http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201407/19seiron.html
平成26年7月19日長州「正論」懇話会講演会
世界の中で日本の存在は小さくなった。もう日本は夕暮れを迎えている。こんなことが言われていました。しかし、まさに今、日本は黄昏を迎えているのではないということを私たちは実感していると思います。私たちが迎えようとしているのは新しい朝日ではないでしょうか。そして日本が世界の真ん中に輝く国になるべく全力を尽くしていく決意であります。
明治以後の侵略イデオロギーの元祖とも言うべき吉田松陰やら、例によって戦犯である祖父・岸信介の事を冒頭から大々的に持ち上げていた。挙げ句が「日本が世界の真ん中に輝く国になるべく全力を尽くしていく決意」だもん。武器輸出3原則の解禁や集団的自衛権行使容認などと併せて考えれば、どう見てもこれは堂々たる大日本帝国の復活にしか思えない。「日本が世界の真ん中に輝く」って、そりゃあんた21世紀版八紘一宇そのものだろう。拉致問題でも「行動対行動」と言ってるが、こんな当たり前のセリフでさえ安倍が言うと「日本が納得する調査結果が出なければ戦争という『行動』で思い知らせるぞ」と言ってるようにしか聞こえない。かつては「暴支膺懲」だったが、今は「暴朝膺懲」になっただけの話だ。ストックホルム合意や対朝制裁一部解除後も、日本のマスコミでは相も変わらず朝鮮に対するネガティブキャンペーンが連日まかり通り、在日への抑圧政策は何一つ変わっていない。北も南も本国の人達は、こうした日本の実情を何も知らないのではないか。
昔何かの同人誌で読んだ替え歌にこんなのがあった。元ネタはH2Oのヒット曲「思い出がいっぱい」で、天皇を揶揄する内容だった。今にして思うとこれは今の安倍にもそっくりそのまま当てはまる。
八紘一宇をめざす
君はもう独裁者さ
植民地は誰かがきっと
運んでくれると信じてるね
神様だったといつの日か
思う時がくるのさ
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