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2015年現在日本最大最凶のカルト「戦後70年日本は平和国家だった教」

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015031400343
戦後70年、平和の歩み不変=岸田外相

岸田文雄外相は14日、インドネシアのカラ副大統領、シンガポールのシャンムガム外相と仙台市で個別に会談した。岸田氏は「今年は戦後70年の節目の年だが、日本の平和国家としての歩みは不変だ。積極的平和主義の下、地域と国際社会の平和と安定に一層貢献していく」と表明、日本の外交方針に理解を求めた。 (2015/03/14-19:39)


官房長官・菅義偉公式ブログより抜粋
http://ameblo.jp/suga-yoshihide/entry-12027349633.html
 2015-05-16
平和安全法制を閣議決定:国民の生命を守る

我が国は戦後70年間、一貫して平和国家としての道を歩んできました。
我が国の安全を守るだけでなく、世界の平和と繁栄に大いに貢献してきました。
今や世界各国から評価されている平和国家としての歩みは、これからも不変です。
安倍内閣は外交を通じて平和を守り、積極的な平和外交を展開して参ります。

同時に、万が一への備えも怠ってはなりません。
北朝鮮問題など、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることも事実です。
国民の命と平和な暮らしを守ることは、政府の最も重要な責務です。

そのために今回、「平和安全法制」を閣議決定しました。

日米同盟を強化すると同時に、域内外のパートナーと信頼および協力関係を深める。
その上であらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする法整備を進めるものです。


日本国内閣総理大臣・安倍晋三曰く
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0709csis.html
平成27年7月9日CSIS主催シンポジウム「20世紀のグローバル・ヒストリーの省察―21世紀の新しいビジョンに向かって」における安倍内閣総理大臣挨拶

戦後、我が国は先の大戦に対する痛切な反省の上に立ち、一貫して平和国家として歩んできました。そして、奇跡と言われた経済発展を成し遂げ、アジアを始めとする世界の国々と共に繁栄してきました。
 日本の歩みは、戦後独立を遂げた多くのアジア諸国のモデルとなりました。また、ODAやPKOなど国力に応じた国際貢献をたゆむことなく積み重ねてきました。
 更に日本の平和主義も90年代から平和を積極的に支える姿勢に転じてきました。私は、政権発足以来『国際協調主義の下での積極的平和主義』を掲げてきました。
 日本の近代史は、明治から開戦までが70年余、そして敗戦から今日までが70年です。これから戦後の方が長くなります。私は、戦後70年の日本の歩みを誇りに思います。


・安倍の退陣を迫り、安保法制にも反対している(という事になっているらしい)SEALDs曰く
https://twitter.com/sealds_jpn/status/621088173041430529
70年間平和を保ってきた日本がこれからどんな道を歩んでいくのか、その未来への責任は、今の大人たち全員が背負っている。」
15:45 - 2015年7月14日


・アメリカの日本研究者達の「最大公約数」声明より抜粋
http://www.asahi.com/articles/ASH575KGGH57UHBI01Y.html
日本の歴史家を支持する声明(全文)
2015年5月7日21時22分

 また、この声明は戦後70年という重要な記念の年にあたり、日本とその隣国のあいだに70年間守られてきた平和を祝うためのものでもあります。戦後日本が守ってきた民主主義、自衛隊への文民統制、警察権の節度ある運用と、政治的な寛容さは、日本が科学に貢献し他国に寛大な援助を行ってきたことと合わせ、全てが世界の祝福に値するものです。

署名者一覧
ジョン・W・ダワー(マサチューセッツ工科大学名誉教授)


・自分とこのアクセス数自慢が3度の飯より大好きな(笑)某政治ブロガー曰く
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1402.html
KY復活の安倍晋三とジョン・ダワーの「日本の誇るべき力」

 このように安倍晋三や公明党の醜態ばかりが目立った先週にあって、一服の清涼剤とも言うべきは、8月4日付朝日新聞に掲載されたジョン・ダワーのインタビュー記事「日本が誇るべき力」だった。このインタビューについては、ダワーが岸信介や安倍晋三を批判した部分のみ『kojitakenの日記』に引用して紹介したが、実はこの部分などダワーのインタビューの中ではほんの枝葉末節に過ぎない。孫崎享や「小沢信者」に読ませたい部分ではあっても核心部ではない。インタビューの全文転載はむろん朝日新聞社の著作権を明白に侵害するので、以下いくつかの部分を抜粋して引用、紹介したい。なお、岸信介や安倍晋三を批判した部分は割愛するので、その部分については『kojitakenの日記』を参照されたい。

    (前略)
     ――その理念は、なぜ、どこから生じたのでしょうか。
     「日本のソフトパワー、反軍事の精神は、政府の主導ではなく、国民の側から生まれ育ったものです。敗戦直後は極めて苦しい時代でしたが、多くの理想主義と根源的な問いがありました。平和と民主主義という言葉は、疲れ果て、困窮した多くの日本人にとって、とても大きな意味を持った。これは、戦争に勝った米国が持ち得なかった経験です」
     「幅広い民衆による平和と民主主義への共感は、高度成長を経ても続きました。敗戦直後に加えて、もう一つの重要な時期は、60年代の市民運動の盛り上がりでしょう。反公害運動やベトナム反戦、沖縄返還など、この時期、日本国民は民主主義を自らの手につかみとり、声を上げなければならないと考えました。女性たちも発言を始め、戦後の歴史で大切な役割を果たしていきます」

    (中略)
     「繰り返しますが、戦後日本で私が最も称賛したいのは、下から湧き上がった動きです。国民は70年の長きにわたって、平和と民主主義の理念を守り続けてきた。このことこそ、日本人は誇るべきでしょう。一部の人たちは戦前や戦時の日本の誇りを重視し、歴史認識を変えようとしていますが、それは間違っている」
(中略)
    (朝日新聞 2015年8月4日付オピニオン面掲載ジョン・ダワー氏インタビュー記事「日本の誇るべき力」より)

 いかがだろうか。私はこのインタビュー記事に大いなる感銘を受けた。子ども時代以来形成してきた思考の原点に立ち戻らせてくれたと思った。古舘伊知郎はこのインタビュー記事を読んで涙を流したというが、珍しく古舘と意見が一致したと思った。

(中略)
 『戦後史の正体』を読んで「目からウロコが落ちた」と感激してた人たちは、実は目に偏光(偏向)板からなる大量のウロコを貼り付けられただけだったのだ。その腐ったウロコを落とす格好の名著が『敗戦(敗北の誤りであろう:引用者注)を抱きしめて』である。毒書『戦後史の正体』の解毒剤に、これほどうってつけの本はないと叫びたい今日この頃なのである。


おお、凄い! 安倍内閣の閣僚達はもちろん、それと対立しているはずのSEALDsだのジョン・ダワー(とその声明)だのアクセス数亡者の某政治ブロガー(昔はまともな事を結構言ってたのだが、ここ2.3年は…。今や某非国民ブログと同じような運命をたどったな…)だの、右も左もなく(笑)「戦後70年間日本は平和で民主主義だったんだ! 日本国民がそれを築き上げたんだ!」の大合唱だ! これって一体…。

こいつら全員に共通しているのは、恐ろしいほどの倒錯したウルトラ国家主義だろう。「世界の祝福に値する平和・民主主義国家たる戦後日本」というナルシズムに酔って(またはそれが幻想という事を百も承知しながら確信犯的にうそぶいて)いる。かつての大日本帝国を官民一体で突き動かした思想的柱は国家神道だったが、21世紀のネオ軍国ジャパンでその役割を果たすのが何なのかはもう明白であろう。「日本は戦後70年平和だった」というまるで戦後日本の実態や史実(朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラクやカンボジアをはじめとする自衛隊派兵、ジプチの自衛隊基地などその他山ほど)と符合しない、白日夢に酔い痴れる奇人集団の狂信的戯言だ。

2015年現在日本最大最凶のカルト
「戦後70年日本は平和国家だった教」

今やこのカルトは自民党政権はもちろん、安保法案に反対してデモをしている学生団体にまで広がり、猛烈な勢いで信者を増やしている。ひょっとしたらすでに創価学会や神社本庁をはるかに凌ぐ教勢に達しているかも知れない。「日本は戦後70年平和だった」という教義の下、日米新ガイドライン体制、安保法制、朝鮮半島への軍事的脅威、辺野古基地建設強行、アジアへの謝罪拒否の継続といった事がさらに強く推し進められる事になるだろう。「日本は戦後70年平和だった」これを認めぬ者は人にあらず国民にあらず、日本と世界の平和を乱す「非国民」なり! この点については安倍晋三、岸田文雄、菅義偉、SEALDs、ジョン・ダワー、日本の歴史家を支持する声明、某政治ブロガー、みんな足並みをそろえているではないか! 安倍とSEALDsが全く同じ事を言っているという事実にこそ目を向けなければならない。だからSEALDsは現代の青年報国運動そのものなのである。3.11以降の日本を席巻した「右も左もない」のまさに一大決定版であり、この者どもが協調して日本をさらなる地獄へと導いていくだろう。
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