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イスラム国もアサド政権もこの際まとめて…

全部空爆で石器時代(by アーミテージ)にしてやる、というのがアメリカの本音だろう。むしろアサド政権を潰す方がより本筋の目的ではないかと思える。前にロシアや中国の反対で頓挫した空爆を、イスラム国(ISIS)という「テロリスト」の掃討という理由でまた性懲りもなくやろうとするのが恐ろしい。
今やイスラム国はシリア反政府勢力の中でも自由シリア軍(FSA)を押し退けて最大勢力になり、内ゲバで分裂したアルカイダシリア支部(JAN)とも抗争関係にある。気になるアサド政権とイスラム国の関係だが、シリア政府軍は反政府勢力の中でもイスラム国以外の勢力を主な標的にしぼっており、両者の関係は「比較的」マシ(反政府勢力達を離間させる狙いが大きいだろうが)なようだ。言うまでもなく自由シリア軍などは完全に米CIAに箸の上げ下げまで指揮されている組織なので、アメリカにしてみれば自分とこの手駒がアサド政権とイスラム国双方から挟み撃ちにされているという事である。アサド政権を主標的として前回空爆を試みた時よりもアメリカ側の戦況が大きく不利になっている訳で、今回の空爆強行はアメリカにしてみればより切迫していたからとも言えよう。だからこそ「イスラム国もアサド政権もまとめて殺(と)ったれや!」という暴挙に走った訳だ。にも関わらずアメリカが前回空爆を試みた時と違い、今回はそれほど空爆反対の声が上がらないのが気がかりである。これはイスラム国の「公開処刑」やそうした残虐行為を特にピックアップした西側の報道も「空爆容認」の空気を生んだ大きな原因であろう。
日本でもアジアプレスなどは早速イスラム国の残虐行為を特筆大書する報道を始めた。またしても「アサド政権が化学兵器を使った」の怪しげな報道を喚き立てた玉本英子のリポートである。アジアプレスというのは基本的に米軍の軍事介入側面支援報道をモットーとする会社なので、正直「またかよこいつら」と本当にウンザリだ。アメリカの空爆に利する事こそアジアプレスの本当の狙いである。

リビアとシリアのこれまで最大の違いはNATOの空爆があったかどうかという点だった。リビアのカダフィ政権が敗れたのも結局それが決定打で、空爆の直前までカダフィ政権はベンガジに拠点を持つ反乱軍を壊滅させる直前だったのだから。シリアの場合はこれまで何とかアメリカの空爆が抑えられてきたが、今回のような事になるとかなり危うい。アメリカはイスラム国とアサド政権おかまいなしに空爆による大虐殺を敢行するだろう。イスラエルもこれに同調してゴラン高原を攻撃し始めている。今こそ反戦運動が激しく行われねばならない時なのだが…。

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2014年8月に感じた事いろいろ その2

3)韓国知識人の見苦し過ぎる事大主義

最近韓国の「ある方面」でちょっと話題になった小説があったので、取り寄せて読んでみた。面白ければ書評でも書こうと思ったのである。しかしながらこれはまさにトンデモとしか言いようのない内容だったので、結局あきらめざるを得なかった。具体的な書名と著者名を記すのは可愛そうだから手控えるものの、この人は筆者も以前は翻訳記事などで好意的に取り上げた事のある記者で、とりわけ親日派の研究で多くの良書を書いた人である。と言えば、この著者が誰で何という本なのか推察出来た読者もいるかもしれない…。
ノンフィクションだけやってりゃいいものの、思いつきで畑違いなフィクションの小説に手を出すからこういう事になる。名記者必ずしも名小説家になれるとは限らない。むしろロクでもない作品を書いてしまう可能性の方がはるかに高いという事を身を以って示してくれたという事か。本当に何でこんな酷い作品が出版出来たのやら。韓国の出版業界も色々と酷い状況なのだろう。

この問題の怪作小説の中身については突っ込みどころが山ほどあるものの、中でも筆者が一番笑ってしまったのは「日本の良心的知識人」を虫唾が走るほど美化して描いている所だろう。この小説は朝鮮の核攻撃を受けて日本の自衛隊が壊滅するというストーリー(自衛隊すなわち日本の軍事力がこの世から消滅すべきという主張自体には筆者も大いに賛意を表するが)で、これだけでもかなりアレなのだが、その後の展開はもっと凄まじい。安倍内閣は責任を取って総辞職し、戦力のなくなった日本は永世中立を宣言して新たに生まれ変わる事を宣言する(が、なぜか天皇制は維持。それじゃ意味ないでしょ?)。この「新生日本」をリードするのが「良心派知識人」で構成されたグループなのだが、その構成員の多くが実名で登場するのだ。和田春樹、土井たか子、安斎育郎(この人だけなぜか姓名逆にした「育郎安斎」と表記)、柄谷行人、大江健三郎などなど…。そしてこれらを束ねる議長格の人物が「ハナブサ・ヨシミチ」なる朝日新聞論説委員という事になっている。このキャラだけ変名になっているが、これのモデルが誰なのかは簡単に想像がつくだろう。誰がどう見ても朝日の主筆だった船橋洋一そのものである。向こうの事情を知らない日本人には意外に思われる(呆れる)かもしれないが、韓国の知識人やジャーナリストの世界で船橋洋一だの柄谷行人だのは大人気の大モテなのだ! 連中は船橋や柄谷の本をほぼ必読書のようにむさぼり読むのが慣行と言っても良い。柄谷・船橋に限らず、「この小説」に登場するような和田・土井・安斎・大江といった日本人達を「日本を代表する良心的知識人」という事にして崇め奉るのが保守・進歩問わず韓国の知識人・報道界では「不磨の不文律(?)」になっており、そうした韓国知識人の歪な習性が実に良く表れていると言って良いだろう。まるで植民地時代の知識人ではないか! おまえらどんだけ事大主義なんだよ。ちなみにこの小説ではこの後、土井たか子が過渡政権の総理になり、ハナブサ・ヨシミチ(船橋洋一)がその下で官房長官に就任するという凄絶な展開が待っている。この著者は日頃自分が傾倒しているこうした「日本の良心派知識人」に、自分の妄想小説の中だけでも天下を取らせてあげたかったという事なのだろう。なるほど、こういうのが本書著者に代表される韓国進歩派知識人にとって「理想的な日本像」という訳だ。船橋洋一や柄谷行人が天下を取った日本が…。安倍や麻生が天下を取っている現実の日本とどっちがマシとかいう問題でなく、どっちも嫌としか言いようがない。柄谷行人が政権を動かすほどエラクなった日本って事は、それと仲の良い佐藤優にも当然いいポストか利権なんかが回ってくるって事だし…。自民党や民主党と妥協を繰り返した社民党の土井たか子が総理だし…。和田春樹もその中に入ってるって事は、またしても従軍慰安婦問題を「国民基金」で解決するって話にしかならない訳だし…。大体、船橋洋一は朝日主筆だった時にさんざんTPPや新自由主義政策を煽り立てた元凶だった訳だし…。先の民主党政権と何が違うんだろ? そういう日本を「理想像」として夢想(妄想)してる訳だ。凄すぎ。
さらにもう一つこの怪作小説の突っ込みをすると、物語のラスト近くで南北朝鮮と日本の3国首脳会談が行われて、金正恩と土井たか子と韓国の新大統領(朝鮮の日本核攻撃後、韓国では大統領選挙の不正がばれて朴槿恵は辞任したという展開)が顔を合わせる。そこでこういうセリフが出て来るのだ。「我々は一衣帯水の関係だから…」へ? 「一衣帯水」だって? 何それ? どうしてこの場面でその言葉が出て来る訳? 「一衣帯水」という言葉は戦後の日韓癒着関係を象徴するような言葉で、朴正熙がクーデターで政権掌握後に援助を求めて訪日した時に言ったし、白善燁(韓国軍創設に功績のある軍人だが、植民地時代に満州軍の特殊部隊に所属して独立運動を弾圧した悪質親日派)も2012年に軍事交流の為に訪韓した海上自衛隊員相手の講演で「日韓は一衣帯水」という事を強調していた。この二人はあまりに有名な親日軍人出身者なのでこうした言葉が平然と出て来る訳だが、それ以外にも韓国の保守政治家は日本の政治家や軍人を相手にすると決まって「一衣帯水」を口にする。戦後の韓国と日本の癒着・共犯関係を最も象徴する言葉を「日本の軍事力(自衛隊)壊滅によって朝鮮半島と日本の間に新時代が到来」をテーマにする小説で使うとかアホじゃねえのかという話だろう。しかもこの小説の著者は以前に、こうした「一衣帯水」という言葉が日本の侵略と戦後の日韓癒着の象徴であった事を批判していた事もあるのに。自分が当時言ってた事とも違うじゃねえか。ひょっとしてこの小説は本気でギャグだったんだろうか…。
どっちにせよ、韓国の知識人やジャーナリスト達がどれだけ日本という国の事が分かってないか、どれだけ「日本の良心的知識人」とやらに対してドリーム抱いてるか、そういう退廃ぶりが良く分かるだろう。朴槿恵がどんだけひどい暴政・苛政・悪政を行っても、政権が揺らぎもせずへーちゃらな理由が分かるような気がする。こんな腑抜けた知識人や記者に批判されたって痛くもかゆくもないだろうから。

上記の小説だけではない。韓国知識人・報道人達の事大主義が最も大きく現れたのは、何と言ってもローマ法王(教皇)の訪問だろう。「ローマ法王がセウォル号事故遺族をいたわってくれた。それに引き換え朴槿恵は…」といった論調が8月の韓国のマスコミでは嫌というほど垂れ流されたものである。
筆者はローマ法王が訪韓して行った行事を見て「ああ、これは日本で倭王(왜왕 天皇)が被災地なんかに行ってやってる事と同じだ」と思った。倭王が福島辺りへ行って被災者に「お言葉」をかけて慰労する。それで被災者は感激しちゃって社会的怒りも何も忘れてしまうし、政府も被災者の為の具体的な救済策など何もしない。それと一体何が違うというのか。日本では天皇、韓国では教皇がそれぞれ民衆の怒りを鎮火する役割を果たしたに過ぎない。
今回含めてこれまでローマ法王は3回韓国を訪問している。そしてこの3度の訪問は、いずれも韓国が非民主的極まりない独裁政権の時代(1984全斗煥、1989盧泰愚、2014朴槿恵)だったというのが最大の共通点だろう。なぜローマ法王は韓国が酷い独裁政権の時ばかり選り好みして訪問したがるのか、その理由がさっぱり理解出来ない。バチカンは日帝植民地時代に朝鮮の天主教会へ「皇民化教育や神社参拝を受け入れろ」と下達していたし、安重根を単なる凶悪な殺人者として扱っていた。韓国天主教会もそれに従い、解放後も長らく安重根を単なる「殺人者・テロ犯・教会に対する反逆者」として扱い続けたのである。韓国天主教会が世論に勝てず、とうとう安重根を「民族英雄」として評価を逆転させたのは伊藤博文暗殺から100年後だった。さらに言えば安重根のいとこである安明根もまた寺内正毅総督暗殺を計画したが、それを朝鮮総督府にチクッたのも天主教会だった。常に帝国主義・植民地宗主国の側に立ち、被植民地民衆がそれに逆らう事を許さなかったのがバチカン・カトリックの一貫した姿勢である。
韓国の民衆はもっと冷静かつ冷徹に考えねばならない。ローマ法王が韓国に来てセウォル号被害者遺族に寄り添ってくれたからといって、だから何?と。法王があれだけ遺族達を勇気付けたなどと言われているが、その後も朴槿恵は断食で抗議する遺族をそのまま死ねとばかりに平然と無視し続けたではないか。ローマ法王が韓国に来てやったパフォーマンスなど、朴槿恵には何の影響も与えはしない(そもそも韓国のキリスト教はプロテスタントの勢力が圧倒的に強い)。あの時、韓国のメディアは右から左まで連日法王の動静をトップで報じ続けて気持ち悪い事この上なかった。「ローマ法王がこれだけ慈悲深い行動を見せているのに朴槿恵は…」式の論調が山ほど言われたが、そんな腑抜けた批判など今の韓国を現実に強権支配する独裁者にとっては屁でもないだろう。ローマ法王に過剰な意味付けをしたがるのもまた、現代韓国の嘆かわしい事大主義だ。

さらにもう一つ、韓国のマスコミが朴槿恵を批判する時に比較対象としてよく取り上げるのがドイツのメルケル首相だ。実際にメルケルと朴槿恵は個人的にも親しいという。「ドイツのメルケル首相は反対を押し切って野党と妥協した度量のある素晴らしい政治家。朴槿恵もこの友人を見習え」みたいな論評をこの間多く見かけた。だがメルケルという女の実態は何だろう。今のメルケル政権下ドイツでは反原発運動や反戦運動のデモに対する取り締まりや暴力的鎮圧が激しくなっているという。「原発からの脱却を決定した」と世間一般では思われている(実際には10数年後に撤退という気の遠くなるような話であり、その間にいくらでも逆転し得る。ドイツは事実上何も原発から脱却していない)ドイツでさえそうなのだ。さらにメルケルは「デモに行く人々というのは、世の中の暮らしをよくするために何の貢献もしていない」などというとんでもない暴言も吐いたそうだ。これのどこが素晴らしい政治家なのか? 朴槿恵と何が違うのか? こんな「ドイツの朴槿恵」でしかない女を素晴らしい政治家のように持ち上げて、それと対照的に朴槿恵を批判するとか、どんだけ倒錯の極みなんだよという話だろう。メルケルと朴槿恵の関係とはまさに「類友」そのものだ。

「日本の良心的知識人」「ローマ法王」「メルケル」これらがあたかも素晴らしい存在であるかのように持ち上げて、そこに深い意味を付け加えたがる。そしてそれらと朴槿恵を比較・対照する事で朴槿恵を批判したつもりになる。韓国の報道人や知識人の救い難い事大主義はこの2014年8月に極まったと思う。
(続く)

2014年8月に感じた事いろいろ その1

1)ヘイトスピーチ規制と火事場泥棒
ヘイトスピーチ規正法とやらを作るのどうのという話が出ている。しかしながら自民党プロジェクトチームは早速これを「デモ規正法」にしようとしているようだ。本来の目的と全くかけ離れた法律に歪めるという「火事場泥棒的手法」は日本歴代政権の風物詩だが、またしても同じ展開になりつつあるようである。人権擁護法や児童ポルノ規正法などの時と全く違わない。あるいは1993年の細川連立政権で「政治改革」と言いながらやった事は小選挙区制への改悪だったという、例のアレとも一緒。プロジェクトチームの座長が平沢勝栄という時点でこうなる事は確定済みだろう。
事の本質は日本社会における民族・人種差別であり、朝鮮高校の無償化・補助金除外や民族団体の建物への税金問題、入管の横暴などといった現実の差別政策は全く改善せずに「スピーチ」だけは取り締まりました、では何にもならない。しかもその法の実際の中身は「スピーチ」どころか、自分に都合良くデモを取り締まるものにすり返ようというのだから。ヘイトスピーチ規正法とやらが仮に成立したら、かえって良からぬ結果を招く可能性の方がはるかに高い。日本政府は今やどんな「ガイアツ」を受けようとも自分の過ちを認めも改善しようともしないし、むしろそれろを逆手にとって火事場泥棒的に悪法を作ろうとすらする。ヘイトスピーチ規正法とやらに何かを期待して意味を付与しようとするのは重大な過ちであるという事だ。「ヘイトスピーチ」よりも前に、朝鮮学校の無償化適用と補助金をちゃんと出せ、グアンタナモかアブグレイブみたいな入管の収容所をまず廃止しろという事である。日本は朝鮮学校無償化除外について、国連から何回勧告受けたと思っているのか。それらについては徹底無視を決め込んでるくせに、ヘイト「スピーチ」だけは「日本人の誇り」という理由で法規制をする。つまり外国や国連に対する体面取り繕いと、火事場泥棒的な治安立法の一石二鳥戦略なのは火を見るより明らかであろう。それも一番安上がりな方法で。
日本で左派や反差別を自称する連中の中にはヘイトスピーチ禁止法に賛成する者も少なくないようだが、そういう連中は馬脚を現したといえる。ヘイトスピーチ禁止法は駄目な「自称反差別」を色分けする踏み絵でもあろう。


2)朴裕河の「役割」と「老後」

https://twitter.com/takagengen/status/504774538236657664
高橋源一郎‏@takagengen
「慰安婦問題」でも、ある人たちは、「慰安婦」は「強制連行」され「性的な奴隷」にされた、と主張し、またある人たちは、「いや、あれは単なる娼婦で、自発的に志願して、かの地にわたり、大儲けしたのだ」と言います。けれど、朴裕河さんのいうように、どちらの場合もあった、というべきでしょう。
16:36 - 2014年8月27日

予想通りと言うべきか、ここでも朴裕河が(従軍慰安婦問題をチャラにしたい)日本人にとって大いに役立っている。高橋源一郎の言ってる事は鬼畜外道そのものだが、それは朴裕河のような「日本に都合の良い事を言ってくれる韓国人」のおかげで正当化出来るのだから。高橋の言ってる事は要するに「韓国人の朴裕河だって『単なる娼婦』つってるじゃねえか! 何か文句があんのか!」という事だ。朴裕河は己の職分を立派に遂行している。朴裕河という女は、高橋や石丸次郎(朴をしょっちゅう好意的にリツイート)のような差別主義者・植民地支配清算反対派の日本人を正当化してくれる可愛いペットなのだ。
こういう人間をかつて好意的に持ち上げた朴露子(が、後になってこれはまずいと思ったのか、慌ててわざとらしく朴裕河に論争を仕掛けた)や、御意見拝聴とばかりにデカデカとインタビューを載せたプレシアンなどの「韓国進歩派」は馬鹿の極みとしか言いようがない。韓国の進歩派はどこまで底なしの堕落を続けるのか。

ある韓国輸入書店の人から聞いたが、朴裕河の新刊「帝国の慰安婦」は間もなく韓国で販売差し止めになるのがほぼ確実だという。が、それとぴったり入れ替わる形で日本語版が出るのは間違いない。前々から「帝国の慰安婦」の日本語版が出るという事は言われており、どこの出版社から出るかは知らないが、おそらく韓国で「発禁」になるタイミングを見計らっているのではないか。それに合わせて「慰安婦の真実を暴いた為に韓国で発禁になった話題の本」とか何とか煽って売り出すのだろう。典型的な「炎上商法」というやつだ。

最近韓国の公営放送KBS理事長に李仁浩(이인호 イ・イノ)という80近い婆さんが内定して話題になっている。と言うのも、この女はニューライトの歴史学者として有名で、親日・独裁美化として問題になった教学社教科書(通称「韓国版つくる会教科書」。実際にこの教科書執筆集団は日本のつくる会関係者とも極めて仲が良く、その教科書制作手法を大いに手本にしている)を大絶賛・大推薦した。おまけに「植民地支配は神の意思」発言でおなじみの文昌克を大いに尊敬し、その文が落馬したら(総理になれなかったら)韓国を出て行かねばならないとまで言ったのである。その後文昌克は世論の猛反発で総理候補を辞退したが、李仁浩はそれにも関わらず韓国に居座り続け、朴槿恵の庇護と寵愛の下でKBS理事長に抜擢されるという乗勝長躯(승승장구 朝鮮語で出世街道・大躍進の意)ぶりだ。おい、韓国を出て行くんじゃなかったのかよ? 
この李仁浩の祖父は李明世(리명세 リ・ミョンセ 1893-1972 創氏改名時の日本名:春山明世)といい、植民地統治下で高級官僚を務め、後に企業家に転進して財を成したが、その間一貫して日本の植民地統治と侵略戦争の賛美・協力に狂奔した第一級の極悪親日派だった。李明世曰く「日本は善良なる国にして天下無敵」だと言って大日本帝国を褒め称えていたのだから。もちろん南の事ですから、解放後も李明世は何ら親日反民族行為の責任を問われる事なく栄耀栄華の余生を送って、畳の上で安らかに大往生です! もしこいつが解放後は北にいたら、死刑かソ連軍引渡しの上シベリア送りは間違いのない所だったろう。いずれにせよ、この祖父の下で裕福な生活を送ってその影響を受けた元お嬢様がどういう人間になるかは容易に想像がつく。そしてその通りになった。岸信介の孫が、高木正雄の娘が、やはりこれと全く同じパターンでそうなったように。

・満州国実権者・岸信介の孫は日本の総理になり、公営放送NHKの会長と経営委員に自身の「スペオキ※」である日本の侵略戦争&植民地支配礼賛派の籾井や百田を据えた。

・満州軍将校・高木正雄の娘は韓国の大統領になり、公営放送KBSの理事長に自身の「スペオキ」である日本の侵略戦争&植民地支配礼賛派の李仁浩を据えた。

※スペオキ=「スペシャルお気に入り」の略。「エジプトの朴裕河」ことフィフィを失脚させた某芸能事務所的表現。

これぞまさしくグラップラー刃牙の最強死刑囚どころじゃないシンクロニシティぶりだろう。こいつらどこまでぴったりシンクロしているのか。日韓仲良くし続けてきたぜ…。

もし今後も韓国でセヌリ党の天下が続けば(可能性は決して小さくない)、朴裕河も将来李仁浩と同じくらいの礼遇を受けるのではないか。親日派の子孫である大統領が朴裕河を政府や公営放送の要職に就けてくれるだろう。その時には身も心もすっかりネオコンに転向した朴露子や安世鴻(石丸次郎とベタベタの関係)らも多分一緒だ。李仁浩という猛毒ババアの姿とは、すなわち朴裕河が老後にやはり猛毒ババア化した姿そのものである。「日韓の友好と歴史問題に貢献した」とか何とか理由を付けて。かくして「日韓Happy(またの名をネオ五族協和)」の地獄絵図は繰り返される。

(続く)

21世紀ネオ八紘一宇宣言 by 安倍晋三

http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201407/19seiron.html
平成26年7月19日長州「正論」懇話会講演会

世界の中で日本の存在は小さくなった。もう日本は夕暮れを迎えている。こんなことが言われていました。しかし、まさに今、日本は黄昏を迎えているのではないということを私たちは実感していると思います。私たちが迎えようとしているのは新しい朝日ではないでしょうか。そして日本が世界の真ん中に輝く国になるべく全力を尽くしていく決意であります。

明治以後の侵略イデオロギーの元祖とも言うべき吉田松陰やら、例によって戦犯である祖父・岸信介の事を冒頭から大々的に持ち上げていた。挙げ句が「日本が世界の真ん中に輝く国になるべく全力を尽くしていく決意」だもん。武器輸出3原則の解禁や集団的自衛権行使容認などと併せて考えれば、どう見てもこれは堂々たる大日本帝国の復活にしか思えない。「日本が世界の真ん中に輝く」って、そりゃあんた21世紀版八紘一宇そのものだろう。拉致問題でも「行動対行動」と言ってるが、こんな当たり前のセリフでさえ安倍が言うと「日本が納得する調査結果が出なければ戦争という『行動』で思い知らせるぞ」と言ってるようにしか聞こえない。かつては「暴支膺懲」だったが、今は「暴朝膺懲」になっただけの話だ。ストックホルム合意や対朝制裁一部解除後も、日本のマスコミでは相も変わらず朝鮮に対するネガティブキャンペーンが連日まかり通り、在日への抑圧政策は何一つ変わっていない。北も南も本国の人達は、こうした日本の実情を何も知らないのではないか。

昔何かの同人誌で読んだ替え歌にこんなのがあった。元ネタはH2Oのヒット曲「思い出がいっぱい」で、天皇を揶揄する内容だった。今にして思うとこれは今の安倍にもそっくりそのまま当てはまる。

八紘一宇をめざす
君はもう独裁者さ
植民地は誰かがきっと
運んでくれると信じてるね
神様だったといつの日か
思う時がくるのさ

 

日韓仲良くパレスチナ侵略・虐殺に加担しようぜ

現在進行中のイスラエルによるガザ虐殺行為と関連して一つ述べておきたい。日本はこれまでもイスラエルの肩を持ち続けてきた上に、ここへ来て安倍政権がイスラエルとのさらなる経済協力はおろか兵器輸出にも大乗り気なのは既報の通り。
これとそっくりな事をしてきた国がアジアにもうひとつある。韓国だ。韓国もまた日本と同じように、これまでイスラエルと密接な経済的・軍事的関係を持ち続けて来た。以下に韓国の「パレスチナ平和連帯」という団体が作成した資料を御紹介する。PDFなのでダウンロードしていただきたい。

http://pal.or.kr/data/%ED%95%9C%EA%B5%AD%EA%B3%BC-%EC%9D%B4%EC%8A%A4%EB%9D%BC%EC%97%98-%EA%B4%80%EA%B3%84-%EB%B3%B4%EA%B3%A0%EC%84%9C.pdf
韓国とイスラエル関係報告書 韓国はイスラエルのパレスチナ占領・植民化・人種差別にどのように関わって来たのか 2012.08

これが韓国語の報告書である事はあらかじめお断りしておきたい。よってとりあえず読める人だけでも読んでいただきたいと思う。筆者も今は全文翻訳する余裕がないので、ここでは序文の「要約と我々の要求」及び目次だけを訳すに留める。だれか手の空いている人がいたら訳していただければと思う。
いずれにせよ、ここで我々はまたしても次の嫌な法則と言うか標語を思い出してしまうのである。
「日本政府と韓国政府は共犯関係。双方の最も悪質な層が一貫して手を組んで来た」
「日韓仲良くしようぜ! 韓米日以、みんなで仲良くパレスチナを侵略・虐殺しようぜ!」
韓国とアメリカと日本はいずれも、イスラエルによるパレスチナ侵略・虐殺・人種差別の共同正犯である。

ちなみにここで、朝鮮民主主義人民共和国によるイスラエルの虐殺行為に対する公式声明を見てみましょう。
http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2014-07-16-0038&chAction=S
労働新聞2014.07.16付 朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマン談
「パレスチナの平和的住民地帯に対する無差別的な軍事的攻撃を敢行し、丸腰な数多くの民間人達を殺戮したイスラエルの野獣的蛮行は許されない反人倫的犯罪であり、我々はこれを強力に糾弾する」

それでは以下に「パレスチナ平和連帯」の報告書序文と目次を翻訳抜粋するのでお読みいただきたい。

要約
我々はこの報告書を通じて次の結論を下した。

韓国とイスラエルは経済的・軍事的・学術的・文化的にも相当に密接な関係を結んで来た。この関係は様々な形式で現れる。
・両国民間分野の協力
・民間分野の協力を増進させる両国政府の他者協定締結及び共同研究開発基金設立
・両国政府と民間での武器取引

両国関係は次の理由でより密接になってきている。
・間もなく締結される予定の2国間自由貿易協定(FTA)
・学術交流増進
・韓国の軍事予算増加とアメリカ以外の武器供給元を物色する試み

韓国がイスラエルと結んだ経済的・軍事的・学問的関係は、韓国をイスラエルのパレスチナ占領と植民化・人種差別政策の共犯者にさせる。こうした関係は次のような企業と機関達にとって利益になる。
・分離壁・検問所・占領基盤施設と、占領されたパレスチナ地域の不法イスラエル入植村を建設・維持する企業
・イスラエル軍事部門を強化する企業

経済的・学術的交流は、パレスチナに対するイスラエルの攻撃的で公公然と糾弾される政策を暗黙的に承認するのと変わりはない。こうした交流は次のものと矛盾する。
・憲法と国際法を遵守する義務
・植民統治を体験した国家として負う責務
・韓国が国連で議決権を行使して見せてきたイスラエル入植村に対する姿勢


我々の要求

こうした研究結果に従い、パレスチナ平和連帯は韓国政府がパレスチナ人達のBDS(ボイコットBoycott、投資撤収Divestment、経済制裁Sanctions)要請に応える事を要求する。
・入植村・分離壁・占領そのものと関連するあらゆる生産とサービスを即刻禁止せよ。
・政府次元でのあらゆる交易及び研究投資振興を中断せよ。
・進行中であるあらゆる協議、特に貿易・投資軍事問題と関連する協議を即刻中断せよ。

我々は韓国の企業達と学術界に要求する。
・分離障壁・入植村・占領そのものと関連する企業・機関とのあらゆる協議を即刻中断せよ。これにはイスラエル軍・企業と関連するものも含まれる。

こうした断交はイスラエルが
1. アラブの地の占領と植民化を中断して障壁を解体する時まで
2. イスラエルのアラブ・パレスチナ市民の基本的権利を完全に平等に承認する時まで
3. 国連決議案194に従って、パレスチナ難民が帰還する権利と没収された財産を補償される権利を尊重・保護・促進する時まで
続けねばならない。


目次
要約と我々の要求

第1章 イスラエルと韓国の交流史

第2章 韓国の憲法上・国際法上義務

第3章 植民地支配を体験した国家として負う責務

第4章 韓国の外交的立場
4.1 国連加入以前
4.2 国連で行使した票決内容
4.3 分離壁・入植村・ガザGazaに対する立場

第5章 占領・植民化・人種差別支援
5.1 BDSキャンペーン
5.2 イスラエル経済とインフラ構築に対する投資
5.3 イスラエル軍需産業との強力
5.4 占領への連座
5.5 占領に連座した学術機関との交流

第6章 韓国企業達
6.1 イスラエルインフラ構築開発に協力・貢献する企業達
6.2 イスラエルの軍需産業と取引・協力関係にある企業達
6.3 占領に連座した企業
6.4 イスラエル植民村商品の韓国内流通状況

第7章 軍事交流
7.1 冷戦体制下での両国軍事交流
7.2 オスロ協定以後急速に強化された両国軍事交流
7.3 具体的な武器取引

第8章 経済関係
8.1 韓国・イスラエル産業研究開発財団
8.2 共同投資基金
8.3 韓以FTA

第9章 学術交流
9.1 テクニオンの占領・植民化・人種差別への共謀
9.2 テクニオンとカイストKAIST

第10章 聖地巡礼
10.1 聖地発掘
10.2 ベツレヘムキリスト教徒抹殺政策
10.3 イスラエル観光産業と韓国人聖地巡礼
10.4 大韓航空、イスラエル就航で聖地巡礼完成
10.5 聖地巡礼誘致

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