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小泉純一郎が「原発ゼロ」を言い出したのはノーベル賞欲しさからではないのか

小泉が「原発ゼロ」などとなぜ急にあんな事を言い出したのか。その理由について、飽くまでも筆者の個人的な推測なのだが述べてみたい。

もちろん倅の進次郎の後押しの為に人気取りするという目的もあるだろうが、本筋はずばり小泉自身のノーベル賞狙いなのではなかろうか。要するにゴアやオバマに続いて3匹目のドジョウを狙っている、という事だと思う。ゴアは大統領選でブッシュに敗れてから政界引退し、その後は「不都合な真実」でノーベル賞を獲った。オバマも「核なき世界」とかいう実態と180度かけ離れた口先三寸だけでノーベル賞を獲った。
原子力産業の代理人だったゴアの語る「地球温暖化論」がどれだけ科学的に怪しい話だったか! 
オバマのアメリカは依然として「核による支配」で第3世界の平和を脅かし、さらに昨年末には北朝鮮よりも先に臨界前核実験まで実施したではないか!
ゴアもオバマも言ってる事とやってる事があれだけ違っててノーベル賞をもらえるのだから俺だって…。と小泉が考えても不思議ではあるまい。今後の行動次第だが、十分に受賞はあり得る事だろう。福島原発事故という人類史上最悪の原発事故を起こした日本という国だからこそ、そこで元首相が「原発ゼロ」を時の首相にまで訴えるという行為がノーベル賞獲得にどれだけ大きなポイントとなる事か! それを人気取りと大衆迎合だけは天下一の小泉純一郎が気付かぬ訳がない。小泉の賞獲りはひょっとしたら村上春樹や黄晢暎よりは有望なのではなかろうか。
今後の小泉の歩みに注目していればその辺りははっきりする。デモ現場に度々出て来たり、脱原発に関する本(小泉版「不都合な真実」ってところか)なんかを出したりし始めたら、これはもう間違いないだろう。小泉が出てくればそれだけでデモの参加者は激増するだろうから、運動側も諸手を挙げて歓迎するはずだ。反原連やたんぽぽ舎なんかは特に。そうして「運動を盛んにさせた」という既成事実も作れば、小泉にとってさらに賞獲りの大きな点数稼ぎになる。仮に実現したら、佐藤栄作がノーベル賞を取った時と同じかそれ以上に反吐の出るような光景になるだろうが。

仮に小泉が「脱原発運動への貢献」でノーベル賞を獲れたとしても、そんなものに関係なく日本はますます原発の再稼動と増設・輸出に邁進する事に変わりはない。オバマがノーベル賞を獲ってもアメリカは全く核放棄しなかったように。後に残るのは、避難も許されずに福島原発の放射能でガンや白血病で殺される人々が死屍累々。まさに一将功なりて万骨枯るの典型例となるだろう。
日本の反核反原発運動の長い歴史は、3.11以後急速に腐敗・堕落・右傾化した挙げ句に、最後はそれでもわずかに残った「遺産」すら小泉の手柄の為に差し出して崩壊する。というのが最もあり得る、そして最も無残な結末なのではあるまいか。

鎌田慧や天木直人はじめとして小泉が脱原発の有望な味方になってくれると思って誉めそやしている愚劣極まりない連中は、そうした事の露払い役をしているのだという事も付け加えておく。原発に反対してるくせに怪しげな小泉の「原発ゼロ」を礼賛している者というのは、まさに「肉屋を支持する豚」そのものなのだ。

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