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文在寅政権について:姦臣再臨

韓国で文在寅政権の組閣や政府新人事が徐々に形作られて来ている。これまで話題になった例としては憲法裁判所所長に金二洙(キム・イス 김이수 憲法裁判事としては唯一統合進歩党解散に反対票を投じた)、ソウル地検検事長に尹錫悅(ユン・ソギョル 윤석열 朴槿恵を当選させる為に国情院が大統領選挙に介入したと言われる不正選挙疑惑捜査を担当した検事だったが、あまりにも真面目に捜査をしてしまった為に朴槿恵の機嫌を損ねて左遷させられた)といった例があり、それらについてはまあ理解出来よう。が、一方で極めてロクでもない人間達まで要職に起用されている事も指摘しておかねばならない。

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002327309
安保室長・鄭義溶 初の女性外交長官候補・康京和
文大統領が人選案直接発表…統一外交安保特別補佐官は文正仁・洪錫炫
17.05.21 12:53l 最終アップデート 17.05.21 20:29

鄭義溶室長と共に有力な安保室長候補に挙げられた延世大学の文正仁名誉特認教授は洪錫炫元中央日報・JTBC会長と共に大統領統一外交安保特別補佐官を務める事になった。

文正仁(ムン・ジョンイン 문정인)、このインチキ学者がまたしても新政権で要職に入り込んだのである。新大統領の名が「ムン・ジェイン 문재인」でその特別補佐官になった人物の名が「ムン・ジョンイン 문정인」と少々ややこしいが、このインチキ学者が大統領の特別補佐官、それも「統一外交安保」分野を担当するというのは全く冗談にならない深刻さを秘めていよう。これまで筆者は文正仁というインチキ学者について何度も批判をしてきたが、金正日・金大中・盧武鉉の南北頂上会談三首脳の死後(2012年以降)は急速にそれまでの平和統一論から南主導の吸収統一論に転身して南北関係の悪化を助長させた事は極めて許し難い。おまけにこの男はあるインタビューで竹中平蔵(!)を「日本の大戦略家」「立派な業績を上げた」とベタ褒めしてたんだぜ。竹中をこんだけヨイショしてるって事は、当然新自由主義にも親和的って事だよね…。こんなのが大統領補佐官として権勢を振るうとか、これからの韓国の労働者達の運命って一体…。
とりわけ文正仁はかつて金大中・盧武鉉政権で政府要職に就いて南北首脳会談や太陽政策の実現に働いたくせに、その後は朴槿恵にもゴマをすって政府審議会の要職に潜り込むのに成功するなど、その無節操ぶりは筆舌に尽くし難いものがある。かつて日本にはどんなに政権が変わっても御用学者の地位を絶対的に死守して天寿を全うした加藤寛とかいうインチキ学者がいた。さらに言えば15世紀の朝鮮には「朝鮮王朝最大の姦臣」と言われた柳子光(リュ・ジャグヮン 류자광)という大臣がいて、やはりどんなに国王が変わってもゴマすりと政敵の追い落としで長年その地位を保ち続けた。文正仁はこれらと本当にそっくりだと思う。

金大中だろうが盧武鉉だろうが李明博だろうが朴槿恵だろうが文在寅だろうが関係ないッッッッッ! 
思想や哲学の一貫性だとか学問の真理を求道するだとか、ましてや民族とか民衆の利益ごときは全く関係ないッッッッッ!
俺様のナンバーワン御用学者としての地位さえ保全出来ればそれでいいのだッッッッッ!

………文正仁という奴はまさに「現代韓国の柳子光」そのものといって良いであろう。いや、もっと酷い。
さらに言えば、
文正仁は韓国において朴裕河の熱烈な擁護者であったという事実を決して忘れてはならない。
文正仁は日韓軍事情報保護協定の熱心な推進派であったという事実を決して忘れてはならない。

これまで大きな後ろ盾になってくれた「パパ」が新政権の要職に取り立てられ、今頃朴裕河はうれしさの余り狂喜乱舞している事であろう。文正仁特別補佐官就任のニュースを伝え聞いた際に朴裕河が発した「魂の叫び」(推測)を文章化したものが以下になります。

「俺様の「パパ」の一人は今や大統領特別補佐官なんやでえええええッ! これからわしは裁判でも何でも天下無敵じゃあああああッ!」

………従軍慰安婦被害者が「帝国の慰安婦」を名誉毀損で訴えた際、これに反対する知識人声明や反対集会へ真っ先に名乗りを上げたのが文正仁であった。繰り返すが、そんな人間が「統一外交安保分野を担当する大統領特別補佐官」なのである。朴裕河の熱烈な擁護者が果たして日韓慰安婦合意を覆すような真似をするであろうか。

日韓軍事情報保護協定を日本側の木宮正史と示し合わせるような形で推進の旗振りをしたのも文正仁であった。こんな大統領特別補佐官であれば情報保護協定を破棄するどころか、日本との軍事安保協力を今以上に強化させようとするのは三尺童子でも簡単に分かる話だ。

今は多くの人々にとって手触りの良い「キャンドル革命が生んだ(?)大統領」と「その斬新な人事」がもてはやされている。だがその中には文正仁のような極めてロクでもない「姦臣・佞臣」の類も実際には少なからず含まれており、それらがどれだけ恐ろしい厄災をもたらすか分かったものではない。文在寅政権が韓国社会をより良く改革出来るならそれに越した事はないだろうし、筆者もそれを望む。だが、その行く末を不安にさせる要素も山のようにあり、それに多くの者が気付いていないのは恐ろしいと思う。
ましてや今の韓国は民族自決の理念だとか自主的平和統一勢力が史上最も衰退した状況にある。先の大統領選挙において、国会に議席を持つ国政政党候補者5人の最大の共通点は「親米」であった。全員が全員「韓米同盟強化」を訴えており、旧セヌリ系の極右2党はもちろん、「進歩政党」という事になっている正義党に至っては「駐韓米軍に朝鮮半島の平和維持軍になってもらおう」とまで言っていたのだから、まさに「信じらんねえ」の一言だ。この正義党というのは日本で言えば日米安保や自衛隊や天皇制を容認した「転び社会党」「転び共産党」に該当する政党だが、実際にはもっと酷い。今の日本の社民党や共産党でさえ「駐日米軍に日本の平和維持軍になってもらおう」とまでは言わないであろう(ただしそれも時間の問題ではあろうが)。韓国では全ての国政政党が「親米」で完璧に意思統一されて翼賛化がすでに完成しているのだ。この「親米親日共和国」に果たして未来はあるのか。いかなる形であれ、遠からず朝鮮半島情勢が激変を迎える事は間違いない。それは朝鮮共和国がいずれ米本土を打撃出来る長距離核ミサイルの確保に成功し、アメリカの「核の支配」にヒビを入れる事から始まる。そうした渦の中で今の韓国のように「キャンドル革命」「日韓はアジアでただ二つの民主国家」「韓米(日)同盟をより一層強化」「南主導の吸収統一」「THAADについて中国とロシアに理解を求める」「原子力潜水艦が欲しいよおおおおおッ! その為に韓米原子力協定を改訂して核燃料をもっと欲しいよおおおおおッ! by文在寅」「北が核放棄したら経済協力してやらん事もない」といった愚かでセンス遅れの考え方が絶対に通用しない事だけは確かであろう。今の朝鮮半島で戦争が起こっていない(韓米日が朝鮮共和国に戦争を仕掛けられない)最大の原因は共和国が核を持っているからであり、さもなければかなりの確率でイラクやリビアのようになっていた。皮肉にも「北の核放棄」を訴えれば訴えるほど実際には戦争に近付くという状況に気付かないのではどうしようもない。

文在寅とフィリピンのドゥテルテ(曰く:米軍は出て行ってくれ)をトレードして欲しいと思った朝鮮人・韓国人は筆者だけであろうか。
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