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韓国という国の現住所~天皇を神と崇める臣民の国への退化

これまで何度も書いてきたように韓国のマスコミでは異常なほどに倭王親子が「平和主義者」として気持ち悪いほどにヨイショされている。明仁・徳仁親子を批判する文章なんて、韓国のマスコミで見た事がない。日本のマスコミ以上に倭王批判を見る事が難しいのが、「反日国家」韓国の報道界の実情である。「反日国家」どころか、あの国はまだ日本の植民地なんじゃないのかと言いたくなるくらいの惨状だ。今の韓国マスコミの「テンノーヘーカバンザーイ!」ぶりは、ある意味日帝植民地時代より酷いと言っても過言ではない。
8日の「お気持ち」放送については朝鮮日報・中央日報・東亜日報の保守三大紙が15時直後に揃ってトップ記事速報として報じていた。しかも「平和主義者のテンノーヘーカは退位を希望する事で、タカ派である安倍の改憲を押さえようとしてくれている」というまたしてもお決まりの論調で! こういう現状を見てもなお「韓国は反日国家」などと言っている奴のツラが見たい。
朝鮮語の読める人は一度「평화주의자 일왕」(平和主義者 日王)で検索してみるとよい。筆者の言っている事が間違いでない事が一目で確認出来るはずだ。ただし、明仁・徳仁を虫唾が走るくらいさわやかにヨイショするものすごく気持ち悪い記事が山ほど出て来るので、くれぐれも検索と閲覧は「自己責任」でお願いします! まさに「インターネット検索地獄」!







↑韓国保守三大紙の2016年8月8日15時30分頃のスクリーンショット。明仁の「お気持ち」放送間もなく一斉にトップ速報で流していた。

筆者が今回調べた韓国マスコミの中で、まさに最狂・最凶・最悪・最低の記事を一つ挙げるとしたら、何と言っても東亜日報8月9日付の「カードニュース」という記事であろう。写真を使った「図解・僕達の平和主義者明仁陛下」とでも言わんばかりの凄絶な内容で、そのあまりの地獄ぶりに、悪しき歴史の記録として思わず翻訳したくなっちゃいましたよ。日本の新聞でもここまで書いた所はそんなにないんじゃなかろうか。唯一張り合えるとしたら、例の「産経よりひでえ」と評判の東京新聞8月9日社説(通称:天皇制永続社説または万世一系社説)ぐらいであろう。東京新聞は少し過ぎると記事が無料では読めなくなってしまうので、この社説は「証拠物件」として誰か「魚拓」を取った方が良いのではないか。それともすでに誰かやってる? もしこの「天皇制永続社説」の魚拓が取られているなら、アドレスなど御教示いただければ幸いです。
いずれにせよ、この東亜日報の記事は「倭王のお気持ち」をめぐる韓国マスコミの記事の中ではぶっちぎりの一番凄過ぎる代物で、まさに臣民の世界チャンピオンとしか言いようがない。下記のようにタイトルからして地獄の中の地獄だぜ。

http://news.donga.com/Main/3/all/20160809/79654675/1
[카드뉴스]일본의 살아있는 양심·평화주의자 ‘아키히토 일왕’
[カードニュース]日本の生きている良心 平和主義者「明仁日王」
入力 2016-08-09 18:15:00 修正 2016-08-09 18:27:52

※WARNING!
読者の精神を毒する可能性があります(特に朝鮮語が読める人は)ので、上記リンク先記事の閲覧はくれぐれも「自己責任」でお願いいたします。超A級閲覧注意物件! なお、この記事は東亜日報日本語版では翻訳配信されていません。


朝鮮語が読めなくても画像見ただけでどういう内容かは大体察しがつくと思う。超気持ち悪い、それこそ日本マスコミでもなかなか見られないくらいの明仁超ヨイショ記事である。が、記事の内容について一応簡単に説明すると、

・明仁は生きている良心で、日本の右傾化に立ち向かう平和主義者。
・生涯を日本帝国主義が残した過誤の収拾に捧げた彼の退位は、東北アジアの情勢にも大きな影響を及ぼす。
・明仁は西欧式教育を受けたので、日本のアジア侵略を反省して平和の大事さを悟った。
・明仁はかつて日本が侵略した国々を相次いで訪問するという、「謝罪旅行」を行った。
・明仁陛下はタカ派の安倍と対立しているんですッッッッ!
・明仁陛下は韓国に対しても格別の関心をお持ちなのですッッッッ!
・明仁陛下がおられなくなったら、日本の右傾化はもっと早くなっちゃうよぉぉぉぉぉッ!
・だからアジア各国が陛下の譲位をもどかしい目でみつめているんだぁぁぁぁぁッ!
・親父の裕仁は悪玉だったが、明仁は素晴らしい善玉。
・明仁の息子のうち、徳仁は素晴らしい善玉だが、秋篠宮は悪玉(徳仁待望論)。

…書いてて嫌んなってきた。にわかには信じられないかもしれないが、本当にこういう内容である。
参考までにこの記事の画像を一つだけ引っ張って以下に転載する。繰り返すが、くれぐれも閲覧注意! 見たくない方は画面を素早くスクロールさせて飛ばして下さい。






↑「日本の生きている良心 右傾化に立ち向かう平和主義者 明仁日王(1933~現在)」と書かれている。しつこいようだが、これは韓国の大手新聞に載った記事である!




21世紀になって韓国の新聞にこんな「皇室アルバム」まがいの記事が大量の画像付きでデカデカと載る時代が来ようとは…。完全に植民地時代に逆戻りしとるわ。救いようがねえ。いや、あの頃は総督府に無理矢理やらされていた所があってそれに抵抗した記者も結構いた(後のオリンピック日章旗抹消事件など)のだが、植民地統治から解放されたはずの時代に、それも明らかに自発的でうれしそうにこういう記事を載せている今現在の方がはるかに悪い。記事の内容と雰囲気からして、これを書いた記者も本気で明仁を平和主義者だと信じ込んでいる可能性が高いと思う。よくもそこまで洗脳されたものだ。人間とその社会は進化する事もあれば停滞・退化する事もあるのは当然だが、その退化する様をこれほどあからさまに見せてくれている例は珍しいであろう。ある意味「貴重」なサンプルかもしれないが…。




↑日帝時代の東亜日報。今の東亜日報はこの時代に完全に逆戻りした。いや、もっと酷い。

一方のハンギョレや京郷などの進歩派新聞は速報こそ出さなかったが、やはり「テンノーヘーカは安倍を牽制してくれている平和主義者」という馬鹿の一つ覚えは全く変わりがない。韓国のマスコミは右から左まで予想通りの総壊滅状態で、ある意味実に「平常運転」だなと妙に納得してしまった。こいつら普通の日本人以上の臣民ぶりだわ。従軍慰安婦被害者達は朴槿恵や朴裕河だけでなく、こいつらからも殺される事になるだろう。
日帝時代に最も著名で「進歩的知識人」と思われていたのが李光洙や崔南善といった親日知識人で、これらが当時率先して植民地支配の正当化と日帝の侵略戦争への協力と皇民化教育を扇動した。今の韓国で左右問わぬほとんど大部分のマスコミが連日のように明仁親子を平和主義者だと超美化扇動している姿、かつての李光洙や崔南善らと何ら違う所がない。
冗談でなく、韓国が再び日本の版図に落ちる日はそう遠くないのではないか。
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日韓(悪い部分ばかり)仲良くしようぜ~水産市場篇

築地市場の豊洲移転が迫っているという。先の都知事選の結果でこれはさらに加速され、反対派への圧力はさらに強まる事だろう。全く見ていてやりきれねえの一言だ。豊洲市場は土壌汚染や高額な家賃といった問題の他に建物自体がとんでもない欠陥だらけである事も次々に明らかになっており、こんな所へ移転したら商売どころか間違いなく大事故による大惨事が起こるであろう。それも多数の死傷者を出して。このリアルにスリル満点な豊洲市場建物の問題については建築家である森山高至氏のブログに詳しい。

『築地市場の豊洲移転が不可能な理由』

連載1:http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12175575070.html
連載2:http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12176233153.html
連載3:http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12177304039.html
連載4:http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12177861238.html
連載5:http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12179682327.html
連載6:http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12180173429.html
連載7:http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12181179050.html
連載8:http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12181631290.html
連載9:http://s.ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12182100325.html


で、森山氏の記事など豊洲市場の問題点を読んでいて、筆者はとてつもなく嫌なデジャブを感じてしまった。





韓国のソウルには鷺梁津(ロリャンジン 로량진)水産市場というのがあって、首都ど真ん中の大型水産市場として魚介類を供給しており、ここには本職はもちろん今では一般人や観光客も大勢訪れる人気スポットとなっている。早い話が「韓国の築地」だ。日本人観光客向けの案内サイトもある。

http://www.konest.com/contents/shop_mise_detail.html?id=1469
鷺梁津水産市場

筆者が感じた嫌なデジャブというのは他でもない、この鷺梁津市場もまた最近新市場建設とそこへの移転が強行されつつあるという事だ。それに多くの商店が反対して抵抗している事、そうした反対派に対して陰湿で強権的な嫌がらせや圧力が加えられている事、そして何よりも新鷺梁津市場の建物にとてつもない欠陥が大量に存在するという事だ。新鷺梁津市場の欠陥については以下オーマイニュースの記事が詳しい。

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002186099
新鷺梁津水産市場…「あそこに入ったらみんな潰れる」
[現場]商人達はなぜ新しく建った建物に入ろうとしないのか(朝鮮語記事)

翻訳するのが面倒なのでかいつまんで記事内容を説明すると、この新市場に移るのを多くの業者達が反対している事、あそこに移ったら水産市場そのものが潰れかねないという事、その大きな理由である新市場建物の様々な欠陥を指摘したものだ。新鷺梁津水産市場の欠陥というのは

「とても作業にならないほど各通路が狭すぎ」
「生簀と駐車場の距離が長過ぎ」
「そもそも生簀を設置する部屋が狭過ぎ」
「生簀への海水供給パイプが細過ぎて、海水が一杯になるのに時間が掛かり過ぎ」
「排水溝が小さ過ぎて、生簀の水を抜いたら排水溝からあふれ出して市場が洪水状態に」
「旧市場には4つあった換気扇が、新市場には2つしかない。天井漏水による感電の危険も」
「生簀から駐車場までのクソ動線」
「生簀で使うサーモスタット室外機のクソ配置。生簀から室外機の場所までが遠過ぎて、その間に水温が…」
「荷の積み下ろしをする駐車場がクソ狭くて2台しか停められず。残り数十台は外で待つという、『トヨタ前の道路状態』に」

その他山ほど…ことごとく豊洲市場の欠陥・問題点とそっくり! 何で? どうして、日本と韓国で同じ時期に同じような水産市場移転が強行されて、しかもその新市場建物にほとんど同じような欠陥が山ほど存在する訳? 「シンクロニシティ」というのはまさにこういうのを言うのかもしれないが、豊洲市場と新鷺梁津市場は悪い部分ばかりが何もかも双子のごとくそっくり、それこそ安倍晋三と朴槿恵を見ているかのようだ!(笑) 
築地の人々やその移転に反対する人々で鷺梁津の出来事を知っているのはほとんどいないのではあるまいか。逆のケースもおそらくそうだろう。だからといってどうという訳ではないが、首都ど真ん中にある巨大水産市場移転問題で、日本と韓国の双方で鏡に写したかのごとくそっくりな問題が同時期に起こっているという事は知識として知っておいても良いのではないか。

豊洲市場と新鷺梁津市場もまた日本と韓国という「東アジアの双子の極右政権」という体制を実に良く反映した存在になりつつある。日本京丹後の米軍レーダー基地と韓国星州のTHAAD、沖縄辺野古&高江の米軍基地建設強行と済州島の海軍基地建設強行などとも同じで、これまでも存在した日韓の邪悪な部分の癒着・共犯関係・シンクロニシティというのが今や最高潮に達した時代だという事を、こうした部分でも嫌というほど実感せざるを得ない。

「安倍総理の参議院選挙勝利を心より大歓迎申しあげます」by 大韓民国大統領・朴槿恵

ざっと見た限り日本では現時点でどこも報じていないニュースなので、以下に翻訳して記録しておきたい。47ニュースの韓国版には出ているのに、日本版では全く触れられていないのは不自然な事であろう。まあ、理由は大体察しがつくが。


http://www.47news.jp/korean/korean_peninsula/2016/07/141843.html
韓国朴槿恵政権、日本与党参議院選挙勝利「歓迎」…「改憲」警戒感も(総合)
2016.07.11 10:55

【ソウル共同】日本自衛隊の海外進出に世論の憂慮が根深い韓国では、参議院選挙で改憲勢力が全議席数の3分の2を確保する事で改憲発議に対する現実感が高まったとして警戒感が強くなっている。聯合ニュースは日本の政界が「改憲政局」を急速に履行するだろうと展望。賛否が分かれる憲法9条よりも「緊急事態条項」新設を優先する可能性を指摘した。

一方朴槿恵政権は昨年末日本軍慰安婦問題の日韓合意に至った後、対日関係改善へと方向を旋回した。現政権の残り任期は約1年8ヶ月で、安倍政権の基盤が揺らいで慰安婦合意履行に影響を及ぼしたら任期内に対日外交で成果を上げるのが難しくなる為、参議院選挙の与党勝利を歓迎している。

朴政権は8日、アメリカの最新鋭地上配置型邀撃システム「高高度ミサイル防御体系(THAAD サード)」の韓国配置決定を公表し、日本と共にアメリカ主導のミサイル防衛(MD)に参加する姿勢を明確にした。朝鮮半島など地域の安全保障問題に対処する為にも日本の政権弱体化を望んでいない。


今回の選挙で改憲勢力は3分の2突破! さあ、改憲は時間の問題だ! 憲法9条はすでに死んでいる! まずは緊急事態条項だ! これで自衛隊は「国防軍」だ! 日本はこれで堂々と戦争が出来る国だ、軍国主義が完全復活だ! 日本鬼的軍国主義終底復活! これで日本は明確にアジアにとって軍事的脅威に…

…そう言われている矢先にこれだよ。朴槿恵は日本の与党勝利を「歓迎」だってさ。しかもその理由が「日韓慰安婦合意が履行出来なくなったら困るから」だという。どこまでも従軍慰安婦被害者を踏みにじって歴史から抹殺する事しか頭にない朴槿恵のやり方に怒りを禁じ得ないが、同時に日本の与党(自公)勝利を歓迎というのは、その結果到来するであろう改憲も歓迎するという事にしかならない。韓国の朴槿恵政権は日本の改憲・9条破棄を事実上歓迎しているのです! かつて日帝最大の被害国であった(はずの)国が、激しい民主化運動で民主化を勝ち取った(はずの)国が、その90年代の民主化以降日本の植民地支配責任を追及してきた(はずの)国が、今やここまで来ているのだ。本当に韓国という国は終わっている。日本が改憲を推し進めるのに、韓国という国は何の歯止めにもならないどころか、むしろそれを後押しするような真似をするであろう。
しかしそれも当然過ぎる結果かもしれない。昨年日本で安保法が通った際に、韓国のほぼ9割近いマスコミは何と論評していたか? 「日本の安保法案は対北抑止力になるから歓迎」右翼の朝鮮日報や中央日報から、進歩派(のはず)のハンギョレや京郷新聞までみんなこう言っていたではないか。少なくとも現時点で韓国のほとんどのマスコミは「日本与党の勝利歓迎」という社説やコラムの類は見当たらなかった。だが政権当局が「日本与党勝利歓迎」を旗幟鮮明にした以上、「日本が改憲して戦争出来る国になるのは、対北抑止力になるから歓迎」という記事が間違いなくこれからあふれ出すはずだ。ハンギョレなんてボンクラ日本特派員の吉倫亨(キル・ユンヒョン)が「日本の運命がかかった参議院選挙」などと言ってあたかも良識派ぶっていたが、改憲の前段階である安保法成立を「対北抑止力と中国の暴走制御になるから評価出来る」と誉めそやしてた新聞はどこの誰? 今さら何を言っているのかという話だろう。ハンギョレが今後とも日本の改憲問題に対して腰砕けでスタンスの定まらない報道しか出来ないのは、100%保証付きである。

いずれにせよはっきりしているのは、韓国の現政権は今回の日本参議院選挙における自公与党の勝利を歓迎した。すなわちそれに伴う「慰安婦合意履行」と「改憲」も歓迎する結果にしかならないという事だ。韓国マスコミの多数も程なくそれに一斉に追従するだろう。右も左も関係なく。中国や朝鮮共和国と違い、韓国は東アジアで日本の改憲と「戦争の出来る国化」を最も大歓迎し、それと強く協調する国になる。これは次の大統領選挙で政権交代しても基本的に変わる事はないだろう。韓国の政権と報道機関は日本の改憲を阻止する勢力には全くなり得ない。日本で本当に護憲運動をするならば、こうした国際情勢も十分に理解しておかねばならないだろう。

日本のマスコミが今回の件を報道したがらないのは、おそらく「朴槿恵なんかに歓迎されている事が広く知られたら、せっかくの与党勝利と改憲ムードがぶち壊しになる」つまり「改憲が韓国に歓迎されている。改憲は韓国を利する行為」だと思われてしまうのを警戒したのではあるまいか。舛添都政が韓国学校に敷地を貸そうとして嫌韓右翼の標的にされたが、安倍を同じような目に遭わせる訳にはいかないという忖度であろう。そんな事は全くの誤解にして杞憂なのだが…。日本政府だってTHAADの韓国配備を歓迎してたでしょ? こういう「嫌韓脳」も度を越すと、安倍を忖度するはずがむしろ足を引っ張るという逆効果に…ならねえか。なりませんね。

日本と韓国の「少子高齢化問題」

日本がずいぶん前から極度な少子高齢化に入り、現実に今や人口が減り始めているのは誰もが知る通り。「このまま人口が減って行けば日本はじんわりと死ぬ」などという話もあるが、筆者に言わせれば「別にいいんじゃね?」の一言だ。それでなくとも日本は人口多過ぎるし、元よりこんな国は亡んだ(あるいはそこまで行かなくても、今よりはるかに国力や国際的位相が低下する)方が日本人自身にとっても、何より他のアジア人民大衆にとっても間違いなく幸せな事であろう。だからこそ「日本死ね」だ。
そう言えば昔筆者とおんなじような事を言った男がいた。「教育工場の子どもたち」とか何とかいう題名の本だったと思うが、そのあとがきで「もし日本が今より貧しくなったとしても、その方がアジアの国々にとっても、何よりも日本人にとっても幸せな事だろう」といった趣旨の事を言っていたのである。これには筆者も当時その通りだと思ったし、今でもそう思う。で、その本を書いたジャーナリストに名前を尋ねれば、鎌田慧と答えた…。それから約30年後、鎌田記者は都知事選挙で「福祉は難癖」と詭弁の限りをつくして細川・小泉組を応援し、挙げ句は朴裕河の「帝国の慰安婦」をも大絶賛するという、どこに出しても恥ずかしくない立派な模範的大日本愛国臣民へと変貌を遂げましたとさ。
Happy End!

…冗談はともかく、日本で少子高齢化による人口減少を「国が亡ぶ、国が亡ぶ」と愛国者目線で騒ぎ立てている連中ほどウザい代物はいない。子供が少ない多いの問題ではなく、保育制度や教育制度の充実と安定が問題なのだから。「子育て支援」と「少子化対策」は同一ではあるまい。子育てや教育の支援というのは出生率や人口の増減に関係なくやるべき事だろう。それらに付随する結果として子供が多く生まれて人口が増加するという事はあっても、最初から「人口増加が経済発展の礎ッッッッ!」「産めよ増やせよッッッッ!」を目的にしてやるのは完全に前後を取り違えている。それは単なる国家主義的富国強兵策でしかなく、必ず悲劇的結果を招来するであろう。子育て支援や教育の充実を「少子化対策」や「人口増加」の手段とすべきではない。
とは言え、それすら日本で実現する事は現実問題としてあり得まい。「女は子を産む機械 by柳沢伯夫」「女は子を産んで国家に貢献しろ by菅義偉」「産めよ増やせよ。ただしお国は子育て支援なぞしません。子育ては自己責任・自己負担で。そうして育てた子供は漏れなく国家の奴隷的労働力として捧げよ」「女が子供を保育園に預けて仕事行くなんて生意気だ」というのが明治以降今も変わらぬ日帝の「國體の本義」なのだから、それ以前の問題だ。

そんな日本の「少子化問題」だが、同じような悩みを抱えていると言われているのが韓国である。韓国でも日本と同じでかなり前から「少子化問題」とその対策を求める声が上がってきた。日本と韓国は悪い部分ばかり似た東アジアの極右双子国家、こんな部分まで似てやがる…。と言いたくなる所なのだが、どうも韓国の実態はおかしいのである。結論から先に言うなら、韓国の「少子化」というのはガセである可能性が極めて高い。なぜかと言うと、韓国は出生率が日本並みかそれよりも低い(2010-2014年で1.23)という事になっているはずなのに、もうずっと人口が爆発的に増加し続けて落ち着く気配がないからだ。1980年代に在日社会では本国を指して「5000万同胞」という言葉がよく使われた。これは当時の南北本国の人口を合わせた数である。北が2000万届くか届かないか、南が3000万プラスアルファといった所で、それを称して「5000万同胞」と言っていた。その後、北ではあまり人口が増えず今でも2400万人くらいだが、南ではあれよあれよと言う間に人口が激増して2015年現在で5100万に達してしまった。80年代に南北合わせて約5000万が、今や南だけで5000万超している。異常なほどの人口爆発としか言いようがない。これのどこらへんが「少子化」なんだ? 中国では今や「一人っ子政策」をするまでもなく確実に少子化が始まっているというが、韓国の現実は全く逆だ。理解が出来ない。日本の出生率が1.46(2015年)で毎年約28万人ずつ人口が減ってるのに対し、韓国では出生率がそれより低い1.23で今でもあんだけ人口が爆発的に増えているのだから、こんな酷い矛盾がどこにあるというのか? 
ちなみに誤解のないように言っておくが、南に対して北の朝鮮民主主義人民共和国であまり人口が増えなかった理由は晩婚が非常に多い事と、性や家庭で子供を作り育てる事に関する教育がある程度しっかりしている所が大きい。南や日本の右曲がりな連中は「大飢饉のせいだ」と言いたいであろうが、それは違う。90年代の「苦難の行軍」と言われた大飢饉の死亡者数は20-30万人(もちろんこれとて痛ましい数だが)というのが今や定説であり、これは他ならぬ韓国側も認めているのだから。石丸次郎や萩原遼や高英起辺りが今でも諦めきれずに扇動している「餓死者300万人説」というのは、今やまともな研究者や国連はもちろん、韓国政府ですら採用していないトンデモ説だ。これは逆に言えば石丸次郎ら(とそれを追従している李信恵や梁英姫や「凡」などの、しばき隊系在日不良分子ども)がどれだけロクでもないトンデモかという事の証左でもあろう。朝鮮共和国で人口があまり増えてない事と90年代飢饉の相関関係は小さいと見るべきである。さらに、この人口増加の緩やかな朝鮮共和国は今でも無償教育を堅持しており、少なくとも子供を保育園や幼稚園に入れられなくて苦悩する母親はいないという事、金正恩時代になってそうした子供の養育施設や学校の建設が全国で著しく増加している事実も付け加えておく。

韓国に話を戻すと、これだけ低い出生率でこれだけ人口爆発が起こるのは考えられない話で、明らかに何かがおかしい。何らかのミスなのか意図的なものなのか理由と原因が分からないのだが、おそらく韓国の出生率統計というのはとんでもなく間違ったデタラメな数字が発表されているというのが筆者の推測である。日本よりも狭い朝鮮半島の、それも約4割程度の土地に5100万もの人口がひしめいているのだ。韓国が手を打つべきは「少子化対策」ではなく、人口の激増に伴う生活環境・自然環境破壊問題と人口の抑制であろう。
非常に嫌な予感なのだが、朝鮮半島の南半分は何10年もしないうちにまともに人が住める土地ではなくなるのではないかという気がしてならない。人口爆発に加えて、異常な数の原発、四大河川事業(李明博政権が行った韓国の大きな川四つに大量のダムを作って水の流れを堰き止めた大工事)による信じられない程の水質汚染などを放置するどころか推進し続けているのは狂気の沙汰である。特に四大河川の汚染は深刻で、日本ではほとんど報道されないが発癌性のアオコがあれだけ異常発生する様は地獄そのものだ。これの影響による飲料水汚染で今後どれだけ健康被害が出るか分かったものではない。仮に破局的な原発事故が起こらなくても、韓国では今後間違いなく癌患者が激増するだろう。もっともそうなった場合、環境汚染が原因の疾病で大量の死者が発生、人口が減った結果「見ろ、やっぱり韓国の『少子化と人口減少の危機』は正しかったんだッッッッ!」という牽強付会的結論が導き出されるという逆理も十分起こり得るが…。
日本? そんな韓国の未来予想図よりも、今現在はるかに悲惨でしょ? 人類史上最悪の原発事故起こしたの何年前よ? 

嫌韓や「仲良くしようぜ」一派や朴裕河擁護派集団が何と言おうと、日本と韓国は一貫して癒着・共犯関係にあるばかりか(悪い部分ばかりが)非常によく似た仲良し国家同士である事は否定しようのない厳然たる事実だ。ここ何年かで言われている「日韓対立」ほど壮大で酷い大嘘はない。2015年末の「日韓慰安婦合意」は日韓癒着・共犯関係の最たる象徴だ。が、そんな両国にももちろん違いはある。その最たるものの一つが「少子化」ではあるまいか。日本の少子高齢化は間違いのない事実で人口も現実に減り始めているが、韓国の「少子化・低出生率」は明らかに間違い(嘘?)で実際には人口が激増し続けているという事だ。あるいは逆に「少子化」の方が正しくて、人口が減ってるのを増えていると間違えている可能性も考えられるが。いずれにせよ韓国の「少子化」と「人口増加」のどちらかが間違っているのは確かだろう。
しかしながら日韓の大きな違いを一つ見せ付けられた所で、我々はここでまたどんでん返し的に日韓の仲良しそっくりぶりを突きつけられてショックを受けるのである。それは「少子化・人口減少の日本」「少子化(?)・人口爆発の韓国」共に子育て・教育支援に恐ろしく冷淡で、特に母親に対して子供を産み育てるのに過大な負担と労苦を押し付けたがるという事だ。「女は子を産む機械。黙って国家の為に産んで増やして貢献せよ」と強要したがる割には肝心の子育てをまともに支援せず、女性の自己負担・自己責任でやらせようとしたり、働く女性を生意気視し、セクシズムが蔓延してるという点で実に両国はそっくりではないか!

유감스럽지만, 와다하루키선생은 이제 손 쓸 단계가 지났습니다. 非常不好意思、和田春樹先生耽誤了。

유감스럽지만, 와다하루키선생은 이제 손 쓸 단계가 지났습니다.

非常不好意思、和田春樹先生耽誤了。

申し訳ありませんが、和田春樹先生は手遅れです。

Unfortunately, professor Wada Haruki is all too late.

ハンギョレに載った一連の徐京植・和田春樹公開書簡なのだが、もうこのようにしか論評のしようがないのではないか。それが筆者の感想である。詳しくはまた後日書こうと思うが、和田の言ってる事は完全に猟奇的誘拐犯かストーカー犯罪者の抱く「歪んだ幻想」そのもの。被害者からすれば全くもって迷惑以外の何者でもない。日本という国が国家丸ごと「犯毒集団」「ストーカー国家」と化している現状を非常に色濃く体現するに至ってしまったのではないか。

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