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金大中と盧武鉉の「元側近衆」はもう壊滅状態

確かに東アジアの情勢は大きく変化しつつある。筆者が改めて言うまでもなく、それもものすごく悪い方向に。ただ、それがどういう風に悪いのかを多くの人が正しく認識していないのではないか。
朝鮮半島情勢に関して言えば、とりわけ韓国でかつて金大中・盧武鉉政権期に統一政策を担った連中がどいつもこいつも駄目過ぎる言動を振り撒いている現象に、筆者は東アジアの情勢悪化と韓国の平和統一運動の変質を強く感じる。
やはり盧武鉉の時代に統一部長官だった李鍾奭がこんな事を言っていた。あらかじめ言っておくが、これはもう最低な内容で矛盾に満ちた言い草だ。李鍾奭は自分が何言ってるかも分かってないんじゃない? 老人ボケするにはまだ早い歳のはずだが…。

http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/17755.html
[特別寄稿l] 対決構図から抜け出して‘東北アジア均衡者’になるための創意的戦略を探そう
特別寄稿 イ・ジョンソク(李鍾奭)元統一部長官
かけ声だけの政策が状況悪化を招く
北-日交渉、北開放のための機会と見なし
韓-日軍事協力、共同安保の枠組み守り
‘平和ための多者間協力’基礎
東北アジア‘イシュー主導国家’として生まれ変われ

見出しの煽り文句を見ただけで唖然とさせられるんだが、「北-日交渉、北開放のための機会」「韓-日軍事協力、共同安保の枠組み守り」「‘平和ための多者間協力’基礎に」って何よそれ? 
結局日本と韓国の安保協力を肯定するんかい? 「韓-日軍事協力は東北アジア多者安保あるいは共同安保指向の枠組み内のみで進めなければならない」って、アジア版NATOと言うか東アジア共同体というか、そういう方向なら軍事協力してオッケーって意味わかんねえよ。そもそも日本は本当なら憲法で軍備を持っちゃいけない国でしょ? そんな国と「軍事・安保協力」って、李鍾奭は日本の軍備や軍拡化・解釈改憲を認めるって事じゃないか。日帝侵略被害国の人間が日本の軍備を認めてそれと軍事協力しようとか、どんだけ脳内お花畑なんだか。しかもこの前に李鍾奭は「日本軍国主義による収奪の歴史的苦痛に基づいて(日本の集団的自衛権に)反対する韓国」などと言っておきながら、結局は「韓-日軍事協力は東北アジア多者安保あるいは共同安保指向の枠組み内のみで進めなければならない」って、自分の話がどんだけ矛盾してるかも分かってないのには呆れる。
しかも「北開放のための機会」と来たもんだ。北が「開放」しようがまいが、そんなの向こうの勝手だろう。李鍾奭は早くも今回の日朝交渉が成功したも同然という前提で話を進めている。
「反面、北-日交渉は安倍政府と金正恩政権の政治的意図とは関係なく、東北アジア情勢の緩和に肯定的な影響を及ぼすだろう」
「北-日関係の進展は、北朝鮮の開放にも肯定的な影響を及ぼすだろう」
今回の再調査で朝日関係がどうなるかはまだまだ分からない。再調査の結果が発表されて日本の世論がまた「北は嘘つきだ」と反発し、2002年の再現になる可能性も大きい(筆者はそうなるだろうと予測する)。「東北アジア情勢の緩和に肯定的な影響」どころか、またしても朝日関係の破綻とそれによる日本のさらなる右傾化・軍拡化をもたらす可能性も十分に有り得る。李鍾奭の言ってる事は、学者にしてはあまりに軽薄で見通しが甘過ぎるだろう。やっぱボケてんじゃねえの、この人?

だが驚くのはまだ早い。李鍾奭の上を行く奴がいる。やはり金大中・盧武鉉時代の統一部長官だった、おなじみ丁世鉉だ。以下の記事はハンギョレ日本版では翻訳されていないが、さすがにトロい日本語版編集部もこの記事は内容的にアレ過ぎて訳さない方が良いと判断したのではないか。我らが丁世鉉総長は何を主張したのだろう? 問題の箇所を翻訳抜粋する。

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/645631.html?_fr=mr1
「丁世鉉コラム」従北論争終わらせなければ統一はない(韓国語記事)
南北体制競争は70年代中盤に南の絶対的優位で終わった。南は今やG-15経済大国になり、国際的位相も非常に高くなった。反面、90年代中盤に始まった脱北行列がまだ続くほど北は経済難に苦しめられている。(中略)このように南よりも勝る所が一つもない北を追従しようとする人間が今この時代にも南にいるというのか?

「南よりも勝る所が一つもない北」だそうだ。完全に北の事を見下している。これが仮にも同じ同胞の国に対して言う言葉か? 「平和統一」を主張する人間の言う事なのか? だったら統一するのやめろよって話だろう。「全てにおいて北よりも優れている南」の単独だけでこれからも国家を運営していけばいいではないか。北の事はほっといて。それなのに統一をしたり顔で語るのは、やはり下心があっての事だろう。地下資源とか土地とか…。
少しぐらい経済力で上回ったからといって、南の人間は思い上がるべきではない。本当に「南よりも勝る所が一つもない北」と言えるのか? 4大河川工事の途轍もない自然破壊は? 歳月号の事故は? 長時間・低賃金で奴隷みたいに働かされている非正規職労働者は? 不正がまかり通る韓国のオンボロ原発は? 日本と並ぶ韓国の自殺大国ぶりは? 大学のべらぼうに高い学費の為に高利貸に借金して返せず一家心中なんて話は韓国で珍しくないが、それも北より南が優れていると言うのか? 丁世鉉はどれだけ天狗になってるのか知らないが、こうした現実を徹底無視して「南よりも勝る所が一つもない北」などと北を蔑視しきっている。丁世鉉の狙いは、将来的に自身が望んでいる南主導の吸収統一を正当化したいのだろう。
丁世鉉がここまで北の事を見下して馬鹿にしているというのは、もうこの男は北と様々な交渉をして友好関係を築いたり南北和解をしようとか全く考えていないという事だ。いずれ体制転換・崩壊させて吸収統一する、つまり「北は消滅すべき国」な訳だからもうそんな無駄な事をする必要はないという判断なのだろう。

在日の統一運動でもそうだが、もうこうした李鍾奭だの丁世鉉だの林東源といった連中を持ち上げたり講師に呼ぶのはやめにすべきだ。金大中・盧武鉉政権期に統一部長官やら大統領アドバイザーやった連中というのは、今や誰も彼も日本の軍備や軍事力を容認・支持したり南主導の吸収統一を主張する連中ばかりである(つまり「現実追認・追従路線」に転向した)。それ以前に、吸収統一を(少なくとも表向きは)否定した金大中・盧武鉉の遺志すら完全に裏切っているではないか。こんな連中をありがたがって何とする? 野中広務と林東源を呼んで話させるとか、三千里鉄道ももう少し現状を正しく判断して行動すべきと思う。
今の日本と韓国ではいずれも戦後類例がないほどの極右政権が並び立っているという最悪の状況だ。日本の安倍晋三政権と韓国の朴槿恵政権という「双子の極右」とも言うべき両政権がより一層癒着・共犯関係を深めている、すなわち「日韓2013年体制」を甘く見るべきではない。こうした最悪の時代状況・国際情勢の中で、どうやって民族同胞の為になる歴史清算や平和統一を目指すべきか、それを考えなければならないのである。少なくとも李鍾奭だの丁世鉉だの林東源といったロクでもない連中をありがたがるのではなく、そういった連中を切る事から新しい道を模索すべきだろう。

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