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また姜尚中かよ

韓国日報に載ったインタビューなのだが…。ここで姜尚中がまたしてもロクでもない事を言っている。以下に翻訳抜粋する。

http://media.daum.net/foreign/others/newsview?newsid=20150610202125232
http://www.hankookilbo.com/v/99a87f744d7243029dcdef22b545584d
韓国日報「南北が緊張緩和すれば米中日関係で韓国が主導権を握るだろう」韓国語記事
2015年6月10日付記事

姜教授は韓日関係最大の懸案である慰安婦問題と関連し「最近韓国の挺身隊問題対策協議会が日本政府の法的責任を問わない代わりに日本政府がこれを認定し、日本政府機関が救済の役割をする方向で妥協点を探している」と伝えた。彼は「韓国が東北アジアで対朝関係で突破口を探さねばならない」とし「セヌリ党と新政治民主連合(旧民主党:訳者注)が大連立を組んで、国家的対朝外交戦略が言ったり来たりするのを防がねばならない」という破格な主張も繰り広げた。

「挺対協が方針転換して、日本政府の法的責任追求を求めなくなった」という挺対協自ら否定した例の「誤報」をあたかも事実のように言って、それを積極的に広めようとしている。
姜尚中という男、もはや学者ではない。ただのデマゴーグである。
(このインタビューにはもっと酷い発言もたくさんあるのだが、とりあえず今回は上記の発言についてのみ論じたい)

が、しかし…。
筆者は少し前にさる人物から指摘されて確かにそうだと気付かされたのだが、この「誤報」の件は色々と釈然としない部分が多く、挺対協自身はもちろん日本政府の法的責任を追求していくつもりに変わりはないのだろうが、何分にも他の連中(和田春樹や梁澄子や金富子など)があまりに妥協的で、そういう連中が内部から切り崩しを図るのではないかという危惧を筆者は大いに感じる。姜尚中の言いふらした今回のデマ発言も、そうした和田春樹一派の腹の内と軸を一にしているのではなかろうか。つまり日本との「朴裕河的和解」を推し進める事が日韓の進歩派・保守派問わず共通目標になっており、それに向かって邁進する事が暗黙のうちに形成されて共通行動が進行しているのではないかという事だ。和田春樹は結構前からそうだったが、梁澄子や金富子の最近やたら日和った妥協的な姿勢、さらに昨今の松竹伸幸(笑)や姜尚中の言動も決して個々の独立した動きではあるまい。
日韓関係は実に危機的な状況にある。それは巷間言われている根拠不明な安っぽい「嫌韓による日韓関係悪化」などの次元ではなく、日本と韓国がこうした歴史問題を踏みにじった形で「和解」する事によって、韓米日軍事同盟体制がよりいっそう強化されるという意味での話だ。この間にアメリカが韓国に一貫して要求してきた事は「歴史問題を棚上げして、日本との軍事・安保協力を優先しろ」つまり「おまえら仲良くして、俺様(アメリカ)への御奉公・御忠勤に励め」という事だった。そしてその最大の障害物となってきたのが、日帝植民地支配とその犯罪行為を糾弾する韓国民衆の抵抗、すなわち日本やアメリカの帝国主義者が言う所の「韓国の民族主義」「韓国の反日」に他ならない。朴裕河や和田春樹の言う「日韓和解」とはそれを瓦解させる為の宣撫工作に過ぎず、それに日韓の左派右派・進歩派保守派を問わず多くの知識人・言論人・報道人が迎合してしまっている。姜尚中はまさにその急先鋒だ。

政治の世界では我々の想像以上に裏では事態が進んでいるではないか。以下の朴槿恵の談話が象徴的だが、「戦後70年」「日韓修交50年」に合わせて日本と韓国はしっかり口裏を合わせていたのだ。
親父と爺さんの頃の縁から考えればこんなの当たり前でしょ。仲良しッッッッ!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150612-00000192-jij-kr

慰安婦問題「交渉は最終段階」=韓国大統領、米紙とインタビュー
時事通信 6月12日(金)21時29分配信

 【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領は11日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)掲載のインタビューで、いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日本との交渉について「相当の進展があり、われわれは最終段階にいる」と述べた。その上で、交渉進展によって「非常に意義深い(日韓)国交正常化50周年を期待できると思う」と語った。
 ただ、具体的な交渉状況については「水面下の協議だ」として言及を避けた。あえて踏み込んだ発言をすることで、日本側の努力を促そうとしている可能性もある。
 朴大統領は「世界の歴史学者と同様、日本の歴史学者も日本の指導者に対し、過去にしたことをはっきりと認めるよう求めている」と強調。「過去の出来事を否定したり、ごまかしたりすることで、(問題解決に向けた)進展が妨げられてきた」と述べた。
 また、「元慰安婦がこれ以上亡くなる前に、彼女らの傷を癒やし、名誉を回復する義務が日本にはある」と訴えた。 

筆者がこれまで指摘してきた「日韓対立など嘘」という事がこれで証明されただろう。同時に例の声明の持っている役割もまた…。

筆者は最近、かつて韓国の大統領候補として李承晩を震え上がらせた曺奉岩(チョ・ボンアム 조봉암 1898-1959)の事跡を改めて読み直している。と言うのも、先の統合進歩党弾圧事件と大昔の曺奉岩の進歩党弾圧事件があまりに似ているばかりだけでなく、前者を内部から崩壊させた裏切者らがまたしても次の総選挙に向けて怪しげな動きを見せているからだ。昔の進歩党を弾圧して曺奉岩を司法殺人に追い込んだ直接の相手はもちろん李承晩政権だったが、これには進歩党内部から出た裏切者の果たした役割も非常に大きい。徐相日や張建相といった同僚政治家達は「党の革新と大衆化」というスローガンを掲げて曺奉岩を攻撃し、一線から退けと要求して内紛を起こした。それをきっかけにマスコミも曺奉岩のバッシングに走り、「アカ」「容共主義」という攻撃が乱舞するようになる。その後曺奉岩は李承晩政権によってスパイ罪をでっち上げられて死刑になるが、同時に起訴された同僚政治家達、つまり曺奉岩に一線から退く事を要求して内紛を起こし、進歩党事件を起こすきっかけを作った党幹部の多くは無罪判決を受けている。
最近の統合進歩党(韓国で唯一、韓米同盟の解体と駐韓米軍撤収と国家保安法撤廃を綱領に掲げる院内政党)の場合も直接の弾圧者は李明博&朴槿恵政権だったが、これに至る経過にはやはり内部の裏切者が大きな役割を果たした。後に党を割って正義党を結成する沈相奵(この女は以前にも韓国に村山富一をわざわざ読んで「日韓和解」に躍起になった)や魯会燦、自分の借金を統合進歩党に押し付けてまんまと逃亡した柳時敏などが、李正姫や李石基ら党の指導部を「アカ」「北の手先」と攻撃しまくって当局の弾圧を呼び込み、自分達だけは脱党してちゃっかり生き残ったのである。そして統合進歩党を食い潰して脱党した正義党の面々は、またしても「次の選挙に備えて進歩勢力の結集を。ただし旧統合進歩党系の連中は徹底排除。従北打倒!」などという政治詐欺劇を主導し始めた。

これらと同じような事が従軍慰安婦問題の運動でも起こっているのではないかという危惧を、筆者は大いに抱く。つまり挺対協の周囲にいる和田や金富子のような連中がトロイの木馬か獅子身中の虫になって、無理矢理「日韓和解」「日本の法的責任を問わない」という方向へ持って行こうとしているのではないか。徐相日や張建相が内部から曺奉岩を死刑へと追いやり、沈相奵や魯会燦が内部から統合進歩党を破壊する役割を担ったのと同じだ。それを外部から松竹伸幸や姜尚中のような輩が「援護射撃」して「挺対協は日本政府の法的責任追求を諦めた」というデマ話を既成事実化させ、結局は運動そのものをも瓦解させようとしている、そんな構図だ。

とにかく「戦後70年」「日韓修交50年」という節目を前にして非常にヤバイ展開に持っていこうとする輩が日本でも韓国でも跋扈しているので要注意である。

さらに言えば、姜尚中が今回のインタビューで言っている「セヌリ党と新政治民主連合は大連立しろ」という提案もそう。これは日本で言えば、自民公明だけでなく民主・維新も一緒に大連立しろという話に相当するのだから。現代韓国版大政翼賛会を作れと言っている訳で、しかもその主目的が対北政策というのだから、この男がどれだけ邪悪な目的でこれを言っているかは歴然としていよう。現在韓国の統一政策というのは、与党セヌリ党の対北強攻策・対決主義・南主導の吸収統一推進は言うに及ばず、対する第一野党の新政治民主連合(とその統一政策ブレーンである金大中・盧武鉉時代の太陽政策派人脈)も今は対決主義や吸収統一論一色に染まっており、これらが大連立して大政翼賛会化すればどのようになるかは誰の目にも明らかだろう。南北関係のさらなる悪化と、それに伴う韓米日軍事同盟体制のさらなる強化だ。
姜尚中が今回言ってる事、「挺対協は法的責任追求を放棄(というデマ拡散)」「韓国与野党は対北政策の為に大連立(大政翼賛会化)せよ」はいずれも究極的には韓米日軍事同盟体制の強化を目指したものだという事が分かる。南北の緊張緩和や平和どころかさらなる軍事的緊張を高め、米中日関係で韓国が主導権を握るどころかさらなる米日への従属を深める事にしかならないだろう。

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今の渋谷区と同じような事を日本野鳥の会は80年代後半にやっていた

東京渋谷区が人権侵害としか言いようのない酷いホームレス排除をやりながら、裏では「同性パートナーシップ条例」なるものを承認していかにも「人権先進都市」のような顔をしている。そもそも渋谷区がホームレスを力づくで追い出しにかかったのは公園の命名権をナイキという私企業に売却した、すなわち金儲けの為であった。ところがそれだとあまりに露骨なので、同性パートナーシップ条例を大慌てで制定して体面を取り繕うごまかしに走ったのは誰の目にも明白ではないか。もちろんオリンピックの開催が決まったので、それに伴う街の「浄化」と「人権の外ツラ」を整えるという意味も大きい。かつてのソウル五輪(まさに日韓癒着の最たる象徴的事例であった!)もそうであったし、2016年のリオデジャネイロ五輪に向けてブラジルでも同じようなスラムの強制排除や反対運動の武力弾圧が起こっている事からも分かるように、今やワールドカップやオリンピックのような巨大(利権)スポーツイベントの開催とこうした酷い人権侵害は密接不可分の関係になっている。
それをごまかす為にちょっと別の「慈善行為」をやってみせて「うちはこんなに人権都市なんですよ」という顔をする…。よくある姑息な手段ではあるが、社会的弱者(ホームレス)を一つ排除する一方で、もう一つ別の社会的弱者(同性愛者)を持ち上げるかのような振りをするのは、まさに「分断統治」の最たる罪深いものだ。本当に渋谷区が人権を大事にするというなら、同性パートナーシップ条例を通すだけでなくホームレスの排除もやめるべきなのに、絶対そういう事はしない。ホームレスを公園から追いだしゃ命名権を買った企業から金が入ってくる。同性パートナーシップ条例で人権の体裁を取り繕えば、ホームレス排除の人権侵害行為もごまかせる上に、オリンピックに向けて外国にいい顔が出来て五輪利権もバッチリ。渋谷区にしてみれば一石で三鳥以上にもなるという事である。

これと同じような事を80年代後半にやっていたのが日本野鳥の会であった。野鳥の会は「自然保護」の看板を掲げながら、実際にやってる事は大企業の法人会員から莫大な会費を集め、行政の下請けみたいに環境アセスをして開発にお墨付きを出したり、果ては地方で地元住民のやっている自然保護運動を陰に陽に妨害する詐欺集団というのが実態で、今の反原連やCRACや東京デモクラシーのような3.11後のエセ社会運動の手口を30年以上も先取りしていた大先輩格にあたる(ただし今の野鳥の会がこのようになったのは、昔ある時期に首脳部のクーデターが起こって、がらりと組織体質が変わった為。詳しい経緯はまた後日にでも論じたい)。この事に気付いている人はなぜか少ないようだが。野鳥の会が地方の自然を守る運動をしないのは、自然保護運動の世界では有名である。例外は自分とこが所持するサンクチュアリ(野鳥保護区)の近くで何か開発の話が出た時くらいか。
80年代の後半にいわゆるリゾート法が制定されて日本中でゴルフ場の乱開発が行われた当時、日本野鳥の会はこれにほとんどと言って良いほど反対しなかった。自分とこの法人会員に三井不動産はじめとする大手不動産会社や大手ゼネコンが大挙して雁首を揃えていたのだから、そんな事出来るはずがない。だが表向きは「自然保護団体」の看板を掲げている以上、さすがに何にもしないままでは何も事情を知らない純真な下っ端会員達からも突き上げを食らって、組織のイメージ的によろしくない。そこで当時の野鳥の会が繰り広げたのが「かすみ網禁止」の制定運動だった。

ゴルフ場やリゾート開発の反対は野鳥の会としては金(法人会費)の為にどうしても出来ないから、代わりにかすみ網の反対をやって体面を取り繕う。

これはまさに今の渋谷区が

ホームレスを金儲け(公園命名権・五輪利権)の為に排除しながら、代わりに同性パートナーシップ条例を承認して体面を取り繕う。

のと全く同じであった。

かすみ網が野鳥の密猟に使われてきてその影響が見過ごせなかったのは確かだが、それよりもはるかに酷い自然破壊行為としてこの時一番優先すべき喫緊の課題であったのはゴルフ場やリゾートの開発ではなかったか。それを無視して何の自然保護かと思う。だったらかすみ網禁止とゴルフ場反対の両方を真面目にやれという話ではないか。しかもこの時制定されたかすみ網禁止は抜け穴だらけのザル法として悪名高く、ほとんど実効性がなかった。渋谷区の同性パートナーシップ条例にしても、これですぐにでも同性婚が可能になったかのように世間では騒がれているが、これは飽くまでも「パートナーシップ証明」であり、「婚姻届」とは別物である。少なくとも今の渋谷区役所に同性カップルが婚姻届を出しても受理はされない。野鳥の会が80年代後半に運動したかすみ網禁止法と同じで極めて実効性の薄いものである。野鳥の会がゴルフ場開発どころか実際にはかすみ網の禁止すら真面目に取り組む気がなかったように、渋谷区もまたホームレスの人権や生活はおろか実際には同性愛者の婚姻や人権など全く真面目に考えてはおらず、おいしいとこだけ利用してしゃぶりつくす事しか考えてはいなかったのだ。
野鳥の会にせよ渋谷区にせよ、こういう詐欺的手口に騙されてはいけない。

付け加えると、反原連(瓦礫拡散に反対せず、木野トシキに至ってはあのインチキ学者菊池誠を擁護)の野間易通が渋谷区のホームレス排除に対してどんな事を言ったか、あの男のツイッターを追った事のある者なら衆知の事実であろう。まさにこれらは詐欺師同士の類友である事がよく分かる話ではないか。

日本を激励する安田浩一

・在特会が日本の全てではない。あれは一部の馬鹿がやっているだけ。大部分の日本人は良識を持っている。日本人は良識的だと言ったら良識的なんです!

・日本で極右を主張する政治家が勝利した事は一度もありません。ないと言ったらないんです!

・日本の本当の右翼は日本の伝統を守ってきたサムライなんです! 彼らは弱い者いじめなんかしません! 在特会なんかとは違うと言ったら違うんです!

・在特会の主張とは違い、韓国と日本の若者はお互いの文化を楽しんでいる。日韓の若者の間に歴史問題なんてありません! 歴史問題なんかないと言ったらないんです!

・日本は過去を真面目に反省しており、河野談話も何の反対もなくすんなり成立しました。河野談話に何の反対もなかったと言ったらなかったんです!


安田浩一という男の主張を圧縮して要約すると大体上記のような内容につきるだろう。AKBの歌「(日本は)そんなに悪くない」や塚本幼稚園の歌「ああ 日本 ああ 日本 この国を信じてよかった この国を愛してよかった この国に生まれてよかった」(いずれも by秋元康)のような事を必死になってがなり立てているだけだ。だから「ヨーゲンみたいな貧乏で汚くて惨めなネット右翼・在特会どもとは違う、大多数の日本人様達は安心してね」という訳である。早く言えば「ヨーゲンみたい」でない、金も社会的地位もある差別主義者(安倍晋三とか金子快之とか石原慎太郎とか)にとっては安田の主張なぞ痛くも痒くもないどころか「まさにその通り。我々はあんな貧乏臭い連中とは違うんだよ」とばかりに喜ばれてしまうのではないか。本物のレイシストはもっと品格がある! 品格があると言ったらあるんです!(by 一水会)
「在特会以外の日本人を安心させ、喜ばせる」これこそ、今の安田がやっている営業の真髄だ。
前にこの男が韓国のプレシアンにインタビューされた事があり、その発言内容があまりに凄絶過ぎるので、筆者はその記事を全文翻訳したが、そこで述べられている通りである。このインタビュー記事は不思議な事に日本ではほぼ完全に黙殺されているが、安田浩一という男の本音・本性が最も良く表れたものなので(クソ長いが)改めて御覧いただきたいと思う。

http://roodevil.blog.shinobi.jp/Entry/163/
【翻訳記事】韓国プレシアンの安田浩一インタビューの内容が凄絶過ぎる件について「日本で極右を主張する政治家が勝利した事は一度もありません(安田浩一談)」前編
http://roodevil.blog.shinobi.jp/Entry/165/
【翻訳記事】韓国プレシアンの安田浩一インタビューの内容が凄絶過ぎる件について「日本で極右を主張する政治家が勝利した事は一度もありません(安田浩一談)」後編
http://roodevil.blog.shinobi.jp/Entry/164/
【翻訳記事】韓国プレシアンの安田浩一インタビューの内容が凄絶過ぎる件について「日本で極右を主張する政治家が勝利した事は一度もありません(安田浩一談)」訳者解説

安田はこのインタビューがあった後も何事もなかったかのように振舞っているが、まあ本人の営業の為にはこうした暴言の数々を「なかった事」にするしかないだろう。少なくとも日本においては! だが、安田は在特会の本のおかげで韓国のマスコミには相当食い込む事が出来たらしく、今や向こうでは「日本の嫌韓問題研究家」という肩書きで各メディアに登場し、日本の現状についてデタラメ言いたい放題している。全くもって「こいついい営業してやがるな」(by とんねるず石橋)と言いたくなるではないか。好例が以下の聯合ニュースの記事だ。これは今年2月の記事で比較的最近だという事と、かつ日本語版では翻訳出稿されなかったので、例によっていくつか興味深い発言を翻訳抜粋する。分量自体は比較的短いものの、はっきり言ってこの記事は先述のプレシアンのインタビュー記事にも匹敵する凄絶な内容と言って良いだろう。なので、これを読んで気分が悪くなる人も少なくないであろうから、以下閲覧は「自己責任」でお願いします。

http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2014/02/20/0200000000AKR20140220103100073.HTML
嫌韓問題専門家が診断した日本の右傾化(韓国語記事)
安田浩一(49)氏は聯合ニュースとのインタビューで、日本社会の右傾化の流れが当分の間続くだろうと展望した。だが彼は、右傾化の流れと嫌韓デモなどに反対する者達も増えているとして、両国関係改善を望む民間人達の交流を強化する事が状況を変え得る解法だと診断した。

安田:「日本は侵略戦争をしていない」「戦争中に悪い事はしていない」「朝鮮半島植民地化は良い事だった」といった考えを持つ人と田母神支持層が重なる。
だが日本で「日本は侵略戦争をしていない」と考える人間は少ない。植民地が正しいと考える人達は田母神に入れたが、それが彼の得た約61万票の全てではない。61万人中多くの人々は単に「自信を持ちたい」「強い日本になったらいい」という考えで田母神に入れたと思う。

「単に「自信を持ちたい」「強い日本になったらいい」という考えで田母神に入れたと思う」って、だから何? だから田母神があれだけ得票しても決して日本という国と日本人は悪くないって、そう言いたいだけではないのか? それに、あの都知事選では舛添と田母神の得票を合わせると石原慎太郎の得票とほぼ同じになる。石原支持層のうち、舛添では右翼度が物足りないと思った層が田母神に流れて割れただけの話であって、これら舛添・田母神票を合わせたかつての石原支持層が270万から320万票もいる事の方がより恐るべき事ではないのか。日本の首都はとうの昔からこういう酷い状況だったという事を、安田は韓国に向かって必死になって隠蔽しているのである。


(在特会会員のような人間達が政治勢力化する可能性について聞かれ)
安田:簡単に答えるのは難しいが、無視出来ない勢力である事は明らかだ。大部分の会員達が田母神候補を支持した在特会は政治勢力としては巨大でないものの、影響力を無視出来なくなった。私が心配するのは在特会が政治勢力として自分達を代弁する政治家を出すのではなく、与党自民党が彼らを支持層に作り上げる為に彼らの喜ぶ政策を執る事、それによって自民党がだんだん極右方向に乗り出す可能性だ。

…この人いつの時代の話してんの? このインタビューは2014年2月だよ? 「自民党が彼らを支持層に作り上げる為に彼らの喜ぶ政策を執る事、それによって自民党がだんだん極右方向に乗り出す」とか、そんなん在特会が出現するとっくの昔から行われてるわ! 遡れば1945年の日本敗戦はおろか、明治維新で帝国主義になってから日本はずっとそうだよ! 日本は明治維新からずっと「在特会の喜ぶ政策を執って」きたんじゃないのか。要するに安田は、在特会登場以前の日本には民族差別も侵略戦争・植民地支配肯定論もなかったという歴史歪曲の大嘘を主張したいだけなのだろう。それを当の植民地被害国である韓国に向けてだ。こういう悪質日本人を見抜けずに有難がって起用する韓国のマスコミも相当に重症である。


安田:日本と韓国の歴史を認識してその土台の上で日韓関係を改善しようとする人間は減っていない。東京コリアタウンである新大久保で在特会が行うデモを見ると、最近は嫌韓デモよりもそれに反対する人達がもっと多い。10代の中にはKポップなどを楽しんで韓国に対する偏見を持っていない者達が多い。
日本社会は右傾化しているが、それを止めねばならないと考える者達がいる。民間関係でさえ、悪化した日韓関係を改善する道は、両国が争ってはならないと考える両国国民同士で交流を積み重ねていく事だけだと考えている。

本当かよ? 「歴史を認識してその土台の上で日韓関係を改善しようと」してる者なんて日本にはほとんどいないんじゃないの? 和田とか大沼とか「国民基金」系の連中見てみろよという話だろう。学者として過去の歴史をかなり知ってるはずの連中でさえあれだけ差別意識丸出しではないか。特に大沼! 
Kポップなどを楽しんでる者に偏見がないというのも意味不明である。繰り返すが、「韓流芸能大好きだけど、反日韓国大嫌い」という「政芸分離」の嫌韓など日本には山ほどいる。当の在特会会員の中にすら少なくない。それを安田はどう説明するのか。いや、説明する気など初めからなく、なかった事にするんだろうな…。
日韓関係改善の道は、両国が争ってはならないと考える者同士で交流する事だって? 日韓協定という超不平等条約で植民地支配責任をうやむやにした朴正熙と岸信介だって「両国が争ってはならないと考え」て、それはもうかつての満州時代を思わせるほど親密に「交流を積み重ねて」日韓関係を「改善」しましたとさ。それで強制連行や従軍慰安婦といった植民地被害者はみんな泣き寝入り。やっぱ何よりも「交流」が大事だぜ! 両国の関係改善で、韓国(の親日派)と日本(の戦犯だけ)が共に繁栄する道はそれにつきる! 日韓(の戦犯と親日派は)仲良くしようぜ!


安田:一部週刊誌などが韓国と中国を批判するのは奇妙な事だが、そうした記事が「売れて」いる。そうした記事達には日本人の自尊心を満足させる力がある。
私が会った週刊誌編集者や記者達はそうした記事を書くのは嫌だが、そうした記事を書けば雑誌が売れるので書くのだという。日本メディア達は経済的にも厳しい。韓国・中国を批判する記事は、インターネットで情報を検索してから専門家に電話してコメントさえもらえば書ける。「低費用・高効率」だ。それでやめる事が出来ない。だが私は、韓国・中国を攻撃する報道達は麻薬のようだと思う。麻薬は一時的に気分を良くするが、続ければ死ぬ。言論社達が一時的に嫌韓・反中記事で売り上げを上げているものの、続ければ「死ぬ」と思う。韓国マスコミも韓日間の対立を煽る傾向がある。日本と関連する誤った情報が報道されたら、最も困る人間は在日韓国人だ。日本人達の怒りが彼らに向かうからだ。韓国マスコミが日本社会で生きていく在日韓国人達を意識すれば良く、対立を煽り立てるよりは冷静な報道をすれば良い。

今回の安田インタビューで筆者が最も酷いと思い、かつ怒りを感じた部分がこれだ。
日本のメディアが「本当は嫌だけど売れるから仕方なく」嫌韓・反中記事を書く、というのが最近よく言われている。確かに間違ってはいないと思うが、果たしてそれだけか? そうした「売れるから仕方なく」という風潮に反対する出版人の集まりがあるらしい。ところが、その代表格である大月書店の編集者は自分とこの在日朝鮮人翻訳者に酷い差別発言をしておきながら、それを反省するどころか全くなかったことにして「我こそ日本出版界を代表する良識派」のような顔をしてのさばっている。「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者」を自称(詐称)する人間からしてこういう酷過ぎる民族差別丸出しの人間なのだから、他は推して知るべしだろう。岩波書店もそうだ。つまり日本のマスコミ関係者の言う「本当は嫌だけど売れるから仕方なく」というのは所詮見苦しい弁明に過ぎず、連中自身が朝鮮半島や中国を見下す感情を持って恥じないメンタリティなのである。今はまだ世間体を気にしてああいう弁明をしているが、戦前のような大東亜共栄圏・八紘一宇・五族共和が公然と掲げられる天下になれば、連中はそうした世間体取り繕いすら投げ捨てて「日本サイコー! 韓国・中国は劣等民族!」という本音を公然と叫ぶようになるだろう。安田は日本言論とその関係者達の欺瞞性を徹底して隠蔽・擁護しているに過ぎないのだ。

さらに凄いのは「日本と関連する誤った情報が報道されたら、最も困る人間は在日韓国人だ」というセリフだろう。これってただの恫喝じゃないのか。おまえらが「反日記事」など書いたら在日がどうなっても知らねえぞ、と安田は韓国のマスコミを暗に脅しているのだから。

例えば韓国で植民地支配の非道さを扱う報道があったとしよう。それを知って在特会にせよ自民党にせよ日本の極右勢力は「あれは誤った情報、捏造だ」と叫んで暴れ出す。この場合、韓国のマスコミは何か間違った事を言ったでしょうか? 

在特会含む極右勢力に限らず「日本人達の怒り」が在日に向かう時というのは、ほとんどが「日本と関連する正しい情報が報道」された時だという事を思い出す必要がある。日本側が歴史を直視せずに逆ギレしているだけなのだ。それを安田浩一は「下手な事を書いたら在日がどうなっても知らねえぞ。日本人の怒りが在日に向かないようにしたければ、「冷静」な報道をしろよ」とヤクザ顔負けの恫喝をしているのである。要するに日本にとって都合の悪い事は書くなよ、という事だ。「在日韓国人達を意識すれば良く、対立を煽り立てるよりは冷静な報道を」というのは本来自分ら日本人と日本社会に対して言うべき言葉なのに、それを反対に韓国に向ける所が安田浩一という男のどうしようもない悪どい点であろう。
こんな奴をありがたがって堂々と起用する聯合ニュースなど韓国マスコミ各社も何を考えているのか。在日同胞を「人質」に取って韓国側を恫喝しているのは、在特会ではなく安田浩一の方なのだから。韓国の視点からすれば、一見「味方」のようなツラをして恫喝してくる安田の方が在特会などよりもはるかに問題のある「嫌韓・レイシスト」だと思う。

安田は今回の記事でこうも言っている。
こうした考え(日本こそが被害者だという考え)を持った人々が増えている。こうした人達に「みなさんは間違っている」と言う人よりも、安倍晋三総理や田母神氏のように「日本人を激励してくれる」人に人気が集まる状況だ。

良く分かっているではないか。日本人を激励って、そりゃ安田浩一自身の事だろう。「在特会とかネット右翼とか、あれはヨーゲンみたいに汚くて貧乏臭い一部の馬鹿がやってるだけ」みたいに扱う事で他の日本右翼は連中と差別化出来て鼻高々だ。いや、ネット右翼達や在特会の内部でさえそうだろう。他のネット右翼どもはヨーゲンをトカゲの尻尾切りして「俺達はあいつと違う」とばかりに自身の正当化と美化に走るのではないか。ヨーゲンを叩いた例の記事など、在特会本体や大部分の会員に対しては何のダメージにもなりはしない。日本の右翼達は安田浩一記者のおかげで大いに激励されて、堂々たる日本人としての誇りを胸に抱いているのであります!

「嫌韓・反中記事はみんな売れるから仕方なくやっている」という事は裏返して言えば、そうした仕事に関わっている日本の言論関係者は「実は差別主義者なんかじゃないんだ」と主張したい訳だ。すげえ。ああいうあからさまに酷い言論活動をしている連中を十把一絡げに全面擁護だよ! この一言で「大嫌韓時代」の晋遊舎から大月書店の岩下結まで全部正当化出来てしまうのではないか。しかも安田の場合、そうした擁護論を嫌韓現象の被害国である韓国に対して言ってる所がポイントだろう。あれらは全部「売れるから仕方なくやってるだけ。みんな本当は差別主義者なんかじゃない、いい人達なんだ!」と。今の韓国の劣化極まりない記者達や「日韓友好という名の癒着共犯関係による国益」を推進したい確信犯達も「在特会を告発した日本の良心的記者にして嫌韓問題研究家」の話をここぞとばかりに持ち上げて利用するのは目に見えている。結果、ますます韓国に日本の酷い社会実態が伝わらず、日本のロクでもないマスコミ関係者も正当化されてつけ上がる訳だ。嫌韓・反中で食ってる日本のマスコミ関係者は、「君達は本当は差別主義者なんかじゃないんだよ。安心してね」という安田浩一記者の擁護に大いに激励されて、堂々たる日本言論人としての誇りを胸に抱いて活動しているのであります!

安田浩一の言い分によれば、日本のネット右翼というのは「自分達が苦しいのは韓国や中国のせいだ」という被害意識にとらわれているのだという。だとすれば連中は「日本は韓国・中国にやられっぱなしだ。やり返してやれ」という意識を持っている事は間違いあるまい。そこで我らが安田記者は韓国に向かって何と言っただろう? 
「日本と関連する誤った情報が報道されたら、最も困る人間は在日韓国人だ。日本人達の怒りが彼らに向かうからだ。韓国マスコミが日本社会で生きていく在日韓国人達を意識すれば良く、対立を煽り立てるよりは冷静な報道をすれば良い。」
これを要約すれば「「反日記事」なんか書いてみろ。日本にいるおまえらの同胞がただじゃすまねえぞ。同胞に日本人の怒りが向かないようにしたければ「冷静」になって口のきき方に気ぃ付けろ」という事になる。
さすがは我らが安田記者! 憎き韓国をここまで毅然とした口ぶりで脅し付けているのです! 在日を人質に取って口のきき方に気を付けろとまで恫喝しているのです! 日本で在日が弾圧されてもそれは日本が悪いんじゃない、韓国が誤った情報を報道したから悪いんだというのです! つまり日本は全く悪くないんです! 何よりも安田記者は今までやられっぱなしだった日本の為に、憎き韓国へ強烈な恫喝をする事で一矢報いてくれたのです! 韓国に対する被害意識に苛まれる日本のネット右翼にとって、これほど胸のすく痛快な「激励行為」があるでしょうか! 日本のネット右翼達は安田浩一記者の韓国に対する恫喝行為のおかげで大いに激励されて、堂々たる日本人としての誇りを胸に抱く事が出来たのであります!

…冗談はともかく、「日本人を激励してくれる」人に人気が集まるというのは事実であり、安田浩一自身もまたそうした言論活動を実践してメシを食っている人間の一人である事は間違いのない事実である。「田母神投票者の大部分は日本に誇りが持ちたいから入れたのであって、決して悪くない」「ネット右翼や在特会は一部の馬鹿に過ぎない」「嫌韓・反中ネタは売れるから仕方なくやってるだけ」「日本に都合の悪い報道なんかしたら在日がただじゃすまないぞ」といった呆れるほどの日本擁護論と韓国への恫喝は、まさに今の大多数の日本人が喜びそうなテーマばかりである。安田浩一もまた日本人への「激励」で人気を集めて食っている人間だ。その方面では安倍や田母神にも決して劣らない。
一方で今や安田は安倍や田母神にない武器を手に入れている。例の「ネットと愛国」が韓国で翻訳出版された事で、「日本右傾化に反対する良心的日本人記者」という全くの虚名を手に入れて向こうのマスコミに食い込むのに成功した。多くの韓国人は安倍や田母神の言う事は聞かなくても、安田の言う事なら聞いてしまう可能性が高い。安倍が従軍慰安婦問題で「韓国は誤った情報を報道するな」と言っても多くの韓国人は馬鹿にして無視するか反発するだけだが、安田が同じ事を言ったら「自分達も言い過ぎたかもしれない」と譲歩してしまう可能性がある。つまり両者はヤクザや闇金の取立て屋の役割分担に近い。その手の借金取りは大体脅し役となだめ役のコンビで行くのが基本で、前者が大声で怒鳴って脅し付け、債務者が恐がって縮み上がった所へ後者が同情するような優しい声を掛けていくらかでも無理に金を吐き出させる。韓日関係で言えば、安倍が脅し役で安田がなだめ役だ。

いずれにせよ、日本の民族差別を批判しているかのように見えて、実はその本質をぼかし、日本擁護ばかりか韓国への恫喝までする安田浩一という男、この男の描く「ネット右翼の真実」とやらが広まれば広まるほどロクな事にならない事だけは確かであろう。

こいつにだけは応援されたくない 破廉恥漢・河泰慶

今韓国仁川市で開催されているアジア競技大会では朝鮮民主主義人民共和国がかなり健闘しており、「金城湯池種目」と言われる重量挙げはじめとして多くのメダルを獲得している。筆者はあまりスポーツに興味はないが、ニュースだけは嫌でも耳に入ってくるので、仁川大会の事も知るようになった。現在、南の政権が右に寄るだけ寄って北との関係を悪化させているばかりか、大会で北の応援団も来れないようにし、南の多くの民衆も北の事を「貧乏だ。餓死だ」と馬鹿にしきっている状況を考えると、それを嘲笑うかのように北の選手達が競技で好成績を収めているのは、ある意味痛快ではある。女子サッカーでは今日(10月1日)朝鮮と日本で決勝戦だ。が、しかし…。
何という事か、セヌリ党が北の選手を応援に行くのだという。

http://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/657582.html
セヌリ党議員達 「我々は一つだ」北のチーム応援(ハンギョレ韓国語版 日本語版では未訳)

こいつらどのツラ下げてと言いたくなるが、まあこんな連中にも一片の民族的良心が一応残っていたのだと、1億歩譲って好意的解釈をしてやっても良いかもしれない。スポーツの祭典でそこまで野暮な事は言うまい。だが、セヌリ党議員どもの中でもこいつだけは許せない、おまえだけは絶対に応援に来るなと言いたくなる奴が混じっている。上記記事を一部訳して抜粋する。

セヌリ党洪日杓議員と河泰慶議員は31日に報道資料を出し「セヌリ党議員小集会である『統一経済教室』及び『朝の声』(初・再選議員会)所属議員50余名が、1日午後8時仁川文鶴競技場で開かれる仁川アジアゲーム女子決勝戦(朝鮮対日本)に参加し、北のチームを応援する予定」だと明らかにした。洪議員と河議員はこれらの会の幹事と代弁人を務めている。

北を応援するというセヌリ議員の中でも問題なのが、この河泰慶(ハ・テギョン 하태경)という輩だ。こいつについては前にもちょっと指摘した事があると思うが改めて解説すると、若い頃はかの文益煥牧師の弟子でバリバリの民主化運動・平和統一運動の活動家だった。いわゆる「主体思想派(主思派)」と言われる、韓国でも一番の「アカ」と言われる人間の一人だったのである。が、後に文益煥牧師の死後は師父を裏切るように一番右のニューライトに転向し、今では師父の顔に泥を塗るような言動を繰り返してシノギをしている。韓国にも左翼転向者はたくさんいるが、河泰慶ほど下劣な破廉恥漢はいない。その親日反北ぶりも凄まじく、今ではヒューマンライツウォッチ日本支部長・土井香苗の子分みたいになって北を攻撃する活動をしており、独島問題でも日本側の肩を持つような発言を繰り返してきた。韓国内でさえこの男は「河泰慶はセヌリ党どころか、大日本帝国議会の議員だ」とまで陰口を叩かれるほどどうしようもないゴロツキであり、筆者の嫌いな韓国政治家でも5本の指に入る。
そんな奴がどのツラ下げて北の応援をするのか? てめえは日本の応援でもしてろとしか言いようがない。他のセヌリ議員どもも嫌だが、まあ何とか我慢するとしても、河泰慶だけは駄目だ。おまえだけは出て行くか日本の応援に行けと思う。はっきり言って河泰慶が北のチームを応援するのは、石丸次郎が朝高のラグビーを応援するのと同じくらい不自然かつ不愉快・不快極まりなく腹立たしい現象である。こいつにだけは応援されたくない。何が「我々は一つ」だ。反北勢力の急先鋒であるてめえが言うな! 石丸が朝高のラグビーを応援する事で「朝高を応援してる自分は差別主義者じゃないんですよぉぉぉぉッ!」とばかりにわざとらしく弁明的振る舞いをしてるのと同じで、河泰慶もまた今回のようなわざとらしい振る舞いによって「北の選手を応援してる自分は民族反逆者じゃないんですよぉぉぉぉッ!」と装いたいのだろう。

さらに河泰慶についてもう一つどうしても指摘しておきたい事があるのだが、奴はさっそく例の西北青年団再建委員会の事をわざとらしく批判し始めた。前回筆者が予想した通りの展開だ。

http://joongang.joins.com/article/926/15965926.html
河泰慶「西北青年団は左右を離れてファシズム」(韓国語記事)

この記事の一部を以下翻訳抜粋。

河泰慶議員は30日午前あるラジオ番組で、論争になっている西北青年団再建委がセウォル号黄色リボンを撤去しようと試みたのと関連し「民主主義者ならば基本的に反対せねばならない」としてこのように明らかにした。
河議員は「我々の社会が左右対決ばかり浮き彫りになって、民主主義の重要性と本質が看過されている。例えば西北青年団の場合、自己の意思を暴力的に貫徹しようとしている点だ」とし「これは左右を離れてファシズムであり、寛容になってはならない」と強調した。

「これは左右を離れてファシズムであり、寛容になってはならない」だってさ。出たよ。「右も左もない:韓国版」が。西北青年団など「左右を離れて」どころか、明確に旧来的な「右のファシズム」そのもの。いかに西青だけを憎まれ役に仕立て上げて自己正当化に必死かがうかがえる。
上記は保守派の中央日報の記事だが、進歩派のオーマイニュースも負けてはいない。河泰慶の関連フェイスブックをわざわざ好意的に取り上げてやっている。オーマイニュースはどこまで馬鹿なんだか。

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002038712&CMPT_CD=SEARCH
西北青年団再建委員長「安斗熙の金九暗殺は義挙」30日ペ・ソングァン委員長が「日刊ベスト」に文章公開
代弁人「公式的立場ではない」(韓国語記事 以下一部翻訳抜粋)

セヌリ党内でも批判の声が出た。河泰慶議員は30日に自身のフェイスブックで西北青年団再建委に向かって「自爆方法も実にケバい」とし「誇大妄想症患者達だから、自分の力量に合わない名前を取って付けた」と強く批判した。さらに「従北も抉り出すべき対象だが、極右も抉り出す対象」だとして「西北青年団は右翼ゾンビであり、二つとも社会悪」と明らかにした。


↑問題の河泰慶フェイスブックのキャプチャー画面

今韓国の右翼の間では左派・進歩派や北に友好的な人間の事を「左翼ゾンビ(좌좀)」と言って罵倒するのが流行っており、もちろん河泰慶もそうした罵倒語を濫用してきた。それが西青の事を「右翼ゾンビ」などと呼んで対照的に扱っている訳だ。日本でもそうだったねえ。旧しばき隊関係者や東京デモクラシーどもが在特会を罵倒しつつも、旧来の左翼やその運動を「ヘサヨ」と言ってどちらも攻撃してたではないか。河泰慶も全く同じ論法である。
何が「極右も抉り出す対象」だ。てめえも極右のニューライトで、西北青年団と本質的な違いは何もないくせに何を言ってんだ! 西青を批判する振りさえしてればどんなに悪逆な極右やニューライトでも正義の味方を装える。日本で在特会を批判する右翼や差別主義者どもと全く違わない。河泰慶や曺国のごとき者が西青を批判するというのは、石丸次郎や統一戦線義勇軍・小林よしのり・野間易通らが在特会を批判するのと全く同じ性質のものである。てめえが言うなの一言なのだ。
前述の通り河泰慶は日本の右翼や反北朝鮮勢力とのパイプが太く、日本の社会事情にもある程度詳しいはずなので、多分に旧しばき隊や東京デモクラシーの手口を学んでいる可能性が高い。佐藤優が当時赴任していたロシアで直接目撃した(と思われる)ジリノフスキーの手口を学んで日本で応用(佐藤優現象)したように、河泰慶もまた自分と関係の深い日本において現在流行っている社会運動詐欺集団の手口や論法を大いに学んで転用したとしても不思議ではなかろう。筆者の悪い予感の通り、今後ますます韓国のニューライト勢力は西青だけを分かり易い悪役として叩く事により、自分らの正当化と美化に利用する。それをオーマイニュースやハンギョレといった馬鹿な進歩派が「まともな保守派」扱いして側面支援するというのも日本と同じ展開になるだろう。

今後予想される展開。

韓国でも安田浩一のような記者が出現して西青再建委を取材し始める。

その取材結果が書籍化されて出版に。「西青再建委は会員達の承認欲求を満たしてくれるので活発化した」「あれは一部の馬鹿が騒いでるだけ。韓国という民主主義国家そのものに問題はなく、全く悪くない」と結論付ける。歴史問題も国家保安法体制も全く関係ありません! ないと言ったらないんです!

その記者が西青への「カウンター・しばき運動(笑)」の界隈で教祖的立場に祭り上げられる。

その記者の本がどこぞの新聞社か出版社で賞を受け、一躍時の人に。

その記者は日本のマスコミからも取材をたくさん受けるようになり、インタビューで「韓国で極右を主張する政治家が勝利した事は一度もありません」などと全く事実に反する事を口走る。

結論「日韓、歴史問題棚上げして仲良くしようぜ!」


日本と韓国はどこまで仲良く一緒に地獄へ落ちて行くつもりなのか。上記のような予想が当たらない事を切に祈っているが…。

ある「模範的名誉日本人」の明かされた出自

お話にならない極右番組で世に害毒を垂れ流し続けたやしきたかじんだったが、死後の今になって実は在日だったという事が明かされたという。これは筆者も初めて知った。

http://www.daily.co.jp/opinion-d/2014/09/08/0007312441.shtml
http://www.daily.co.jp/opinion-d/2014/09/08/1p_0007312441.shtml
http://www.daily.co.jp/opinion-d/2014/09/08/2p_0007312441.shtml
やしきたかじんさんの隠された出自とは

上記記事はたかじんの事を「カリスマ」扱いして「こんなにたかじんさんは苦労した」みたいな書き方をしているが、この著者の角岡伸彦とやらは何を言っているのか? 
はっきり言わせてもらうが、たかじんが同胞だというのがもし事実だとすれば、筆者はなおさらたかじんという男を絶対に許せない。この男の極右番組では「従軍慰安婦は捏造」と主張していたのではなかったのか? 朝鮮高校無償化問題でも筆舌に尽くし難い酷い事をさんざん垂れ流してきたのではなかったか? 北朝鮮問題でも石丸次郎や高英起らのゴロツキどもを呼んでは「北朝鮮の脅威」を煽り立てていたではないか? 自分の出自を徹底的に隠した上で「日本人として」同胞に危害を加えるような事を言いまくったのだから、これほど卑劣な奴はいない。たかじんから目をかけられて番組にしょっちゅう出してもらっていた高英起は、この事を知っていたのか? まあ、知っていてもお互いに共犯関係にある以上言うはずもないだろうが。片や在日である事を公表して、片やその事を徹底して隠した「日本人」として、見事なコンビネーション&チームプレイの役割分担を(知っていたかどうかを問わず結果的に)してきたという訳だから。たかじんの素性が割れたというのは、同時にお仲間である高英起(及びたかじんに取り立てられた事のある他の在日も全て)という男が従来思われてきた以上に悪逆である事を証明してくれた事でもある。

上記記事で角岡はあれこれ言っているが、しょせんやしきたかじんなどという輩は同胞を売って自分の栄達だけを追い求めた卑劣漢の民族反逆者でしかない。模範的親日派である。それも最低の。身も心もすっかり日本人に同化して、右翼日本人に媚びへつらい続けたのがこの男の人生歴程と担当番組だったのだ。以前から酷過ぎる番組だったが、この事を知ってからはなおさら反吐が出る。
たかじんが橋下徹をあれだけ持ち上げてきたのは、要するに同じような立場だったからという事だろう。同胞に不利益をもたらすような言動を平然と行って、それで自分の私利私欲ばかりを追求し、社会に害悪を垂れ流す。

「それ(出自)をバネにして彼は歌手として頑張った」などと角岡は言うが、笑わせてはいけない。この男は後にヒットが出ず歌手として完全に行き詰まり、結局は日本人に媚びへつらい、同胞を売って食い物にする道へ進んだだけの事だ。たかじんが出自を必死に隠し続けたのは単に臆病だったからだろう。あれだけ同胞社会に害や不利益を及ぼす右翼芸人活動をやり続ければ、いずれ同胞達から手痛い制裁や報復を受けるかもしれない。そういう恐怖感に圧迫されての事でしかないだろう。「おまえも朝鮮人のくせに!」と同胞から言われるのを何よりも恐れ、逃げ回った惨めな小心者の小悪党というのがやしきたかじんの本質である。

ただ一つ遺憾なのは、我々はこの男が生きている時に同胞として膺懲・制裁出来なかった事であろう。この男が生きている時に「おまえも朝鮮人のくせに! ふざけるな!」という罵倒をせめて突きつけてやりたかった。小心者らしくこそこそとあの世へ「勝ち逃げ」された事だけは、返す返すも腹立たしく口惜しい。死後とあってはいささか遅すぎる感もするが、せめて今後ともこの親日民族反逆者への徹底した批判を続けていかねばならないだろう。

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