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今週の妄言・妄動大賞(1)

今週(じゃないのもいくつか混ざってますが)の妄言・妄動大賞

・奥田愛基(SEALDs代表)
参議院選は事実上の「負け」ではないかという問いに対して
「けれども、「惨敗」かというと、そうは思いません。」
http://news.yahoo.co.jp/feature/254

そりゃそうだろうよ。だって奥田はじめとしてSEALDsの指導部連中はみんな改憲派なんだから。自公与党で衆参3分の2確保していよいよ改憲が秒読みに突入したのは、連中にしてみれば「大願成就」でありこそすれ、「惨敗」などでは決してないだろう。選挙の間は肝心の候補者よりも多くのマスコミに注目されてスポットライトを浴び(だから野党は負けたんじゃねえのか? 候補者本人よりも応援者が目立ってどうする!)、悲願の改憲への道筋をつけて「惜しまれながらの解散」なのだから、まさに思い残す事はあるまい。このまま二度と社会に出て来ないでくれ。「アイアム若者」しか売りのない芸無しにはそろそろ潮時ってもんだろう。もっとも20年くらい過ぎてから、やはり「アイアム若者」しか売りのない古市憲寿と一緒に「あの人は今」とばかりに「今やアイアム中年」というコンビ組んで再登場、というのはお笑い種としてちょっと見てみたい気がしないでもない。その時まで日本という国が存続していたらの話だが。


・鳥越俊太郎&桜井誠&上杉隆(いずれも東京都知事選候補者)
東京都知事選のポスター ザ・「取り戻し合戦」

https://twitter.com/mkimpo_kid/status/753420006109491200

多言は要しまい。上記リンク先の写真が全てを語っている。この二人のスローガンが同じって…。まあ、鳥越という人も「その程度」って事をよく表した好例という事で。これ見てると、宇都宮は意地でも辞退すべきではなかったと思う。鳥越について言えば、前回の「細川応援団」現象がとうとう来るとこまで来てしまったという感がする。
それと桜井とは別にもう一人の泡沫候補として、元ジャーナリストの上杉隆も都知事選に立候補している事を忘れてはならない。そう、毎年8月15日になると靖国神社に参拝に行くというあの超アナクロ右翼の上杉隆だ! 
結論:鳥越・桜井・上杉の三者こそ「日本(都政)を取り戻す」「靖国参拝」を共通項に候補単一化すべしッッッッ! 仮にこの三人の誰が知事になっても、オリンピック会場建設の為に追い出されるホームレスに対して「優しい」知事になりそうだ! それこそ安倍が高江や辺野古の基地建設反対者に対してやってるのと同じくらい「人権的」で「民主的」で「慈愛溢れる」ものになるのは間違いあるまい!


・ちばてつや(漫画家)
靖国神社みたままつりにて
「日本が世界中から(恐がられるのではなく)愛される國になりますように」

https://twitter.com/mkimpo_kid/status/753173029123796992

これまた上記リンク先ツイッターを参照。恥ずかしながら、ちばてつやが毎年のように靖国みたままつりに献灯していたというのは、これで初めて知った。晩年のちばは醜悪な言動が本当に多く、とりわけ古本やレンタルコミックに対してディズニー並みの著作権亡者ぶりを見せた時は、この漫画家がこれまで描いて来た事は一体何だったのかと悲しくなったものだ。それでもこの爺さんが日本敗戦で幼少時に中国から引き上げてきた体験があり、朝鮮総連の機関紙などのインタビューで日本の侵略と植民地支配の問題について語り、それをテーマにした漫画をいずれ描きたいと語っていた事もあった。なのでちばてつやはどんなに強欲ジジイに堕落してても、反戦平和に対してだけはある程度本気なのではないかと筆者は思っていた。が、それは愚かな勘違いと、今日に至って知りました。甘いな筆者も。ちばてつやを「引き上げ経験のある苦労人で、平和主義者」などと考えるのは、それこそ明仁を「日本最高の平和主義者」などと言うのに等しい重大な過ちであった! だって靖国のみたままつりだぜ? 狂信右翼の全国祭典だぜ? ただの極右ジジイじゃねえか! しかも小林よしのりや久松文雄と仲良く並んで! ちなみに久松は大昔に中国や朝鮮の歴史物漫画を多く描いていた(ただしほとんどは久保田千太郎や李学仁などの原作付き)が、近年は嫌韓嫌中ぽい漫画の仕事が非常に多い。当初の久松は原作の内容関係なくそれをひたすら絵にする事に徹するタイプの漫画家だったのだろうが、右翼的な仕事ばかりしているうちにそれに中毒してしまったのではないか。師匠の手塚が見たら草葉の影で嘆くだろうな…。ちばてつやは上杉隆や桜井誠とはさぞかし気が合う事でしょう。
それはともかく、ちばの奉納した献灯すごいね。特に「國」とわざわざ旧字体で書く所に「日本人として恥ぢざるだけの精神と気迫(笑)」を感じてしまう。もう20年くらい前になるはずだが、朝鮮総連系の雑誌のインタビューに答えて、日本の侵略戦争をテーマに漫画描くっていう話はどうしたの? まさかこれらがそうだというんじゃあるまいね? 靖国神社で子供が日の丸振りながら「日本が世界中から(恐がられるのではなく)愛される國になりますように」とか、これは一体何の悪質なギャグなんだ? 日本が侵略戦争バンバンやってたあの時代に「日本の兵隊さんのおかげで世界は平和になり、こんなに尊敬されてます」という児童洗脳絵本がたくさんあったが、それと何が違うのか。他の年に奉納したらしい絵も見てみたが、靖国神社に紫電改のタカで「祖國を想う」とか「世界平和を祈る」とか、キモ過ぎて耐えられん。今のちばてつやの脳内は軍国少年だった引き上げ前の幼少期へと完全に回帰してしまったのだろう。頼むからとっとと死んでくれ。
戦争を知ってる世代の中でも、ちばてつや(と金子兜太もそうだよね)は水木しげるや天本英世や岡本太郎よりもしぶとく後世に生きのびた、という事実は我々に一つの教訓を与えてくれる。それはまさに「いい奴ほど早く死ぬ」「憎まれっ子世にはばかる」という事だ!

(続く)
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「安倍総理の参議院選挙勝利を心より大歓迎申しあげます」by 大韓民国大統領・朴槿恵

ざっと見た限り日本では現時点でどこも報じていないニュースなので、以下に翻訳して記録しておきたい。47ニュースの韓国版には出ているのに、日本版では全く触れられていないのは不自然な事であろう。まあ、理由は大体察しがつくが。


http://www.47news.jp/korean/korean_peninsula/2016/07/141843.html
韓国朴槿恵政権、日本与党参議院選挙勝利「歓迎」…「改憲」警戒感も(総合)
2016.07.11 10:55

【ソウル共同】日本自衛隊の海外進出に世論の憂慮が根深い韓国では、参議院選挙で改憲勢力が全議席数の3分の2を確保する事で改憲発議に対する現実感が高まったとして警戒感が強くなっている。聯合ニュースは日本の政界が「改憲政局」を急速に履行するだろうと展望。賛否が分かれる憲法9条よりも「緊急事態条項」新設を優先する可能性を指摘した。

一方朴槿恵政権は昨年末日本軍慰安婦問題の日韓合意に至った後、対日関係改善へと方向を旋回した。現政権の残り任期は約1年8ヶ月で、安倍政権の基盤が揺らいで慰安婦合意履行に影響を及ぼしたら任期内に対日外交で成果を上げるのが難しくなる為、参議院選挙の与党勝利を歓迎している。

朴政権は8日、アメリカの最新鋭地上配置型邀撃システム「高高度ミサイル防御体系(THAAD サード)」の韓国配置決定を公表し、日本と共にアメリカ主導のミサイル防衛(MD)に参加する姿勢を明確にした。朝鮮半島など地域の安全保障問題に対処する為にも日本の政権弱体化を望んでいない。


今回の選挙で改憲勢力は3分の2突破! さあ、改憲は時間の問題だ! 憲法9条はすでに死んでいる! まずは緊急事態条項だ! これで自衛隊は「国防軍」だ! 日本はこれで堂々と戦争が出来る国だ、軍国主義が完全復活だ! 日本鬼的軍国主義終底復活! これで日本は明確にアジアにとって軍事的脅威に…

…そう言われている矢先にこれだよ。朴槿恵は日本の与党勝利を「歓迎」だってさ。しかもその理由が「日韓慰安婦合意が履行出来なくなったら困るから」だという。どこまでも従軍慰安婦被害者を踏みにじって歴史から抹殺する事しか頭にない朴槿恵のやり方に怒りを禁じ得ないが、同時に日本の与党(自公)勝利を歓迎というのは、その結果到来するであろう改憲も歓迎するという事にしかならない。韓国の朴槿恵政権は日本の改憲・9条破棄を事実上歓迎しているのです! かつて日帝最大の被害国であった(はずの)国が、激しい民主化運動で民主化を勝ち取った(はずの)国が、その90年代の民主化以降日本の植民地支配責任を追及してきた(はずの)国が、今やここまで来ているのだ。本当に韓国という国は終わっている。日本が改憲を推し進めるのに、韓国という国は何の歯止めにもならないどころか、むしろそれを後押しするような真似をするであろう。
しかしそれも当然過ぎる結果かもしれない。昨年日本で安保法が通った際に、韓国のほぼ9割近いマスコミは何と論評していたか? 「日本の安保法案は対北抑止力になるから歓迎」右翼の朝鮮日報や中央日報から、進歩派(のはず)のハンギョレや京郷新聞までみんなこう言っていたではないか。少なくとも現時点で韓国のほとんどのマスコミは「日本与党の勝利歓迎」という社説やコラムの類は見当たらなかった。だが政権当局が「日本与党勝利歓迎」を旗幟鮮明にした以上、「日本が改憲して戦争出来る国になるのは、対北抑止力になるから歓迎」という記事が間違いなくこれからあふれ出すはずだ。ハンギョレなんてボンクラ日本特派員の吉倫亨(キル・ユンヒョン)が「日本の運命がかかった参議院選挙」などと言ってあたかも良識派ぶっていたが、改憲の前段階である安保法成立を「対北抑止力と中国の暴走制御になるから評価出来る」と誉めそやしてた新聞はどこの誰? 今さら何を言っているのかという話だろう。ハンギョレが今後とも日本の改憲問題に対して腰砕けでスタンスの定まらない報道しか出来ないのは、100%保証付きである。

いずれにせよはっきりしているのは、韓国の現政権は今回の日本参議院選挙における自公与党の勝利を歓迎した。すなわちそれに伴う「慰安婦合意履行」と「改憲」も歓迎する結果にしかならないという事だ。韓国マスコミの多数も程なくそれに一斉に追従するだろう。右も左も関係なく。中国や朝鮮共和国と違い、韓国は東アジアで日本の改憲と「戦争の出来る国化」を最も大歓迎し、それと強く協調する国になる。これは次の大統領選挙で政権交代しても基本的に変わる事はないだろう。韓国の政権と報道機関は日本の改憲を阻止する勢力には全くなり得ない。日本で本当に護憲運動をするならば、こうした国際情勢も十分に理解しておかねばならないだろう。

日本のマスコミが今回の件を報道したがらないのは、おそらく「朴槿恵なんかに歓迎されている事が広く知られたら、せっかくの与党勝利と改憲ムードがぶち壊しになる」つまり「改憲が韓国に歓迎されている。改憲は韓国を利する行為」だと思われてしまうのを警戒したのではあるまいか。舛添都政が韓国学校に敷地を貸そうとして嫌韓右翼の標的にされたが、安倍を同じような目に遭わせる訳にはいかないという忖度であろう。そんな事は全くの誤解にして杞憂なのだが…。日本政府だってTHAADの韓国配備を歓迎してたでしょ? こういう「嫌韓脳」も度を越すと、安倍を忖度するはずがむしろ足を引っ張るという逆効果に…ならねえか。なりませんね。

吉方べきは朴裕河との公開討論会の最後に何をしゃべったのか?

先の記事で吉方べきという人間は非常に胡散臭い所があるという疑問を呈したが、もう一つ吉方の「本性」を垣間見れるネタを提示しておきたい。この者は件の朴裕河狂信者グループが団体を発足する前から朴と公開討論などをやってきた間柄だったのだが、2015年1月31日の討論会の終わりに言ったコメントが興味深い。と言うか、これぞまさに「馬脚」というやつではないか。以下にそれを翻訳抜粋する。強調部分は訳者による。

「私はこの問題(従軍慰安婦問題:訳注)に対する確実な結論のようなものを持っていない。熱心に勉強もして考えても来たが、この問題が大変多面的で色々と見る視覚によって解釈も違って見え、事に当たるのが少し難しい、正直言って。平均的な日本人よりも私は日本の責任を積極的に認定せねばならないと見る立場ではあるが、そうした立場から見ても実際に少し不都合な所がある本(「帝国の慰安婦」の事:訳注)ではある。一つは、日本の右翼や保守団体達がこれを利用するのではないかという事だ。もちろん韓国でも多く言われる話だ。それはもちろん論議をしながら越えていかねばならないが、そうした人達の為にこの話をしてはならないというのは同意出来ない。この本自体に相当な意味があると私は考える。例えば強制連行であるとか年齢帯であるとか数字であるとか挺身隊との混同であるとかいう点などに対して、現在広く知られている事達は明らかに事実と掛け離れている。朝鮮人業者が介入したとかいう事なども明らかな事実だ。韓国人達はこういう事などを無視してはならない。こうした事を紹介した事だけでもこの本は相当な意味がある。

だが私は日本に法的責任を問うのは難しいという部分では確信が立たない。以前にはアジア女性基金のような日本の努力を私は高く評価し、そうした努力を韓国があまりに卑下しているのではないかという不満もあった。だが今安倍内閣の有様を見ると、河野談話も否定したり否定的に見て、もちろん公式的な立場ではないが最近手放しでそうした人達も多い。もしやこれは、後に他の話を出来ないように事前作業をしているのではないかという考えもわく。だから河野談話は談話形式であった為に今違う話がこのように出得るのではないかという話だ。その為これからは法的に少し明らかに解決策を提示せねばならないのではないかという考えを、最近多く思う。いずれにせよそうした立場だし…。ここに来るまで気掛かりな事が一つあるとすれば、韓国人達の内でこの本をよく読んで論議するという方々が多いという事実に驚いたという事だ(笑)。どれだけいるのか実際疑問だった。こうした現象が実に良い事に見える。いずれにせよ、するべき話は全てするべきではないか。こうした行事は非常に肯定的だ」

原文記事URLはこちら。
https://www.facebook.com/radicalthird/posts/801364689946003


スゲエもんである。このフェイスブック運営者「帝国の慰安婦、法廷から広場へ 제국의 위안부, 법정에서 광장으로」というのは名前見ただけで推測出来るように朴裕河の「信者グループ」の一つで、そういう所が「日本人の討論相手」として肯定的な材料に利用しているのが吉方べきという人間だ。

吉方センセイは「帝国の慰安婦」という本に「相当な意味」があると考えているのです! 吉方センセイは他ならぬ韓国人に対して「朝鮮人業者がいた事を忘れんな!」と説教しているのです! 吉方センセイは他ならぬ韓国人に対して今言われている「強制連行であるとか年齢帯であるとか数字であるとか」は事実と掛け離れているんだと説教しているのです! 吉方センセイはアジア女性基金を「高く評価」していたのだそうです! 吉方センセイはこの討論会があるまで「韓国人は帝国の慰安婦をまともに読まず論議していた」と完全に見下していたのだそうです! ものの見事に朴裕河教授の主張と一緒ではありませんか!

…冗談はともかく、吉方の言ってる事は朴裕河の主張をそのまんまなぞってるだけじゃねえのか? 朝鮮人業者がいた事を韓国人は忘れるなだの、強制連行やその数字と年齢帯が事実と掛け離れてるだの、朴裕河が「帝国の慰安婦」で言ってたデタラメそのまんまではないか。挙げ句が「こうした事を紹介した事だけでもこの本は相当な意味がある」だ。まさに噴飯ものであろう。おまけに最初から「私はこの問題に対する確実な結論のようなものを持っていない」と逃げ口上というか「免責事項」をちゃんと述べるのも忘れない。吉方はものの見事に模範的な「普通の日本人」です! よかったね!
はっきり言わせてもらうが、吉方べきと木村幹のどこが違うんだ? 吉方と木村は喧嘩してるだって? まあ、左翼でも右翼でもヤクザでも企業でもどんな世界でも内ゲバってのはあるもんだから(笑)。こういう人間が帝国の慰安婦や2015日韓慰安婦合意にちょっと批判的ぽい事を言ってみせるなど、どれだけ中身のない不実な事であろうか! 要するにインチキなのだ。
しょせん吉方べきという男、日帝目線が本性であり、ただただ己の「営業と商売」しか頭にないという事であろう。そもそもこの輩は韓国の極右新聞・朝鮮日報(日本で言えば読売や産経のポジションに該当)日本語版立ち上げ人の一人であった事からも分かるように、その本性は典型的な「日韓癒着派」の商売人である。吉方べきは「韓国の独裁政権と日本政府は共犯関係」という1965年体制(日韓協定体制)にしがみついて利益を得る閥にいる訳で、そうした「営業」の妨害になるから嫌韓が邪魔というだけなのが本音だろう。そういう立場であれば朴裕河の求める「日韓和解」は商売上歓迎すべきであるし、「帝国の慰安婦」をあれだけ肯定的に持ち上げるのも不思議はない。この男が朴裕河信者集団の「発会記念興行」に正式にゲスト講演者として招請されたのも当然と言えば当然だったのである。

いずれにせよ間違いなくはっきりしているのは、吉方べきという日本人がとんでもないインチキ野郎であるという事、喧嘩(しょせん日帝者同士の内ゲバ)相手の木村幹と本質的に何の違いもないという事、何よりも「帝国の慰安婦」を大変意味のある本だなどと肯定的に持ち上げているという事だ。だからこの輩がわざわざ差別的な言い回しで嫌韓を批判しても何の不思議もなかったという話である!

吉方べきという人物について

この人物については前々から胡散臭いという印象しかなかった。その胡散臭さというのは要するに例の金明秀に似た気持ち悪さとでも言うか。
筆者が吉方について知ったのは朴裕河問題との絡みである。韓国には朴裕河を神と崇めて「日韓和解」に狂奔するキモい邪教徒集団が(保守・進歩問わず!)一定数存在し、この連中は自らを「東アジア和解と平和の声」(笑)と称して2015年6月20日に「発会興行」とも言うべきシンポジウムを開いた。そこのゲストの一人に吉方べきが参加していたのだ(ついでに言うと、このシンポには当然ながら浅野豊美(笑)もゲストで出ている!)。ただし吉方は浅野豊美や大江健三郎や蔣正一のような熱烈な擁護派ではなく、一応朴裕河に対して批判的に見えるスタンスをとっている。だがこのシンポジウムは明らかに「朴裕河を神と崇めるカルト集団」が団体を立ち上げた「記念祝祭」であり、抗議デモや純粋に事実だけを伝える為の取材ならともかく、まともな人間なら気持ち悪くてとても近付く気になれないだろう。そんな所へ平然とノコノコ講演者として出かけた吉方は何を考えているのか。周囲が全部朴裕河の信者や擁護者ばかりの中に一人だけスタンスが違うかのように見える者を混ぜて「これは政治的に偏向した集まりではない。誰の参加も歓迎している」かのような口実をデッチ上げる役割にしかなってないだろう。もっとも吉方がこの日のシンポで何をしゃべったかは公開されてないので分からないが、少なくとも鄭栄桓氏のように朴裕河相手に真っ向から激論を交わすような事は考え難い。吉方はその後も何度か講演会などで朴裕河と同席しているからだ。もちろん吉方は「帝国の慰安婦」に一応批判的なスタンスという事になっていて、その立場から朴と「討論」しているのだが、その和気あいあい過ぎる様子は見てらんないの一言である。これって「無気力相撲」なんじゃね?と。真面目に朴裕河を追及してるようには思えないという疑念を抱かせるに十分だ。吉方は単に自分の「営業」の為に朴裕河に批判的っぽいスタンスを装っているだけではないのか。吉方が日帝植民地支配の清算やその正しい歴史を伝える、あるいは在日朝鮮人の人権問題といった事を真剣に考えているのか疑わしいという疑念を筆者は今でも拭いきれない。

なので吉方が以下のように嫌韓・嫌中を批判しているはずのツイートで、「知的能力」だの「筆跡」がどうのという差別的な言い回しをしても全く意外ではなかった。むしろ馬脚を現したなというのが筆者の感想である。

https://twitter.com/tabisaki/status/749918630071062532
吉方べき
‏@tabisaki
閲覧注意案件。知的能力にも疑問を抱かせる筆跡だが、だとしても、中国人や韓国人へのヘイトに向かわせる社会の空気があってこそ、こうなったはず。七夕の短冊、子供もこれを見るのだ。
3:51 - 2016年7月4日

日本と韓国の「少子高齢化問題」

日本がずいぶん前から極度な少子高齢化に入り、現実に今や人口が減り始めているのは誰もが知る通り。「このまま人口が減って行けば日本はじんわりと死ぬ」などという話もあるが、筆者に言わせれば「別にいいんじゃね?」の一言だ。それでなくとも日本は人口多過ぎるし、元よりこんな国は亡んだ(あるいはそこまで行かなくても、今よりはるかに国力や国際的位相が低下する)方が日本人自身にとっても、何より他のアジア人民大衆にとっても間違いなく幸せな事であろう。だからこそ「日本死ね」だ。
そう言えば昔筆者とおんなじような事を言った男がいた。「教育工場の子どもたち」とか何とかいう題名の本だったと思うが、そのあとがきで「もし日本が今より貧しくなったとしても、その方がアジアの国々にとっても、何よりも日本人にとっても幸せな事だろう」といった趣旨の事を言っていたのである。これには筆者も当時その通りだと思ったし、今でもそう思う。で、その本を書いたジャーナリストに名前を尋ねれば、鎌田慧と答えた…。それから約30年後、鎌田記者は都知事選挙で「福祉は難癖」と詭弁の限りをつくして細川・小泉組を応援し、挙げ句は朴裕河の「帝国の慰安婦」をも大絶賛するという、どこに出しても恥ずかしくない立派な模範的大日本愛国臣民へと変貌を遂げましたとさ。
Happy End!

…冗談はともかく、日本で少子高齢化による人口減少を「国が亡ぶ、国が亡ぶ」と愛国者目線で騒ぎ立てている連中ほどウザい代物はいない。子供が少ない多いの問題ではなく、保育制度や教育制度の充実と安定が問題なのだから。「子育て支援」と「少子化対策」は同一ではあるまい。子育てや教育の支援というのは出生率や人口の増減に関係なくやるべき事だろう。それらに付随する結果として子供が多く生まれて人口が増加するという事はあっても、最初から「人口増加が経済発展の礎ッッッッ!」「産めよ増やせよッッッッ!」を目的にしてやるのは完全に前後を取り違えている。それは単なる国家主義的富国強兵策でしかなく、必ず悲劇的結果を招来するであろう。子育て支援や教育の充実を「少子化対策」や「人口増加」の手段とすべきではない。
とは言え、それすら日本で実現する事は現実問題としてあり得まい。「女は子を産む機械 by柳沢伯夫」「女は子を産んで国家に貢献しろ by菅義偉」「産めよ増やせよ。ただしお国は子育て支援なぞしません。子育ては自己責任・自己負担で。そうして育てた子供は漏れなく国家の奴隷的労働力として捧げよ」「女が子供を保育園に預けて仕事行くなんて生意気だ」というのが明治以降今も変わらぬ日帝の「國體の本義」なのだから、それ以前の問題だ。

そんな日本の「少子化問題」だが、同じような悩みを抱えていると言われているのが韓国である。韓国でも日本と同じでかなり前から「少子化問題」とその対策を求める声が上がってきた。日本と韓国は悪い部分ばかり似た東アジアの極右双子国家、こんな部分まで似てやがる…。と言いたくなる所なのだが、どうも韓国の実態はおかしいのである。結論から先に言うなら、韓国の「少子化」というのはガセである可能性が極めて高い。なぜかと言うと、韓国は出生率が日本並みかそれよりも低い(2010-2014年で1.23)という事になっているはずなのに、もうずっと人口が爆発的に増加し続けて落ち着く気配がないからだ。1980年代に在日社会では本国を指して「5000万同胞」という言葉がよく使われた。これは当時の南北本国の人口を合わせた数である。北が2000万届くか届かないか、南が3000万プラスアルファといった所で、それを称して「5000万同胞」と言っていた。その後、北ではあまり人口が増えず今でも2400万人くらいだが、南ではあれよあれよと言う間に人口が激増して2015年現在で5100万に達してしまった。80年代に南北合わせて約5000万が、今や南だけで5000万超している。異常なほどの人口爆発としか言いようがない。これのどこらへんが「少子化」なんだ? 中国では今や「一人っ子政策」をするまでもなく確実に少子化が始まっているというが、韓国の現実は全く逆だ。理解が出来ない。日本の出生率が1.46(2015年)で毎年約28万人ずつ人口が減ってるのに対し、韓国では出生率がそれより低い1.23で今でもあんだけ人口が爆発的に増えているのだから、こんな酷い矛盾がどこにあるというのか? 
ちなみに誤解のないように言っておくが、南に対して北の朝鮮民主主義人民共和国であまり人口が増えなかった理由は晩婚が非常に多い事と、性や家庭で子供を作り育てる事に関する教育がある程度しっかりしている所が大きい。南や日本の右曲がりな連中は「大飢饉のせいだ」と言いたいであろうが、それは違う。90年代の「苦難の行軍」と言われた大飢饉の死亡者数は20-30万人(もちろんこれとて痛ましい数だが)というのが今や定説であり、これは他ならぬ韓国側も認めているのだから。石丸次郎や萩原遼や高英起辺りが今でも諦めきれずに扇動している「餓死者300万人説」というのは、今やまともな研究者や国連はもちろん、韓国政府ですら採用していないトンデモ説だ。これは逆に言えば石丸次郎ら(とそれを追従している李信恵や梁英姫や「凡」などの、しばき隊系在日不良分子ども)がどれだけロクでもないトンデモかという事の証左でもあろう。朝鮮共和国で人口があまり増えてない事と90年代飢饉の相関関係は小さいと見るべきである。さらに、この人口増加の緩やかな朝鮮共和国は今でも無償教育を堅持しており、少なくとも子供を保育園や幼稚園に入れられなくて苦悩する母親はいないという事、金正恩時代になってそうした子供の養育施設や学校の建設が全国で著しく増加している事実も付け加えておく。

韓国に話を戻すと、これだけ低い出生率でこれだけ人口爆発が起こるのは考えられない話で、明らかに何かがおかしい。何らかのミスなのか意図的なものなのか理由と原因が分からないのだが、おそらく韓国の出生率統計というのはとんでもなく間違ったデタラメな数字が発表されているというのが筆者の推測である。日本よりも狭い朝鮮半島の、それも約4割程度の土地に5100万もの人口がひしめいているのだ。韓国が手を打つべきは「少子化対策」ではなく、人口の激増に伴う生活環境・自然環境破壊問題と人口の抑制であろう。
非常に嫌な予感なのだが、朝鮮半島の南半分は何10年もしないうちにまともに人が住める土地ではなくなるのではないかという気がしてならない。人口爆発に加えて、異常な数の原発、四大河川事業(李明博政権が行った韓国の大きな川四つに大量のダムを作って水の流れを堰き止めた大工事)による信じられない程の水質汚染などを放置するどころか推進し続けているのは狂気の沙汰である。特に四大河川の汚染は深刻で、日本ではほとんど報道されないが発癌性のアオコがあれだけ異常発生する様は地獄そのものだ。これの影響による飲料水汚染で今後どれだけ健康被害が出るか分かったものではない。仮に破局的な原発事故が起こらなくても、韓国では今後間違いなく癌患者が激増するだろう。もっともそうなった場合、環境汚染が原因の疾病で大量の死者が発生、人口が減った結果「見ろ、やっぱり韓国の『少子化と人口減少の危機』は正しかったんだッッッッ!」という牽強付会的結論が導き出されるという逆理も十分起こり得るが…。
日本? そんな韓国の未来予想図よりも、今現在はるかに悲惨でしょ? 人類史上最悪の原発事故起こしたの何年前よ? 

嫌韓や「仲良くしようぜ」一派や朴裕河擁護派集団が何と言おうと、日本と韓国は一貫して癒着・共犯関係にあるばかりか(悪い部分ばかりが)非常によく似た仲良し国家同士である事は否定しようのない厳然たる事実だ。ここ何年かで言われている「日韓対立」ほど壮大で酷い大嘘はない。2015年末の「日韓慰安婦合意」は日韓癒着・共犯関係の最たる象徴だ。が、そんな両国にももちろん違いはある。その最たるものの一つが「少子化」ではあるまいか。日本の少子高齢化は間違いのない事実で人口も現実に減り始めているが、韓国の「少子化・低出生率」は明らかに間違い(嘘?)で実際には人口が激増し続けているという事だ。あるいは逆に「少子化」の方が正しくて、人口が減ってるのを増えていると間違えている可能性も考えられるが。いずれにせよ韓国の「少子化」と「人口増加」のどちらかが間違っているのは確かだろう。
しかしながら日韓の大きな違いを一つ見せ付けられた所で、我々はここでまたどんでん返し的に日韓の仲良しそっくりぶりを突きつけられてショックを受けるのである。それは「少子化・人口減少の日本」「少子化(?)・人口爆発の韓国」共に子育て・教育支援に恐ろしく冷淡で、特に母親に対して子供を産み育てるのに過大な負担と労苦を押し付けたがるという事だ。「女は子を産む機械。黙って国家の為に産んで増やして貢献せよ」と強要したがる割には肝心の子育てをまともに支援せず、女性の自己負担・自己責任でやらせようとしたり、働く女性を生意気視し、セクシズムが蔓延してるという点で実に両国はそっくりではないか!

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