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朴裕河と「同志的関係」なのはハンギョレのような韓国進歩勢力

「最近問題になっている朴裕河(パク・ユハ)世宗(大教授が『帝国の慰安婦』で言及した「同志的関係」という表現は、日本軍と朝鮮人慰安婦ではなく、乙未事変を黙認した日本と禹範善の関係を指す時に使われるべきだ。」
「歴史の評価は冷静だ。一人の人間が生まれ、話し、文を書き、行動するためには多くのことを考えなければならない。佐野で暮らしていた禹範善にも、帝国の慰安婦を書いた朴裕河教授にも、この記事を書く私にも当てはまる言葉だ。」

何を他人事みたいな顔して勝手な事言っとんじゃ、ボケッッッッ! 
上記に引用した記事を読んで、筆者は真っ先にそう思った。何の事かと言うと、数日前ハンギョレに載ったコラムの事である。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/22759.html
[コラム] 親日派・禹範善の墓で思う“同志的関係”
登録 : 2015.12.11 08:05 修正 : 2015.12.12 07:19

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/721285.html
同原文記事

この吉倫亨(キル・ユンヒョン)というハンギョレ日本特派員は本当にどーしょーもない記者だとは前々から思っていたが、今回のコラムはまた輪をかけて酷いだろう。上の引用文で挙げられている禹範善(ウ・ボムソン)というのは日帝の朝鮮侵略に加担した凶悪な親日派であり、とりわけ乙未事変(明成皇后:閔妃の暗殺事件)で日本側に内通した実行犯の一人として悪名高い。確かに禹範善が日本と「同志的関係」であったのは間違いのない歴史的事実である。だがそれを言うなら、あんたの勤め先はどうなのよという話だろう。ハンギョレ(に限らず韓国の代表的進歩派メディアである京郷、オーマイニュース、プレシアンも同様だが)ほどこれまで朴裕河を持ち上げる記事を何度も載せてきた新聞はないし、その関係者にはどれだけ朴裕河シンパが多い事か! ハンギョレはじめとする韓国進歩派メディアが朴裕河をヨイショしてきたのは「帝国の慰安婦」に始まった話ではなく、それ以前の「和解のために」や「反日ナショナリズムを超えて」の頃からだったのだから、まさに筋金入りなのである。

日本で大江健三郎や若宮啓文、小森陽一、上野千鶴子、木宮正史、「お飾り体制は3年で崩壊詐欺師」(笑)といった連中が、朴裕河を擁護してその在宅起訴を抗議する声明を出したのに呼応(?)し、韓国でも朴裕河擁護派の知識人達が同様の声明を出した事は周知の通り。この韓国側知識人190人の名簿はプレシアンの記事に載っているので興味のある方は読んでみるといい。もちろん朝鮮語記事なので読める人限定になるが。

http://www.pressian.com/news/article.html?no=131532
"박유하 <제국의 위안부> 검찰 기소, 과하다"
지식인 190명 성명 발표…박유하 "위안부 폄훼 의도 없었다"
2015.12.02 14:35:54

朴裕河「帝国の慰安婦」検察起訴はやり過ぎだ
知識人190人生命発表…朴裕河「慰安婦を卑下する意図はなかった」
2015.12.02 14:35:54

その後、賛同者の総数が194人に訂正されたので更新された名簿は以下参照。

http://m.khan.co.kr/view.html?artid=201512031631051&code=940100&med_id=khan

この知識人連中の言ってる事は日本側とほとんど同じで、「公権力の弾圧」「学問・言論の自由を脅かす」という馬鹿の一つ覚えだ。そもそもはナヌムの家の「慰安婦」被害者が「帝国の慰安婦」の酷過ぎる記述によって侮辱の限りを尽くされたのが事の発端だという事を、この者どもは徹底して黙殺している。まさに被害者と加害者を完全に逆転させる酷い詭弁だが、これと似たような事は2012年韓国総選挙直後の「統合進歩党事態」でも見られた。本当は加害者である柳時敏(今回の韓国側声明に入ってる!)や沈相奵(こいつも村山をわざわざ韓国に呼んだりした「日韓和解派」だった)といった当時進歩党の非主流派が、知らない間に被害者にして党内改革派であるかのように180度逆の事が報じられたとんでもない事件だったが、日韓で出された朴裕河と「帝国の慰安婦」の擁護声明も同じ様相と言うか、それを狙っているのは明白であろう。

で、この韓国側声明の賛同者メンツについて、筆者もまだこれら全員の素性を調べた訳ではないものの、パッと見ただけでさもありなんという者から「え? 何でこいつが?」という者もいて、腹立たしいやら呆れるやらといった所である。

例えば延世大学の文正仁などは結構前から朴裕河を応援してきた人間であり、何の不思議もなかった。知らない人の為に付け加えると、文正仁は金大中・盧武鉉政権時代に政府審議会委員や準閣僚級の高位職に取り立てられた学者であり、朝鮮共和国に対する太陽政策の立案や南北首脳会談の実現にも大きな影響を及ぼした。そういう人間が現代の親日派そのものである朴裕河を応援してきたのである。この背景には盧武鉉政権の「二枚舌外交」に起因する部分が大きく、詳しく論じると長くなるので別の機会に述べたい。知らない人は意外に思うだろうが旧金大中・盧武鉉政権の要人達には何人も朴裕河シンパやそれと同じような歴史観の持ち主がおり、旧金大中・盧武鉉派と朴裕河は「同志的関係」そのもので、そうした関係と構造を生み出した金・盧政権の外交政策の本質と問題点はもっと研究されてしかるべきと筆者は考える。早い話、日本では反日のイメージが強い盧武鉉も、本心では日本との「和解」を志向していた可能性が高かった。盧武鉉を単純に「歴史や独島の問題で奮闘した民族派」とみなすのは日本人だけでなく、朝鮮人・韓国人にとっても弊害が大きいと思う。この文正仁と羅鍾一(盧武鉉時代の駐日大使。ただし不思議な事に、羅は今回の声明には加わっていない。和田春樹と似たような魂胆か?)の二人が金・盧派の代表的朴裕河支援者と言って良いだろう。文正仁と羅鍾一は「日韓和解」という政治目的の為に、朴裕河の言ってる事がおかしいと百も承知で利用している、代表的確信犯でもある。そう、日本野鳥の会や反原連や米軍基地本土引取り運動を見ても分かるように、邪悪な社会運動とは基本的に「99%の狂信者&アホ組と、1%のずる賢い確信犯」で構成されるものだから…。

こうした腹黒い確信犯とは違うのが、これまで朴裕河的な言動とは程遠い活動をしてきたはずの人間が声明に加わっている事だ。この「何でこいつらが朴裕河を支持・擁護するのか信じらんない組」の中には、全泰一(韓国労働運動のシンボル的人物。朴正熙時代に抗議の焼身自殺をした)の母親の人生を追ったドキュメント映画だの、性暴力被害に遭った女性のドキュメントだの、一応は優れた社会派映画で評価された独立系監督達が何人もおり、こういうのを見ていると本当に世の中の全てが信じられなくなってくる。双龍自動車解雇労働者達の籠城闘争は韓国以外の労働運動の世界でもかなり有名な話だが、そのドキュメント映画の監督が朴裕河を支持・擁護とか、人間の想像力の限界をはるかに超越した物語としか言いようがない。性暴力被害者の社会派ドキュメント監督が朴裕河を支持・擁護だって? 「従軍慰安婦」は性暴力被害者ではないとでも言いたいのか? 朴裕河にせよこの監督にせよ、「だったらてめえが同じ目に遭ってみろ!」としか言いようがない。この手の人間達の本性とは結局の所、解雇労働者や性暴力被害者を己の売名や飯の種にしか思っていなかったという事だろう。だから従軍慰安婦などの日帝植民地支配の問題にもまともな考えや見識がない。そう考えれば連中がこの声明に加担したのも理解出来る。朴裕河と連中は「同志的関係」、いや、「同じ穴のムジナ関係」だったのだから。

韓国で朴裕河支持派知識人が194人、それも旧金大中・盧武鉉政権の要人、民主化運動出身者、労働運動関係者、性暴力被害者を取り上げた映画監督、ハンギョレなど進歩派マスコミ関係者、人権派(?)弁護士といった所から出て来たというのは、実に惨憺たる光景である。韓国の知識人の世界が日本以上に腐っている事と、仮に朴裕河という人間個人が「帝国の慰安婦」問題で失墜して社会的影響力を失うような事があっても、その後釜はいくらでもいるという事を示している。この194人の中には、朴裕河が失墜した後で入れ替わるように自分がそのポジションに座りたいと思っている者もかなりいるのではないか。日帝植民地支配責任を棚上げして「日韓和解」の口利き役になり、己の立身出世と金儲けをしたい連中の集団と見るべきだろう。つまり今回の朴裕河支持声明賛同者軍団というのは「21世紀の一進会」なのである。かつて日本の朝鮮侵略を助けた一進会と同じように、そのうちこいつらも「和解」すら飛び越えて「日韓合邦を要求する声明書」みたいなものを発表するのではないか。
和田春樹のように最近少し朴裕河と距離をおき始めた(?)者にしてみれば、もっと使えそうな手駒候補はいくらでもいるという事だ。朴裕河の命運はますます金玉均に似てきたような。クーデターが三日天下に終わって、福沢諭吉らからも見捨てられたという例のアレ…。

上記声明にはハンギョレ関係者も何人かいるが、それについてはまた項を改めて詳しく述べたいと思う。そうした犯罪的な身内の事を棚上げして偉そうな事を言っているあの日本特派員こそ偽善の帝王ではないか。
また、この声明騒動には日本でほとんど報じられていないその後の経過もあり、それも改めて報告したいと思う。ハンギョレまでもが最近朴裕河にやや距離をおくような言動をしているのは、そうした状況を見ての日和見である可能性が高い。

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박유하하고 “동지적관계”를 맺은 者들 (下-1)

제2로 박유하는 그 은혜를 어떠하게 갚았던가? 2012년 한국대통령선거, 문재인(文在寅)과 박근혜(朴槿惠)가 격전을 벌인 이 선거에서 참으로 이상야릇한 성명이 발표되였다. 그것은 한국의 대학교수들 1000명이 문재인을 적극 지지한다는 선언이였다.

http://www.mediaus.co.kr/news/articleView.html?idxno=30407
대학 교수 1000명, 문재인 적극 지지 선언

이 선언 명단을 보면, 놀라운 이름을 하나 발견하게 된다. “박유하(세종대)”라는…. 두말할 것 없이 박유하의 주장이란 구래 뉴라이트하고 아무 차이없고, 실제로 뉴라이트학자들의 식민지근대화론을 적극적으로 인용하고있다. “화해를 위해서”에서는 일제시기 “쌀 수탈”은 “쌀 수출”이였다는 이야기(한국의 대표적인 식민지근대화론자인 이영훈 李榮薰의 말)까지 원용하고있다. 이러한 점을 감안하면, 박유하는 대선에서 박근혜를 지지하는 것이 당연한 일이라. 그러한데 실제로는 문재인을 적극 지지했다. 왜? 생각할수 있는 리유란 오직 하나. 6년전에 자기 책을 우수도서로 해준 親盧에 대한 보답이라고 밖에 할수 없다. 누구나 아는 사실이지만, 문재인은 노무현의 비서실장을 한 者로 대표적인 親盧로 꼽힌다. 박유하로서는 자기 출세 계기를 마련해주었던 親盧들을 지지하는 것은 당연한 일이였을 것이다. 또 그러하야 “문재인이나 親盧를 지지하는 자기는 일본우익의 대변자가 아니하다.”라는 구실 삼을 수 있는 것이다.

가정적인 이야기이지만, 문재인이 대선에서 이겼으면? 다른 문제는 몰라도, 박유하문제에 관해서는 지금보다 더 심한 상태가 될수 있었다. “위안부”문제를 박유하 주장대로 “해결”해서 일본과 “화해”하려고 한 가능성이 크다. 그뿐 아니라, 박유하를 정부 요직에 앉힐 수도 있었다. “지일파”라 자칭하는 박유하에 주일대사관 직무를 주고나, 대통령의 대일정책 조언자로 임명하고나…. 최악의 경우, 박유하를 정부각료로 할 가능성도 부정못한다. 일시 박근혜가 문창극(文昌克)을 총리 시키려 한 것 처럼, 문재인이 박유하를 총리 시키려 한다…. 상상만 해도 소름 끼치는 이야기지만, 있을 수 없는 일은 아니하다.

“식민지지배는 하느님의 뜻” by 문창극
“식민지지배로 한국의 근대적 토지·경제체제가 구축” by 박유하

文에는 朴, 朴에는 文. 문재인(또는 親盧)에 있어서 박유하는, 그야말로 박근혜에게 문창극과 비숫한 존재라고 할 수 있다.
물론 이 이야기는 어디까지나 필자의 추측과 가정에 불과하지만, 親盧와 박유하가 이러하게까지 “협력관계 · 동지적관계”에 있는 현실을 생각하면 단순한 롱담(弄談)으로 끝낼 수 없는 것이다.

하나 부언하건데, 문재인은 민주당(새정치민주연합)소속이라 하지만 사상적으로는 참 뉴라이트성향이 강한 정치가로, 지금 한국에서 큰 사회적화제인 “력사교과서 국정화문제”에서 사실상 국정화를 인정하는 듯한 말을 하고나, 당대표 취임 직후에 리승만(李承晩) 박정희(朴正熙) 묘역을 참배해서 “모든 역사가 대한민국입니다. 진정한 화해와 통합을 꿈꿉니다.”라는 미친놈소리까지 했다. 여기에서도 또다시 아무개씨 같은 “화해”란 말이 나온 것이다.

“박정희 대통령은 산업화의 공이 있고, 이승만 대통령은 건국의 공로가 있다"
"저는 그 분들을 우리의 자랑스러운 전임 대통령으로 함께 모시고 함께 기념할 것"

문재인의 이 말들은 전형적인 뉴라이트史觀에 틀림없다. 舊독재세력, 친일파, 왜놈들을 “심판”하는 것이 아니라, “화해”해야한다? 이 이야기가 우리한테 주는 교훈은, 문재인과 박유하가 친한 동지적관계라 하더라도 아무 모순도 없다는 것이다! 박유하가 2012년 대선에서 문재인을 적극 지지한 것은 너무나 당연한 일이란다!

그들 親盧派와 박유하는 이미 완전히 서로를 의지하고 신뢰하게 되였다. 세상 그 어떤 일도 다시는 그들을 갈라놓을 수 없게되였다.
하지만 이것은 결코 이야기의 끝이 아니였다. 사실 이 이야기 본론은 이제야 막 시작되고 있었다….  

(글이 너무 길어져서 죄송합니다. 조금 더 繼續됩니다.)

2000年代前半辺りまでの表現規制反対運動の総括が必要だ(1)

最近常々思うのが漫画やゲーム・アニメなどのエロ規制に反対する、いわゆる「表現規制反対派」と言われる漫画家&同人誌作家やそれの追従者であるオタク層の酷さである。その最たるものは何と言っても「ラブひな」「魔法先生ネギま!」の赤松健だろう。知らない間に赤松が今では漫画・同人業界におけるこの手の運動のリーダー格という事になってる(どうしてそうなったのか経過がさっぱり分からないのだが)のは周知の事実だが、そのあまりに露骨な権力すり寄り姿勢が鼻につく。なにしろ「自民党の先生方に頭を下げて」なのだから。甘利明が「漫画好き」だという話を聞いただけで百万の味方を得たようにみっともなくはしゃいだのも有名だろう。

https://twitter.com/KenAkamatsu/status/624041021161078784
赤松健 ‏@KenAkamatsu
ところで記者さん達とのお話の中で、甘利大臣がかなりの漫画好きであることが分かってきた。麻生さんの影に隠れて目立たないけど、かなり読んでおられる模様。甘利番の記者はみんな知ってることみたい。これはチャンスだな。(笑)
19:19 - 2015年7月22日


https://twitter.com/kenakamatsu/status/544327510775717888
【衆院選】自民党が再び大勝ということで、漫画アニメの表現規制に関しても、今まで通り与党に頭を下げて話を聞いてもらう必要があるでしょう。悪口を言っている場合ではありません。表現規制の反対派の皆さんは、ぜひ「礼儀」を持って活動して頂きたいと思います。
19:06 - 2014年12月14日


麻生太郎(年寄りがさっさと死ねるように)が漫画好きらしいという話を聞いただけで「俺達の太郎」などと礼賛された頃から、オタク達の世界が一歩も進化していない事を赤松の立ち居振る舞いは示している。
今の日本は間違いなく安倍晋三流「第2次美しい国」である。それと同時に麻生太郎流「年寄りがさっさと死ねる美しい国」、甘利明流の「TPP交渉で2次創作に配慮するという美しい空手形の国」でもあるのだ。安倍や甘利の言う「2次創作に配慮」などという発言、仮に証券や債券としての信用度を付けるとしたらどれほどの格付けになるだろうか。いやそれ以前にそもそも格付けが可能な水準なのか。誰が見ても不渡りになる可能性が100%の空手形に誰が格付け出来るというのか? 赤松こそこうした自民党「美しい国」権力の兵隊となって、その「美しい手形詐欺」の先棒を担いでいるに過ぎないのではないか。

赤松に次いで酷いのが、かつて少年チャンピオンでやってたお色気漫画「エイケン」の松山せいじだ。この者は表現規制がどうこう言う以前に、いかにも脂ぎった成金セクハラ親父丸出しの暴言や差別発言を振りまいては、某犯罪組織幹部とその元ネタ総理(笑)並みの面皮極厚ぶりで開き直っている。

https://twitter.com/seijimatsuyama/status/672058169401577473
松山せいじ コミケ3日目東マ48b‏@seijimatsuyama
そう言えば、コンビニのエロ本に『子供の視界に入るけしからん』って怒る人いますけど、そもそも子供の視界には、男女同じ環境で着替えたり、親子でお風呂に入ったり、日常的に裸があるから、子供は裸をなんとも思わないし、視界にすら入らない。

素直に『自分が不愉快なんだ駆逐してる!』でしょ?
6:22 - 2015年12月2日






https://twitter.com/seijimatsuyama/status/672374970777911296
@zak_koneko_zak 個人の感想は人それぞれですしね。 もし本当に嫌なら、政治家にロビィングしても良いのではないでしょうか? 私は、過去に民主党の議員に会って話を聞いて、規制の利権の理不尽な話を聞いているので、現在は政治家との繋がりも持っておりますよ(^^)
3:20 - 2015年12月3日


https://twitter.com/seijimatsuyama/status/672378666857324544
扉 ‏@zak_koneko_zak 17 時間17 時間前

先ほど喧嘩売る気はないとおっしゃってましたけど、最初から売る気満々だったのですね。 https://twitter.com/seijimatsuyama/status/672377458285350912 …

松山せいじ コミケ3日目東マ48b
‏@seijimatsuyama

@zak_koneko_zak てか、君、煽り垢でしょ?

今風呂上がりで、Netflix見ているから遊んであげるよ〜

3:35 - 2015年12月3日

    松山せいじ コミケ3日目東マ48b ‏@seijimatsuyama 17 時間17 時間前

    @zak_koneko_zak ちなみに後ろに写っているMac Proは100万します。


俺様は100万のパソコン持ってる金持ちなんだあああああッ!
俺様のバックにはエライ政治家のセンセイ様がついてるんだぞおおおおおッ!

「金持ち」「政治家とのパイプ」こうした俗物根性丸出しのステータスをひけらかして、コンビニのエロ本に不快感を表明しただけの人に上から目線で喧嘩を売る。「俺様はエライんだ」と天狗になってる馬鹿が単に「弱い者いじめの快感」という変態行為に浸っているだけだ。松山せいじという人間は漫画家や表現者という以前に、人間として当たり前の常識が欠落している。つまり「それ以前」の問題という事だ。松山せいじという漫画家は作品が猥褻なら、人間性も汚れていた。

こういうクソとしか言いようのない作家どもを大量に輩出(「排出」「排泄」とも言う)してしまった「表現規制反対運動」とは一体何であったのかという疑問がわく。本来、権力の表現規制押し付けに抗うというならば、例え描く作品がエログロ猥褻であっても、作家自身の人格や社会観・世界観・倫理観はまともでなければならない。いや、だからこそ高い倫理観が求められるのではないか。さらに言えば反骨精神もなければならないはずだ。時の権力に規制・抑圧されてもそれに抗うという気概である。作り手がそれを喪失すれば、この世のあらゆる芸術作品には面白みどころか意味もなくなるだろう(赤松や松山の漫画が本質的につまらないのもその為だ)。しかしながら現実には、赤松や松山その他これの同類である「表現規制反対派」作家どもを見ていると、エロやお色気ラブコメを売りにしている漫画家ほど、それに比例して人格や人間性・社会観・倫理観も汚れているという傾向が見て取れる。それ以上に問題なのは、連中はみな恐ろしいほどの権力志向だという事だ。与野党問わず政治家とのパイプ作りに腐心し、それをひけらかす事で自分自身も「権威・権力」になろうとする。まさに「狐仮虎威」「売勢」(호가호위: 매세 いずれも朝鮮語で「虎の威を借る狐」の意)の極みだろう。漫画の表現規制を目論んでいるのはそうした国家権力や政治家ではなかったのか。それに抵抗するのではなく、一体となってエラソーにするとはどういう事かと思う。例えその政治家が表現規制に反対するという部分に関してだけ言えば一応は支持出来ない事もなさそうな人物(「(原発事故起こっても)ただちに影響はない」の枝野とか。飽くまでも「一応」ね)であったとしても政治家は政治家であり、その政策内容に応じて支持する事はあっても盲従してはならず、ましてやその権威・権力をかさに着るなど論外である。しかもその政治家の他の政策が酷かったらどうなのか。枝野幸男にした所で原発事故直後の振る舞いは酷いものであったし、歴史認識や臓器移植関連法に対するスタンスもかなり問題であった。ましてやそれよりもはるかに落ちる自民や維新の政治家にいたっては! だって甘利明だぜ? こいつがゲームソフトの中古ソフト問題や知財関係でどれだけ消費者を無視した酷い規制強化派(我ら知財派ッッッッ!)だったか知らないとは言わせない。松山や赤松の言動を見ていると、表現規制をストップさせる為に政治家ロビーをしているのではなく、自分がその権威・権力をかさに着る事が目的だったのではないかと疑いたくなる。

(続く)

【翻訳記事】韓国で現在進行中の重大な言論弾圧事件:ハンギョレに対する1億ウォンSLAPP訴訟:訳者解説

前回記事の訳者解説】

お読みになった通りである。
ほんの数日前に韓国ではまさに言論の自由を脅かすとんでもない事件が発生していた。与党セヌリ党の代表である金武星が、自身の父親の親日行為を書いたハンギョレに対して1億ウォンという巨額の民事訴訟を仕掛けてきたのだ。

一応日本の読者の為に、金武星という政治家の来歴について改めて簡単に述べておきたい。金武星の父親は日帝植民地時代の実業家で金龍周と言い、日帝の御用商人みたいな事をやって財を成した人間だった。金龍周は若い頃には民族主義的な傾向もあったらしい(だからといって独立運動までやったりそれを支援したという資料はない。飽くまで民族主義的「だったらしい」というレベル)が、1930年代以降は露骨な親日行跡しか見当たらない。今回の記事にあるように地元の有力者として「朝鮮の若者は天皇陛下の為に聖戦へ出征せよ!」みたいな扇動を熱心にやっていた訳である。誰がどう見ても明白な親日反民族行為者としか言いようがない。そして南朝鮮の親日派の例に漏れず8.15解放後も金龍周は何のお咎めもなく巨財を抱えたまま生き延び、1960年台には国会議員にもなっている。それの息子・金武星はこうした親父の財産ばかりか政治的基盤まで受け継いだ典型的な世襲政治家で、朴槿恵と並んで「韓国では今でも親日派の後裔達が既得権をつかんでいる」という事実を証明する生きたサンプルと言えるだろう。これまで韓国は日本に比べると世襲議員は少なかった(飽くまで比較的ね)が、こうした金武星や朴槿恵のような世襲政治家の例はセヌリ党・民主党問わず選挙の度に着実に増加しており、年々日本とそっくりな状況になっている。

日本ではこうした与野党問わぬ世襲政治家どもが靖国神社に参拝して愛国心を説き、挙げ句には「北朝鮮は権力を世襲している独裁国家。北朝鮮人権法で圧力を掛けろ!」と騒ぎ立てる。
韓国でははこうした与野党問わぬ世襲政治家どもが朴正熙の墓に参拝して愛国心を説き、挙げ句には「北は権力を世襲している独裁国家。北韓人権法で圧力を掛けろ!」と騒ぎ立てる。

結論:日韓仲良くしすぎだぜ!

それはともかく、今ではとても信じられない話だが、この金武星は政界に入って間もない頃(1985年)は金泳三の秘書みたいな事をして活動していた。金泳三も金大中と並んで民主化運動の巨頭とされていた時代の話である。それが今ではどうか? 歴史教科書国定化の強行、労働法改悪強行、さらに先日光化門で行われた民衆総決起デモ、例の警官隊が凄まじい暴力を振るって弾圧したこの平和的デモに対して金武星は「あのデモはイスラム国と同じテロだ」という妄言まで吐いて自分らの凶暴な弾圧行為を正当化し続けている。当初は民族主義者だった(らしい)が後に熱心な親日行為を働くようになった親父と同じで、息子の方も当初は民主化勢力に一応加担していた(らしい)が後に典型的な朴正熙型極右反動政治家になったという事だ。
金武星とはこういう政治家だという事を念頭に置いた上で前回の翻訳記事と今回の訳者解説をお読みいただきたい。なお、金武星の履歴(日本版および韓国版ウィキペディアなど)を見てみると「民族問題研究所創立理事」という一文があるが、ここにある「民族問題研究所」というのは「親日人名事典」の刊行で馴染みのある「民族問題研究所」とは同名の別団体なので注意されたい。

本論に話を戻すと、今回の件はまさに権力者による口封じの嫌がらせ訴訟、俗に言う「SLAPP訴訟」の典型例であろう。「韓国の言論の自由」がどうのこうの言うならば、直近の例としてはまず真っ先にこれを取り上げねばなるまい。しかしながらどうした事か、筆者が調べた範囲では今回の件は日本で全く報じられておらず、言及している者もいない。何よりもハンギョレ日本版が記事を翻訳掲載していない(2015.12.02現在)のだ! こんなに重大な記事を訳さないという、またしてもハンギョレ日本版の一番悪い部分が露呈した訳でもあるのだが、故に筆者がやらざるを得なくなった次第である。

筆者はこれまでハンギョレ新聞という報道機関を何度も批判してきた。ハンギョレというと「軍事独裁政権時代に弾圧された韓国の反権力ジャーナリスト達が結集して作った、韓国を代表する革新系新聞」というイメージが根強くあり、今でもここは「6月抗争の精神」に則って素晴らしい報道をしているかのような「美しい誤解 by 伊勢崎賢治」をしている者が内外に多くいる。だがそんなのは遠い昔話に過ぎず、現在のハンギョレの実態は創刊時の精神からは遠くかけ離れた堕落の極みだ。その間にハンギョレはずいぶんと右傾化し、信じられないほど酷い論調に加えて、金さえ積まれればどんな酷い広告でも平気で載せる総会屋体質を持つに至った。ハンギョレのそうした点を批判してきた筆者でさえ、今回の訴訟は重大で深刻な問題を持っており、決して看過出来ないと考える。

韓国で時の与党代表が一新聞社に対して巨額の損害賠償請求訴訟を起こして恫喝してきた。今回の件は日本で言うならば、かつて安倍晋三が従軍慰安婦報道でNHKを恫喝したのと全く同質な言論弾圧行為である。金武星は与党セヌリ党代表すなわち日本の自民党で言えば総裁であり、韓国では大統領に次ぐ実力者と言って良い。そんな権力者が自分の父親の親日前歴という公然たる事実が嘘だといって因縁をつけているのだ。

安倍晋三(&故・中川昭一)
「従軍慰安婦などというありもしなかった事を放送しやがってぇぇぇぇッ! 番組内容改編して謝罪せえやぁぁぁぁぁッ!」
金武星
「わしの親父の親日行為などというありもしなかった事を書きやがってぇぇぇぇッ! 1億ウォン出して謝罪せえやぁぁぁぁぁッ!」

結論:日韓仲良くしすぎだぜ!

…冗談はともかく、権力者による「言論の自由を弾圧」というなら、これは近年でも上位に数えられる酷い典型例であるのは誰が見ても明らかだろう。そう、日本の愚かな知識人達が抗議声明を出した朴裕河の起訴とは全く違って! 大江健三郎や村山富一らが

「権力が特定の歴史観をもとに学問や言論の自由を封圧する挙に出た」
「何を事実として認定し、いかに歴史を解釈するかは学問の自由の問題。言論には言論で対抗すべき」
「韓国の健全な世論が動き出すこと」を期待し、「民主主義の常識と良識に恥じない裁判所の判断」を求める。

と言うならば、まずはハンギョレに巨額のSLAPP訴訟を仕掛けた金武星に対してこそ抗議声明を出さねばならない。朴裕河を訴えたのは「従軍慰安婦」被害者、すなわち何の力もなく、解放後も何の補償もなく苦痛を受けて来た老人達だ。このような弱者が、大学教授で日本の名だたる有名知識人からはモテモテ(笑)で本が売れて話題の「人気作家」という「みなし公人・みなし権力者」に侮辱の限りを尽くされて、やむを得ず訴えたというのが朴裕河に対する訴訟ではないか。これのどこらへんが「公権力による言論弾圧」なのか。本当の「言論弾圧」は同じ韓国ですぐ近くに、同じく日帝時代に起因するテーマで発生しているではないか。朴裕河自身も著書で言っていたはずである。「従軍慰安婦問題は日本軍よりも、朝鮮人業者や娘を売った親や村長(要するに「親日派」)達の方が悪い」みたいな事を。金武星の父・金龍周は植民地朝鮮の大実業家にして道会議員まで務め、(朴裕河が言う所の)朝鮮人業者などとは比較にならぬほど親日派としても大物だ。連中(朴裕河並びにその支持勢力)の論理で考えても、金武星とその父親の親日問題を糺す事の方が歴史問題的にもはるかに重要ではないか。

ここで一つ、極めて朴裕河流に則った「理論展開」を以下にしてみたい。

1)権力が特定の歴史観をもとに学問や言論の自由を封圧する挙に出るのは大変問題だ。
2)韓国与党代表という高位にある金武星という権力者がまさにそれをやっている。
3)従軍慰安婦問題は日本軍よりも、朝鮮人業者や娘を売った親や村長(要するに「親日派」)達の方が悪い。by 朴裕河
4)金武星の親父は「朝鮮人業者」などよりも親日派としてはるかに大物であり、当然責任も重い。
5)従軍慰安婦問題が「親日派」のせいだというなら、当然より大物をこそ追求すべきではないのか?
6)「朝鮮人業者」などという小物しか追及しない朴裕河ごときよりも、堂々たる親日巨頭・金龍周の事を追求する方が「韓国の学問・言論の自由」にとっても、「従軍慰安婦問題」の「解決と和解」にも有益である。
7)結論:朴裕河が起訴されたなどという、ちっぽけな事なんかどうでもいい。あんな奴ほったらかしときなさい。ハンギョレを訴えた金武星に対して抗議声明出すのが優先だ!

我らが親愛なる友人にして従軍慰安婦問題の「論議に深みを与えた」朴裕河教授自身の流儀に従って理論展開すれば、彼女が起訴された件なんかどうでもいいという事になるのです! 大江健三郎や若宮啓文(笑)をはじめとする「日本を代表する良心的知識人軍団」は今すぐ彼女を擁護する声明を即座かつ永久に撤回し、ハンギョレを擁護する声明を出さなければならないのです! それがすなわち「慰安婦の方々の哀(かな)しみの深さと複雑さ」を「韓国民のみならず日本の読者にも伝」えた、21世紀韓国が生んだ偉大なる伝道師・朴裕河教授自身の御心にも適う行為なのです! 何と素晴らしき朴裕河教授の自己犠牲精神ではありませんか!

…冗談はともかく、朴裕河が自著でさんざんやってる得意技、すなわち「特殊な事例を過大に取り上げて、それがあたかも普遍的な事例であったかのように言う」「事実関係に対する極度に恣意的な解釈」「論理的な飛躍」「論理のすり替え・ねじ曲げ」といった強引な「朴裕河流」に従って解釈すれば、こういう結論しか導けない。「朴裕河がどうなろうが知ったこっちゃねえ。どーでもいい。あんな女の擁護声明なんか出さずに、ほったからかしときなさい!」と。

冗談抜きで真面目に考えても、「権力による言論の自由の弾圧」という観点からすれば、ハンギョレが訴えられた事の方が真に驚異的で不当な提訴である。
大江健三郎は今回の朴裕河擁護で、これまで彼が積み上げてきたものが全て一気に崩壊(実際にはそれ以前から相当部分崩れていたが)したと言っても過言ではない。だが、名誉挽回にまだ何とか間に合うかもしれない。朴裕河擁護の声明から抜けるなり撤回し、今韓国で進行している本当の言論弾圧にこそ抗議する事だ。わずかな残滓でしかなくとも、己の名誉を回復したければそれしかない。その日を全く期待せずに待っている。

一方で今回の記事を翻訳しなかったハンギョレ日本版は一体何を考えているのか? 今回の記事が出た日、ハンギョレ韓国本家ではこの記事を当然デカデカとトップに載せた。本家が直面したこれほど大きな言論弾圧訴訟トップ記事を日本語版が完全に無視して載せないとか、本当にあり得ない話だろう。自社の記事を特落ちとか、ジャーナリズムとしてそれ以前の問題ではないか。筆者がハンギョレ本社の社長だったら、日本語版を統括してる日本特派員と日本語版スタッフを全員クビに、良くて厳重戒告だろう。こんだけあり得ないヘマをやっているのだから。
しかしながら、別の見方も出来る。つまり日本語版スタッフ衆にとってこの記事はよほど都合が悪かったのではないか、と。今回の件が知られれば、当然朴裕河の在宅起訴とそれに対する日本側知識人の抗議声明と比較されるのは避けられない。そうなれば朴裕河に大義がない事は誰の目にも明らかになるし、当然そんなロクでもない声明を出しながら本当に抗議すべき対象に抗議せず勝手な「和解」の為の歴史認識を振りかざす日本側知識人達の愚劣さも露になってしまうだろう。それに配慮したのではないか、という事だ。もちろんこれは筆者の推測に過ぎない。だがあり得る話だと思う。それはハンギョレ日本版が今後「ある記事」を訳すかどうかではっきりするだろう。その「ある記事」とは、韓国側の朴裕河擁護声明だ。日本の知識人達の声明が出てから、韓国でもそれに同調した声明を後日出すという話がこの間ちらほらと韓国の新聞で散見された。その韓国側声明がハンギョレに載った際、同日本版がそれを訳して掲載するかどうかに掛かっている。もしハンギョレ日本版が韓国側の朴裕河擁護声明を掲載したなら、筆者の仮説はほぼ当たりだろう。そしてその可能性は非常に高いと考える。大江健三郎の場合とは違い、その日を大いに期待して待っている。

【追記】
…と、ここまで書いたら、案の定ハンギョレ日本版に朴裕河の起訴に反対する韓国知識人の声明(朴裕河擁護派)を取り上げた記事が載った。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/22674.html
『帝国の慰安婦』著者の起訴に韓国知識人が反対声明
登録 : 2015.12.03 00:58 修正 : 2015.12.03 07:19   

この朴裕河擁護声明に名を連ねた連中は本当にどーしょーもない奴らばっかりで、特にチャン・ジョンイル(蔣正一)という小説家は「帝国の慰安婦」が出た直後から朴裕河の擁護記事をあちこちで垂れ流し、とりわけハンギョレはそれをずいぶんデカイ扱いで掲載してたほどだ。延世大学教授のキム・チョル(金哲)も同様である。この両人はもはやほとんど朴裕河を神と崇める狂信者と言っても過言ではない言動を、これまでずっと繰り返してきた。そういう韓国のどーしょーもない進歩派くずれのクズ知識人どもの集大成が、同じく日本のどーしょーもないクズ知識人と「国際連帯」するという訳だ。
結論:日韓仲良くしすぎだぜ!

こういう知識人ぶった連中が「慰安婦」被害者達をセカンドレイプするような真似を、国境を越えて大々的に行っている。本当に終わっているとしか言いようがない。このハンギョレ記事には「帝国の慰安婦」に批判的な立場からの別の声明についても触れられているが、こちらの賛同者は約70人程度。対して朴裕河擁護派は190人と3倍近い。一応は「慰安婦」被害者の立場に立った声明がやっと出て来たのはいくらか救いだが、それでも韓国知識人の世界はやはり暗澹たるものがある。ハンギョレの記事ではその性格が異なる二つの声明を「起訴に反対」として一緒くたに扱っており、これまた酷いものではあるが。

余談だが、上記ハンギョレ日本版の翻訳記事は韓国語原文記事リンクのアドレスまで間違えていた(12月3日11時現在)。正しいアドレスは以下である。いくら何でも仕事が杜撰に過ぎるのではないか。

http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/720101.html?_fr=mt2
“박유하 책 문제 많지만, 기소는 사상·학문 자유 옥죈다”
등록 :2015-12-02 19:43수정 :2015-12-02 21:56

一応ハンギョレには鄭栄桓氏のインタビューも載っているので、そちらをこそ読んでいただきたいと思う。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/22669.html
[インタビュー]『帝国の慰安婦』著者を告訴したのはハルモニたち、弾圧ではない
登録 : 2015.12.02 23:46 修正 : 2015.12.03 07:17   

http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/720103.html
“할머니들이 고소한 것… 탄압으로 보는 것은 적당치 않아”
등록 :2015-12-02 19:47수정 :2015-12-02 21:55

それと本人による補足。
http://kscykscy.exblog.jp/25144573/
朴裕河氏の在宅起訴問題について――『ハンギョレ』インタビューの補足

鄭栄桓氏のインタビューは良い。だがハンギョレはこれで「両論併記したからオッケー」などとは考えない事だ。これまで蔣正一はじめとする朴裕河擁護派(信者)の記事をさんざん載せてきた罪はどうなるのか。それに対して猛省すべきだろう。さもなければ金武星を批判する資格を失うだけだ。ハンギョレはこの際、金武星の鼻持ちならない提訴と「慰安婦」被害者達の血を吐くような訴えのどちらが本当の言論弾圧なのか、言論機関として旗幟鮮明にしなければならない。Show the Flag!
その日を、これまた大江健三郎の猛省と同じで全く期待せずに待っている。

【翻訳記事】韓国で現在進行中の重大な言論弾圧事件:ハンギョレに対する1億ウォンSLAPP訴訟

父・金龍周の発言が一番長くて鼻持ちならなかったぞ
登録:2015-11-27 20:09 修正:2015-11-29 09:52


セヌリ党・金武星代表の亡父・金龍周の親日問題を扱った「ハンギョレ」8月1日付土曜版カバーストーリー。金武星代表は該当記事が根拠に打ち出した日帝植民地時代の「毎日新報」と「全鮮公職者大会」記録が虚偽だと主張し、「ハンギョレ」を相手に損害賠償訴訟を提起した。


「土曜版」ニュース分析 なぜ?
金武星、「ハンギョレ」に1億ウォン損害賠償
 
▼セヌリ党の金武星代表が父・金龍周の親日論争に対して大々的な反撃に乗り出した。記者会見と資料配布を通じて積極的に釈明に乗り出し、ついに「ハンギョレ」を相手に1億ウォンという巨額の損害賠償訴訟を請求した。金龍周の親日を立証する資料は山のように積まれている。息子としてただ認定して通り過ぎては、問題にする者が面映いだろう。だが一体彼はなぜ無理押しをするのか? あの多くの証拠達を何としても伏せてしまおうというのか?

セヌリ党金武星代表が、父親の親日行跡を報道した「ハンギョレ」を相手に1億ウォンの損害賠償と反論報道を請求する民事訴訟を提起した。執権与党の代表にして有力な大統領候補である金代表が父親の親日論争を正面対応してもみ消そうという意に解釈される。

「ハンギョレ」は8月1日付土曜版に「金龍周の息子金武星」(オンライン版題名「『親日』金武星の父が愛国者に変身している」日本版未訳:訳者注)という記事を載せ、その根拠に日帝植民地時代に発行された「毎日新報」記事と1943年の「全鮮公職者大会」記録を挙げたこれらの記録を見れば金代表の父である金龍周慶北道会議員は「徴兵を送る半島の父母として…可愛い息子が護国の神として靖国神社に捧げられて祀られる栄光を十分に認識せねばならない」と主張した。

だが金代表は訴状を通じて「毎日新報は朝鮮総督府機関紙で、虚偽・誇張報道はもちろん歪曲・捏造まで事とした新聞」であり「信じられない」と主張した。全鮮公職者大会記録も「強制的に公職者を招集してこれらの発言を事前に作り上げ、強圧的に朗読させた事が確実」で「信憑性がない」と語った。金代表はこれに続いて、ハンギョレ1・3・4面にA4用紙4枚になる分量の反論報道文を載せ、1億ウォンの損害賠償をせよと要求した。

鐘が鳴ったのに5分ほどさらに忠誠発言

民事訴訟に先立って、金代表は去る11月3日に同じ内容で言論仲裁委員会に調停申請を出した。言論仲裁委員会(ソウル第8仲裁部 仲裁部長・金秀鎰)は13日に金代表とハンギョレ双方の代理人を呼んで調停を試みたが、双方の主張が平行線をたどって調停に失敗した。ハンギョレ代理人は「金代表側の主張が事実関係とあまりに違い、受け入れられない」と明らかにした。言論仲裁委員会11月18日「調停に代える決定」を下したが、ハンギョレが20日に異議を申請した事によって、最終的に言論仲裁委の調停は成立しなかった。

言論仲裁委員会関係者は27日「言論仲裁委員会の決定が無効となった事により、この事件は自動的に民事訴訟が提起される」とし「言論仲裁委員会は金代表側が管轄裁判所を決定した通りに今回の事件記録一切を裁判所に送る事になり、続いて民事訴訟手続きが進行する」と語った。

金武星代表の主張を要約すると、日帝時代「毎日新報」と「全鮮公職者大会」記録の二つともみな「虚偽」という事だ。二つの記録が嘘ならば「『親日』金武星の父が愛国者に変身している」というハンギョレ記事も「誤報」になる。だが二つの記録は歴史学者だけでなく、政府の公式文書も認定する重要な史料だ。

毎日新報は朝鮮総督府機関紙として1910年から1945年に解放される時まで発行された韓国語日刊新聞だ。金代表は毎日新報に対して「日帝の植民地支配を正当化する為の虚偽・誇張報道はもちろん、歪曲・捏造まで事とした新聞」なので「決して信頼できないもの」だと語る。


金武星代表の亡父・金龍周の親日発言が載っている「親日反民族行為関係資料集Ⅷ」表紙。李明博政権時代に大統領直属機関である「親日反民族行為真相究明委員会」が著した資料だ。


だが李明博政権の時に発刊された「大統領所属親日反民族行為真相究明委員会」の「親日反民族行為関係資料集Ⅷ」を見ると毎日新報を全く違って評価している「総督政治の宣伝機関と植民地言論の前衛的役割を遂行したこの新聞は日帝植民地統治はもちろん、植民地言論の性格を究明するのに重要な意味を持っている」(29頁)というのだ。

また裁判所の判決も毎日新報を重要な史料と認定している。ソウル行政裁判所5部は2011年11月判決を通じて「毎日新報は朝鮮総督府の機関紙ではあるものの、当時全国的に発行された日刊紙として日帝時代史研究における重要な一次資料として、国内外の歴史学者達によって歴史研究の為の資料に活用されている」と明確に釘を刺している。当時の裁判は東亜日報設立者・金性洙が親日反民族行為者と決定されるや、東亜日報側が政府を相手に訴訟を提起したものだ。金代表の主張通りならば、執権与党代表が裁判所の判決はもちろん李明博政権が公式的に認定して発刊した資料集の論理を否定する形になってしまう訳だ。親日問題を掘り下げて来た民族問題研究所側も「国家機関である親日反民族行為真相究明委員会が親日人士1006人名簿を発表した時も毎日新報を主要史料とした」と明らかにした。金代表の主張通りならば、李完用も親日派名簿から逃れる抜け穴が生じる事になる訳だ。

全鮮公職者大会は1943年に朝鮮の公職者428人が参加して日帝の徴兵制施行に感謝を捧げ、米英を打ち破る事を決議した大会だ。金代表はこの大会に対して「強制的に公職者を招集してこれらの発言を事前に作り上げ、強圧的に朗読させた事が確実」だと主張する。だが「親日反民族行為関係資料集Ⅷ」に載ったこの会議録を見ると、この大会がどれだけ自発的に開かれたかが露になる。「1943年8月中旬、京城府会議員若干名が会合をする頃…みな熱烈な賛成の下に全朝鮮の悩みを共にする同志である我ら公職者が一ヶ所に集まって徴兵制実施に対する感激を共にして同時に、米英を撃ちてし止まぬ決議を新たにする事に意見の一致を見る事になったもの」(552頁)という経過報告がある。

また当時の公職者達がどれほど競争的に忠誠を誓ったか生々しく表れている。司会者が「時間の関係で一人辺り15分以内に」発言する事を要求したのに時間を超える場合があり、聴衆達も拍手を送って「良かった」や「賛成」「よく分かりました」「分かった、分かった」と積極的に呼応している。特に金代表の父親である金龍周慶北道会議員の発言は著しい。二日に亘って進行されたこの大会で発言者は全16人だったが、金龍周の発言が最も長い。15分が過ぎて鐘が鳴ったのに5分ほどさらに忠誠発言をまくし立てる。春川出身の公職者も15分を超えたが、鐘が鳴るとすぐに言い終えたのと対照的だ。

「父の親日」報道が間違いだと
「ハンギョレ」1・3・4面にA4で4枚分
反論報道を載せて1億出せと要求
言論仲裁委調停成立せず
民事訴訟手続き進行する予定

巨額損害賠償訴訟を出したのは
亡父の親日を「紛争領域」に
移して引き伸ばそうという意図に見られ
本当に無念ならば民事訴訟でなく
記事を書いた記者を検察に告訴せねば


総督府機関紙だから信じられないと?

内容も発言者の中で最も鼻持ちならなかった。彼は拍手を受けて登壇し「それぞれの面(村)に神社を建立し…日本精神の真髄に徹底して染み入る事が出来ます」とし「これから徴兵を送る半島の父母として、息子を国の創造神に喜んで捧げる心構えと、可愛い息子が護国の神として靖国神社に神として捧げられて祀られる栄光を十分に認識し、全ての物を神に帰一する信念を持たねばならないと思います」という。さらにひどいのは、新羅時代の花郎・官昌と朝鮮時代の死六臣・成三問の事例を挙げて「我々はこのように義勇忠烈なる先祖を持っています。その子孫である者が奮闘して固い覚悟を持つのが非常に重要だと思います」という論旨を繰り広げる。我々の先祖の忠誠心と意気を今日に甦らせ、日本天皇の為に決起しようという話だ。

何よりもこの大会記録に対して政府が出した史料集は「韓国人公職者をはじめとする支配層が持つ徴兵制認識と時局認識、戦争観など多様に提示されている」とし「親日協力者達が競争的に『いかに栄光ある皇軍となれるか』方法を提示し『忠烈な皇国臣民になる為に何をすべきか』を目に見えるよう紹介している資料」(26頁)と評価している。その為手続き上で見るならば、金武星代表はハンギョレ報道を問題にする前に政府の史料集が誤っていると訴訟を提起して然るべきであろう。政府が撒いた報道資料をそのまま引用しただけの記事に対して、報道資料を問題にせずにマスコミばかり責めている始末だ。

金武星代表はなぜこのような無理押しをするのか? 日付順で振り返ってみると理由を推察出来る。「『親日』金武星の父が愛国者に変身している」は記事が出たのが8月1日付だ。野党も「亡父の人生を美化するな」と後続攻勢を続けた。金代表は8月14日「対応するつもりはない」と断言した。記者達が質問を続けるや「やめよう」と言って座を立ちもした。9月17日、民族問題研究所が親日を裏付ける決定的な資料達をぶちまけた。軍用機募金献納、日帝植民地時代末期の出征皇軍に対する感謝状発送主導、徴兵制実施礼賛などだ。それでも金代表側はさしたる反応がなかった。争いの拡大を望まないという明らかな意思表示だ。

だが1ヶ月余過ぎた10月25日に態度がすっかり変わった。金代表は汝矣島の食堂で行った記者懇談会で「親日ではない」と強弁した。「うちの父は日帝に気付かれないように独立軍へ活動資金をやったりした」と主張までした。この日の懇談会は亡父の問題が主題ではなく、記者達が聞きもしないのに突然話を切り出して昼食の場でずっと父の話ばかりした。翌日厚ぼったい釈明資料を出し、29日には金龍周会長が設立した慶北浦項永興初等学校を訪問した。取材陣の前に立って「聞きたい事はあるか」と言い、積極的に対応する姿を見せもした。大々的な反撃が始まった訳だ。

その間に何があったのか? 10月12日教育部の国定教科書行政予告を除いて説明は出来ない。金代表は国定教科書強行の最先鋒に立った。「歴史学者の90%が左派だ」と規定した。また「左派達によって父が親日派と罵倒されている」と語った。二つの主張をつなげれば「父を親日派と罵倒する勢力はみな左派だ」という結論につながる。あたかも解放政局で親日派達が自身を攻撃する勢力を全てアカ扱いしたのと同じ論理だ。次期有力大統領選候補として障害物を片付ける為、国定教科書論争の渦中に亡父の親日問題を左右論争にすり替えようという戦略と解釈される。


彼はじりじりと時間稼ぎがしたい

そんな大きな絵図の大統領選青写真の中にも「ハンギョレ」を相手にした訴訟は別途の目的があるように見える。まず1億ウォンという巨額の損害賠償訴訟を出して記者の口を封じようという一次的目的があるようだ。だがそれよりは、亡父の親日問題を「真実の領域」ではない「紛争の領域」に移してしまう事ではないかという推論が可能だ。民族問題研究所の朴秀炫研究室長は「金武星代表の訴訟論理は、現在裁判が進行中である東亜日報・朝鮮日報の訴訟論理と同一だ」とし「法的な論理だけで見れば裁判所の確定判決が出なかった為に、両新聞社設立者の親日行為が明確にも関わらず、依然として争いが進行中の事案として残っている」と語った。実際2009年に親日反民族行為真相究明委員会が東亜日報設立者・金性洙、朝鮮日報元社長・方応謨を親日反民族行為者と規定するや、子孫達がこれを取り消せと訴訟を出した。裁判は6年過ぎても依然として進行中だ。金性洙の場合は1審裁判所であるソウル行政裁判所が金性洙を親日派と認定したが、控訴後の裁判は紆余曲折の連続だった。ソウル高裁は事件をじりじりと引き伸ばした。事件は同裁判所の行政6部→行政3部→行政5部→行政7部→行政7部を経て6度目の裁判長にまで渡った。方応謨親日裁判は最高裁で4年近く眠っている。裁判所が巨大マスコミ会社の顔色をうかがっているのだ。ある前職最高裁判官は「法理が複雑であったり争点が多い事件はは時間が長く掛かり得るが、それでも1年余りあれば全て整理出来る。裁判が2年越えたら、それは単に『自分が裁判長でいる間は判決したくない』という意味」と語った。

金武星代表に必要な時間は2年あれば十分だ。2017年12月の大統領選挙までだ。これから2年間亡父の親日問題に対して無数の質問があふれる事だろう。山のような証拠の為に答弁に苦しむだろうが、裁判が進行中であれば話は変わる。「まだ裁判所の判断が下らないので待ってみよう」と言える逃げ道が生じたのだ。

これに対して刑法が専攻であるソウル大の曺国教授は「民事訴訟は数年ずつじりじりと引っ張るが、刑事法は国家の刑罰権脅威から人心を早く解放させるのが目標で、裁判の進行速度が違わざるを得ない」とし「金武星代表が本当に無念だというなら、新聞社を相手に民事訴訟をするのではなく、記事を書いた記者を検察に告訴しなければならない」と語った。

金宜謙専任記者 kyummy@hani.co.kr

訳:ZED
朝鮮語原文記事はこちら
http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/719453.html

※またしてもハンギョレ日本版では訳されなかった重要記事です。朴裕河を擁護して声明まで出した「日本の良心的知識人」どもは、上記のような権力者によるモノホンの言論弾圧事件にはなぜ反対しないのか? 御都合主義にもほどがある。この件は普段ハンギョレに批判的な筆者も看過出来ない重大な問題だと思います。
取り急ぎ訳文を。訳者解説はまた後で追加します。しばしお待ちを。

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