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朝鮮半島で戦争が起こるのを一番待ち望んでいるのは石丸次郎自身ではないのか

あ~あ、やっちゃったよ。というのが正直な感想です。
先日黄海の北方限界線(NLL)で南北朝鮮の交戦が起こりましたが、筆者が上記のような感想を抱いたのはこの紛争そのものではありません。それを受けての石丸次郎の発言の方です。(強調部分は引用者)
 
 
平壌地方の今朝の天気は快晴だとか。そうそう、昨日北部のムサンからも電話。砲撃事件の報道見て、「とっとと戦争起こったらいいのに」。早く政治が変わって欲しいという表現だ。
 
この電話相手はまず間違いなく、石丸の飼っている北朝鮮国内の情報提供者でしょう。石丸はこの手の情報提供者を「自分達が育てている北朝鮮国内のジャーナリスト」と称しているのですから、当然この電話相手は石丸の「弟子」であるジャーナリストの卵ということになります。
 
その石丸の弟子曰く「とっとと戦争起こったらいいのに」。いくら何でもこれは凄すぎ。
 
ジャーナリストが戦争を待望するとはどういう事ですか。あのさあ、「ペンは剣より強し」って言葉知ってる? 知らないんだったらジャーナリスト辞めた方がいいよ。紛争を解決する手段がペンではなく、剣であれって頭おかしいの? 石丸一派はとっととどこかの軍隊の広報係にでも何でもなって下さい。それが筋ってもんです。
そもそも石丸が本当にジャーナリストを育てているというなら、自分の「弟子」がこんなジャーナリズムの根源を否定しかねない妄言を吐いた事を厳しく叱らねばなりません。それどころか、その妄言を大々的に取り上げてツイッターに載せる始末。自分の口からはまださすがにこんな「過激」な発言が出来ないので、「弟子」の口を借りるような形で戦争を扇動し、しかもその弟子が北朝鮮国内の朝鮮人なのですから、朝鮮半島の紛争と戦乱を煽り立てたい石丸にとってこれほど都合の良い話はありません。「ジャーナリストの卵」の発言だけに、まさに石丸にとっては「雉も卵も食べた(一石二鳥を朝鮮語ではこう表現する)」結果な訳です。
この石丸の「弟子」自身の愚かしさは言うまでもありません。貧乏からやむを得ず、金欲しさでこの手の外国人記者に適当な床屋政談情報を売るだけならまだ許せなくもありませんが、戦争待望論は限度を超えています。日本でも「希望は戦争」とか馬鹿丸出しな事を言った人間がいましたが、どこの国にもそういう奴はいるという事でしょう。少なくとも朝鮮戦争で米軍による爆撃や虐殺を潜り抜けたような人であれば、例え金正日政権に不満を持っていたとしても絶対にこんなセリフは出て来ません。戦争を知らないが故にその恐ろしさを知らない愚かな大人になったという点では、この石丸の「弟子」は故・黄長燁(朝鮮戦争の時代にソ連へ留学に行っていて、戦火を体験していない)と全く同じメンタリティです。
 
いずれにせよ、これは石丸の戦争扇動者としての素顔があからさまになった、これまでで最大の決定的事例でしょう。世論調査によれば韓国ではそれでも戦争を望まないという世論が多数を占めているので、石丸は北朝鮮にいる自分の弟子の口を借りて、北の国民は戦争を望んでいるかのように書いた訳です。これは金正日の後継者予測を外したとか、そういうレベルをはるかに超えた悪質なものではありませんか。これでもまだ石丸次郎というペテン師にありがたみがありますか? 少なくとも朝鮮半島の平和を真に望むというなら、このようなインチキ記者は真っ先にパージすべきでしょう。
筆者は以前、石丸次郎が最近狂気モードになりつつあると言いましたが、まさにこれは本性をむき出しにし始めたその片鱗です。これからも自身の記事やツイッターで、こうした「佐藤勝巳化」とも言うべき狂気への道をひた走ってくれる事でしょう。
 
朝鮮半島で戦争が起こるのを誰よりも望んでいるのは石丸次郎自身に他なりません。そして石丸を支持する者もまた同類、すなわち北朝鮮がイラクやアフガニスタンのようになるのを待望している者達の眷属だという事です。
 
それにしても石丸も問題ですが、韓国のハンギョレ新聞も最近はおかしいですね。妙に北朝鮮だけを一方的に激しく攻撃する社説を載せています。
上記の社説、朝中東の保守3紙に載っていても全く違和感がありません。ハンギョレも今や「韓国版佐藤優現象」とでも言うべき病状を呈して腐敗・堕落しはじめている?

 
 
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ぱぎやん(趙博)はやっぱり馬鹿だろ

田川建三、再読
http://fanto.org/diary-new/entry.cgi?page=3&field=3
田川の批判地平が共有されないからこそ、民衆はまたぞろインチキ宗教やファシストにだまされるのだ。根源的でない宗教批判は犬糞以下である。だから、大川隆法などどいうペテン師が跋扈する--宗教を以て尊厳を論ずる者たちよ、君はフォイエルバッハを読んだか?諸君は田川とどう対峙するのだ?--応えてほしい。俺は田川に私淑する。

だってさ。そんな事を言ってる本人がどうして石丸次郎というインチキ宗教の教祖(反北朝鮮教?)にコロリと騙されるのでしょうか? はっきり言って石丸次郎を支持してる連中というのは本当にカルトの信者と違いがなく、石丸の事を「良心的な北朝鮮批判者」「差別に一貫して反対してきた」「そこらの北朝鮮バッシングとは違う」などと盲目的に信じ込んでしまってる連中ばかりです。サンデー毎日の連載記事を読めばこの男の言ってる事がどこにでもある北朝鮮バッシング記事と内容的に何の違いもない事は明らかでしょうに。朝鮮半島問題は何もかも北朝鮮だけが全て悪いという前提でこの男は記事を書いてきたのですから。それとも石丸の信者って、字が読めないの?
在日の中には北朝鮮に帰国した家族が悲惨な暮らしを強いられて、それで北朝鮮の現体制に不満を持つようになった者が多いのも事実です。ところがそうした同胞達の苦労・苦悩に付け込んで食い物にしようとするペテン師というのが後を絶ちません。石丸次郎はその典型ですし、元入管の所長だった坂中英徳もその一人と言って良いでしょう。坂中なんて入管の現役時代に、国連難民高等弁務官からお墨付きのあるクルド人難民(だったと思いますが)を強制送還した武勇伝の持ち主で、そんな絵に描いたように典型的な排他的入管のお役人がなぜ北朝鮮難民だけに特別扱いで慈悲深くなるのでしょうか。普通ならその時点で下心があるという事を疑わなきゃいけないでしょう。
まさに石丸や坂中や守る会の三浦小太郎のような「インチキ教祖」は北朝鮮民主化や北朝鮮難民救済といった美辞麗句を掲げて、その手の在日朝鮮人をペテンにかけて食い物にしたり、色々と邪な政治的目的に利用しようとしている訳です。
ぱぎやんは何だか難しい宗教学の本をいくらか読んでるようですが、それでこの手のペテン師に騙されてるんじゃ世話ありません。やっぱ根本的に馬鹿だよ、この人。こんなんだったらまだ、警察が老人向けに出している対振り込め詐欺マニュアルを読んだ方が実生活の役に立つというものです。

 

ちょっと修正

過去に書いた石丸次郎関連の記事で間違いがあったので修正します。石丸は「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の世話人ではありませんでした。世話人になってたのは石高建次の方でしたね。名前も活動内容も、転向左翼と言う履歴までそっくりなのでついつい間違えました(笑)。まあ世話人でなくとも石丸は守る会とほぼ一心同体のような関係ですし、筆者の言いたい内容に全く影響はないので大した事はありませんが。石丸次郎という三流パパラッチの本性が、北朝鮮との対立と好戦論、在日への差別偏見を扇動している好戦論者・差別主義者であるという事にはいささかの違いもありません。

週刊金曜日と佐高信は朝鮮半島報道から一切撤退した方が良い

今週の週刊金曜日は佐藤優が責任編集で沖縄特集をするという信じ難いもので、表紙にデカデカと佐藤優の似顔絵が載っていたのはいくら何でも閉口しました。沖縄の特集だというなら、沖縄にちなんだ写真や絵を載せるべきでしょう。これじゃ沖縄特集なのか佐藤優個人の特集なのか分かりません。佐藤の絵があんなにでかく載っているのは、これが「佐藤の佐藤による佐藤の為の特集」であり、沖縄の事など同誌がまともに考えていないという事を象徴しているのではありませんか。
この雑誌は以前にも名護市長選挙の時にとんでもないデマを流した前科があり、佐藤自身も「外務省国際法局はすでに辺野古を落とす(除外する)準備を始めていると聞いている」などという根拠ゼロの話を吹聴しまくっていたのですから、すでに沖縄の問題を語る資格がない事は明らかです。
 
しかしながら週刊金曜日に語る資格がないのは沖縄問題だけではありません。朝鮮半島問題に関してはそれ以上に目も当てられないくらいひどい状態で、こんなひどい記事を垂れ流すくらいなら何も書かない方がまだ社会的害悪が少ないと思います。
まあ、例によって石丸次郎が北朝鮮情報を書いている訳です。国民が飢えてるとか携帯電話の規制が厳しくなったとか国民が金正日に対して不平不満を愚痴ってるとかの話を、またしても「北朝鮮国民の困窮している姿を写した写真」と並べて書き立てている訳です。石丸次郎がいかに怪しげな北朝鮮報道を繰り返してきたかはすでに何度も述べてきました。石丸は1年以上前に、金正日の息子が後継者になる事はありえないって断言してたんですよ。日頃から北朝鮮報道の第一人者のように振る舞って威張り散らしていながら、このザマですから。しかも石丸次郎は朝鮮学校無償化を強固に反対する「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」と密接に連動して活動しており、、この「守る会」は日本のアジア侵略を正当化している「特定失踪者調査会」の荒木和博と一心同体のごとき親密な団体です。石丸自身も北朝鮮に対する植民地支配の賠償を事実上否定しており、こんな人間が北朝鮮について報道すればどんな記事になるかは自明の理でしょう。週刊金曜日は北朝鮮と日本の過去清算や外交関係を破壊したがっているとしか思えません。
 
さらに佐高信の人を見る目の無さがまたしても炸裂しました。人物メモワールに取り上げられたのがぱぎやんこと趙博とは…。趙博は当人のブログを見れば分かる通り熱心な石丸次郎シンパで、金正日政権打倒を公言している男です。「北朝鮮バッシングに乗ってマスコミに尾っぽ振ってる俗物どもとは訳が違うぞ」? 石丸次郎のやってる事こそが「北朝鮮バッシング」そのものだという事になぜ気付かない? ひょっとしてバカ?
さらに趙博は総連・民団の和解に際してもそれを嘲笑して、民族同胞の分裂・対立を煽り立てました。在日朝鮮人が「金正日政権打倒」を叫ぶなど、日本の軍拡主義者にとってどれだけ都合が良い事か! しかもその手のタカ派日本人というのは朝鮮・韓国人を差別・排斥し、大日本帝国によるアジア侵略を美化・正当化し、朝鮮植民地支配の賠償・清算を否定している人間達と基本的に一緒(というか、そうでないタカ派日本人というのを見た事がありません)なのですから、それに奉仕するような言動を繰り返す趙博という男がいかに同胞を食い物にする利敵行為者かお分かりいただけるでしょう。ぱぎやんは日帝植民地支配や在日への差別を批判するような歌を歌っているものの、実際の行動はその手の日本人に媚を売って同胞を裏切るような事しかしていません。
辛淑玉と同じで、植民地支配や差別問題などから目を逸らしたい左派日本人にはウケが良いのかもしれませんが、他の在日同胞にとっては迷惑千万です。そんな人間を佐高は誉めそやしているのですから、この男は人を見る目がない上に朝鮮半島問題を根本的に分かってません。分かってない事をしたり顔で語らないでほしいものです。
 
そういえばこの号では一水会の鈴木邦夫を持ち出して在特会を批判させてましたね。しかも鈴木邦夫に言わせれば自分達右翼は「朝鮮人は出て行け」なんて言った事はない、などと言っていかに自分と在特会は違うかという弁明を並べ立てていました。嘘を言ってはいけません。北朝鮮と日本の間で外交問題が発生する度に、黒塗りの街宣車が「朝鮮人は日本から出て行け」と爆音を鳴らして走り回るのを筆者は何回も見た事があります。それも90年代以前から、在特会がまだこの世に存在しなかった頃からですよ。仮に一水会自身はそうでなかったとしても、「朝鮮人は日本から出て行け」なんてどこの右翼もデモの度にがなり立てているのは常識でしょうに。旧来の右翼も新興勢力の在特会も、在日の立場からすれば違いなどありませんし、見分けもつきません。
 
北朝鮮がいかに信用ならない危険な国であるかという事を煽り立てて、一方では日本人に媚びる在日の裏切り者を模範的朝鮮人のごとく扱う。かつて日本の朝鮮侵略前夜に福沢諭吉らが「朝鮮は未開の野蛮国」だと言って侵略を正当化するアジテーションをしたのと何の違いもありません。やっぱり金曜日は朝鮮半島問題から撤退した方が良いというよりは、もう廃刊した方が良いですね。
 

「日本人と天皇」韓国語版

「週刊金曜日」誌上で佐高信が福沢諭吉擁護及び、福沢批判の急先鋒である安川寿之輔への誹謗中傷を行った事に対して、安川本人や雁屋哲がそれに反論するというのがここ最近の号でありました。

1003762834.jpgで、最近知ったのですが。その雁屋哲原作による「日本人と天皇」は韓国でも出版されていたのですね。訳者は韓国の有名なアナーキストである金ウォンシッ氏。ウェブ上のレビューなどをいくつか読んでみるとそれなりに評価はされているようです。同書の日本語原書はいそっぷ社と講談社から出ていましたが現在は両方とも絶版となっていました。
韓国では8.15解放後も親日派残党が旧日本軍を思わせる軍事独裁体制を敷くなど、植民地時代の天皇制残滓が社会の隅々に悪影響を及ぼしていた側面があったので、韓国人読者には本書の「近代天皇制とは何か」というテーマが他人事ではなく自らの問題としても考えさせられたのでしょう。
もちろん本書にもいくつかの問題はあります。その一つとして本書では竹内好を「やむなく戦争協力させられた」かのように同情的に描いてますが、実際の竹内が戦後もアジアに対する侵略主義や蔑視観を抱き続けた実態とは矛盾します。日本における戦争協力者の実像が誤って伝えられる危惧は大いにあるでしょう。その辺りはかなり気掛かりなのですが。
雁屋哲は韓国版序文を新たに書いているので、本が届いたら日本版との比較を含めて新たに述べてみたいと思います。

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