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石丸次郎が最近やたらと朴斗鎮を持ち上げている理由

最近の石丸のツイッターを見ていると、コリア研究所の朴斗鎮が書いた文章を「必読」などと言って推薦している事があります。
この朴斗鎮という男はこれまでに何度も指摘してきた通り、辺真一や金賛汀らと共に「在日二世転向者3馬鹿トリオ」の一翼を担う人物で、北朝鮮や総連に対する個人的な恨みさえ晴らせれば他の在日同胞や南北朝鮮本国の民衆がどうなろうと知ったこっちゃないという最低以下の存在です。北朝鮮や総連組織を恨むのは勝手ですが、この男が実際にやっているのは朝鮮半島の平和や在日朝鮮人の生活を破壊するような事ばかり。口先では「北朝鮮の人権状況」だの「民族教育の現状」を憂えるなどと言っていますが、それがなぜ他の同胞に迷惑をかけて平然としていられるのか? この男の著書や発言が日本の右翼や排外主義者・民族差別主義者に悪用されまくった(川人博が朝鮮高校無償化除外問題で日弁連に噛み付いた意見書がその典型例)挙げ句、在日同胞の生活や人権に打撃を与える結果になっているではありませんか。本人も日本人の右翼・差別主義者、すなわち「倭奴 ウェノム」どもに媚び諂い、利用される事を望む確信犯としてそうした発言や著作を出しているのは歴然としているでしょう。

改めて思いますが、どうして朴斗鎮は日帝植民地時代の最中に生を受けなかったんでしょうねえ。当時であれば「親日派の巨頭」として朝鮮総督府の覚えめでたく大出世していたはずなのに。朴春琴と同じく国会議員くらいにはなれたはず。いやあ、残念残念。もっともその場合、8.15解放後に李光洙と同じくらい悲惨で哀れな末路(朝鮮戦争の最中に北へ連行されて、薬もなしに苦しみ抜いて病死)をたどる事になったでしょうが。

そんな我らの親愛なる友人・朴先生ですが、だからこそ石丸次郎のような人間に好んでその発言が利用される訳です。とりわけ石丸が朴斗鎮を好んで取り上げるのは在日の人権問題以上に、朴の朝鮮半島の平和を破壊して軍事的緊張を高める、戦争の危機を煽ろうとしている姿勢にシンパシーを感じているからではないでしょうか。
もちろん石丸本人は言うまでもなく朝鮮半島の平和など欠片も望んじゃいません。むしろそうなったら石丸や野中章弘をはじめとするアジアプレス一党はオマンマの食い上げでしょう。それでなくてもアジアプレスはAFP通信と龍虎相打つ貧乏ぶり(笑)では業界でも双璧なのに、これで朝鮮半島が平和になったり、北朝鮮が本当に改革開放したら飯の種がなくなってしまうではありませんか! 社運の為にも朝鮮半島の平和、北朝鮮の改革・開放、そしてアジアの平和は阻止せねばならぬ。それがアジアプレスに課せられた社会的(会社的?)使命なのだ! …と思います。
いずれにせよアジアの戦乱と紛争、軍事的緊張状態があってこそ飯が食えるアジアプレスである事に違いはありません。
だからといって彼らの財政事情が良くなったらそうしたスタンスが改まるかといえば、それもまたあり得ないでしょう。いくら貧乏してるからといって、そうした卑しい報道で飯を食うという事を平然と出来るというのは、彼らの心の奥底にアジアに対する蔑視感や差別心があるからに他なりません。でなければあそこまで恥知らずな事(家族が北朝鮮に帰国している在日を詐欺同然に騙して自分達の政治運動に引き入れる。さらにそれを誤魔化す為に、朝鮮高校の無償化除外に一応反対のポーズを取るなど、心にもない偽善行為を平然とする)は出来ないでしょう。

以前に石丸が北朝鮮内部にいるらしい情報提供者の発言を引く形で「戦争になったらいい」という妄言を吐いたのも、そうした彼らの「台所事情」とアジア蔑視思想が露骨に表れた一例と言えます。
で、我らが朴先生もまた最近、特に延坪島紛争以来やたらと朝鮮半島での戦争を煽り立てるような発言を繰り返しています。以下はその好例でしょう。

北朝鮮の砲撃―韓国は北朝鮮の挑発を阻止できるのか
http://www.koreaii.com/nknews/nk20101218.html

例によってこの砲撃事件は「(金正恩後継の)国内体制を引き締めなければならない」からだの「南北関係と対米関係のこう着状態を突破する必要があった」からだのといった手垢のついた、知性の欠片も感じられない紋切り型の文言で説明されています。そんなのはこれまで何10年も南北間で衝突がある度に日本や韓国の右翼・保守派が事態を説明するのに用いてきた、見飽きた例文集の一つに過ぎません。何一つ目新しい視点や情報による分析などないではありませんか。しかも筆者が一番凄いと思うのは、朴斗鎮の口振りの勇ましさです。上記リンク先の記事には実に凄まじい言葉が所狭しと散りばめられていました。例を挙げると…

「克服できるか韓国の平和ボケ」

「韓国軍と国民の安保意識がしっかりしていなければ、むしろ緊張を激化させるだけで北朝鮮を利することにもなりかねない」

「金大中・盧武鉉政権の「太陽政策」によって蔓延している韓国社会の「平和ボケ」をいかに克服するか」

「「武人精神」を失い、いわゆる「サラリーマン」へと転落した韓国軍」

「北朝鮮の危険性を教えない学校教育」

「はびこる北朝鮮支持勢力」

「以上で見たような「太陽政策」の後遺症を克服せずに、果たして「自衛権の行使」という強硬策が効を奏するのだろうか。北朝鮮に対する自衛権の行使は、韓国社会に根を張る親北朝鮮・従北朝鮮勢力を克服してこそその真の効果が得られるのである」

「こうした演習が北朝鮮の挑発に対する「抑止」となることは間違いない。しかしより重要なのは韓国国民の安保意識の強化である。「太陽政策」の後遺症である「平和ボケ」を1日も早く克服することこそが北朝鮮に対する最大の抑止力であることを肝に銘じるべきだ」

いくら何でもこれらは凄すぎ。
どっかで見た事のある実に大和魂に満ちあふれた勇ましい口調だな、という嫌なデジャブを感じたのですが、この文中の「韓国」を「日本」に、「韓国軍」を「自衛隊」に、「太陽政策」を「憲法9条」に、「金大中・盧武鉉政権」を「反日左翼勢力や日教組」に置き換えたら、そのままSAPIOやフジサンケイグループの新聞雑誌で毎回のように乗っている右翼記事に早変わりです。寸分の違いもないんじゃないでしょうか。まさに右翼・タカ派記事の例文集の単語を入れ替えただけ。いくら何でも手を抜きすぎじゃねえのか、と言いたくなるではありませんか。これ、兵頭二十八や櫻井よし子あたりが書いたと言っても区別出来ないと思います。ひょっとしたら同じゴーストライターが書いたのかもしれません(笑)。
韓米日が先に大規模な軍事演習で大々的に挑発したという事の発端を完全無視して「北朝鮮の挑発」と断じるのを見てると、この人全然事実関係調べてないんだなという事が良く分かります。研究者ならもっと自分の体を張ってちゃんと調べて下さいな。しかも北朝鮮側の訓練中止要請を勝手に「挑発」にしている所も凄い。軍事訓練の中止要請が戦争挑発になるなんて初めて知りました。だったら沖縄の米軍基地抗議行動も「戦争挑発」ですか。韓国・平沢の米軍基地抗議行動も「戦争挑発」ですか。素晴らしき哉、朴斗鎮博士の「挑発理論」! その素晴らしい頭脳で今回の黄海軍事訓練に日本の自衛隊も参加していたという事について、ぜひ朴先生の御高説を伺いたいものですな。

あとこちらも凄い。どこから突っ込んでいいのか分からないほど凄い。

2011年北朝鮮3紙共同社説-内外政策の破綻示す
http://www.koreaii.com/nknews/nk20110104.html

「自らが作り出した南北関係破たんの原因を、韓国政府になすりつける破廉恥な言動」

「このような「反民族的政権」と「対話」して果たして民族の利益が得られるだろうか。この機会によく考えてみる必要がある」

「(李明博の演説を引いて)国民の生命と財産を守ることが最高の義務である「大統領」としては、当然の発言といえよう」

「「韓国との対話を進めるということを示唆」したとする解釈は、連合ニュースの主観的解釈に過ぎない。彼らが主張する対話はあくまで「6・15南北共同宣言」と「10・4首脳宣言」に基づいた対話であって、韓国が呼びかけている非核化のための対話ではない」

「従北朝鮮勢力」

まあとにかく、朴先生が「統一」「平和」「南北対話」「民族和解」「太陽政策」といった事が大嫌いで、「分断」「戦争」「対立」「軍事的緊張」「南北関係破たん」といった事が3度のメシよりも大好きだという事だけは良く分かりました。
南北の対話による平和を希求する人々は、朴先生の理論に照らし合わせると何もかも全て「従北朝鮮勢力」という事になるようです。現在の日本の右翼も自分に都合の悪い存在は何もかも「反日勢力」の一言で片付けますが、我らの親愛なる朴先生の思考方法も全く変わりません。さすがは現代の「ネオ親日派」の最も模範たる朴先生! 骨の髄まで今やすっかり「倭奴 ウェノム」との同化を済ませられたのです! 先生の記事における大和魂みなぎる表現・叙述手法にも得心がいきました。今や辺真一や金賛汀といった「お仲間」よりも親日ぶりでは頭一つ抜けたと断言して良いでしょう。
先生にはぜひとも老骨に鞭打って韓国軍に入隊し、「韓国の領土防衛」の為に軍役にでも何でも就かれる事をお勧めします。だって、火急の事態でしょ? こんな日本のような「安全地帯」で糞つまんねえ文章書いてる場合じゃないでしょ? みずから「実践」によって在日同胞及び「「武人精神」を失い、いわゆる「サラリーマン」へと転落した韓国軍」に、かつて在日朝鮮人運動を戦った闘士として範を示してくださいな。日頃北朝鮮や総連を「実践が伴わない」と言って、さすがは元マルクス主義者らしい批判を繰り返しておられるのですから、まさか嫌とは言いませんよね? 文章なんか書いてる暇があったら、朴斗鎮先生、軍隊へレッツゴー(笑)!

こうした在日の戦争扇動者であるからこそ、石丸次郎にとって朴斗鎮というのは重宝すべき存在なのだという事です。石丸自身の立場からすれば実に「理に適った」行動でしょう。


ちなみに朴斗鎮という人間についてはその政治思想だけでなく、彼個人の人格についても非常に問題があるという事は指摘しておかねばなりません。氏の代表作とされて川人博にも悪用された「朝鮮総連」という本ですが、これを売り出す際にある些細ではありますが、非常に卑劣な振る舞いをした事があります。それこそまさに「同胞に迷惑を掛ける」卑しい行為であると同時に、一般常識に悖るような行為でした。この男は思想うんぬん以前に、いい年ぶっこいて常識というものがありません。
朴斗鎮批判についてはいずれ第2弾を書く予定ですが、その件も同時に報告するつもりです。

 

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