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民主党の枝野幸男という議員

この人は児童ポルノ禁止法関連のエロ表現規制問題では反対派として大いに活動してくれた存在ではありますが、一方で出版労連をバックにした議員である為に再販制度ガチガチ堅持派議員として著作権問題ではアメリカ並みの規制強化派として悪名高い人でした。
エロ表現規制問題では反対してくれたのですが、著作権問題では規制派なので、同人誌の世界からすれば全く相反する政策の持ち主であった訳です。つまりこの人を同人誌界の味方と見なして過剰な期待を抱くのは大いなる過ちと言って良いでしょう。
例えば筆者の本業であるゲーム業界で言えば中古ソフト撲滅派に組する系統であり、同じ民主党でも現在浪人中のたるい良和とは表現規制反対では意見を同じにしながらも、著作権権問題では180度意見を異にする存在であります。
著作権問題と表現規制問題では相反する信条の枝野も日本の近現代史に関する歴史認識では自民党と大差なかったようですね。

「中国や朝鮮半島の植民地化、歴史の必然」講演で枝野氏
http://www.asahi.com/politics/update/0327/TKY201003270314.html
「枝野幸男行政刷新相は27日、松江市で講演し、「日本は明治維新ができ、近代化したが、中国や朝鮮半島は近代化できなかった。日本は植民地を広げる側で、中国や朝鮮半島は植民地として侵略される側になったというのは、歴史的な必然だった」と述べた。植民地支配を正当化したとも受け取られかねない発言だ。
枝野氏は政権交代を契機に「新しい政治をつくらないと大変になる」と述べ、明治維新を引き合いに出した。
その中で、「ペリーが来て『国を開け。日本が油断したら植民地にするぞ』と。日本は明治維新が早くできたからその後の100年くらいの中で一定の優位性を保つことができた。同じ環境に中国や朝鮮半島もあった。日本の明治維新をみながら近代化しようと頑張った若い方がいたが、結局進まなかった」と述べ、「日本が明治維新できていなければ日本も中国や朝鮮半島と同じように、欧米列強の植民地や半植民地にされていただろう」とした。
枝野氏は講演後、朝日新聞の取材に「日本が植民地支配する側に回ったのはおかしいと思っている。誤解を招く発言で率直におわびする」と語った」

「中国や朝鮮半島は近代化できなかった」と言ってる時点で中国や朝鮮半島の近現代史を何も知らないと告白しているに等しいでしょう。中国や朝鮮の近代化を無理矢理武力で押しつぶしたのが他ならぬ大日本帝国なのですから。いや、「中国や朝鮮半島は近代化できなかった」という発言自体に朝鮮と中国を見下す枝野の意思がモロに出ているでしょう。民主党でもリベラル・表現規制反対派と言われておる議員でさえこの体たらくなのです。枝野という人については表現規制問題では一定の働きをしてくれた人でそれを一応評価はしていますが、知財・著作権問題では再販制度ガチガチ維持・規制強化派である為に全面支持は出来ない人でした。ところが歴史認識問題では安倍晋三はじめとするそこらの馬鹿なクソ右翼自民議員と大差がなかったようです。
民主党が野党だった頃には見られなかった発言である事から、政権を取って明らかに驕って本音が出たとも言えるでしょう。
漫画の表現規制、たとえば今回の東京都の都条例のような件で言えば枝野のような議員は頼りなる存在かもしれません。が、同時に著作権規制強化派にしてアジア蔑視歴史観の持ち主である枝野が「同人誌界の代弁議員」のように見なされて持ち上げられるのはいかがなものでしょうか。最終的には良い結果をもたらさないと思います。枝野が力を持てばエロ規制は緩やかになるかも知れませんが、その代わりに著作権関連の規制が厳しくなる事がありえるでしょう。表現規制問題はもちろん重要ですが、それが著作権規制の強化を図る方向で進められては何にもなりません。今回の都条例で著作権規制強化派の老害漫画家であるちばてつや、藤子A、弘兼、里中などが名乗りを上げた事を忘れてはならないでしょう(週刊金曜日の石坂啓は今回一言もなかったようですが。この人は80年代の有害コミック問題では規制派で、90年代には規制反対に回った腰の定まらない風見鶏です。本人自身華僑の出なのですからあんなレイシストに何の反対もしない雑誌とは一刻も早く手を切るべきでしょう。本人にまだ志というのがあればの話ですが)。彼らとは飽くまで表現規制問題では意見を同じくしましたが、それ以外では全く敵ですよ、という事です。彼らが「著作権的にグレー」なコミケその他の同人誌の存在を認めると思いますか? 絶対にありえません。もし石原慎太郎(とそれをそそのかす警察官僚)がエロ表現や児童ポルノでなく都条例を「著作権問題」で規制強化してきたら枝野やちばてつやのような人間達は一斉に賛成に回るでしょう。単に規制派がエロよりも知財問題で攻めた方がやり易いという事に気付かなかっただけの話です。
議員に対するロビー活動を言うならばその事についても指摘すべきであり、少なくとも枝野の最大の問題点である「著作権規制強化派」「アジア蔑視歴史観」という二つの問題を是正させる方向で動かねばならないでしょう。これは日本国内のエロ表現規制問題とも決して切り離せる問題ではありません(枝野をそのように説得できるのであればの話ですが)。
表現規制や児童ポルノ問題に反対してきた議員といえども完璧ではない、「日本の国会議員」にありがちなアジア蔑視の歴史観を抱き続けてきたという事です。枝野幸男もまたその例外ではありませんでした。漫画の表現規制に取り組む運動をする際はその事を決して忘れずに活動せねばならないでしょう。
 

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