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【翻訳記事】「荒波の太平洋」を予告する国連対朝制裁案通過

韓国の作家金甲洙氏のコラムより

「荒波の太平洋」を予告する国連対朝制裁案通過
朝鮮の「挑発」なのか、強大国の「蛮行」なのか

今日朝(07時)に国連の対朝鮮制裁案が通過した。米中露英仏の5大強国は事前合意を見せ、これにいかなる国も異議を提示しなかった。マスコミ達は今回の対朝制裁案が予想よりも緩和されたとして、特に無理がないように事態を楽観している。だが実際の内容をうかがってみると以前の制裁案とは大きく違う。

今回の制裁案には朝鮮との合作事業全面禁止、朝鮮の繊維製品輸出禁止、朝鮮人海外労働者派遣禁止、朝鮮の船舶強制検索、朝鮮労働党など団体の核心人士の旅行及び資産凍結、天然ガス対朝輸出禁止などが入っている。だがこれら全てを合わせたものよりもっと深刻な事案として石油類、すなわち「精油製品と原油を55%以上削減供給」するというのがあり、これは対朝制裁としては未曾有の事だ。

石油類エネルギー供給を半分以上も削減するという事は我々の考え以上に深刻な事案である。1941年に勃発した米日太平洋戦争もアメリカの対日原油供給中止の為に勃発した。その時に比べて今は原油エネルギーの重要性が比較にならないほど高まった。その為にこれは朝鮮の生命線を半分以上断つ措置であり「準宣戦布告」と変わらない。

私は以前に、今のように危険な状況はないだろうと見ていた。これは朝鮮側の事前警告をみれば読み取れる。9月11日に朝鮮は外務省発表声明で国連安保理で制裁論議を主導しているアメリカに向かい、「不法無法の制裁決議をでっち上げ通した場合、我々は必ずアメリカにそれに相応する代価を支払わせるだろう」と警告していた。

また、この声明は「次回の措置はアメリカをして史上類例なき酷い目に遭わせるだろう」とした。「次回の措置」という言葉は非常に生々しい表現であり、「史上類例なき」という表現が相当に具体的だ。

ここで「アメリカの史上類例なき酷い目」とは何を意味するのか? 朝鮮はすでに日本上空を通過するIRBMを発射した。これは朝鮮戦略司令部で公言した「グアム包囲砲撃」の前哨戦的性格を帯びる。いわゆる「味見」のようなものだった。ならば次回の措置はグアムに対する十字型包囲砲撃になる可能性を排除し難い。ただ前回とは違ってSLBM砲撃である可能性もある。

私はこの警告声明の実現可能性は高いと見る。自体の展開様相が7年前の延坪島砲撃と非常に酷似している為だ。ならば朝米対決の主舞台は太平洋になるだろう。結果、太平洋上で朝鮮とアメリカがとりあえず砲撃戦を展開する事もあり得るだろう。そうして広漠たる太平洋はあちらこちらで際どい泡と共に日毎波高が高まり、荒波が起こる事になるだろう。

東北アジアの情勢は一寸先も見渡せないほどに激変している。問題は我が韓国がどうすべきかにある。外国に出歩きながら北の原油供給遮断を注文しつつ、北を刺激する真似は絶対にすべきではない。

我々の倫理意識に混戦が生じて久しい。5強大国が自分達同士は互いを容認して核とミサイルを完備しておきながら、ただ朝鮮の核とミサイルに関してだけは「挑発」と烙印付ける。果たして朝鮮の核が挑発ならば、5強大国の談合は朝鮮側の立場からはパワハラや蛮行に見える事だろう。朝鮮の核とミサイルには言葉通り「百薬」も無効だ。戦争は泥棒のように迫り来る。この危機の時間には民族共助への転換以外に代案はない。

訳:ZED

原文記事URL
http://www.poweroftruth.net/column/mainView.php?kcat=2024&uid=500&table=c_booking&PHPSESSID=c5fd25dffb9e84d2a36c61cdb6401e23

または
https://www.facebook.com/kimcapsu/posts/895285710622374


先の国連制裁直後に発表された記事で、若干遅くなったが翻訳してお届けする。今日(2017.09.15)の朝の朝鮮共和国によるミサイル発射は、まさに金甲洙氏の予測した「次回の措置」に該当するものであろう。もちろんこの一発だけで終わらない可能性も高い。
以前は朝鮮が人工衛星を打ち上げても日本は「事実上のミサイル」と呼んで必死にこれを「不法なもの」に仕立て上げる世論操作をしてきたが、今は朝鮮側もミサイルそのものを堂々と撃つようになったのでかえってすっきりする。それは事態が以前よりもさらに悪化した事を意味し、韓米日の3カ国の好戦振りがますますその度合いを高めて凶悪になっているという事でもあろう。

韓米日いずれも悪いが、中でも韓国(それも文在寅政権になってから)の立ち居振る舞いが最悪であると筆者は考える。韓国の、それも文在寅政権がやってきた事は「韓米同盟強化」「北側に対する侮辱と挑発」「実現不可能なハードルを設定した口先だけの対話提案(これ自体が事態の悪化を招きかねない挑発行為)」「朴槿恵時代に行われた対北政策の弊害を撤廃するどころか放置・助長」「従軍慰安婦被害者を見殺し(生贄)にしての日本との関係強化」「THAAD配備強行とその反対派住民に対する武力弾圧」「朝鮮に対する石油禁輸制裁の推進」「それでいて『対話が行われないのは一方的に北だけが悪い』という世論操作とパフォーマンス」などで始終一貫していた。人道支援に800万(約8億8000万円)ドル出すだって? 石油類供給を55%も削減(するのに必死に狂奔)しておいて、もう片方の手で人道支援とか、どれだけ相手を馬鹿にしているのか! 人口2400万人の国家で使う石油の55%に比べたら、8億8000万円など雀の涙もいい所であろう。南が今回行おうとしている「人道支援」で恩恵を受ける児童や妊婦よりも、石油削減で被害を見る児童・妊婦の方がはるかに多いであろう事は素人目にも分かる事ではないか。100万円奪った相手に恩着せがましく1000円を渡し「これでメシでも食え」と言っているようなものだ。それを以って「南北和解のきっかけに」などとエラソ-に説教垂れてるハンギョレも本当に終わってる。今回の「人道支援」は朝鮮側に拒否される可能性が高いし、南北関係の更なる悪化を招く結果にしかならないであろう。そしてこの挑発と侮辱行為でしかない偽善まみれの「人道支援」が北側に拒否されれば、「南がこんなに平和を望んで支援しようとしているのに、北は対話を拒否している。北は核放棄して対話に応じろ」の大合唱が朝鮮日報からハンギョレまで、自由韓国党から正義党にいたるまで、まさに右も左もなく沸き起こるのは間違いない。韓国は日本以上に好戦タカ派翼賛体制が完成しつつある状況だ。この点を勘違いしてはいけない。今の韓国社会において、アメリカや日本の影響を排除し、朝鮮共和国に対する制裁に反対するような「自主的平和統一勢力」はイリオモテヤマネコかツシマヤマネコ並みの絶滅危惧種である(もちろんその時々の情勢次第でそれらしい営業トークをするまがい物、いわば「イリオモテヤマネコのコスプレをしただけのイエネコ」も大変多いので騙されないよう注意。例えばこいつとか、こいつとか、こいつとか)。

人間はどこまで残虐かつ外道になれるのかという事を、文在寅と安倍とトランプとハンギョレは身を以って世界中に示してくれているのです! ありがたや、ありがたや。

…冗談はともかく、今回の制裁が「平和的解決を目標にしている」とまでエラソーに言っている文在寅は本当に限度を超している。今回の件で確定した決定的事項は、800万ドルの「人道支援」が「南がこんなに平和と対話を望んでいるのに、それを拒否する北」という世論操作のアリバイ作りに過ぎない事と、文が朴槿恵以下の大統領であるという証明であろう。
さらにもう一つ確定した事があるのに我々は気付かなければならない。このまま行けば文在寅政権が従軍慰安婦被害者を日本へ売り飛ばすという事がだ。

http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=122137
文在寅政権、北の核を理由に「慰安婦」おざなりに
殷秀美秘書官「韓日共助優先」…女性家族部、和解治癒財団監査結果「内密」
2017.09.14 14:32:38


上記記事は朝鮮語記事なので、要点だけを以下に列挙する。本当は全文訳したいが、時間がないので。


殷秀美大統領秘書官曰く
「北の核とミサイル問題を解決する為には韓国と日本の共助が必要なんやあああああッ! 今は慰安婦問題なんかよりも韓日関係の方が重要なんやでえええええッ! 」
「和解治癒財団(日本の拠出金10億円で韓国に作られた財団)を解散させたら日本との関係が悪うなるどおおおおおッ! 我が国が外交的に孤立してもええっちゅうんかあああああッ!」

和解治癒財団に対する監査結果について女性家族部曰く
「和解治癒財団には何の問題も発見されんかったでえええええッ! 書類も完璧やったのに、何の問題があるんじゃあああああッ!」

康京和外交部長官曰く
「日本とはこの問題(慰安婦問題)を当分論議せえへんというアンダースタンディングが出来とるんやでえええええッ!」

趙俊赫外交部スポークスマン曰く
「それは首脳会談や外相会談次元で過去史問題が両国間の未来志向的発展の足枷にならんようにしようというアンダースタンディングなんやあああああッ!」


…木で鼻をくくった態度というのはまさにこういうのを言うのであろうか。慰安婦被害者や挺隊協関係者が大統領官邸を訪問して陳情に言った時の対応がこれだったという。文在寅政権、慰安婦被害者達を日本へ売る気マンマンだな! 敵は日本政府だけでなく、他ならぬ韓国政府自身もである。

北の核問題を解決する為に、THAAD配備予定地の住民達は少しぐらい我慢しろ。
住民達の生活ごときよりも国家安保の方が大事だ。
北の核問題を解決する為に、従軍慰安婦被害者達は少しぐらい我慢しろ。
慰安婦問題ごときよりも韓日関係の方が大事だ。

もはやここまで来ると文在寅と朴裕河の違いが分からない。まあ、朴裕河も前の前の大統領選挙(2012年)では文在寅を支持してたしね。やはりこうなるのは分かり切っていた事だったのである。
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