まずは以下に掲げる詐欺師のツイートを御覧下さい。
Ishimaru Jiro @ishimarujiro 2013年4月11日 - 8:40
開城工団問題に対する国内のある協力者の見方「撤収・閉鎖ちらつかせて揺さぶり、工団自体を取り上げてしまおうという魂胆のように思える。金剛山もそうやったし」
https://twitter.com/ishimarujiro/status/322132033449119744
ではここで問題です。このツイートには間違いがあります。それはどの部分でしょうか? もっとも全部間違いだと言えなくもありませんが。それ以前に石丸次郎という人間の存在自体が何かの間違いだと言えなくもありませんが…。(制限時間1分)
正解は…以下の韓国SBSで報道された番組の翻訳記事を御覧下さい。
http://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1003776421
以下ユーチューブでも視聴可
https://www.youtube.com/watch?v=HWAIIhxsjaA
閉鎖7ヶ月 開城工団に行ってみると…原資材そのまま
記事入力 2016.09.08 20:19 最終修正 2016.09.08 21:15
〈アンカー〉
今度は朝鮮の内部事情がどのように動いているのか推測出来る報道を一つお見せします。我が取材チームが開城工団の最近の姿を何とか撮影しましたが、稼動中断7ヶ月が過ぎようとしている今でさえも原資材に出勤バスまでもがそのまま残っているのが確認されました。
これが何を意味するのか、安正埴(アン・ジョンシッ)記者が説明します。
〈記者〉
去る27日の開城工団の姿です。
閉鎖されて7ヶ月が過ぎましたが、外観上損傷した痕跡はありません。
ある工場の屋上に何かが詰まった白い袋が見えます。
開城工団企業協会を通じ、該当業者を訪ねて確認してみました。
金西鎭(キム・ソジン) 開城工団企業協会常務:該当業者関係者達に聞いてみましたが、生地だそうです。ロールになっていて、前からいつも屋上に置いて使い、今の写真を見せたら「そのままだ」と。
工団閉鎖前に保管しておいた原資材がそのまま残っていたのです。
去る3月に北側が開城工団資産の清算を宣言してから、原副資材や完成品を処分するだろうとの観測がたくさんありました。
一ヶ所だけ確認されたものですが、他の工場資産も保存されている可能性が高いです。
出退勤バス達も観察されました。
二つの区域に分けられているバス達を見当つけて数えてみた所、250台から310台ほど、本来使用していた出退勤バスが291台ですからバスもほぼそのまま保管されている訳です。
曺奉鉉(チョ・ボンヒョン) IBK企業銀行経済研究所副所長:原副資材とバスを北側が使用出来るにも関わらず引き続きそのまま管理しているというのは、開城工団が一日も早く再開したら良いという(北側の)期待感が(反映しているようだ)。
政府はしかし、北側が核開発を続けている状況で開城工団再稼動を論議する状況ではないという立場です。
(訳 ZED)
御覧の通り、開城工団に残された南側企業の原資材は、閉鎖から7ヶ月が過ぎた今もほとんど手付かずでそのままで残っているという事が明らかになりました。それ以前にこんな映像よくヘリで飛んで行って撮って来れたなと驚くばかりですが、閉鎖後の開城工団がどんな状態かを知る事の出来る貴重な映像であり、スクープだと言えるでしょう。朴槿恵政権の一方的な中断措置で開城工団が閉鎖される事になり、北側もこれまで工団資産の清算やら軍事統制区域にすると表向き強硬姿勢をとってはいましたが、それでも実際には南側企業の資産類には手を付けず、いつでも再開出来るよう保存していたというのが本当でした。一方で南の朴槿恵政権は開城工団を一方的に潰して入居企業達に致命的な損害を与えておきながら、彼らに一銭の補償もしていません。
南北の和解と平和統一に真剣なのは果たしてどちらなのか? 開城工団が今の朝鮮民族にとって持つ意味とは何なのか? それを今一度考えねばなりません。
さらに言えば、開城工団をはじめとする南北協力事業に対して、これ以上ないほどのデマと誹謗中傷を浴びせて妨害してきた日本人が誰であったかも! その最たる存在がアジアプレスの石丸次郎に他なりません!
あんた3年前何て言ってたよ?
※間違い探しの答
「工団自体を取り上げてしまおうという魂胆」だって? どこらへんがだ! 原資材もバスも全部手付かずそのまま残してあるじゃねえか! 大嘘つきめ!
石丸次郎は金剛山観光に対しても「金正日の資金源だ」という何の裏付け取材もない口から出まかせをサンデー毎日の連載などで散々書き立ててきましたが、開城工団に対してもこの男はあらん限りの無根拠な攻撃を繰り返してきました。先述のツイートは2013年の「第1次危機」の時のものですが、またしても何の根拠もないデタラメであった事が実証された訳です。「撤収・閉鎖ちらつかせて揺さぶり、工団自体を取り上げ」るどころか、原資材がほとんど手付かずでそのままじゃないですか。「
人道支援物資が軍に横取りされている」とか、「
北朝鮮でシャブが蔓延」といったデマの時もそうですが、この男はどれだけ恥知らずで鬼畜外道な詐欺師なのでしょう。日頃から「北朝鮮に内部協力者を植え込んで独自の取材をしている」などと豪言壮談(호언장담 朝鮮語で大言壮語の意)してきたくせに、言ってる事は間違いや嘘ばかり。アジアプレスと石丸次郎はまともに取材をしていないという事がまた一つ証明されました。ヘリを飛ばして開城工団の様子を撮って来る。これがどれだけ危険な取材か言うまでもないでしょう。アジアプレスと石丸がやってる「朝中接境地帯の取材」など何の危険もなく、取材のうちにも入らないオママゴトです。こいつよく恥ずかしくねえな、の一言でしょう。今回の取材をしたSBSの安正埴という記者もそのスタンスには結構問題があって筆者としてはあまり好きではないのですが、それでもこういう本当に危険な取材までしてちゃんとスクープを取っており、日韓でよく見られるデタラメな「北朝鮮報道」とは一線を引く哲学がある分、アジアプレス&石丸ごときとは比較になりません。石丸は以前自分のツイッターで「ハンギョレなどの韓国進歩派メディアはロクに取材をしていない」などとエラソ-に言ってた事がありましたが、それこそおまえが言うなの極致です。ハンギョレなどが酷いのは確かですが、それでもアジアプレスのようなモノホンの詐欺集団にだけは言われる筋合いはないでしょう。
石丸はこのツイートが飽くまでも「(朝鮮)国内のある協力者の見方」だとしている(だから自分に責任はないという意)訳ですが、そんな逃げは通用しません。「第1次危機」の緊迫した状況で仮にも「専門家」の発言、しかも御丁寧に自分と同じ関西弁にアレンジした発言を載せている訳ですから、この「協力者(限りなく非実在協力者である可能性が高いが)の見方」とやらが石丸自身の見解(と言うか願望)とほぼ同一とみなされて当然です。南北朝鮮のあらゆる交流事業を口を極めて罵ってきた人間の言う「工団を取り上げるのが魂胆、という協力者の見方」が、当人の見解そのものとほぼ同一である事を疑う方がおかしいでしょう。
「撤収・閉鎖ちらつかせて揺さぶり、工団自体を取り上げてしまおうという魂胆のように思える。金剛山もそうやったし」
というのは石丸次郎本人の見解と同一と考えてしかるべきであり、それに石丸は反論出来る立場ではないのです! しかしそれが全く根拠のないものである事が判明しました。石丸が朝鮮民主主義人民共和国内部を本当はまともに取材していない事もいつも通りの「平常運転」です。
この男は一事が万事で、いつもこのように正体不明の「北朝鮮内部の協力者」の口を借りて民族差別や朝鮮共和国に対する敵愾心を煽る「問題発言」を垂れ流すという手口を好んで使ってきました。これほど卑劣な手はありません。この類の手口を得意とする人間に我々はもう一人心当たりがあります。「帝国の慰安婦」の朴裕河に何とそっくりなのでしょうか! 石丸と朴は今まで何度も互いのツイートを好意的にリツイートしている事から分かるように、実際にも大変仲が良いようです。仲良し! まさに日韓癒着、双方の最も悪い奴ら同士仲良くしようぜ!
一部の在日はいつまでこのような悪質極まりない詐欺師とつるんでいるつもりなのでしょうか。総連組織の一部も同様で、雑誌の「イオ」は即刻アジアプレス関係者(綿井健陽など)を切るべきですし、それと関係の深い在日(李信恵など)も一切登場させるべきではありません。あのような輩どもは戦う相手でしかないという事にいい加減気付くべきです。まだ民族的良心というものが残っているならの話ですが…。
石丸やアジアプレスとつながっているかどうかというのは、その在日がどれだけまともかを推し量る計測器だと言っても過言ではないでしょう。
[追記]
尹健次(石丸を自分の雑誌に起用した)批判の続きについてはもう少し先になります。最近ちょっと忙しいもので。尹健次の決定的と言って良い酷い発言を発見しているので、それは必ず御覧いただきたいと思います。すげーよな尹健次って…何せ「自存自衛」だもんね…。
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