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村山・河野談話の意味

前回の記事でコリア国際研究所の朴斗鎮(総連から転向し、今は日本右翼から良く見てもらいたくて自分の「反北朝鮮・親日」ぶりを統一日報社長の姜昌萬と競い合っている、卑屈で醜悪極まりないオイボレ)が、日本政府に村山・河野談話の継承を求めている事を指摘した。同様の事は韓国セヌリ党代表である黄祐呂(ファン・ウヨ 황우여)までもがほぼ同時期に言っている。

http://www.sisafocus.co.kr/news/articleView.html?idxno=90592
黄祐呂「韓中日の良心勢力が力を集めて日本政府の歴史歪曲を正さねば」(韓国語記事)

上記記事は、先の村山訪韓の際に正義党が主催した村山富一の講演会に黄祐呂が参加した際のもので、黄の発言を以下に翻訳抜粋する。

「韓日両国の未来パートナーシップ関係も、村山談話で明らかにした過去反省の基礎の上から始まった。だが最近日本政府は強硬な極右化の動きの中で既存の過去史反省を覆している」

「日本の歴史的過ちと真実は、ロビーや圧力によって遮ったり隠す事は出来ない」


「幸いにも、最近は心ある日本の知識人達が安倍政権の極右化を牽制し、侵略と植民地支配に対して謝罪した村山談話を継承すべく『村山談話継承発展の会』を発足したのをはじめ、日本内良心勢力の活動は凍り付いた両国関係の一筋の希望

黄祐呂はセヌリ党の有力議員にしてゴリゴリの右翼議員であり、とりわけ最近の韓国で吹き荒れている「従北狩り」を最も熱心に煽り立ててきた政治家の一人だ。いわば「骨の髄まで反共反北・親米親日」の典型例な訳だが、そんな人間が最近の日本に対しては上記のように「村山談話の継承」を求め、「日本の良心勢力」とやらが「一筋の希望」とまで言っている。

これは、日本右翼への忠誠競争で朴斗鎮とは宿命のライバル(笑)である姜昌萬率いる統一日報(民団系の新聞)でも同じだ。こんな記事があった。以下の記事には他にも突っ込み所が山ほどあるが、それらについて今回は敢えて論じない。

http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=72879&thread=02r02
東京「新大久保デモ」に想う 「日本が忘れかけているもの」

安倍首相は河野談話や村山談話見直しを検討していたが、現在は否定している。やはり対アジア関係を考慮してのことだろう。今後もブレない事を願う。

朴斗鎮・黄祐呂・統一日報(姜昌萬)の極右タカ派トリオが揃って「村山談話の継承」を主張している訳で、同時にこれらはいずれも「安倍政権や在特会の暴走を牽制してくれる日本の良心勢力」とやらを持ち上げる傾向を示しているのが特徴であろう。南朝鮮や在日の親日極右勢力が、「左」であるはずの「村山談話&日本の良心勢力」をここまで持ち上げている事からも分かるように、すでに村山談話などというのは日本の植民地支配や戦争犯罪を真摯に反省したものでもなければ、日本の軍拡化を食い止める機能を持った性質のものではないという事だ。むしろ逆。
朴斗鎮の「歴史認識問題で米韓日の安全保障を弱体化させるべきではない」という主張が一番ストレートで分かり易いが、要約すると「日本が村山・河野談話を継承する事で、日韓友好を。それを土台に韓米日軍事同盟体制を強化して、対北朝鮮・対中国の備えを。さらには欧米諸国のように、もっと第三世界への派兵(侵略)を」という訳である。つまり村山・河野談話とは日韓安保協力・韓米日軍事同盟(早い話が日本の軍拡化)を固める為の接着剤というか、円滑に進める為の潤滑油というか、「落とし所」になっているのだ。これはアメリカが常々言っている「韓国は歴史問題よりも日本との安保協力を優先しろ」「(安倍の靖国参拝に対して)失望した」という圧力にも合致している。韓国や在日の極右・親日勢力が、日本の堕落し切った「良心勢力(左派・リベラル)」にエールを送るのも、連中にしてみれば理に適った行動であって、何の矛盾もない。日本の左派・リベラルで今時「村山・河野談話は真の解決にならない。生ぬるい」「軍国主義日本を排撃する」「日韓首脳会談反対」「日韓友好という名の悪しき日韓癒着・共犯関係の見直しを」「自衛隊海外派兵反対」などを真面目に主張する者など、イリオモテヤマネコ以下の絶滅危惧種なのだから。日本の凶悪な帝国主義・侵略主義的本性を国際的に適度にごまかしてくれる便利なツールが「村山・河野談話」「日本の良心勢力」であり、日韓の支配層や極右勢力の望む日韓癒着と、それがさらに進んだ日韓安保協力体制を推進させるのに抜群の効果を発揮するだろう。

なお、村山を呼んだ正義党を見ても分かるように、韓国で「日本の良心勢力」を持ち上げているのは極右・保守派だけではない。進歩派(韓国の良心勢力?)にもそういう「日韓癒着志向」な連中はいっぱいいる。マスコミで言うとハンギョレ・京郷・オーマイニュース・プレシアンの進歩派4大言論の論調は今や全てそうだ。特にハンギョレとプレシアンが群を抜いて酷い。ハンギョレの最近の日本特派員なぞ、「日本は戦後真面目に謝罪してきた」と嘘ばかり言う新型の親日派ばかり赴任してくる有様だから。
これまでは韓国や中国といったアジアの国々が、日本という極右・戦犯国家に対する事実上の「野党」と言われたが、保守も進歩も口を揃えて「日韓和解」を唱える韓国はすでに日本に対する「野党」でなくなりつつある。朝鮮半島の民衆の視点から見て、日本に「良心勢力」などほとんどおらず過度の期待をしてはいけない、日本は全く過去を反省していない、帝国主義国家は一度手に入れた事のある植民地・版図をそう簡単には諦めない(南米・アラブ・アフリカの現状を見よ)、という当たり前の歴史的事実に立脚して行動しなければ極めて危ういのだ。

警告する。「日本の良心勢力」によって「村山・河野談話」が継承される「日韓友好」体制の下で、日本の軍拡化と韓米日軍事同盟体制は推進・強化されるのだ。

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