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「米オバマ広島行き、韓日慰安婦合意でより容易くなった」(朝鮮語記事)
・オバマ広島行き、韓日慰安婦合意でより容易くなった
・日本全体が被害国であるかのように言うのは偏った意見
・日本が戦犯国という事は変らないが、核の残忍さを観察する時代が来た
[YTNラジオ「崔英日のニュース 正面勝負」]
■放送:FM 94.5(18:10~20:00)
■放送日:2016年5月12日(木曜日)
■対談:保坂祐二 世宗大学教授
このインタビューで保坂の言っている事はかなり支離滅裂で意味不明な部分も多いのだが、一つだけ見逃せない重要な部分がある。なので、そこを翻訳して以下に抜粋しておきたい。
◇崔英日:そうですか。教授が今指摘された話を聞いてみると、2010年からこつこつと準備してきた、こういう考えがします。今少し言及してくれましたが、韓国と日本が昨年12月に日本軍慰安婦問題に合意した為にオバマ大統領の今回の広島行き決定がよりやり易くなった、こんな分析も明らかに影響があったと見られますか?
◆保坂祐二:はい、それで米国内にオバマが広島へ行くのを反対する意見の中で、韓国と中国が「むしろ日本という戦犯国家が被害国に変身するのではないか?」とたくさん批判するだろう、だから少し慎重に考えねばならないという意見が大変多かったといいます。ですが韓日合意がまとまった為にもう少し容易くなったと言えるようです。
保坂の言い分によれば「2015日韓慰安婦合意」のおかげで、今回のオバマ広島訪問がやり易くなったという事になる。それは間違いあるまい。早く言えば日本の法的責任を免罪して従軍慰安婦被害者を踏みにじったあの談合のおかげで、だ。あたかも「核なき世界」の第一歩だの歴史的機会だのといった美辞麗句に包装された今回のセレモニーが、本当はどれだけ汚いものであるかがよく分かるであろう。「慰安婦合意」は元より「韓日は歴史問題よりも安保協力を優先させろ」というアメリカの圧力によって行われたものであり、これによって日帝植民地被害者という目障りな「歴史のトゲ」を取り除いた。そのおかげで「韓米日軍事同盟体制」というバリバリの軍事体制とその醜悪な本質をごまかすセレモニーとしてオバマの広島訪問のセットを何の遠慮もなくやれるようになったという事である。
「核なき世界」ならぬ「慰安婦合意なきオバマ広島訪問」がそう簡単に実現出来たであろうか。この事は十分に考える必要がある。
ホームレスを公園から力ずくで追い出すという酷い人権侵害をしておきながら、それをごまかす為に「同性パートナーシップ条例」をわざとらしく制定した地方自治体が日本にはあったが、それをさらに凶悪・邪悪・極悪にしたものが此度のオバマ広島訪問だ。
オバマの広島訪問は被爆者だけではなく、従軍慰安婦被害者をも踏みにじって食い物にした国際的詐欺・セカンドレイプであるという事。真の核廃絶とは何の関係もない、それどころか韓米日軍事同盟体制という危険極まりない戦争体制の幕開け宣言であるという事を改めて強調しておきたい。
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