかんに関係なく事実上死文化したと言っても過言ではない。

日本国内的には今回通過した法律が平和憲法に背くのではないかどうか、十分な熟議なき法案の強行処理方式などをめぐって論争が続くだろうが、我が国が注目すべきはこれによって韓半島安保環境がどのように変化するかであり、どのように対応するのが賢明であるかという点だろう。

基本的には、日本が専守防衛から集団防衛に安保政策を大転換する事になった背景には中国の急浮上が大きい。経済的衰退などの理由で一人で中国を牽制するのが難しくなったアメリカが日本の政策転換を積極的に応援し、日本としてもアメリカがこの地域から去る後まで見据えながら独自な軍事力拡張の機会に据えた面がある。アメリカと日本、中国の間で繰り広げられるこうした大きな枠の安保環境変化は、これらの国家と密接な関係を結んでいる我が国にも好むと好まざると大きなショックを呼び起こす以外にない。

我が国は日本の集団的自衛権行使方針に対して事ある毎に「我が国の主権領域に対する自衛隊活動は、我々の同意を得なければならない」という点を強調している。また、憲法上我が領土という理由で北韓地域に対しても外国軍が活動する場合は我々の同意を得ねばならないという要求は言うまでもなく当然だ。また、北韓と関連しても、国際法的に通用し難い要求をするよりそうした状況が発生しないように南北関係を改善する事が最も賢明な方策であるだろう。

日本の安保政策転換によって米軍支援が円滑になれば、韓米連合軍の対北抑止力が大きくなるという側面を看過する事は出来ない。また、中国の暴走を適切に制御する必要があるのも事実だ。反面、日本の軍事活動強化が中国との葛藤と対立を激化する方向に進行したら、我々としては非常に困難な立場に置かれるのは判然としている。中国を圧迫する為の韓米日三角軍事同盟構図に深く巻き込まれる場合が最悪だ。日本の集団的自衛権行使が逆戻り出来ない以上、政府はどのように対応するのが我々の安保に実利的であるかを以って知恵をしぼらねばならない。


右と左の代表的な例として朝鮮日報とハンギョレを挙げたのだが、他のメディアの主張も似たりよったりである。中央日報京郷新聞ニュース1民主新聞YTNニューシスアジア経済…保守・進歩・経済紙の立場を問わず、どれもこれも「北に対する抑止力になるから安保法案は歓迎出来る部分もある」の挙国一致報道だった。「対北抑止力」という安倍の主張をこれほどまでに「反日国家・韓国」のマスコミのほとんどが忠実に復唱して正当化してくれるなんて、日本の記者クラブ制度もビックリだぜ! これには安倍総理も朴槿恵大統領もさぞかしお喜びあそばされている事でしょう! 日韓仲良く安保協力で北朝鮮を滅ぼそうぜ!

このうちハンギョレの社説はまたしても日本語版では翻訳されていない。これまで何度も指摘してきたようにハンギョレ日本版は「自分ら(日本語版スタッフ陣)の立場にとって都合の悪い記事、面倒な長文の記事」はどんなに(良くも悪くも)重要な記事であろうと訳さず日本側に伝えようとしない傾向が非常に強く、この社説を訳さなかったのはやはり「対北抑止力」云々という部分が「韓国の冠たる革新系メディア・ハンギョレ」というブランドイメージを傷付けて都合が悪いという「政治的(商売的?)判断」ではないかと思う。そのくせ、SEALDs大絶賛の提灯記事や日本当局による総連弾圧肯定記事だけは(例え面倒な長文であっても)嬉々として訳した上に長時間サイトのトップに載せるという、まるでアジアプレスみたいな謀略報道(笑)を平気でやるのがハンギョレ日本版だ。以下にスクリーンショットを撮ってあるが、ハンギョレ日本はSEALDs提灯記事を丸2日間もトップに載せ続けた。その前や後はほぼ1日でトップ記事を差し替えていたのに比べると、ハンギョレ日本版のSEALDsびいきがどれだけ偏ってるか良く分かる。総連弾圧肯定記事の時も同じで、3.4日ぐらいトップに乗せ続けていた。


ハンギョレ日本版2015.09.28時点のトップページ


2015.09.29時点のトップページ SEALDS提灯記事をかなり長時間にわたってトップに載せ続けた

ハンギョレ日本は陰険毒辣ぶりで韓国本家をはるかに凌ぐならず者メディアにしてブラックジャーナリズムである。もちろん現在のハンギョレ韓国本家は「反北朝鮮・従北狩り」的論調が非常に強いが、総連弾圧肯定記事を長々とトップに載せていた事を見ても分かるように、日本版は「反北主義」においては本家よりもさらに強烈だ。ハンギョレ日本版を運営する日本人達の本当の氏素性は一体何なのか? どこのネオコン転向左翼なのか? 「反北主義」においては朝鮮日報とハンギョレ本家&日本分家の間に全く違いはない。

かつてハンギョレは福島原発事故後でさえ原発輸出と核燃料輸入を肯定するとんでもない社説を堂々と載せた(当然この社説は日本語版未訳。ハンギョレは断じて「反原発」ではなく、時と場合に応じて原発に反対したり賛成したりの二枚舌なだけである!)事があったが、それと並ぶこの社説の最低ぶりはやはり多くの人に読んでもらわねばならないと思い、全文翻訳した次第である。ハンギョレというメディアにもうこれ以上いささかの希望的幻想も抱いてはいけない! 朝鮮日報と同格な「その程度」の新聞として捉えるべきである。

それにしてもこれは「対北抑止力」云々という部分を除いても酷い内容ではないか。朝鮮日報の記事と比べても決して負けてはいない。「中国脅威論」に丸々乗っかってしまっている不見識さ、韓米同盟を肯定してそれに何の疑問も抱かない駄目さ加減、「今回の法案通過で憲法9条は憲法改正いかんに関係なく事実上死文化した」という度し難い対日認識の甘さ(9条はこれよりもずっと何10年も前にすでに死文化していた)、北つまり朝鮮共和国が自分らの領土だと主張するあさましさなど、これが「韓国民主主義」の成れの果てとは恐れ入る。
こういう不見識と歴史的無知の権化みたいな韓国マスコミ達であるから、日本の正しい情勢など何も知らず(知ってても)伝えず、日本安保法を一定とは言え「歓迎・肯定」してしまうような愚劣極まりない醜態をさらす。

SEALDsの提灯記事が韓国報道界であふれているという事実は日本でほとんど知られていないが、これは韓国マスコミが不見識であったり記者に日本崇拝者が多いというだけでなく、日本側でSEALDsとそれに関係の深い者達が宣伝上手で、頭の足りない韓国マスコミを利用する悪知恵を持っている部分もあると思う。韓国報道界の「日本の良心(ぽく見える)勢力」を無条件崇拝する対日事大主義的傾向が極めて強いという習性を見透かされており、それを運動の正当化に悪用しようという事だ。「かつて日本が被害を与えた韓国からこれだけ好意を以って迎えられているから、我々(SEALDsとそれに関係の深いママの会など)はまっとうな平和運動なんだ!」という、いつぞやの某劇場アニメ公開の際にも見られた「韓国のお墨付き作戦」という奴である。
その典型例と思われる記事が以下のオーマイニュースの記事であろう。

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002146949
「どんな子供も殺してはいけない」街に出た日本のママ達
[特別寄稿]安保法制に反対するママの会@埼玉
2015.09.30
佐藤真由果

まあ、訳す価値もない記事で、中身は要するに自分達の運動自慢と「民主主義って何だ! これが民主主義だ!」のオンパレードである。挙げ句の果てには文末にママの会やSEALDsとその関連団体にアドレスまで列挙してあった。この記事は「特別寄稿」というのを見ても分かるように、韓国マスコミ側が取材したのではなく、日本のママの会側から寄せられた記事だという事になっている。これまでの多くの韓国SEALDs提灯記事というのは基本的に韓国マスコミ側(日本特派員だけでなく、それと関係の深いピースボートの韓国人スタッフ在日朝鮮人記者であったりする場合もあり。いずれもかなりタチの悪い連中)の記事であったのだが、ここに来て「純然たる」日本人による「売り込み」記事が登場する事になった訳だ。もちろん「純然たる」と言うのは御幣があろう。ママの会に自力で一から十まで朝鮮語の文章が書けるとは思えず、かといってこの記事には「翻訳」とか「訳者」が誰彼という表記がなかった。おそらく元は機械翻訳の文章で、それをオーマイニュースの編集者(の表記はあり)が読める水準にまで手を入れたのが真相ではないか。いわば「日韓合作記事」というのがより正しいのであろうが、例えそうであったとしても、韓国に対してここまで「日本の反安保法案運動」を美化して熱心に売り込もうとする姿勢に筆者は嫌悪感しか感じない。このママの会の記事に限らず、一連のSEALDs関連団体提灯記事、それに現在日本の反安保法運動の多くには重大な要素が欠落しているからだ。
(続く)

        
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