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また何か不良老人がわめいてますが

「拉致把握していた」=日韓協調し北朝鮮に圧力を-黄元書記

これまでの北朝鮮亡命者の中では一番の高官であった事から何かと日本では引き合いに出される人ですが、この黄長燁という人はそもそもゴーストライターとして金日成の著書を書いたり主体思想の理論をまとめた役回りを務め、要するに北朝鮮の御用学者だった訳です。日本にも同類として小泉政権時代に新自由主義政策をやりたい放題やった竹中平蔵であるとか、どんなに政権が変わってもゴマすりパワーで政府の審議会や関連する役職にしがみついてきた増税狂いで悪名高い石弘光(前は税調の会長でしたが今は何と日本郵政の社外取締役)などがいますが、黄長燁という人はまさに日本で言えばこれらの人達に該当する人物でした。こういう権力に媚を売ってミミズのごとく生き延びる曲学阿世の輩はどこの国にもいるものです。
大体、この人は南へ亡命した当初の手記では自分は核や拉致の事は何も知らないと言ってたくせに、最近になって急にそれらの事を知っていたと矛盾する事を言い出し始めました。その矛盾をまずは説明する責任があります。それが出来ないなら大韓航空機爆破事件の金賢姫と同じで、ゼニカネ目当てにデタラメを吹聴したと言われても仕方がないでしょう。拉致の事を知っていたならなぜもっと早く言わなかったのか。知っていたなら小泉訪朝直後に証言するのがベストだったのになぜ今さら。
それと黄長燁がいつも口癖のように言う事の一つが「金日成は立派だったが金正日は駄目だ」という文句です。しかし、北朝鮮の独裁体制を思想面で正当化させた最大の功労者が他ならぬ黄長燁という人でした。金日成時代の独裁を彼は知っていたどころかそれに組する特権階級だったのに、自分自身の総括や自己批判は何もしていません。口を開けば「金日成は立派だったが金正日は駄目だ」「主体思想は本当はあんなものではなかった」の繰り返し。挙句の果てはその責任を全部金正日に押し付けて自分は民を憂うる聖人君子面している訳ですから、これ程恥を知らぬ人は珍しいでしょう。
金正日にだって言い分はあるはずです。御用学者というのはどこの国でもそうですが、偉い人にはペコペコするゴマすり者ばかりなので、当然金正日も自分の親父に媚を売って出世した黄長燁の卑しい姿を嫌になるほど目撃してきた事でしょう。無論当時の黄長燁は金正日の事を「公子任(コンジャニム 朝鮮語で公子様の意)、トリョン任(トリョンニム 朝鮮語で若様、坊ちゃんの意)」と呼んで媚びへつらっていたにちがいありません。ある程度以上切れる者ならこんな人間は絶対に信用出来ないと思って当然です。それに金正日が後を継いだ直後に北朝鮮は飢饉に見舞われる(いわゆる苦難の行軍時代)訳ですが、これだって親父の時代の負の遺産の積み重ねがとうとうこの時代に噴出したと言えなくもない訳で、むしろ金正日こそ親父の時代の硬直したスターリン型社会主義体制の事後収拾に苦心しているという見方だって出来る訳です。そんな先代の頃にゴマすりだけで出世した無能な茶坊主を二代目がウザがっても当然でしょう。彼が編集役を努めて体系付けたという主体思想にした所で当の北朝鮮国内でも時代毎に社会的な位置付けが変化してきた訳で、市場化を進めている現在の北朝鮮ではむしろ「強盛大国の為の先軍主義」(首領と軍を中心にした体制下で国民が一致団結して経済発展に邁進する、という現在の北朝鮮の国是。7.1措置などの市場公認をはじめとする経済改革もこの流れにある)というのが思想的主流と言えます。いわば現在の主体思想というのは「国父」金日成をシンボル化する為の象徴的アイテムと変わっており、北朝鮮国内での位置付けがかつてとは違うのです。黄長燁が亡命した頃の北朝鮮では主体思想がすでに古臭い前時代のシンボルと化しつつある状態でした。当然これのプロデューサー役であった黄長燁もすでに北朝鮮では「古い時代遅れの思想家」でしかなく、新しい国是となりつつあった「先軍主義」という国家的思想潮流に取り残されたに過ぎません。御用学者的思想家として見るならば、黄長燁は新しい権力者と時代の流れについていけず没落したと言えるでしょう。御用学者としての地位を保全していこうと思ったら今風の「先軍主義」にうまく頭を切り替えるべきだったのですが、悲しいかな老いて意固地になった老黄長燁にそんな柔軟性は求むるべくもなかったのです。日本では小泉時代に幅を利かせていたかの新自由主義者・中谷巌でさえ「格差社会」が言われるようになってからは「新自由主義との決別」を言い出して「反省」するようになったというのに。己が生き残る為には過去の思想信条をも容易く入れ替える。それが御用学者の王道的生き方というものではありませんか(笑)! 黄長燁には中谷のような腹芸すら出来なかったのです。
黄長燁という男は結局頭の中身を「主体思想」から「先軍主義」へとチェンジ出来ずに、代替わりした二代目からウザがられて亡命した訳で、決して苦しむ北朝鮮人民を憂いて亡命した訳でないのは明らかです。

南に亡命してからは主体思想もクソもありません。この人はすごい事を言い続けてますよ。特にすごいトンデモは2000年の南北首脳会談に反対した事ですが、要するにこの人は民族が和解して戦争の危機を回避する事をも強固に反対した訳です。主体思想はマルクス主義を朝鮮民族の立場から発展させたものじゃなかったのでしょうか? その主体思想的立場から民族の和解と統一はどのように捉えられているのでしょう。まさか民族の和解と統一に反対するのが主体思想の本義なのでしょうか? これこそ黄長燁が尊敬して止まないはずの金日成主席の遺訓に反する事じゃないんでしょうか。この人がいかに北朝鮮の独裁体制を批判しようが、長年分断してきた(させられてきた)民族の対立を解消し、和解しようという民族的悲願をも否定するとは完全に狂気の沙汰でしょう。自分を冷遇したトリョンニムに対して腹を立てているのは分かりますが、だからといってそんな個人的怨みを民族の問題よりも優先させるのはおかしいでしょう。少なくとも「思想家」の看板を掲げる人間のやる事じゃありません。外勢(この場合主にアメリカや日本の帝国主義)におもねって、私利私欲の為に国と民族の分断を図る者を北朝鮮では「分断勢力」と呼んで激しく非難してきた訳ですが、実際には黄長燁自身が「どこに出しても恥ずかしくない立派な分断勢力の一員」と成り果てていた訳です。

さらにすごいのは、詳しい題名は忘れたのですが何年か前に黄長燁の本が新しく日本で出版された時の事です。黄長燁の本はそれまで共産党転向者の萩原遼(こいつも統一協会の追及をしていた赤旗記者時代とは打って変わって、今は「ムー」レベルのトンデモ。何で共産党転向者にはこんなのしかいないんだ?)が訳すのが通例だったのですが、その本では(そして以降も)なぜか別の人が翻訳していました。ちょっと立ち読みしてみてその理由が分かったのですが、その本で黄長燁はアメリカの対テロ戦争を全面肯定している訳です。アメリカがアフガニスタンとイラクに戦争を仕掛けた事はテロに対する戦いであり、正義であると。確かそんな内容の事を書き連ねていました。あの悲惨な侵略戦争でどれだけの無辜の民が殺された事か、今さら筆者が繰り返し述べるまでもないでしょう。どう見ても残虐な帝国主義国家の侵略戦争なのですが、それが黄長燁からすれば正義であるという訳です。帝国主義者の侵略戦争を全面肯定、これもまた主体思想の本義なのでしょうか。金日成主席の遺訓だとでも言いたいのでしょうか。金日成は生前、非同盟諸国運動に積極的で、アメリカと対立している同じ第三世界諸国に多くの支援をしてきました(もちろん現在の北朝鮮もその外交路線を基本的に踏襲しています)。ベトナム戦争は南北朝鮮の特に激しい代理戦争的な対決の場でもあった訳ですが、この時金日成は空軍のパイロットを大勢派遣して彼らに「ハノイを平壤と思って戦って来い」と激を飛ばした程です。アメリカ帝国主義の侵略に対するベトナム人民の戦いを支援すべく金日成は虎の子の空軍パイロットまで義勇兵として送った訳ですが、今や対テロ戦争を肯定してアメリカ帝国主義の肩を持つ黄長燁はこれをどう思っているのでしょうか。
萩原遼がある時期から黄長燁と疎遠になったのもこれが原因ではないかと思います。両者は「反北朝鮮」「日帝植民地支配の肯定もしくはその被害を出来る限り小さく見せたい」という点では一致しており、最初の黄長燁の手記の訳者あとがきで萩原は彼の若い頃の楽しかった思い出を引いて「日帝時代も暗い事ばかりではなかった」と日帝植民地支配の被害をいかに小さく見せるか必死でした。そりゃそうでしょう。何しろ黄長燁の実家は日帝時代に日本へ留学に行けるほど裕福な地主の家だったのですから、他の民族同胞達が辛酸を舐める中でも楽しい日々を過ごせたはずですよ。一部の裕福な朝鮮人の例だけを引いて日帝時代がそんなひどい時代ではなかったと正当化する。まさに萩原遼のオツムはネット右翼レベルです。その萩原遼も「ソウルとピョンヤン」を書いた辺りはそれでも北朝鮮の実情を知ったり独裁体制を批判する部分で読める所が少しはありましたが、その後完全に左翼を止めて(共産党を除名されてから、ではない所がミソ。共産党に籍があった後期の頃からすでにこの人は思想的に左翼とは言えなくなってました)転向してからは「金正日は父親の金日成を殺した」とか「金正日は人類に対して最大の罪を犯した」とか根拠ゼロなトンデモ発言の連発で、完全にオツムのイッちゃってる誇大妄想狂そのものでした。仮にも「ジャーナリスト」ならちゃんと調べて物を書きましょうよ。金正日が親父を殺したという誰もが納得する証拠を取材・調査して、ね。でも不思議な事に萩原はこれだけ北朝鮮が嫌いなくせになぜかアメリカが嫌いでした。普通、北朝鮮の嫌いな者は「敵の敵は味方」の論理もしくは戦後日本右翼的奴隷根性丸出しでアメリカが大好き(もしくは犬とも)になるものですが、萩原は共産党を追い出されてもその頃の癖が抜けてないのかアメリカが嫌いだったのです。これは本当に不思議としか言いようがありません。ところが黄長燁はすでに述べた通り金日成主席の遺訓はどこへやら、今や立派な「アメリカばんざい」派で対テロ戦争全然OKと言うか正義の戦争扱い状態な訳です。萩原が黄長燁の本を訳さなくなり、両者が疎遠になったのはこれが最大の原因だったのではないでしょうか。
おいおい、反北朝鮮で志を同じくする者同士仲良くしようよ。そんな「左翼みたいな内ゲバ」はせずに(笑)。萩原もいつまでもいつまでも意地を張らずに、転向左翼ならそれらしく世界に冠たる神国USA(ただし同じ神国でも日本とは信じる神が違うようですが)に身も心も売り飛ばしちまおうぜえ。黄長燁先生の後に続いてよお。その方が楽になれるぞ。精神的にも物質的にも(笑)。

萩原遼のような訳分かんないイッちゃってる誇大妄想狂に関する来歴はともかく、黄長燁がアメリカの侵略戦争を肯定している事について話を戻すと、朝鮮半島でもアメリカ帝国主義によって悲惨な戦火に包まれた事がありました。言うまでもなく朝鮮戦争であり、黄長燁くらいの年齢である本国の朝鮮人・韓国人であればほとんどがあの悲惨な戦争体験がある訳です。日本でもそうですが戦争で実際に悲惨な体験をした者であればそう簡単に戦争を肯定するような事は言えません。なのに黄長燁はなぜこうまで軽々しくアメリカの侵略戦争を肯定するのか?
実は黄長燁は朝鮮戦争の頃にはソ連へ留学に行っていて、この世代の割には戦争体験がありません。当時の朝鮮人・韓国人であれば誰もが体験した同族同士の悲惨な殺し合いや、米軍による苛烈な爆撃をかい潜るという悲惨な戦争体験をしていないのです。当時まだ幼かった金正日でさえそれを目撃・体験しながら疎開した事があるというのに。黄長燁はインテリであった為にソ連へ留学に出されて過酷な戦災に合わずに済みました。もちろんそれが悪いとはいいません。当時の北朝鮮は国家建設の為に多くの若いインテリをソ連に送って学ばせていた訳ですから。問題は戦争体験がないならばなおさら、体験のある者以上に戦火に踏みにじられる人民の事を思って想像力を働かせねばならないという事です。日本でも帝国主義の時代には赤紙によって徴兵される事もなく安穏と遊び暮らす階級の人間達が少数いました。石原慎太郎なんかは典型ですが、そういう人達は年の割には言う事が幼稚で侵略戦争を肯定する。同じ時代を生きながらも戦争体験がない上にその犠牲にされた人々に対する想像力のカケラもないから、平然と侵略戦争を肯定し、その犠牲者を冒涜出来る。黄長燁の思考パターンとはまさに、かつての日本で徴兵される事もなく遊び暮らせた石原慎太郎的な上流階級とそっくりです。あの時代に強制連行や生活苦以外の理由で、しかも留学目的で日本へ行ける朝鮮人というのは本当に一握りでした。まさに苦労知らずのボンボンで戦争体験もない。解放後はインテリであるという事から国費でソ連に留学までさせてもらい、そこで学んだ学問を以って金日成の思想を主体思想として編纂した業績で大出世。これでは人民の苦悩など分かるはずがありません。
黄長燁の場合は自分を冷遇した金正日の体制をアメリカ様のお力におすがりして武力征伐していただきたい、というのが最大の本音なのでしょうね。で、偉大なる「魂の祖国アメリカ」に金正日政権を征伐していただいたあかつきには自分を北朝鮮の「王様」にしてもらう、と。要するに「北朝鮮のカルザイ」になりたい訳です。もっとも最近のカルザイはさすがに今のままではまずすぎると思ったのか中国やイランに接近するなどして独立志向を強めた所を、不意打ち的に訪問してきたオバマにどやされていましたが。かつては韓国でアメリカの威光をバックにやりたい放題やった朴正煕も晩年はやはりアメリカから独立しようとして粛清されました。アメリカの犬になった者は忠誠を誓っても最終的に反抗してもその最期は哀れです。

まあ、黄長燁という人は自分で言ってるほど御立派な思想家などではなく、自分の人生で最大の功績としている主体思想にすら今や完全に反する言動を行っているサギックン(朝鮮語で詐欺師の意)の不良老人に過ぎないという事です。口を開けば「金日成は優れた指導者」だったと言いますが、だったらアメリカ帝国主義に万歳する今の自分は何ですか? どのツラ下げて死んだ金日成主席に顔向け出来るというのでしょう。
世界中の民族同胞達の迷惑だから、もういい加減黙れよジジイって事です。
こんなのをわざわざ呼ぶ日本も日本でしょう。しかも当の黄長燁は「拉致など大した事ではない。核の方が重大だ」って言ってるのに(笑)。彼を日本に呼ぶギャラがいくらなのかは知りませんが、こんなサギックンに食い物にされる日本政府や拉致問題関係者ははもっと間抜けです。
 

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