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アジアプレス=小型産経新聞の生んだ太陽政策&朝鮮半島平和破壊の結果物

石丸次郎を擁するアジアプレスが報道機関として腐り切っている事は熟知しているつもりの筆者でしたが、さすがにこれは呆れ果てました。
 
「今回の延坪島への「攻撃」の第一義的な、そしてほとんど全的な責任は北朝鮮にある、という点だ」
「本文で「介入」という言葉を筆者は幾度か使うことになるが、これは文字通り、北朝鮮社会が、そしてそこに住む人々の生活がより人間らしくなるために、外部社会が取り得るあらゆる非暴力的な行動を指す」
 
この記事を書いたのは石丸ではなく韓国人の李鎮洙とかいう記者らしいですが、まさに韓国人の記者にこういう記事を書かせて北朝鮮への非難を行ったり内政干渉を煽り、正当化するのがアジアプレスクオリティという事でしょうか。内容的には石丸が書いたと言っても全く区別が出来ないくらい同じような事を書いているので、今回の砲撃事件に対するアジアプレスの「事実上の公式見解または社論」とみなして良いでしょう。
今回のアジアプレスの記事は突っ込み所があまりに多すぎて何から指摘すれば良いのか分からなくなったほどなので、代表的な問題点を2点だけ列挙します。
 
1 日本絶対無謬
 
アメリカと南、そして何よりも日本には今回の軍事挑発について一切責任はなかったというのですから恐れ入ります。日本軍=自衛隊がこの訓練に参加していた事について、日本のマスコミはおろか「反戦派」「護憲派」「左派」を称する連中がことごとく口をつぐんでいる状況を考えれば、大部分の日本人にとってこの韓国人記者が書いたアジアプレスの記事ほど安心して気持ち良く読める記事はないでしょう。朝鮮半島でどれだけ軍事的緊張が高まり、それに対して日本が直接・間接的に関わっていたとしても、日本は一切悪くないし責任もない。悪いのは何もかも北朝鮮だけ、というのがアジアプレスの立場であり報道スタンスだという事です。「アジア各国では今だ民主主義が根付かず報道の自由もない上に、紛争が続いている。しかし平和憲法9条を擁する我が日本では戦後一度も戦争をせず(? 超疑問)、民主主義があって(?)発言の自由がある(?)。この軍隊を持たぬ(?)『平和国家日本』(?)がアジアの平和と民主主義に果たす役割は大きい」という「日本左派的戦後自慰史観」を体現しているのがまさにアジアプレスだと言って良いでしょう。まるで「左派版・新しい歴史教科書をつくる会」ではありませんか。
さらに今回の件では韓国軍・日本軍共にシビリアンコントロールがロクに及んでいないという恐ろしい現実も白日の下に晒されました。
「河信基の深読み」より
まさに盧溝橋事件一歩手前だった事が分かります。こんな状態で菅直人首相は「北朝鮮に何かあった時は拉致被害者救出の為に自衛隊を…」などと言っているのですから狂気の沙汰でしょう。これは日帝植民地解放以後に日本軍を再び朝鮮半島に上陸させるという事であり、北はもちろん南の国民にとっても絶対に許す事の出来ない妄言である事は言うまでもありません。かつて日本の政治家がかつてのアジア侵略を正当化する妄言(日韓併合は合法、南京大虐殺はなかったなど)を吐いた事が何度もありましたが、今回の菅直人の発言もそれと同格です。自衛隊が再び朝鮮半島の地を踏むなど、日本による朝鮮半島への再侵略にも等しいものではありませんか。それに対する朝鮮半島民衆の反発と怒りを黙殺して何も報道しないばかりか、「外部勢力」の「介入」を招き入れるような事を他ならぬ韓国人記者を使って言わせる。どこまでアジアプレスと言う報道機関は腐り切っているのでしょうか。
 
2 太陽政策に対して何も分かってない
 
この記者は太陽政策について
 
「確かに多くの専門家、そして昨今、韓国でその存在が注目されている「インテリ脱北者」(北朝鮮にいた当時、社会の実情に幅広く触れることのできた人たち。大学教授、博士号所持者、企業所幹部、労働党幹部など)が主張する通り、金正日政権の核政策が変化しなかったという観点では、太陽政策は失敗だったといえる。だからといって、経済交流や支援に代表される、過去の太陽政策が北朝鮮と構築した関係のすべてを切り捨ててしまってもよいのだろうか。もう少し丁寧に北朝鮮内部に起きた変化を追ったあと、太陽政策の是非を問う必要があるのではないか」

と言ってますが、「金正日政権の核政策が変化しなかったという観点では、太陽政策は失敗だったといえる」というのは林東源氏のインタビューを御覧になれば分かる通り完全な誤認であり、李明博政権の苦しい弁明を繰り返しているに過ぎません。太陽政策は実際に北朝鮮の核開発をその間ストップさせましたし、その後も継続する事でアメリカとの関係が好転すれば核放棄もあり得ました。太陽政策の期間中に開城工業団地建設・鉄道連結・金剛山観光・離散家族面会などの共同事業を行って、南北双方が軍事的衝突を避けるべく懸命の努力を続けていた時に「北朝鮮は核開発をしている」と根拠のない情報を元に高圧的な態度で威圧したのはアメリカでした。当時日本がもちろん何も考えずに「宗主国」アメリカの尻馬に乗った事は言うまでもありません。石丸次郎がこうした南北共同事業と戦争回避に向けた努力を「金正日政権を潤すだけ」という下劣かつ低レベルな視点・思考で誹謗中傷し続けてきたのも周知の通りです。平和的に核放棄へ至ろうという途中で全ての可能性を潰したのは政権交代後に対決姿勢へ転じた現政権の責ではありませんか。「金正日政権の核政策が変化しなかったという観点では、太陽政策は失敗だった」のではなく、李明博政権が途中でそれをパーにしただけの話です。この記事で言ってる事は問題のすり替え以外の何者でもありません。
 
一方でこの記事では「もう少し丁寧に北朝鮮内部に起きた変化を追ったあと、太陽政策の是非を問う必要があるのではないか」として太陽政策を全否定はしていないかのような素振りも見せています。が、太陽政策の真髄とは単に南北の対話と協商だけではありません。太陽政策がもたらした大きな成果の一つが2度に亘って行われた南北首脳会談ですが、その1回目の6.15共同宣言では何が謳われたでしょう。
 
「1、 北と南は、国の統一問題を、その主人であるわが民族同士が、互いに力を合わせて自主的に解決することにした」
 
とあるように南北の統一問題は自分達で決める、つまり「民族自決」の精神そのものです。これにはいかなる「外部勢力」の「介入」も許されません。他者の介入を招き入れようという時点でこれはもう6.15共同宣言、ひいては太陽政策の否定にしかならないのです。この記者やアジアプレスが太陽政策の事を何も分かっていない、あるいは知ってても無視して妄言を吐いているのが良く分かる内容でしょう。
もはや太陽政策の真髄すら忘れたか。
 
 
日本は何も悪くなくて、悪いのは何もかも北朝鮮。さら太陽政策が北朝鮮に核放棄させるのを失敗したかのようなデマを言い、朝鮮半島の民族自決を否定して外部の「介入」を招き入れようと主張する。これこそアジアプレスの本音そのものに他なりません。しかもそれを韓国人記者の手によって書かせているのですから悪質この上ない。もはやアジアプレスは「小型産経新聞」以外の何者でもないでしょう。朝鮮半島の平和破壊と在日への差別扇動においてアジアプレスと産経新聞は龍虎相打つ双璧的存在です。
今回の記事はそれこそ「小型産経新聞の生んだ太陽政策&朝鮮半島平和破壊の結果物」と呼ぶに相応しいものでしょう。
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