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日本と韓国の「少子高齢化問題」

日本がずいぶん前から極度な少子高齢化に入り、現実に今や人口が減り始めているのは誰もが知る通り。「このまま人口が減って行けば日本はじんわりと死ぬ」などという話もあるが、筆者に言わせれば「別にいいんじゃね?」の一言だ。それでなくとも日本は人口多過ぎるし、元よりこんな国は亡んだ(あるいはそこまで行かなくても、今よりはるかに国力や国際的位相が低下する)方が日本人自身にとっても、何より他のアジア人民大衆にとっても間違いなく幸せな事であろう。だからこそ「日本死ね」だ。
そう言えば昔筆者とおんなじような事を言った男がいた。「教育工場の子どもたち」とか何とかいう題名の本だったと思うが、そのあとがきで「もし日本が今より貧しくなったとしても、その方がアジアの国々にとっても、何よりも日本人にとっても幸せな事だろう」といった趣旨の事を言っていたのである。これには筆者も当時その通りだと思ったし、今でもそう思う。で、その本を書いたジャーナリストに名前を尋ねれば、鎌田慧と答えた…。それから約30年後、鎌田記者は都知事選挙で「福祉は難癖」と詭弁の限りをつくして細川・小泉組を応援し、挙げ句は朴裕河の「帝国の慰安婦」をも大絶賛するという、どこに出しても恥ずかしくない立派な模範的大日本愛国臣民へと変貌を遂げましたとさ。
Happy End!

…冗談はともかく、日本で少子高齢化による人口減少を「国が亡ぶ、国が亡ぶ」と愛国者目線で騒ぎ立てている連中ほどウザい代物はいない。子供が少ない多いの問題ではなく、保育制度や教育制度の充実と安定が問題なのだから。「子育て支援」と「少子化対策」は同一ではあるまい。子育てや教育の支援というのは出生率や人口の増減に関係なくやるべき事だろう。それらに付随する結果として子供が多く生まれて人口が増加するという事はあっても、最初から「人口増加が経済発展の礎ッッッッ!」「産めよ増やせよッッッッ!」を目的にしてやるのは完全に前後を取り違えている。それは単なる国家主義的富国強兵策でしかなく、必ず悲劇的結果を招来するであろう。子育て支援や教育の充実を「少子化対策」や「人口増加」の手段とすべきではない。
とは言え、それすら日本で実現する事は現実問題としてあり得まい。「女は子を産む機械 by柳沢伯夫」「女は子を産んで国家に貢献しろ by菅義偉」「産めよ増やせよ。ただしお国は子育て支援なぞしません。子育ては自己責任・自己負担で。そうして育てた子供は漏れなく国家の奴隷的労働力として捧げよ」「女が子供を保育園に預けて仕事行くなんて生意気だ」というのが明治以降今も変わらぬ日帝の「國體の本義」なのだから、それ以前の問題だ。

そんな日本の「少子化問題」だが、同じような悩みを抱えていると言われているのが韓国である。韓国でも日本と同じでかなり前から「少子化問題」とその対策を求める声が上がってきた。日本と韓国は悪い部分ばかり似た東アジアの極右双子国家、こんな部分まで似てやがる…。と言いたくなる所なのだが、どうも韓国の実態はおかしいのである。結論から先に言うなら、韓国の「少子化」というのはガセである可能性が極めて高い。なぜかと言うと、韓国は出生率が日本並みかそれよりも低い(2010-2014年で1.23)という事になっているはずなのに、もうずっと人口が爆発的に増加し続けて落ち着く気配がないからだ。1980年代に在日社会では本国を指して「5000万同胞」という言葉がよく使われた。これは当時の南北本国の人口を合わせた数である。北が2000万届くか届かないか、南が3000万プラスアルファといった所で、それを称して「5000万同胞」と言っていた。その後、北ではあまり人口が増えず今でも2400万人くらいだが、南ではあれよあれよと言う間に人口が激増して2015年現在で5100万に達してしまった。80年代に南北合わせて約5000万が、今や南だけで5000万超している。異常なほどの人口爆発としか言いようがない。これのどこらへんが「少子化」なんだ? 中国では今や「一人っ子政策」をするまでもなく確実に少子化が始まっているというが、韓国の現実は全く逆だ。理解が出来ない。日本の出生率が1.46(2015年)で毎年約28万人ずつ人口が減ってるのに対し、韓国では出生率がそれより低い1.23で今でもあんだけ人口が爆発的に増えているのだから、こんな酷い矛盾がどこにあるというのか? 
ちなみに誤解のないように言っておくが、南に対して北の朝鮮民主主義人民共和国であまり人口が増えなかった理由は晩婚が非常に多い事と、性や家庭で子供を作り育てる事に関する教育がある程度しっかりしている所が大きい。南や日本の右曲がりな連中は「大飢饉のせいだ」と言いたいであろうが、それは違う。90年代の「苦難の行軍」と言われた大飢饉の死亡者数は20-30万人(もちろんこれとて痛ましい数だが)というのが今や定説であり、これは他ならぬ韓国側も認めているのだから。石丸次郎や萩原遼や高英起辺りが今でも諦めきれずに扇動している「餓死者300万人説」というのは、今やまともな研究者や国連はもちろん、韓国政府ですら採用していないトンデモ説だ。これは逆に言えば石丸次郎ら(とそれを追従している李信恵や梁英姫や「凡」などの、しばき隊系在日不良分子ども)がどれだけロクでもないトンデモかという事の証左でもあろう。朝鮮共和国で人口があまり増えてない事と90年代飢饉の相関関係は小さいと見るべきである。さらに、この人口増加の緩やかな朝鮮共和国は今でも無償教育を堅持しており、少なくとも子供を保育園や幼稚園に入れられなくて苦悩する母親はいないという事、金正恩時代になってそうした子供の養育施設や学校の建設が全国で著しく増加している事実も付け加えておく。

韓国に話を戻すと、これだけ低い出生率でこれだけ人口爆発が起こるのは考えられない話で、明らかに何かがおかしい。何らかのミスなのか意図的なものなのか理由と原因が分からないのだが、おそらく韓国の出生率統計というのはとんでもなく間違ったデタラメな数字が発表されているというのが筆者の推測である。日本よりも狭い朝鮮半島の、それも約4割程度の土地に5100万もの人口がひしめいているのだ。韓国が手を打つべきは「少子化対策」ではなく、人口の激増に伴う生活環境・自然環境破壊問題と人口の抑制であろう。
非常に嫌な予感なのだが、朝鮮半島の南半分は何10年もしないうちにまともに人が住める土地ではなくなるのではないかという気がしてならない。人口爆発に加えて、異常な数の原発、四大河川事業(李明博政権が行った韓国の大きな川四つに大量のダムを作って水の流れを堰き止めた大工事)による信じられない程の水質汚染などを放置するどころか推進し続けているのは狂気の沙汰である。特に四大河川の汚染は深刻で、日本ではほとんど報道されないが発癌性のアオコがあれだけ異常発生する様は地獄そのものだ。これの影響による飲料水汚染で今後どれだけ健康被害が出るか分かったものではない。仮に破局的な原発事故が起こらなくても、韓国では今後間違いなく癌患者が激増するだろう。もっともそうなった場合、環境汚染が原因の疾病で大量の死者が発生、人口が減った結果「見ろ、やっぱり韓国の『少子化と人口減少の危機』は正しかったんだッッッッ!」という牽強付会的結論が導き出されるという逆理も十分起こり得るが…。
日本? そんな韓国の未来予想図よりも、今現在はるかに悲惨でしょ? 人類史上最悪の原発事故起こしたの何年前よ? 

嫌韓や「仲良くしようぜ」一派や朴裕河擁護派集団が何と言おうと、日本と韓国は一貫して癒着・共犯関係にあるばかりか(悪い部分ばかりが)非常によく似た仲良し国家同士である事は否定しようのない厳然たる事実だ。ここ何年かで言われている「日韓対立」ほど壮大で酷い大嘘はない。2015年末の「日韓慰安婦合意」は日韓癒着・共犯関係の最たる象徴だ。が、そんな両国にももちろん違いはある。その最たるものの一つが「少子化」ではあるまいか。日本の少子高齢化は間違いのない事実で人口も現実に減り始めているが、韓国の「少子化・低出生率」は明らかに間違い(嘘?)で実際には人口が激増し続けているという事だ。あるいは逆に「少子化」の方が正しくて、人口が減ってるのを増えていると間違えている可能性も考えられるが。いずれにせよ韓国の「少子化」と「人口増加」のどちらかが間違っているのは確かだろう。
しかしながら日韓の大きな違いを一つ見せ付けられた所で、我々はここでまたどんでん返し的に日韓の仲良しそっくりぶりを突きつけられてショックを受けるのである。それは「少子化・人口減少の日本」「少子化(?)・人口爆発の韓国」共に子育て・教育支援に恐ろしく冷淡で、特に母親に対して子供を産み育てるのに過大な負担と労苦を押し付けたがるという事だ。「女は子を産む機械。黙って国家の為に産んで増やして貢献せよ」と強要したがる割には肝心の子育てをまともに支援せず、女性の自己負担・自己責任でやらせようとしたり、働く女性を生意気視し、セクシズムが蔓延してるという点で実に両国はそっくりではないか!
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