色々検索していたらちょっと面白い韓国の風刺漫画を見つけたので、翻訳して御紹介します。タイトルは「挑発という言葉の新しい定義」。自分らは相手よりもはるかに強大な武装をして派手な軍事演習までこれ見よがしにしてるくせに、相手が少しばかり身を守る為に武器を持つと、それを「挑発だ」などと自分を棚に上げて騒ぎ立てる国が…。
訳 ZED
韓国語原文記事はこちら
http://cafe.daum.net/sisa-1/ozCH/28
登場人物のうち朝鮮の民族衣装を着たのが3人、ガンマン風のが1人、それぞれ銃を所持するのが挑発かどうかと争っている内容で、これが何を扱ったネタなのかは御覧になれば大体分かると思います。が、日本の読者にはちょっと分かり難い部分もあるのでそれについて少し解説を。
まず2コマ目でガンマン風の男が「生後30ヶ月以上の牛」というのは狂牛病の問題です。狂牛病の病原体である異常プリオンは高齢の牛ほど蓄積し易く狂牛病も発症し易いので、そうした年取った牛の輸入を多くの国が禁じてきました。それを李明博政権時代の韓国政府は30ヶ月以上の米国産牛肉の輸入制限を解除すると発表して、大規模なデモが発生した事は記憶に新しいでしょう。日本も輸入規制を生後20ヶ月以下から30ヶ月以下に緩和すると今年の1月に決定しましたね。ちなみにこの時の政府審議会の決定については全国消費者団体連絡会の事務局長までもが「理解」を示していました。こういう事を平気で言っちゃう市民運動団体というのは原子力資料情報室だけではなかったという事です。
また、ガンマンの後ろで「ちょっと奴隷っぽいけど腹は空かないじゃないか」といってピースサインを出している男女は明らかに現韓国大統領・朴槿恵と、そのスポークスマンでありながら訪米中にセクハラスキャンダルで更迭されるという恥ずかしい事件を起こした尹昶重(ユン・チャンジュン 윤창중)に見えます。
4コマ目で尹昶重ぽい男が「手帳に書くよう伝えておきます」というのは、朴槿恵が韓国では「手帳姫」とあだ名されていた事に由来します。朴槿恵は父親が大統領だった頃から一緒に行事などに同行して、何かあるとそれをこまめに手帳に記録する習慣があり、そこからそのようなあだ名が付きました。
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