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ふてえ奴だ! この石丸次郎のニセモノめ!

石丸次郎という男は仮にもジャーナリストの端くれとして恥を知るべきです。他者からの批判に言論で反論する事をせず、いきなり法的措置をちらつかせた言論妨害行為で対するなど、報道を仕事とする人間のする行為ではありません。「論争を歓迎」するというなら、まずは自身のツイッターなどで当方の誤りを指摘するなどまずするべきでしょう。
石丸の卑劣な言論封殺行為を知ってもらう為にこの記事はしばらくの間当ブログのトップに載るようにしました。
なお、問題の記事については、以下にある石丸からのメールを転載及び、当該記事に訂正文を追記する形で訂正とさせていただきます。



少し前に筆者の所へ以下のようなメールが届きました。すごく面白い内容なので、筆者一人だけ読むにはあまりにもったいと感じた事から、以下に全文を掲載します。(強調部分は筆者による)

 

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曲学阿世・日和見のどこが「他者感覚」か?

朴露子(韓国籍のロシア系ユダヤ人学者)がハンギョレ紙上で一見するともっともそうな事を言っていた。

http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/26863.html

[寄稿]北朝鮮の目で韓国を一度見てみよう!

朝鮮語原文記事はこちら
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/787427.html

で、浅井基文氏までもがこれを好意的に取り上げているのを見て、ああまた朴露子の「本性」を知らない人間が引っ掛かったか、というのが正直な所である。もちろん浅井氏は中国の専門家であり、韓国の個別知識人については専門外なのであまり良く分からないというのもあるだろうが…。

朴露子は上記記事で


北朝鮮の目で韓国を一度見てみよう!

私たちも井の中の蛙の境遇を免れるために、我々自身を私たちにとって最も重要な他者である北朝鮮の目で眺める試みを一度してみてはどうだろうか?

この文を読んで、私を“親北派”と見る人がいるかも知れないが、私は“親南”することも“親北”することも、一生ないと思う。私が望むのは、朝鮮半島の平和と民衆の幸福だけだ。私は韓国の「井の中の蛙」的な偏狭なアメリカ中心世界観に批判的であると同様に、ある意味では18~19世紀の衛正斥邪思想家たちの小中華論を彷彿させる北朝鮮の行き過ぎた自国中心的な見解にも批判的だ。いかなる偏狭も平和作りに役立つどころか害になるのみだろう。


と、一見すると御説ごもっともな言辞を並べ立てているが、筆者はこれを読んで開いた口が塞がらなかった。この男はどの口でこんなキレイ言(世迷い言)を並べ立てているんだ? 朴露子が過去に朝鮮共和国に対してどんな事を言っていたのか、朝鮮・韓国人の民族主義に対してどれだけ偏見に満ちた暴言を吐いていたか、そうした「本性」を知っておく必要があろう。以下にそうした「朴露子語録」を翻訳抜粋して列挙しておく。これらはいずれも日本語で翻訳されていない記事なので、知らない人が見たらいささか驚くかもしれない。強調部分は訳者による。


http://blog.hani.co.kr/gategateparagate/1094
北朝鮮は果たして「ならず者国家」なのか?
2006/02/03 22:19

しかし、収容所問題やほぼアメリカや中国と同じ水準の死刑濫用問題などは明らかに良心に引っ掛かります。実際、確認出来る証拠だけをもっても「(朝鮮共和国が:訳注)犯罪政権」という言葉が大変酷い表現には見えない事は事実のようです。


http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0000082025
朴露子は批判対象を混同している
朴露子の「あなた達の大韓民国」
02.07.22 15:33 最終アップデート 02.07.24 15:29

朴露子はこの本(「あなた達の大韓民国」訳注)で、我々の民族主義とは独裁者によって洗脳された「一つに固まって他民族に勝利する」精神に過ぎないと主張した。そして彼はためらわずに、光化門前に立っている李舜臣銅像と靖国神社前に立っている日本の大村益次郎銅像が「どうせ中身は同じ物」だと片付けてしまう。


日付を見て分かるようにこれらはいずれもかなり前の記事だが、朴露子の朝鮮共和国観や民族主義観は基本的にこの頃から変わっていない。とりわけ「あなた達の大韓民国 당신들의 대한민국」という本は朴露子が韓国籍を取得した年(2001年)に出た本で、これによって「元の韓国人よりも韓国をよく知る」という評価を受ける事になった代表作として今でも通っているのだから。
しかしながら「元の韓国人よりも韓国をよく知る」という事になっている学者センセイのこの言い草はどうであろう。
「北朝鮮は犯罪政権」
近代的合理性は能力が検証された人間が統治する事。北朝鮮はそれすら出来ない国
と朝鮮共和国に対してボロクソである。石丸次郎や高英起辺りと何が違うんだ? これが「他者感覚」とは笑止である。朝鮮を一番「夷狄」扱いしているのは朴露子自身ではないのか。

さらに凄いのは
「李舜臣の銅像も靖国神社の大村益次郎銅像もおんなじだああああッ!」
というクソもミソも一緒くたの妄言であろう。侵略被害者と加害者の区別も付かないとか、学者としてどうとかいう以前に人間としての基本的常識が欠如してるんじゃないのか。日帝の帝国主義侵略に立ち向かった民族主義、すなわち民族自決の精神すら否定し、それを欧米日の帝国主義・国家主義と同列に見なす。これはヨーロッパでも日本でも緑の党や第4インターに代表される「ネオコン転向左翼(韓国では民主労働党から分裂した正義党や労働党がこれに該当する。もちろん朴露子も労働党員であり、2008年に民主労働党の指導部を従北だと誹謗中傷して党を分裂させた件に少なからず関わっている。つまり韓国の進歩運動を分裂して破壊し、「従北狩り」の社会的旋風を巻き起こすのに朴露子は大なり小なり責任があるという事だ)」達が好んで使う詭弁だが、朴露子が言っている事もそれと全く同じ侵略者・帝国主義目線そのもの。「他者感覚」の欠如どころの話ではなく、朴露子には「自己感覚」すらもないのではないか。

この男の言動を見ていると、とにかく信用の出来ないインチキ学者としか思えない。前にも述べたが、この男は当初「帝国の慰安婦」の朴裕河を(脱民族だからという理由で)わざわざ「先生」とまで呼び、「刮目に値する」とまで言って高く評価していた。それが後に文昌克問題などで日帝植民地支配への反発世論が高くなるや、急に態度を変えて朴裕河を批判し始めたではないか。
李舜臣と大村益次郎の銅像が同じだという発言もかなり猛反発を受けたのだが、その後弁明のつもりなのか朴露子は「李舜臣の像がある場所に全泰壱の銅像を建てるべきという主張」などという訳の分からない世迷い言を言い出すようになる。い、意味が分からない…。
朴露子のやる事は一事が万事で、当初過激な発言で耳目を集め、それで強い反発を受けたり社会的に大きな事件(文昌克問題、朴裕河現象、朴槿恵弾劾など)が起きたりすると、それまでの主張と全く矛盾するような言を平気で言って弁明したり時流に迎合する。要するに単なる曲学阿世・日和見主義でしかない。今回のハンギョレ記事のように「北朝鮮の目で韓国を一度見てみよう」などと一見殊勝に見える事を言い出したのも、朴槿恵が失職して今後の南北関係にも変化が起こりそうな雰囲気(実際にどうなるかはまだまだ分からないが)が韓国社会に漂い始めた事だけは逸早く察知し、それに便乗しただけの話だと思う。だって以前は「北朝鮮は犯罪政権」「近代的合理性は能力が検証された人間が統治する事。北朝鮮はそれすら出来ない国」とか石丸次郎と変わらないような事を平然と主張してた男だよ、朴露子ことウラジミール・ティホノフって奴ぁ。風見鶏にしたって限度がある。

ただそんな朴露子にも一貫している部分があるとしたら、それは「他者感覚」の決定的な欠如ではあるまいか。帝国主義侵略の被害者と加害者の区別もつかないというボンクラ(だからこの男は当初朴裕河を支持した!)ぶり。この「他者感覚」の欠如こそ帝国主義そのものであろう。そしてこんな人間にだけは「朝鮮半島の平和と民衆の幸福」などをうんぬんする資格はないという事だ。はっきり言って迷惑。朴露子のごとき輩の言う事をありがたがっていては、韓国には永遠に平和も幸福も訪れない。

朴槿恵の弾劾可決自体はもはや大した意味がない

韓国憲法裁判所で朴槿恵の弾劾審判が下るのは3月10日と決まった。しかしながら朴槿恵の弾劾が認定されようがまいが、アメリカ(日本もだが)の立場からすればほとんど関係がない。韓国の次期大統領候補とされる有力政治家の多くは民主党の文在寅をはじめとしてTHAADの配備に賛成しており、今まで通りの「韓米日軍事同盟体制」にいささかの揺らぎもないからだ。アメリカからすれば朴槿恵の去就などすでに問題ではなく、例え旧セヌリ党系列の極右候補から民主党・国民の党のいずれの候補が次期大統領になろうとも、THAADの配備は規定路線である。トランプ政権が発足後に日本と韓国へ押し付けているのは従来言われてきた「駐留米軍費用増額」などという甘っちょろいものではなく、それをさらにレベルアップした「日韓の軍事費増額」であり、軍事費増額してアメリカの武器(ただしアメリカ本土ではすでに使い道のなくなったポンコツ。すでに時代遅れのTHAADももちろんこの中に入る)をもっと買え、というさらなる搾取なのだ。
朴槿恵が弾劾されようがまいが、韓国の前途は地獄でしかないというのが現実である。100万キャンドルとは一体何であったのか、という視点から見直さねばなるまい。「キャンドルデモに100万人集まった! やっぱり韓国の民主主義は素晴らしい! 在日も韓国の次期大統領選挙に積極的に関わるべきだ」という軽はずみな言動にはもう少し考える必要がある。軽挙妄動していては「韓国リベラルの大勢(ハンギョレや京郷新聞的な)」に乗っかって文在寅か安哲秀(いずれもTHAAD支持にして強烈な反北主義者、日韓慰安婦合意にも賛成か消極的反対)を盲目的に応援するという最悪の結果しか生み出せないであろう。それならば「沈黙の棄権」を行使して本国の旧セヌリ党系から民主党・国民の党にいたる崇米親日勢力への抗議を貫いた方がはるかにましというものではないか。

韓国の現状は酷いよ。およそ民主主義などどこにも見当たらないほど酷いよ。日本の辺野古や高江や入管の収容所やホームレスを締め出した渋谷の公園や塚本幼稚園(笑)と寸分違わない事が全国規模現在進行形で繰り広げられているから。まさに東アジアにそそり立つ「男らしい」極右国家日本と韓国がますます理性を失って地獄へ直進行するのが2017年という年であろう。


※ 色々書きたい事や翻訳して御紹介したい記事などはたくさんあるのですが、個人的に最近忙しくて更新出来ませんでした。ペースは遅くなりますが、可能な限りまた文章を書いていきたいと思います。


高橋・法王・トランプ

高橋源一郎の妊娠中絶に対するスタンスが凄絶過ぎると一部で評判になっているようだ。毎日新聞の人生相談コーナーがそうである。


http://mainichi.jp/articles/20170123/ddm/013/070/004000c
中絶した経験と向き合えず=回答者・高橋源一郎
毎日新聞2017年1月23日 東京朝刊

 1年ほど前、思いがけない妊娠で中絶しました。他に選択肢はなく、失われた命のためにも、前向きに生きなくてはと言い聞かせています。でも、何かを始めようとポジティブになるたび、「恐ろしいことをした。取り返しがつかない」という気持ちが押し寄せてきます。今の日本では中絶は基本的に罰せられないけれど、倫理的に許されるのかは難しい問題です。自分の経験とどう向き合えばいいですか。(24歳・女性)


 あなたは、一つの生命の可能性を奪う、という選択をしました。そのときから、あなたには責任が生まれました。「善(よ)く生きる」という責任です。

 指揮者のベンジャミン・ザンダーはアウシュビッツ強制収容所の生き残りのある女性のことばを伝えています。15歳のとき、列車でアウシュビッツに連れて来られた彼女は、一緒に来た8歳の弟が靴をなくしたのを見て「なんてバカなの! 自分のこともできないなんて!」と言いました。悲しいことに、これが彼女が弟に言った最後のことばになりました。弟は生きて戻れなかったのです。彼女は誓いを立てました。「生きて戻れるなら、それが最後のことばになるとしたら、耐えられないようなことばを二度と言わない」と。彼女は、つい漏れた一言故に「善く生き」ようと誓ったのです。

 もうあなたは、そんなふうに生きていますね。あなたは他の人が苦しまないようなことを前にしても苦しみます。でも、それは、あなたが他の人たちよりもずっと敏感に、繊細に、世界に対している、ということです。あなたは、他の人たちより、多く苦しむでしょう。けれども、それ故に、世界の素晴らしさと複雑さを、より多く感じることができるはずです。

 苦しみを忘れない限り、あなたの生涯は他の誰よりも豊かになるでしょう。そして、いつかきっと気づくはずです。それが、生まれなかった子供から、あなたへの贈り物であったと。(作家)


さすが朴裕河を熱烈に支持・擁護している大作家センセイは言う事が違いますなあ。そもそも中絶とこのアウシュビッツのエピソードに何の関係があるんだよという話であるし、ここで高橋が言ってる事は完全に霊感商法の論理であろう。昔から水子供養をネタにした霊感商法がよくインチキ宗教のシノギになってきたが、高橋の言ってる事はそのまんまだ。
「あなたは、一つの生命の可能性を奪う、という選択をしました。そのときから、あなたには責任が生まれました」
このセリフの後に「そこで、死んだ赤ちゃんの霊を慰める為にこのウン百万円の壷を買えば…」と続いても何の不思議もあるまい。高橋源一郎センセイには押し売りトークの才能がありそうなので、さっさと作家辞めて霊感商法の販売員に転職する事をお勧めします。その方があなたの生涯は他の誰よりも豊かになるでしょう。いや、もうあなたは、そんなふうに生きていますね(笑)。


ではここでもう一人、高橋とほとんどおんなじ事を言っている人間がいるので、そちらの発言も御覧下さい。誰? アメリカのドナルド・トランプ大統領? いえいえ、そんな「低俗」な人間ではなくもっと「高貴」なお方ですよ(笑)。


http://www.afpbb.com/articles/-/3108774
ローマ法王、中絶への司祭による「許し」 無期限で継続
2016年11月21日 22:33 発信地:バチカン市国

【11月21日 AFP】(更新)ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(79)は21日、特別聖年に当たって中絶をした人に許しを与えることを全司祭に認めていた措置を無期限で継続すると宣言した。この措置は当初、20日まで続いた「特別聖年」期間中だけの一時的なものとして導入されていた。

 法王は20日、「慈しみの特別聖年」閉幕に当たっての書簡で、「私はここに全司祭に対し、その職において、人工妊娠中絶のを犯した者に許しを与える権限を与える」と記した。さらに「このことに関する規定は慈しみの特別聖年に限定したものだったが、これと矛盾する別段の定めがあろうとも、ここにこの規定を延長する」と述べた。

 一方で法王は、「中絶は罪のない命を絶つものである以上、重大な罪だということを、できる限り強い言葉で再度訴えたい」と強調した。

 20日、サン・ピエトロ広場(Saint Peter's Square)にある青銅製のパネルが張られた「聖年の扉」を閉じ、特別聖年に終止符を打った法王は同日、インタビューで中絶は「非常に恐ろしい罪」だと語っていた。

 しかし翌21日、法王は特別聖年が終わったからといって、慈悲そのものがなくなるわけではないとして、罪人とされる人々にも悔い改める機会が与えられてしかるべきだと述べた。

 法王の書簡には、「悔悟する心が神の許しを求める時、神の慈しみが届かず拭い去れない罪はないと言える。またそう言わなければならない」「したがって、悔悟する者が特別の許しを求めていく上で、すべての司祭は、その者にとっての導き、支え、そして慰めになるように」とつづられている。


フランシスコ法王曰く、妊娠中絶は「非常に恐ろしい罪」「重大な罪」で、だから自分らバチカンが特別に許してやるんだとふんぞり返っている。何と態度のデカい水子供養霊感商法である事か! おまえらに「許し」を得なければならない筋合いなどどこにもねえよ、勝手な事言ってんじゃねえよ、人を勝手に罪人扱いすんなという話であろう。高橋源一郎が言ってる事と何が違うんだ? 少なくとも妊娠中絶の問題に関して言うならば、カトリックこそ世界最大の霊感商法カルトではないのか。アメリカのキリスト教右派もバチカンも、この点では大差がない。

ところがどうした事か、ローマ法王のこうした霊感商法まがいの発言を批判する人間は誰もいない。水子供養をネタにしているインチキ宗教と言ってる事自体は同じではないか。それなのに妊娠中絶反対論者を批判する際に「高橋源一郎みたいな奴」「トランプみたいな奴」という罵声を言う者はいても、「ローマ法王みたいな奴」という言い方はされない。これ自体が非常におかしな事ではないか。トランプもローマ法王も「中絶した奴ぁ罪人だ」という主張は同じなのに、なぜ前者だけボロクソに言われるのか。
毎日新聞に載った高橋の発言にしても、これはローマ法王の中絶に対する諸発言を参考にしている可能性が非常に高い。ああいう一見ソフトな言い回しで「許し」を与える振りして脅迫するというやり方、少なくとも高橋がローマ法王の論理に影響を受けているのは間違いないであろう。それなのに高橋やトランプは駄目で、ローマ法王はむしろありがたがる人間が山のようにいる。何かおかしくねえか、という話なのだ。

高橋源一郎は朴裕河だけでなく、倭王・明仁ならびに天皇制の熱烈な崇拝者としても知られている。「天皇の人権」がどうのこうの言ってる時点で本当に終わっており、この手の連中は倭王と天皇家の持つ「特権」については何も問題にしない。そんな天皇崇拝者の高橋が同じように「下々から何かよく分からないけどありがたがれているローマ法王」の言説に影響されても何の不思議もあるまい。高橋源一郎のようなタイプの人間にとって、明仁やローマ法王のような存在は大変ありがたい(文字通りの)「アイドル」なのだ。こうした「ありがたく見える上品な権威者」を支持してみせる事で、この手のリベラルぶったエセ紳士は自分も権威者のごとく振舞う。その「ありがたく見える上品な権威者」として代表的なのがローマ法王であり、明仁であり、オバマやヒラリーなのだ。

ローマ法王、明仁、バラク・オバマ、ヒラリー・クリントン。この4者に共通しているのは紳士淑女の振りをしながらその本性は極めて嫌らしいという事、民主的で洗練された振りをしながら実際には抑圧的な政治体制や宗教の指導者である事、人の目につきにくい所で強い悪人の側に奉仕する存在だという事であろう。オバマはアメリカ初の黒人大統領だと言うが、黒人が白人警官によって理由もなく最も多く殺されたのもオバマ時代ではなかったか。オバマは黒人の振りをしているが、中身は白人そのものだ。アフガニスタンやイラクやシリアなど、第三世界でオバマとヒラリーが行った虐殺行為はブッシュ並みかそれ以上ではないのか。ローマ法王のフランシスコは世界中で聖人もしくは「カトリックの保守的性向や既得権に抵抗する優れた法王」のように見られているが、バチカンはその歴史を通じ一貫して強者や帝国主義の側に立ってきた宗教本山である。例えば歴代ローマ法王が韓国を訪問したのは全斗煥、盧泰愚そして朴槿恵といういずれも民主主義とは遠くかけ離れた独裁政権の時代ばかりであり、その訪韓は民衆の抵抗心を削いで独裁者に奉仕する結果しか生まなかった。フランシスコが2014年に韓国を訪問してセウォル号被害者遺族に寄り添っただって? 明仁が被災地を訪問して「おことば」を言うのと何が違うというのか? あの時韓国のマスコミでは「法王様は偉いのに、それに引き換え朴槿恵は…」という話がよく言われたものだ。このセリフは日本にいる我々にも聞き覚えがある。「明仁陛下は平和主義者なのに、安倍は…」
バチカンはかつて日帝植民地時代の朝鮮人信徒に対して「総督府に従え。独立運動などするな」と言っていた事、それに対する謝罪は依然として行われていない事を忘れてはならない。その為に安重根(天主教徒)は長らくカトリックの世界では「反逆者」扱いされていたのだから。
「自国民には人権や民主主義や民族自決を一定程度(全面的ではない!)容認するが、他国のそれに対しては攻撃して破壊しようとする」
これは帝国主義の大きな特徴の一つであり、アメリカと日本とバチカンはその典型と言って良い。

日本の左派的な人々の間ではアメリカ新大統領ドナルド・トランプの「悪役人気」が大変なようである。口を開けば「妊娠中絶を禁止しようとしている」「人種差別だ」「移民の入国を禁止しようとしている」といった悪口を目にしない日はない。だがよく見れば分かるようにトランプとフランシスコ法王の間にどれほどの差異があるというのか。どっちも妊娠中絶は罪だというカルト思考の持ち主なのに、トランプや高橋源一郎だけが非難され、ローマ法王は攻撃されない。同性婚に対するスタンスも両者は基本的に同じである。「同性愛については一応認めるが、同性婚は認めない」というのがトランプフランシスコの共通項だ。もっとも両者は同性愛問題関連の発言をこれまで事ある毎に二転三転させてきたので、それをどこまで信用して良いかは分からないが。
明仁や天皇制に手厳しい人間でも、なぜかローマ法王には甘い場合が多い。しかしながらバチカンにはこれまで高位聖職者による児童性虐待事件やバチカン銀行のマネーロンダリング(これは漫画ゴラクの「白竜」でネタにされた)問題などが何度もあり、バチカンやローマ法王といえども妊娠中絶だけでなくセクシズム問題・金融経済腐敗問題・歴史認識問題から自由足り得ないのである。

トランプと大統領の座を争ったヒラリー・クリントンはどうか? アメリカでも日本でも韓国でもリベラルぶったエセ紳士・淑女がヒラリーを支持したが、明仁やローマ法王を崇拝するのと同じ嫌らしさに満ちていた。「自分は知識と良識のあるリベラルのセレブだからヒラリーを支持するんだ」と言わんばかりに。実際に韓国のハンギョレは論説委員がヒラリー支持者ばかりだったが、同紙は同時に韓国で最も明仁を美化・礼賛している新聞でもある。しかしながらヒラリーという女の実態はどうか。

トランプ「全てのイスラム教徒の入国を禁止したれやあああああッ!」
ヒラリー「ついにカダフィの野郎をぶち殺したったでえええええッ!」

…トランプが駄目でヒラリーならオッケーなどと言える連中の人格を疑う。クソの姿をしたクソ(トランプ)と、味噌のような姿をしたクソ(ヒラリー)。まだ前者の方が間違って口にする事がないだけナンボかマシだ。後者を間違って口にしたら目も当てられまい。もっともヒラリーや明仁を支持する人間は味噌のような姿をしたクソでも喜んで食うのかもしれないが。

今現在SNSなどでトランプ批判に血道を上げている者は、このまま行ったら重大な過ちを犯す事になるのではないかという嫌な予感がしてならない。日頃から民族差別やセクシズムの問題や日本の軍拡化に対してまっとうな事を言って来た人々ほど、激しいトランプ批判を頻発しているように感じられる。それは別に良いのだが、批判はもう少し慎重かつ論理的に行われるべきであろう。トランプが悪人である事は確か(何しろアメリカでも有数の強欲経営者だったのだから!)だが、それをあたかも世界における悪の全ての根源のごとく感情的に罵るのは間違っている。これまで見てきたように妊娠中絶や同性愛に対するスタンスにおいて、トランプもローマ法王も違いはほとんどない。それなのに妊娠中絶反対派を「トランプみたいな奴」とは言っても、「ローマ法王みたいな奴」と罵る事がないのはなぜなのか(もちろんそんな事を言うと褒め言葉に受け取られてしまう可能性もあるが)。トランプは下品だが、フランシスコ法王やヒラリーは「上品」だからか。トランプ批判をする際にはそうした点を一度よく考えてみる必要がある。

これはロシアのプーチンやフィリピンのドゥテルテを論じる際にも同じ事であろう。プーチンやドゥテルテをあたかも安倍晋三と同列に並べて誹謗中傷する者が多いが、果たしてそれは正しいのか。「米軍は出て行ってくれ」というドゥテルテと、辺野古の米軍基地を何が何でも作ろうとしている安倍がどうして同じなのか。アメリカの中国包囲網という軍事戦略(もちろん日本はその中核である!)に穴を開けようとしているのがドゥテルテである。日米の軍事行動に反対する立場なら、それをどう考えるべきか。ドゥテルテは自国の麻薬犯罪者を大量に殺害したというが、その一方で国内の共産党ゲリラとは停戦して和平を進めている点はどうなのか。オバマとヒラリーは無人機まで飛ばして他国の民衆を大量虐殺したが、ドゥテルテが少なくとも他国を侵略してそこの民衆を大量虐殺したという話は聞いた事がない。プーチンが80%から90%の高い支持率を保ち続けている最大の源泉は「財閥解体」ではなかったか。ソ連崩壊後に国家財産横領で一財産築いて民衆から怨嗟の的になっていた「オリガーク」という新興財閥達を、プーチンは少々荒っぽい手を使ってでも一網打尽にした。日本でも韓国でも大企業や財閥の横暴が酷く、多くの労働者が低賃金・長時間労働で酷使されている状況からすれば、プーチンを単純に「人殺し」扱いして終わらせる事は出来まい。大企業にこの上なく優しい安倍をどうしてプーチンと同一視出来るのか。間違いなく安倍は全否定されるべき輩だが、ドゥテルテやプーチンは少なくとも正邪相半ばするという評価は出来るだろう。プーチンやドゥテルテを批判するにももう少し論理的で、ロシアやフィリピンの国内外情勢や歴史的経過を踏まえて行わねばならない。

現在日本の左派的な人々の間で、特にツイッターなどのSNS上で行われているトランプ批判の数々はあまりにも非論理的で感情的に過ぎるものが多いと思う。「トランプ憎し」の感情だけで突っ走ってエスカレートしたら道を誤る結果になるのではないか。かつてドイツ緑の党がユーゴ空爆に賛成し、一部の沖縄米軍基地反対運動が「本土引き取り」に走ったように。こうした市民運動や左派が道を誤るきっかけはほんのささやかな逸脱からである場合が多い。それが取り返しのつかない結果を生む危険性がある事、それは常に自戒し、自制・自省・自重が求められる。そもそもトランプ、プーチン、ドゥテルテのような国家指導者が登場する事自体、今の世の中が危世・乱世である事の何よりの証左ではないか。このような世情ゆえに大胆な行動と同時に自制と自重が求められる事は自明の理であろう。

最低限「トランプもヒラリーもローマ法王も明仁も同じ穴のムジナ」という事を前提にすべきであろう。
同時に「ドゥテルテ&プーチンは安倍と同じ穴のムジナとは言えない」という事も考慮すべきであろう。

次期韓国大統領選の馬鹿馬鹿しさ

知っての通り朴槿恵は国会で弾劾されて今は職務停止状態に追い込まれたが、これが完全に失職するには憲法裁判所の裁定を待たねばならない。で、今の韓国憲法裁の判事どもというのは全員が全員、民衆運動を弾圧してきた公安検事出身者か極右思想の持ち主ばっかりという凄まじい構成で、これらが朴槿恵を本当に失職させられるのかは何とも言えない。報道など見ていると憲法裁が朴槿恵を弾劾するのは確実みたいな事を言っているが、それはあまりに早計過ぎると思う。裁判長が1月一杯で退任して今の判事は8人、その中の3人が反対するだけで弾劾否決なのだから。今朴槿恵の弾劾を審理している判事達は2014年末に統合進歩党を強制解散させた、あの連中だという事をもう忘れたのか? 憲法裁判事のくせに自ら率先して憲法を踏みにじって破壊した張本人どもだぜ? 
おまけにその職務停止中の朴槿恵に代わって権限代行になっているのが総理の黄教安ときている。前にも少し話したが、この黄教安という男もまた民主化運動を弾圧したバリバリの極右公安検事出身政治家であり、付いた仇名が「ミスター国家保安法」だよ。はっきり言わしてもらうなら、黄教安は朴槿恵よりももっと資質が極悪な政治家である。これは断言してもいい。と言うか、セヌリ党とそこから最近分派した「正しい政党 바른정당」(日本で言うなら維新の党みたいな連中)にはこんなのばっかりである。朴槿恵と大差のない連中の巣窟だ。

「朴槿恵の弾劾が通るのは確実だから大統領選挙も近い」みたいな事がしきりに言われているが、それはあまりに気が早い判断というものであろう。否決される可能性も十分にある。仮にそうだとしても、じゃあまともな候補がいるの?という話なのだ。
当初有力候補と言われていた元国連事務総長の潘基文がスキャンダルまみれで自爆・候補辞退したものの、この男は色々な面で問題があり過ぎて、とても一回の記事では書ききれないほど酷いものだった。そもそも国連事務総長退任して間もない人間が母国(と言うか国籍保有国)の高官になっちゃいけないという国連憲章にも違反しているし、こいつ何考えてんだというレベルの話であろう。その潘基文に代わって保守・極右層の有力候補に浮上したのが「ミスター国家保安法」黄教安なのだから救いようがない。

じゃあ野党は? はっきり言わしてもらうが、野党も酷い。とても支持出来るような候補はいないというのが率直な感想である。文在寅、安哲秀、劉承旼、南景弼…やめてくれよと言いたくなるような顔ぶればかり。こいつらは一様に「親米親日・反共反北」という点が共通していて、本当にどうしようもない。日本や韓国の極右マスコミではよく「文在寅は北の手先」みたいな誹謗中傷が言われているが、これほど酷いデマはない。文在寅はTHAADの配備にも「中国とロシアを説得する」と言って賛成しているし、朝鮮共和国に対してもやけに勇ましいタカ派発言を何度もしている。と言うか、時と場合に応じて発言を使い分けているだけの極端な機会主義者というのが本性であろう。これほど信用出来ない政治家もいないと思う。他の候補、例えば安哲秀は前にも指摘したように日韓慰安婦合意に賛成していた人間であるし、劉承旼はアメリカ軍需産業の手先と言われている韓国きっての防衛族議員南景弼にいたっては「韓国核武装ッッッッ!」が持論の核武装バカ一代で、こいつら全員朴槿恵&安倍晋三ともども一刻も早くまとめて地獄へ落ちてくれという感想しかない。

今の韓国大統領選候補どもを見ていて筆者が頭が痛くなったのは、

「国家保安法撤廃」
「朴槿恵政権によって投獄・拘束された良心囚(統合進歩党の李石基議員や民主労総のハン・サンギュン委員長など)の即時釈放ならびに統合進歩党解散の取り消し」
「平昌冬季五輪中止」
「韓米共同軍事訓練廃止、ひいては韓米同盟解体と駐韓米軍撤収」

を訴える候補が誰もいないという点だ。先述の候補どもとは大分違って左派民族主義的な候補とされている李在明(城南市長)でさえここまでは言っていないのだから。

特に平昌冬季五輪は日本の東京五輪にも劣らない愚劣なイベントと言って良い。これの為に会場となる山で樹齢数百年という貴重な樹木が大量に切り倒されてとてつもない自然破壊を起こしており、さらにこの五輪で最大の利益を得るのが三星(サムスン)財閥と朴槿恵のファミリー企業と言われている。かつて日本の長野冬季五輪は「西武五輪または堤(義明)五輪」と言われたが、平昌五輪は「三星五輪」と言っても良いほどに徹底して三星財閥が経済的・政治的に食い物にしてきた。朴槿恵や崔順実や三星財閥の悪事を清算するというなら、当然平昌五輪にもメスが入り、五輪自体も中止にして然るべきではないのか。一部の平和統一運動家の間では「平昌五輪を南北関係改善の契機にしよう」と主張する者がいるが、とんでもない話であろう。南北問題と腐った中止すべきオリンピックを無理矢理結び付ける必要は全くない。南北関係改善の手段や機会は他にいくらでもある。「李明博と朴槿恵と崔順実と三星財閥らによる悪事と利権漁りの象徴たる平昌五輪は中止。その上で南北関係改善」が正解だ。先の日本の都知事選でも東京五輪中止を掲げた候補がほとんどいなかったが、今の韓国大統領選候補達も似たような状況にある。

朴槿恵、崔順実、金淇春(元大統領秘書室長)らの悪事を裁いて清算するにあたって、連中から酷い迫害を受けた人々を救済して現状復帰させたり補償せねばならないのは当然のことだ。それなのに李石基、ハン・サンギュン、統合進歩党、民主労総といった被害者達に対する救済の声が上がらないのはどうした事なのか。民主労総に対する弾圧や組合員への不当逮捕などは、朴槿恵が国会で弾劾されて職務停止中の今でさえ現在進行形で頻発しているのだから。デモの最中に警察に虐殺された農民ペッ・ナムギ氏に対して、韓国警察は依然として真相究明や遺族への補償はおろか一言の謝罪すらしていない。李石基議員は「内乱陰謀だ」といって長期刑にされたが、その決め手というのが「講演会で政府転覆の不穏な発言をした」からだという(その証拠とされた録音も大量の恣意的な改変やカットがあった)。日本に在住する者ならば気付くであろう。これはまさに「共謀罪」の論理であると。犯罪などしておらず、それについてしゃべっただけで罪になる。日本で安倍政権がしつこく成立させようとしている共謀罪、韓国では日帝時代の治安維持法から現在に至る国家保安法という名で100年近くも存在し続けているのだ。「民主化」されたという事になっている今でさえ! かつて金大中への内乱陰謀罪適用に抵抗した者達(韓勝憲や白楽晴など)までもが、李石基や統合進歩党への弾圧には反対するどころか朴槿恵政権に擦り寄るような態度をとり、この者達は今もこうした朴槿恵政権による良心囚の事を無視し続けて空しい「時局宣言」のごときものを機会主義的に発表して悦に入っている。「共謀罪」が大手を振ってまかり通る社会で、何が「民主社会の元老」かと思う。大統領選候補にしても同じ事であり、国家保安法を廃止せずに、朴槿恵政権の弾圧犠牲者を省みずに、どうしてキャンドルデモの民衆に応えるなどと言えるのか。繰り返すが、韓国には日帝植民地時代から「共謀罪」が存在し続けているのだ。そして、それを韓国に植えつけた日本でも今また本家「共謀罪」が甦ろうとしている。「共謀罪」を共有する(しようとしている)東アジアでただ二つの国、韓国と日本! 
「韓国と日本は経済発展と民主化を同時に達成したアジアでただ二つの国であり、この二カ国が今後のアジアを取り仕切るリーダーなのですッッッッ!」
…誰だよこんなアホな世迷い言を自慢げに吹聴してた馬鹿は。

韓米軍事訓練の廃止や中止を訴える候補がいない、というのはいずれの候補が当選しても南北関係の改善は望めないという事でもある。李明博・朴槿恵の「失われた10年」が「15年」に延長されるのだ。一見ソフトに見える文在寅から一番タカ派に見える南景弼まで、いずれも対北政策は前政権の敵対政策を継続する事になるであろう。強固な「南主導の吸収統一」論者。これが先述候補どものもう一つの共通点なのだから、誰がなっても李明博・朴槿恵よりも目立って対北政策が改善される事は望めない。

これほど馬鹿馬鹿しくて投票する(と言っても、筆者には投票権はないのだが)気のなくなる低劣な選挙もない。トランプとヒラリーが激突した先のアメリカ大統領選以下のシラケ度と思う。これが果たして本当に100万人、連日の延べ人数で言えばこれまで1000万人が参加した反政府デモ直後の大統領選候補なのかと我が目を疑う。「キャンドル民衆」の声はすでに踏みにじられ、歪められ、逆方向へと悪用されているのだ。

ところがこの下らない大統領選へ「在日は積極的に関わるべき」と必死に扇動している者がいるのだから呆れかえる。

http://oklos-che.blogspot.jp/2017/01/fb.html
2017年1月13日金曜日
FBメッセージの公開ー韓国大統領選挙に、在日は主体的に参加するように呼び掛ける運動提起と、日本の植民地主義に関する所感です

この崔勝久という人は日立闘争の支援や反原発運動をしてきた人で、それには敬意をはらうが、半面で言っている事にどうもピンボケで勘違いしている部分も少なくないと前々から思っていた。そうしたら案の定馬脚を現したというか、韓国の揺れ動く政局を見てそれに便乗した政治的野欲が湧き上がってきたという所かもしれない。崔勝久のブログを読んでみると100万人キャンドルデモを無闇やたらと美化・礼賛するばかりで、それが孕む諸問題点(これとかこれとかこれとかこれなど)や、デモ民衆の行動を上記大統領候補どもが簒奪するような形で悪用している(日本で3.11後に反原連がやった事とよく似ている!)実情などに全く触れないまま「韓国大統領選挙に、在日は主体的に参加するように」などと言っているのだから呆れかえる。いや、別に向こうの大統領選挙に在日が参加しようとするのは一向に構うまい。だがその場合、向こうの社会の現状や候補達の政策といった予備知識を十分に弁えておく必要がある。韓国社会と大統領選挙の現状をロクに知らせもせず(と言うか、崔勝久自身が向こうの政治や社会や大統領選候補達の実情をロクに知らない可能性も高い)に「民衆が決起した100万人デモ」で「韓国社会は根本的に変わろうとしている」「ムード」だけで在日の参加を煽ろうとするのは詐欺ではないのか。このような事をしていては向こうの実情をよく知らない同胞がおかしな政治勢力に利用されるだけで終わるという、最悪の結果になりかねない。おまけに組む相手が金明秀だのぱぎやん(趙博)だのといったしばき隊リンチ事件関係者とか、アホとしか言いようがないではないか。崔勝久がやろうとしている事は、このまま行けば間違いなく「第2のしばき隊」になる。こうした深い知識も考えも情勢認識もなしに、近々行われる(予定の)「史上最低の韓国大統領選挙」へ在日が深く関わっていく事はかえって危険であるという事は警告しておきたい。在日の人権や民族的権利や生活、さらには祖国の平和統一という観点からである!
この崔勝久という人物の言っている他のおかしな点についても後日まとめて指摘したいと思う。


崔順実事件が起こって朴槿恵が弾劾される前にはこんな嘆きの声がよく聞かれたものである。
「李明博が素晴らしい大統領に思えてくる」
朴槿恵の弾劾が通って失職するかどうかに関わらず、また次の大統領が誰になるかに関わらず、次期政権ではまたしても次のような嘆きの声が聞かれる事になるであろう。
「朴槿恵が素晴らしい大統領に思えてくる」

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