例の気持ち悪いデモを計画している「日韓仲よくしようぜ会」という、これまた気持ち悪さ限界な名称の会の会長をしている桜井信栄という男について少し。
この男は韓国の南ソウル大学で日本語を教えているのだが、少なくとも2013年の5月頃からソウルの光化門広場で反在特会デモをやってたらしい。一人で。よくこんなキモイ事を、それも韓国で平然と出来るその歴史的無知と恥知らずぶりと悪質さには全く恐れ入る。
http://blog.naver.com/PostView.nhn?blogId=nsuniversity&logNo=204789621&redirect=Dlog&widgetTypeCall=true
上記ブログは南ソウル大学の学生が書いたものらしいが、ここでは「在特会が韓国人と在日を嫌いになった理由」として「韓国が経済成長して日本に迫ったり、韓流の人気で、日本の保守極右勢力は韓国がねたましくなったさらに『在日特権』の噂で反韓が強くなったから(要約)」と説明している。元より本国(南北問わず)の人間は日本や在日の実情を知らない者が圧倒的に多いのは確かだが、このブログを書いた学生のようにここまで歴史と国際情勢に無知になった者を見ると本当に嘆かわしくなる。在日に対する差別は8.15解放後も一貫して続いて来た事であり、別に近年の韓国の経済発展とさほど関係はない。また、日本の対朝鮮敵視政策とも切り離せない問題なのだが、その事についても全く知らないようだ。
つまりこの、誠の方じゃない桜井(笑)は自分の学校で、歴史や日本の情勢に無知なこういう韓国人をせっせと育てている訳だ。率直に言ってこれは、信栄の方じゃない桜井(笑)が日本でやってる事と同等かそれ以上に問題が大きいのではないか。日本という国のひどい差別主義や戦後保障・謝罪の拒否といった実態を隠蔽し、「日本にはこんなに良心勢力ががんばっているんですよ」というありもしない幻想を南に広める。それに騙される若者が「日韓和解」「仲良くしようぜ」を叫ぶようになる訳だ。以下の講義資料(PDF)を見ても分かるように、この誠の方じゃない桜井は「日本の健全な市民意識」「日本にも戦っている人々がいるのを知ってくれ」というように、とにかく自分ら「良識派(しばき隊など)」はクリーンだという事だけを韓国へ広めるのに必死こいている。
http://twitdoc.com/upload/sakurainobuhide/hyu-20130503.pdf
実際にこのブログ記事によれば、誠の方じゃない桜井のデモを見て「日本にも目覚めた人がいるんだ」と認識を新たにしてしまった者がいるのだという。これでは従軍慰安婦や強制連行被害者への謝罪・補償・救済はますます軽んじられるようにになり、韓日の安保・軍事協力はますます強固になっていくばかりだろう。
信栄の方じゃない桜井は「在日特権」というデマを日本で広め
誠の方じゃない桜井は「日本の良心勢力が差別に反対してるんだ」「朝鮮半島と日本の歴史的・政治的問題と民族差別は関係ない」というデマを韓国で広める。
このダブル桜井はどちらも韓日双方の地でありもしない悪質なデマを垂れ流し続けているのである。両者は対立する立場ではなく、結果的に日本の民族差別をひどくさせ、日韓民衆の歴史・情勢認識を誤らせる為の「最強差別主義者タッグ」として見なければならない。
聞けば、誠の方じゃない桜井は韓国で「日本を批判する日本人」などと言われているそうだ。これは誤りである。この男は「日本を批判」など全くしておらず、単に在特会を悪役に仕立てる事で日本と自分を美化しているだけだ。どこにでもいる「日本を美化する日本人」に過ぎない。要するに「美しい誤解(by 伊勢崎賢治)」をされている訳で、誠の方じゃない桜井にとってもこれは非常にオイシイからそのままにしているのだろう。憲法9条にせよ、反在特会活動にせよ、本当に日本と日本人は「美しい誤解」を悪用するのが好きではないか。
二人の桜井が
流したデマで築かれる
美しい誤解
美しい国
この「桜井ブラザーズ」が共に手を取り合って行き着く先とはそういう事である。
我々のような朝鮮人・韓国人にとって答は一つだ。
信栄の方じゃない桜井も
誠の方じゃない桜井も
両方叩き出せ!
という事しかあり得ないのである。
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