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【危世・乱世の社会運動詐欺論考 その1】反原連とその系列運動体を支えるある種の人々

反原発デモに日の丸や右翼を引き入れ、在特会と何の違いもない差別発言や暴力を繰り返してるくせに「自分達は反差別運動だ」と称する。言うまでもなく反原連とその派生運動体(しばき隊や東京デモクラシー、男組、日韓仲良くしようぜなど)の事だが、こうした巧妙な御用運動というか社会運動詐欺が中身を全く検証される事なく大手を振ってまかり通るのはなぜなのか? もちろんこうした運動を支える人々がいるからだ。ではこうした「反原連系」社会運動詐欺を支えている人々はどんな連中なのか?

毎週金曜日になると首相官邸を包囲する抗議デモ。これの参加者は色々な層がおり、中には3.11以降になってこうした運動に参加した者も多かろうが、やはりそれ以前から反原発運動をしてきた様々な市民運動小グループ(東京在住で、人数がせいぜい10人にも満たないような所帯)達の存在も無視出来ない。正確な統計をとった訳ではないのでこれらの構成比がどれほどになるかは分からないが、旧来の(3.11以前からの)市民運動グループ達の占める割合も決して小さくはないだろう。また、そうした数は少ないがキャリアが長くて「お固そうな」小集団がいくつも参加する事で、「胴元」である反原連自体も「ハク」が付くという訳だ。「うちにはこんなに古くからの真面目な運動家達も参加してるんだ。そんな俺達に難癖つける奴らこそ運動の邪魔をするヘサヨだ」と。
このような3.11以前からの「善意な」市民運動小グループ達こそ、反原連の御用運動・差別主義者としての本質を隠蔽する役割を結果として果たしてしまっているのが皮肉な現状だ。この手の小運動グループというのは何故にわざわざ反原連のデモに参加しているのか? 
結論から先に言うならば、それは要するに「寄らば大樹」の一言に尽きる。3.11以降、確かに動員数に限って言えば最多と言える反原連のデモに加勢すれば、それだけで原発に反対する最も有効な運動(?)に参加したという「実績」じみたものに出来るからだ。参加人数だけで言えば、確かに3.11以前にはそうしたデモはなかっただろう。だからこの手の小グループ達は「最大手」である反原連のデモから離れられない。一昔前の「大手企業に就職しさえすれば一生安泰」みたいな感覚と非常に良く似ている。しかしながら今やそうした大手企業に就職出来ても一生安泰どころか、実際の大手企業はどこも一億総ワタミ化して過労死がオチなのが日本企業の実態であるように、大手の市民運動のデモに参加した所で原発を廃絶する力になるどころか、実際の反原連は一億総報国運動化していて運動の破壊とそれによる原発再稼動や放射能汚染拡散に手を貸す結果になっているのが3.11以降日本の市民・社会運動の実態である事に連中はなかなか気付かない。
反原連とその派生・関連諸団体こそ3.11以降、いや、1945年8月15日以降の日本で最悪の御用運動・報国運動ではないかと思う。

筆者が実際に知っているグループの事例を挙げておきたい。もちろんこれが「反原連系」を支える層の全てという訳ではないが、反原連のデモに参加するような古参市民運動小グループ達を理解するある程度の目安にはなるだろう。その市民運動グループは、かつて社会党青年部で反戦青年委員会を立ち上げた労働運動家がリーダー格で、国労組合員1047名の不当解雇問題や反原発運動などでかなり長い間運動をしてきた所だった。このように言えば、そのグループとリーダー氏が何者なのかすぐに推察出来る人もいるだろうが…。
しかしながらどうした事か、そのリーダー氏は80代の今でも活動している老運動家だが、今年の都知事選では何と細川護熙支持を打ち出して多くの人を驚かせ、また失望もさせた。労働運動に関わっている人達の間では、広瀬隆や鎌田慧や色川大吉よりも、このリーダー氏の「変節」により多くの失望と幻滅を感じたのではなかろうか。ここのグループはほぼ毎週のように金曜日の首相官邸前抗議に参加している。
筆者はもうここのグループとは完全に縁を切っているが、まだ関係があった当時にグループ内の中心人物の一人(リーダー氏ではない)と電話で話す機会があった。そこで筆者は何で反原連のデモなんかに出るんだと問い詰めたら「あそこが今一番活動している所じゃない」といった感じの返事をされて、首相官邸前デモに参加する事の何が悪いのかと言った反応をされたのである。そこで筆者は反原連やしばき隊の頭である野間易通や木野トシキらがどれだけひどい、それこそ在特会と同等の差別発言を繰り返してきた人間か知ってるのかと言ったら、「え、そうなの? でもあそこが新大久保でも在特会に対抗してがんばったじゃないの?」とそうした事柄をまるで知らなかったという、およそ市民運動家とは思えない一般人以下の情勢認識であった。「野間や木野のツイッターを見てみなさい、あんな所に参加せずに独自の本当に原発廃絶の為の運動を展開すべきだ」といった主旨(だったと思う)の事を筆者はその人物に言ってはおいたのだが、同グループはその後も相変わらず金曜デモなどの反原連の催しに平然と参加し続けている。
ここのグループの主なメンバーは年配の人が多い事もあってインターネットもほとんど利用せず(出来ず)、野間らの差別発言などにも接する機会がほとんどなかったという事は言えるだろう。だがこうした70年代以前から活動してきた左翼の老運動家達が野間・反原連一派の傍若無人ぶりに全く気付かないというのは、市民運動として本当に致命的な事ではないかと思う。それ以上に、野間らの差別発言を指摘されて知った後も反原連のデモに出続けるというのは、要するに野間達があれだけ酷い差別言動を繰り返し、まともな社会運動をやる資格のないチンピラか詐欺師に過ぎない事が分かっても大した事はないという事だろう。「一番活動している」反原連のデモに参加する事が大事、すなわちどこまでも「寄らば大樹」という発想で運動しているという事だ。
「ネットなどをほとんど使わないので、野間らの差別発言に気付かない」
「仮に気付いても黙認」
今日本で反原発や護憲運動をしている小さな市民運動グループの大半は、こうした意識で反原連の運動に出ているのだと思う。週刊金曜日の反原連や旧しばき隊(CRAC)に対する態度もこれと全く同じだ。極めて日本的ナアナアというやつだろう。こうした現象はまたの名を「佐藤優現象」とも言った…。
反原連に限らず、たんぽぽ舎幹部である原田裕史の「日の丸は侵略の象徴じゃない」発言や差別発言、原子力資料情報室共同代表である伴英幸の「再稼動やむを得ない」発言など、3.11以降の反原発運動の世界は本来なら「運動崩壊」と言われて然るべき凄惨さなのだが、こうした事が運動内部で全くと言って良いほど問題にされずやり過ごされてきた。こうした「大手運動体」が腐った場合は他の弱小運動体がそれを正して活動しなければならないはずなのだが、そうした小グループも見てみぬ振りをして付和雷同している。これで本当に原発を廃絶出来るのか? そういう根本的な部分が問われている状況なのである。
反原連・たんぽぽ舎・原子力資料情報室、こういったこの世界の「大手」や「代表格」が次々に腐敗堕落して、実際には市民運動・社会運動の担い手として失格している現状をまるでなかった事のように無視し、一番人が集まるからという理由で他の小さな運動グループもまた官邸前デモに集まり「今日本の脱原発運動は最高潮に達している」と全くの現実逃避な怪気炎を上げる。
我々はこれに似た光景を別な所で見た事がある。福島原発の大惨事と汚染水垂れ流しをまるでなかった事のように無視し、「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ」「汚染水は完全にブロックされていますッッッッ!」と全くの現実逃避なオリンピック招致に狂奔した猪瀬や安倍と何てそっくりなのかと思う。ちなみにその猪瀬直樹が都知事選に立候補した時にそれを支持したのが反原連の野間であった事も忘れてはならないだろう。

「脱原発」を表看板に掲げた社会運動詐欺というのは、こうした草の根市民運動の無知と「日本的ナアナア」と現実逃避によって支えられている部分が非常に大きいと、筆者個人の体験からは考える。

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