先日桜島が噴火し、観測史上初めて噴煙が上空5000メートルにも達したという。これだけ火山活動が活発になっているというのは、誰が見ても大きな地震が起こる前兆じゃないかと疑いたくなるだろう。桜島に限らず、最近日本や朝鮮半島南部周辺では海水温が異常に上昇している。例えば熱帯の猛毒魚であるソウシハギが三河湾で見つかったり、韓国の済州島でもやはり海水温上昇で本来あの辺りにはいないはずのハリセンボンなどが獲れて地元の漁民を驚かせている。一部の者達は「地球温暖化だ」と騒ぎ立てている(特に韓国の環境運動は緑の党はじめとして、日本以上に「二酸化炭素地球温暖化説」だけを熱狂的に信奉して、その他の環境破壊要因を無視するカルト的傾向が強い)が、そうではなく、これは海底のどこかでマグマが噴出している可能性が高いのではないか。実際に2004年のスマトラ大地震の少し前にも周辺海域の水温が急上昇しており、地震の前兆として海底のマグマ噴出があったのではないかと言われている。
東日本大震災で明らかになったように日本は地震の活動期に突入した訳で、桜島の噴火や海水温上昇もそうした流れの一つとして捉えるべきだろう。つまり、いつまた大きな地震が来るか分からず、その確率がこれまでになく高まったという事だ。原発再稼動など元より論外もいい所だが、今はなおさらヤバ過ぎる時期だと言える。鹿児島県には川内原発があるし、佐賀県にも「日本一危険」と言われ続けてきた「事故の百貨店」こと玄海原発がある。これらは再稼動しなくてもそこにあるだけで十分危険なのだが、大地震が起こったら福島の時のようにひとたまりもないだろう。
とにかく桜島の噴火の件で、これを地震と原発に関連付けて考える報道が見られないのはあまりに異常なのではなかろうか。これもまた「3.11以後、官民共に核をますます手放せなくなった日本(by 権赫泰)」を象徴する出来事のような気がする。
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