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韓国の議事妨害演説はそんなに素晴らしいものなのか?

http://japanese.joins.com/article/466/212466.html?servcode=200&sectcode=200
フィリバスターに阻まれたテロ防止法=韓国
2016年02月24日16時25分

今韓国の国会ではテロ防止法の採択をめぐって与野党間で激しい攻防が繰り広げられているという。日本でも報道されているが、野党(民主党、正義党)が議事妨害の長時間演説(フィリバスター)で抵抗している。この野党の抵抗を何やら韓国の民主主義を象徴する快挙だとか素晴らしい抵抗精神のごとく受けとめている者達が日本にはいるようだが、今回の件ははっきり言って茶番劇以外の何者でもない。

と言うのも、韓国のテロ防止法というのは元々盧武鉉が政権晩期の2006年(ちなみに盧武鉉政権が朴裕河の「和解のために」を文化観光部優秀図書に選定したのもこの年である! この年の盧武鉉政権は本当にロクでもない事ばかりしている)に作ろうとしたものであり、民主党は昨年の暮れにセヌリ党とこれの成立について合意し、当時は「拙速な処理だ」という社会的批判がずいぶんと起こった。


↑盧武鉉元大統領「国情院中心テロ防止法主張」2006年8月17日


↑文在寅「国情院対共捜査分野が廃棄されたから、(テロ防止法を通じて)職員達の経験を活かしてやるべき」2003年11月21日オーマイニュース

http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/720161.html
テロ防止法など定期国会拙速処理憂慮(ハンギョレ日本版では未訳記事)
2015.12.02 21:25

それを今になってフィリバスターまでやって反対とか、おかしくねえのかという話だろう。民主党の議員達が口を開けば「尊敬している」「偉大な大統領だった」と誉めそやす盧武鉉が元々作ろうとした法律だよ? しかもほんの少し前まで一度はセヌリと合意までしてたのに? 今さら「表現・通信の自由の弾圧」「民主主義の破壊」もへったくれもないではないか。この長時間演説をやった議員の一人に「昔労働運動をやって逮捕され、酷い拷問を受けた事がある」履歴がある事を以って大絶賛していた者がいたが、そんなのはだったらなおさら許せないという話にしかならないだろう。「労働運動をやって拷問被害を受けた」議員とその政党こそが元々はテロ防止法の言いだしっぺであり、一時はセヌリ党との拙速処理に合意までしていたのだから、これほど酷い偽善者はいないではないか。

要するに今回の件は日本の消費税増税と全く一緒だ。民主党が政権末期の野田の時に消費税率上げを決め、それに取って代わった自民党安倍政権が実行する。そういうレベルの話でしかない。韓国でも日本でも「民主党」というのはそういう政党であり、本質的には極右与党(セヌリ党、自民党)の別働隊としての役割しか果たしていないという事を忘れてはならないだろう。

韓国には今でも国家保安法(日帝時代の治安維持法が名前だけ変えたもの)が存続して民衆弾圧の道具にフル稼働しており、これまでも警察や国情院によるスマートフォンなどの盗聴やハッキングなど当たり前のように行われて来た(発覚しても責任者のお咎めなし)。確かにテロ防止法は酷い内容だが、韓国の現状を考えれば「屋上屋を重ねる」ようなもので、身も蓋もない言い方をすれば韓国の民衆はこれ以上何も失うものなどない状態と言って良い。日常生活的にはテロ防止法が成立しても今までとあまり変わりないのが実情だろう。

ちなみに民主党のフィリバスターを非難してるセヌリ党の側も、数年前に野党を妨害する目的で「フィリバスター正当化法」のごときものを作ろうとした事があり、セヌリも民主も自家撞着・自己矛盾・御都合主義の極みという点では違いがない。

国家保安法は撤廃されなければならないし、当然テロ防止法も成立させてはならない。だが今の韓国の国会で起こっている事はまぎれもない茶番劇でしかないという事だ。御都合主義な韓国野党の行動を過大評価する必要はどこにもなく、テロ防止法に反対する為にやるべき事は他にあるという事を見失ってはならない。
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