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文在寅政権について:外相候補である康京和の「正体」 その1

文在寅政権に起用される人物のうち、前回の文正仁と並んで注目を受けているのが外相候補者とされている康京和(カン・ギョンファ 강경화)という人物だ。この女は外交官で特に金大中の英語通訳を務めた事で有名であり、後に国連職員に転身して国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)で女性の人権問題などをテーマに活躍した。そうした経歴と活動を買われて文在寅政権の外相候補とされたという。この為に日韓慰安婦合意を何とかしてくれるのではないかという期待が高いようだ。ハンギョレのように早くも康京和に「長官の資格あり」と誉めそやすメディアもいる。
ところが康京和のこれまでの言動を洗ってみると看過出来ない問題点がいくつも発見された。これは文正仁の時と同じように、文在寅政権の行く末に不安を抱かせるに十分な材料だと思う。「国連で人権問題をテーマに大活躍したキャリアウーマン」「韓国初の女性外相誕生か」とばかりにこの女に喝采を送るのは勝手だが、康京和が仮に韓国外相に就任して素晴らしい未来があり得るのか。それはかなり疑わしいと思う。

まずこの女の問題点として指摘しておかねばならないのは、シリア問題に対するスタンスである。OHCHRで働いていた事からも分かるように、康京和もやはり国連でシリア問題について様々な言動を行って来た。その内容はどのようなものであったろう? 以下に翻訳する。

http://news.joins.com/article/6226265
康京和OHCHR副代表「シリア死亡2700人に増えた」
[ニューシス]入力2011.09.19 23:27

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は19日、シリア政府の民主化デモ鎮圧の強さが高まり、先週で100人がさらに死亡するなどこれまでのデモ死亡者は2700人に達したと明らかにした。

康京和OHCHR副代表はこの日国連人権理事会で「先の3月デモ以降、今日現在で子供100人など全部で2700人が政府保安軍によって亡くなった」と明らかにした。

康副代表は反人倫的な犯罪者達の処罰に対する重要性を強調し、去る8月の国連報告書を引用して「このような犯罪がシリアで行われたであろう」と指摘した。


この記事は2011年、「アラブの春」とかいう中東アラブ諸国の連続政変事件の時であり、リビアやシリアに怪しげな西側のNGOなどが入り込んで暴動などを煽りまくっていた盛りの時期にあたる。この年にリビアはNATOによる侵略でカダフィ政権の転覆と民衆の大量虐殺が行われ、イスラム国(IS)のような欧米に支援された殺戮集団が跋扈して今も内戦状態に陥っているのは多くの人が知る通り。シリアもやはり怪しげな「民主化勢力」が騒ぎを起こして、それが内戦へと拡大していった。いや、内戦ではなく欧米やトルコによるシリア侵略戦争そのものである。イスラム国や反政府勢力というのはほぼ全て、アサド政権打倒の為にこうした侵略国側に支援されているのだから。この間アサド政権を悪魔化する報道が世界規模で垂れ流され、「アサド政権が化学兵器で自国民を虐殺した」といった類の根拠不明な話が飛び交った事も周知の事実である。その作業に国連も大いに加担していた。上記記事の康京和発言をよく見てみるといい。この女はアサド政権の悪魔化とシリアへの侵略行為正当化に率先して働いていた。知っての通り時の事務総長は潘基文であり、この男もまた欧米・トルコ・イスラエルによるシリア侵略を全面的にバックアップしてきた事は言うまでもない。さらに言うと康京和と潘基文は同じ韓国の外交官で同じ年に国連へ入った同期というだけでなく、お互い個人的にも親しい間柄だ。潘基文が事務総長を連任出来た最大の功労者が康京和だったと言われているくらいの仲なのだから。欧米の手先になって第三世界の侵略を推進した韓国人外交官の、何と美しい友情関係であろうか! アメリカの手先になってベトナム戦争に参戦し、ベトナム人を喜び勇んで虐殺した韓国軍(これの代表的な指揮官として派遣されてたのが新軍部クーデターと光州虐殺の全斗煥と盧泰愚)の姿を思い出させる。康京和と潘基文の関係はまさに、かつての全斗煥と盧泰愚の「ゴールデンコンビ」のごときものであった! 全斗煥&盧泰愚というと「軍事独裁」で、康京和&潘基文というと「人権と民主主義の韓国」の代表のごとき印象を受ける者が多いが、欧米帝国主義の手先になって第三世界への侵略に加担したという点で両者は本質的に違わない存在である。

シリアで民衆虐殺が行われているという根拠薄弱なヨタ話を国連の場で吹聴しただけでは飽き足らず、康京和はその後さらにこんな事まで目論んだ。以下に翻訳抜粋する。

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2012/05/18/2012051801318.html?Dep0=twitter&d=2012051801318
[Why][金潤徳の人]ソウルっ子、非外務試験出身で初めて国連入り…康京和OHCHR副代表
入力:2012.05.19 03:09 修正:2012.05.20 13:49

-最近は中東問題でお忙しいようだ。

シリアをはじめとする中東の市民団体達からSOS(緊急救助要請)が無数に入って来る。北アフリカ人権状況も毎日チェックせねばならない。戦争に向かっているシリア状況を直接確かめねばならないので入国を試みているが、政府から拒絶されている


これは康京和が先述のように「シリア政府が民間人を虐殺している」と騒ぎ立てた翌年のインタビュー記事だが、この女は厚顔無恥にもシリア現地へ入って人権状況を確かめさせろと言ったらしい。で、当然シリア政府から拒否されたと。

「アサドのクソ独裁者は民主化を求める自国民をこないにぎょうさん虐殺しよったんやでえええええッ!」

と国連で騒ぎ立てていたオバハンを、どうしてシリア政府が歓迎しなければならないというのか! 門前払いされて当たり前の話である。イラク戦争前夜の時を考えてみれば分かるだろう。あの時アメリカは「イラクは大量破壊兵器を持っている」と騒ぎ立て、イラク側はやむなく国連の視察団を受け入れて大統領宮殿の中まで見せて大量破壊兵器がない事を確認させてやった。にも関わらずアメリカは関係なしにイラクを侵略したではないか。あの時日本のマスコミもアメリカを援護射撃するかのように「疑惑は深まった」と翼賛報道してたのを覚えている人も多いであろう。むしろこの時の査察でイラクに大量破壊兵器がない事がはっきりしたおかげで、アメリカは安心して侵略に踏み切れたと考えるべきではないか。もし大量破壊兵器があったなら、アメリカも反撃を恐れてあそこまで大胆に攻撃には踏み切れなかったであろう。国連の査察など、査察団に加わった職員や学者や外交官の中に個人的に良心的な者がいくらか混ざっていたとしても戦争の抑止には全く役に立たず、むしろ侵略の為の露払いとスパイ役にしかなっていないのだ。もしシリアが康京和ら「国連人権査察団」を受け入れていたら? それで「民間人虐殺」の証拠が見つからなかったとしても「疑惑は深まった」「アサド政権はまだ何かを隠している」と欧米日のマスコミは騒ぎ立てて戦争を煽ったに決まっている。査察を受け入れようとまいと欧米から侵略を受けるのが不可避なら、そんな侵略の口実作りにしかならないものは拒絶して、国防強化や反政府勢力のならず者掃討に力を注いだ方がマシという話だろう。

康京和という女が国連でやった活動を吟味していて感じるのは、恐ろしいほどの「上から目線」である。

「第三世界の貧乏な小国を蔑んで悦に入る、英語ペラペラなアジアの成金国家のエリート官僚」

こういう外交官、我々は日本と韓国でそれこそ嫌になるくらい目撃してきたではないか! 第三世界を徹底的に馬鹿にし、そのくせ欧米の白人には卑屈なまでに媚びへつらう。この手の人間にとっては「本来なら人類にとって普遍な価値であるはずの人権」すら第三世界を攻撃する為の手段に過ぎない。康京和という女は欧米帝国主義とその手先になっている韓国(と日本)によって戦争と収奪の脅威に怯える小国の気持ちなど全く理解しておらず、しようともしていないのだ。従軍慰安婦や強制連行の被害に遭った日帝統治下の朝鮮がまさにそういう立場であったというのにだ! このような人間の言う「慰安婦問題の解決」とは何なのであろう。

緒方貞子との共通点が何となく感じられる。世間で緒方はあたかも「世界の人権女王」のごとき扱いを受けているが、この女がやった事は紛争地域を対症療法的に支援するだけで、戦争の根源をまるで絶とうとはしなかった。それどころか「難民保護」を口実に紛争地域へ先進国の軍隊を引き込む手引き役ばかりしていたではないか。ユーゴスラビアでもルワンダでも全てそうであった。先進帝国主義国家の引き込み役という点で緒方と康は似た者同士である。

【ありがたい緒方貞子語録】
日本における帝国主義はファシズムとは言えない

ひいいいいいッ! い、意味が分からねえええええッ!

…冗談はともかく、話を康京和に戻すと、ここで気掛かりな事がある。このようなスタンスの韓国外交官が、果たして北の同胞である朝鮮民主主義人民共和国にどのように対してきたのかという事だ。もっともここまで読んできた読者であればもうすでに予想済みであろうが。
その通りだよ。あなたの考えている通りさ…。
(続く)
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韓国のインチキ知識人達にはくれぐれも用心を

こんなツイッターを見かけた。

https://twitter.com/BARANEKO/status/868628211260809216
 BARA‏ @BARANEKO
『植民地の腹話術師たち 朝鮮の近代小説を読む』 金哲  平凡社
〈なにごとかを強制された場合の反応は一般に、拒否か受容の二つにわかれる〉
〈相手の言葉を利用しながら同時に拒否するという、もう一つの道‥〉・・が、日本帝国主義植民地下の朝鮮で有効であったのかどうかも、考えさせる本
17:41 - 2017年5月27日



このツイッターユーザーであるBARANEKOとかいう人は自分のブログで救う会などのニュースをさんざん好意的に取り上げたり、ツイッター上で根拠のない朝鮮共和国への誹謗中傷をさんざん煽ってきた(反北朝鮮左翼すなわちネオコン左翼とでも言うべき存在か)問題人物だが、それについてはとりあえずここでは問わない。ここで問題にしたいのは取り上げられている『植民地の腹話術師たち 朝鮮の近代小説を読む』という本の著者である金哲(キム・チョル 김철)という大学教授だ。この大学教授は何者であろうか。それが一発で分かる「証拠物件」を以下に翻訳抜粋して提示しておく。

https://www.facebook.com/radicalthird/photos/a.796396163776189.1073741828.796387263777079/812180415531097/
帝国の慰安婦、法廷から広場へ

5.嘆願書提出
延世大学の金哲教授と建国大学の朴三憲教授など「東アジアの未来を考える人達」を中心とする知識人達は、販売禁止仮処分棄却を要請する嘆願書を作成した。延世大学の文正仁教授、羅鍾一元駐日大使など学者達と作家、出版人たちを含めて220余人の知識人及び市民達がここに呼応した。

金哲教授はこの件を指し「単なる朴裕河救援の次元ではなく、韓国で知識人として生きていく最小限の社会的良識が存在するかどうかを確認する問題」と語った。海外ではテキサス州立大学オースティンキャンパスに在職する金ミヨン教授の提案で米豪韓を結ぶ連帯が形成された。


前にもちょっと取り上げた事があるが、この「帝国の慰安婦、法廷から広場へ」というのは朴裕河の熱狂的な信者達がやっているフェイスブックで、それこそ帝国の慰安婦やそれにまつわる訴訟で朴裕河を擁護・応援する広報部隊のごとき活動をしてきた。それを見ても分かるように、金哲は韓国でも朴裕河と帝国の慰安婦を最も熱烈に擁護してきた知識人の一人である。文在寅の大統領特別補佐官に任命された文正仁や盧武鉉時代の駐日大使だった羅鍾一と並んで、韓国における朴裕河擁護のA級戦犯と言って良い。最近駐韓日本大使だったという輩が在特会やアジアプレスや木村幹並みのヘイト本を出した事がいささか話題になっており、このような輩をわざわざ大使として送り込んだ日本政府の邪悪さと下劣さと宗主国気取りは吐き気をもよおさせる。が、対する韓国側もこれまで羅鍾一のごときバリバリの親日派どもを大使として送り込んで来たのだからナメられて当然であろう。朴裕河擁護の急先鋒が駐日大使では、そりゃ日本の右翼やレイシストどもが調子に乗って韓国を侮るのは当たり前である。そして文在寅新政権もその前轍を踏む危険性が非常に高い。
それはともかくこの金哲という教授の語る「植民地の腹話術師たち 朝鮮の近代小説を読む」とは一体どういう事なのか。朴裕河をこれまで必死こいて擁護してきた人間の語る「植民地期朝鮮の近代小説」論など虫唾が走るだけだ。実際に金哲がこの本で主張しているのは「植民地期、ことに戦争期に対する日本の支配のもとで言語を奪われ、名前を奪われ、強制連行や慰安婦といった命まで奪われた「暗黒期」「空白期」という認識に対して、金哲氏はここで異議申し立てを」する事であり、まさに「従軍慰安婦は売春婦で日本軍の同志」と主張する朴裕河とは「歴史修正主義の類友」そのものだ。
金哲や朴裕河がやっている事は日帝時代の極悪親日文学者だった金東仁や李光洙のそれと同じである。いや、もっと酷い。植民地から解放されたはずの今になっても日帝の犯罪を免責するような歴史修正作業を繰り返し、従軍慰安婦被害者をセカンドレイプしているのだから、その悪逆さは金東仁や李光洙をも上回るであろう。


金哲以外ではさらにこんなのもあった。

https://twitter.com/artfront_ky/status/868402501199970304
K太郎‏ @artfront_ky
本日5.27、福岡市内で開かれた「金民雄(キム・ミヌン)教授講演会 韓国キャンドル市民革命の行く先は?」に参加。
2:44 - 2017年5月27日



https://twitter.com/artfront_ky/status/868402736940728320
「これまで辺境に属していた声が中心に立つように。…運動の専門性を蓄積してきた指導部を中心とする組織化ではなく、多彩な自律性を動力としている。…全国単位の同時多発的組織化が行われることにより、各地域で底辺から、自ら構成される力を獲得。「東学農民戦争」以来の長年の歴史的経験の再現」。
2:45 - 2017年5月27日



この金民雄(キム・ミヌン 김민웅)というのは韓国の聖公会大学教授で、ハンギョレやプレシアンなどにも度々登場する一応「進歩派学者」という事になってはいる。だが、この男は2012年の総選挙後に起こった朴槿恵政権による統合進歩党への政治弾圧へ最も積極的に加担した学者だ。この男は当時マスコミで「統合進歩党は国民にとって有害な党になった」「解散すべきだ」とさんざん言いふらし、政治弾圧と社会的な恐ろしい「従北魔女狩り」を煽りまくったのだから。後に統合進歩党は朴槿恵政権の弾圧によって本当に強制解散させられた事を考えれば、この時金民雄がアジっていた事がどれだけ酷い暴言か分かろうというもの。朴槿恵政権の政治弾圧を幇助するような真似をしといて、今になって「キャンドル市民革命」がどうのこうのとか、この輩はどんだけ機会主義者の無節操漢なのか! こんな奴にどうして先のキャンドルデモを語る資格があるというのか! 
言っちゃ悪いが、金民雄の講演会に行った人達はまんまと騙されたのだ。キャンドルデモや韓国の情勢を語る資格も能力も全くない(が、「騙る」才だけは長けている)、どうしようもない三百代言のインチキ学者の話を拝聴するという、笑うに笑えない金と時間の無駄をしてしまったのである。

何か注目に値する内容の本かなと思って取り上げたら、朴裕河のお仲間の本だった。
キャンドルデモ後の韓国社会の情勢や展望を聞きに行ったら、その講師は朴槿恵政権の政治弾圧や従北狩りを助長・幇助するような真似をしていた詐欺学者だった。

このようなインチキ学者を取り上げたりリツイートしたりわざわざ講演に行ってしまったりという喜劇が後を絶たない。だが、仕方がない部分もあろう。日本に住む者の多くは(右翼レイシストに限らず、ある程度良心的な善意の人間でさえ)韓国の詳しい情勢や個々の知識人達がどういう連中なのかを知らないのだから。筆者もそうしたヘマをしでかした事があるので、他人のそうした事を責めるつもりはない。ただ、出来る限り気を付けねばならないであろう。民主化運動の関係者を岩波の「世界」辺りが適当(といっては語弊があるかもしれないが)にピックアップしてりゃ良かった軍事独裁時代とは違い、2010年代の今は韓国の知識人を取り上げるというのが本当に難しい時代になった。つまりそれだけ注目に値する者やまともな知識人・ジャーナリストがいない、あるいはかつての民主化運動に関わったいわゆる「元老」達も変節・堕落し切ってしまった(金芝河、白楽晴、韓勝憲、黄晳暎、姜萬吉などなど)訳である。上記で例に挙げた金哲だの金民雄だのといった連中は、日本で言えばさしずめ五野井郁夫だの山口二郎だの大沼保昭だの立憲デモクラシーの会だのといった連中に該当しよう。それだけでこの連中がどんだけしょーもない存在か分かろうというもの。日本の知識人やジャーナリストの世界は酷いものだが、韓国のそれも決して負けないくらい悲惨な状態にある。だがそうした実情はよほど向こうの情勢や報道界に通じている人間でないと分からない。単に「進歩派」だとか「ハンギョレによく出てる」程度の事を根拠に向こうの知識人やジャーナリストを取り上げたり講演に行ったりすると、その者が実はとんでもない奴だと後で気付いて大惨事になるのである。もちろんその学者やジャーナリストが「そういう問題人物」だと十分理解した上で、なおかつそれを読者に断った上で慎重に「参考意見」のような形で取り上げたり話を聞きに行くという事はありであろう。それでもそのぐらいの注意をしなければならない。
筆者も以前に金民雄がどういう人間か知らずに好意的に取り上げるという大チョンボをやらかした事があった。リビアの事で一見まともな事を書いていたので取り上げたのだが、後に金民雄が極度のアメリカかぶれで、機会主義的に時流に媚びた話をしているだけの中身のないエセ進歩派だという事を知って、今は己の不明を恥じるばかりである。日本の例でもついこの間は斉藤美奈子をまともそうなライターと勘違いしてしまった事があった。こうした自戒を込めて、韓国の知識人・記者・ライター達を取り上げる事の難しさを申しあげておきたい次第である。

特に韓国では文在寅政権の誕生により、食えないエセ進歩派学者が「我こそキャンドル市民革命派」のような顔をして大勢に便乗して商売したり、果てはキャンドルデモや文在寅政権を実態以上に超絶美化礼賛して政権に取り入ろうとする輩が増える(今回の金民雄はその好例だし、徐京植も最近その傾向が非常に強い。堕落したものだな徐京植も)であろうからくれぐれも注意しなければならない。日本でもかつて民主党政権が誕生した時の事を思い出してみると良い。「韓国版立憲デモクラシーの会」みたいなインチキ学者どもと連帯するような愚は避けるべきであろう。

文在寅政権について:姦臣再臨

韓国で文在寅政権の組閣や政府新人事が徐々に形作られて来ている。これまで話題になった例としては憲法裁判所所長に金二洙(キム・イス 김이수 憲法裁判事としては唯一統合進歩党解散に反対票を投じた)、ソウル地検検事長に尹錫悅(ユン・ソギョル 윤석열 朴槿恵を当選させる為に国情院が大統領選挙に介入したと言われる不正選挙疑惑捜査を担当した検事だったが、あまりにも真面目に捜査をしてしまった為に朴槿恵の機嫌を損ねて左遷させられた)といった例があり、それらについてはまあ理解出来よう。が、一方で極めてロクでもない人間達まで要職に起用されている事も指摘しておかねばならない。

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002327309
安保室長・鄭義溶 初の女性外交長官候補・康京和
文大統領が人選案直接発表…統一外交安保特別補佐官は文正仁・洪錫炫
17.05.21 12:53l 最終アップデート 17.05.21 20:29

鄭義溶室長と共に有力な安保室長候補に挙げられた延世大学の文正仁名誉特認教授は洪錫炫元中央日報・JTBC会長と共に大統領統一外交安保特別補佐官を務める事になった。

文正仁(ムン・ジョンイン 문정인)、このインチキ学者がまたしても新政権で要職に入り込んだのである。新大統領の名が「ムン・ジェイン 문재인」でその特別補佐官になった人物の名が「ムン・ジョンイン 문정인」と少々ややこしいが、このインチキ学者が大統領の特別補佐官、それも「統一外交安保」分野を担当するというのは全く冗談にならない深刻さを秘めていよう。これまで筆者は文正仁というインチキ学者について何度も批判をしてきたが、金正日・金大中・盧武鉉の南北頂上会談三首脳の死後(2012年以降)は急速にそれまでの平和統一論から南主導の吸収統一論に転身して南北関係の悪化を助長させた事は極めて許し難い。おまけにこの男はあるインタビューで竹中平蔵(!)を「日本の大戦略家」「立派な業績を上げた」とベタ褒めしてたんだぜ。竹中をこんだけヨイショしてるって事は、当然新自由主義にも親和的って事だよね…。こんなのが大統領補佐官として権勢を振るうとか、これからの韓国の労働者達の運命って一体…。
とりわけ文正仁はかつて金大中・盧武鉉政権で政府要職に就いて南北首脳会談や太陽政策の実現に働いたくせに、その後は朴槿恵にもゴマをすって政府審議会の要職に潜り込むのに成功するなど、その無節操ぶりは筆舌に尽くし難いものがある。かつて日本にはどんなに政権が変わっても御用学者の地位を絶対的に死守して天寿を全うした加藤寛とかいうインチキ学者がいた。さらに言えば15世紀の朝鮮には「朝鮮王朝最大の姦臣」と言われた柳子光(リュ・ジャグヮン 류자광)という大臣がいて、やはりどんなに国王が変わってもゴマすりと政敵の追い落としで長年その地位を保ち続けた。文正仁はこれらと本当にそっくりだと思う。

金大中だろうが盧武鉉だろうが李明博だろうが朴槿恵だろうが文在寅だろうが関係ないッッッッッ! 
思想や哲学の一貫性だとか学問の真理を求道するだとか、ましてや民族とか民衆の利益ごときは全く関係ないッッッッッ!
俺様のナンバーワン御用学者としての地位さえ保全出来ればそれでいいのだッッッッッ!

………文正仁という奴はまさに「現代韓国の柳子光」そのものといって良いであろう。いや、もっと酷い。
さらに言えば、
文正仁は韓国において朴裕河の熱烈な擁護者であったという事実を決して忘れてはならない。
文正仁は日韓軍事情報保護協定の熱心な推進派であったという事実を決して忘れてはならない。

これまで大きな後ろ盾になってくれた「パパ」が新政権の要職に取り立てられ、今頃朴裕河はうれしさの余り狂喜乱舞している事であろう。文正仁特別補佐官就任のニュースを伝え聞いた際に朴裕河が発した「魂の叫び」(推測)を文章化したものが以下になります。

「俺様の「パパ」の一人は今や大統領特別補佐官なんやでえええええッ! これからわしは裁判でも何でも天下無敵じゃあああああッ!」

………従軍慰安婦被害者が「帝国の慰安婦」を名誉毀損で訴えた際、これに反対する知識人声明や反対集会へ真っ先に名乗りを上げたのが文正仁であった。繰り返すが、そんな人間が「統一外交安保分野を担当する大統領特別補佐官」なのである。朴裕河の熱烈な擁護者が果たして日韓慰安婦合意を覆すような真似をするであろうか。

日韓軍事情報保護協定を日本側の木宮正史と示し合わせるような形で推進の旗振りをしたのも文正仁であった。こんな大統領特別補佐官であれば情報保護協定を破棄するどころか、日本との軍事安保協力を今以上に強化させようとするのは三尺童子でも簡単に分かる話だ。

今は多くの人々にとって手触りの良い「キャンドル革命が生んだ(?)大統領」と「その斬新な人事」がもてはやされている。だがその中には文正仁のような極めてロクでもない「姦臣・佞臣」の類も実際には少なからず含まれており、それらがどれだけ恐ろしい厄災をもたらすか分かったものではない。文在寅政権が韓国社会をより良く改革出来るならそれに越した事はないだろうし、筆者もそれを望む。だが、その行く末を不安にさせる要素も山のようにあり、それに多くの者が気付いていないのは恐ろしいと思う。
ましてや今の韓国は民族自決の理念だとか自主的平和統一勢力が史上最も衰退した状況にある。先の大統領選挙において、国会に議席を持つ国政政党候補者5人の最大の共通点は「親米」であった。全員が全員「韓米同盟強化」を訴えており、旧セヌリ系の極右2党はもちろん、「進歩政党」という事になっている正義党に至っては「駐韓米軍に朝鮮半島の平和維持軍になってもらおう」とまで言っていたのだから、まさに「信じらんねえ」の一言だ。この正義党というのは日本で言えば日米安保や自衛隊や天皇制を容認した「転び社会党」「転び共産党」に該当する政党だが、実際にはもっと酷い。今の日本の社民党や共産党でさえ「駐日米軍に日本の平和維持軍になってもらおう」とまでは言わないであろう(ただしそれも時間の問題ではあろうが)。韓国では全ての国政政党が「親米」で完璧に意思統一されて翼賛化がすでに完成しているのだ。この「親米親日共和国」に果たして未来はあるのか。いかなる形であれ、遠からず朝鮮半島情勢が激変を迎える事は間違いない。それは朝鮮共和国がいずれ米本土を打撃出来る長距離核ミサイルの確保に成功し、アメリカの「核の支配」にヒビを入れる事から始まる。そうした渦の中で今の韓国のように「キャンドル革命」「日韓はアジアでただ二つの民主国家」「韓米(日)同盟をより一層強化」「南主導の吸収統一」「THAADについて中国とロシアに理解を求める」「原子力潜水艦が欲しいよおおおおおッ! その為に韓米原子力協定を改訂して核燃料をもっと欲しいよおおおおおッ! by文在寅」「北が核放棄したら経済協力してやらん事もない」といった愚かでセンス遅れの考え方が絶対に通用しない事だけは確かであろう。今の朝鮮半島で戦争が起こっていない(韓米日が朝鮮共和国に戦争を仕掛けられない)最大の原因は共和国が核を持っているからであり、さもなければかなりの確率でイラクやリビアのようになっていた。皮肉にも「北の核放棄」を訴えれば訴えるほど実際には戦争に近付くという状況に気付かないのではどうしようもない。

文在寅とフィリピンのドゥテルテ(曰く:米軍は出て行ってくれ)をトレードして欲しいと思った朝鮮人・韓国人は筆者だけであろうか。

シリーズ:間違い探しクイズ その2

以下の記事抜粋文には間違いがありますが、それはどこでしょう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-00000029-jij-int
「太陽政策」に回帰=革新系の文在寅政権船出-韓国〔深層探訪〕
時事通信 5/13(土) 8:29配信

「韓国大統領選で圧倒的な勝利を収めた文在寅氏が10日、大統領に就任し、2代続いた保守政権から9年ぶりに革新政権に交代した。」


答は以下、画面を下へ少しスクロールしてみて下さい。




























【誤】
「韓国大統領選で圧倒的な勝利を収めた文在寅氏が10日、大統領に就任し、2代続いた保守政権から9年ぶりに革新政権に交代した。」

【正】
「韓国大統領選で圧倒的な勝利を収めた文在寅氏が10日、大統領に就任し、2代続いた極右政権から9年ぶりに保守政権に交代した。」


前政権(旧セヌリ党と李明博・朴槿恵)が「保守」で新政権(民主党と文在寅)が「革新」とか、それ絶対あり得ない話だから。少なくとも韓国の政治や社会をある程度まともに知ってる人間だったら絶対こんな間違いあり得ない。

旧セヌリ党(現在は自由韓国党と正しい政党に分裂)は堂々たる極右、それも日本の自民党と同じくらいの右曲がりぶりです。
(共に)民主党は堂々たる保守政党、日本で言えば民進党(例:新自由主義、辺野古基地推進)と同じくらいの右派政党です。どう屁理屈こねたってここが「革新」とか「親北左派」とか絶対的に間違ってます。

ここ数年間、筆者が日本の朝鮮半島報道で特に腹立たしく思ってきた事の一つが「韓国の政府や政治家を極度に左寄りに書き換えて捏造報道する」という傾向です。思い出してもらえば分かりますが、日本のほぼ全てのマスコミはあの朴槿恵をも「反日」扱いしていた訳ですから(そのくせ弾劾されて失脚したら慌てて擁護論めいた事を言い始めた)。植民地時代や親日派を美化する国定教科書をゴリ押しし、日韓慰安婦合意を強行した朴槿恵が「反日」だとか、どう考えたってあり得ない。つまり韓国という国の正しい姿なんかはどうでもよく、ひたすら「韓国は反日だ、親北左派の国だ、ようするに敵だ」という敵愾心や差別感情を扇動する事こそが日本の報道界にとっては重要な至上命題だという事です。日本の報道界は言わば「総嫌韓流時代」にあるといっても過言ではありません。

日本において今度の文在寅新政権(に限らず朝鮮半島情勢全般も)を論ずるにあたって、絶対的に心しておかねばならない事が一つあります。日本における韓国政治報道には常にどれもこうした極度の偏向バイアスが掛かっており、それを批判し打破する作業も伴わねばならないという事です。今の日本でそれを欠いたまま韓国政治を論じたり報道するなど有害無益以外の何者でもありません。逆に言えば、文在寅とその政権を「革新系」「親北左派」「反日」呼ばわりする報道や論評は全て眉に唾して読むべきだという事です。それを基礎中の基礎として弁えておきましょう。これは文在寅新政権に対して好意的な立場であるか否かを問わず、皆が心しておかねばならない「常識的作法」です。

어디하고 통합하려고?

한국에서 文在寅이란 者가 新대통령이 되였다. 文은 취임연설에서 이러한 말을 했다고 한다.

http://www.vop.co.kr/A00001157931.html
[전문] 19대 대통령 문재인 ‘국민께 드리는 말씀’

《지금 제 머리는 통합과 공존의 새로운 세상을 열어갈 청사진으로 가득 차 있습니다.》

어마나, 훌륭하신 말씀이시로군요. 文新대통령각하깨서는 《통합과 공존》을 앞세우셨소이다! 그러하다면 文각하깨서는 누구하고 《통합과 공존》하실 생각이실까요?

《필요하면 곧바로 워싱턴으로 날아가겠습니다. 베이징과 도쿄에도 가고. 여건이 조성되면 평양에도 가겠습니다.》

한미동맹은 더욱 강화하겠습니다. 한편으로 사드문제 해결을 위해 미국 및 중국과 진지하게 협상하겠습니다.》

야, 황송하게도 文각하깨서는 미국과 《통합과 공존》하실 생각으로 《가득 차 있》다는 사실이 밝혀졌소이다! 《곧바로 워싱턴으로 날아가겠습니다.》 《한미동맹은 더욱 강화하겠습니다.》 文각하깨서 말씀하시는 《튼튼한 안보》란, 오직 《한미동맹을 더욱 강화하》는 것으로만 실현할수 있다는 것이외다! 우리 《自由 大韓民國》을 《北傀》와 《짱꼴라》들의 위협으로부터 보호해주는것은, 오직 위대한 미국의 힘 (American gigantic war power)만. 大韓民國은 文在寅時代가 되여도 변함없이 미국(과 일본)의 노예로서의 자유와 번영을 누리는 것이외다. 조선전쟁시기 미군학살사건 피해자들, 지금까지 주한미군이 무수히 일으켰던 미군범죄의 피해자들, 지금도 恨을 품고 九天을 헤매는 그들 령혼들도 틀림없이 기뻐하실 것이외다! 미군차량에다가 압살당한 미선이 효순이과 함께 우리 모두 부릅시다.

《文在寅大統領 만세! 한미동맹 강화 만세! 》라고!

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