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そんなに連載続けたきゃ自分とこでやれ

石丸のツイッターにこんな書き込みがありました。(以下原文ママ)

http://twitter.com/ishimarujiro/status/37509136384004096
サンデーで毎日で350回近く続けて来た「朝鮮半島を読む」の連載が、二月いっぱいで終了することになりました。後続をどこにするのかはまだ未定。

「サンデー毎日」って何だよと思いますが、要するに例のサンデー毎日でやってる「朝鮮半島を読む」は打ち切られるという事です。まあ、良い事でしょう。この連載がこれまで朝鮮半島、とりわけ北朝鮮に対する誤りと偏見に満ちた情報を垂れ流して日本社会の対北朝鮮観を悪化させ、朝日間の外交関係を破壊して危険な方向へと誘導するのに一定の役割を果たして来た事を考えれば、連載が切られるのはとりあえず良い事です。あまりにも遅きに失した感はありますが。
もちろんこの連載はこれまでに石丸一人で書いて来たのではなく、アジアプレスの記者数人が持ち回りで書いて来ました。その為、執筆者毎に対北朝鮮や在日朝鮮人問題の論調・スタンスに温度差はあったものの、それでも石丸がこの連載でひどい記事を垂れ流し続けてきた罪は重すぎると言えるでしょう。他に穏健な執筆者がいても、むしろそれで石丸の悪質な論調を正当化する役割しか果たさなかったという点で、彼らも同様に罪深いと言えます(特にこれの執筆に関わった韓国人記者達は)。つまり「『朝鮮半島を読む』にはひどい記事も多いが、中には穏健派や韓国人記者も執筆しているのだから」というイメージを読者に与えて、この連載の悪質な部分(この場合は石丸次郎)を許容させてしまう役割を果たしてしまったという事です。佐藤優が週刊金曜日や世界などの左派・リベラル媒体に起用されて悪影響を及ぼすのとほとんど同じ構造ではありませんか。いや、実際にはこうした右翼的・タカ派的論調を左派・リベラル系媒体で展開するという手法は、佐藤よりもむしろ石丸の方がはるかに早かった。石丸は朝鮮半島問題に関して90年代後半辺りからこの手口を使い続けてきたのですから、まさに「佐藤優現象」的な手法の走りだった訳です。
とは言っても、この連載は結局の所北朝鮮と総連の悪口を書き立てる事に終始してきた(とりわけ石丸の担当した回は)に過ぎず、まともに朝鮮半島問題に取り組みたいと思うならほとんど資料的・情報的価値はありません。石丸は今だに北朝鮮住民の配給がどうのこうのと、下種な覗き見趣味全開の記事をあたかもスクープのように大きく取り上げています。そんな事が朝鮮半島の平和構築や朝日関係の改善(植民地支配の謝罪・補償が前提)に何の役に立ちますか? そういう意味で本当に有益な情報やスクープが取れないから、困窮している北朝鮮国民の姿を見世物にするという悪趣味・ゲテモノ記事に走るという事でしょう。石丸次郎はスタンス以前に記者としての腕そのものに問題があるのではないでしょうか。多分本人は「自分ほど腕利きの記者はおらん。自分ほど北朝鮮の事を知ってる者はおらん」と自画自賛して自分に酔っているのでしょうが。

しかし、サンデー毎日で切られても諦めきれずに連載を続ける場所を探しているのですから、何と往生際の悪い事か。それでも老婆心ながら忠告すると、SAPIO辺りがいいんじゃないですかね。ああいう極右雑誌の方がスタンスが100%ぴったり一致してますし、騙されてアジアプレスに変な幻想を抱く人も出て来なくて良い。あるいは週刊金曜日に移籍というのもありうるかもしれません。あそこには石丸だけでなく、綿井健陽のようにアジアプレス関係者がかなり前から出入していたのでつながりはある訳です。やっぱり石丸が佐高信におべんちゃらを言っていたのはその為か? まあ、実際の所は分かりませんが。

でもそんなに連載したけりゃ、別に紙媒体にこだわらず自分とこ、つまりアジアプレスのホームページでやりゃ済むだけの話でしょう。有料にしたけりゃメルマガでやったらいい。石丸は何の為に自前で有料のメルマガを持っているのですか。とは言え、「朝鮮半島を読む」も石丸のメルマガも内容的に変わる所などほとんどないのですから、同じ内容の記事を別の題名で「二重販売」するような事になるのはさすがに問題でしょう。
やっぱり、もうこの時代に「朝鮮半島を読む」など存在価値がなくなったという事です。同じような北朝鮮攻撃記事など、今の日本にはあふれているのですから。そもそも「朝鮮半島を読む」というタイトル自体、小此木政夫や伊豆見元、ロバート・カーリン(ついこの間に北朝鮮の各施設を視察して、朝米対話を訴えたスタンフォードの教授)らが1991年に出した本の書名を剽窃したパクリ物ではありませんか。一応北朝鮮専門家としてそれなりに定評のある先人達が出した本の名前を権威付けに利用したという時点で、石丸らのお下劣なスタンスが窺い知れます。

やはりサンデー毎日の「朝鮮半島を読む」は年貢の納め時という事でしょう。

 

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