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同胞社会のマッコリ精神 アメリカにもあり

【世界おもしろ法律事典】無届けビールは許しません
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20100405030.html

法に違反する酒を力ずくで取り締まるというどこの国でもありがちな一例。在日朝鮮人の社会ではかつてどぶろく(マッコリ)の取締りでおなじみの光景がアメリカの地ビールでも現在進行中で起こっているという事に驚きを禁じ得ません。が、アメリカではクズ米ビールのバドワイザーはじめとする大手グローバル企業の寡占に反発して質の高い地ビールを作る動きが高まっており、とりわけIPA(インディア・ペール・エール ホップの香りが強い琥珀色でアルコール度数と苦味の強いタイプの上面発酵ビール)の蔵元には本家イギリスを凌駕して国際的な高い評価を得た所も多く、実際に日本でもそうした専門店でその手の珍しい樽生ビールをホームページで告知すると瞬く間に空になるほどの人気を博す事が珍しくありません。アメリカの地ビールIPAはビール通の間でも評価が高く、これを酒税だ何だといって取り締まるペンシルバニア州の見識は首を傾げざるを得ません。
在日朝鮮・韓国人の世界では同じようにマッコリとホルモン焼きが日本警察と血みどろの戦いを経ながら多くの同胞の生計を支えてきただけに、アメリカで地ビール醸造者が当局の取締りと戦いながら高い評価を得ている事には他人事とは思えず、民衆としての連帯と美食の道としての賛意を表さずにはいられません。
 

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