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「和解のために」 朴裕河精神 in 広島

韓国MBCのニュースから以下に翻訳抜粋する。

http://imnews.imbc.com/replay/2016/nwdesk/article/3981549_19842.html
オバマ広島行き、米日新蜜月時代誇示…周辺国「憂慮」

【レポート】
オバマ大統領は広島原爆投下現場を訪問する前に岩国米軍基地を訪問しました。
71年間歴代アメリカ大統領が一度も訪ねなかった広島行きが呼ぶ謝罪論争を念頭にしたものと見られます。
オバマ大統領は自国の兵士達に向かって今回の訪問の意味を過去の敵との和解と規定しました。

 [アメリカ/オバマ大統領]
「過去の敵対国からパートナーになったのみならず友人、最高の同盟国になったのです」

核なき世界を前面に出してノーベル平和賞まで受賞したのに続き、和解を通じた過去史整理で退任前の政治的資産を積むという意味も込めました。
安倍総理としては戦犯国のイメージを脱いで、原爆被害国である事を浮上させる絶好の機会を作りました。

[日本/安倍総理]
「このような悲惨な経験を決して繰り返してはなりません」

対外的には国連安保理常任理事国進出に、国内的には7月の選挙で改憲議席確保に活用する公算が大きくなりました。
日本のマスコミ達は献花・追慕・被爆者名簿までよく組み立てられた和解外交と評価しました。
ですが、日本の過誤を希釈させて東北アジア三国の歴史対立がより複雑になり得るという憂慮も出ています。
今回の訪問と関連して中国政府は、日本が起こした戦争災難を忘れてはならないとし、加害者は永遠に自身の責任を回避出来ないと明らかにしました。


「和解」だそうな。今回のオバマの広島訪問の意味付けは。前にも書いた通り最初から分かり切った話なのだが、オバマはその事を隠しもせず堂々と開き直っている。ほんの数日前に沖縄で起こった米軍属によるレイプ殺人事件は一体どこへ行ってしまったのかという話だろう。まさにこれこそ「朴裕河的和解」そのもの! こんなのものをありがたがる連中は骨の髄まで臣民根性が染み付いている。この間の被団協関係者の態度を見てみるがいい。

広島県被団協・坪井直理事長
「よくぞ、ありがとうございました」


広島県被団協の箕牧智之(みまき・としゆき)事務局長
「私たち被爆者たちにとって夢のようです」


一方でこんな連中もオバマの訪問を大歓迎していた。

「目の前の頭のおかしい人たちにだまされないでください。オバマ大統領を歓迎しないなんて、日本人とは思えない」by 在特会

 
↑これは確か「はだしのゲン」のワンシーンだったと思うが、オバマ訪問反対デモを襲撃した在特会の姿と全く同じ。もちろんこの漫画の右翼どもこそ、8.15以前は一番熱心に「鬼畜米英」を叫んでいた奴らである事は言うまでもない。今の広島の惨状を中沢啓治が見たら、草葉の影で何を思うやら。

ここまで来ると被団協と在特会の区別がつかなくなってくる。この時の在特会側のデモには被爆者二世も参加していた(産経の記事によればだが)そうで、今後は被団協と在特会が「反核・平和・北朝鮮の核だけは許さない」のシングルイシューで一緒にデモやっても全く不思議はない。というより、かなり現実味が高いのではないか。核は核でも、反核(発電)のほうでは5年も前(3.11以降)に起こっていた現象が、反核(兵器)の方にも遅ればせながら本格的に汚染が広がってきたという事だ。オバマ広島訪問は「日本反核運動の右翼汚染・総臣民化現象」の総仕上げという点でも実に「歴史的」であった! 
昔から日本の内乱内戦では天皇すなわち「玉」を取り込んだ側が大義名分を得る。今回の場合、オバマがまさに「玉」としての機能を果たした訳だ。在特会の「オバマ大統領を歓迎しないなんて、日本人とは思えない」という抑圧的な「非国民」の論理、あるいは被団協の「ありがとうございました」「被爆者たちにとって夢のよう」というお慈悲を超卑屈に哀願する模範的臣民像にこれがよく表れていよう。近代天皇制を支える車の両輪が「暴力」と「陛下のお慈悲」である事がよく分かる。この国には一木一草どころか反核運動にまで天皇制がある。オバマ広島訪問で見えた光景、あまりにも天皇制ジャパンらしい。こんな低脳な国、アメリカにとってはどれだけ御しやすい事か!
これも「和解」思想の賜物です! 朴裕河教授と和田春樹先生、ありがとう! オバマ大統領閣下(と安倍総理)もさぞかし御満悦であられる事でしょう! 「臣民裕河と臣民春樹よ、ほめてつかわす」

…冗談はともかく、それでもオバマの広島訪問に反対する骨のある人々が少しでもいた事は救いであろう。筆者はこのオバマ訪問反対デモを報じた記事を新華社通信(その他中国メディア)の朝鮮語版と産経新聞(笑)でしか見る事が出来ず、他の日韓メディアはことごとく全滅だったのも実に印象的であった。

一方で(一部在日も含む)韓国の被爆者達はあまりに卑屈過ぎるのではないか。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/24259.html
オバマ大統領を待ち続けた韓国人被爆者…「非常に残念」
登録 : 2016.05.28 00:50 修正 : 2016.05.28 07:16

「すぐ隣なのになぜ立ち寄らないのか 
韓国人被爆者に言及したのは不幸中の幸い
「皆さんは、韓国人被爆者の存在が言及されて不幸中の幸いとしながらも、すぐ横に韓国人慰霊碑があったのに、なぜ足を運ばなないのか残念がっていた」
「今日のオバマ大統領の訪問式典に韓国被爆者は一人も入れなかった。今朝、あまりにも悔しいので広島市長に電話して、韓国の被爆者が来ているのに、なぜ入れてくれないのかと抗議した」

オバマにここまで媚びへつらった惨めな姿は、今回被団協が見せた反動的な振る舞いよりももっと無様で哀れである。
「韓国人被爆者に言及したのは不幸中の幸い」というのは今回のオバマ広島訪問に対する韓国政府(外交部)の公式表明と同じ立場である。従軍慰安婦被害者をあのように切り捨てて謝罪も賠償もせずうやむやに日本と「和解」を強行した韓国政府は、原爆被害者に対して一切責任を取らない不誠実極まりないオバマの言行に対しても「不幸中の幸い」などと超過大評価のごまかしをした訳だが、当の被爆者達がそれと同じ認識とはどういう事なのか。オバマは韓国人被爆者がいたという事をちょっと言及しただけであり、謝罪も補償もしない事は最初から明言していたではないか。それの何が幸いなものか! 日米軍事同盟のさらなる強化を世界に見せ付ける為のセレモニーが今回の目的である。アメリカにとっては属国である日本のさらに下の属国に過ぎない韓国とその原爆被害者など虫ケラ以下の存在でしかなく、そんな慰霊碑にどうして「世界一の超大国アメリカの国家元首」がわざわざ行かねばならない? そんな事はあり得ないし、何かを期待する事自体が大いなる過ちにして、卑屈な事大主義に過ぎないという事だ。弱小国・弱小民族が国連や大国の権威にすがって何か成果を得ようという発想がそもそもの間違いという事にいい加減気付かねばならない。日帝時代の独立運動の中でも「外交論」(世界の世論と同情に訴える事で独立を得ようという妥協的な運動。李承晩はその代表的な一人)がさしたる成果を上げなかったばかりか、むしろ害の方が多かったという歴史を思い出す必要がある。今回わざわざ広島へ行って卑屈にも「オバマはなぜ韓国人慰霊碑に来てくれないんだ」「自分らを何で式典会場に入れてくれないんだ」と嘆いている連中は、まさにかつての「外交独立論」とそっくりな過ちを犯しているではないか。
韓国人にとって今回のオバマ広島訪問とは、先の日韓慰安婦「合意」と全く同じ性質のものであった。被害者への謝罪も賠償もせず、法的責任もとらず切捨て、「和解」の名の下に「不可逆的」な「解決」とし、今後一切の文句や抗議は受け付けない。そればかりかこれで過去は全て水に流したのだから、今後は今以上に遠慮なく軍事同盟と核の支配をますます強化させてもらう、と。日米両政府は朝鮮人被爆者全てに対して「オバマが広島に行ったんだからそれでおしまいだ」の一点張りで、ますます強硬な態度をとるようになるだろう。被爆者の救済や補償といった観点からもむしろマイナスしかない。従軍慰安婦の時と同じで、日本とアメリカが共謀して被爆者を「和解」の名の下に切り捨てて踏みにじったのである。
守株待兎の言葉よろしく、韓国人被爆者達は慰霊碑の前でぼーっと突っ立ってオバマが来てくれるのを待ったり、くだらない式典に自分らも入れてくれと哀願するのではなく、はっきりと「オバマは帰れ」「俺達は『和解』しない。日本とアメリカの『和解』も許さない」「この式典は茶番劇だ」と叫んで広島の町をデモすべきであった。今も抵抗を続ける従軍慰安婦被害者達や、朴槿恵の全泰壱銅像への献花を阻止した労働者達のような事を、どうして韓国(日本もだが)の被爆者達は出来ないのか。

被爆者達よ同胞達よ
民族的覚醒と国際的感覚を備えてくれ。

피폭자들아 동포들아
민족적 각성과 국제적 감각을 갖추어 달라.

備えねばならないのは「朴裕河精神」なのか、それとも「全泰壱精神」なのか。答は歴然としているのではないか。
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日の丸各種

何かとてつもなくおぞましい代物を相次いで見てしまった。まずは陸上自衛隊の新しいエンブレムだ。気分を害する恐れがありますので、くれぐれも閲覧は「自己責任」でお願いします! 

http://www.mod.go.jp/gsdf/about/emblem/
陸上自衛隊:エンブレムについて(閲覧注意!)

スゲーなこれ。日の丸・桜にポン刀…日本鬼的軍国主義の象徴三点セット。もう完全に開き直ってるというか、旧日本軍への先祖がえりというか、旧日本軍と地続きな正当後継組織であるという事を隠しもしなくなったという事だろう。この日本鬼的軍国主義丸出しの代紋をこれ見よがしにくっ付けた自衛隊が海外に派兵される…。
今後自衛隊は艦これと同じように刀剣乱舞ともタイアップして宣伝に使うようになる事でしょう。海自は艦これ、陸自は刀剣乱舞という風に。この代紋に刀剣乱舞の刀やキャラが入ったやつを売り出すとか、本当にやりそうで凄く嫌なんだが…。というか、今までやらなかったのが不思議なくらいだろう。海自は海自で、今旭日旗をデカデカとなびかせて軍事訓練しに韓国の領海に我が物顔で上がりこんでるし…。

で、この自衛隊の代紋と実にいい勝負である凄絶な代物がもう一つ。1年近く前の話で今まで不覚にも気付かなかったのだが、こんなのがあったとは! 
その名も「日の丸9条の会」だッッッッ! 
凄すぎ。以下リンク先、くれぐれも閲覧は「自己責任」で!

http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/45364285.html
「日の丸9条の会」って何だ?(閲覧注意!)

http://sky.ap.teacup.com/takitaro/1894.html
確定「日の丸9条の会」の旗頭・趣旨・要綱(閲覧注意!)

誰かと思ったら滝本弁護士かよ! オウム事件以降あまり話を聞かなかったが、この人今は(昔から?)こういう状態になってたのか。
「まともな右翼」
「日章旗自体にはなんの罪もなく」
「日章旗に愛着心をもつことを誇りをもって宣言する」
凄すぎ。陸上自衛隊の代紋とおぞましさ伯仲。まさに「ギョエー!」の一言。ここまで来ると自衛隊と滝本弁護士の両者には「仲良くしようぜ」というコメントしか思い浮かばない。
これにもう二人、金子兜太芝村裕吏を加えたら実にお似合いの日の丸&ポン刀4馬鹿カルテットではあるまいか。本当にコラボしそうで恐いが…。

自衛隊・滝本太郎・金子兜太・芝村裕吏
みんな新興宗教「日の丸とポン刀は平和の象徴教」つながりで仲良しッッッッ! 
日本鬼的軍国主義就是不死!





国連決議を自ら破ろうとしている国連事務総長 潘基文

いよいよ次期韓国大統領選挙への野欲をむき出しにしてきた潘基文。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/24239.html
国連の潘事務総長が大統領選出馬示唆、与野党で反応分かれる
登録 : 2016.05.26 01:00 修正 : 2016.05.26 07:02

この男について筆者はこれまで何度も批判してきたし、これほど酷い奴もいないという考えは今も変わらない。潘基文が大統領になったら、おそらく李明博や朴槿恵よりも悪い事をするだろう。この男の問題点というか悪行をざっと以下に列挙する。

・全斗煥のスパイとして、当時アメリカ亡命中だった金大中の動静を探って報告していた。意外と知られていないが、実は全斗煥軍事独裁政権(もちろん日本との癒着・共犯関係は誰もが知る所である!)の「若手秘蔵っ子外交官」としてキャリアを積み始めたのが潘基文である。

・盧武鉉時代に外交通商部長官だったが、アメリカの意向を汲んで脱北者の入国情報を公開して南北関係の悪化を策動した。

・国連事務総長になり、大地震でメチャクチャになったハイチへ多国籍企業を進出させる。ハイチの経済植民地化の旗振り役を務めた。

・シリア内戦でアメリカの空爆を容認した。

・事務総長就任前は「南北関係改善」ぽい事も言っていたが、実際には朝鮮共和国への制裁と圧力一辺倒に狂奔して、南北関係のさらなる悪化を煽った。

・2015年「日韓慰安婦合意」を大歓迎。後に韓国内の反発世論があまりに大きい上に当の慰安婦被害者達から抗議の面談を求められて「誤解だ」と極めて見苦しい言い訳(もちろん大統領選に出るつもりがあるからだが)に終始。だが潘基文は当初「朴大統領と安倍総理に感謝する」とまで言っており、どうあがいても言い訳出来るようなレベルではない。



「アメリカの無能な飼い犬」
「日帝時代だったらこいつは『潘完用(李完用になぞらえた皮肉)』になっていただろう」

これが潘基文という男の国際的な評価である。それがここ数年韓国では次期大統領最有力候補とされているのだからお寒い話だ。潘基文が韓国内では尊敬、国際的には軽蔑されているという現状に多くの韓国人が気付いていない。
が、ここへ来てもう一つの重大な問題が提起され始めている。それは、潘基文の次期大統領選挙立候補がそもそも国連総会決議違反にあたるのではないかという疑惑だ。この事は現時点でなぜか日本のマスコミでは見かけないが、今韓国では大きな話題になっている。詳しくは次回で述べるが、取り急ぎ潘基文という男が個人的な権力欲の為に国連事務総長自ら国連決議を踏みにじろうとしているという事を前口上として述べておきたい。

시큰둥하는 선동꾼 狂妄自大的鼓動鬼 嫌らしい扇動屋 disgusting agitation-creature 知念ウシ

いい加減この輩はどうにかなんないのか。目障りかつ倣岸不遜な言い方が癪にさわって仕方がないのだが。

https://twitter.com/BARANEKO/status/733629569815568384

琉球新報の記事で知念ウシはとうとう「基地引き取り運動には在日朝鮮人も参加している。それはこの運動が反植民地主義だからである。彼ら・彼女らにとって日本人の植民地主義は沖縄人と共通の課題であるとともに、自らが日本人に同化して、沖縄への植民地主義に加担することを拒否しているのだ」とまで言い出した。実に勝手極まりない言い草で「私はそんなものに参加してないし賛同もしていない。ふざけるな」の一言だ。
前にも言ったが、沖縄米軍基地本土引き取り運動などというものは単に「日米安保体制に屈服し、惨めに妥協して後退した運動」以外の何者でもない。「日米安保廃棄」や「米軍基地撤廃」という古臭い「極左過激派集団(笑)」みたいな言い草では日米政府や「安保支持8割の本土世論」に通用しなくなった、でも本土引き取りという「妥協案」なら受け入れられる可能性があると、それら日米政府や「安保支持8割の本土世論」の「お気持ち」を自分達だけで勝手に忖度したというだけの話ではないか。それを「反植民地主義」とは笑止である。これは日帝統治下の朝鮮で言えば、李光洙や崔南善のような親日派が主張した「民族改造論」「自治論(内鮮一体)」レベルの愚論(内琉一体?)でしかない。そんなものに「在日朝鮮人(の中のどんな輩なのか知らないが)が参加している」という事を以って正当化の屁理屈にしている知念の姿に筆者は激しい怒りを感じる。おまえは在日朝鮮人を馬鹿にしているのか? 日本当局の差別と弾圧に抵抗してきた在日朝鮮人運動をどれだけ卑下すれば気が済むのか?
そもそも引き取り運動に参加してる在日って誰? まさかこやつらの事ではあるまいね? 

https://twitter.com/lala_flower010/status/625153471151386624
lala_flower010
え、なにこいつ高橋って…糞?
基地引き取り議論の場に呼ばない方がいいんじゃない?純粋に沖縄の痛みを感じてる人たちを、騙しながら違う方向に持って行こうとするかもしれない…右翼みたいな差別者もいるだろうしね。基地引き取りには俄然賛成だけど、誰を上に立てるかで話が違ってきちゃう…
20:59 - 2015年7月25日


https://twitter.com/han00kidae/status/734023527116898311
韓基大
@nodabunko 私は安保に反対するが、その上であんたに言うべきことは、沖縄にある米軍基地を引き取る時に、安保反対との整合性など考える必要性がないということだ。というか、考えちゃいかんだろ。
沖縄の犠牲を前提に日本の平和を語るのはやめろ。加害を重ねるな。
7:10 - 2016年5月21日


このうちlala_flower010というツイッターユーザーについてはすでに徹底批判を加えた通りで、朝鮮学校の破壊(これは在特会と同じ主張である!)や在日の朝鮮共和国への往来禁止(これは安倍政権がやってる制裁と同じである!)まで主張している異常な輩だ。2ちゃんねるのやり過ぎで頭がおかしくなり「中国が攻めてくる」と叫んで家族に刃物で切り付けたどこぞのネット右翼が何年か前にいたが、この者も一歩手前の水準ではないか。今でさえ完全にネットストーカー状態なのに、そのうち本当に刃物振り回して傷害事件を起こしはしないか、他人事ながら心配になってくる。最近はそういう事件があまりに多い…。
また、韓基大という活動家はこれまで反原発運動などでそれなりに活動して不当逮捕された事もあるなど一応敬意を払うに値する経歴もあるので、筆者はこれまでその発言を好意的に取り上げた事もあるし、この者が引き取り運動の信者と化してからも直接の批判は手控えてきた。が、この者の主張はもはや限度を超していると思うので、今後そうした手心や遠慮は一切しない。韓基大という者は、今やしばき隊内ゲバリンチ事件で悪名を轟かせた李信恵とツイッター上で喧嘩をしていた事もある。それは良いのだが、なぜか韓基大はしょっちゅうツイッター上で得体の知れないネット右翼と口論をするという、それこそ対立していたはずの李信恵と同じような時間と労力の無駄としか思えない行為を繰り返していたのは理解出来なかった。行動力のある人間なのではあろうが、その発言内容からどことなく思慮と慎重さに欠けるきらいが感じられたのである。悪く言えばヤクザのチンピラ鉄砲玉気質という所か。それが案の定引き取り運動に狂信するようになって上記のような発言である。もはやここまで来ると何が言いたいのか分からない。仮に米軍基地が本土へ移転してもそれは間違いなく拡張されるだろう(したがって戦争の危険が高まるだろう)という話なのに、それへの返事が「沖縄の犠牲を前提に日本の平和を語るのはやめろ。加害を重ねるな」なのだから、話が全く噛み合ってない。ここまで来ると、あたかも朴裕河と論争してるみたい(笑)だ。そもそも韓基大という者には言葉というものが通じてない。「それ以前」のレベルだろう。個人的には一番会話をしたくないタイプの人間だ。話が通じないからさっさとバイバイするのが最上であろうが、韓基大のようなタイプはある種の人間にとっては使い捨ての兵隊として悪用する(食い物にする)のに大変重宝する存在なのである! もちろん本人は気付いていまいが…。

知念が言っている在日の引き取り運動参加者とやらが具体的に誰なのかは知らないが、上記2名のような米軍基地本土引き取り賛同者の例を見ても分かるように、それらはあまりに悲惨過ぎるレベルの存在だろう。日帝による沖縄や朝鮮への侵略とその本質、それへの抵抗史を全く理解していないようなノータリンどもからしか賛同を得られない事だけは確かである。

そういう低レベルな連中であっても一応「在日朝鮮人」としてピックアップ出来るのです! 「在日朝鮮人が参加」という既成事実が成立しているのです! 大義名分は揃ったんだから俺らの運動は絶対的に正しいんです! 「在日朝鮮人の参加者」さえいれば、米軍基地を日本全体から全く減らす事なくアジアに銃口を向け続ける現実が続いても、それは「反植民地主義」だと言い張れるのです! まさに引き取り運動こそ沖縄差別を解消出来る、時代の最先端を突っ走る「反植民地運動」ではありませんか!

…冗談はともかく、こういうある集団や民族の中から都合のいい一部の人間を引っ張って来てそれを「代表」に仕立て上げ、自分らの無茶な要求や主張などを正当化しようという手口に我々は見覚えがある。ウルトラマンのメフィラス星人(笑)に何とそっくりなのかと思う。どっかから適当に捕まえて来た少年を地球人の代表に仕立て上げ「私に地球をあげますと言ってくれないかね」と誘惑(強要)する。もし承諾したら当然地球は俺のものだ、地球人の「代表」から了承を得た「合法的」な誓約だ、と。これは人類史上ほとんどの帝国主義国家が植民地侵略を「合法的」なものにする名分として悪用した手口で、ヨーロッパ白人のアフリカ侵略やアメリカ大陸侵略はもちろん、大日本帝国がアジアを侵略する時にも使われた。朝鮮半島はもちろんそうだし、アイヌ・沖縄に対してもそうではなかったのか! 韓国など他ならぬ現役大統領の妹が今現在でもそういう事を言っているのだから救いようがない。例のウルトラマンの脚本を書いた金城哲夫からして沖縄人であり、ヤマトの侵略や米軍による占領の際にもあったそうした侵略の歴史がメフィラス星人のエピソードには色濃く反映されている。知念ウシが「引き取り運動には在日の参加者もいるんだ! だからこの運動は正しいんだ!」などと言っているのは、金城が風刺したメフィラス星人の手口と同じで、一部の者を「代表」にでっち上げて既成事実を作る姑息な策に過ぎない。あるいは「黒人の友達」的な例のアレか。「反植民地主義」「沖縄差別解消」を叫ぶ者が、そういう帝国主義・植民地主義・人種差別主義の常套手段とも言うべき姦計を好んで使う事ほど矛盾する話はないだろう。そういう邪悪な運動の為に在日朝鮮人を悪用するのはやめろ! これは在日朝鮮人とその運動に対する甚だしい冒涜である。確かに沖縄の反米軍基地闘争と在日朝鮮人は本来ならば連帯・共闘すべき立場だ。だが、引き取り運動はその本来あるべき連帯を破壊する。米軍基地が「本土」へ引き取られた所でその銃口が朝鮮半島含むアジアに向けられる事に何の違いもないし、知念ウシのようにそんな勝手な運動を正当化する為に「在日の友達」を持ち出す行為は、まさに両者の信用を毀損して共闘を破壊する行為にしかならない。

引き取り運動の特に汚い点は、その不正直さにある。先述したようにこれは「日米安保支持8割の世論に負けて弱気になり、妥協した運動」(大阪の引き取り運動も当初そういうような事を言っていたはずだが)でしかなく、当然自分らの運動をアピールする際にもそうした本当の事をもっと大きく謳わねばならないはずだ。

「自分達は日米安保体制に敗北して屈服した運動体でございます。『沖縄から米軍基地全撤去』なんて夢のまた夢で、とても実現不可能。けど、『本土』のどこかに引き取って米軍基地と安保そのものの存続を認める形の妥協案なら、『日米安保支持8割』の本土世論にも、何よりも日米両政府の皆様方にも受け入れられる(はず)ので実現可能性がまだ高いのではないでしょうか。このような御時世、『沖縄の基地負担』を減らす唯一の『現実的手段』はこの引き取り運動以外にないと我々は結論を下したのです。当然こういう趣旨でございますから、当運動の目標はいわゆる『沖縄の植民地支配清算』『日米安保破棄』『沖縄差別解消』『沖縄からの全基地撤去』『憲法9条護持』『米軍兵士による各種犯罪行為糾弾』『沖縄への自衛隊配備反対』云々などとは本質的に一切の関係がございません。御納得いただけた方のみ御協力・御参加をお願いいたします」

と正直に堂々と表看板に掲げて積極的にPRすれば良いではないか。ところがどうだ。知念ウシや高橋哲哉、それらの信徒達は「これは沖縄差別解消運動」「反植民地運動」などと全く違う事を言っている。これほどの「不当表示」はない。食品メーカーだったら即座に倒産へ直結しかねないレベルの「産地偽装」をしているのに、市民運動の世界ではそれが許されるとでもいうのだろうか。これは日本の市民運動や社会運動(それも反戦平和運動はじめとする左派的な)そのものへの信用をも破壊しかねない重大な詐欺行為である。

このような邪悪極まりない詐欺行為を働く知念ウシという輩、どれほど醜悪な扇動屋である事か。

시큰둥하는 선동꾼
꼴도 보기 싫은 선동꾼
기분 나쁜 선동꾼

目障りな扇動屋
ツラも見たくない扇動屋
嫌らしい扇動屋

碍眼的鼓動人
狂妄自大的鼓動鬼
討厭的鼓動鬼

obtrusive flag-waver
a bossy flag-waver
disgusting agitation-creature

引き取り運動でもう一つおぞましい側面の一つは、沖縄の暗害分子と在日の暗害分子がまさに類友で野合した(知念の言によればだが)という部分だろう。その接着剤が引き取り運動である。あたかもエイリアンとプレデターが結託したかのような有害さしか感じられない。

全くもって知念ウシと高橋哲哉は沖縄反基地運動の二大暗害分子である。

ハンギョレ日本版はこういう事していいの?

ハンギョレに載った件の徐京植・和田春樹公開書簡だが、その後徐京植が再び和田を問い詰める記事を寄せて「第2ラウンド」が始まる形となった。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/24137.html
[寄稿]再び和田春樹先生に問う 既成事実による被害者の分断
登録 : 2016.05.13 22:03 修正 : 2016.05.15 06:56

http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/743805.html
기정사실화해 피해자를 분단하는 레토릭일 뿐
등록 :2016-05-13 21:33수정 :2016-05-15 14:48

一連の公開書簡で和田が言ってる事はほとんど猟奇的ストーカーの論理一歩手前であり、自分が勝手に横恋慕した少女をさらって自宅に監禁するような変質者とほとんど違いがない。


http://bylines.news.yahoo.co.jp/usuimafumi/20160327-00055903/
朝霞市の女子中学生無事保護のニュースの見方:監禁事件被害者の二次被害を防ぐために

長期監禁は、営利誘拐や人質などの短期の監禁事件とは質が異なります。外国の例では、被害者にかなりひどいことをする犯人もいます。しかし、日本の長期監禁事件の事例を見ると、犯人は少なくとも主観的には被害者を大切に扱うケースが多く見られます。

もちろん凶悪な犯罪であり、誘拐時の行為や監禁中に指示に従わなかった時の罰はひどいのですが、それでも犯人の気持ちとしては、被害者と仲良くなりたいと考える場合も多くあります。

長期監禁事件の典型的な犯人は、歪んだ幻想を持っています。女性(少女)と素晴らしい人間関係を持って、本人が思い描く理想の生活をしたいと感じます。通常、そのような思いは、空想や小説ビデオで満足するのですが、稀に実行してしまう人がいるわけです。


この手の誘拐・監禁事件を専門家に言わせるとこういう事だそうだが、和田の従軍慰安婦問題に対するスタンスもまさにこれと一緒だ。和田は下記の公開書簡で実際にはっきりと

アジア女性基金に関わった者の気持ちからすれば、被害者のために何事かをしたい、不十分であれ、日本国家国民の責任を果たしたいと思ったのであって、自分の良心を満足させることだけを考えていたということはありえない。人間の小さな努力に対して超越的な高みから判定を下すようなことはやめてもらいたい。

と言っちゃってる訳だから。

「犯人は少なくとも主観的には被害者を大切に扱うケースが多く見られます」
「指示(女性基金や日韓合意)に従わなかった時の罰はひどいのですが、それでも犯人の気持ちとしては、被害者と仲良くなりたいと考える」
「典型的な犯人は、歪んだ幻想を持っています。女性(慰安婦被害者)と素晴らしい人間関係を持って、本人が思い描く理想の生活(東アジア共同体)をしたいと感じます。通常、そのような思いは、空想や小説ビデオで満足するのですが、稀に実行してしまう人(和田とか大沼とか)がいるわけです」

…キモいんですけど。鳥肌が立つんですけど。筆舌に尽くし難い植民地支配の暴力にさらされて人生を破壊された被害者に対して、ストーカー的視点から判定を下すようなことはやめてもらいたい。
にも関わらず和田は、己を省みる事もなく意気軒昂である

http://japan.hani.co.kr/arti/international/23709.html
和田春樹教授、徐京植教授の公開書簡に答える(下)
登録 : 2016.03.26 22:08 修正 : 2016.03.27 07:46

「このたびの合意を受け入れる被害者ハルモニが出てきたとき、その行動を認めず、その人を非難することになる」
「被害当事者全体の声を確認しないで、「白紙に戻してもう一度やり直さなければならない」と断定する権利が吉見義明氏にあるのだろうか」

要するに和田は「一人でも今回の合意を受け入れる被害者さえ獲得出来れば(日韓合意賛同派の)勝ち!」と言ってるようにしか聞こえない。「国民基金」の時の「経験」を和田は和田なりに「活用」してこういう詭弁を弄しているわけだ。ふざけるのもいい加減にしろ。こういう詐術はまさに朴裕河が「帝国の慰安婦」でさんざん使い古した屁理屈ではないか。「慰安婦ハルモニの中には日本軍兵士を心から慰めた人もいた。これも自分の運命と諦観したハルモニもいた」という例を、資料を恣意的に曲解してでも特筆大書するという例のアレ、和田もそっくり同じ事をやっている。曰く「(女性基金を受け止めて)心の安らぎをえた被害者がいる」。そのくせ徐京植が「女性基金」の受け取りを拒絶したオランダ人被害者の例を挙げてもそれの意味を認めないどころか、「その人の事を強調したのは俺だ」という全く答にならない言い草で逃げているのだから。和田の言わんとする所は「女性基金や今回の日韓合意で安らぎを得た被害者が一人でもいた(いる)。だから反対派は文句を言うな。女性基金や日韓合意を認めないなど許さん!」というだけの話でしかない。これこそ植民地主義そのものであるという自家撞着に和田は気付いていないというか、もはや本人の脳内では何の矛盾もなくなってしまっているのであろう。本当に和田春樹は終わってる。手遅れ。

ところがその徐京植・和田春樹公開書簡に対して実に珍妙な「乱入者」が現れた。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/24138.html
[寄稿]徐京植氏と和田春樹氏の文章を読んで

この記事を寄せた李順愛とかいうのは堂々と「朴裕河擁護」を表看板に掲げているような輩であり、上記記事も何度読んでもさっぱり意味が理解出来ない。徐京植をボロクソに誹謗中傷しつつ和田を必死になって擁護しているらしいという事は何となく分かるのだが、文章が根本的にヘタクソな上に支離滅裂(それこそ朴裕河並みに!)で正視に耐えない。全くもって李順愛と金時鐘(統一日報でなく詩人の方ね)某「北朝鮮は3年で崩壊する」詐欺師(笑)は、在日の朴裕河支持者三大馬鹿であろう。こんな「それ以前のレベル」でしかない駄文をよくハンギョレは載せたなと寒心する事しきりだったが、ここで筆者は一つおかしな事に気が付いた。この記事には韓国語原文記事のURLが載っていないのである。ハンギョレ日本版はどの記事にも原文記事のアドレスが書かれているものなのだが、この記事にはそれがない。一応比較の為に韓国版原文記事の内容を確かめてみたかったのだが…。おかしいと思って筆者はハンギョレ韓国本家のサイトを検索してみたのだが、この李順愛の記事はそもそも存在しなかった。つまりこの記事は日本版にのみ掲載された記事という事になる。おそらく徐京植・和田春樹公開書簡に対して「義憤(笑)」に駆られた李順愛が送った文章を、ハンギョレ日本版が独自に載せたというのが真相ではあるまいか。だが、こういう事ってやっていいの? 別に韓国本家にない独自の記事を日本版が載せるのが悪いというのではない。そんな事はどの新聞の他国版でもやっている事だ。問題はこの記事の内容があからさまに徐京植を攻撃して和田を絶賛する偏った内容であり、それを日本版でのみわざわざ載せたという事だ。つまりこれはハンギョレ日本版編集陣のスタンスもまた李順愛と同じで和田の肩を持って(つまり国民基金や先の日韓合意を支持・擁護している)、徐京植が気に入らないという事ではないのか。
ハンギョレ日本は以前にも同じように徐京植・和田春樹公開書簡に対して、韓国本家にない独自の記事をわざわざ載せた事がある。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/23827.html
[寄稿]徐京植論その(1)ーダブルスタンダードについて

原発メーカー訴訟をやっている崔勝久の寄稿なのだが、ここで書かれているのはやはり徐京植を「民族原理主義者」「ダブルスタンダード」「分裂を生む」としてこき下ろし、そんな徐が上野千鶴子や和田を「相手の立場性を問うような一方的な決めつけ方、問い方」をするのはけしからんという論法だった。それでいて「徐・和田論争には今回は触れません」といって肝心の論争内容には踏み込まないのだから、何が言いたいのか、と言うより徐京植を「民族原理主義者」として貶めたいだけとしか思えない。だからこそわざわざハンギョレ日本版にだけ取り上げられたのではないか。

韓国本家と歩調を外してでも和田春樹を持ち上げて徐京植を攻撃する(結果的に国民基金や日韓合意を肯定する方向につながる)。しかもその採用された記事が二つとも在日の手によるものというのはあまりに出来過ぎで恣意的ではないか。在日を利用して在日を攻撃するという使い古された以夷制夷的手法や、朴裕河&和田春樹の著述はもちろん国民基金や今回の日韓合意で作られる予定の財団においても見られる「いくつかの人が賛成して、いくつかの人が反対する」手法で分裂と分断を誘い込む手に引っ掛かっているのは誰なのかをよく考える必要がある。崔勝久はどの口で徐京植に対して「分裂を生む」などと偉そうに言えるのか、実に寒心する現象だ。

もちろん一番悪いのはこういう悪どい紙面作りをしているハンギョレ日本版だ。ハンギョレ日本版の偏向報道ぶりは今に始まった話ではないが、今や韓国本家の手をも離れて勝手に暴走している感があり、もはや限度を超している。

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