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【翻訳記事】「100万キャンドル」果たして偉大な事なのか

先日の韓国であったデモについて、金甲洙(김갑수 キム・ガプス)氏のフェイスブックより翻訳して以下に御紹介する。


金甲洙
2016.11.13

「100万キャンドル」果たして偉大な事なのか
―キャンドルデモなのか、キャンドル商売なのか

「偉大なる100万キャンドル」だという。私は1973年維新(政権)の時から40年間デモをしてきた。往来に出た事だけでも優に数100回は超える事だろう。デモには変わりなく一貫する法則が一つある。少数が参加すれば「不法」であり、多数が参加すれば「示威」であり、最多数が参加すれば「偉大」と評価されるという点だ。

私は11月12日午後1時から夜10時45分までソウル都心を歩き回った。崇礼門を始まりにソウル市庁、清渓広場、光化門、鍾路1番街、仁寺洞入口、世宗会館裏側、景福宮駅などが私の動線だった。私は最後の景福宮駅で最も長く留まった。

朝鮮日報・ハンギョレをはじめとするニュース会社達と主催側は「100万キャンドル」と言い、警察側は25万人だという。2008年狂牛病デモの時もニュース会社達と主催側は100万だという反面、警察は8万人だとした。

参加数が重要だろうか? もちろん重要だ。いや、「最も重要だ」と見る見解もある。いずれにせよこの日のデモで朴槿恵政権が受けた打撃は致命的だと見る。間もなく朴槿恵は「2線後退」したり、または退陣する事になると予想される。

朴槿恵が退陣するとしよう。そうしたら我々の抵抗は成功するのだろうか? 厳密に言って、これだけでは成功でもなく失敗でもない。よくある言葉で「半分の成功」というのがあるが、これは実際には「半分の失敗」同じ言葉だ。私は朴槿恵退陣後の歴史がより一層重要であると思う。

11月12日の抵抗は「半分の成功」にして「半分の失敗」というのが私の総評だ。だが今後の予感がさほど良い訳ではない。参考までに、私は最も失敗した抵抗の事例として狂牛病デモを挙げる。あれは人ばかり多く集まっただけで、李明博の「朝露 아침이슬」謝罪(狂牛病デモがあった後、李明博は会見で「デモ隊から私の好きな『朝露』の歌が聞こえてきた」と言って謝罪し、いかにもデモ参加市民に理解があるかのように装った件。訳者注)と主催側人士何人かを国会議員にしてやった事以外には得たものがない。ましてや以後の状況はさらに悪化した。

結論から言って、私は11月12日のデモが遺憾である。満足足りえるのは数字だけだが、数字は言葉通り数字に過ぎない。ニュース会社達と主催側は「偉大な100万キャンドル」だと口を揃える。私が見るにこの日のソウルの街に参加した人員は冷静に言って50-70万だ。

いずれにせよおかしな事が一つある。我々国民は数字に対して過剰なほど非理性的だ。数字がそれほど重要なのか? 「年齢は数字に過ぎない」としながらも数字がそれほど偉大なものだとするなら、何か御幣があるのではあるまいか?

私は昨今の韓国野党達が嫌いだ。顔色ばかりうかがって決定的瞬間に参加するふりをする野党政治家達と遭遇するのは気分悪い。一人ずつ党の大きな黄色い旗一本ずつ持って回る正義党員達は全くもって目障りだ。

反北デモの演説者にして元お笑い芸人である金済東(김제동 キム・ジェドン)に会うのも嫌だ。彼はなぜああも無知なのにやたらと知ったかぶりをするのか? また英語で「ノーウェイ、ノーウェイ」を連発する人気歌手達の慰労の歌にも、私は慰労どころか不愉快になる。

裁判所は明らかに青瓦台道路の行進を許可した。それにも関わらず警察は青瓦台へ行く道路の要所をバスと車壁で防いだ。これは不法占有ではないのか? ましてや警察は地下鉄入口まで遮断する措置を執った。これはより深刻な不法だ。これに抗議するべく市民がバスの上に上るのは当然の事だ。いや、車壁を倒してこそ正常であった。

現場中継をする「オーマイニュース」のある女性記者は「偉大なる100万キャンドル」に加えて「暴力はいけない」という言葉を4回ずつも連発していた。もしキャンドル集会が年中行事になったら、おそらくオーマイニュースは大繁盛する事だろう。ましてやその女性記者(장윤선 チャン・ユンソン)は2012年以来、統合進歩党を最も激烈に謀害してきたいわゆる「柳派(私利私欲から統合進歩党を裏切って、同党が朴槿恵政権に弾圧・解散させられるのに最も大きな貢献をした、盧武鉉政権の元社会福祉部長官であった柳時敏のシンパの意。訳者注)」記者である事を私は知っている。だがつられて通りの人々は「非暴力、非暴力」を叫んだ。

バスの屋根に上がるのは暴力でもないばかりか、不法に抵抗するのは最小限「物理力」とすべきで、暴力とは言えない。それならば安重根と尹奉吉も暴力だと言わねばならない。「非暴力、非暴力」を叫んでいた人々が不意に愛国歌を斉唱(?)し始めた。私は場を離れる事にした。

「みなさん、来週にもキャンドル(集会)にまた出て来るでしょう?」

主催側の発言がまだ耳から離れずにいる。我々は壬辰倭乱(秀吉の朝鮮侵略である文禄・慶長の役の事。訳者注)で避難の道にある王の行列を物理力で遮った朝鮮民衆を悪いとは思わない。植民地時代以降、我々は非暴力に過度に馴れてしまっている。家に着くと夜12時をはるかに過ぎていた。私は京畿道の名もなき衛星都市に住んでいる。ほろ苦い帰り道であった。

訳:ZED

原文記事URL
https://www.facebook.com/kimcapsu/posts/722240621260218


※とりあえず金甲洙氏の記事訳だけ先に上げておきます。これを見ただけで日本の総理官邸前デモとか安保法案反対の時のSEALDsとか、嫌な思い出が甦ってくる人も多いかもしれません。もちろんそんなのが100万人デモ参加者の全てではありませんが、これまでの韓国の民衆運動になかった良くない傾向として警戒はしておくべきでしょう。訳者解説はまた後で追記します。韓国民主党もさすがに強い反発に遭って朴槿恵との代表会談は取りやめになりましたが…。
韓日軍事情報保護協定もドサクサに紛れて仮署名とか、これについても書いておきたい事が色々あるのですが…。日本でも韓国でも「帝国の慰安婦」と朴裕河を擁護・支持してた連中ほど、この協定の推進派になっているのも面白い(というか必然)現象でしょう。

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