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朴裕河と「同志的関係」なのはハンギョレのような韓国進歩勢力

「最近問題になっている朴裕河(パク・ユハ)世宗(大教授が『帝国の慰安婦』で言及した「同志的関係」という表現は、日本軍と朝鮮人慰安婦ではなく、乙未事変を黙認した日本と禹範善の関係を指す時に使われるべきだ。」
「歴史の評価は冷静だ。一人の人間が生まれ、話し、文を書き、行動するためには多くのことを考えなければならない。佐野で暮らしていた禹範善にも、帝国の慰安婦を書いた朴裕河教授にも、この記事を書く私にも当てはまる言葉だ。」

何を他人事みたいな顔して勝手な事言っとんじゃ、ボケッッッッ! 
上記に引用した記事を読んで、筆者は真っ先にそう思った。何の事かと言うと、数日前ハンギョレに載ったコラムの事である。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/22759.html
[コラム] 親日派・禹範善の墓で思う“同志的関係”
登録 : 2015.12.11 08:05 修正 : 2015.12.12 07:19

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/721285.html
同原文記事

この吉倫亨(キル・ユンヒョン)というハンギョレ日本特派員は本当にどーしょーもない記者だとは前々から思っていたが、今回のコラムはまた輪をかけて酷いだろう。上の引用文で挙げられている禹範善(ウ・ボムソン)というのは日帝の朝鮮侵略に加担した凶悪な親日派であり、とりわけ乙未事変(明成皇后:閔妃の暗殺事件)で日本側に内通した実行犯の一人として悪名高い。確かに禹範善が日本と「同志的関係」であったのは間違いのない歴史的事実である。だがそれを言うなら、あんたの勤め先はどうなのよという話だろう。ハンギョレ(に限らず韓国の代表的進歩派メディアである京郷、オーマイニュース、プレシアンも同様だが)ほどこれまで朴裕河を持ち上げる記事を何度も載せてきた新聞はないし、その関係者にはどれだけ朴裕河シンパが多い事か! ハンギョレはじめとする韓国進歩派メディアが朴裕河をヨイショしてきたのは「帝国の慰安婦」に始まった話ではなく、それ以前の「和解のために」や「反日ナショナリズムを超えて」の頃からだったのだから、まさに筋金入りなのである。

日本で大江健三郎や若宮啓文、小森陽一、上野千鶴子、木宮正史、「お飾り体制は3年で崩壊詐欺師」(笑)といった連中が、朴裕河を擁護してその在宅起訴を抗議する声明を出したのに呼応(?)し、韓国でも朴裕河擁護派の知識人達が同様の声明を出した事は周知の通り。この韓国側知識人190人の名簿はプレシアンの記事に載っているので興味のある方は読んでみるといい。もちろん朝鮮語記事なので読める人限定になるが。

http://www.pressian.com/news/article.html?no=131532
"박유하 <제국의 위안부> 검찰 기소, 과하다"
지식인 190명 성명 발표…박유하 "위안부 폄훼 의도 없었다"
2015.12.02 14:35:54

朴裕河「帝国の慰安婦」検察起訴はやり過ぎだ
知識人190人生命発表…朴裕河「慰安婦を卑下する意図はなかった」
2015.12.02 14:35:54

その後、賛同者の総数が194人に訂正されたので更新された名簿は以下参照。

http://m.khan.co.kr/view.html?artid=201512031631051&code=940100&med_id=khan

この知識人連中の言ってる事は日本側とほとんど同じで、「公権力の弾圧」「学問・言論の自由を脅かす」という馬鹿の一つ覚えだ。そもそもはナヌムの家の「慰安婦」被害者が「帝国の慰安婦」の酷過ぎる記述によって侮辱の限りを尽くされたのが事の発端だという事を、この者どもは徹底して黙殺している。まさに被害者と加害者を完全に逆転させる酷い詭弁だが、これと似たような事は2012年韓国総選挙直後の「統合進歩党事態」でも見られた。本当は加害者である柳時敏(今回の韓国側声明に入ってる!)や沈相奵(こいつも村山をわざわざ韓国に呼んだりした「日韓和解派」だった)といった当時進歩党の非主流派が、知らない間に被害者にして党内改革派であるかのように180度逆の事が報じられたとんでもない事件だったが、日韓で出された朴裕河と「帝国の慰安婦」の擁護声明も同じ様相と言うか、それを狙っているのは明白であろう。

で、この韓国側声明の賛同者メンツについて、筆者もまだこれら全員の素性を調べた訳ではないものの、パッと見ただけでさもありなんという者から「え? 何でこいつが?」という者もいて、腹立たしいやら呆れるやらといった所である。

例えば延世大学の文正仁などは結構前から朴裕河を応援してきた人間であり、何の不思議もなかった。知らない人の為に付け加えると、文正仁は金大中・盧武鉉政権時代に政府審議会委員や準閣僚級の高位職に取り立てられた学者であり、朝鮮共和国に対する太陽政策の立案や南北首脳会談の実現にも大きな影響を及ぼした。そういう人間が現代の親日派そのものである朴裕河を応援してきたのである。この背景には盧武鉉政権の「二枚舌外交」に起因する部分が大きく、詳しく論じると長くなるので別の機会に述べたい。知らない人は意外に思うだろうが旧金大中・盧武鉉政権の要人達には何人も朴裕河シンパやそれと同じような歴史観の持ち主がおり、旧金大中・盧武鉉派と朴裕河は「同志的関係」そのもので、そうした関係と構造を生み出した金・盧政権の外交政策の本質と問題点はもっと研究されてしかるべきと筆者は考える。早い話、日本では反日のイメージが強い盧武鉉も、本心では日本との「和解」を志向していた可能性が高かった。盧武鉉を単純に「歴史や独島の問題で奮闘した民族派」とみなすのは日本人だけでなく、朝鮮人・韓国人にとっても弊害が大きいと思う。この文正仁と羅鍾一(盧武鉉時代の駐日大使。ただし不思議な事に、羅は今回の声明には加わっていない。和田春樹と似たような魂胆か?)の二人が金・盧派の代表的朴裕河支援者と言って良いだろう。文正仁と羅鍾一は「日韓和解」という政治目的の為に、朴裕河の言ってる事がおかしいと百も承知で利用している、代表的確信犯でもある。そう、日本野鳥の会や反原連や米軍基地本土引取り運動を見ても分かるように、邪悪な社会運動とは基本的に「99%の狂信者&アホ組と、1%のずる賢い確信犯」で構成されるものだから…。

こうした腹黒い確信犯とは違うのが、これまで朴裕河的な言動とは程遠い活動をしてきたはずの人間が声明に加わっている事だ。この「何でこいつらが朴裕河を支持・擁護するのか信じらんない組」の中には、全泰一(韓国労働運動のシンボル的人物。朴正熙時代に抗議の焼身自殺をした)の母親の人生を追ったドキュメント映画だの、性暴力被害に遭った女性のドキュメントだの、一応は優れた社会派映画で評価された独立系監督達が何人もおり、こういうのを見ていると本当に世の中の全てが信じられなくなってくる。双龍自動車解雇労働者達の籠城闘争は韓国以外の労働運動の世界でもかなり有名な話だが、そのドキュメント映画の監督が朴裕河を支持・擁護とか、人間の想像力の限界をはるかに超越した物語としか言いようがない。性暴力被害者の社会派ドキュメント監督が朴裕河を支持・擁護だって? 「従軍慰安婦」は性暴力被害者ではないとでも言いたいのか? 朴裕河にせよこの監督にせよ、「だったらてめえが同じ目に遭ってみろ!」としか言いようがない。この手の人間達の本性とは結局の所、解雇労働者や性暴力被害者を己の売名や飯の種にしか思っていなかったという事だろう。だから従軍慰安婦などの日帝植民地支配の問題にもまともな考えや見識がない。そう考えれば連中がこの声明に加担したのも理解出来る。朴裕河と連中は「同志的関係」、いや、「同じ穴のムジナ関係」だったのだから。

韓国で朴裕河支持派知識人が194人、それも旧金大中・盧武鉉政権の要人、民主化運動出身者、労働運動関係者、性暴力被害者を取り上げた映画監督、ハンギョレなど進歩派マスコミ関係者、人権派(?)弁護士といった所から出て来たというのは、実に惨憺たる光景である。韓国の知識人の世界が日本以上に腐っている事と、仮に朴裕河という人間個人が「帝国の慰安婦」問題で失墜して社会的影響力を失うような事があっても、その後釜はいくらでもいるという事を示している。この194人の中には、朴裕河が失墜した後で入れ替わるように自分がそのポジションに座りたいと思っている者もかなりいるのではないか。日帝植民地支配責任を棚上げして「日韓和解」の口利き役になり、己の立身出世と金儲けをしたい連中の集団と見るべきだろう。つまり今回の朴裕河支持声明賛同者軍団というのは「21世紀の一進会」なのである。かつて日本の朝鮮侵略を助けた一進会と同じように、そのうちこいつらも「和解」すら飛び越えて「日韓合邦を要求する声明書」みたいなものを発表するのではないか。
和田春樹のように最近少し朴裕河と距離をおき始めた(?)者にしてみれば、もっと使えそうな手駒候補はいくらでもいるという事だ。朴裕河の命運はますます金玉均に似てきたような。クーデターが三日天下に終わって、福沢諭吉らからも見捨てられたという例のアレ…。

上記声明にはハンギョレ関係者も何人かいるが、それについてはまた項を改めて詳しく述べたいと思う。そうした犯罪的な身内の事を棚上げして偉そうな事を言っているあの日本特派員こそ偽善の帝王ではないか。
また、この声明騒動には日本でほとんど報じられていないその後の経過もあり、それも改めて報告したいと思う。ハンギョレまでもが最近朴裕河にやや距離をおくような言動をしているのは、そうした状況を見ての日和見である可能性が高い。

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