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「靖国精神」是日韓共有最大的価値観

かつて韓国ではベトナム戦争に派兵された韓国軍の残虐行為について語るのがタブーであった。その事について語る事自体が完全な禁句そのものであり、口にしただけでどんな目に合わされるか分かったものではないという恐怖が社会に満ちていたのである。韓国では4.3事件(後にインドネシアでも似たような反共主義者による虐殺事件が起こった。下手をしたら今後沖縄でも…?)をはじめとする独裁政権による自国民虐殺事件についても語る事自体が長らくタブーだったが、これらは被害者が口を封じられてきたケースだ。ベトナム戦争での残虐行為は加害国側が口をつぐんだケースであった。
しかしながらそうしたタブーもやがて(今よりまともだった頃の)ハンギョレなどの進歩派ジャーナリズムの調査報道によって暴かれる事になる。当初こうした調査報道が行われた最大の理由が「韓国がベトナムで行った行為を自ら正さねば、日本を批判してその責任を追及する資格を失う」というものであった。それはその通りであったろう。
ではこうした調査報道によってベトナム戦争に派兵された韓国軍の残虐行為が暴かれ、それがタブーでなくなった後の韓国はどうであったろうか。21世紀現在、韓国の体制主流派達はベトナム戦争参戦問題に対してどのような見解を持っているのかを以下に御紹介しておきたい。

ベトナム派兵による犠牲も非常に大きかった。軍将兵5000余名が戦死した。ベトナム現地で活動してベトコンに殺された勤労者の数は300余名に至る。こうした犠牲の上に成し遂げられた『ベトナム特需』を契機とし、韓国は『漢江の奇跡』という経済発展を成し遂げる事が出来た。

ベトナム戦争は韓国経済発展の促進剤の役割をした。1963-73年の間中に韓日関係正常化とベトナム戦争参加で獲得した外貨総額は韓国外貨収入総額の3分の1から半分に至る規模であった。日本が朝鮮戦争を通じて経済復興をしたように、ベトナム戦争は韓国経済の跳躍に決定的な役割をした。ベトナム派兵は我が国の国民をして劣等意識・被支配意識から抜け出して自らの資質に新しく目覚め、自負心を持たせる契機となった。日本の帝国主義的支配、アメリカの援助と軍政へと続く歴史の中で振り払えなかった被支配意識、劣等意識、属国意識から抜け出して、真正な自主性を取り戻した。ベトナム派兵は自主性確立という見地で我が国の歴史上画期的な転換点になったのだ。
by 全経連(日本の経団連に該当)傘下のシンクタンク・自由経済院

自由経済院が主催する討論会の内容より翻訳抜粋。原文全文は以下ユーチューブ動画の解説文を参照。
https://www.youtube.com/watch?v=wgzppHTlUPM

だってさ。要約すると…

ベトナム戦争に出征した兵士達の犠牲の上に今日の韓国の経済発展があるッッッッ! あの戦争は正義の聖戦であったッッッッ! この戦争で韓国人は目覚めたのだッッッッ!

こういうセリフどっかで聞いた事あるな~。そうそう、私の知ってる極めて悪質なアジアの某国がこれと同じ事を言っていたな…。

「太平洋戦争で日本は多くの犠牲を出した。だが、彼ら英霊達の犠牲のおかげで今日の日本の平和・繁栄とアジアの解放は成し遂げられたのだッッッッ! 太平洋戦争は正義の聖戦なのであるッッッッ! 日本人よ、覚醒せよッッッッ!」
by 靖国神社(日本会議でも可)

日本の右翼や靖国神社と言ってる事おんなじじゃねえか! ベトナムで死んだ韓国軍兵士の「英霊」のおかげで韓国は発展しました、でも韓国軍がやった残虐行為は一切言及もしなけりゃ考慮もせず開き直ります、っていうのだから! 韓国でもベトナムでもこうした連中(日韓の好戦主義者・歴史修正主義者)の犠牲になってきたのが、「慰安婦」はじめとする日帝被害者であり、ベトナムにおける韓国軍の残虐行為犠牲者達であった。先の慰安婦合意という非道な事が強行された今だからこそ、「韓国の経済発展とその礎になったベトナム戦争」とやらの本質が問われなければならない。

この自由経済院というのは「韓国の経団連」こと全経連傘下のシンクタンクであるばかりか、最近問題になった朴槿恵政権の歴史教科書国定化案にも大賛成しており、韓国の体制主流派を最も代表する代弁者である事がお分かりいただけよう。この自由経済院のベトナム戦争観こそが韓国の財界はもちろん、保守・極右勢力、現極右政権&与党という、まさに韓国の体制主流派の総意そのものであるとみなしてほぼ支障はない。日本でもワコールや石播の会長が日本会議の会長までやっていたように財界もまた右翼性向の経営者ばかりで、これらが極右安倍政権と自民党のタニマチなのは誰もが知る通り。韓国でも今回の例のように大企業や財閥の経営者は右翼ばっかりで、これらが極右朴政権とセヌリ党のタニマチであるという構図は日本と全く違わない。日帝のアジア侵略を正当化して肯定するのが日本の体制主流派・パワーエリートの基本的歴史観であるように、ベトナム戦争派兵を正当化して肯定するのが韓国の体制主流派・パワーエリートの基本的歴史観なのである。

自由経済院のような韓国の体制主流派があたかも日本鬼的軍国主義者のごとき「靖国神社的英霊論」で自国の戦争犯罪行為を正当化している中で、「金大中が全部謝罪してくれた。ベトナムは韓国のおかげで経済発展した(だからチャラ)」などと言うのがどれだけとんでもない事かを考えねばならないだろう。同じ事を戦後ずっとやってきたのが日本ではなかったのか。

90年代末の韓国でベトナム戦争での残虐行為が暴かれる調査報道がなされて後、右派や体制主流派はそれに対する実に巧妙(?)な論陣を張ってきた。タブーが覆された今、それを反省したり謝罪するのではなく、日本と同じ事をして開き直ろうと。その正当化と美化の為に「特需による莫大な経済発展」「死んだ韓国軍兵士達を『英霊』扱いする」「この参戦によって韓国は劣等意識や被支配意識から抜け出して、『自主性』に目覚めた」というトンデモ神話をこじつけたのである。まさに日本の右翼が日帝のアジア侵略を正当化した屁理屈をそっくり真似たのだ。
ちなみに韓国のベトナム帰還兵達の団体はどれもとんでもない乱暴な右翼で、まさに俺達はお国の為に苦労したんだとばかりにいつも鼻息を荒げて偉そうにしている。こいつらは労働運動のデモや平和統一運動のデモ・反日デモ・政府への抗議デモなどが起こる度に出て来てはデモ参加者に暴力を振るい、警察もそれを見て見ぬ振りするというのも、これまた実にどこかのお国にそっくりな光景であろう。
それらに加えて韓国の経済紙誌では以後「韓国企業のベトナム進出を地元民は大歓迎」「韓国のおかげでベトナムは経済発展した」「かつての恩讐を越えて経済協力」という嘘臭い美談を大量に垂れ流すようになる。嘘だと思うなら「베트남 경제 한국(ベトナム 経済 韓国)」で検索してみればいい。今でもその手の韓国経済紙記事が大量に書かれ続けており、それらをよりどりみどりで閲覧出来るだろう。しかしながら現実にはこうした韓国のベトナム進出企業は大変な問題を度々起こしている。長時間低賃金労働、劣悪な職場環境、児童労働、労組やストライキへの暴力的対応などなど…。
こうしたまやかしの美談と神話で装飾した論陣が、韓国国内でのベトナム戦争派兵問題への論争や反発を沈静化するには役立ったかもしれない。だが日本に対してはどうであったか?

こうした韓国政財界人といったパワーエリートの主義主張を安倍や麻生どもが知らないはずがない。いや、それどころか誰よりも一番良く知っていただろう。日韓議員連盟(自民党どころか共産党もメンバーである!)やら海底トンネル議連などで日韓の保守政治家どもはベタベタの関係だ。酒席を共にした事も数知れまい。そこで韓国の政財界人らが「ベトナム派兵正当化論」を自慢げにベラベラしゃべればどうなるか。日本側が「何だよ、こいつら俺らと同じ事をベトナムに対して主張してるじゃねえか」となるのは当然であり、同時に「勝ったッッッッ!」という事を真っ先に思うだろう。何に勝ったかって? 従軍慰安婦問題や強制連行などの植民地支配責任問題に決まっているではないか! ベトナム派兵を美化・正当化して加害行為を徹底無視する韓国の政治家が、日本に対して「従軍慰安婦問題の解決」を要求して交渉する? 交渉もへったくれもなく、常識的に考えれば日本側に嘲笑されて終わりだろう。先の慰安婦合意、韓国側は徹頭徹尾日本側に尻尾をつかまれていた。「おまえらも俺らとおんなじ事(ベトナム特需&残虐行為)さんざんやって甘い汁吸ったんだろ!」と。おまけにアメリカもまた「歴史問題棚上げして安保協力を」という「日韓和解」を強力に後押ししていたのだから。結果は御覧の通りである。
韓国がベトナム戦争での虐殺行為を黙殺し、戦死者を「英霊・軍神」に仕立て上げてヨイショし、その犠牲のおかげで韓国の経済は発展しました、その後もベトナムは韓国のおかげで経済発展しました、韓国は戦後真面目に謝罪したからチャラだなどと主張していたら、今回のような事になるのは当たり前ではないか。もちろんこういう事を主張して来た連中は最初から「慰安婦」被害者の事など全く頭になく、平然と踏みにじって殺す事に何の躊躇いもないという点で、日本の極右勢力と完全に気脈を通じて軌を一にしていたのである。
そして韓国軍の残虐行為を報じた進歩派メディアも、時が過ぎて大いに変質した。今や「ベトナムは韓国のおかげで経済発展した論」がオーマイニュースなどの進歩派メディアに堂々と掲載される時代である。そうした事をさんざんしておきながら、あるいは朴裕河のごとき人間をさんざん重用しておいて、今さらしたり顔で日韓合意を批判している韓国メディアの多くは万死に値しよう。

日本
「大東亜戦争の英霊が払った犠牲の上に、戦後日本の平和と発展があるのだッッッッ! 日本は大東亜戦争でアジアを解放したのだッッッッ!」
韓国
「ベトナム戦争の英霊が払った犠牲の上に、韓国の経済発展があるのだッッッッ! 韓国はベトナム戦争で自らを解放したのだッッッッ!」

言うまでもなく「日本が大東亜戦争でアジアを解放した」などという神話は100%大嘘である。
言うまでもなく「韓国がベトナム戦争で自らを劣等感や属国意識から解放した」などという神話は100%大嘘である。

日本と韓国の体制主流派・パワーエリートにはどちらも「靖国精神」が依然として生き続けている! 日本と韓国が共有する最大の価値観とは、間違っても「民主主義」などでは全くない。日韓に共通する最大の価値観とは「靖国精神」と「天皇主義」である。大日本帝国の天皇制軍国主義と、それによる独特な残忍さを持った統治手法、その最もおぞましくも恐ろしい方式を最も忠実に学んで受け継いだ国が大韓民国であり、そのパワーエリート達だ。この事はどれだけ強調し過ぎてもし過ぎる事はない。
日本と韓国はその「靖国精神」に基づいて、戦後(第2次大戦&ベトナム戦争)に後ろなんか振り返れないほど超死屍累々な経済発展を成し遂げたアジアでただ二つの国家なのである。
日本も韓国も明仁天皇が大好きで仕方ない点では甲乙付け難い。曰く「平和主義者の明仁天皇がタカ派の安倍を牽制して下さっている」という、これまたあり得ない神話がどちらも大好きだ。

慰安婦合意が無理矢理に結ばされた今、次に政治的課題に登って来るのは「日韓合邦」ではあるまいか、と筆者は危惧している。これは冗談で言っているのではない。「靖国精神」と「天皇主義」という共通する価値観で結ばれた両国が一つにならない(なれない)方がおかしいだろう。もちろんこれは今日明日にすぐ実現するものではないが、時間を掛けて既成事実を積み上げた上で行われていくはずだ。口実はいくらでもでっち上げられる。「合邦すれば歴史問題解決」「合邦すれば独島問題解決」「合邦すれば北朝鮮や中国に対して強力な抑止力」「合邦すれば莫大な経済効果」「合邦すれば中国に対抗してアジアの主導権掌握」「東アジア共同体の第一歩」「世界一の平和主義者である天皇陛下に日韓両国を治めていただこう」などなど…。まずはEUのように域内検問廃止や共通ビザを設けて、今以上の往来自由化が進められる。その上で「国家連合」的な形でくっつけるのが推進されるのではないか。
もちろんこれは安倍と朴の任期や明仁の年齢を考えると、こいつらの時代には実現するのは難しい。つまり次の代に推進されるのではないか。韓国側について言えば、ポスト朴槿恵とされている有力な次期大統領候補(セヌリ党代表の金武星、国連事務総長の潘基文、民主党の文在寅、国民の党の安哲秀)は全員が親米親日反共反北で、先の日韓慰安婦合意に対しても賛成か消極的反対(正しくは偽装反対)である。これらの誰が次期大統領になっても南北関係の改善は出来ない(と言うか、「北の体制を崩壊させて吸収統一」という観点に立ち、むしろ積極的に対立を深めようとする)上に、朴槿恵以上に日本の顔色ばかりうかがい、日本に代わって国内の日帝被害者とその支援者を弾圧するようになるだろう。北に対抗する為に日本からの助力を得ようと、ますます卑屈になる。これら「次期執権者」が「日韓合邦」へと邁進して行く事になるのではないか。もちろんアメリカもこれに反対はしないだろう。

天皇訪韓は明仁の寿命を考えると難しいと思うが、それでも先の日韓合意のように無理矢理生きてるうちに駆け込みで強行する可能性もあり得るので、油断が出来ない。これはまさに日帝の「勝利宣言」としての訪問になるだろう。そしてその次の天皇が訪韓するとしたら、それはまさに「日韓合邦」のシンボルとしての訪問になる。明仁のセガレはその役目を見事なほどに果たすのではないか。安倍という最凶の「悪役レスラー」のおかげで、天皇父子の「ベビーフェイス」イメージはかつてないほど極まっている。徳仁も韓国では「安倍を牽制してくれている」という神話のおかげで大人気なのだから。

これらはあり得ない話であろうか? 過去の歴史を見てみよう。
かつて19世紀末に日本が朝鮮を侵略しようとした初期に利用した一番露骨な手駒が金玉均であった。金玉均は福沢諭吉や井上馨の支援を受けてクーデター(甲申政変)を起こすものの、三日天下に終わって日本へ亡命し、その後は惨めな流転人生を送って、福沢や井上からも見捨てられ、最後は朝鮮政府の送った刺客に殺される。金玉均は朝鮮における親日売国奴の元祖だった。だが日本の侵略がさらに激化したのは金玉均の死後であり、朝鮮内部に李完用ら乙巳五賊のようなさらなる親日売国奴が権勢を振るうようになったのも金玉均の死後なのである。朝鮮の外交権と軍事権を剥奪する乙巳勒約が結ばれたのは金玉均の死(1894年)から11年後(1905年)の事だ。
今の日韓で金玉均と同じ役割を果たしているのが朴裕河だろう。だが、2015年日韓慰安婦合意が成立した今、朴裕河の政治的役割は完全に終わり、「出し殻」状態である。頼みとしていた日本の「パパ」達の中からも和田春樹や柄谷行人のように見切りをつける者が出始めた。それでも支持声明者が190余人も出て大船(セウォル号?)に乗ったつもりでいたら、反対派の賛同人が倍の380人にも増えて公開論争を挑まれ、多勢に無勢とばかりに36計を決め込む有様なのが朴裕河の近況である。反対派からの公開論争を恐れて逃げた朴裕河はその後、アメリカで浅野豊海(笑)の助けを借り、ほとんど身内としかいいようのないクズ連中(浅野豊海、アレクシス・ダデン、李晟允(イ・ソンユン 이성윤)ら。こいつら全員日韓合意を評価・賛成している。ダデンなんか「今回の合意には日本政府の公式的謝罪が込められている」とまで言っているのだから! 李晟允に至っては「これ(日韓合意)は国際上効力がある」とまで言って、この不当な密談野合を「事実上の条約」へと既成事実化するのに必死である)と八百長プロレスまがいの「日韓合意を評価する公開討論」をやって強がるのがせいぜいであった。今の朴裕河の立場は、まさに甲申政変に失敗して福沢諭吉や井上馨といった日本の有力者に見捨てられた頃の金玉均にぴったり該当する。この女の命運は今や完全に尽きており、破滅も遠くはあるまい。
だがもっと邪悪なのが朴裕河の退場後にやってくる可能性が高い。金玉均が自ら親日派の女スパイとして悪名高い裵貞子を育てた上、金玉均の死後に李完用が権勢を振るうようになったように、朴裕河や朴槿恵が退場した後に裵貞子や李完用的ポジションに該当するもっと悪質な輩が出て来るのではないか。洪世和や蔣正一や琴泰燮ら(こいつら全員韓国では「左派」という事になっている!)のような朴裕河支持声明に賛同した文化人の中にその手の「候補」は腐るほどいるし、先述したポスト朴槿恵の有力候補どもは全員李完用的な振る舞いをしそうな点ではいい勝負だ。
この手の連中は口を開けば「北は遠からずソ連のように消滅する」と言う(ようになって、もう20数年経つのだ)が、実際に消滅する可能性があるのは南の方だろう。それも日本に「吸収合併」される形で! もし「日韓合邦」が行われれば、表面上は「対等合併」のように装うが、実質的な「存続会社」は間違いなく日本になるであろうから。
いすれにせよ、朴裕河個人の命脈が尽きても、その後が恐いのである。その点についても警戒を怠ってはならない。


“야스쿠니 정신”은 일본과 한국이 공유하는 가장 큰 가치관이다.
「靖国精神」は日本と韓国が共有する最大の価値観である。
「靖国精神」是日韓共有最大的価値観。
"The Yasukuni Spirit" is most philosophy that Japan and South Korea share.
(英語と中国語は間違ってたらすいません)

「靖国精神」と「天皇主義」で結ばれた日本と韓国が一つになる。それもまた決して杞憂ではないと、警告を発しておきたい。
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韓・米・日・国連、全部クソ

今はただただ怒りしかなく、解放70年にして日韓協定50年の年に敢えてこうした妥結を結んだ日韓両政府の犯罪的行為を糾弾するのみ。今後とも今回の日韓合意が無効であり、撤廃させる為に戦ってゆかねばならない。今回の「合意」はまさに「第2の日韓協定」であり、朴槿恵政権がスタートした際に徐勝氏(に限らず、実際には多くの人々も)が憂慮した事が現実となったものと言える。

「この問題を二度と蒸し返すな」
日本側のこうした主張に丸々乗っかった韓国側。今回の「合意」「最終解決」とやらは日韓両政府のまさに共犯関係による所産であり、加えて「日韓は歴史問題よりも安保協力を優先しろ」と要求してきたアメリカの意向も大きく作用した。これら米日韓共同正犯による歴史的犯罪行為は永遠に記録されねばならない。

今回の一件で韓国側の報道事例をざっと見てみると、目立つのが例の「一定評価」なる珍妙な言い回しだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151229-00000025-jij-kr
慰安婦合意に一定評価=法的責任回避と批判―韓国紙
時事通信 12月29日(火)8時31分配信

 【ソウル時事】29日付の韓国各紙は慰安婦問題に関する日韓合意を軒並み1面トップで報じた。
 大半が社説で「日本政府の責任が初めて公式認定された」(中央日報)などと一定の評価を下した。
 中央日報は「合意が社会的に受け入れられるかどうかは、日本側の態度に懸かっている」と訴え、誠意ある対応を求めた。
 朝鮮日報の社説も「日本軍の関与や日本政府の責任を認め、首相が謝罪したことは肯定的に評価できる」と述べた。ただ、「今後韓日間で何が起きるか分からない状況で、最終的かつ不可逆な合意とした部分が適切だったかは疑問だ」と指摘した。
 各紙がおおむね合意を歓迎する中、「法的責任なくして最終解決なし」と手厳しく批判したのは、左派系のハンギョレ新聞。「法的責任を認定しない案について、両国政府が『最終』と判断する権利はない」と突き放し、「法的責任を回避しようとするなら、慰安婦問題は決して完全には解決しない」と主張した。 

日本側のメディアが朝日から産経まで今回の「合意」を歓迎するのは当然だとして、対する韓国のマスコミも基本的には今回の「合意」を芯から批判・拒絶している訳でなく、むしろ「評価」している事が分かる。何しろ韓国マスコミの大部分は日本の安保法案の時にも「対北抑止力」になるからといって「一定評価」した前科があるのだから、当然と言えば当然だろう。歴史問題や植民地支配の被害者の事よりも、日本との「和解」や「安保協力」が大事だというのが韓国の政府並びに報道界の本音であり、規定路線であったという事だ。
今回の「合意」も日本の法的責任を一切認めていないし、「国民基金」はじめとする過去の例とさしたる違いはない。それを「明らかな進展」(ハンギョレ日本特派員の吉倫亨)などと言ってしまう時点で、どんだけ脳内お花畑かが分かろうというもの。日本の法的責任は認めず、たかが10億円(ちなみに東日本大震災の時に韓国が日本へ送った義援金は約43億円)のはした金で「解決」を図り、韓国側は今後は一切この問題持ち出さず、少女像も撤去する、ユネスコの記憶遺産にも申請しない…。これは韓国側の一方的な外交的敗北どころか当初から白旗掲げての平身低頭であり、「一定評価」出来る余地すら全くない。韓国マスコミが朝鮮日報からハンギョレにいたるまで、朴裕河その他のニューライト植民地近代化論者を紙面で大きく取り上げてやった行為が、2015年12月28日まさに大輪の花を咲かせたという訳だ! おめでとう! 今回の「乙未勒約」を成就させたのは君達の功労だ! かつての乙巳五賊・庚戌国賊らと同じように、天皇陛下と安倍総理大臣閣下から形ばかりの爵位とはした金の恩給を存分に拝領するがよい!

http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201512291106321&code=970203
「最終解決」の文句が入らねば交渉をやめろ…安倍、協議を前にして外相に指示(京郷新聞

http://www.pressian.com/news/article.html?no=132095
セヌリ「慰安婦合意案歓迎…韓日関係が解かれて幸い」(プレシアン)

http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201512282309125&code=910402
【韓日慰安婦問題妥結】「年内妥結」執着…拙速協議の批判に朴大統領「原則を考慮、最善の結果」(京郷新聞)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151229/k10010356051000.html
慰安婦問題合意 米高官が相次ぎ歓迎の声明

http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201512290914161&code=970201
アメリカ障害物片付いた…これからは韓米日三者安保協力の進展を期待」(京郷新聞)

・安倍
「(韓国に対して)気に入らねーんならやめろ。誰がてめえを北朝鮮から守ってやってると思ってんだ、コラ!」

・朴
「(「慰安婦」被害者に対して)これが最善の結果だ! 気に入らねーんならやめろ」

・セヌリ党
「日韓関係改善バンザイ!」

・アメリカ
「卑しき属国どもよ、大儀であった。褒めてつかわす」


韓米日三国の極悪無道さは言葉に言い尽くせない。ついでに国連事務総長の反応についても記しておく。まあ、予想通りと言えば予想通りだが。

http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201512290931381&code=970201
潘基文「朴槿恵・安倍が見せてくれたリーダーシップ評価」(京郷新聞)

国連の潘基文事務総長は28日、韓国と日本政府の慰安婦問題合意に対して歓迎すると明らかにした。
潘総長は「朴槿恵大統領と安倍晋三総理が両国関係の発展の為に見せてくれたリーダーシップとビジョンを評価する」とし「この合意が両国関係改善に寄与する事を期待する」明らかにした。
彼は「東北アジアの国家達が歴史に対する認識に基づいて未来志向的関係を作っていくのが重要だ」と強調した。


何度も書いてきた事だが、潘基文は国連事務総長の任期が終わったら、韓国の2019年大統領選挙に出馬する気マンマンである(もちろん表向きはとぼけているが)。今は与党セヌリ党と第1野党民主党のどちらに自分をより高く売り込めるか、その皮算用に余念がない。こいつがもし韓国の大統領になったらどんな事になるか、結果は火を見るより明らかだろう。欧米日帝国主義の大国・帝国、あるいはひたすら強者の立場でしかものを考えない人間。それが潘基文という男である。国連事務総長という立場で自民族の尊厳を貶め、植民地被害者同胞をセカンドレイプする潘基文という男、極悪さにおいては朴正熙・朴槿恵親子以上かもしれない。

사죄를 받을 권리와 형식은 피해자가 정하는 것이다.
謝罪を受ける権利と形式は被害者が定める事だ。


2015年最後の結論:韓国と日本が滅びない限りアジアに平和はない。韓国と日本は滅びるべき国である。

とりあえずちょっと宣伝

韓国での「帝国の慰安婦」裁判に対して日本の知識人達が抗議声明を出したという。

http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/26/park-yuha-charge-remonstrance_n_8659272.html
「帝国の慰安婦」朴裕河教授の在宅起訴に学者ら54人抗議声明(全文)

まさに恥知らずの極みと言うべきだろう。「朴裕河の学問の自由」だけは守れってか。何とも身勝手極まりないものだ。
朴裕河に愚弄された「慰安婦」被害者をセカンドレイプするに等しいこの声明、「日本の歴史家を支持する声明」でみっともなくはしゃいでた浅野豊美(韓国の朴裕河信者グループとベタベタの関係)はさもありなんと思うが、大江健三郎から李相哲のようなどーしょーもない反北朝鮮派デマゴーグまで、まさに右も左も関係なく網羅した大野合軍団といった感がする。一つ意外だったのは、和田春樹と吉方べきがこの賛同人に入っていなかった事だろう。これは筆者にとって本当に意外だった。
いずれにせよ、大江や小森陽一など、こいつらみんな「俺達のエロの自由だけは守れ」と言っているオタク業界の表現規制反対派と全く同じレベルだという事を天下に公言してくれた訳だ。それはそれで貴重なものと考えるべきか。

朴裕河については朝鮮語記事の続きがもう少しで書き終わる所なので、今しばらくお待ちいただきたい。
その代わりと言うか、直前で恐縮だが鄭栄桓氏の学習会が11月28日に立教大学池袋キャンパスで行われるので、お時間のある方はぜひどうぞ。今回の声明の件も含めてさらにタイムリー性が増したと思う。日本でも韓国でも今朴裕河が異常に気持ち悪い持ち上げられ方をしており、こうした不気味な流れにより多くの怒りを発していかねばならない。

「コップの中の嵐」韓国の歴史教科書国定化問題について

韓国の朴槿恵政権が歴史教科書を国定化するといって、向こうでは大変な反対運動が起こっている。これは簡単に言って日帝植民地時代や軍事独裁時代を美化する教科書に一本化しようという話であり、韓国という国はとうとうここまで来たのかと呆れるばかりだ。もっとも朴槿恵にせよ次期大統領有力候補と言われるセヌリ党代表の金武星にせよ、親日派の子であるという出自を考えれば当然の展開でもあったろう。
韓国で近年出た親日・独裁美化教科書は通称「ニューライト教科書」と呼ばれ、日本のつくる会教科書を丸写ししたのではないかとよく揶揄される。それほどまでに両者は酷似した部分が多い。それぞれの教科書が事実上の相手国言語版になっているのではないかと思えるほどだ。
韓国のニューライト勢力というのはこのように「日帝植民地統治のおかげで韓国は近代化した」「李承晩は韓国の国父」「朴正熙のおかげで韓国は経済発展した」という植民地統治・独裁礼賛と「骨の髄まで親米親日反共反北」という理念に凝り固まっており、そうでない「アカ・従北」は人間じゃないと平気でうそぶく。その総本山としてニューライト全国連合というのがあり、これが李明博と朴槿恵(この両人はよく「ニューライト大統領」と呼ばれる)を下支えしてきた。早い話が「韓国版日本会議」である。自民党と安倍晋三のバックに日本会議があれば、セヌリ党と朴槿恵のバックにニューライト全国連合あり。日韓いずれにも全国的に巨大な極右組織があり、保守政権の影の支え役になってきた歴史がある。
こうした韓国ニューライト勢力の中にはとりわけ笹川系の日本財団関係から金をもらっている連中が何人もおり、日韓の癒着・共犯関係が現在においてもいかに根深いものであるかを我々に教えてくれる。これまで嫌になるほど述べてきたように、日韓は互いに大の仲良し国家であり、この日本が兄で韓国を弟(もちろんアメリカがオヤジ)とする「日韓協定体制」は1965年から今に至るまで基本的な部分では何も変わってはいない。「今の日韓関係は最悪。だから仲良くしようぜ」などという安田浩一的な言説はこうした歴史と国際情勢を全く無視した世紀の大ペテンである。こうした歴史教科書をめぐる日韓極右政権・勢力の動きを見れば一目瞭然ではないか。

ただし、韓国で起こっている歴史教科書国定化反対運動もちょっとどうなのよ、と思う部分が多い。と言うのも、今起こっている国定化反対の論理を見ていて必ず出て来るのが「このままでは北みたいになる」「経済発展と民主化を同時に成し遂げた偉大な韓国の歴史が教えられなくなる」という事を必ずと言って良いほど主張しているからだ。以下のオーマイニュースやハンギョレの記事にそれがよく表れている。韓国の進歩派勢力とは何と論理薄弱な集団である事か!

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002151654
北韓式唯一史観とは」蔚山で国定化反対運動
新政治(民主党)蔚山市党の反対世論戦、高校歴史教師達1人デモ(朝鮮語記事)

特に彼らは「子供達が学ぶ歴史教科書を、政権の口に合う唯一史観を注入する為に北韓式唯一教科書にしてはならない」とし「丹齋・申采浩先生が朝鮮上古史で『歴史を忘れた民族に未来はない』と強調したように、親日と独裁は正しい歴史たりえない。憲法に明示された大韓民国の法統は抗日闘争と自主独立」だと指摘した。


なぜこういう重大な場面でさえ北の事をこき下ろす「従北狩り」をしなければ反対出来ないのか? 国定化が嫌なら「維新時代に逆行する」「植民地時代の皇民化教育に逆行する」とでも言えば済む話ではないか。親日・独裁賛美教科書を批判するのに同胞である朝鮮民主主義人民共和国をわざわざ卑下するという全くの筋違いな行為をして平気なこの者達は、反北感情において朴槿恵政権と何ら違いはない。この者達はどこぞのネオコン転向左翼のポンチ絵描き並みに低劣な水準である。それどころか朴槿恵が今後作るであろう維新時代回帰の国定教科書は間違いなく現行教科書よりもはるかに朝鮮共和国の事を悪く書くだろう。親父の維新時代の反共教育では「北に住んでるのは人間ではなく、角を生やした鬼」と真面目に教えていたのは有名な話ではないか。「国定化したら北みたいになる」と真面目に主張している北嫌いな連中がなぜそれに反対するのか、筆者には全く理解出来ない。「北は人権のかけらもない地獄みたいな独裁国家」と言って嫌っているなら、教科書の記述が維新時代のように戻っても何の不都合もないであろうに! 
「その通りだよ。国定教科書では君達も大嫌いな北の事をもっと悪く書こうというんだ。君達(ハンギョレ、京郷新聞、民主党、正義党などの進歩派)だって『北は世界でも最悪の人権抑圧国』って事ある毎に言ってたじゃないか。それの何が気に入らないんだね?」
朴槿恵政権からこのように言われたら連中はぐうの音も出ないだろう。

上記よりもさらに最悪の例は延世大学の学生達が作ったという大字報だろう。またしてもオーマイニュースがこんなものを好意的に大きく取り上げている。

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002152532&PAGE_CD=ET001&BLCK_NO=1&CMPT_CD=T0016
「歴史教科書国定化、朴槿恵最高指導者の慧眼」?
大学街の奇抜な「国定教科書反対」大字報話題、寸鉄人を刺す内容を見てみると(朝鮮語記事)
15.10.19 13:48 最終アップデート 15.10.19 18:30

この記事の内容をかいつまんで説明すると、延世大学(石丸次郎の母校である!)の学生達が朴槿恵を北の金正恩になぞらえて国定化をからかったポスターを張り出したというもので、その文面も朝鮮共和国のマスコミで最高指導者を称える際の口調や文体そっくりにしたというものだ。はっきり言ってこれは前述のネオコン転向左翼のポンチ絵描きかシャルリエブド並みに酷い差別・蔑視感情丸出しの内容で、これを作った者は朴槿恵政権よりも北の事をはるかに嫌い、憎悪しているとしか思えない。これは率直に言って風刺にも皮肉にも全くなっておらず、反北感情を煽り立てるだけのものである。こういう代物を張り出す事で国定教科書に反対するどころか、むしろ人々の北に対する蔑視・対立感情を増大させて結果的にニューライトを利するだけという事も分からないのか。そんなに北が嫌いならどうして国定教科書に反対する必要があろう。歴史教科書が国定化でニューライト教科書に一本化されれば、この大字報と同レベルな北への憎悪と対立を煽るカリキュラムが激増するのは間違いないのだから。
親日教科書に対する当てこすりをするなら、朴槿恵を昭和天皇なり神功皇后なり豊臣秀吉なり李完用なりになぞらえるネタをやるのが正しい。それをせずにわざわざ朝鮮共和国や金正恩になぞらえるというのは、この作者がどれだけ歴史に無知であり、今の韓国に蔓延する反北感情に媚びて迎合する事しか頭にないかを表している。案の定、この大字報は他の進歩派メディアでも大絶賛して持ち上げ始めた。ハンギョレプレシアン京郷新聞…。ハンギョレの記事によればこの大字報の作者ははっきりと「私は国定化に反対します。なぜなら北について行く事だからです」言っており、北に対する嫌悪感を隠しもしない。こういう人間が教科書国定化反対のヒーロー扱いされているのである。これでは南北対立を煽る朴槿恵らニューライト勢力と何ら違う所がない。こういう露骨な反北記事ならば、ハンギョレ日本版がまたしても喜んで翻訳して何日もサイトのトップに乗せ続けるのではないか。2015年10月19日21時現在、ハンギョレ韓国本家ではこの大字報紹介記事をトップに掲載しており、もはや朴槿恵を攻撃したいのか北を攻撃したいのか分からない状況だ。


このように「親日・独裁美化教科書」に反対してるはずの勢力までもがそれを「反北扇動・従北狩り」に仕向けようしているのが、今の「韓国民主主義」の現住所である。これで本当に「親日・独裁美化教科書」や「日本の歴史修正主義」に対抗出来るのか。南北の対立が深まるほど日本は喜び、得をする。日本の歴史修正主義者や軍国主義者を批判する資格を自ら投げ捨てているのが、こうした韓国の低劣な運動姿勢に他ならない。

続いては真打登場、我らがハンギョレ新聞ですッッッッ!

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/22257.html
[ニュース分析]教科書が自虐史観? 敗者として登場するのは日本帝国主義と独裁
登録 : 2015.10.19 03:39 修正 : 2015.10.19 06:57

 特に専門家たちは、韓国現代史を民主化と産業化の観点から記述することは、世界のどの国とも比較できない「肯定的な歴史記述」だと強調する。キム・ハンジョン韓国教員大学歴史教育科教授は「韓国は経済成長だけでなく、第2次世界大戦に巻き込まれた国としては珍しく民主化にも進展が見られた。これを浮き彫りにするのは自虐史観ではなく、肯定的な史観」だと述べた。政治・経済成長と民主化を同時に成し遂げた点を強調するのは、韓国を肯定的に記述する“クライマックス”という指摘だ。
(中略)
 歴史教育の目標は、過去を反省し、現在と未来に二度と不幸な歴史が繰り返されないようにすることだ。専門家たちは、過去の過ちに対する反省のない歴史教育は、歴史というよりは「国家広報」と看做すべきだとして懸念を示している。ソウル大学国際大学院のパク・テギュン教授は「韓国近現代史研究の一般的な前提は、『植民地を克服し、分断という困難な状況の中でも、経済成長と民主化を成し遂げた歴史』という点だ。その前提の上で「私たちが継続的に、このような成果を繋いていくためには、過去にあったどのような問題を解決できるのか」という観点から歴史を記述しなければならない。それを自虐史観だとするなら、歴史学としての任務を放棄したも当然だ」と指摘した。

 現行の教科書の歴史記述を肯定的に捉えるのか否定的に捉えるのかは、“大韓民国の主体”を誰に求めるのかという問題とも関連している。大韓民国の主体を統治者と支配層とするなら、親日と独裁について記述するのは、韓国の歴史を否定的に教えることになる。しかし、大韓民国の主体を国民であり、市民とするなら、私たちの歴史は親日と独裁を独立運動と民主化運動を通じて克服した“勝利の歴史”となる。


はい、例によってまた出て来ましたよ。韓国は「経済成長と民主化を成し遂げた」という自画自賛が。その経済発展の中身(ベトナム特需、過酷な労働環境、とてつもない環境破壊、第三世界への経済侵略など)はそんなに御立派なものだったのか、本当に韓国の民主主義の程度(まだ国家保安法が現存し、それによって左派政党が政権の意のままに強制解散させられる国である!)は素晴らしいものなのかが問われているのだ。それをすっ飛ばして事もあろうに「勝利の歴史」などとは! これには朴槿恵や金武星らもびっくりだぜ! 朴槿恵や金武星らは親日派にして独裁勢力だった親父達の悪行をなかった事にした自分らの「勝利の歴史」を教科書に入れようとしている訳だが、それに反対する側も韓国の「経済発展」や「民主主義」のお粗末な実態を歪曲した自分らの「勝利の歴史」に拘泥しているのである。どちらも間違った歴史であるのに違いはない。間違った歴史を押し付けようとしている所へ間違った歴史で対抗してどうするというのか? 今韓国で起こっているのは率直に言って「朴正熙バンザイ史観vsエセ民主主義バンザイ史観」でガキの喧嘩をしているのに過ぎないだろう。どちらも有害な歴史観である事に違いはなく、今韓国社会を大いに騒がしている歴史教科書国定化問題の本質が「コップの中の嵐」でしかなくなっていると筆者が断ずるのはこの為だ。

この構図は日本にいる我々にも見覚えがある。安倍政権の安保法制に対して「戦後70年間日本は平和国家であり続けた」という大嘘を論拠に反対運動していた者達の姿に何とそっくりなのかと思う。今の韓国歴史教科書国定化問題というのは、色々な意味で日本における安保法制と同じ位置付けなのではないか。日韓どちらの政権も安保法と歴史教科書国定化という無法を力で押し通した(通そうとしている)事、それに反対する側の多くも「平和国家」「民主主義」という大嘘の歴史で対抗しようとしている事、これらがいずれも戦後日韓の軍拡化や反共ファシズム体制や安保協力の“クライマックス”とも言うべきものだという事だ。
今の韓国の「民主主義」がいかに不完全であり、誇れるような水準ではない事か。それを十分に認識した上で国定化に反対する者がいくらかでもいれば、例え今日敗れてもいつか再起する事は出来る。だが、今の韓国の民主主義が「勝利の歴史」などと自惚れていては再起の道すらおぼつかない。どうしてここまで自惚れた度し難い自画自賛が出来るのか? 

「歴史を忘れた民族に未来はない」とは国定化反対派にもあてはまる。

歴史教育の目標は、過去を反省し、現在と未来に二度と不幸な歴史が繰り返されないようにすること」と言うが、国定化に反対している者ほど「民主化以後」と「経済発展」の不幸な歴史をないがしろにしてはいないか。

「大韓民国の法統は抗日闘争と自主独立」と韓国の憲法には明記されているが、それが現実に実践・実現されているとでもいうのか? この事は日本の9条並みに実現されておらず、自慢出来るようなレベルではない。

「大韓民国の主体を国民であり、市民とするなら、私たちの歴史は親日と独裁を独立運動と民主化運動を通じて克服した“勝利の歴史”となる」だって? だとしたら韓国の民衆は現実には決して勝利などしていない。親日派と独裁勢力の跋扈する韓国の現実は何なのか? 「勝利の歴史」とは嘘の歴史である。

今の韓国の歴史教科書国定化反対運動はとんでもない反北主義志向(思考)をはらんでもおり、これが韓国人の南北対立感情を激化させる可能性も否定出来ない。「自分ら南は経済発展した素晴らしい先進国の民主主義国家。北は人が餓死する貧乏な後進国の独裁国家」という歪みきった醜悪な優越感がこのような教科書問題にまで滲み出てくるというのは、自画自賛を通り越して夜郎自大の域にまで達している。

日本の安保法制反対運動の構図は
「大日本帝国バンザイ派vsエセ平和国家バンザイ派」で、どっちも「戦後70年間日本は平和国家だった」「北朝鮮は韓国だけでなく日本の平和も脅かしている」という点で大いに認識が一致。
韓国の歴史教科書国定化反対運動の構図は
「朴正熙バンザイ史観vsエセ民主主義バンザイ史観」で、どっちも「経済発展と民主化を同時に達成した韓国良い国エライ国」「子供達に北のような教育をして良いのか!」という点で大いに認識が一致。


このような姿こそ過去に民主化闘争で犠牲になった人々に対する冒涜であると筆者は考える。果たして韓国の教科書国定化反対運動に賛同して良いものか、躊躇させるに十分ではないか。

日本という「平和国家」は安倍晋三の登場によってある日突然破壊されたのではなく、その実態は戦後70年間もずっと軍事大国化への道を歩み、他国の戦争に関わって利益を得てきた汚い国であった。それと同じように韓国の「民主主義」とやらは朴槿恵の登場によってある日突然破壊されたのではなく、87年の民主化宣言以降も極めて不完全なものであり、絶え間なく逆コースを歩み続けて来たのである。それは「勝利の歴史」などとは程遠い。

韓国の現状は安保法案反対時の日本以上に厳しく絶望的なのではないか。

「日本の歴史家を支持する声明」について その2

・戦後日本の肯定と美化という歴史歪曲

従軍慰安婦問題はじめとする大日本帝国の犯罪行為について、必ず付きまとうのが当の日本による「歴史歪曲」の問題だ。「従軍慰安婦はただの売春婦であり、決して強制ではなかった」「強制連行はなかった」「関東大震災の時に朝鮮人による暴動は本当にあった。だから虐殺はやむを得なかった」「日韓併合は合法」「日本は植民地時代の朝鮮にいい事をしてやった」「南京大虐殺はなかった」「軍艦島は日本の輝かしい産業革命遺産」「日本はアジアをヨーロッパの植民地から解放する為に戦争した」などなど。こうした日本人自身による荒唐無稽な歴史歪曲と捏造話を誰しも一度は聞いた事があるだろう。そして今の日本ではこうした歪曲史観こそが、冗談ではなく本当に社会の主流となっている。テレビを見ればそうした番組が毎日のように放送されているし、本屋に行けばその手の本がどこでも山と積まれて非常に良く売れているという。帝国主義国家の中で日本ほど歴史修正主義の天国はない。

「日本の歴史家を支持する声明」に戻ってみると、この声明では「日本の多くの勇気ある歴史家が、アジアでの第2次世界大戦に対する正確で公正な歴史を求めていることに対し、心からの賛意を表明するものであります」としており、そうした歴史修正主義者達とは一線を画した「勇気ある歴史家」へのエールとなっている。なるほど。その「勇気ある歴史家」とやらが日本にどれだけいて、どんな人間達なのかは具体的に挙げられていないので分からないが、とにかくそうした歴史家を支持するのだと。日本帝国主義の被害者当人達ではなく、歴史家の側を支持するという回りくどい主客転倒な論理については前回指摘した通り大きな問題なのだが、それでも日本の歴史修正主義に対抗するという意味はあるように見えるだろう。
そう、この声明は日本の歴史修正主義に対抗するものなのだ、と。
では、この声明に込められた歴史観、具体的にはこの声明を作成した人間達の歴史観と言うべきだが、それは一体どのようなものであろうか?

「この声明は戦後70年という重要な記念の年にあたり、日本とその隣国のあいだに70年間守られてきた平和を祝うためのものでもあります。戦後日本が守ってきた民主主義、自衛隊への文民統制、警察権の節度ある運用と、政治的な寛容さは、日本が科学に貢献し他国に寛大な援助を行ってきたことと合わせ、全てが世界の祝福に値するものです。」
「今日の日本は、最も弱い立場の人を含め、あらゆる個人の命と権利を価値あるものとして認めています。」

この声明では上記のように述べている。戦後の日本は平和で、素晴らしい民主主義国家だった! 自衛隊もきっちり文民統制されており、警察も節度を持って治安を守ってきた! 日本は外国に多大な援助をしてきたし、社会的弱者の命と権利も認めてきたのだ!

…これは冗談や皮肉ではなく、この声明が真顔で主張する「戦後の日本国家像」である。これが戦後の日本だって? 何をどう見たら日本の戦後70年がこのように見えるというのか?

1945年の日本敗戦から2年後の1947年に「不戦・非武装」を謳う今の日本国憲法が出来たものの、1950年の朝鮮戦争勃発後には早くも自衛隊の前身である警察予備隊が創設され、わずか3年で憲法9条は反故にされている。1950年からの違憲状態が日本ではもう65年も続いているのだ。さらに日本は朝鮮戦争に海上保安庁(旧日本海軍をルーツに持つ、準海軍組織)の特別掃海部隊を派遣しているばかりか、いわゆる「朝鮮特需」と呼ばれる軍需景気によって莫大な経済的恩恵を受けた。戦後日本の経済発展が「朝鮮特需」と、その後再びベトナム戦争で同じような事を繰り返した「ベトナム特需」なしにあり得なかった事は誰もが知る所である。
戦後間もない時期だけではない。1991年中東湾岸戦争後の自衛隊掃海部隊のペルシャ湾派遣に始まり、その後は自衛隊のPKO海外派兵が常態化するようになる。しかもこれら自衛隊派兵(PKOであるかないか問わず)は決して「平和・人道」の為に行われたものなどではなかった事に留意せねばならない。2003年のイラク戦争の際にも米軍支援の自衛隊派兵が論議されたが、当時の小泉内閣の閣僚達は皆一様に派兵の理由を「石油の安定確保の為」と答弁していた。石油の為の海外派兵だ! 石油が欲しいから軍事行動するんだ! アメリカの石油資本をバックにしたブッシュ政権でさえ絶対に口にしなかった(と言うより、だからこそそんな事は言えなかった)欲望丸出しの本音を、ここまで平然と言ってのける日本! まさに、全てが世界の祝福に値するものであります! 

さらに今や日本の自衛隊は他国に海外駐屯基地まで構えているではないか。アフリカのジプチには自衛隊の基地が作られ、基地の保護の為に自衛隊が「必要な措置」がとれる、あるいは刑事裁判権を日本が「すべての要員について行使する」ことを明記するなど、事実上の「治外法権」とも言うべき地位協定をジプチ政府と結んでいる。まさに米軍が日本や韓国に対して結んでいるのと同じ「不平等条約」を、日本は自分よりもさらに弱い立場の国に対して押し付けているのだ。果たして今後、米軍が沖縄や韓国で仕出かしている蛮行(婦女暴行、地元民への暴力行為、頻発するひき逃げ、危険物質の不法投棄、核兵器・生物化学兵器などの無断持込と秘密実験など)を、日本軍(自衛隊)がジプチで絶対に行わないなどと保障出来る者がいるだろうか? 韓国では今、駐韓米軍によって炭疽菌やボツリヌス毒が秘密裏に持ち込まれて基地で実験が行われていたという恐るべき事実が暴露されたが、細菌兵器の実験と言えばかつて日本の731部隊も世界的に悪名を轟かせた。そしてその研究データと引き換えに731部隊関係者を戦犯から免罪してやったのがアメリカであり、そのデータに基づいて朝鮮戦争で実戦にまで使用したのもアメリカであった。そのアメリカは南朝鮮にある基地で21世紀にまたしても細菌兵器の秘密実験を行っていたという。
731部隊の蛮行だけでなく、旧日本軍が中国各地で秘密裏に遺棄した化学兵器が戦後に多くの犠牲者を出した事も忘れてはならない。駐韓・駐日米軍が後にさんざんやらかす危険物の不法投棄を、日本軍はこの頃から先取りしていたのだ。
このように本国で出来ない危険な実験や不法投棄も、治外法権な外国駐留基地ならやり放題である。後は野となれ山となれ。果たしてジプチの日本軍基地は…。
元祖人体実験731部隊の日本軍! その731部隊の「研究成果」が、あるいは遺棄した毒ガス兵器が事もあろうに戦後においても旧植民地国や被侵略国の民衆を殺し続けた平和国家日本! まさに、全てが世界の祝福に値するものであります! 

これが「戦後70年間守られてきた日本の平和」とやらの実態である。朝鮮戦争でもベトナム戦争でもイラク戦争でも他国の侵略戦争に積極的支持を表明するか甚だしくは軍事組織をも派遣し、軍需景気や石油確保といった経済権益確保に血眼になってきた。さらに侵略戦争の落とし子とも言うべき人体実験のデータや遺棄した化学兵器が、戦後も被侵略国の民衆を殺し続けてきた。それが戦後日本の真の姿である。これを平和国家と呼ぶのは勝手だ。だがそのような歴史観に基づいた声明を平然と発表して恥じる事のない者達を「歴史修正主義者」と断ずるのもこちらの勝手である。

自衛隊の文民統制だって? 1963年の三矢作戦研究を知った上でそういう事を言っているのか? 自衛隊の軍人達が秘密裏に行ったこの研究はシビリアンコントロールとは最もかけ離れたものであり、極めて攻撃的な軍事作戦内容から、専守防衛とも180度考え方を異にする。三矢作戦ばかりでなく、その後も自衛隊からはシビリアンコントロールを屁とも思わない軍人が度々登場しているではないか。イラクで勝手に「駆け付け警護」をして戦闘行為に自ら飛び込む事を目論んでいた佐藤正久(イラク派兵時に第1次イラク復興業務支援隊長)や、日本の核武装を主張している田母神俊雄(当時航空総隊司令官)などは特に有名な例である。佐藤は今や政権与党自民党の国会議員であり、田母神は売れっ子の軍事評論家として自衛官時代よりも羽振りが良いぐらいだ。自国軍人がシビリアンコントロールに平然と背き、それどころかその後もさらに乗勝長躯(승승장구 朝鮮語で「出世街道」の意)・好衣好食(호의호식 朝鮮語で「贅沢三昧」の意)していい目を見られる国・日本! まさに、全てが世界の祝福に値するものであります! 

警察権の節度ある運用だって? 日本警察の代用監獄や転び公防を知った上でそういう事を言っているのか? 日本の代用監獄が国際的な人権組織から撤廃勧告を受けたのは1度や2度ではない。警察の密室留置所で威圧的・暴力的な取調べが行われ、してもいない犯罪の自白を強要される。冤罪の温床となってきたこの制度が21世紀になっても存続し続け、国際的な批難にも関わらず日本という国はこれを改善するつもりが全くない。「民主主義国家」に生まれ変わったはずの戦後日本においてさえも! 
さらに日本警察が左翼や市民運動を弾圧する為の常套手段に「転び公防」がある。逮捕・拘束したい相手の前で警察官が自分から勝手に転んでおいて、「暴力を振るわれて転ばされた。公務執行妨害だ」と言って逮捕する。知らない外国人が見れば笑い話か冗談と思うかもしれないが、これは本当に日本警察が最も頻繁に使う常套手段だ。転び公防に似た例として、立件すら出来ないような言い掛かりによる逮捕も多い。例えば日本では5月28日に、経済産業省前で反原発の抗議活動をしていた市民3人が建造物進入容疑で逮捕された上に、12日間も拘留して家宅捜索まで行った(6月9日に不起訴・釈放)が、検察側がこれを立件する事すら出来なかった事からも分かるように、これは明らかに転び公防と同質のこじ付けによる不当逮捕であった。こういう無茶苦茶な不当逮捕と長期拘留による恫喝といった警察権の濫用が日本では常態化しているという典型例だ。
代用監獄制度が出来たのは1908年の監獄法以来であり、今年で107周年を迎える。この冤罪の温床、反人権の極みたる代用監獄が100年以上も存続し、「警察権の節度ある運用」を象徴するという日本! 転び公防やそれに類する不当逮捕が日常茶飯事と化しているほど「警察権の節度ある運用」が行われている国・日本! まさに、日本とその警察のあいだに107年間守られてきた代用監獄を祝うため、全てが世界の祝福に値するものであります!

…こうした事例は戦後日本の一部でしかない。実際にはもっと酷い例が不知其数(부지기수 朝鮮語で「無数」の意)にある。戦後日本は傍目には一見民主主義的・平和主義的な装いをしてはいたものの、実際には根本的な部分で変革はなされておらず、それどころか再軍備やファシズムへの回帰に時間を掛けて取り組んできたのが真の「戦後日本」であった。そうした視点を欠いた歴史観など全くもって有害でしかない。

「今日の日本は、最も弱い立場の人を含め、あらゆる個人の命と権利を価値あるものとして認めています。」
だと? これはまた一体何の冗談なのか? 声明ではこれに
「今の日本政府にとって、海外であれ国内であれ、第2次世界大戦中の「慰安所」のように、制度として女性を搾取するようなことは、許容されるはずがないでしょう。」
と続けており、「日本のような弱者の命と権利を尊重する国」が従軍慰安婦問題を解決しようとしないのはおかしい、とも読める一節だが、それは全く逆だ。日本は戦後も一貫して「最も弱い立場の人を含め、あらゆる個人の命と権利」を踏みにじって来た国だったから、従軍慰安婦をはじめとする日本帝国主義の被害者を救済せず、それどころか差別と抑圧を加えてきたのである。因果関係が完全にひっくり返っているのだ。
そればかりか、今の日本では中国・ベトナム・ミャンマーなどから外国人労働者を「技能実習生」の名目で呼び寄せて過酷な低賃金・長時間労働で働かせるという、事実上の奴隷労働・人身売買が国家的に公然と行われているではないか。「第2次世界大戦中の「慰安所や強制連行」のように、制度として人間を搾取するようなこと」は、戦後70年を経た21世紀の今でも平然と許容されている。


「日本の歴史家を支持する声明」が描写する「戦後日本像」、すなわち「戦後日本が守ってきた民主主義、自衛隊への文民統制、警察権の節度ある運用と、政治的な寛容さ」「最も弱い立場の人を含め、あらゆる個人の命と権利を価値あるものとして認めている」なるものは全く事実に反する。すなわちこの声明(及びこれを作成した者達)自体が歴史修正主義の権化という事だ。
ところがこの声明では驚いた事に「日本の多くの勇気ある歴史家が、アジアでの第2次世界大戦に対する正確で公正な歴史を求めていることに対し、心からの賛意を表明」すると同時に、「彼女たちの身に起こったことを否定したり、過小なものとして無視したりすることも、また受け入れることはできません」として日帝の犯罪行為を隠蔽する歴史修正主義勢力(便宜上、以下「日本極右」とする)を批判する素振りを見せている。敗戦後日本の歴史を歪曲した者が、敗戦前日本の歴史を歪曲している者を批判する? 歴史修正主義者同士の言い争いではないか。このような行為こそ、日本帝国主義の被害者にとって実に迷惑千万なものである。日本極右という歴史修正主義者が、別の歴史修正主義者に批判された所で痛くも痒くもない。「おまえ達も歴史をねじ曲げているではないか」と言われておしまいだ。それどころか日本極右勢力に「不当な攻撃にさらされた」という「正当化」の口実すら与える事になりかねない。
この声明は従軍慰安婦はじめとする日帝被害者には何のプラスにもならず、むしろ有害無益なものだ。それはこの声明自体が歴史修正主義の塊であるからに他ならない。

なぜこの声明ではここまで「戦後日本」を超美化しなければならなかったのか? 日本極右がそうであるように、あらゆる歴史歪曲には政治的動機がある。この声明の歴史歪曲はいかなる政治的動機に基づいているのだろうか?

一方で気がかりな部分は他にもたくさんある。この声明が歪曲して伝えているのは「戦後日本の歴史」だけではなく、現在の我々を取り巻く国際情勢についても同様だったからだ…。
(続く)

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