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今週の妄言・妄動大賞(1)

今週(じゃないのもいくつか混ざってますが)の妄言・妄動大賞

・奥田愛基(SEALDs代表)
参議院選は事実上の「負け」ではないかという問いに対して
「けれども、「惨敗」かというと、そうは思いません。」
http://news.yahoo.co.jp/feature/254

そりゃそうだろうよ。だって奥田はじめとしてSEALDsの指導部連中はみんな改憲派なんだから。自公与党で衆参3分の2確保していよいよ改憲が秒読みに突入したのは、連中にしてみれば「大願成就」でありこそすれ、「惨敗」などでは決してないだろう。選挙の間は肝心の候補者よりも多くのマスコミに注目されてスポットライトを浴び(だから野党は負けたんじゃねえのか? 候補者本人よりも応援者が目立ってどうする!)、悲願の改憲への道筋をつけて「惜しまれながらの解散」なのだから、まさに思い残す事はあるまい。このまま二度と社会に出て来ないでくれ。「アイアム若者」しか売りのない芸無しにはそろそろ潮時ってもんだろう。もっとも20年くらい過ぎてから、やはり「アイアム若者」しか売りのない古市憲寿と一緒に「あの人は今」とばかりに「今やアイアム中年」というコンビ組んで再登場、というのはお笑い種としてちょっと見てみたい気がしないでもない。その時まで日本という国が存続していたらの話だが。


・鳥越俊太郎&桜井誠&上杉隆(いずれも東京都知事選候補者)
東京都知事選のポスター ザ・「取り戻し合戦」

https://twitter.com/mkimpo_kid/status/753420006109491200

多言は要しまい。上記リンク先の写真が全てを語っている。この二人のスローガンが同じって…。まあ、鳥越という人も「その程度」って事をよく表した好例という事で。これ見てると、宇都宮は意地でも辞退すべきではなかったと思う。鳥越について言えば、前回の「細川応援団」現象がとうとう来るとこまで来てしまったという感がする。
それと桜井とは別にもう一人の泡沫候補として、元ジャーナリストの上杉隆も都知事選に立候補している事を忘れてはならない。そう、毎年8月15日になると靖国神社に参拝に行くというあの超アナクロ右翼の上杉隆だ! 
結論:鳥越・桜井・上杉の三者こそ「日本(都政)を取り戻す」「靖国参拝」を共通項に候補単一化すべしッッッッ! 仮にこの三人の誰が知事になっても、オリンピック会場建設の為に追い出されるホームレスに対して「優しい」知事になりそうだ! それこそ安倍が高江や辺野古の基地建設反対者に対してやってるのと同じくらい「人権的」で「民主的」で「慈愛溢れる」ものになるのは間違いあるまい!


・ちばてつや(漫画家)
靖国神社みたままつりにて
「日本が世界中から(恐がられるのではなく)愛される國になりますように」

https://twitter.com/mkimpo_kid/status/753173029123796992

これまた上記リンク先ツイッターを参照。恥ずかしながら、ちばてつやが毎年のように靖国みたままつりに献灯していたというのは、これで初めて知った。晩年のちばは醜悪な言動が本当に多く、とりわけ古本やレンタルコミックに対してディズニー並みの著作権亡者ぶりを見せた時は、この漫画家がこれまで描いて来た事は一体何だったのかと悲しくなったものだ。それでもこの爺さんが日本敗戦で幼少時に中国から引き上げてきた体験があり、朝鮮総連の機関紙などのインタビューで日本の侵略と植民地支配の問題について語り、それをテーマにした漫画をいずれ描きたいと語っていた事もあった。なのでちばてつやはどんなに強欲ジジイに堕落してても、反戦平和に対してだけはある程度本気なのではないかと筆者は思っていた。が、それは愚かな勘違いと、今日に至って知りました。甘いな筆者も。ちばてつやを「引き上げ経験のある苦労人で、平和主義者」などと考えるのは、それこそ明仁を「日本最高の平和主義者」などと言うのに等しい重大な過ちであった! だって靖国のみたままつりだぜ? 狂信右翼の全国祭典だぜ? ただの極右ジジイじゃねえか! しかも小林よしのりや久松文雄と仲良く並んで! ちなみに久松は大昔に中国や朝鮮の歴史物漫画を多く描いていた(ただしほとんどは久保田千太郎や李学仁などの原作付き)が、近年は嫌韓嫌中ぽい漫画の仕事が非常に多い。当初の久松は原作の内容関係なくそれをひたすら絵にする事に徹するタイプの漫画家だったのだろうが、右翼的な仕事ばかりしているうちにそれに中毒してしまったのではないか。師匠の手塚が見たら草葉の影で嘆くだろうな…。ちばてつやは上杉隆や桜井誠とはさぞかし気が合う事でしょう。
それはともかく、ちばの奉納した献灯すごいね。特に「國」とわざわざ旧字体で書く所に「日本人として恥ぢざるだけの精神と気迫(笑)」を感じてしまう。もう20年くらい前になるはずだが、朝鮮総連系の雑誌のインタビューに答えて、日本の侵略戦争をテーマに漫画描くっていう話はどうしたの? まさかこれらがそうだというんじゃあるまいね? 靖国神社で子供が日の丸振りながら「日本が世界中から(恐がられるのではなく)愛される國になりますように」とか、これは一体何の悪質なギャグなんだ? 日本が侵略戦争バンバンやってたあの時代に「日本の兵隊さんのおかげで世界は平和になり、こんなに尊敬されてます」という児童洗脳絵本がたくさんあったが、それと何が違うのか。他の年に奉納したらしい絵も見てみたが、靖国神社に紫電改のタカで「祖國を想う」とか「世界平和を祈る」とか、キモ過ぎて耐えられん。今のちばてつやの脳内は軍国少年だった引き上げ前の幼少期へと完全に回帰してしまったのだろう。頼むからとっとと死んでくれ。
戦争を知ってる世代の中でも、ちばてつや(と金子兜太もそうだよね)は水木しげるや天本英世や岡本太郎よりもしぶとく後世に生きのびた、という事実は我々に一つの教訓を与えてくれる。それはまさに「いい奴ほど早く死ぬ」「憎まれっ子世にはばかる」という事だ!

(続く)
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