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藤山愛一郎ほどアホウではなかった?

という事でしょうか。

ワタミ会長「相談した事実ない」 都知事選でコメント
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020901000316.html

まあ、みんなの党に相談はしてないというだけで、出馬するかどうかについては言明していない事から色気はあるんでしょうね。止めた方が良いとは思いますが。まあ、在日の某有名学者と同じで政治家になるチャンスはこれからもあるから、無理に都知事選に出るまでもないのが(彼らにとって)賢いやり方ではあるでしょう。
周囲にとっては迷惑なんですが。
 

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魑魅魍魎東京都知事選

自社店舗での度重なる食中毒事件。部下や新入社員に対するパワハラは数知れず。アルバイトへの残業代不払い続出。安倍政権時に政府の審議会に入ったりするなど露骨な政治権力志向を隠そうともしてこなかったワタミの会長ですが、とうとう自ら政治家への転身を考え始めたようです。

「ワタミ」渡辺会長、都知事選出馬に向け準備
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20110209-567-OYT1T00105.html

前の参院選でコーヒー屋の社長を担ぐなど、みんなの党は出身母体である自民党以上にこうした「資本家」が好きなようですが、これは早い話、そうした政治好きな経営者に対する金の無心以上の意味はないでしょう。同じような例を我々は昔の自民党でもさんざん見て来たはずです。西武の堤康次郎、藤山財閥の藤山愛一郎などなど…。これらを題材にした小説や漫画は数知れませんが、堤をネタにしたものとしては牛次郎・原作、川本コオ漫画の「風雲の館」、藤山をネタにしたものとしては雁屋哲・原作、由起賢二(現・由起二賢)漫画の「野望の王国」(ただし藤山がモデルになったキャラが主人公ではない)などが挙げられるでしょう。藤山なんかは悲惨なもので、政治道楽のおかげで財産のことごとくを注ぎ込んだ挙げ句に念願の総理大臣にもなれませんでした。彼が使った政治資金の多くは岸信介(言うまでもなく安倍晋三の祖父)に食われたとも言われており、本業に徹してその儲けで政治家を「買収」した方が商売面でも政治面でもはるかに大きな利益を得られたのは明白でしょう。いやあ、残念残念。ワタミの会長も気を付けた方が良いという事を老婆心ながら忠告しておきます。別にワタミなんて糞まずい店がどうなろうと知ったこっちゃありませんが、せっかく築いた自分の財産が大事なら、政治家との付き合いはほどほどにね。何しろ最近の渡辺美樹は「カリスマ経営者」の領域を超えて、あたかも新興宗教の教祖みたいな様相を呈し始めていますから、あの手の政治ゴロに丸め込まれて食い物に一番され易い状態でしょう。

で、他にも都知事選の目玉候補者としてはそのまんま東とか色々言われてますが、やっぱりこの男は終身やるつもりのようです。

都知事選「父に出てほしい」 自民党の石原幹事長
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20110208128.html

たぶん石原伸晃の思考では「名古屋や愛知県は悪い独裁、自分の親父は良い独裁」という事なのでしょう。
そう言えば北朝鮮の権力世襲をあれだけ非難しまくってた石丸次郎は石原家の世襲と都政私物化をどう述べるつもりなのでしょうねえ。この文を書いている時点ではまだ石丸のツイッターにもそれらしい書き込みがありません。石丸は北朝鮮ばかりか大阪や愛知の件でもさんざん批判していたのに、なぜ東京だけは? 「北朝鮮の世襲は悪い世襲、日本の政治家の世襲は良い世襲」というのが石丸次郎の俺様理論なのでしょう。多分、石丸はエジプトのムバラクの時と同じで石原に対してはスルーを貫く可能性が高いと思います。
それと石丸が最近妙に佐高信(この人はそういや、渡辺美樹の事を今までさんざん持ち上げてましたね…)の事を褒めているようです。

http://twitter.com/ishimarujiro/status/34549754453037056
今週のサンデー毎日に「在日スポーツ選手の活躍と国籍」という拙稿を書いています。その横に、佐高信さんの、詩人茨木のり子をチクリと刺す一文。「倚りかからず」に民衆は生きていけないという、金曜日の読者投稿を引用。佐高さんは一味違う。さすが。

石丸は最近金曜日でも執筆する機会が増えているせいもあって、それでおべんちゃらを言っている部分もあるでしょう。和田春樹らが同誌上でちょっとでも北朝鮮を褒めると、それに狂ったように噛み付いた一件は失笑モノでした。他人の異論は一切認めない石丸の性格は、今時珍しいほどのスターリンぶりです。これでもジャーナリストか。ただ、石丸が金曜日首脳との関係を深めて食い込めば、そのうち石丸次郎と佐藤優が表立って堂々と反北朝鮮タッグを組むという展開も出て来るかもしれません。今の所は両者に表立った連携は見られませんけれど。週刊金曜日とアジアプレスの腐敗、ここに極まれり。

さて、渡辺、東、石原と主な魑魅魍魎候補者が出揃いつつある都知事選ですが、もう一人の魑魅魍魎がどう出るかはちょっと気掛かりと言えば気掛かりです。あの有名な在日の学者がね…。まあ、学者として堕落したとは言えそれなりに頭の回転は速いから、彼は勝算がなければ身を潜めるでしょう。それで次の機会を待つと思います。まだまだ、彼には時間はあるでしょうし。彼が政治家になったとて、決して一般の在日朝鮮人にとって良い事などありはしないのですが…。
 

ようやく言及してもこの程度

エジプトで民衆が蜂起して何日も経ち、アジアプレス一派はこのままこの件を無視し続けてほとぼりが冷めるのを待つのかと思った矢先に、やっと石丸次郎が重い口を開いてくれました。

http://twitter.com/ishimarujiro/status/33007705551544321
エジプトの民主化求める大デモの情報が北に入り、当局が影響懸念しているという報道がちらほらが出ている。だが、ほとんど影響はないだろうというのが私の見立て。まず、エジプトは北国民にとっては余りに遠い国。情報も携帯通じて入るのは微々たるものだろう。映像は当然遮断される。

で、発したコメントがこれだけかよ! さぞかしこの件を引き合いに出して北朝鮮の事をボロクソに罵るのかと思いきや、「影響はないだろう」ですか。何を言っているのやら。「遠い国」だろうと「影響」があろうとなかろうと、牽強付会・拡大解釈の強引な屁理屈で無理矢理北朝鮮攻撃に持って行くのがいつものアジアプレス&石丸次郎の得意技じゃありませんか(笑)。いつもの威勢の良さはどうした。大体「遠い国」というならミャンマーだって北朝鮮とは明らかに「遠い国」であり、今回の石丸の理屈で言えば「影響はない」でしょう。それを今までさんざんミャンマーの民主化運動を引き合いに出して北朝鮮を誹謗中傷してきた奴が何を言いますか。
親欧米・イスラエルの現エジプト・ムバラク政権が倒れそうなのが気に食わないだけというのがよく分かります。しかも今回の騒乱でIAEAの事務局長だったエルバラダイがやたらと目立ち、ムバラク後に政権を取るのではないかと言われて、石丸らも安心したのかもしれません。エルバラダイだって親欧米派の人間ですし、IAEAの事務局長としてイラク戦争を止められなかった事から、エジプト内外問わずアラブ・イスラム世界民衆の支持がどこまであるかは怪しいものでしょう。日本ではやたらと今回の蜂起で「エルバラダイはエジプト民衆運動のリーダー」扱いする報道が目立ちますが、これはかなり割り引いて考えるのが無難ではないでしょうか。何しろエルバラダイは「原子力エネルギーが軍事的に利用されるのを防ぎ、平和的に利用されるよう貢献」した(!)という理由で2005年にノーベル平和賞を受賞した人間ですからね。要するに上記エルバラダイのノーベル賞受賞理由を分かり易く「翻訳」すると以下のようになります。

「原子力の平和利用すなわち原子力発電推進に貢献して、青息吐息の原子力産業に貢献した」

将来、間違いなく原発や核廃棄物の事故による大惨事を引き起こす「貢献者」の一人になる事でしょう。それに実際の所を言うと、彼がノーベル賞を受賞したのはIAEA事務局長時代にとにかくマスコミに出まくって世界中に顔を売った事の方が大きいと言えます。彼は当時「国連事務総長よりマスコミに出る時間が多く、有名になった」と陰口を叩かれたものでした。本業である核不拡散の問題では正直ほとんど成果を上げられなかったのに、自己宣伝にかけては誰にも負けなかった、要するにそういうタイプの人間です。

一方で、長年アメリカに奉仕していたのがいざとなると手の平返したように冷たくされて見捨てられるのですから、ムバラクも哀れなものです。ムバラクも確実にかつての朴正煕やマルコス、サダム・フセインらの没落した親米政権と同じ運命をたどりつつあるでしょう。利用価値がなくなると簡単に見捨てられて、首を挿げ替えられる。
もしエルバラダイがエジプトの次期政権者になるとしたら、それこそかつて韓国で朴正煕が倒れた後に全斗煥が政権に就いたように、あるいは2009年に日本で自民党政権が倒れた後に民主党政権が成立した(笑)のと同じ結果になる危険があるので油断は出来ません。
案の定、早くもアメリカのメディアではエルバラダイを大々的に英雄視する報道が始まりました。早くもアメリカは彼を次の手駒として使う意志まんまんです。

戦士エルバラダイ「エジプトの暗黒」を語る
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/01/post-1939.php

この手の記事を見てると、アメリカが過去にさんざんムバラクを利用して甘い汁を吸った事はどこへ行ったのかと言いたくなるではありませんか。今回の民衆蜂起がなければアメリカはムバラクの息子への権力世襲さえ容認したはずです。ちなみに上記ニューズウィーク記事の「エルバラダイ独白」ではかつてのイギリス傀儡統治時代やそれに抵抗して独立を勝ち取ったナセル時代の事に一言も言及されていませんが、やはりナセルというのはそれだけ欧米(とその傀儡)にとって都合の悪い人間だったという事なのでしょうね。少なくともエルバラダイという人間が過去の植民地主義や、現在の先進国による貧困国の搾取・収奪といった問題に対して抵抗する気がない事だけはよく分かるんじゃないでしょうか。

こういう人間が次期エジプト政権を担いそうな情勢であれば、アジアプレスや石丸次郎の立場からすれば大変安心出来るでしょう。エジプトの事は忘れて、改めて北朝鮮攻撃に専念できます(笑)。

いずれにせよ、欧米やイスラエルに激しく挑戦し、社会主義政策で民衆の生活向上を期した英雄・ナセル亡き後、エジプトは長年悪い指導者ばかりが現れすぎました。その不幸を断ち切れるかどうかの大きな瀬戸際です。だからこそそれを考えるとやはり筆者は思うんですよ。

いくら何でも、エルバラダイはねえだろう、と…。

 

アジアプレスと石丸次郎がチュニジアとエジプトの民衆蜂起をスルーしている理由

まあ「アジアプレス」の名の通り一応アジアを専門領域としている建前上、アフリカの事は専門外という事で言い訳は立ちます。が、普段ミャンマーの民主化運動を取り上げて「独裁政治に立ち向かう民衆の抵抗」を持ち上げ、それを引き合いに出して北朝鮮攻撃に精を出しているアジアプレスや石丸にしてみれば、今回のチュニジア・エジプトの民衆蜂起はミャンマーの時と同様に、北朝鮮攻撃をするには絶好の材料ではありませんか。アジア以外は「縄張り外」なので正式な記事に出来ないならば、石丸のツイッター辺りでいつものように「チュニジアやエジプトで独裁政治に反対する民衆蜂起が起こった。北朝鮮でも同じように民衆蜂起が起こって金正日政権を打倒して欲しい」などとつぶやくぐらいの事はしてもおかしくないはず。なぜそうしないのか?

理由は簡単。亡命したチュニジアの前政権者及びエジプトの現政権は、日本並み(笑)の従米国家だったからです。詳しくは以下参照。

ベン・アリのチュニジアは模範的なアメリカ属国だった
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-8200.html
眠れる巨人、目覚める
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-2dde.html

いわば今回の民衆蜂起は「親米独裁政権に対する民衆の抵抗」という側面も持っている訳で、南米各地で反米左派政権が次々に樹立したのとほとんど同じ性格のものです。いわば民主化闘争と同時に反米闘争でもあったこの件をネタにして、米国と対立している「反米国家」北朝鮮を攻撃する材料にはさすがに出来ませんよねえ。いかにブラックジャーナリズム一歩手前のアジアプレスといえども。
チュニジア・エジプト両人民のレジスタンスを下手に褒めてしまったら、アメリカ様の機嫌を損ねて北朝鮮を攻撃する為のお力を貸していただけなくなっちゃうじゃありませんか! 石丸次郎など、せっかくアメリカを訪問して向こうにいるその手のタカ派アメリカ人達にゴマをすりまくってきたばかりだというのに、チュニジア・エジプト両人民を持ち上げて彼らの御機嫌を損ねるような真似がどうして出来ましょう!(笑)

ちなみにエジプトの現ムバラク大統領の最も有力な後継者と目されてきたのは他ならぬ同大統領の息子であり、これは現地はもちろん世界中のアラブ通の人達の間では知らぬ者のいないほどの常識です(今回の政変でどうなるか分からなくなってはきましたが)。北朝鮮の金正恩世襲に対してあれだけ狂気じみた批判をしてきた石丸次郎は、当然これも批判しなければいけないはずですね。日本並みの従米国家・エジプトの権力世襲。石丸次郎氏の勇気ある「世襲批判」を期待しています。絶対書けよ(笑)。

アジアプレス所属記者の思考や行動ってとても分かり易いですね。

 

お馬鹿な4代目社長にはタカリ屋が寄って来た

<林原>事業再生ADRを申請 巨額投資が経営を圧迫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110126-00000012-mai-bus_all

この林原という会社はバイオ関連企業としてはそれなりに高い技術を持っている(らしい)そうで、甘味料などの製造事業に特化してれば良かったものを、末期の鈴木商店じゃあるまいし、あちこちで訳の分からない新規事業に手を出して結局屋台骨が傾いてしまいました。
この元凶となった同社のワンマン社長・林原健という人は同族会社の4代目というだけでなく、大変なオカルトかぶれとしても知られており、その手の世界のタニマチになっていた事もあったほどです。確か飲尿療法にもはまっていたはず。典型だったのが「報道ステーション」のキャスター古舘伊知郎との関係で、林原は古舘のタニマチであると同時にオカルト方面の指南役でもあったといいます。古舘伊知郎の報道スタンスが変なのも林原社長の影響がかなり大きいでしょう。
さらに言うなら佐高信も林原社長の事を褒めていた事があり(昔の取り屋雑誌時代だったか、後に左翼的な経済評論家として売り出して以降かはちょっと記憶にありませんが。いずれにせよ、褒めた人間が後にことごとく馬脚を現すという「佐高信伝説」にまた新たな1頁が…)、左翼・右翼問わずタカリ屋・取り屋の類が馬鹿殿的世襲社長を食い物にしようとたくさん寄って来て、それを自分の人徳と勘違いしていたのが今回の悲劇につながる一因だったのかもしれません。
 

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