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石丸次郎終了のお知らせ

 と題しましたが、これまで書いて来た石丸関連の記事の続きは近いうちに完結させます。今回の記事はその番外編として御覧下さい。実は石丸次郎の終わってるぶりを最も良く象徴する、それでいて大変笑える記事を発見したのでそれを晒し者にするのが今回の記事の目的です。
石丸は日頃北朝鮮国民の困窮している姿を勝手に写真に撮っては日本のメディアで晒し者にしてメシを食っていますが、自分の困窮している辛い恥ずかしい姿を、それも外国のメディアに好き好んで見せびらかしたがる者など北朝鮮国民でなくても一人もいやしません。そういう無辜の一般人のプライバシーを侵害しまくって迷惑をかけるパパラッチ稼業で食っている以上、石丸本人の恥ずかしい有様も併せて晒し者にしなければ「報道の公平性・客観性」(笑)が保てないでしょう。
北朝鮮報道のスタンスは基本的に自由でなければなりません。北朝鮮の公式発表を鵜呑みにすると政治宣伝に利用されるかもしれません。誰かさんが2002年に言ったように(笑)。
以下に載せるのは極めて自由なスタンスから報道する、北朝鮮の公式発表を鵜呑みにするのでもなければ、政治宣伝に利用されている訳でもない、厳然たる「事実」の記録です。
 
先日、朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮)の国防委員長である金正日の後継者が三男の金正恩に事実上決まって内外に広くお披露目されたのは御存知の通りですが、それについて我らの愛すべき友人・石丸次郎はこの後継者問題に関して1年以上も前に自身の予測を東京新聞紙上(2009.04.20)で公にしていました。以下、その記事を転載します。ウェブ上では会員以外最初の一部分しか読めないので、当時上下2回に分けて発表された記事を書き写しておきます(強調部分は引用者による)。
 
 
こちら特報部
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2009042002000063.html
 
国内事情も悪化「経験、統治能力ない」
健康不安が顕著な北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記(67)。先の最高人民会議で、義弟の張成沢(チャンソンテク)氏(63)が事実上のナンバー2の国防委員に選出されたことで、後継者問題ががぜん、注目されている。ところが、多くの識者が息子への継承を予測する中、北朝鮮ウオッチャーの石丸次郎氏は「息子たちは無理」と大胆な見方で、異彩を放っている。石丸氏に聞いた。 (鈴木伸幸)
 
(上)
正当性でも3人に問題
三人の息子は誰も後継者になれないだろう」。北朝鮮内部情報誌「リムジンガン」(アジアプレス出版)の編集人、石丸氏は言い切った。「金日成(キムイルソン)氏から金正日氏に権限委譲されたのは冷戦時代。旧社会主義陣営を安定化させるために、権力世襲という無理をしても支えざるを得なかった。だが、今は国際環境が違う」
また、北朝鮮の内部事情も悪い。「人民を統治するための食糧配給制度は崩壊。軍にも十分な食料がない。国営企業は七割以上が立ち枯れ状態。その一方で、統制不能な市場経済が拡大中。こんなボロボロな国では、金総書記は息子に継承させたくないし、息子も継承したくない
さらには「そもそも三人の息子にはまだ十分な経験がなく、この国を統治する能力はない。今、ポストを与えられても、何もできない。金総書記はそれが分かっているはずだ」と付け加えた。
正当性でも息子には問題がある。長男、正男(ジョンナム)氏(37)の母、故成恵琳(ソンヘリム)氏は対立する韓国からの越北者。次男、正哲(ジョンチョル)氏(27)と三男、正雲(ジョンウン)氏の母、故高英姫(コヨンヒ)氏は大阪出身の在日朝鮮人二世といわれる。いずれも北朝鮮では警戒対象だ。
今回の張氏の国防委員選出にどんな意味があるのか。北朝鮮で地位を得るには、朝鮮労働党と軍のキャリアが必要だが、張氏には目立った業績はなく、今回の昇進には、金総書記の何らかの意思があるとされる。
張氏は金日成総合大卒で、同大在学中に金総書記のただ一人の実妹、金敬姫(ギョンヒ)氏と知り合い、結婚した。その張氏の昇進について、石丸氏は「利権をめぐる激しい権力闘争に勝ち残った実力が評価された」とみる。
北朝鮮では労働党や軍などがそれぞれ傘下に貿易会社などを持っている。張氏は金総書記を後ろ盾に、二年前からそうした会社経営者を『不正蓄財』『南朝(韓国)と不当な関係』などの言い掛かりを付けて粛清し、会社を統合整理。大きな利権を手にした
さらには、昨年八月に金総書記の健康不安が深刻化。「ベッド脇に立てる数少ない親族として、張氏は金総書記のお言葉を代行する役割を通じ、周りを固めたのでは」と分析する。
その一方、金総書記は健康不安もあり、今後に危機感を強めているという。北朝鮮では昨年末から今年にかけて「誰か分からないが三月に後継者が決まるらしい」とのうわさが広まり、その後「正雲氏に決まった」との情報が広範に流れた。
 
(下)
改革開放へ交渉を
「市民は『将軍様(金総書記)には息子がいるらしい』ぐらいしか知らない。それが、後継者の具体名まで流れたのは初めて」という。石丸氏は「金総書記の健康不安で政権内外に動揺が広がる中、あえてこうした偽情報を流して、とりわけ政権内部に『金体制に断絶はない。変なこと考えるな』とメッセージを送ったのではないか
そんな中の張氏の国防委員選出は「猜疑(さいぎ)心が強い金総書記だが『身内だし、しばらくはこれでしのげる』と判断した。張臨時代行のような形。今、決まっているのはそこまで」とみる。
十二日、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が金総書記の工場視察の記事を掲載し、工場の支配人らが「やせ細った将軍様の姿に涙を流した」と伝えた。世代交代へのムードづくりが狙いらしい。
ただ、石丸氏は「現時点では、息子の誰が『王位を継承するのか』の議論はあまり意味はない」として主張する。「北朝鮮が大きな曲がり角にあるのは事実。核やミサイルの実験をさせず、ポスト金体制を、改革開放と国際社会の協調に向かわせるにはどうしたらよいのか、国際社会は知恵を出し合わねばならない。そのための外交ビジョンを考えることが急務だ」
 
識者に根強い『息子委譲説』
義弟・張氏がカギ握る
識者の間に根強いのは「息子への権限委譲説」だ。「中国の支援で体制は細々と維持される。そうすれば、中国は北朝鮮を国際社会での交渉カードにも使える」とみるからだ。
関西大の李英和教授は正男氏が後継者とみる。「張氏は正男氏を子どものころからかわいがった。張氏の国防委員就任は、彼が後見人となって正男氏を後継者とするための前段階。年齢的にもキャリア的にも彼が最適で、中国も望んでいる」
「国防委員会は人数が八人に倍増されたが、新任者はいずれも張氏の同調者。“張代行体制”といってもよく、激やせした金総書記が、あえて姿を見せたのは『後継体制の準備ができたのでご安心を』というメッセージ」と分析する。
ただし、正男氏後継には問題がある。まずは「八年前に成田空港で拘束され、指紋などを採られたことが国際舞台で弱みになる」。また「本人の固辞」もありうる。その場合には「正男氏と張氏がタッグを組んで院政をしく。みこしは軽い方がいい。一番、名前が出てこない次男の正哲氏(27)を象徴君主とする」。
慶応大の磯崎敦仁講師は「三人の息子のいずれかが後継者となるだろうが、あくまで金総書記の意思次第。張氏主導による後継決定はない」と話す。「張氏の役割は、金総書記が指名する後継者の後見人」
息子の年齢については「近年、労働新聞に『人生にとって二十歳代大切だ』といった具合に『二十歳代』『三十歳代』という言葉がよく出てきた。三人の息子のいずれでもいいよう、地ならしが進んでいる」という。
国防委員会の人選については「思ったほど世代交代しなかった。金総書記以外の現職は八十歳代で実務は無理。新任者は秘密警察や軍若手の実務者ばかり。最終決定者は金総書記だが、一部の仕事を側近に任せる形にした」とみる。
北朝鮮指導部は金総書記の父、故金日成国家主席の生誕百年となる二〇一二年に「強盛大国の門を開く」とする。磯崎氏も李氏も「一二年に後継体制を明らかにするだろう」と予測した。
また、自衛隊で北朝鮮情報を分析していた宮田敦司氏は、労働新聞に国防委員の写真が掲載されたことに注目。「これまでは、閣僚クラスの写真も出てこなかった。国防委員全員の写真には、何らかの意味がある。集団指導体制への布石なのでは」と指摘した。
 
 
石丸次郎曰く「息子の後継はない」。
いくら何でもこれは凄すぎ。金正日の後継者は息子3人のうち誰になるかという見立ての違いはあれども、基本的に息子への世襲で決まりというのは誰が見ても明らかでした。そんなの別に北朝鮮研究の専門家でも何でもないカタギの素人でさえ明白に分かる規定路線でしょう。ところが、北朝鮮報道の第一人者を以って任じ、日本で自分以上に北朝鮮の事を知る者はいないかのように日頃から自画自賛して威張り散らしていた我らが親愛なる友人・石丸次郎は、そんな素人でも分かるような事柄を大ハズレさせたのです。この自爆っぷりは佐藤優の選挙予想にも匹敵する凄絶さがありますが、「本性は好戦的な反人権派にして戦争扇動者・民族差別主義者にも関わらず、舌先三寸で本来政治的スタンスが全く逆の左派・リベラル系にも大々的に食い込んで活動の場を獲得し、世の中に害悪を垂れ流す」という点で石丸と佐藤は双子のようにそっくりでした。しかし簡単な予想すら外して赤っ恥をかくという点までそっくりだったとは…。北朝鮮国内に大勢の情報提供者を抱えておきながら、誰の目にも明らかな後継者問題でとんでもないトンチンカンな予測をする辺り、石丸次郎もまた実は北朝鮮という国について本当は何も分かっていないのではないでしょうか。コメントを求められたら、北朝鮮への敵愾心に基づく妄想と願望とハッタリと、北朝鮮を自分が一番良く知っているという歪んだ自尊心で何でもかんでも断定して答えるという石丸次郎の本性がこれで良くお分かりいただけたと思います。
上記記事では石丸以外のコメンテーターもいい加減な事をしゃべってますが、それでも息子が後継者になるという基本線はちゃんと抑えているだけまだナンボかマシでしょう。石丸のコメントが一番大ハズレです。石丸の「僕が一番北朝鮮の事を知っているんだ」と言わんばかりの歪んだ思い込みにも困ったものですな。
 
大枚をはたいて北朝鮮内部の情報提供者を雇ってもこの程度ですか。いや、ひょっとしたらその「情報提供者」達とやらもかつての安明進(アン・ミョンジン 南に亡命した元工作員で、後にシャブで逮捕された挙げ句、自身の北朝鮮関連の証言にかなり嘘が入っている事を告白した)のような食わせ物で、金だけ貰っていい加減な情報と写真・映像ばかり石丸に届けている可能性もあるでしょう。それを鵜呑みにして馬鹿な事を言ってるとしたら、石丸次郎は相当に度し難いアホですし、あるいは情報のいい加減さを知っていてそのまま報道しているとしたら、それは単なる詐欺師です。いずれにせよロクなもんじゃありません。
 
石丸次郎の北朝鮮報道記事など絶対に鵜呑みにしてはなりません。こんな人間のコメントや記事を真に受けたら、間違いなく北朝鮮との外交ではとんでもない過ちを犯す事になります。「北朝鮮国民は困窮して不満が爆発寸前」「金正日は国民から見放されている」「拉致問題が解決しないのは何もかも北朝鮮だけが一方的に悪い」「南北朝鮮本国や在日の総連・民団が和解しようとしても全ては無駄で何にもならない」「北朝鮮こそが北東アジアの平和を乱す最大の元凶」「北朝鮮国民の反日感情など大した事ない。金正日に対する反感の方がはるかに強い」「金正日の後継者は息子達ではない」(笑)これらは今まで石丸次郎が10年以上も自身の記事や著書で書き、主張してきた事です。で、その結果は? 石丸の記事を読んでいると今にも北朝鮮で革命やクーデターが勃発して政権が転覆するかのような印象を受けますが、金正日政権は今なお健在どころか堂々と息子への権力委譲を世界中にお披露目するほど安定しているではありませんか。それどころか、同じ世襲権力者政党でも日本の自民党政権の方が先に崩壊しちゃいましたが。上記に列挙した石丸の言が正しければ、革命やクーデター以前に北朝鮮はとっくにアメリカによる武力行使で崩壊しているでしょう。でもそうはなりませんでしたし、アメリカもそのような事は出来ませんでした。北朝鮮最大の主敵であるアメリカでさえも、石丸次郎の妄想のようには北朝鮮という国を甘く見てはいないという事です。もしアメリカや韓国の外交官・諜報機関が石丸次郎並みの情報収集・分析能力しか持たず、「金正日政権は崩壊寸前」などと軽々しく考えて軽挙妄動したら今頃想像を絶する恐ろしい事態を招いた事だけは間違いありません。日本に住む我々など今頃こうして平穏(?)な生活が出来ていたかどうか。何よりも「北朝鮮だけが何もかも全て悪く、東アジアの平和を乱す最大の元凶」という屁理屈は歴史と現在の国際環境に全く符合せず、日本国内でしか通用しない妄言だという事です。アメリカや韓国のような国がそれでも石丸の妄想のような考え方に毒されきっていないのがまだ救いではありましょう。でも日本は…。
現在石丸次郎はアメリカに行っているようで、本人はツイッターで意気軒昂に北朝鮮の悪口を書き散らしていますが、その内容はほとんど「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の低レベルで無内容なものです。そんな人間でもアメリカでは確かに歓迎されるでしょうね。まともな知恵も知識も情報分析能力もないただのアホであろうとも、朝鮮半島問題ではアメリカの責任を一切不問にして免罪してきたアメリカ無謬論者なのですから。宗主国に絶対的な忠誠を誓う属国のイエロージャップ・ピエロであれば、それはさぞかし歓迎されるでしょうよ。利用価値がある限りはね…。
 
あ、でもひょっとして最近の石丸の記事内容が狂気じみて荒れてきた原因は、この後継者予想が外れたので不機嫌になったのが原因だったりして…。
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