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2014年8月に感じた事いろいろ その1

1)ヘイトスピーチ規制と火事場泥棒
ヘイトスピーチ規正法とやらを作るのどうのという話が出ている。しかしながら自民党プロジェクトチームは早速これを「デモ規正法」にしようとしているようだ。本来の目的と全くかけ離れた法律に歪めるという「火事場泥棒的手法」は日本歴代政権の風物詩だが、またしても同じ展開になりつつあるようである。人権擁護法や児童ポルノ規正法などの時と全く違わない。あるいは1993年の細川連立政権で「政治改革」と言いながらやった事は小選挙区制への改悪だったという、例のアレとも一緒。プロジェクトチームの座長が平沢勝栄という時点でこうなる事は確定済みだろう。
事の本質は日本社会における民族・人種差別であり、朝鮮高校の無償化・補助金除外や民族団体の建物への税金問題、入管の横暴などといった現実の差別政策は全く改善せずに「スピーチ」だけは取り締まりました、では何にもならない。しかもその法の実際の中身は「スピーチ」どころか、自分に都合良くデモを取り締まるものにすり返ようというのだから。ヘイトスピーチ規正法とやらが仮に成立したら、かえって良からぬ結果を招く可能性の方がはるかに高い。日本政府は今やどんな「ガイアツ」を受けようとも自分の過ちを認めも改善しようともしないし、むしろそれろを逆手にとって火事場泥棒的に悪法を作ろうとすらする。ヘイトスピーチ規正法とやらに何かを期待して意味を付与しようとするのは重大な過ちであるという事だ。「ヘイトスピーチ」よりも前に、朝鮮学校の無償化適用と補助金をちゃんと出せ、グアンタナモかアブグレイブみたいな入管の収容所をまず廃止しろという事である。日本は朝鮮学校無償化除外について、国連から何回勧告受けたと思っているのか。それらについては徹底無視を決め込んでるくせに、ヘイト「スピーチ」だけは「日本人の誇り」という理由で法規制をする。つまり外国や国連に対する体面取り繕いと、火事場泥棒的な治安立法の一石二鳥戦略なのは火を見るより明らかであろう。それも一番安上がりな方法で。
日本で左派や反差別を自称する連中の中にはヘイトスピーチ禁止法に賛成する者も少なくないようだが、そういう連中は馬脚を現したといえる。ヘイトスピーチ禁止法は駄目な「自称反差別」を色分けする踏み絵でもあろう。


2)朴裕河の「役割」と「老後」

https://twitter.com/takagengen/status/504774538236657664
高橋源一郎‏@takagengen
「慰安婦問題」でも、ある人たちは、「慰安婦」は「強制連行」され「性的な奴隷」にされた、と主張し、またある人たちは、「いや、あれは単なる娼婦で、自発的に志願して、かの地にわたり、大儲けしたのだ」と言います。けれど、朴裕河さんのいうように、どちらの場合もあった、というべきでしょう。
16:36 - 2014年8月27日

予想通りと言うべきか、ここでも朴裕河が(従軍慰安婦問題をチャラにしたい)日本人にとって大いに役立っている。高橋源一郎の言ってる事は鬼畜外道そのものだが、それは朴裕河のような「日本に都合の良い事を言ってくれる韓国人」のおかげで正当化出来るのだから。高橋の言ってる事は要するに「韓国人の朴裕河だって『単なる娼婦』つってるじゃねえか! 何か文句があんのか!」という事だ。朴裕河は己の職分を立派に遂行している。朴裕河という女は、高橋や石丸次郎(朴をしょっちゅう好意的にリツイート)のような差別主義者・植民地支配清算反対派の日本人を正当化してくれる可愛いペットなのだ。
こういう人間をかつて好意的に持ち上げた朴露子(が、後になってこれはまずいと思ったのか、慌ててわざとらしく朴裕河に論争を仕掛けた)や、御意見拝聴とばかりにデカデカとインタビューを載せたプレシアンなどの「韓国進歩派」は馬鹿の極みとしか言いようがない。韓国の進歩派はどこまで底なしの堕落を続けるのか。

ある韓国輸入書店の人から聞いたが、朴裕河の新刊「帝国の慰安婦」は間もなく韓国で販売差し止めになるのがほぼ確実だという。が、それとぴったり入れ替わる形で日本語版が出るのは間違いない。前々から「帝国の慰安婦」の日本語版が出るという事は言われており、どこの出版社から出るかは知らないが、おそらく韓国で「発禁」になるタイミングを見計らっているのではないか。それに合わせて「慰安婦の真実を暴いた為に韓国で発禁になった話題の本」とか何とか煽って売り出すのだろう。典型的な「炎上商法」というやつだ。

最近韓国の公営放送KBS理事長に李仁浩(이인호 イ・イノ)という80近い婆さんが内定して話題になっている。と言うのも、この女はニューライトの歴史学者として有名で、親日・独裁美化として問題になった教学社教科書(通称「韓国版つくる会教科書」。実際にこの教科書執筆集団は日本のつくる会関係者とも極めて仲が良く、その教科書制作手法を大いに手本にしている)を大絶賛・大推薦した。おまけに「植民地支配は神の意思」発言でおなじみの文昌克を大いに尊敬し、その文が落馬したら(総理になれなかったら)韓国を出て行かねばならないとまで言ったのである。その後文昌克は世論の猛反発で総理候補を辞退したが、李仁浩はそれにも関わらず韓国に居座り続け、朴槿恵の庇護と寵愛の下でKBS理事長に抜擢されるという乗勝長躯(승승장구 朝鮮語で出世街道・大躍進の意)ぶりだ。おい、韓国を出て行くんじゃなかったのかよ? 
この李仁浩の祖父は李明世(리명세 リ・ミョンセ 1893-1972 創氏改名時の日本名:春山明世)といい、植民地統治下で高級官僚を務め、後に企業家に転進して財を成したが、その間一貫して日本の植民地統治と侵略戦争の賛美・協力に狂奔した第一級の極悪親日派だった。李明世曰く「日本は善良なる国にして天下無敵」だと言って大日本帝国を褒め称えていたのだから。もちろん南の事ですから、解放後も李明世は何ら親日反民族行為の責任を問われる事なく栄耀栄華の余生を送って、畳の上で安らかに大往生です! もしこいつが解放後は北にいたら、死刑かソ連軍引渡しの上シベリア送りは間違いのない所だったろう。いずれにせよ、この祖父の下で裕福な生活を送ってその影響を受けた元お嬢様がどういう人間になるかは容易に想像がつく。そしてその通りになった。岸信介の孫が、高木正雄の娘が、やはりこれと全く同じパターンでそうなったように。

・満州国実権者・岸信介の孫は日本の総理になり、公営放送NHKの会長と経営委員に自身の「スペオキ※」である日本の侵略戦争&植民地支配礼賛派の籾井や百田を据えた。

・満州軍将校・高木正雄の娘は韓国の大統領になり、公営放送KBSの理事長に自身の「スペオキ」である日本の侵略戦争&植民地支配礼賛派の李仁浩を据えた。

※スペオキ=「スペシャルお気に入り」の略。「エジプトの朴裕河」ことフィフィを失脚させた某芸能事務所的表現。

これぞまさしくグラップラー刃牙の最強死刑囚どころじゃないシンクロニシティぶりだろう。こいつらどこまでぴったりシンクロしているのか。日韓仲良くし続けてきたぜ…。

もし今後も韓国でセヌリ党の天下が続けば(可能性は決して小さくない)、朴裕河も将来李仁浩と同じくらいの礼遇を受けるのではないか。親日派の子孫である大統領が朴裕河を政府や公営放送の要職に就けてくれるだろう。その時には身も心もすっかりネオコンに転向した朴露子や安世鴻(石丸次郎とベタベタの関係)らも多分一緒だ。李仁浩という猛毒ババアの姿とは、すなわち朴裕河が老後にやはり猛毒ババア化した姿そのものである。「日韓の友好と歴史問題に貢献した」とか何とか理由を付けて。かくして「日韓Happy(またの名をネオ五族協和)」の地獄絵図は繰り返される。

(続く)

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