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今の渋谷区と同じような事を日本野鳥の会は80年代後半にやっていた

東京渋谷区が人権侵害としか言いようのない酷いホームレス排除をやりながら、裏では「同性パートナーシップ条例」なるものを承認していかにも「人権先進都市」のような顔をしている。そもそも渋谷区がホームレスを力づくで追い出しにかかったのは公園の命名権をナイキという私企業に売却した、すなわち金儲けの為であった。ところがそれだとあまりに露骨なので、同性パートナーシップ条例を大慌てで制定して体面を取り繕うごまかしに走ったのは誰の目にも明白ではないか。もちろんオリンピックの開催が決まったので、それに伴う街の「浄化」と「人権の外ツラ」を整えるという意味も大きい。かつてのソウル五輪(まさに日韓癒着の最たる象徴的事例であった!)もそうであったし、2016年のリオデジャネイロ五輪に向けてブラジルでも同じようなスラムの強制排除や反対運動の武力弾圧が起こっている事からも分かるように、今やワールドカップやオリンピックのような巨大(利権)スポーツイベントの開催とこうした酷い人権侵害は密接不可分の関係になっている。
それをごまかす為にちょっと別の「慈善行為」をやってみせて「うちはこんなに人権都市なんですよ」という顔をする…。よくある姑息な手段ではあるが、社会的弱者(ホームレス)を一つ排除する一方で、もう一つ別の社会的弱者(同性愛者)を持ち上げるかのような振りをするのは、まさに「分断統治」の最たる罪深いものだ。本当に渋谷区が人権を大事にするというなら、同性パートナーシップ条例を通すだけでなくホームレスの排除もやめるべきなのに、絶対そういう事はしない。ホームレスを公園から追いだしゃ命名権を買った企業から金が入ってくる。同性パートナーシップ条例で人権の体裁を取り繕えば、ホームレス排除の人権侵害行為もごまかせる上に、オリンピックに向けて外国にいい顔が出来て五輪利権もバッチリ。渋谷区にしてみれば一石で三鳥以上にもなるという事である。

これと同じような事を80年代後半にやっていたのが日本野鳥の会であった。野鳥の会は「自然保護」の看板を掲げながら、実際にやってる事は大企業の法人会員から莫大な会費を集め、行政の下請けみたいに環境アセスをして開発にお墨付きを出したり、果ては地方で地元住民のやっている自然保護運動を陰に陽に妨害する詐欺集団というのが実態で、今の反原連やCRACや東京デモクラシーのような3.11後のエセ社会運動の手口を30年以上も先取りしていた大先輩格にあたる(ただし今の野鳥の会がこのようになったのは、昔ある時期に首脳部のクーデターが起こって、がらりと組織体質が変わった為。詳しい経緯はまた後日にでも論じたい)。この事に気付いている人はなぜか少ないようだが。野鳥の会が地方の自然を守る運動をしないのは、自然保護運動の世界では有名である。例外は自分とこが所持するサンクチュアリ(野鳥保護区)の近くで何か開発の話が出た時くらいか。
80年代の後半にいわゆるリゾート法が制定されて日本中でゴルフ場の乱開発が行われた当時、日本野鳥の会はこれにほとんどと言って良いほど反対しなかった。自分とこの法人会員に三井不動産はじめとする大手不動産会社や大手ゼネコンが大挙して雁首を揃えていたのだから、そんな事出来るはずがない。だが表向きは「自然保護団体」の看板を掲げている以上、さすがに何にもしないままでは何も事情を知らない純真な下っ端会員達からも突き上げを食らって、組織のイメージ的によろしくない。そこで当時の野鳥の会が繰り広げたのが「かすみ網禁止」の制定運動だった。

ゴルフ場やリゾート開発の反対は野鳥の会としては金(法人会費)の為にどうしても出来ないから、代わりにかすみ網の反対をやって体面を取り繕う。

これはまさに今の渋谷区が

ホームレスを金儲け(公園命名権・五輪利権)の為に排除しながら、代わりに同性パートナーシップ条例を承認して体面を取り繕う。

のと全く同じであった。

かすみ網が野鳥の密猟に使われてきてその影響が見過ごせなかったのは確かだが、それよりもはるかに酷い自然破壊行為としてこの時一番優先すべき喫緊の課題であったのはゴルフ場やリゾートの開発ではなかったか。それを無視して何の自然保護かと思う。だったらかすみ網禁止とゴルフ場反対の両方を真面目にやれという話ではないか。しかもこの時制定されたかすみ網禁止は抜け穴だらけのザル法として悪名高く、ほとんど実効性がなかった。渋谷区の同性パートナーシップ条例にしても、これですぐにでも同性婚が可能になったかのように世間では騒がれているが、これは飽くまでも「パートナーシップ証明」であり、「婚姻届」とは別物である。少なくとも今の渋谷区役所に同性カップルが婚姻届を出しても受理はされない。野鳥の会が80年代後半に運動したかすみ網禁止法と同じで極めて実効性の薄いものである。野鳥の会がゴルフ場開発どころか実際にはかすみ網の禁止すら真面目に取り組む気がなかったように、渋谷区もまたホームレスの人権や生活はおろか実際には同性愛者の婚姻や人権など全く真面目に考えてはおらず、おいしいとこだけ利用してしゃぶりつくす事しか考えてはいなかったのだ。
野鳥の会にせよ渋谷区にせよ、こういう詐欺的手口に騙されてはいけない。

付け加えると、反原連(瓦礫拡散に反対せず、木野トシキに至ってはあのインチキ学者菊池誠を擁護)の野間易通が渋谷区のホームレス排除に対してどんな事を言ったか、あの男のツイッターを追った事のある者なら衆知の事実であろう。まさにこれらは詐欺師同士の類友である事がよく分かる話ではないか。

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