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韓国関係の情報屋でまた新たな詐欺師登場

徐台教とかいう人間がいる。「韓国大統領選2017」とかいうサイトを運営しているのだが、見てみるとその中身のなさと恣意的な情報の上げ方に呆れてしまった。例えば安哲秀の項目では「日本との関わり」にこんな事が書かれている。

http://kankoku2017.jp/archives/45
予備候補者紹介:安哲秀(アン・チョルス)
公開日 : 2016年10月17日 / 更新日 : 2017年2月7日

日本との関わり
2015年12月28日の従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意について無効だと朴槿恵政権を強く批判している。


え、何これ? たったそれだけで終わり? 安哲秀は当初日韓慰安婦合意について高く評価してたんだよ。その後合意に対する世論の反発があまりに強かったので慌てて日和見的に態度を変えるそぶりを見せたが、日韓慰安婦合意に対する安哲秀の本質的なスタンスは
「(日韓慰安婦合意について)評価する。これを土台に政府と民間をひっくるめてより成熟した論議が進展する事を望む」(ただしこの発言を載せた日記は現在削除されたようだ)
つまり「この合意を前提に今後の日韓関係を発展させよう」という肯定的なものだ。今後の世論の変化次第でいくらでもこうした地金を表に出すだろう。少なくともそうした安哲秀の無節操な日和見ぶりに触れてない時点で情報サイトとしては使い物にならない。
また、安哲秀はTHAADに対しても反対からあっさり賛成に転じているし、開城工団の再会にも当初賛成だったのが後に「国連の制裁があるからすぐには無理」とケツをまくって逃げるなど、軍事政策や対北政策でも基本的にはタカ派だ。筆者は安哲秀が対北政策について「北は核を放棄しろ」以外の事を言っているのを見た事がない。とにかく「制裁で対話の場に引きずり出せ」一辺倒で、制裁解除して対話をしたり民族の和解と統一に進もうという発想はゼロである。それでいて中国に対しては「中国は(THAADに対する経済報復で)一線を越えた」と文在寅と同じ身勝手な逆ギレをしているのだから、こいつの国際感覚のなさには呆れ果てる。おまえらだって北に対してさんざん一方的な制裁ばっかりやってるくせに、いざ自分が制裁される番になると逆ギレかい? 馬鹿じゃねーの? だったらTHAADやめりゃ済むことだろうが。そればかりか安は「中国の人権問題」にも積極的に攻勢をかけると宣言しており、こいつが大統領になったらますます韓中関係は悪化して、軍事的緊張を高める事になるであろう。基本的に安哲秀は極めて親米・親日傾向が強く、アメリカの国際軍事戦略の駒の一つとしてしか「韓国の安保」を考えていない。挙げ句の果てには「国民の要求があれば朴槿恵の赦免もあり得る(要旨)」という事まで言ってるのだから、「キャンドルデモの民心」とやらを一番裏切っているのは安哲秀自身ではないのか。
ちなみにこうした問題点の大部分は対抗馬の文在寅にも共通しているという事は指摘しておきたい。文・安の両者は政策的にいずれも差異点を見つけるのが難しいぐらいそっくりで、これほど「どっちがなっても同じ」な空しいしらける選挙はないと思う。何で2017年にもなって「張勉と尹潽善の主導権争い」をまたしても目にしなければならないのか! 本当に今度の選挙の本質は「張勉と尹潽善の主導権争い」の一言に尽きる。1960年代のレベルだよ。そこには民意も民主主義も社会正義も存在しない。しかもこうした実態が日本では全く知られずに「どの候補が親日か反日か」「韓国ではキャンドル革命後の歴史的第一歩となる素晴らしい選挙」といういずれも全く実態と掛け離れた妄想と幻想ばかりがはびこっている。もちろん言うまでもなく、旧セヌリ党系の2党(自由韓国党と正しい政党の事ね)の候補は元より論外中の論外だが。
こうした事実や現実がこのサイトには何も書かれていないのだから、こんなものを参考にして韓国情勢の判断材料にしたり、在日が向こうの大統領選挙に投票しようとするのは極めて危険である。

一部の在日が韓国の大統領選挙を奇貨とばかりに自身の政治的私欲の為に悪用する動きを先日も批判した事があるが、この徐台教の「韓国大統領選2017」は最悪のケースではなかろうか。一見純粋な情報サイトのように装いながら重要な情報や各候補の細かい政策についてほとんど何も書いていないという時点で、十分に世論の操作や誤導あるいは邪な利益を目的とした怪しい集団(個人?)である事は明らかだ。何よりもあの石丸次郎が徐台教をしょっちゅう好意的にリツイートしてる事実が、徐台教と「韓国大統領選2017」が完全なインチキである事の何よりの証明であろう!(笑) 老婆心ながら注意を喚起しておきたい。

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韓国の桜ってさぁ

モロに日本鬼的軍国主義の象徴なんだよね。本来ならば。それを何トチ狂ったのか、聯合ニュースがたわけた記事を載せている。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2017/04/03/0400000000AJP20170403001800882.HTML
韓国人も愛する桜 否定的なイメージから春の代名詞に
2017/04/03 11:48

これを書いた記者が何者か知らないが、「韓国人も愛する桜」とかあまりにふざけているしクソたわけた発言であろう。一方で今の韓国で「花見が文化的楽しみの一つとして受け入れられ、わだかまりなく楽しまれている」「単純に美しい花というだけでなく、舞い散るイメージ、ときめき、愛のイメージを呼び起こすため」「日本の桜を見るために旅行する韓国人が多い」というのは、桜と日帝植民地統治の歴史的関連性を多くの現代韓国人達が忘れ去っている事を意味する。朝鮮半島本国でありながら、南朝鮮の日本への同化ぶりは恐ろしい水準に達していて嘆かわしい限りだ。何しろ保守派の朝鮮・中央・東亜日報から進歩派のハンギョレに至るまで「テンノーヘーカ激ラブ」なお国ですから。大韓民国って。そんな報道機関が教育勅語を批判しても何の説得力もないし、何の考えもなしに平然と桜の花見に嬉々として行ける者どもが自国の腐れ役人から「犬や豚のごとき愚民」と見下されても何の反論も出来まい。

日帝に限らずどこの帝国主義国家もそうだが、侵略先の国の文化や自然環境・生態系を平気でぶち壊す。ビクトリア湖のナイルパーチは有名であるし、商業作物を大量に植えて地元民が伝統的に食べて来た作物を絶滅に追いやる例は数え切れない。日帝も朝鮮半島で虎をほぼ絶滅させ、犬の中にも毛皮を取る為に絶滅させられた朝鮮固有種がいくつもいる。当然日帝時代には朝鮮半島の様々な場所に桜が植えられた。朝鮮半島に従来あった花や樹木を駆逐して文化を破壊し、「テンノーヘーカの為に桜のように散れ」という皇民化教育の為に。このように植民地統治において文化・自然環境破壊が行われるのは、経済的収奪と政治的目的の為に必ず付随すると言って良い。植民地朝鮮における桜はまさにその象徴であり、多くの民衆から目障りに思われてきた。結果、1945年8.15解放後に朝鮮半島の桜は怒った民衆の手によってほぼ全てが切り倒されて消滅したのである。

ではなぜそんな桜が今の韓国には大量にあるのか? ある人間の手によって再度大量に植樹されたからである。南朝鮮に再び大量の桜を植えた者、その者に名前を尋ねると元日本軍将校・高木正雄こと朴正熙と答えた…。

そう、今の中央日報やハンギョレなど(笑)よりもはるかに金筋入りの親日派だった朴正熙は1961年の5.16クーデターで政権を強奪するや、日本軍時代の郷愁丸出しで全土に桜を植え始めたのである。怒った民衆がせっかく根絶した日本鬼的軍国主義の象徴を、この親日独裁者が復活させた。日本からわざわざ苗木まで取り寄せて。全く何という事をしてくれたのか! 
言わば韓国において桜は日本鬼的軍国主義の象徴であると同時に「朴正熙の花」でもあるのだ。朴正熙は側近の部下に撃たれて非命横死し、その娘も大統領職を剥奪されて今や惨めな刑事被告人へと転落した。今の韓国ほど朴正熙・朴槿恵の弊害を清算する事が求められている時間と空間はない。そのような時期に上記聯合ニュースのような記事が載るというのはどれだけとんでもない事か! 単なる歴史的無知では済まされない暴論である。

民衆が切り倒して薪にしてしまった桜が親日独裁者によって復活し、時が過ぎて植民地時代も独裁時代も忘れ去った今の民衆がそれを何の考えもなしに花見をして楽しむ。
これが南朝鮮のお寒い現状である。これが果たして日帝から解放された国なのか、どこら辺が「反日国家」なのか、2代目独裁者を本当に民衆の手で倒した(?)ばかりの国なのかと疑わしくなるではないか。

では北の朝鮮民主主義人民共和国の「桜事情」はどうなのか。
もちろん8.15解放後に朝鮮半島全域で桜は消滅した。で、朝鮮共和国では桜を切り倒したり引き抜いた跡に別の木、杏や桃や梨の木を植えたという(杏が一番多い)。なので朝鮮共和国でも春になると公園や街路樹に花が満開するが、それらはみな杏・桃・梨などである。たまに外国人観光客がそれらを桜だと言う事があるが、それは似ているので間違えたのであろう。朝鮮共和国の人々に南で桜を意味する「벛꽃 ポッコッ」という単語を聞いてもほとんどの人は知らない。逆に日本語で「サクラ」と言うと「ああ、ウェノム(왜놈 日本鬼子の意)どもの花か」と言われる。南のように桜を「単純に美しい花というだけでなく、舞い散るイメージ、ときめき、愛のイメージを呼び起こすため」などと考えるなど、朝鮮共和国では考えられない事だ。

8.15後に北では親日清算が行われた反面、南では親日派がほぼ無罪放免されたという歴史が、桜の木をめぐるエピソードにも表れている。韓国で「花と木の親日・独裁清算」が再び行われる日はいつになる事やら。

花見と朴槿恵逮捕のシーズンに、聯合ニュースの愚劣極まりない記事を読んでそんな事を思った。

曲学阿世・日和見のどこが「他者感覚」か?

朴露子(韓国籍のロシア系ユダヤ人学者)がハンギョレ紙上で一見するともっともそうな事を言っていた。

http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/26863.html

[寄稿]北朝鮮の目で韓国を一度見てみよう!

朝鮮語原文記事はこちら
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/787427.html

で、浅井基文氏までもがこれを好意的に取り上げているのを見て、ああまた朴露子の「本性」を知らない人間が引っ掛かったか、というのが正直な所である。もちろん浅井氏は中国の専門家であり、韓国の個別知識人については専門外なのであまり良く分からないというのもあるだろうが…。

朴露子は上記記事で


北朝鮮の目で韓国を一度見てみよう!

私たちも井の中の蛙の境遇を免れるために、我々自身を私たちにとって最も重要な他者である北朝鮮の目で眺める試みを一度してみてはどうだろうか?

この文を読んで、私を“親北派”と見る人がいるかも知れないが、私は“親南”することも“親北”することも、一生ないと思う。私が望むのは、朝鮮半島の平和と民衆の幸福だけだ。私は韓国の「井の中の蛙」的な偏狭なアメリカ中心世界観に批判的であると同様に、ある意味では18~19世紀の衛正斥邪思想家たちの小中華論を彷彿させる北朝鮮の行き過ぎた自国中心的な見解にも批判的だ。いかなる偏狭も平和作りに役立つどころか害になるのみだろう。


と、一見すると御説ごもっともな言辞を並べ立てているが、筆者はこれを読んで開いた口が塞がらなかった。この男はどの口でこんなキレイ言(世迷い言)を並べ立てているんだ? 朴露子が過去に朝鮮共和国に対してどんな事を言っていたのか、朝鮮・韓国人の民族主義に対してどれだけ偏見に満ちた暴言を吐いていたか、そうした「本性」を知っておく必要があろう。以下にそうした「朴露子語録」を翻訳抜粋して列挙しておく。これらはいずれも日本語で翻訳されていない記事なので、知らない人が見たらいささか驚くかもしれない。強調部分は訳者による。


http://blog.hani.co.kr/gategateparagate/1094
北朝鮮は果たして「ならず者国家」なのか?
2006/02/03 22:19

しかし、収容所問題やほぼアメリカや中国と同じ水準の死刑濫用問題などは明らかに良心に引っ掛かります。実際、確認出来る証拠だけをもっても「(朝鮮共和国が:訳注)犯罪政権」という言葉が大変酷い表現には見えない事は事実のようです。


http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0000082025
朴露子は批判対象を混同している
朴露子の「あなた達の大韓民国」
02.07.22 15:33 最終アップデート 02.07.24 15:29

朴露子はこの本(「あなた達の大韓民国」訳注)で、我々の民族主義とは独裁者によって洗脳された「一つに固まって他民族に勝利する」精神に過ぎないと主張した。そして彼はためらわずに、光化門前に立っている李舜臣銅像と靖国神社前に立っている日本の大村益次郎銅像が「どうせ中身は同じ物」だと片付けてしまう。


日付を見て分かるようにこれらはいずれもかなり前の記事だが、朴露子の朝鮮共和国観や民族主義観は基本的にこの頃から変わっていない。とりわけ「あなた達の大韓民国 당신들의 대한민국」という本は朴露子が韓国籍を取得した年(2001年)に出た本で、これによって「元の韓国人よりも韓国をよく知る」という評価を受ける事になった代表作として今でも通っているのだから。
しかしながら「元の韓国人よりも韓国をよく知る」という事になっている学者センセイのこの言い草はどうであろう。
「北朝鮮は犯罪政権」
近代的合理性は能力が検証された人間が統治する事。北朝鮮はそれすら出来ない国
と朝鮮共和国に対してボロクソである。石丸次郎や高英起辺りと何が違うんだ? これが「他者感覚」とは笑止である。朝鮮を一番「夷狄」扱いしているのは朴露子自身ではないのか。

さらに凄いのは
「李舜臣の銅像も靖国神社の大村益次郎銅像もおんなじだああああッ!」
というクソもミソも一緒くたの妄言であろう。侵略被害者と加害者の区別も付かないとか、学者としてどうとかいう以前に人間としての基本的常識が欠如してるんじゃないのか。日帝の帝国主義侵略に立ち向かった民族主義、すなわち民族自決の精神すら否定し、それを欧米日の帝国主義・国家主義と同列に見なす。これはヨーロッパでも日本でも緑の党や第4インターに代表される「ネオコン転向左翼(韓国では民主労働党から分裂した正義党や労働党がこれに該当する。もちろん朴露子も労働党員であり、2008年に民主労働党の指導部を従北だと誹謗中傷して党を分裂させた件に少なからず関わっている。つまり韓国の進歩運動を分裂して破壊し、「従北狩り」の社会的旋風を巻き起こすのに朴露子は大なり小なり責任があるという事だ)」達が好んで使う詭弁だが、朴露子が言っている事もそれと全く同じ侵略者・帝国主義目線そのもの。「他者感覚」の欠如どころの話ではなく、朴露子には「自己感覚」すらもないのではないか。

この男の言動を見ていると、とにかく信用の出来ないインチキ学者としか思えない。前にも述べたが、この男は当初「帝国の慰安婦」の朴裕河を(脱民族だからという理由で)わざわざ「先生」とまで呼び、「刮目に値する」とまで言って高く評価していた。それが後に文昌克問題などで日帝植民地支配への反発世論が高くなるや、急に態度を変えて朴裕河を批判し始めたではないか。
李舜臣と大村益次郎の銅像が同じだという発言もかなり猛反発を受けたのだが、その後弁明のつもりなのか朴露子は「李舜臣の像がある場所に全泰壱の銅像を建てるべきという主張」などという訳の分からない世迷い言を言い出すようになる。い、意味が分からない…。
朴露子のやる事は一事が万事で、当初過激な発言で耳目を集め、それで強い反発を受けたり社会的に大きな事件(文昌克問題、朴裕河現象、朴槿恵弾劾など)が起きたりすると、それまでの主張と全く矛盾するような言を平気で言って弁明したり時流に迎合する。要するに単なる曲学阿世・日和見主義でしかない。今回のハンギョレ記事のように「北朝鮮の目で韓国を一度見てみよう」などと一見殊勝に見える事を言い出したのも、朴槿恵が失職して今後の南北関係にも変化が起こりそうな雰囲気(実際にどうなるかはまだまだ分からないが)が韓国社会に漂い始めた事だけは逸早く察知し、それに便乗しただけの話だと思う。だって以前は「北朝鮮は犯罪政権」「近代的合理性は能力が検証された人間が統治する事。北朝鮮はそれすら出来ない国」とか石丸次郎と変わらないような事を平然と主張してた男だよ、朴露子ことウラジミール・ティホノフって奴ぁ。風見鶏にしたって限度がある。

ただそんな朴露子にも一貫している部分があるとしたら、それは「他者感覚」の決定的な欠如ではあるまいか。帝国主義侵略の被害者と加害者の区別もつかないというボンクラ(だからこの男は当初朴裕河を支持した!)ぶり。この「他者感覚」の欠如こそ帝国主義そのものであろう。そしてこんな人間にだけは「朝鮮半島の平和と民衆の幸福」などをうんぬんする資格はないという事だ。はっきり言って迷惑。朴露子のごとき輩の言う事をありがたがっていては、韓国には永遠に平和も幸福も訪れない。

朴槿恵の弾劾可決自体はもはや大した意味がない

韓国憲法裁判所で朴槿恵の弾劾審判が下るのは3月10日と決まった。しかしながら朴槿恵の弾劾が認定されようがまいが、アメリカ(日本もだが)の立場からすればほとんど関係がない。韓国の次期大統領候補とされる有力政治家の多くは民主党の文在寅をはじめとしてTHAADの配備に賛成しており、今まで通りの「韓米日軍事同盟体制」にいささかの揺らぎもないからだ。アメリカからすれば朴槿恵の去就などすでに問題ではなく、例え旧セヌリ党系列の極右候補から民主党・国民の党のいずれの候補が次期大統領になろうとも、THAADの配備は規定路線である。トランプ政権が発足後に日本と韓国へ押し付けているのは従来言われてきた「駐留米軍費用増額」などという甘っちょろいものではなく、それをさらにレベルアップした「日韓の軍事費増額」であり、軍事費増額してアメリカの武器(ただしアメリカ本土ではすでに使い道のなくなったポンコツ。すでに時代遅れのTHAADももちろんこの中に入る)をもっと買え、というさらなる搾取なのだ。
朴槿恵が弾劾されようがまいが、韓国の前途は地獄でしかないというのが現実である。100万キャンドルとは一体何であったのか、という視点から見直さねばなるまい。「キャンドルデモに100万人集まった! やっぱり韓国の民主主義は素晴らしい! 在日も韓国の次期大統領選挙に積極的に関わるべきだ」という軽はずみな言動にはもう少し考える必要がある。軽挙妄動していては「韓国リベラルの大勢(ハンギョレや京郷新聞的な)」に乗っかって文在寅か安哲秀(いずれもTHAAD支持にして強烈な反北主義者、日韓慰安婦合意にも賛成か消極的反対)を盲目的に応援するという最悪の結果しか生み出せないであろう。それならば「沈黙の棄権」を行使して本国の旧セヌリ党系から民主党・国民の党にいたる崇米親日勢力への抗議を貫いた方がはるかにましというものではないか。

韓国の現状は酷いよ。およそ民主主義などどこにも見当たらないほど酷いよ。日本の辺野古や高江や入管の収容所やホームレスを締め出した渋谷の公園や塚本幼稚園(笑)と寸分違わない事が全国規模現在進行形で繰り広げられているから。まさに東アジアにそそり立つ「男らしい」極右国家日本と韓国がますます理性を失って地獄へ直進行するのが2017年という年であろう。


※ 色々書きたい事や翻訳して御紹介したい記事などはたくさんあるのですが、個人的に最近忙しくて更新出来ませんでした。ペースは遅くなりますが、可能な限りまた文章を書いていきたいと思います。


高橋・法王・トランプ

高橋源一郎の妊娠中絶に対するスタンスが凄絶過ぎると一部で評判になっているようだ。毎日新聞の人生相談コーナーがそうである。


http://mainichi.jp/articles/20170123/ddm/013/070/004000c
中絶した経験と向き合えず=回答者・高橋源一郎
毎日新聞2017年1月23日 東京朝刊

 1年ほど前、思いがけない妊娠で中絶しました。他に選択肢はなく、失われた命のためにも、前向きに生きなくてはと言い聞かせています。でも、何かを始めようとポジティブになるたび、「恐ろしいことをした。取り返しがつかない」という気持ちが押し寄せてきます。今の日本では中絶は基本的に罰せられないけれど、倫理的に許されるのかは難しい問題です。自分の経験とどう向き合えばいいですか。(24歳・女性)


 あなたは、一つの生命の可能性を奪う、という選択をしました。そのときから、あなたには責任が生まれました。「善(よ)く生きる」という責任です。

 指揮者のベンジャミン・ザンダーはアウシュビッツ強制収容所の生き残りのある女性のことばを伝えています。15歳のとき、列車でアウシュビッツに連れて来られた彼女は、一緒に来た8歳の弟が靴をなくしたのを見て「なんてバカなの! 自分のこともできないなんて!」と言いました。悲しいことに、これが彼女が弟に言った最後のことばになりました。弟は生きて戻れなかったのです。彼女は誓いを立てました。「生きて戻れるなら、それが最後のことばになるとしたら、耐えられないようなことばを二度と言わない」と。彼女は、つい漏れた一言故に「善く生き」ようと誓ったのです。

 もうあなたは、そんなふうに生きていますね。あなたは他の人が苦しまないようなことを前にしても苦しみます。でも、それは、あなたが他の人たちよりもずっと敏感に、繊細に、世界に対している、ということです。あなたは、他の人たちより、多く苦しむでしょう。けれども、それ故に、世界の素晴らしさと複雑さを、より多く感じることができるはずです。

 苦しみを忘れない限り、あなたの生涯は他の誰よりも豊かになるでしょう。そして、いつかきっと気づくはずです。それが、生まれなかった子供から、あなたへの贈り物であったと。(作家)


さすが朴裕河を熱烈に支持・擁護している大作家センセイは言う事が違いますなあ。そもそも中絶とこのアウシュビッツのエピソードに何の関係があるんだよという話であるし、ここで高橋が言ってる事は完全に霊感商法の論理であろう。昔から水子供養をネタにした霊感商法がよくインチキ宗教のシノギになってきたが、高橋の言ってる事はそのまんまだ。
「あなたは、一つの生命の可能性を奪う、という選択をしました。そのときから、あなたには責任が生まれました」
このセリフの後に「そこで、死んだ赤ちゃんの霊を慰める為にこのウン百万円の壷を買えば…」と続いても何の不思議もあるまい。高橋源一郎センセイには押し売りトークの才能がありそうなので、さっさと作家辞めて霊感商法の販売員に転職する事をお勧めします。その方があなたの生涯は他の誰よりも豊かになるでしょう。いや、もうあなたは、そんなふうに生きていますね(笑)。


ではここでもう一人、高橋とほとんどおんなじ事を言っている人間がいるので、そちらの発言も御覧下さい。誰? アメリカのドナルド・トランプ大統領? いえいえ、そんな「低俗」な人間ではなくもっと「高貴」なお方ですよ(笑)。


http://www.afpbb.com/articles/-/3108774
ローマ法王、中絶への司祭による「許し」 無期限で継続
2016年11月21日 22:33 発信地:バチカン市国

【11月21日 AFP】(更新)ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(79)は21日、特別聖年に当たって中絶をした人に許しを与えることを全司祭に認めていた措置を無期限で継続すると宣言した。この措置は当初、20日まで続いた「特別聖年」期間中だけの一時的なものとして導入されていた。

 法王は20日、「慈しみの特別聖年」閉幕に当たっての書簡で、「私はここに全司祭に対し、その職において、人工妊娠中絶のを犯した者に許しを与える権限を与える」と記した。さらに「このことに関する規定は慈しみの特別聖年に限定したものだったが、これと矛盾する別段の定めがあろうとも、ここにこの規定を延長する」と述べた。

 一方で法王は、「中絶は罪のない命を絶つものである以上、重大な罪だということを、できる限り強い言葉で再度訴えたい」と強調した。

 20日、サン・ピエトロ広場(Saint Peter's Square)にある青銅製のパネルが張られた「聖年の扉」を閉じ、特別聖年に終止符を打った法王は同日、インタビューで中絶は「非常に恐ろしい罪」だと語っていた。

 しかし翌21日、法王は特別聖年が終わったからといって、慈悲そのものがなくなるわけではないとして、罪人とされる人々にも悔い改める機会が与えられてしかるべきだと述べた。

 法王の書簡には、「悔悟する心が神の許しを求める時、神の慈しみが届かず拭い去れない罪はないと言える。またそう言わなければならない」「したがって、悔悟する者が特別の許しを求めていく上で、すべての司祭は、その者にとっての導き、支え、そして慰めになるように」とつづられている。


フランシスコ法王曰く、妊娠中絶は「非常に恐ろしい罪」「重大な罪」で、だから自分らバチカンが特別に許してやるんだとふんぞり返っている。何と態度のデカい水子供養霊感商法である事か! おまえらに「許し」を得なければならない筋合いなどどこにもねえよ、勝手な事言ってんじゃねえよ、人を勝手に罪人扱いすんなという話であろう。高橋源一郎が言ってる事と何が違うんだ? 少なくとも妊娠中絶の問題に関して言うならば、カトリックこそ世界最大の霊感商法カルトではないのか。アメリカのキリスト教右派もバチカンも、この点では大差がない。

ところがどうした事か、ローマ法王のこうした霊感商法まがいの発言を批判する人間は誰もいない。水子供養をネタにしているインチキ宗教と言ってる事自体は同じではないか。それなのに妊娠中絶反対論者を批判する際に「高橋源一郎みたいな奴」「トランプみたいな奴」という罵声を言う者はいても、「ローマ法王みたいな奴」という言い方はされない。これ自体が非常におかしな事ではないか。トランプもローマ法王も「中絶した奴ぁ罪人だ」という主張は同じなのに、なぜ前者だけボロクソに言われるのか。
毎日新聞に載った高橋の発言にしても、これはローマ法王の中絶に対する諸発言を参考にしている可能性が非常に高い。ああいう一見ソフトな言い回しで「許し」を与える振りして脅迫するというやり方、少なくとも高橋がローマ法王の論理に影響を受けているのは間違いないであろう。それなのに高橋やトランプは駄目で、ローマ法王はむしろありがたがる人間が山のようにいる。何かおかしくねえか、という話なのだ。

高橋源一郎は朴裕河だけでなく、倭王・明仁ならびに天皇制の熱烈な崇拝者としても知られている。「天皇の人権」がどうのこうの言ってる時点で本当に終わっており、この手の連中は倭王と天皇家の持つ「特権」については何も問題にしない。そんな天皇崇拝者の高橋が同じように「下々から何かよく分からないけどありがたがれているローマ法王」の言説に影響されても何の不思議もあるまい。高橋源一郎のようなタイプの人間にとって、明仁やローマ法王のような存在は大変ありがたい(文字通りの)「アイドル」なのだ。こうした「ありがたく見える上品な権威者」を支持してみせる事で、この手のリベラルぶったエセ紳士は自分も権威者のごとく振舞う。その「ありがたく見える上品な権威者」として代表的なのがローマ法王であり、明仁であり、オバマやヒラリーなのだ。

ローマ法王、明仁、バラク・オバマ、ヒラリー・クリントン。この4者に共通しているのは紳士淑女の振りをしながらその本性は極めて嫌らしいという事、民主的で洗練された振りをしながら実際には抑圧的な政治体制や宗教の指導者である事、人の目につきにくい所で強い悪人の側に奉仕する存在だという事であろう。オバマはアメリカ初の黒人大統領だと言うが、黒人が白人警官によって理由もなく最も多く殺されたのもオバマ時代ではなかったか。オバマは黒人の振りをしているが、中身は白人そのものだ。アフガニスタンやイラクやシリアなど、第三世界でオバマとヒラリーが行った虐殺行為はブッシュ並みかそれ以上ではないのか。ローマ法王のフランシスコは世界中で聖人もしくは「カトリックの保守的性向や既得権に抵抗する優れた法王」のように見られているが、バチカンはその歴史を通じ一貫して強者や帝国主義の側に立ってきた宗教本山である。例えば歴代ローマ法王が韓国を訪問したのは全斗煥、盧泰愚そして朴槿恵といういずれも民主主義とは遠くかけ離れた独裁政権の時代ばかりであり、その訪韓は民衆の抵抗心を削いで独裁者に奉仕する結果しか生まなかった。フランシスコが2014年に韓国を訪問してセウォル号被害者遺族に寄り添っただって? 明仁が被災地を訪問して「おことば」を言うのと何が違うというのか? あの時韓国のマスコミでは「法王様は偉いのに、それに引き換え朴槿恵は…」という話がよく言われたものだ。このセリフは日本にいる我々にも聞き覚えがある。「明仁陛下は平和主義者なのに、安倍は…」
バチカンはかつて日帝植民地時代の朝鮮人信徒に対して「総督府に従え。独立運動などするな」と言っていた事、それに対する謝罪は依然として行われていない事を忘れてはならない。その為に安重根(天主教徒)は長らくカトリックの世界では「反逆者」扱いされていたのだから。
「自国民には人権や民主主義や民族自決を一定程度(全面的ではない!)容認するが、他国のそれに対しては攻撃して破壊しようとする」
これは帝国主義の大きな特徴の一つであり、アメリカと日本とバチカンはその典型と言って良い。

日本の左派的な人々の間ではアメリカ新大統領ドナルド・トランプの「悪役人気」が大変なようである。口を開けば「妊娠中絶を禁止しようとしている」「人種差別だ」「移民の入国を禁止しようとしている」といった悪口を目にしない日はない。だがよく見れば分かるようにトランプとフランシスコ法王の間にどれほどの差異があるというのか。どっちも妊娠中絶は罪だというカルト思考の持ち主なのに、トランプや高橋源一郎だけが非難され、ローマ法王は攻撃されない。同性婚に対するスタンスも両者は基本的に同じである。「同性愛については一応認めるが、同性婚は認めない」というのがトランプフランシスコの共通項だ。もっとも両者は同性愛問題関連の発言をこれまで事ある毎に二転三転させてきたので、それをどこまで信用して良いかは分からないが。
明仁や天皇制に手厳しい人間でも、なぜかローマ法王には甘い場合が多い。しかしながらバチカンにはこれまで高位聖職者による児童性虐待事件やバチカン銀行のマネーロンダリング(これは漫画ゴラクの「白竜」でネタにされた)問題などが何度もあり、バチカンやローマ法王といえども妊娠中絶だけでなくセクシズム問題・金融経済腐敗問題・歴史認識問題から自由足り得ないのである。

トランプと大統領の座を争ったヒラリー・クリントンはどうか? アメリカでも日本でも韓国でもリベラルぶったエセ紳士・淑女がヒラリーを支持したが、明仁やローマ法王を崇拝するのと同じ嫌らしさに満ちていた。「自分は知識と良識のあるリベラルのセレブだからヒラリーを支持するんだ」と言わんばかりに。実際に韓国のハンギョレは論説委員がヒラリー支持者ばかりだったが、同紙は同時に韓国で最も明仁を美化・礼賛している新聞でもある。しかしながらヒラリーという女の実態はどうか。

トランプ「全てのイスラム教徒の入国を禁止したれやあああああッ!」
ヒラリー「ついにカダフィの野郎をぶち殺したったでえええええッ!」

…トランプが駄目でヒラリーならオッケーなどと言える連中の人格を疑う。クソの姿をしたクソ(トランプ)と、味噌のような姿をしたクソ(ヒラリー)。まだ前者の方が間違って口にする事がないだけナンボかマシだ。後者を間違って口にしたら目も当てられまい。もっともヒラリーや明仁を支持する人間は味噌のような姿をしたクソでも喜んで食うのかもしれないが。

今現在SNSなどでトランプ批判に血道を上げている者は、このまま行ったら重大な過ちを犯す事になるのではないかという嫌な予感がしてならない。日頃から民族差別やセクシズムの問題や日本の軍拡化に対してまっとうな事を言って来た人々ほど、激しいトランプ批判を頻発しているように感じられる。それは別に良いのだが、批判はもう少し慎重かつ論理的に行われるべきであろう。トランプが悪人である事は確か(何しろアメリカでも有数の強欲経営者だったのだから!)だが、それをあたかも世界における悪の全ての根源のごとく感情的に罵るのは間違っている。これまで見てきたように妊娠中絶や同性愛に対するスタンスにおいて、トランプもローマ法王も違いはほとんどない。それなのに妊娠中絶反対派を「トランプみたいな奴」とは言っても、「ローマ法王みたいな奴」と罵る事がないのはなぜなのか(もちろんそんな事を言うと褒め言葉に受け取られてしまう可能性もあるが)。トランプは下品だが、フランシスコ法王やヒラリーは「上品」だからか。トランプ批判をする際にはそうした点を一度よく考えてみる必要がある。

これはロシアのプーチンやフィリピンのドゥテルテを論じる際にも同じ事であろう。プーチンやドゥテルテをあたかも安倍晋三と同列に並べて誹謗中傷する者が多いが、果たしてそれは正しいのか。「米軍は出て行ってくれ」というドゥテルテと、辺野古の米軍基地を何が何でも作ろうとしている安倍がどうして同じなのか。アメリカの中国包囲網という軍事戦略(もちろん日本はその中核である!)に穴を開けようとしているのがドゥテルテである。日米の軍事行動に反対する立場なら、それをどう考えるべきか。ドゥテルテは自国の麻薬犯罪者を大量に殺害したというが、その一方で国内の共産党ゲリラとは停戦して和平を進めている点はどうなのか。オバマとヒラリーは無人機まで飛ばして他国の民衆を大量虐殺したが、ドゥテルテが少なくとも他国を侵略してそこの民衆を大量虐殺したという話は聞いた事がない。プーチンが80%から90%の高い支持率を保ち続けている最大の源泉は「財閥解体」ではなかったか。ソ連崩壊後に国家財産横領で一財産築いて民衆から怨嗟の的になっていた「オリガーク」という新興財閥達を、プーチンは少々荒っぽい手を使ってでも一網打尽にした。日本でも韓国でも大企業や財閥の横暴が酷く、多くの労働者が低賃金・長時間労働で酷使されている状況からすれば、プーチンを単純に「人殺し」扱いして終わらせる事は出来まい。大企業にこの上なく優しい安倍をどうしてプーチンと同一視出来るのか。間違いなく安倍は全否定されるべき輩だが、ドゥテルテやプーチンは少なくとも正邪相半ばするという評価は出来るだろう。プーチンやドゥテルテを批判するにももう少し論理的で、ロシアやフィリピンの国内外情勢や歴史的経過を踏まえて行わねばならない。

現在日本の左派的な人々の間で、特にツイッターなどのSNS上で行われているトランプ批判の数々はあまりにも非論理的で感情的に過ぎるものが多いと思う。「トランプ憎し」の感情だけで突っ走ってエスカレートしたら道を誤る結果になるのではないか。かつてドイツ緑の党がユーゴ空爆に賛成し、一部の沖縄米軍基地反対運動が「本土引き取り」に走ったように。こうした市民運動や左派が道を誤るきっかけはほんのささやかな逸脱からである場合が多い。それが取り返しのつかない結果を生む危険性がある事、それは常に自戒し、自制・自省・自重が求められる。そもそもトランプ、プーチン、ドゥテルテのような国家指導者が登場する事自体、今の世の中が危世・乱世である事の何よりの証左ではないか。このような世情ゆえに大胆な行動と同時に自制と自重が求められる事は自明の理であろう。

最低限「トランプもヒラリーもローマ法王も明仁も同じ穴のムジナ」という事を前提にすべきであろう。
同時に「ドゥテルテ&プーチンは安倍と同じ穴のムジナとは言えない」という事も考慮すべきであろう。

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