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「安倍総理の参議院選挙勝利を心より大歓迎申しあげます」by 大韓民国大統領・朴槿恵

ざっと見た限り日本では現時点でどこも報じていないニュースなので、以下に翻訳して記録しておきたい。47ニュースの韓国版には出ているのに、日本版では全く触れられていないのは不自然な事であろう。まあ、理由は大体察しがつくが。


http://www.47news.jp/korean/korean_peninsula/2016/07/141843.html
韓国朴槿恵政権、日本与党参議院選挙勝利「歓迎」…「改憲」警戒感も(総合)
2016.07.11 10:55

【ソウル共同】日本自衛隊の海外進出に世論の憂慮が根深い韓国では、参議院選挙で改憲勢力が全議席数の3分の2を確保する事で改憲発議に対する現実感が高まったとして警戒感が強くなっている。聯合ニュースは日本の政界が「改憲政局」を急速に履行するだろうと展望。賛否が分かれる憲法9条よりも「緊急事態条項」新設を優先する可能性を指摘した。

一方朴槿恵政権は昨年末日本軍慰安婦問題の日韓合意に至った後、対日関係改善へと方向を旋回した。現政権の残り任期は約1年8ヶ月で、安倍政権の基盤が揺らいで慰安婦合意履行に影響を及ぼしたら任期内に対日外交で成果を上げるのが難しくなる為、参議院選挙の与党勝利を歓迎している。

朴政権は8日、アメリカの最新鋭地上配置型邀撃システム「高高度ミサイル防御体系(THAAD サード)」の韓国配置決定を公表し、日本と共にアメリカ主導のミサイル防衛(MD)に参加する姿勢を明確にした。朝鮮半島など地域の安全保障問題に対処する為にも日本の政権弱体化を望んでいない。


今回の選挙で改憲勢力は3分の2突破! さあ、改憲は時間の問題だ! 憲法9条はすでに死んでいる! まずは緊急事態条項だ! これで自衛隊は「国防軍」だ! 日本はこれで堂々と戦争が出来る国だ、軍国主義が完全復活だ! 日本鬼的軍国主義終底復活! これで日本は明確にアジアにとって軍事的脅威に…

…そう言われている矢先にこれだよ。朴槿恵は日本の与党勝利を「歓迎」だってさ。しかもその理由が「日韓慰安婦合意が履行出来なくなったら困るから」だという。どこまでも従軍慰安婦被害者を踏みにじって歴史から抹殺する事しか頭にない朴槿恵のやり方に怒りを禁じ得ないが、同時に日本の与党(自公)勝利を歓迎というのは、その結果到来するであろう改憲も歓迎するという事にしかならない。韓国の朴槿恵政権は日本の改憲・9条破棄を事実上歓迎しているのです! かつて日帝最大の被害国であった(はずの)国が、激しい民主化運動で民主化を勝ち取った(はずの)国が、その90年代の民主化以降日本の植民地支配責任を追及してきた(はずの)国が、今やここまで来ているのだ。本当に韓国という国は終わっている。日本が改憲を推し進めるのに、韓国という国は何の歯止めにもならないどころか、むしろそれを後押しするような真似をするであろう。
しかしそれも当然過ぎる結果かもしれない。昨年日本で安保法が通った際に、韓国のほぼ9割近いマスコミは何と論評していたか? 「日本の安保法案は対北抑止力になるから歓迎」右翼の朝鮮日報や中央日報から、進歩派(のはず)のハンギョレや京郷新聞までみんなこう言っていたではないか。少なくとも現時点で韓国のほとんどのマスコミは「日本与党の勝利歓迎」という社説やコラムの類は見当たらなかった。だが政権当局が「日本与党勝利歓迎」を旗幟鮮明にした以上、「日本が改憲して戦争出来る国になるのは、対北抑止力になるから歓迎」という記事が間違いなくこれからあふれ出すはずだ。ハンギョレなんてボンクラ日本特派員の吉倫亨(キル・ユンヒョン)が「日本の運命がかかった参議院選挙」などと言ってあたかも良識派ぶっていたが、改憲の前段階である安保法成立を「対北抑止力と中国の暴走制御になるから評価出来る」と誉めそやしてた新聞はどこの誰? 今さら何を言っているのかという話だろう。ハンギョレが今後とも日本の改憲問題に対して腰砕けでスタンスの定まらない報道しか出来ないのは、100%保証付きである。

いずれにせよはっきりしているのは、韓国の現政権は今回の日本参議院選挙における自公与党の勝利を歓迎した。すなわちそれに伴う「慰安婦合意履行」と「改憲」も歓迎する結果にしかならないという事だ。韓国マスコミの多数も程なくそれに一斉に追従するだろう。右も左も関係なく。中国や朝鮮共和国と違い、韓国は東アジアで日本の改憲と「戦争の出来る国化」を最も大歓迎し、それと強く協調する国になる。これは次の大統領選挙で政権交代しても基本的に変わる事はないだろう。韓国の政権と報道機関は日本の改憲を阻止する勢力には全くなり得ない。日本で本当に護憲運動をするならば、こうした国際情勢も十分に理解しておかねばならないだろう。

日本のマスコミが今回の件を報道したがらないのは、おそらく「朴槿恵なんかに歓迎されている事が広く知られたら、せっかくの与党勝利と改憲ムードがぶち壊しになる」つまり「改憲が韓国に歓迎されている。改憲は韓国を利する行為」だと思われてしまうのを警戒したのではあるまいか。舛添都政が韓国学校に敷地を貸そうとして嫌韓右翼の標的にされたが、安倍を同じような目に遭わせる訳にはいかないという忖度であろう。そんな事は全くの誤解にして杞憂なのだが…。日本政府だってTHAADの韓国配備を歓迎してたでしょ? こういう「嫌韓脳」も度を越すと、安倍を忖度するはずがむしろ足を引っ張るという逆効果に…ならねえか。なりませんね。
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