本来なら先日の慰安婦日韓合意について書きたかったのだが、急遽こっちの件について少し…。
朝鮮民主主義人民共和国が先日行った水爆実験について、日本や韓国でよく見られた反応が「北朝鮮は民衆が飢えてるのに核開発してる」「水爆作った金で人民に食わせてやれ」というものだった。これは前にロケット発射実験をやった時にも多く見られた反応だろう。だがこのような反応こそ朝鮮共和国の実態を全く知らない無知の所産、はっきり言えば韓国と日本で横行している「北朝鮮悪魔化宣伝」に洗脳された愚かな姿としか言いようがない。おまえらアジアプレス(笑)の見過ぎ。
朝鮮共和国の経済状況がここ数年、特に金正恩体制に入ってから着実に向上しているのは否定しようのない事実である。昨年は旱魃にも関わらず農業も好調で、秋にはじゃがいもの配給が一気に5ヶ月も出て、それでも余ったので腐るのを心配しなければならなかったと、アメリカの対アジア工作放送局である
RFAでさえ報じざるを得なかったのだから。
朝鮮共和国において飢えが根絶された事はFAOも認めており、石丸次郎はこれに対して依然として一言の反論も出来ないまま逃亡し続けているではないか。石丸は野間易通と同じくらい卑怯で卑劣な人間だ。
現在の朝鮮経済が好調な件については浅井基文氏のホームページに良い記事があるので参照されたい。これは本来なら朝鮮語に訳して韓国の人々にこそ読まれるべきとも思う。暇を見て筆者がやるという手もあるが…。
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2015/753.html
朝鮮経済の好調原因(李敦球文章)
結論:「北朝鮮は人民を飢えさせて核開発してる」といった極めてアジアプレスか黄長燁的(笑)な極めて俗耳に入り易い難癖は、何重の意味でも間違っていて全く現実に合わない。そういう間違った事をしたり顔で言ってる連中こそ現実の国際情勢を何も知らない、洗脳されたムジレンイ(무지랭이 朝鮮語で「頭の足りない奴」の意)という事だ。そして何よりも「
人民を飢えさせて戦争ゲームに興じてる」という非難は、
安倍と朴槿恵と
オバマに対してこそ言えという事だ!
ただし韓米日政府が今回の水爆実験を「許せない」と言っているのは、連中の立場からすればまあ当然の反応ではある。何しろ、これからどんな手(もちろん戦争含む)を使ってでも崩壊させたい、それこそイラクやリビアのように滅ぼしたい相手が、厳しい経済制裁や軍事的圧迫にも関わらず年々経済力を付け、核武装力をますます増大させてしまったのだから、「韓米日仲良く北朝鮮を滅ぼそうぜ大作戦」の成功確率は今や危険水域だ。
「
自衛隊が北朝鮮へ上陸するのに、韓国の同意を得る必要はない」「安保法は北朝鮮の脅威に備える為」by 日本(安保法制成立直後)
「
北はなくなるべき国」「
日本の安保法制は対北抑止力」「
戦争になったら、自衛隊韓国上陸全然オッケー!」by 韓国
「北朝鮮政権に対する孤立化と制裁を持続して、米国および同盟国のミサイル防御(MD)を拡充しなければならない」by アメリカ(
駐韓大使のリッパートね)
韓米日、押し込み強盗の侵略戦争ヤる気マンマンだな!
ところがこれから押し込みに入ろうと狙っていた家(朝鮮)が、厳重な防備を固めて手が出せなくなった。それで押し込み強盗側(韓米日)が悔しがって腹いせにゴチャゴチャと勝手な捨て台詞をまくし立てている。「俺達強盗が入れないように家の防備を固めるなんて許せない! 警報装置も泥棒撃退用の武器も全部取り外せ!」と。右翼も左翼も関係なく強盗の立場に立ってものを言ってるのがアメリカと日本と韓国という国である。とりわけ日本の場合、さすがは「強姦に強い弁護士」が大繁盛するお国だけの事はあると、筆者は妙に納得してしまった。
日本って何だ?
「強姦に強い弁護士」が大繁盛する美しい神の国だッッッッ!(実例:先の日韓慰安婦合意)
↑ 巷で話題の「強姦に強い弁護士」事務所の宣伝漫画(現在は同事務所のホームページから削除)。それにしてもこの漫画、話の展開やら、加害者に全く反省の色がなく、謝罪もせず、法的責任も全くとらずまんまと逃げおおせるという点で、先日の日韓慰安婦合意と何てそっくりなのか…。ある意味、これほど今の日本の「國體」を最も象徴する漫画もないだろう。「性犯罪加害者の楽園!」これぞ偉大なる大日本帝国の「國體の本義」なりッッッッ!
全く反省のない強姦加害者目線でものを言う。
全く反省のない脅迫加害者目線でものを言う。
全く反省のない詐欺加害者目線でものを言う。
全く反省のない暴行加害者目線でものを言う。…そして何よりも、これから押し込みをやろうとする強盗目線でものを言う!
韓国にしてみればますます「南主導の吸収統一」論の破綻が明らかになった訳で、同時に「北が核放棄したら経済援助をめぐんでやるぞ」「核放棄だけが北の生きる道だ(ただし韓米同盟の破棄や南の軍縮には一切言及せず)」「北の核実験にに断固抗議する」しか言えない対北専門家や(吸収)統一運動家達(いずれも金大中・盧武鉉時代からの「太陽政策派」に多い)は朴槿恵もろとも御退場願わねばならない。この手の人間達の言う「北核放棄論」などとうの昔に破綻している(大量破壊兵器を放棄したイラクとリビアはどうなったか?)のに、まだそんなカビの生えたやり方にしがみついている姿は滑稽を通り越している。
戦時作戦権すらないくせに「南も核武装を!」などという意味分かんない世迷い言を口走ってるセヌリ党の議員どもと、実にいい勝負の低レベル・低脳な争いだ。
韓米日こそこれから朝鮮共和国へ「押し込み強盗」に入ろうとしている、入りたがっているのであって、その逆ではない。これが現在の朝鮮半島核問題を語るにあたっての大前提である。
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