石丸次郎の嘘八百な詐欺師ぶりにはほとほと呆れ果てますが、また自身のツイッターで馬脚を表す発言をしていました。
朝鮮高校の授業料無償化の問題はこれから大詰めを迎える。「拉致問題があるから」という理由で、無償化適用から除外することに、私は反対です。近々論考をウェブに掲載していきます。
何も知らない人間や石丸の信者がこれを見ると「やはり石丸センセイは常に民族差別に反対してきた、良心的北朝鮮批判者だったんだ」などと思ってしまうかもしれません。が、現実の石丸次郎という男はそんな甘っちょろいヒューマニストなどでは断じてありません。
「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」(以下守る会)という団体があり、ここは脱北者の支援をするかのような表看板を掲げつつ、実際には北朝鮮と日本の外交関係悪化と軍事的対立を高め、在日朝鮮人に対する差別・偏見・排外主義を煽り立てている、札付きの日本版ネオナチ団体です。ところが石丸(とその所属団体であるアジアプレス)はこのネオナチもどき団体とほとんど一心同体のように連動して活動を続けているのです。自分の講演会などを大々的に取り上げてもらうなど。
で、この守る会はその方針からすればまあ当然といえば当然なのですが、朝鮮学校への授業料無償化適用を猛烈に反対してきました。以下の声明文参照。
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00319
(どうでもいいけど、何で守る会のホームページにあるこうした声明文や組織概要は普通のクリックではコピー出来ないの? まあ、ブラウザの設定を変えればコピー出来ますが、そんなに自分とこの発表した文章を広められたくないなら、最初から活動なんかするな!)
石丸次郎自身と密接な関連団体で、このように明確に無償化適用を反対しているではありませんか。これはどう説明するつもりなのでしょう?
それとも何か、自分達は「「拉致問題があるから」という理由」では無償化適用を反対してないという事でしょうか。別の理由なら無償化から除外しても一向に構わないという屁理屈なのでしょう。確かに守る会の声明を読んでみると拉致問題を理由にはしておらず、主に教科書の内容に問題があるからという理由で無償化に反対する、というトーンでした。でも結局は同じ事じゃありませんか。無償化適用に反対しているという事に変わりはありません。これは明らかな民族差別です。単なる言い訳内容の違いに過ぎません。
実際に守る会ホームページには「関係諸団体」のイベント告知として特定失踪者調査会やら拉致問題団体がらみのイベントが盛りだくさんで、こうした極右民族差別集団を「関係諸団体」としている守る会自身もまた極右差別主義団体そのものである事は明らかです。守る会が差別主義者でないというなら、在特会の乱暴狼藉や東京都&神奈川県知事の差別行為を大々的に批判してごらん。出来ないでしょ? だって同じ穴のムジナなのですから。救う会と在特会にいたっては所属人員そのものが結構ダブってますし。
まさに守る会や石丸次郎らの本心は「無償化が適用されるかどうかが問題なのではない。チョーセン人を差別・排斥する事に意義がある」という事なのでしょう。
石丸次郎の「自分は差別に反対してきた。在日朝鮮人の人権を擁護してきた」などという言い訳がポーズだけの大嘘であった事を、これほど良く証明する事例はないでしょう。決定的と言って良い。本心から民族差別に反対するなら理由の如何に関わらず無条件で朝鮮学校の無償化に賛成すべきですし、守る会のようなネオナチもどきとは縁を切って批判せねばなりません。それが出来ないのなら、ええ格好しいはとっとと止めて、民族差別主義者・好戦論者・戦後補償不要論者という本音をはっきりと表に出して活動すべきです。佐藤勝巳だの荒木和博だの石原慎太郎だのはそうしてますよ(笑)。その方が騙される人間がいなくなっていい。佐藤や荒木・石原らはもちろん許し難い連中ですが、それでも差別主義者という自分の醜い本音・本性を堂々とさらけ出して活動している分、まだ石丸に比べれば「正直」です。
辛淑玉だのぱぎやん(趙博)だのといった一部の在日が石丸を熱烈に支持して持ち上げているのですが、これは自分達を差別・迫害している存在を熱心に慕うという喜劇に他なりません(もちろん騙されているのではなく、確信犯も相当いるでしょうが)。こうした「自分は差別主義者じゃない詐欺」に引っ掛かる被害者が、今後出ないようにする為にも、です。PR