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「日本の安保法案には肯定的な部分もあるんですッッッッ!」by 韓国の大部分のマスコミ

・日本国内閣総理大臣・安倍晋三曰く
「安保法案は北朝鮮の脅威を抑止する為に必要なんですッッッッ!」(2015年8月25日参議院特別委員会)

・保守派・進歩派問わぬ韓国のほとんど大部分のマスコミによる、日本安保法案成立に対する共通した反応。
「日本の安保法案は問題だが、北に対する抑止力として我々には歓迎すべき部分もある」

もう面倒なのでいちいち引用やリンクはしないが、韓国のほとんどのマスコミは社説やコラムで上記のような事を言っている。倭王がパラオを訪問した時と同様に筆者は今回またしてもとてつもなく嫌な予感(笑)がしたので、ざっと韓国マスコミウォッチングをしてみたら案の定だった。「안보법안 대북 억지력」(安保法案 対北抑止力)で検索すればその手の記事が腐るほど出て来るので、朝鮮語が読めて暇な人は自分で探してみていただきたい。いちいち引用するのも面倒になった理由が一目で分かるほど大量に出て来る。
あ~めんどくせえ! 引用するのもリンクを張るのも面倒でいやだ!

「北に対する抑止力になるから、安保法案にはいい所もある」とか、韓国のマスコミは右から左までほとんどが安倍とおんなじ事言っちゃってるよ。それこそ朝鮮日報からハンギョレまでことごとく。上記のように、安倍が安保法案を押し付ける最も大きな口実が「北朝鮮の脅威」だったではないか。それにまるまる乗っかってしまうとか、韓国のマスコミは問題の所在を根本的に分かっていないし、「安保法案=日本の軍拡化」に本心から反対するつもりがなかったと見られても仕方がないだろう。いや、むしろ本音では歓迎しているのではないか。これには日本で安保法案に反対していた者達も呆れるだろう。安保法(戦争法)などアジア民衆の立場から見て100%有害無益で、有益な所など何一つとしてないが、韓国のマスコミではそう思われていないのだから。日本の軍拡化を手助けするのはアメリカだけでなく、韓国も同様だと筆者は思う。安保法案を「100%有害無益 安倍の言ってる事は全部嘘」と主張出来ない時点で本当に終わってる。

さらに付け加えると、一連の安保法案反対運動については韓国でもしょっちゅう報道されてきたが、SEALDsと代表の奥田をやたら持ち上げる論調もかなり目立った。「日本ではこんなに多くの若者が社会正義に目覚めている」とばかりに(ハンギョレ日本版の過去記事を漁れば分かり易いだろう)。しかしながら奥田が「自衛隊は合憲」と主張している人間であり、SEALDsのシンパ達が他ならぬ韓国人研究者に対して民族差別丸出しの人権侵害行為を繰り返している事や、奥田がそれを全く止めようとしていない事実を韓国のマスコミは全く報じてこなかった。さらに国会前で安保法案反対運動をして不当逮捕された者達に対して、SEALDsは「中核派だ、極左だ、迷惑だ」と言って切り捨ての座視不管(좌시불관 見殺しの意)を決め込んでいる事など、韓国のマスコミ関係者達は何も知らないのではないか。いや、知ってても黙っているだろう。船橋洋一や和田春樹の場合でもそうだが、「日本の良心勢力(笑)」とやらを聖人のごとく崇め奉る韓国報道界のどうしようもない事大主義が例によって炸裂している。これでは日本の軍拡化や暴走に反対する力になりはしない。

もう一つ腹立たしかったのは、韓国は今後日本が引き起こす(であろう)戦争や軍事行動の「被害者」になるのではなく「共犯者」になるのだという視点が全く見られなかった事だ。朝鮮日報からハンギョレにいたるまで韓国のマスコミは左右保守進歩を問わず口を開けば「安保法案成立で日本が韓半島に再侵略する」と騒ぎ立てるが、そうではない。今後韓国と日本はアメリカと一緒になって、これまでよりももっと積極的に世界中で侵略戦争の片棒を担ぐのである。ちょっと前の南スーダンPKOの実弾提供の件を思い出してみるといい。こうした日韓軍事一体化は安保法案成立によって今後さらに加速するだろう。日本軍(自衛隊)と韓国軍が一緒になって中東やアフリカの国々に乗り込み、資源略奪や自国企業の権益確保に戦争するのだ。「人道的介入・保護する責任」の錦の御旗を掲げて。もちろん朝鮮民主主義人民共和国に対しても同様だ。早くも韓国の軍部は日本との共同作戦に大乗り気である。

http://world.kbs.co.kr/japanese/event/nkorea_nuclear/news_01_detail.htm?No=47642

韓国海軍参謀総長 「海上自衛隊の協力必要」
2015-09-23 Updated.

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/09/23/2015092300989.html
韓国海軍参謀総長「韓米合同演習、日本から要請があれば…」

「もしまた朝鮮戦争が再発して自衛隊がそれに介入しようとしたら、韓国軍は北と手を組んで日本を阻止する」などというのは昔話(せいぜい90年代か金大中・盧武鉉政権辺りまでの話)に過ぎず、現状は全く違うという事を筆者は前にも話した事があるが、当の韓国軍高官がそれを裏付けてくれた形だ。
韓国の日本安保法に対する反応は、朝鮮共和国や中国・ロシアのそれとは全く異なる。
安保法案にまつわるトピックを見ていて、自分らが「戦争に巻き込まれる(被害者になる)」のではなく「戦争で人を殺しに行く(加害者になる)」という懸念を全く持たないという点では、ほとんどの日本人と韓国人の間に違いはないと筆者は思った。韓国のマスコミがSEALDsを持ち上げるのも無理はない。

今回の件がもう一つ意味するのは、韓国という「民主主義国家」で反戦平和の運動や思想がいかに脆弱・貧弱・希薄かという事でもあろう。日本と韓国はベトナム戦争に加担して大きな利益を得たという共通の過去を持っているが、韓国でベトナム反戦運動がほとんど起こらなかったという点は大きな違いだ。その後90年代や21世紀になってからもとにかく韓国では反戦運動というのが貧弱だった。1992年に自衛隊のカンボジアPKO派兵があった時には「日本軍国主義の復活だ」と騒がれて一見大きな反対世論があったかのように見えたが、翌年に韓国もPKO派兵を始めるとその騒ぎは嘘のように消えてしまう。その後も韓国ではPKO派兵はほとんど社会的な問題にならず、自国軍のPKO派兵に対する反対世論のなさについて言えば、韓国は日本以上かもしれない。21世紀になってからのアメリカによるアフガン侵略やイラク侵略に対しても反戦運動は決して大きいとは言えなかったし、リビアの時にいたっては参与連帯(現ソウル市長である朴元淳の出身母体。ちなみに朴元淳は日本でも「かつて民主化運動を戦った市民派市長」のように好印象の幻想が付きまとっているが、その実態は辻元清美や湯浅誠と同じで、過去の活動歴を勲章代わりに自分の立身出世に悪用しているだけの俗物)や全教祖のような進歩派民主勢力までもが「独裁者カダフィが悪い」と言って、NATOを後押しするようなデモまでやっていたほどだ。これほどまでに「韓国民主主義」には反戦平和の意識が極めて希薄で国際情勢に疎く、とりわけ第三世界からの視点がないという重大な欠点というか欠陥を抱えている。軍事独裁時代の民衆弾圧の酷さや、今も続く分断体制下での特殊な社会構造を差し引いて考えても、韓国社会の反戦平和運動やそれに対する意識の低さは異常なほどであろう。これでは日本の安保法案に対して「北に対する抑止力になるので歓迎出来る所もある」などと言ってしまうのも無理はない。
早い話、韓国の「民主主義」はカダフィと朴正熙の区別もつかないようなレベルだという事だ。当然ながら韓国人の多くは金日成と朴正熙の区別もつかない者が非常に多い。「どっちも独裁者」程度の認識しかないのである。これが韓国の「民主主義」の程度であり、レベルの低さでは日本と本当にいい勝負だ。「韓国の民衆は長年の闘争で民主化を成し遂げ、今や日本よりも民主主義の度合いは高い」などとしたり顔で言う日本人は今でも多いが、それはとんでもない過大評価である。隣の芝生は青く見えると言うが、その手の人達は青いカラーコンタクトでも付けているのではないか。日本と韓国の「民主主義」はどっちも酷く、自分ちも隣んちも芝生は枯れてボロボロなのだという事に気付くべきだろう。

今や日本警察は「転び公妨」すらせず問答無用の強行逮捕で罪状は後からデッチ上げというのが、安保法案や辺野古基地の反対者に対する弾圧で当たり前になっている。

あ~めんどくせえ! 転んだふりをするのも面倒でいやだ!(だから問答無用でまずは逮捕し、理由は後からテキトーにデッチ上げ) だけど逮捕したデモ参加者をいたぶったり拷問するのは全然面倒じゃない! むしろ大好き!

このように日本警察はもはやすっかり戦前の特高に先祖がえりしているが、韓国の警察も負けてはいない。労働運動や市民運動に対する弾圧はますます酷くなっている。今韓国で民主労総が受けている警察の暴力鎮圧は、さながら日本の国会前の安保法制反対デモと同じような光景だ。
辺野古では先日反対運動のキャンプに右翼が押しかけてメチャクチャに暴れながら、警察は何もせず黙認したという事件があったが、韓国でも同様に警察に黙認されて暴力を振るう右翼や政治ヤクザがますます凶暴の度を増している。

「戦後70年間の日本の平和」と「民衆が勝ち取った韓国民主主義」のいずれの神話も嘘にまみれていたり不完全なものであり、実態が全く伴っていない。この二つの日韓大嘘神話は決して真の平和や民主主義に結び付く事はなく、むしろそれぞれの国の民衆を夜郎自大・自画自賛・傲岸不遜にさせ、国家主義と好戦気運を大きく育てる方向に作用してしまっている。さらにこの二つの神話はいずれも「(平和や民主主義を達成すると同時に)経済発展も成し遂げた」という補足説明が付きまとう事と、実際には平和や民主主義の破壊者でしかない者達が好んで言いふらすフレーズであるというのも特徴だ。安倍や菅義偉も「日本は戦後70年間平和だった」というフレーズが大好きであるし、朴槿恵も「韓国は素晴らしい民主主義国家」という事を頻繁に言う。これらはいずれも「おまえが言うな」の極みだ。「他のアジア民衆の血をすすって成し遂げた経済発展」という点では日本も韓国も全く違わない。
多分何年もしないうちに韓国でもSEALDsのような若者の報国運動団体が出現するのではないか。SEALDsが「戦後70年間の日本の平和を守る」を表看板にしつつ自衛隊合憲論や日本覇権主義丸出しの集団であるように、韓国でも「民衆が勝ち取った韓国民主主義」を表看板にしつつ反北や「韓国の国益」を丸出しにして大衆の支持を集めようとするかもしれない。そうなったらハンギョレや京郷新聞のような進歩派マスコミが強烈にプッシュしそうだ。日本で週刊金曜日やレイバーネットがそうであったように。

今回の安保法案成立を見て筆者は日本という国の現状に激しい怒りを感じたが、韓国に対しては怒りを通り越して呆れた感情しか抱かなかった。安保法が「歓迎出来る部分もある」などと言うのはもはや正気の沙汰ではないし、日帝の植民地被害国の言う事ではない。
日本の安保法はこの好戦的でインチキな「平和国家・民主主義国家」同士の軍事的結び付きをさらに強めるだろう。
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