この結果を見て真っ先に筆者の頭をよぎったのは
「間違いなく今回の選挙は漫画ゴラクの「白竜」のネタになる」
という事であった。おそらく原作者の天王寺大は今頃
「これで『白竜』のネタがまた一つ増えよったでえええええッ! このネタ、私が仕切らせていただきます」
と狂喜乱舞している事であろう! ヒラリーが当選していたらネタにならなかったが、トランプが当選したら(白竜的には)大いにネタのしがいがあるのである。
何しろ「白竜」という漫画、大事件でありさえすれば国内国外関係なく何でもネタにする(今現在の連載エピソードは豊洲市場移転問題)事を売りにしており、最近ではそれがどんどんエスカレート(いわゆる強い奴のインフレ?)して、バチカン銀行の事件やら世界を支配する予言書の争奪戦とかにまで一介の日本のヤクザが介入してシノギにし、もはやこの漫画の主人公はヤクザをはるかに超越した化け物みたいな存在になりつつある。バチカン銀行にまで介入したスーパーヤクザ(笑)がアメリカ大統領選挙に食い込んでも、作品的には全くおかしくあるまい。むしろそれでこそ最近の「白竜」だろう。「白竜」では以前にも、最初は当選見込みの全くなかった自分とこの組長をありとあらゆる手段を用いて国会議員に当選させるという凄絶なエピソードがあったが、その延長で「当初は全く当選見込みのなかったトランプ(をモデルにした候補)をありとあらゆる手を使って当選させる」という話が遅かれ早かれ登場するのは間違いないであろう。ドナルド・トランプを当選させたのは日本ヤクザの白竜であった! と(笑)。
今回のアメリカ大統領選挙、対決するは共和党のドナルド・トランプ(をモデルにした候補)と民主党のヒラリー・クリントン(をモデルにした候補)か…。
この一件、私が仕切らせていただきます!
果たして黒須組長とトランプの、どちらを当選させるのがより大変なのかというのが気掛かりかつ楽しみなエピソードになりそうだ。
天王寺大が今回の米大統領選挙を「白竜」(ミナミの帝王でも可)のネタにする確率は99.9%と筆者は見込む。少なくとも当初言われていたヒラリーの当選確率よりははるかに高いであろう(笑)。
此度の大統領選挙、真面目な話はまた次回にでも…。
(続く)
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